JPH0253719B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0253719B2 JPH0253719B2 JP19489585A JP19489585A JPH0253719B2 JP H0253719 B2 JPH0253719 B2 JP H0253719B2 JP 19489585 A JP19489585 A JP 19489585A JP 19489585 A JP19489585 A JP 19489585A JP H0253719 B2 JPH0253719 B2 JP H0253719B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- sear
- trigger
- spring
- bullet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 8
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 3
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はセレクターレバーの傾斜位置に応じて
発射弾数を、セミオート(単発)からバースト
(点射)、フルオート(連発)へと自由に切り換え
ることのできる、ガス圧を利用して弾丸を発射す
るガス銃に関するものである。
発射弾数を、セミオート(単発)からバースト
(点射)、フルオート(連発)へと自由に切り換え
ることのできる、ガス圧を利用して弾丸を発射す
るガス銃に関するものである。
ガス圧を利用して弾丸を発射させる銃には種々
の構造のものがあり、本発明者は、ガス圧を利用
して弾丸を発射させるガス銃の銃身から機関部に
かけて、その内部を軸方向に移動可能な内筒と、
内筒を後退させる強いバネと、弾丸を1個ずつ機
関部内に導く弾丸装填部材と、弾丸装填部材を軸
方向に前進させる弱いバネと、弾丸装填部材の前
端と内筒の後端との間に介装した弾性を有するO
リングと、機関部の一部に設けられた段部と、機
関部の内部へガスを導入する通路とを備え、Oリ
ングがガス圧を受ける弾丸により段部まで前進し
てその径を拡大することにより弾丸がOリングを
通過して発射されるようにしたフルオートタイプ
のガス銃を既に特許出願ずみである。ところがこ
のガス銃は、連発機能を有してはいるものの、セ
ミオートからバースト(点射)、フルオートへと
自由に発射弾数を切り換えることができかつた。
の構造のものがあり、本発明者は、ガス圧を利用
して弾丸を発射させるガス銃の銃身から機関部に
かけて、その内部を軸方向に移動可能な内筒と、
内筒を後退させる強いバネと、弾丸を1個ずつ機
関部内に導く弾丸装填部材と、弾丸装填部材を軸
方向に前進させる弱いバネと、弾丸装填部材の前
端と内筒の後端との間に介装した弾性を有するO
リングと、機関部の一部に設けられた段部と、機
関部の内部へガスを導入する通路とを備え、Oリ
ングがガス圧を受ける弾丸により段部まで前進し
てその径を拡大することにより弾丸がOリングを
通過して発射されるようにしたフルオートタイプ
のガス銃を既に特許出願ずみである。ところがこ
のガス銃は、連発機能を有してはいるものの、セ
ミオートからバースト(点射)、フルオートへと
自由に発射弾数を切り換えることができかつた。
本発明は上記ガス銃の欠点に鑑みて提案された
もので、セミオートからバースト、フルオートへ
と発射弾数をワンタツチで自由に切り換えること
ができ、特に遊戯用、訓練用に使用して最適なガ
ス銃を提供せんとするものである。
もので、セミオートからバースト、フルオートへ
と発射弾数をワンタツチで自由に切り換えること
ができ、特に遊戯用、訓練用に使用して最適なガ
ス銃を提供せんとするものである。
本発明は上記問題点を解決するために、弾丸が
Oリングを通過して発射されるようにされたガス
銃において、ガスを導入する通路の途中に設けら
れた上下動により通路を開閉するバルブと、中央
部で枢支されバネにより肩部が押し下げられるト
リガーと、後部がバルブの下端とトリガーの肩部
との間をスライドすると共に、軸を介して枢支さ
れた前部上下に複数のラツチを有し、バネにより
後退されるシエアーと、内筒に装着されて機関部
の先端面に当接され、上下にスライドしてシエア
ーの上面ラツチと係合する係合片と、バネにより
一方がシエアーの下面ラツチと係合し、他方がト
リガーの先端部に当接される揺動部材と、シエア
ーの後端を押して傾斜し、傾斜位置によつて発射
弾数を選択すると共に、安全位置おいてトリガー
をロツクするセレクターレバーと、フルオート位
置にしたとき揺動部材とシエアーのラツチ下面と
の係合を解除するロツドを設けてガス銃を構成し
たことを特徴とするものである。
Oリングを通過して発射されるようにされたガス
銃において、ガスを導入する通路の途中に設けら
れた上下動により通路を開閉するバルブと、中央
部で枢支されバネにより肩部が押し下げられるト
リガーと、後部がバルブの下端とトリガーの肩部
との間をスライドすると共に、軸を介して枢支さ
れた前部上下に複数のラツチを有し、バネにより
後退されるシエアーと、内筒に装着されて機関部
の先端面に当接され、上下にスライドしてシエア
ーの上面ラツチと係合する係合片と、バネにより
一方がシエアーの下面ラツチと係合し、他方がト
リガーの先端部に当接される揺動部材と、シエア
ーの後端を押して傾斜し、傾斜位置によつて発射
弾数を選択すると共に、安全位置おいてトリガー
をロツクするセレクターレバーと、フルオート位
置にしたとき揺動部材とシエアーのラツチ下面と
の係合を解除するロツドを設けてガス銃を構成し
たことを特徴とするものである。
本発明のガス銃は上記の様に構成されているの
で、セレクターレバーが安全位置に傾斜される
と、トリガーがロツクされて発射不可能となり、
逆にセレクターレバーがフルオートの位置に傾斜
されると、ロツドにより揺動部材とシエアーのラ
ツチ下面との係合が解除されてシエアーが前後移
動自在となり、トリガーを引いている限り弾丸が
連続的に発射されることになる。又、セレクター
レバーが安全位置とフルオート位置にある時は、
セレクターレバーの傾斜位置に応じてシエアーが
移動し、係合片や揺動部材のラッチとの係合位置
が変化するので、ラツチの数に応じてセミオート
とバースの切り換えが可能となり、トリガーを引
くとシエアーを介してバルブが押し上げられ、弾
丸が発射されることになる。
で、セレクターレバーが安全位置に傾斜される
と、トリガーがロツクされて発射不可能となり、
逆にセレクターレバーがフルオートの位置に傾斜
されると、ロツドにより揺動部材とシエアーのラ
ツチ下面との係合が解除されてシエアーが前後移
動自在となり、トリガーを引いている限り弾丸が
連続的に発射されることになる。又、セレクター
レバーが安全位置とフルオート位置にある時は、
セレクターレバーの傾斜位置に応じてシエアーが
移動し、係合片や揺動部材のラッチとの係合位置
が変化するので、ラツチの数に応じてセミオート
とバースの切り換えが可能となり、トリガーを引
くとシエアーを介してバルブが押し上げられ、弾
丸が発射されることになる。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。
体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るガス銃の内部
構造を示す断面図で、第2図はセレクターレバー
の側面図、第3図はシエアーとトリガーとバルブ
と取り出して示した斜視図、第4図は内筒に対す
る係合片の取り付け状況を示す斜視図である。
構造を示す断面図で、第2図はセレクターレバー
の側面図、第3図はシエアーとトリガーとバルブ
と取り出して示した斜視図、第4図は内筒に対す
る係合片の取り付け状況を示す斜視図である。
図中1はガス圧を利用したガス銃の銃身、2は
銃身1と接続された機関部で、銃身1から機関部
2にかけては、その内部に軸方向に移動可能に内
筒3が挿入されている。4は内筒3の後端に可動
状態で位置する弾性を有するOリングで、その後
方にはさらに弾丸装填部材5が機関部2の内部に
おいて軸方向に移動可能に挿入されている。な
お、6は弾丸装填部材5を前進させる弱いバネで
ある。7は内筒3を後退させる強いバネで、内筒
3に装着された係止片8が機関部2の先端面に当
接するまで内筒3はバネ6に抗して後退し、Oリ
ング4内筒3と弾丸装填部材5の間に挟持されて
停止している。9は弾丸10を供給するマガジン
で、機関部2に設けた弾倉取付口11を介して、
弾丸10は上面が一部開放された弾丸装填部材5
内に1個ずつ供給され、Oリング4に対向するこ
とになる。Oリング4の内径は弾丸10の外径よ
り小さいが、内筒3が前進してOリング4が機関
部2に設けられた径の大きい段部12まで来る
と、Oリング4は弾性を有しているため、弾丸1
0が押圧されるとその圧力によつて弾丸10の外
径と同じ径まで拡大され、弾丸10の通過が可能
となる。なお、Oリング4が段部12まで前進す
ると、弾丸装填部材5はバネ6によつて前進され
るから、弾倉取付口11は前進した弾丸装填部材
5によつて閉塞され、気密が保持されることにな
る。
銃身1と接続された機関部で、銃身1から機関部
2にかけては、その内部に軸方向に移動可能に内
筒3が挿入されている。4は内筒3の後端に可動
状態で位置する弾性を有するOリングで、その後
方にはさらに弾丸装填部材5が機関部2の内部に
おいて軸方向に移動可能に挿入されている。な
お、6は弾丸装填部材5を前進させる弱いバネで
ある。7は内筒3を後退させる強いバネで、内筒
3に装着された係止片8が機関部2の先端面に当
接するまで内筒3はバネ6に抗して後退し、Oリ
ング4内筒3と弾丸装填部材5の間に挟持されて
停止している。9は弾丸10を供給するマガジン
で、機関部2に設けた弾倉取付口11を介して、
弾丸10は上面が一部開放された弾丸装填部材5
内に1個ずつ供給され、Oリング4に対向するこ
とになる。Oリング4の内径は弾丸10の外径よ
り小さいが、内筒3が前進してOリング4が機関
部2に設けられた径の大きい段部12まで来る
と、Oリング4は弾性を有しているため、弾丸1
0が押圧されるとその圧力によつて弾丸10の外
径と同じ径まで拡大され、弾丸10の通過が可能
となる。なお、Oリング4が段部12まで前進す
ると、弾丸装填部材5はバネ6によつて前進され
るから、弾倉取付口11は前進した弾丸装填部材
5によつて閉塞され、気密が保持されることにな
る。
13は機関部2の内部へガスGを導入する通路
で、その途中には、バネ14に抗して上下動する
ことにより通路13を開閉するバルブ15が設け
られており、バルブ15が上昇するとノズル16
がバネ17に抗して右に移動し、ガスGがバルブ
15を通つて機関部2内に導かれ、バルブ15が
下降すると、ノズル16がバネ17に押されて左
に移動し、通路13が閉塞されるようになつてい
る。18は中央部が軸19により枢支されたトリ
ガーで、バネ20より肩部21が押し下げられる
ように押圧されており、トリガー18を引くと、
肩部21が上昇するようになつている。なお、ト
リガー18の後部には、ロツク溝22が設けられ
ている。23は後部がバルブ15の下端をトリガ
ー18の肩部22との間をスライドすると共に、
軸24を介して枢支された前部上下に複数の上面
ラツチ25a、下面ラツチ25bを有するシエア
ーで、そのシエアー23はバネ26により常に後
退方向に押圧されている。なお、内筒3に装着さ
れて機関部2の先端面に当接される係合片8は、
内筒3に対し軸方向には移動できないが、内筒3
の外周に設けたスリツト溝に沿つて上下には自由
にスライドし得るようになつており、係合片8の
下端はシエアー23の上面ラツチ25aと係合さ
れている。27はバネ28により一方がシエアー
23の下面ラツチ25bと係合し、他方がトリガ
ー18の先端部29と当接される揺動部材で、軸
30により枢支されている。なお、シエアー23
の下面ラツチ25bは上面ラツチ25aより1ピ
ツチづつ後方にづれて設けられている。31はシ
エアー23の後端を押して傾斜し、傾斜位置A,
B,C,D,Eによつて発射弾数を選択するセレ
クターレバーである。なお、セレクターレバー3
1は安全位置Aにあるとき、セレクターレバー3
1に設けた突起32が丁度トリガー18に設けた
ロツク溝22に係合して、トリガー18を完全に
ロツクするようになつており、軸33より枢支さ
れている。34はセレクターレバー31をフルオ
ート位置Eした時、揺動部材27の先端部をバネ
28に抗して引き下げて、揺動部材27とシエア
ー23のラツチ25下面との係合を解除する役目
を果たすロツドである。
で、その途中には、バネ14に抗して上下動する
ことにより通路13を開閉するバルブ15が設け
られており、バルブ15が上昇するとノズル16
がバネ17に抗して右に移動し、ガスGがバルブ
15を通つて機関部2内に導かれ、バルブ15が
下降すると、ノズル16がバネ17に押されて左
に移動し、通路13が閉塞されるようになつてい
る。18は中央部が軸19により枢支されたトリ
ガーで、バネ20より肩部21が押し下げられる
ように押圧されており、トリガー18を引くと、
肩部21が上昇するようになつている。なお、ト
リガー18の後部には、ロツク溝22が設けられ
ている。23は後部がバルブ15の下端をトリガ
ー18の肩部22との間をスライドすると共に、
軸24を介して枢支された前部上下に複数の上面
ラツチ25a、下面ラツチ25bを有するシエア
ーで、そのシエアー23はバネ26により常に後
退方向に押圧されている。なお、内筒3に装着さ
れて機関部2の先端面に当接される係合片8は、
内筒3に対し軸方向には移動できないが、内筒3
の外周に設けたスリツト溝に沿つて上下には自由
にスライドし得るようになつており、係合片8の
下端はシエアー23の上面ラツチ25aと係合さ
れている。27はバネ28により一方がシエアー
23の下面ラツチ25bと係合し、他方がトリガ
ー18の先端部29と当接される揺動部材で、軸
30により枢支されている。なお、シエアー23
の下面ラツチ25bは上面ラツチ25aより1ピ
ツチづつ後方にづれて設けられている。31はシ
エアー23の後端を押して傾斜し、傾斜位置A,
B,C,D,Eによつて発射弾数を選択するセレ
クターレバーである。なお、セレクターレバー3
1は安全位置Aにあるとき、セレクターレバー3
1に設けた突起32が丁度トリガー18に設けた
ロツク溝22に係合して、トリガー18を完全に
ロツクするようになつており、軸33より枢支さ
れている。34はセレクターレバー31をフルオ
ート位置Eした時、揺動部材27の先端部をバネ
28に抗して引き下げて、揺動部材27とシエア
ー23のラツチ25下面との係合を解除する役目
を果たすロツドである。
次上記構成よりなる本発明のガス銃の作動を説
明する。
明する。
いま、セレクターレバー31を安全位置Aにす
ると、セレクターレバー31の内側にある突起3
2が丁度トリガー18に設けたロツク溝22にに
係合するのでトリガー18は引く事が出来くな
る。次に第7図Aに示す様にセレクターレバー3
1をセミオート(単発)位置Bにしてトリガー1
8を引くと、第7図Bに示す様にシエアー23を
スペーサーにしてバルブ15が押し上げられ、ノ
ズル16が右に後退するため、ガスGはバルブ1
5を通つて機関部2内に導びかれ、弾丸10を押
すことになる。すると第7図Cに示す様に内筒3
が前進し、Oリング4が段部12まで来るとOリ
ング4の内径が広くなり、ガスGにより押圧され
ていた弾丸10はOリング4を通り抜けて発射さ
れることになる。この場合、シエアー23の後端
50は発射前にの位置にあるが、内筒3の前進
により内筒3に装着された係止片8が上面ラツチ
25aに係合してシエアー23を前に押し、その
後端50も前方に移動する。シエアー23の前部
には、上面ラツチ25a及び下面ラツチ25bが
3段作られているが、シエアー23の前進によ
り、その後端50は前方に移動し、3段の下面ラ
ツチ25bのうち、一番後端のラツチに係止片8
が係止されることになる。つまり弾丸10の発射
時に前に押し出されたシエアー23は、下面ラツ
チ25bと係合する揺動部材27に係止されて後
退出来なくなり、それまでバルブ15の下端とト
リガー18の肩部21との間にはさまれていたシ
エアー23は前進して抜けるので、バルブ15の
下端とトリガー18の肩部21との間には隙間が
出来、バルブ15ははバネ14の力で押し下げら
れ、ノズル16が前進復帰して通路13が閉塞さ
れ、ガスGの流入が阻止されることになる。一
方、トリガー18をもどすと、トリガー18の先
端部29で揺動部材27の後端が押し上げられ
て、シエアー23の下面ラツチ25bとの係合が
解除されるので、シエアー23はバルブ15の下
端とトリガー18の肩部21との隙間に、バネ2
6により後退されることになる。従つて、この状
態にあるときは、トリガー18を引くごとに弾丸
10は単発ずつ発射され、セミオートが可能とな
る。
ると、セレクターレバー31の内側にある突起3
2が丁度トリガー18に設けたロツク溝22にに
係合するのでトリガー18は引く事が出来くな
る。次に第7図Aに示す様にセレクターレバー3
1をセミオート(単発)位置Bにしてトリガー1
8を引くと、第7図Bに示す様にシエアー23を
スペーサーにしてバルブ15が押し上げられ、ノ
ズル16が右に後退するため、ガスGはバルブ1
5を通つて機関部2内に導びかれ、弾丸10を押
すことになる。すると第7図Cに示す様に内筒3
が前進し、Oリング4が段部12まで来るとOリ
ング4の内径が広くなり、ガスGにより押圧され
ていた弾丸10はOリング4を通り抜けて発射さ
れることになる。この場合、シエアー23の後端
50は発射前にの位置にあるが、内筒3の前進
により内筒3に装着された係止片8が上面ラツチ
25aに係合してシエアー23を前に押し、その
後端50も前方に移動する。シエアー23の前部
には、上面ラツチ25a及び下面ラツチ25bが
3段作られているが、シエアー23の前進によ
り、その後端50は前方に移動し、3段の下面ラ
ツチ25bのうち、一番後端のラツチに係止片8
が係止されることになる。つまり弾丸10の発射
時に前に押し出されたシエアー23は、下面ラツ
チ25bと係合する揺動部材27に係止されて後
退出来なくなり、それまでバルブ15の下端とト
リガー18の肩部21との間にはさまれていたシ
エアー23は前進して抜けるので、バルブ15の
下端とトリガー18の肩部21との間には隙間が
出来、バルブ15ははバネ14の力で押し下げら
れ、ノズル16が前進復帰して通路13が閉塞さ
れ、ガスGの流入が阻止されることになる。一
方、トリガー18をもどすと、トリガー18の先
端部29で揺動部材27の後端が押し上げられ
て、シエアー23の下面ラツチ25bとの係合が
解除されるので、シエアー23はバルブ15の下
端とトリガー18の肩部21との隙間に、バネ2
6により後退されることになる。従つて、この状
態にあるときは、トリガー18を引くごとに弾丸
10は単発ずつ発射され、セミオートが可能とな
る。
次に第8図示す様にセレクターレバー31をバ
ースト(2発)位置Cにすると、シエアー23の
後端がの位置に来るので、シエアー23が係止
片8により2回前進、すなわち弾丸10が2発発
射された後、セミオートの場合と同じようにして
バルブ15が押し下げられてガスGの流れが阻止
され、バースト(2発)発射が終了する。
ースト(2発)位置Cにすると、シエアー23の
後端がの位置に来るので、シエアー23が係止
片8により2回前進、すなわち弾丸10が2発発
射された後、セミオートの場合と同じようにして
バルブ15が押し下げられてガスGの流れが阻止
され、バースト(2発)発射が終了する。
次にセレクターレバー31をバースト(3発)
位置D(つまり第1図に示す位置)にすると、同
図に示す様にシエアー23の後端がの位置に来
るので、シエアー23が係合片8により3回前
進、すなわち弾丸10が3発発射された後、セミ
オートの場合と同じようにしてバルブ15が押し
下げられてガスGの流れが阻止され、バースト
(3発)発射が終了する。
位置D(つまり第1図に示す位置)にすると、同
図に示す様にシエアー23の後端がの位置に来
るので、シエアー23が係合片8により3回前
進、すなわち弾丸10が3発発射された後、セミ
オートの場合と同じようにしてバルブ15が押し
下げられてガスGの流れが阻止され、バースト
(3発)発射が終了する。
次に第9図に示す様にセレクターレバー31を
フルオート(連発)位置Eすると、セレクターレ
バー31に直結したロツド34よつて揺動部材2
7が引かれ、揺動部材27とシエアー23の下面
ラツチ25bとの係合が解除されるので、シエア
ー23前後に移動することが可能となる。他方バ
ルブ15の下端とトリガー18の肩部21との間
には、シエアー23がはさまれていて隙間は生じ
ないので、トリガー18を引いている間バルブ1
5はずつと押し上げられた状態となり、ガスGは
通路を通つて機関部2内に常時導かれるので、弾
丸10は次々に連続して発射されることなり、ト
リガー18をもとにもどせば停止する。
フルオート(連発)位置Eすると、セレクターレ
バー31に直結したロツド34よつて揺動部材2
7が引かれ、揺動部材27とシエアー23の下面
ラツチ25bとの係合が解除されるので、シエア
ー23前後に移動することが可能となる。他方バ
ルブ15の下端とトリガー18の肩部21との間
には、シエアー23がはさまれていて隙間は生じ
ないので、トリガー18を引いている間バルブ1
5はずつと押し上げられた状態となり、ガスGは
通路を通つて機関部2内に常時導かれるので、弾
丸10は次々に連続して発射されることなり、ト
リガー18をもとにもどせば停止する。
さて次にこのガス銃へのガスGの供給方法を説
明する。一般にガス銃用のガスGとしてはフロン
ガスが発射圧力源として用いられ、通常5〜6気
圧程度の低圧ボンベが使用されている。ところ
が、はじめはガス圧が強くても、気化熱によりボ
ンベの温度が低下するため、気化が弱くなり、ガ
ス圧が低下して弾道が変化したり命中精度が悪く
なる恐れがある。第5図はガスボンベ35に気蓄
器36を接続して、一旦気蓄器36内に蓄圧した
後ガス銃にガスを供給するようにした実施例を示
している。第6図は、銃床37の内部を気蓄室3
8として利用し、銃床37の底部にガスボンベ3
9をネジ込みセツトし得るようにしたものであ
る。このように銃床37を気蓄室38として利用
すると、ガスボンベ39内のガスを気蓄室38内
に導入して蓄圧することができるので、圧力の高
いガスを大に利用することが可能となる。又、気
蓄室38を利用することにより、小型のガスボン
ベ39を使用することが可能となる。又、ガスボ
ンベ39からのガスの噴出口40と気蓄室38か
らのガスの導出口41の方向や高さ、距離等を大
きく変えることができるので、ガスボンベ39内
の生ガスが直接導出口41から機関部に導かれる
ことはない。又ガスボンベ39から気蓄室38内
に噴射されるガスは、気蓄室38内の壁面に当つ
て方向が急激に変ることによつて混合気化が促進
されるので、ボンベ内のガスはすべて効率良く気
化されることになり、きわめて好都合である。
明する。一般にガス銃用のガスGとしてはフロン
ガスが発射圧力源として用いられ、通常5〜6気
圧程度の低圧ボンベが使用されている。ところ
が、はじめはガス圧が強くても、気化熱によりボ
ンベの温度が低下するため、気化が弱くなり、ガ
ス圧が低下して弾道が変化したり命中精度が悪く
なる恐れがある。第5図はガスボンベ35に気蓄
器36を接続して、一旦気蓄器36内に蓄圧した
後ガス銃にガスを供給するようにした実施例を示
している。第6図は、銃床37の内部を気蓄室3
8として利用し、銃床37の底部にガスボンベ3
9をネジ込みセツトし得るようにしたものであ
る。このように銃床37を気蓄室38として利用
すると、ガスボンベ39内のガスを気蓄室38内
に導入して蓄圧することができるので、圧力の高
いガスを大に利用することが可能となる。又、気
蓄室38を利用することにより、小型のガスボン
ベ39を使用することが可能となる。又、ガスボ
ンベ39からのガスの噴出口40と気蓄室38か
らのガスの導出口41の方向や高さ、距離等を大
きく変えることができるので、ガスボンベ39内
の生ガスが直接導出口41から機関部に導かれる
ことはない。又ガスボンベ39から気蓄室38内
に噴射されるガスは、気蓄室38内の壁面に当つ
て方向が急激に変ることによつて混合気化が促進
されるので、ボンベ内のガスはすべて効率良く気
化されることになり、きわめて好都合である。
以上具体的に説明したように、本発明のガス銃
によればセレクターレバーの傾斜位置をかえるだ
けで、セミオートからバースト、フルオートへ
と、発射弾数をワンタツチで自由に切り換えるこ
とができる。又、安全位置においてはトリガーが
確実にロツクされるので、安全である。又、各部
はバネ圧によつて自動復帰するので、作動が確実
であり、取扱いも容易である、等多くの利点を有
し、構造も比較的簡単で安価に製作することがで
き、特に遊戯用、訓練用に最適なガス銃を提供し
得るものである。
によればセレクターレバーの傾斜位置をかえるだ
けで、セミオートからバースト、フルオートへ
と、発射弾数をワンタツチで自由に切り換えるこ
とができる。又、安全位置においてはトリガーが
確実にロツクされるので、安全である。又、各部
はバネ圧によつて自動復帰するので、作動が確実
であり、取扱いも容易である、等多くの利点を有
し、構造も比較的簡単で安価に製作することがで
き、特に遊戯用、訓練用に最適なガス銃を提供し
得るものである。
第1図は本発明の一実施例に係るガス銃の内部
構造を示す断面図で、第2図はセレクターレバー
の側面図、第3図はシエアーとトリガーとバルブ
を取り出して示した斜視図、第4図は内筒に対す
る係止片の取り付け状況を示す斜視図、第5図は
ガスボンベと気蓄室を接続させた側面図、第6図
は銃床の内部を示す断面図である。又、第7図
A,B,Cはセミオート発射時の主要部の状態を
表わした要部の断面図、第8図は2発バースト、
第9図はフルオート発射の際の要部の断面図であ
る。 1……銃身、2……機関部、3……内筒、4…
…Oリング、5……弾丸装填部材、6……バネ、
7……バネ、8……係止片、9……マガジン、1
0……弾丸、11……弾倉取付口、12……段
部、13……通路、14……バネ、15……バル
ブ、16……ノズル、17……バネ、18……ト
リガー、19……軸、20……バネ、21……肩
部、22……ロツク溝、23……シエアー、24
……軸、25a……上面ラツチ、25b……下面
ラツチ、26……バネ、27……揺動部材、28
……バネ、29……先端部、30……軸、31…
…セレクターレバー、32……突起、33……
軸、34……ロツド、35……ガスボンベ、36
……気蓄器、37……銃床、38……気蓄室、3
9……ガスボンベ、40……噴出口、41……導
出口、50……シエアー後端。
構造を示す断面図で、第2図はセレクターレバー
の側面図、第3図はシエアーとトリガーとバルブ
を取り出して示した斜視図、第4図は内筒に対す
る係止片の取り付け状況を示す斜視図、第5図は
ガスボンベと気蓄室を接続させた側面図、第6図
は銃床の内部を示す断面図である。又、第7図
A,B,Cはセミオート発射時の主要部の状態を
表わした要部の断面図、第8図は2発バースト、
第9図はフルオート発射の際の要部の断面図であ
る。 1……銃身、2……機関部、3……内筒、4…
…Oリング、5……弾丸装填部材、6……バネ、
7……バネ、8……係止片、9……マガジン、1
0……弾丸、11……弾倉取付口、12……段
部、13……通路、14……バネ、15……バル
ブ、16……ノズル、17……バネ、18……ト
リガー、19……軸、20……バネ、21……肩
部、22……ロツク溝、23……シエアー、24
……軸、25a……上面ラツチ、25b……下面
ラツチ、26……バネ、27……揺動部材、28
……バネ、29……先端部、30……軸、31…
…セレクターレバー、32……突起、33……
軸、34……ロツド、35……ガスボンベ、36
……気蓄器、37……銃床、38……気蓄室、3
9……ガスボンベ、40……噴出口、41……導
出口、50……シエアー後端。
Claims (1)
- 1 ガス圧を利用して弾丸を発射させるガス銃の
銃身から機関部にかけて、その内部を軸方向に移
動可能な内筒と、内筒を後退させる強いバネと、
弾丸を1個ずつ機関部内に導く弾丸装填部材と、
弾丸装填部材を軸方向に前進させる弱いバネと、
弾丸装填部材の前端と内筒の後端との間に介装し
た弾性を有するOリングと、機関部の一部に設け
られた段部と、機関部の内部へガスを導入する通
路とを備え、Oリングがガス圧を受ける弾丸によ
り段部まで前進してその径を拡大することにより
弾丸がOリングを通過して発射されるようにされ
たガス銃において、ガスを導入する通路の途中に
設けられた上下動により通路を開閉するバルブ
と、中央部で枢支されバネにより肩部が押し下げ
られるトリガーと、後部がバルブの下端とトリガ
ーの肩部との間をスライドすると共に、軸を介し
て枢支された前部上下に複数のラツチを有し、バ
ネにより後退されるシエアーと、内筒に装着され
て機関部の先端面に当接され、上下にスライドし
てシエアーの上面ラツチと係合する係止片と、バ
ネにより一方がシエアーの下面ラツチと係合し、
他方がトリガーの先端部に当接される揺動部材
と、シエアーの後端を押して傾斜し、傾斜位置に
よつて発射弾数を選択すると共に、安全位置にお
いてトリガーをロツクするセレクターレバーと、
セレクターレバーをフルオート位置にしたとき揺
動部材とシエアーのラツチ下面との係合を解除す
るロツドを設けたことを特徴とするガス銃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19489585A JPS6256795A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | ガス銃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19489585A JPS6256795A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | ガス銃 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6256795A JPS6256795A (ja) | 1987-03-12 |
JPH0253719B2 true JPH0253719B2 (ja) | 1990-11-19 |
Family
ID=16332113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19489585A Granted JPS6256795A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | ガス銃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6256795A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6438488U (ja) * | 1987-08-27 | 1989-03-08 | ||
JPH0167495U (ja) * | 1987-10-23 | 1989-04-28 | ||
JPH01137192A (ja) * | 1987-11-21 | 1989-05-30 | Maruzen:Kk | 単発発射と連続自動発射とに切替発射が可能な玩具ガス銃 |
JPH01106790U (ja) * | 1987-12-29 | 1989-07-18 |
-
1985
- 1985-09-05 JP JP19489585A patent/JPS6256795A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6256795A (ja) | 1987-03-12 |
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