JPH0250286A - 携帯可能電子装置 - Google Patents
携帯可能電子装置Info
- Publication number
- JPH0250286A JPH0250286A JP63200017A JP20001788A JPH0250286A JP H0250286 A JPH0250286 A JP H0250286A JP 63200017 A JP63200017 A JP 63200017A JP 20001788 A JP20001788 A JP 20001788A JP H0250286 A JPH0250286 A JP H0250286A
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- JP
- Japan
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- area
- information
- directory
- definition
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- Pending
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 18
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 16
- 230000006870 function Effects 0.000 description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 5
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Storage Device Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、たとえば不揮発性メモリおよびCPUなどの
制御素子を有するIC(集積回路)チップを内蔵した、
いわゆるICカードと称される携帯可能電子装置に係り
、特にそのメモリに対する異なるアプリケーション間で
共有するエリアの定義方法に関する。
制御素子を有するIC(集積回路)チップを内蔵した、
いわゆるICカードと称される携帯可能電子装置に係り
、特にそのメモリに対する異なるアプリケーション間で
共有するエリアの定義方法に関する。
(従来の技術)
近年、新たな携帯可能なデータ記憶媒体として、消去可
能な不揮発性メモリおよびCPUなどの制御素子を有す
るICチップを内蔵した、いわゆるICカードが注目さ
れている。この種のICカードは、内蔵する制御素子に
よって内蔵するメモリをアクセスすることにより、選択
的に外部とのデータの入出力などを行なうようになって
いる。
能な不揮発性メモリおよびCPUなどの制御素子を有す
るICチップを内蔵した、いわゆるICカードが注目さ
れている。この種のICカードは、内蔵する制御素子に
よって内蔵するメモリをアクセスすることにより、選択
的に外部とのデータの入出力などを行なうようになって
いる。
さて、このようなICカードでは、杆々のアブリケーシ
ョンに対応できるように、メモリをアプリケーション個
別に運用する複数のデータファイルという概念で大きく
分割定義し、がっ各データファイルを複数のエリアとい
う概念で小さく分割定義している。
ョンに対応できるように、メモリをアプリケーション個
別に運用する複数のデータファイルという概念で大きく
分割定義し、がっ各データファイルを複数のエリアとい
う概念で小さく分割定義している。
そして、これらのエリアは、メモリへのアクセス単位と
なっており、アクセスの際、そのエリアに付与されたエ
リア番号を指定することにより、ICカード内部でアク
セス対象となっているエリアへの直接アクセスを可能と
している。
なっており、アクセスの際、そのエリアに付与されたエ
リア番号を指定することにより、ICカード内部でアク
セス対象となっているエリアへの直接アクセスを可能と
している。
(発明が解決しようとする課題)
最近、ICカードの多様化につれ、たとえば異なる2つ
のアプリケーション間で同一のエリアを共有することが
考えられる。この場合、異なるアプリケーション個別に
割当てられたエリアの創成権限が同一であれば、エリア
を共有する権限も同一となることは明らかである。しか
し、たとえばエリアの創成権限が異なる場合には、その
両者の創成権限をチエツクする必要がある。
のアプリケーション間で同一のエリアを共有することが
考えられる。この場合、異なるアプリケーション個別に
割当てられたエリアの創成権限が同一であれば、エリア
を共有する権限も同一となることは明らかである。しか
し、たとえばエリアの創成権限が異なる場合には、その
両者の創成権限をチエツクする必要がある。
そこで、本発明は、異なるアプリケーション間で同一の
エリアを共有する際、アプリケーション個別に割当てら
れたエリアの創成権限を損うことなく、エリア共有権限
を明確化することが可能な携帯可能電子装置を提供する
ことを目的とする。
エリアを共有する際、アプリケーション個別に割当てら
れたエリアの創成権限を損うことなく、エリア共有権限
を明確化することが可能な携帯可能電子装置を提供する
ことを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明の携帯可能電子装置は、メモリ部と、このメモリ
部に対してアクセスを行なうための制御部を有し、選択
的に外部とのデータの入出力を行なう携帯可能電子装置
であって、前記メモリ部に対して複数の第1のエリア群
を定義する第1のエリア定義手段と、この第1のエリア
定義手段に対応して、その第1のエリア定義手段で定義
される前記第1のエリア群の共有定義の可否を判定する
ための共有定義可否情報を記憶する記憶手段と、前記メ
モリ部に対して複数の第2のエリア群を定義する第2の
エリア定義手段と、この第2のエリア定義手段によって
前記第1のエリア定義手段で定義された前記第1のエリ
ア群を共有定義するとき、前記記憶手段に記憶されてい
る前記共有定義可否情報に基づきその共有定義の可否を
判定する判定手段とを具備している。
部に対してアクセスを行なうための制御部を有し、選択
的に外部とのデータの入出力を行なう携帯可能電子装置
であって、前記メモリ部に対して複数の第1のエリア群
を定義する第1のエリア定義手段と、この第1のエリア
定義手段に対応して、その第1のエリア定義手段で定義
される前記第1のエリア群の共有定義の可否を判定する
ための共有定義可否情報を記憶する記憶手段と、前記メ
モリ部に対して複数の第2のエリア群を定義する第2の
エリア定義手段と、この第2のエリア定義手段によって
前記第1のエリア定義手段で定義された前記第1のエリ
ア群を共有定義するとき、前記記憶手段に記憶されてい
る前記共有定義可否情報に基づきその共有定義の可否を
判定する判定手段とを具備している。
(作用)
エリアの共有割当てを行なう際、共有する少なくとも2
つのアプリケーションに対して個別に割当てられたエリ
ア定義手段のエリア定義権をチエツクすることにより、
異なるアプリケーション間で同一のエリアを共有する際
、アプリケーション個別に割当てられたエリアの創成権
限を損うことなく、エリア共有権限を明確化することが
可能となる。
つのアプリケーションに対して個別に割当てられたエリ
ア定義手段のエリア定義権をチエツクすることにより、
異なるアプリケーション間で同一のエリアを共有する際
、アプリケーション個別に割当てられたエリアの創成権
限を損うことなく、エリア共有権限を明確化することが
可能となる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第15図は本発明に係る携帯可能電子装置としてのIC
カードを取扱う端末装置の構成例を示すものである。す
なわち、この端末装置は、ICカード1をカードリーダ
・ライタ2を介してCPUなどからなる制御部3と接続
可能にするとともに、制御部3にキーボード4、CRT
デイスプレィ装置5、プリンタ6およびフロッピィディ
スク装置7を接続して構成される。
カードを取扱う端末装置の構成例を示すものである。す
なわち、この端末装置は、ICカード1をカードリーダ
・ライタ2を介してCPUなどからなる制御部3と接続
可能にするとともに、制御部3にキーボード4、CRT
デイスプレィ装置5、プリンタ6およびフロッピィディ
スク装置7を接続して構成される。
ICカード1は、ユーザが保持し、たとえば商品購入な
どの際にユーザのみが知得している暗証番号の参照や必
要データの蓄積などを行なうもので、たとえば第14図
にその機能ブロックを示すように、リード・ライト部1
1、暗証設定・暗証照合部12、および暗号化・復号化
部13などの基本機能を実行する部分と、これらの基本
機能を管理するスーパバイザ14とで構成されている。
どの際にユーザのみが知得している暗証番号の参照や必
要データの蓄積などを行なうもので、たとえば第14図
にその機能ブロックを示すように、リード・ライト部1
1、暗証設定・暗証照合部12、および暗号化・復号化
部13などの基本機能を実行する部分と、これらの基本
機能を管理するスーパバイザ14とで構成されている。
リード・ライト部11は、データメモリ16などに対し
てデータの読出し、書込み、あるいは消去を行なう機能
である。
てデータの読出し、書込み、あるいは消去を行なう機能
である。
暗証設定・暗証照合部12は、ユーザが設定した暗証番
号の記憶および読出禁止処理を行なうとともに、暗証番
号の設定後にその暗証番号の照合を行い、以後の処理の
許可を与える機能である。
号の記憶および読出禁止処理を行なうとともに、暗証番
号の設定後にその暗証番号の照合を行い、以後の処理の
許可を与える機能である。
暗号化・復号化部13は、たとえば通信回線を介して制
御部3から他の端末装置へデータを送信する場合の通信
データの漏洩、偽造を防止するための暗号化や暗号化さ
れたデータの復号化を行なうものであり、たとえばDE
S(DataEncryption 5tandar
d)など、充分な暗号強度を有する暗号化アルゴリズム
にしたがってデータ処理を行なう機能である。
御部3から他の端末装置へデータを送信する場合の通信
データの漏洩、偽造を防止するための暗号化や暗号化さ
れたデータの復号化を行なうものであり、たとえばDE
S(DataEncryption 5tandar
d)など、充分な暗号強度を有する暗号化アルゴリズム
にしたがってデータ処理を行なう機能である。
スーパバイザ14は、カードリーダ・ライタ2から入力
された機能コードもしくはデータの付加された機能コー
ドを解読し、前記基本機能のうち必要な機能を選択して
実行させる機能である。
された機能コードもしくはデータの付加された機能コー
ドを解読し、前記基本機能のうち必要な機能を選択して
実行させる機能である。
これらの諸機能を発揮させるために、ICカード1は、
たとえば第13図に示すように、CPUなどの制御素子
(制御部)15、データメモリ(メモリ部)16、プロ
グラムメモリ17、およびカードリーダ・ライタ2との
電気的接触を得るためのコンタクト部18によって構成
されており、これらのうち制御素子15、データメモリ
16、およびプログラムメモリ17は1つのICチップ
(あるいは環数のICチップ)で構成されてICカード
本体内に埋設されている。
たとえば第13図に示すように、CPUなどの制御素子
(制御部)15、データメモリ(メモリ部)16、プロ
グラムメモリ17、およびカードリーダ・ライタ2との
電気的接触を得るためのコンタクト部18によって構成
されており、これらのうち制御素子15、データメモリ
16、およびプログラムメモリ17は1つのICチップ
(あるいは環数のICチップ)で構成されてICカード
本体内に埋設されている。
プログラムメモ1月7は、たとえばマスクROMで構成
されており、前記各基本機能を実現するサブルーチンを
備えた制御素子15の制御プログラムなどを記憶するも
のである。
されており、前記各基本機能を実現するサブルーチンを
備えた制御素子15の制御プログラムなどを記憶するも
のである。
データメモリ16は、各種データの記憶に使用され、た
とえばEEFROMなどの消去可能な不揮発性メモリで
構成されている。
とえばEEFROMなどの消去可能な不揮発性メモリで
構成されている。
そして、データメモリ16は、たとえば第4図に示すよ
うに複数のエリアに分割されており、その各エリアはデ
ィレクトリ制御情報格納エリア161、エリア定義情報
格納エリア162、エリア群格納エリア163、および
エリア群先端アドレス格納エリア164に大別される。
うに複数のエリアに分割されており、その各エリアはデ
ィレクトリ制御情報格納エリア161、エリア定義情報
格納エリア162、エリア群格納エリア163、および
エリア群先端アドレス格納エリア164に大別される。
ディレクトリ制御情報格納エリア161は、メモリ構造
に起因するディレクトリの制御情報を格納するエリアで
あり、たとえば第2図に示すように構成されている。デ
ィレクトリ制御情報は、第2図に示すようにディレクト
リ名、ディレクトリ識別情報、およびディレクトリアク
セス条件情報からなっている。
に起因するディレクトリの制御情報を格納するエリアで
あり、たとえば第2図に示すように構成されている。デ
ィレクトリ制御情報は、第2図に示すようにディレクト
リ名、ディレクトリ識別情報、およびディレクトリアク
セス条件情報からなっている。
ここに、ディレクトリアクセス条件情報は、エリア登録
を行なう際の可否判定情報、あるいはエリアリンク登録
を行なう際の可否判定情報(共有定義可否情報)として
用いられるものであり、たとえばエリア定義情報格納エ
リア162にエリア定義情報を書込むときに必要とされ
るサービス提供者のキー情報照合状態などが用いられる
。
を行なう際の可否判定情報、あるいはエリアリンク登録
を行なう際の可否判定情報(共有定義可否情報)として
用いられるものであり、たとえばエリア定義情報格納エ
リア162にエリア定義情報を書込むときに必要とされ
るサービス提供者のキー情報照合状態などが用いられる
。
エリア定義情報格納エリア162は、同じくメモリ構造
に起因するディレクトリ配下のエリアの位置などを規定
するエリア定義情報を格納するエリアであり、たとえば
第1図に示すように構成されている。エリア定義情報は
、第1図に示すようにディレクトリ識別情報、エリア番
号(識別情報)、エリア先頭アドレス情報、エリアサイ
ズ情報、エリアリンク情報、リンク先指定情報、アクセ
ス条件選択情報、およびアクセス条件情報からなってい
る。
に起因するディレクトリ配下のエリアの位置などを規定
するエリア定義情報を格納するエリアであり、たとえば
第1図に示すように構成されている。エリア定義情報は
、第1図に示すようにディレクトリ識別情報、エリア番
号(識別情報)、エリア先頭アドレス情報、エリアサイ
ズ情報、エリアリンク情報、リンク先指定情報、アクセ
ス条件選択情報、およびアクセス条件情報からなってい
る。
ここに、ディレクトリ識別情報は、エリア定義情報で規
定されるエリアがどのディレクトリ配下に属するかを示
すものであり、第2図の各ディレクトリ名に対応して付
与されるディレクトリ識別情報と関連付けされている。
定されるエリアがどのディレクトリ配下に属するかを示
すものであり、第2図の各ディレクトリ名に対応して付
与されるディレクトリ識別情報と関連付けされている。
なお、このディレクトリ識別情報が「00」である場合
には、どのディレクトリにも属さないものとして識別さ
れるようになっている。
には、どのディレクトリにも属さないものとして識別さ
れるようになっている。
エリア番号は、ディレクトリ配下のエリアをアクセスす
る際にエリアを指定するための識別情報である。
る際にエリアを指定するための識別情報である。
エリア先頭アドレス情報およびエリアサイズ情報は、エ
リア定義情報で規定されるエリアが第3図に示すエリア
群格納エリア163のうち、どこを物理的に占めている
のかを示すものである。
リア定義情報で規定されるエリアが第3図に示すエリア
群格納エリア163のうち、どこを物理的に占めている
のかを示すものである。
エリアリンク情報は、エリア定義情報で規定されたエリ
アがエリア登録されたものか、エリアリンク登録された
ものかを識別するためのものである。なお、エリア登録
されたものであれば「00」が与えられ、以降に付加さ
れるリンク先指定情報は無効となり、また、エリアリン
ク登録されたものであれば「01」が与えられ、先のエ
リア先頭アドレス情報およびエリアサイズ情報は無効と
なるようになっている。
アがエリア登録されたものか、エリアリンク登録された
ものかを識別するためのものである。なお、エリア登録
されたものであれば「00」が与えられ、以降に付加さ
れるリンク先指定情報は無効となり、また、エリアリン
ク登録されたものであれば「01」が与えられ、先のエ
リア先頭アドレス情報およびエリアサイズ情報は無効と
なるようになっている。
リンク先指定情報は、エリア定義情報で規定されたエリ
アがどのエリアとリンクがとれているかを示す情報であ
り、リンク先のディレクトリ識別情報およびエリア番号
が与えられる。
アがどのエリアとリンクがとれているかを示す情報であ
り、リンク先のディレクトリ識別情報およびエリア番号
が与えられる。
アクセス条件選択情報は、たとえば「00」あるいは「
01」という値をとるようになっており、「00」であ
ればリンク先のエリア定義情報中のアクセス条件情報を
基に、また「01」であれば自身のエリア定義情報中の
アクセス条件情報を基に、それぞれエリアへのアクセス
の可否判定を行なうようになっている。なお、エリア登
録されたものは常に「01」となり、またエリアリンク
登録されたものは、後述するエリアリンク登録命令によ
り「00」または「01」を指定できるようになってい
る。
01」という値をとるようになっており、「00」であ
ればリンク先のエリア定義情報中のアクセス条件情報を
基に、また「01」であれば自身のエリア定義情報中の
アクセス条件情報を基に、それぞれエリアへのアクセス
の可否判定を行なうようになっている。なお、エリア登
録されたものは常に「01」となり、またエリアリンク
登録されたものは、後述するエリアリンク登録命令によ
り「00」または「01」を指定できるようになってい
る。
アクセス条件情報は、当該エリアに対するアクセス条件
を示すものであり、たとえば当該エリアにアクセスする
際に必要とされるカード所持者のキー情報照合状態など
が用いられる。
を示すものであり、たとえば当該エリアにアクセスする
際に必要とされるカード所持者のキー情報照合状態など
が用いられる。
ここで、第1図ないし第4図を用いてメモリ構造の概念
について説明する。第2図のように、たとえば3つのデ
ィレクトリを規定してあり、ディレクトリ名はそれぞれ
rAAAJ、rBBBJおよびrCCCJである。
について説明する。第2図のように、たとえば3つのデ
ィレクトリを規定してあり、ディレクトリ名はそれぞれ
rAAAJ、rBBBJおよびrCCCJである。
なお、後述するが、各ディレクトリ名にはそれぞれディ
レクトリ識別情報「01」、「02」、「03」、およ
びディレクトリアクセス条件情報「Yol」、rYO2
J、rYO3Jが付与されている。
レクトリ識別情報「01」、「02」、「03」、およ
びディレクトリアクセス条件情報「Yol」、rYO2
J、rYO3Jが付与されている。
また、特にディレクトリ名「* * *Jは、後述する
ディレクトリ選択命令にかかわらず、ICカード起動後
は必ず選択されるディレクトリであり、これにはディレ
クトリ識別情報「00」、およびディレクトリアクセス
条件情報rYOOJが付与されている。
ディレクトリ選択命令にかかわらず、ICカード起動後
は必ず選択されるディレクトリであり、これにはディレ
クトリ識別情報「00」、およびディレクトリアクセス
条件情報rYOOJが付与されている。
また、第1図(a)では、たとえば5つのエリアが規定
されており、物理的な位置は第3図に示す通りである。
されており、物理的な位置は第3図に示す通りである。
たとえば、エリア先頭アドレス情報としてrAOIJ、
またエリアサイズ情報としてrsOIJを有するエリア
Aは、エリア番号が「08」として登録されている。な
お、ディレクトリ識別情報が「00」なので、エリアA
はどのディレクトリ配下にも属さないことを示している
。
またエリアサイズ情報としてrsOIJを有するエリア
Aは、エリア番号が「08」として登録されている。な
お、ディレクトリ識別情報が「00」なので、エリアA
はどのディレクトリ配下にも属さないことを示している
。
エリア先頭アドレス情報としてrAO3J、またエリア
サイズ情報としてrS O3Jを有するエリアC1およ
びエリア先頭アドレス情報としてrAO5J、またエリ
アサイズ情報としてrS 05Jを有するエリアEは、
ディレクトリ識別情報が同一の「01」なので、この2
つのエリアはrAAAJの名称を持つディレクトリ配下
のエリアであることを示している。なお、個々に付与さ
れたエリア番号は、前者が「ol」、後者が「03」で
ある。
サイズ情報としてrS O3Jを有するエリアC1およ
びエリア先頭アドレス情報としてrAO5J、またエリ
アサイズ情報としてrS 05Jを有するエリアEは、
ディレクトリ識別情報が同一の「01」なので、この2
つのエリアはrAAAJの名称を持つディレクトリ配下
のエリアであることを示している。なお、個々に付与さ
れたエリア番号は、前者が「ol」、後者が「03」で
ある。
同様に、エリアBはrBBBJの名称を持つディレクト
リ−下のエリアで、エリア番号「ol」として登録され
ており、またエリアDは「ccc」の名称を持つディレ
クトリ配下のエリアで、エリア番号「01」として登録
されていることをそれぞれ示している。
リ−下のエリアで、エリア番号「ol」として登録され
ており、またエリアDは「ccc」の名称を持つディレ
クトリ配下のエリアで、エリア番号「01」として登録
されていることをそれぞれ示している。
なお、これら5つのエリア定義情報はエリア登録処理さ
れたものである。したがって、アクセス条件選択情報は
全て「01」となっており、また自身の持つアクセス条
件情報「X01〜rXO5Jがそれぞれに対応付けられ
ている。
れたものである。したがって、アクセス条件選択情報は
全て「01」となっており、また自身の持つアクセス条
件情報「X01〜rXO5Jがそれぞれに対応付けられ
ている。
エリア群先端アドレス格納エリア164には、エリア群
に割当てられたエリアがどこまで割当てられたかを示す
データが格納されており、何も割当てられていない状態
では、そのデータはエリア群格納エリア163の最終ア
ドレス値となっていて、エリアAの割当て後はrAOI
Jの値から「1」を減じた値など、エリアを割当てるご
とに更新してゆくようになっている。
に割当てられたエリアがどこまで割当てられたかを示す
データが格納されており、何も割当てられていない状態
では、そのデータはエリア群格納エリア163の最終ア
ドレス値となっていて、エリアAの割当て後はrAOI
Jの値から「1」を減じた値など、エリアを割当てるご
とに更新してゆくようになっている。
第5図に各エリアとディレクトリとの関係図を示す。図
示するように、rAAAJを名称としているディレクト
リには、エリアCおよびエリアEが属しており、それぞ
れエリア番号「01」および「03」が付与されている
。また、rB B BJを名称とするディレクトリには
、エリアBが属しており、エリア番号は「01」である
。また、rCCClを名称とするディレクトリには、エ
リアDが属しており、エリア番号は「01」である。
示するように、rAAAJを名称としているディレクト
リには、エリアCおよびエリアEが属しており、それぞ
れエリア番号「01」および「03」が付与されている
。また、rB B BJを名称とするディレクトリには
、エリアBが属しており、エリア番号は「01」である
。また、rCCClを名称とするディレクトリには、エ
リアDが属しており、エリア番号は「01」である。
なお、エリアAはどのディレクトリにも属さず(すなわ
ちディレクトリ名「***Jに属する)、エリア番号は
「08」である。
ちディレクトリ名「***Jに属する)、エリア番号は
「08」である。
次に、このような構成において第6図に示すフローチャ
ートを参照しつつ動作を説明する。
ートを参照しつつ動作を説明する。
まず、ディレクトリ制御情報の登録処理を説明する。定
常状態においては、命令データ待ち状態になっており、
この状態で命令データが入力されると、制御素子15は
、第7図に示すようなディレクトリ制御情報登録命令か
否かを判断する。この判断の結果、ディレクトリ制御情
報登録命令でなければ、制御素子15は別の処理を行な
う。
常状態においては、命令データ待ち状態になっており、
この状態で命令データが入力されると、制御素子15は
、第7図に示すようなディレクトリ制御情報登録命令か
否かを判断する。この判断の結果、ディレクトリ制御情
報登録命令でなければ、制御素子15は別の処理を行な
う。
上記命令データの判断の結果、ディレクトリ制御情報登
録命令であれば、制御素子15は、まず第2図のディレ
クトリ制御情報格納エリア161を参照し、本エリア1
61中にディレクトリ制御情報の格納スペースが存在す
るか否かを判断する。
録命令であれば、制御素子15は、まず第2図のディレ
クトリ制御情報格納エリア161を参照し、本エリア1
61中にディレクトリ制御情報の格納スペースが存在す
るか否かを判断する。
この判断の結果、もし存在しなければ、制御素子15は
、ディレクトリ制御情報格納スペース無し応答データを
出力し、命令データ待ち状態に戻る。
、ディレクトリ制御情報格納スペース無し応答データを
出力し、命令データ待ち状態に戻る。
上記ディレクトリ制御情報格納スペースの判断の結果、
もし存在していれば、制御素子15は、本命令データ中
(電文中)にディレクトリ名が存在するか否かを判断し
、もし存在しなければ、本エリア161中に既に格納さ
れたディレクトリ制御情報のうち、ディレクトリ識別情
報が「00」となっているものが存在するか否かを判断
する。
もし存在していれば、制御素子15は、本命令データ中
(電文中)にディレクトリ名が存在するか否かを判断し
、もし存在しなければ、本エリア161中に既に格納さ
れたディレクトリ制御情報のうち、ディレクトリ識別情
報が「00」となっているものが存在するか否かを判断
する。
この判断の結果、もし存在していれば、制御素子15は
、同一ディレクトリ名既存応答データを出力し、命令デ
ータ待ち状態に戻る。また、もし存在しなければ、制御
素子15は、ディレクトリ識別情報を「00」とし、か
つ本命令データ中のディレクトリアクセス条件情報とと
もにディレクトリ名「***Jを登録する。そして、登
録後、制御素子15は、ディレクトリ制御情報登録終了
応答データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
、同一ディレクトリ名既存応答データを出力し、命令デ
ータ待ち状態に戻る。また、もし存在しなければ、制御
素子15は、ディレクトリ識別情報を「00」とし、か
つ本命令データ中のディレクトリアクセス条件情報とと
もにディレクトリ名「***Jを登録する。そして、登
録後、制御素子15は、ディレクトリ制御情報登録終了
応答データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
前記ディレクトリ名が存在するか否かの判断の結果、も
し存在しなければ、制御素子15は、本エリア161中
にディレクトリ識別情報「00」を有するディレクトリ
制御情報以外で既に格納されたディレクトリ制御情報が
存在するか否か”を判断する。この判断の結果、もし存
在しなければ、制御素子15は、ディレクトリ識別情報
を「01」としてディレクトリ制御情報を登録する。そ
して、登録後、制御素子15は、ディレクトリ制御情報
登録終了応答データを出力し、命令データ待ち状態に戻
る。
し存在しなければ、制御素子15は、本エリア161中
にディレクトリ識別情報「00」を有するディレクトリ
制御情報以外で既に格納されたディレクトリ制御情報が
存在するか否か”を判断する。この判断の結果、もし存
在しなければ、制御素子15は、ディレクトリ識別情報
を「01」としてディレクトリ制御情報を登録する。そ
して、登録後、制御素子15は、ディレクトリ制御情報
登録終了応答データを出力し、命令データ待ち状態に戻
る。
上記既存ディレクトリ制御情報の判断の結果、もし存在
していれば、制御素子15は、既存ディレクトリ制御情
報の中に本命令データ中のディレクトリ名と同一のディ
レクトリ名を有するものが存在するか否かを判断する。
していれば、制御素子15は、既存ディレクトリ制御情
報の中に本命令データ中のディレクトリ名と同一のディ
レクトリ名を有するものが存在するか否かを判断する。
この判断の結果、もし存在していれば、制御索子15は
、同一ディレクトリ名既存応答データを出力し、命令デ
ータ待ち状態に戻る。
、同一ディレクトリ名既存応答データを出力し、命令デ
ータ待ち状態に戻る。
上記同一ディレクトリ名の判断の結果、もし存在しなけ
れば、制御素子15は、本エリア161内で最後に登録
されたディレクトリ識別情報「00」を有するディレク
トリ制御情報以外のディレクトリ制御情報のディレクト
リ識別情報を1つインクリメントして今回のディレクト
リ制御情報に付加し、それを登録する。そして、登録後
、制御素子15は、ディレクトリ制御情報登録終了応答
データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
れば、制御素子15は、本エリア161内で最後に登録
されたディレクトリ識別情報「00」を有するディレク
トリ制御情報以外のディレクトリ制御情報のディレクト
リ識別情報を1つインクリメントして今回のディレクト
リ制御情報に付加し、それを登録する。そして、登録後
、制御素子15は、ディレクトリ制御情報登録終了応答
データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
以上説明したディレクトリ名の登録処理でディレクトリ
名「* * *J、rAAAJ、rB B BJおよび
rcccJを順に登録した結果が第2図である。
名「* * *J、rAAAJ、rB B BJおよび
rcccJを順に登録した結果が第2図である。
次に、ディレクトリ選択処理を説明する。前記ディレク
トリ制御情報登録命令か否かの判断の結果、ディレクト
リ制御情報登録命令でなければ、制御素子15は、次に
第8図に示すようなディレクトリ選択命令か否かを判断
する。この判断の結果、ディレクトリ選択命令でなけれ
ば、制御素子15は別の処理を行なう。
トリ制御情報登録命令か否かの判断の結果、ディレクト
リ制御情報登録命令でなければ、制御素子15は、次に
第8図に示すようなディレクトリ選択命令か否かを判断
する。この判断の結果、ディレクトリ選択命令でなけれ
ば、制御素子15は別の処理を行なう。
上記命令データの判断の結果、ディレクトリ選択命令で
あれば、制御素子15は、まず第2図のディレクトリ制
御情報格納エリア161を参照し、本エリア161中に
ディレクトリ識別情報「00」を何するディレクトリ制
御情報以外で既に格納されたディレクトリ制御情報が存
在するか否かを判断する。この判断の結果、もし存在し
なければ、制御素子15は、ディレクトリ制御情報未登
録応答データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
あれば、制御素子15は、まず第2図のディレクトリ制
御情報格納エリア161を参照し、本エリア161中に
ディレクトリ識別情報「00」を何するディレクトリ制
御情報以外で既に格納されたディレクトリ制御情報が存
在するか否かを判断する。この判断の結果、もし存在し
なければ、制御素子15は、ディレクトリ制御情報未登
録応答データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
上記既存ディレクトリ制御情報の判断の結果、もし存在
していれば、制御素子15は、既存ディレクトリ制御情
報の中に本命令データ中のディレクトリ名と同一のディ
レクトリ名を有するものが存在するか否かを判断する。
していれば、制御素子15は、既存ディレクトリ制御情
報の中に本命令データ中のディレクトリ名と同一のディ
レクトリ名を有するものが存在するか否かを判断する。
この判断の結果、もし存在しなければ、制御素子15は
、該当ディレクトリ名無し応答データを出力し、命令デ
ータ待ち状態に戻る。
、該当ディレクトリ名無し応答データを出力し、命令デ
ータ待ち状態に戻る。
上記同一ディレクトリ名の判断の結果、もし存在してい
れば、制御素子15は、本エリア161中で見付けた同
一ディレクトリ名に付加されているディレクトリ識別情
報を、内蔵するRAM内に確保されたカレントバッファ
(図示しない)にセットする。なお、カレントバッファ
の内容は、制御素子15の起動時に「00」にセットさ
れる。
れば、制御素子15は、本エリア161中で見付けた同
一ディレクトリ名に付加されているディレクトリ識別情
報を、内蔵するRAM内に確保されたカレントバッファ
(図示しない)にセットする。なお、カレントバッファ
の内容は、制御素子15の起動時に「00」にセットさ
れる。
そして、制御素子15は、ディレクトリ選択終了応答デ
ータを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
ータを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
次に、エリア登録処理を説明する。前記ディレクトリ選
択命令か否かの判断の結果、ディレクトリ選択命令でな
ければ、制御素子15′は、次に第9図に示すようなエ
リア登録命令か否かを判断する。この判断の結果、エリ
ア登録命令でなければ、制御素子15は別の処理を行な
う。
択命令か否かの判断の結果、ディレクトリ選択命令でな
ければ、制御素子15′は、次に第9図に示すようなエ
リア登録命令か否かを判断する。この判断の結果、エリ
ア登録命令でなければ、制御素子15は別の処理を行な
う。
上記命令データの判断の結果、エリア登録命令であれば
、制御素子15は、まず第1図のエリア定義情報格納エ
リア162を参照し、本エリア162中にエリア定義情
報格納スペースが存在するか否かを判断する。この判断
の結果、もし存在しなければ、制御素子15は、エリア
定義情報格納スペース無し応答データを出力し、命令デ
ータ待ち状態に戻る。
、制御素子15は、まず第1図のエリア定義情報格納エ
リア162を参照し、本エリア162中にエリア定義情
報格納スペースが存在するか否かを判断する。この判断
の結果、もし存在しなければ、制御素子15は、エリア
定義情報格納スペース無し応答データを出力し、命令デ
ータ待ち状態に戻る。
上記エリア定義情報格納スペースの判断の結果、もし存
在していれば、制御素子15は、カレントバッファの内
容と同一のディレクトリ識別情報を持つディレクトリ制
御情報を参照し、対応するアクセス条件情報によりアク
セス可否判定を行なう。
在していれば、制御素子15は、カレントバッファの内
容と同一のディレクトリ識別情報を持つディレクトリ制
御情報を参照し、対応するアクセス条件情報によりアク
セス可否判定を行なう。
この判定の結果、もしアクセス条件が満たされていなけ
れば、制御素子15は、アクセス条件エラ一応答データ
を出力し、命令データ待ち状態に戻る。
れば、制御素子15は、アクセス条件エラ一応答データ
を出力し、命令データ待ち状態に戻る。
上記アクセス可否判定の結果、もしアクセス条件が満た
されていれば、制御素子15は、現在のカレントバッフ
ァの内容をディレクトリ識別情報とし、かつ本命令デー
タ中のエリア番号をエリア番号としたエリア定義情報が
既存しているか否かを判断する。この判断の結果、もし
存在していれば、制御素子15は、エリア登録済み応答
データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
されていれば、制御素子15は、現在のカレントバッフ
ァの内容をディレクトリ識別情報とし、かつ本命令デー
タ中のエリア番号をエリア番号としたエリア定義情報が
既存しているか否かを判断する。この判断の結果、もし
存在していれば、制御素子15は、エリア登録済み応答
データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
上記エリア定義情報の判断の結果、もし存在しなければ
、制御素子15は、今回登録するエリアのエリア先頭ア
ドレス情報を計算する。実際には、エリア群先端アドレ
ス格納エリア164の格納値から、今回入力した命令デ
ータ中のエリアサイズ情報を減算することにより求まる
。次に、制御素子15は、上記計算結果であるエリア先
頭アドレス情報とエリア群格納エリア163の先頭アド
レス情報とを比較する。この比較の結果、もし前者の値
が後者の値以上でなければ、制御素子15は、エリアサ
イズ不適当応答データを出力し、命令データ待ち状態に
戻る。
、制御素子15は、今回登録するエリアのエリア先頭ア
ドレス情報を計算する。実際には、エリア群先端アドレ
ス格納エリア164の格納値から、今回入力した命令デ
ータ中のエリアサイズ情報を減算することにより求まる
。次に、制御素子15は、上記計算結果であるエリア先
頭アドレス情報とエリア群格納エリア163の先頭アド
レス情報とを比較する。この比較の結果、もし前者の値
が後者の値以上でなければ、制御素子15は、エリアサ
イズ不適当応答データを出力し、命令データ待ち状態に
戻る。
上記先頭アドレス情報の比較の結果、もし前者の値が後
者の値以上であれば、制御素子15は、前記計算結果を
エリア先頭アドレス情報、本命令データ中のエリアサイ
ズ情報をエリアサイズ情報、本命令デー、タウのエリア
番号をエリア番号、本命令データ中のアクセス条件情報
をアクセス条件情報、それにカレントバッファの内容を
ディレクトリ識別情報とし、さらにエリアリンク情報を
「00」として、エリア定義情報をエリア定義情報格納
エリア162に格納する。そして、制御素子15は、前
記計算結果から1つ減算した値を用いてエリア群先端ア
ドレスを更新し、エリア登録終了応答データを出力した
後、命令データ待ち状態に戻る。
者の値以上であれば、制御素子15は、前記計算結果を
エリア先頭アドレス情報、本命令データ中のエリアサイ
ズ情報をエリアサイズ情報、本命令デー、タウのエリア
番号をエリア番号、本命令データ中のアクセス条件情報
をアクセス条件情報、それにカレントバッファの内容を
ディレクトリ識別情報とし、さらにエリアリンク情報を
「00」として、エリア定義情報をエリア定義情報格納
エリア162に格納する。そして、制御素子15は、前
記計算結果から1つ減算した値を用いてエリア群先端ア
ドレスを更新し、エリア登録終了応答データを出力した
後、命令データ待ち状態に戻る。
次に、エリアリンク登録処理を説明する。前記エリア登
録命令か否かの判断の結果、エリア登録命令でなければ
、制御素子15は、次に第10図に示すようなエリアリ
ンク登録命令か否かを判断する。この判断の結果、エリ
アリンク登録命令でなければ、制御素子15は別の処理
を行なう。
録命令か否かの判断の結果、エリア登録命令でなければ
、制御素子15は、次に第10図に示すようなエリアリ
ンク登録命令か否かを判断する。この判断の結果、エリ
アリンク登録命令でなければ、制御素子15は別の処理
を行なう。
上記命令データの判断の結果、エリアリンク登録命令で
あれば、制御素子15は、まず第1図のエリア定義情報
格納エリア162を参照し、本エリア162中にエリア
定義情報格納スペースが存在するか否かを判断する。こ
の判断の結果、もし存在しなければ、制御素子15は、
エリア定義情報格納スペース無し応答データを出力し、
命令データ待ち状態に戻る。
あれば、制御素子15は、まず第1図のエリア定義情報
格納エリア162を参照し、本エリア162中にエリア
定義情報格納スペースが存在するか否かを判断する。こ
の判断の結果、もし存在しなければ、制御素子15は、
エリア定義情報格納スペース無し応答データを出力し、
命令データ待ち状態に戻る。
上記エリア定義情報格納スペースの判断の結果、もし存
在していれば、制御素子15は、カレントバッファの内
容と同一のディレクトリ識別情報を持つディレクトリ制
御情報を参照し、対応するアクセス条件情報によりアク
セス可否判定を行なう。
在していれば、制御素子15は、カレントバッファの内
容と同一のディレクトリ識別情報を持つディレクトリ制
御情報を参照し、対応するアクセス条件情報によりアク
セス可否判定を行なう。
この判定の結果、もしアクセス条件が満たされていなけ
れば、制御素子15は、アクセス条件エラ一応答データ
を出力し、命令データ待ち状態に戻る。
れば、制御素子15は、アクセス条件エラ一応答データ
を出力し、命令データ待ち状態に戻る。
上記アクセス可否判定の結果、もしアクセス条件が満た
されていれば、制御素子15は、現在のカレントバッフ
ァの内容をディレクトリ識別情報とし、かつ本命令デー
タ中のエリア番号をエリア番号としたエリア定義情報が
既存しているか否かを判断する。この判断の結果、もし
存在していれば、制御素子15は、エリア登録済み応答
データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
されていれば、制御素子15は、現在のカレントバッフ
ァの内容をディレクトリ識別情報とし、かつ本命令デー
タ中のエリア番号をエリア番号としたエリア定義情報が
既存しているか否かを判断する。この判断の結果、もし
存在していれば、制御素子15は、エリア登録済み応答
データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
上記エリア定義情報の判断の結果、もし存在しなければ
、制御素子15は、これらのデータをデータ1とする。
、制御素子15は、これらのデータをデータ1とする。
そして、制御素子15は、本命令データ中のリンク対象
デイレクト9名がディレクトリ制御情報格納エリア16
1中に存在するか否かを判断する。この判断の結果、も
し存在しなければ、制御素子15は、リンク対象デイレ
クト9名未登録応答データを出力し、命令データ待ち状
態に戻る。
デイレクト9名がディレクトリ制御情報格納エリア16
1中に存在するか否かを判断する。この判断の結果、も
し存在しなければ、制御素子15は、リンク対象デイレ
クト9名未登録応答データを出力し、命令データ待ち状
態に戻る。
上記リンク対象デイレクト9名の判断の結果、もし存在
していれば、制御素子15は、そのディレクトリ名を持
つディレクトリ制御情報を参照し、対応するアクセス条
件情報によりアクセス可否判定を行なう。この判定の結
果、もしアクセス条件が満たされていなければ、制御素
子15は、アクセス条件エラ一応答データを出力し、命
令データ待ち状態に戻る。
していれば、制御素子15は、そのディレクトリ名を持
つディレクトリ制御情報を参照し、対応するアクセス条
件情報によりアクセス可否判定を行なう。この判定の結
果、もしアクセス条件が満たされていなければ、制御素
子15は、アクセス条件エラ一応答データを出力し、命
令データ待ち状態に戻る。
上記アクセス可否判定の結果、もしアクセス条件が満た
されていれば、制御素子15は、見付かったディレクト
リ名に対応するディレクトリ識別情報と本命令データ中
のリンク対象エリア番号とを持つエリア定義情報が既存
しているか否かを判断する。この判断の結果、もし存在
しなければ、制御索子15は、リンク対象エリア未登録
応答データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
されていれば、制御素子15は、見付かったディレクト
リ名に対応するディレクトリ識別情報と本命令データ中
のリンク対象エリア番号とを持つエリア定義情報が既存
しているか否かを判断する。この判断の結果、もし存在
しなければ、制御索子15は、リンク対象エリア未登録
応答データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
上記エリア定義情報の判断の結果、もし存在していれば
、制御素子15は、これらのデータをデータ2とする。
、制御素子15は、これらのデータをデータ2とする。
そして、制御素子15は、前述したデータ1をディレク
トリ識別情報、データ2をリンク先指定情報、本命令デ
ータ中のアクセス条件選択情報をアクセス条件選択情報
、本命令データ中のアクセス条件情報をアクセス条件情
報とし、さらにエリアリンク情報を「01」と、して、
エリア定義情報をエリア定義情報格納エリア162に格
納する。そして、制御素子15は、エリアリンク登録終
了応答データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
トリ識別情報、データ2をリンク先指定情報、本命令デ
ータ中のアクセス条件選択情報をアクセス条件選択情報
、本命令データ中のアクセス条件情報をアクセス条件情
報とし、さらにエリアリンク情報を「01」と、して、
エリア定義情報をエリア定義情報格納エリア162に格
納する。そして、制御素子15は、エリアリンク登録終
了応答データを出力し、命令データ待ち状態に戻る。
次に、エリアへのデータ書込みおよび読出し処理を説明
する。前記エリアリンク登録命令か否かの判断の結果、
エリアリンク登録命令でなければ、制御素子15は、次
に第11図に示すような読出し命令、あるいは第12図
に示すような書込み命令か否かを判断する。この判断の
結果、もしどちらの命令でもなければ、制御素子15は
、命令未サポート応答データを出力し、命令データ待ち
状態に戻る。
する。前記エリアリンク登録命令か否かの判断の結果、
エリアリンク登録命令でなければ、制御素子15は、次
に第11図に示すような読出し命令、あるいは第12図
に示すような書込み命令か否かを判断する。この判断の
結果、もしどちらの命令でもなければ、制御素子15は
、命令未サポート応答データを出力し、命令データ待ち
状態に戻る。
上記命令データの判断の結果、もしどちらかの命令であ
れば、制御素子15は、現在のカレントバッファの内容
をディレクトリ識別情報とし、かつ本命令データ中のエ
リア番号をエリア番号としたエリア定義情報がエリア定
義情報格納エリア162中に既存しているか否がを判断
する。この判断の結果、もし存在しなければ、制gI素
子15は、エリア未登録応答データを出力し、命令デー
タ待ち状態に戻る。
れば、制御素子15は、現在のカレントバッファの内容
をディレクトリ識別情報とし、かつ本命令データ中のエ
リア番号をエリア番号としたエリア定義情報がエリア定
義情報格納エリア162中に既存しているか否がを判断
する。この判断の結果、もし存在しなければ、制gI素
子15は、エリア未登録応答データを出力し、命令デー
タ待ち状態に戻る。
上記エリア定義情報の判断の結果、もし存在していれば
、制御素子15は、そのエリア定義情報中のエリアリン
ク情報が「ol」が否かを判断する。この判断の結果、
もし「ol」であれば、制御素子15は、対応するアク
セス条件選択情報を参照し、「00」か否かを判断する
。この判断の結果、もし「00」であれば、制御素子1
5は、内蔵するRAM内に設けられたフラグをrOJと
して、対応するリンク先指定情報と同一の値をディレク
トリ識別情報とエリア番号に持つエリア定義情報を見付
ける。
、制御素子15は、そのエリア定義情報中のエリアリン
ク情報が「ol」が否かを判断する。この判断の結果、
もし「ol」であれば、制御素子15は、対応するアク
セス条件選択情報を参照し、「00」か否かを判断する
。この判断の結果、もし「00」であれば、制御素子1
5は、内蔵するRAM内に設けられたフラグをrOJと
して、対応するリンク先指定情報と同一の値をディレク
トリ識別情報とエリア番号に持つエリア定義情報を見付
ける。
上記アクセス条件選択情報の判断の結果、もし「01」
であれば、制御素子15は、対応するアクセス条件情報
によりアクセス可否判定を行なう。
であれば、制御素子15は、対応するアクセス条件情報
によりアクセス可否判定を行なう。
この判定の結果、もしアクセス条件が満たされていなけ
れば、制御素子15は、アクセス条件エラ一応答データ
を出力し、命令データ待ち状態に戻る。
れば、制御素子15は、アクセス条件エラ一応答データ
を出力し、命令データ待ち状態に戻る。
上記アクセス可否判定の結果、もしアクセス条件が満た
されていれば、制御素子15は、上記フラグを「1」と
して、上記同様に対応するリンク先指定情報と同一の値
をディレクトリ識別情報とエリア番号に持つエリア定義
情報を見付ける。
されていれば、制御素子15は、上記フラグを「1」と
して、上記同様に対応するリンク先指定情報と同一の値
をディレクトリ識別情報とエリア番号に持つエリア定義
情報を見付ける。
そして、−制御素子15は、このとき上記フラグが「1
」であれば本命令データに対応する処理に移行し、「0
」であれば対応するアクセス条件情報によりアクセス可
否判定を行なう。この判定の結果、もしアクセス条件が
満たされていなければ、制御素子15は、アクセス条件
エラ一応答データを出力し、命令データ待ち状態に戻る
。上記アクセス可否判定の結果、もしアクセス条件が満
たされていれば、制御索子15は、本命令データに対応
する処理に移行する。
」であれば本命令データに対応する処理に移行し、「0
」であれば対応するアクセス条件情報によりアクセス可
否判定を行なう。この判定の結果、もしアクセス条件が
満たされていなければ、制御素子15は、アクセス条件
エラ一応答データを出力し、命令データ待ち状態に戻る
。上記アクセス可否判定の結果、もしアクセス条件が満
たされていれば、制御索子15は、本命令データに対応
する処理に移行する。
前記エリアリンク情報の判断の結果、もし「00」であ
れば、制御素子15は、対応するアクセス条件情報によ
りアクセス可否判定を行なう。
れば、制御素子15は、対応するアクセス条件情報によ
りアクセス可否判定を行なう。
この判定の結果、もしアクセス条件が満たされていなけ
れば、制御素子15は、アクセス条件エラ一応答データ
を出力し、命令データ待ち状態に戻る。上記アクセス可
否判定の結果、もしアクセス条件が満たされていれば、
制御素子15は、本命令データに対応する処理に移行す
る。
れば、制御素子15は、アクセス条件エラ一応答データ
を出力し、命令データ待ち状態に戻る。上記アクセス可
否判定の結果、もしアクセス条件が満たされていれば、
制御素子15は、本命令データに対応する処理に移行す
る。
さて、本命令データに対応する処理では、命令データが
読出し命令であれば読出し処理を行ない”、また書込み
命令であれば書込み処理を行なう。そして、制御索子1
5は、処理結果を応答データとして出力し、命令データ
待ち状態に戻る。
読出し命令であれば読出し処理を行ない”、また書込み
命令であれば書込み処理を行なう。そして、制御索子1
5は、処理結果を応答データとして出力し、命令データ
待ち状態に戻る。
第1図(a)の例では、まずディレクトリ選択を行なわ
ずに、エリア登録命令データによってエリアAを割当て
(エリア番号−08、エリアサイズ情報−801)、次
にディレクトリ名rB B BJのディレクトリ選択を
行なった後、エリア登録命令データによってエリアBを
割当て(エリア番号−01、エリアサイズ情報−9O2
)、次にディレクトリ名rAAAJのディレクトリ選択
を行なった後、エリア登録命令データによってエリアC
を割当て(エリア番号−01、エリアサイズ情報−5O
3)、次にディレクトリ名rCCClのディレクトリ選
択を行なった後、エリア登録命令データによってエリア
Dを割当て(エリア番号−01、エリアサイズ情報−9
O4)、最後にディレクトリ名rAAAJのディレクト
リ選択を行なった後、エリア登録命令データによってエ
リアEを割当てた(エリア番号−03、エリアサイズ情
報−805)結果のエリア定義情報格納状態を示す。こ
れを概念図で示したものが第5図(a)である。
ずに、エリア登録命令データによってエリアAを割当て
(エリア番号−08、エリアサイズ情報−801)、次
にディレクトリ名rB B BJのディレクトリ選択を
行なった後、エリア登録命令データによってエリアBを
割当て(エリア番号−01、エリアサイズ情報−9O2
)、次にディレクトリ名rAAAJのディレクトリ選択
を行なった後、エリア登録命令データによってエリアC
を割当て(エリア番号−01、エリアサイズ情報−5O
3)、次にディレクトリ名rCCClのディレクトリ選
択を行なった後、エリア登録命令データによってエリア
Dを割当て(エリア番号−01、エリアサイズ情報−9
O4)、最後にディレクトリ名rAAAJのディレクト
リ選択を行なった後、エリア登録命令データによってエ
リアEを割当てた(エリア番号−03、エリアサイズ情
報−805)結果のエリア定義情報格納状態を示す。こ
れを概念図で示したものが第5図(a)である。
第1図(b)の例では、まずディレクトリ名rBBBJ
のディレクトリ選択を行なった後、エリアリンク登録命
令データによって、エリア番号−02、リンク対象デイ
レクト9名rAAAJ、そしてリンク対象エリア番号−
01としてエリアをリンクし、次にディレクトリ名rC
CClのディレクトリ選択を行なった後、エリアリンク
登録命令データによって、エリア番号−02、リンク対
象ディレクトリ名rAAAJ 、そしてリンク対象エリ
ア番号−〇3としてエリアをリンクした結果のエリア定
義情報格納状態を示す。これを概念図で示したものが第
5図(b)である。
のディレクトリ選択を行なった後、エリアリンク登録命
令データによって、エリア番号−02、リンク対象デイ
レクト9名rAAAJ、そしてリンク対象エリア番号−
01としてエリアをリンクし、次にディレクトリ名rC
CClのディレクトリ選択を行なった後、エリアリンク
登録命令データによって、エリア番号−02、リンク対
象ディレクトリ名rAAAJ 、そしてリンク対象エリ
ア番号−〇3としてエリアをリンクした結果のエリア定
義情報格納状態を示す。これを概念図で示したものが第
5図(b)である。
これにより、ディレクトリ選択する前にエリア番号「0
8」を使用して読出し命令および書込み命令を実行する
と、読出しおよび書込み処理はエリアAに対して行なわ
れる。
8」を使用して読出し命令および書込み命令を実行する
と、読出しおよび書込み処理はエリアAに対して行なわ
れる。
また、ディレクトリ名rAAAJを選択した後、エリア
番号「01」を使用するとエリアCに、またエリア番号
「03」を使用するとエリアEに対しての読出しおよび
書込み処理が行なわれる。
番号「01」を使用するとエリアCに、またエリア番号
「03」を使用するとエリアEに対しての読出しおよび
書込み処理が行なわれる。
また、ディレクトリ名rBBBJを選択した後、エリア
番号「01」を使用するとエリアBに、またエリア番号
「02」を使用すると、先にディレクトリ名rAAAJ
を選択した後エリア番号「01」を使用した際のエリア
と同一のエリアCに対しての読出しおよび書込み処理が
行なわれる。
番号「01」を使用するとエリアBに、またエリア番号
「02」を使用すると、先にディレクトリ名rAAAJ
を選択した後エリア番号「01」を使用した際のエリア
と同一のエリアCに対しての読出しおよび書込み処理が
行なわれる。
また、ディレクトリ名rCCClを選択した後、エリア
番号「01」を使用するとエリアDに、またエリア番号
「02」を使用すると、先にディレクトリ名[AAAJ
を選択した後エリア番号「03」を使用した際のエリア
と同一のエリアEに対しての読出しおよび書込み処理が
行なわれる。
番号「01」を使用するとエリアDに、またエリア番号
「02」を使用すると、先にディレクトリ名[AAAJ
を選択した後エリア番号「03」を使用した際のエリア
と同一のエリアEに対しての読出しおよび書込み処理が
行なわれる。
なお、この状態では、エリア群先端アドレス格納エリア
164には、エリア先頭アドレス情報rAO5Jの値を
1つ減算した値が格納されている。
164には、エリア先頭アドレス情報rAO5Jの値を
1つ減算した値が格納されている。
なお、前記実施例では、リンク先指定情報としてリンク
先のディレクトリ識別情報およびエリア番号を用いてい
るが、リンク先のエリア定義情報が識別できれば何でも
よい。たとえばリンク先のエリア定義情報が格納されて
いる位置情報などでもよい。
先のディレクトリ識別情報およびエリア番号を用いてい
るが、リンク先のエリア定義情報が識別できれば何でも
よい。たとえばリンク先のエリア定義情報が格納されて
いる位置情報などでもよい。
また、リンク登録命令データ中のリンク対象ブイレフ8
リ名は、リンク対象となるディレクトリ名を内部で識別
できるデータであれば何でもよい。
リ名は、リンク対象となるディレクトリ名を内部で識別
できるデータであれば何でもよい。
また、前記実施例では、アプリケーションデータを格納
するエリアについて説明しであるが、たとえば暗証番号
など、ICカードのアクセスに必要となる各種認証情報
エリアについても同様にリンクすることが可能である。
するエリアについて説明しであるが、たとえば暗証番号
など、ICカードのアクセスに必要となる各種認証情報
エリアについても同様にリンクすることが可能である。
すなわち、これにより各種認証情報エリアに対し、それ
ぞれエリア番号を付与し、照合命令データなどで、この
エリア番号により認証情報を指定する場合などは、異な
るエリア番号も同一の認証情報に対しての照合処理を施
すことになる。
ぞれエリア番号を付与し、照合命令データなどで、この
エリア番号により認証情報を指定する場合などは、異な
るエリア番号も同一の認証情報に対しての照合処理を施
すことになる。
[発明の効果]
以上詳述したように本発明によれば、エリアの共a割当
てを行なう際、共有する少なくとも2つのアプリケーシ
ョンに対して個別に割当てられたエリア定義手段のエリ
ア定義権をチエツクすることにより、異なるアプリケー
ション間で同一のエリアを共有する際、アプリケーショ
ン個別に割当てられたエリアの創成権限を損うことなく
、エリア共有権限を明確化することが可能な携帯可能電
子装置を提供できる。
てを行なう際、共有する少なくとも2つのアプリケーシ
ョンに対して個別に割当てられたエリア定義手段のエリ
ア定義権をチエツクすることにより、異なるアプリケー
ション間で同一のエリアを共有する際、アプリケーショ
ン個別に割当てられたエリアの創成権限を損うことなく
、エリア共有権限を明確化することが可能な携帯可能電
子装置を提供できる。
図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第1図
(a)はリンク登録前のエリア定義情報格納エリアおよ
びエリア定義情報の格納状態を示す図、第1図(b)は
リンク登録後のエリア定義情報格納エリアおよびエリア
定義情報の格納状態を示す図、第2図はディレクトリ制
御情報格納エリアおよびディレクトリ制御情報の格納状
態を示す図、第3図はエリア群洛納エリア゛の状態を示
す図、第4図はデータメモリの構成を示す図、第5図(
a)は第1図(a)のエリア定義情報格納状態に対する
立リアの所属概念図、第5図(b)は第1図(b)のエ
リア定義情報格納状態に対するエリアの所属概念図、第
6図は各処理動作を説明するフローチャート、第7図は
ディレクトリ制御情報登録命令データのフォーマット例
を示す図、第8図はディレクトリ選択命令データのフォ
ーマット例を示す図、第9図はエリア登録命令データの
フォーマット例を示す図、第10図はエリアリンク登録
命令データのフォーマット例を示す図、第11図はエリ
アへの読出し命令データのフォーマット例を示す図、第
12図はエリアへの書込み命令データのフォーマット例
を示す図、第13図はICカードの構成を示すブロック
図、第14図はICカードの機能ブロックを示す図、第
15図は端末装置の構成を示すブロック図である。 1・・・ICカード(携帯可能電子装置)、2・・・カ
ードリーダ・ライタ、15・・・制御素子(制御部)、
16・・・データメモリ(メモリ部)、17・・・プロ
グラムメモリ、18・・・コンタクト部、161・・・
ディレクトリ制御情報格納エリア、162・・・エリア
定義情報格納エリア、163・・・エリア群格納エリア
、164・・・エリア群先端アドレス格納エリア。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図(b) 第 第 に 第 図。 第11 図 第12図 第15図 −−一」 第 13図 第 14@ 手 続 補 正 書 平成元年 1.20 月 日
(a)はリンク登録前のエリア定義情報格納エリアおよ
びエリア定義情報の格納状態を示す図、第1図(b)は
リンク登録後のエリア定義情報格納エリアおよびエリア
定義情報の格納状態を示す図、第2図はディレクトリ制
御情報格納エリアおよびディレクトリ制御情報の格納状
態を示す図、第3図はエリア群洛納エリア゛の状態を示
す図、第4図はデータメモリの構成を示す図、第5図(
a)は第1図(a)のエリア定義情報格納状態に対する
立リアの所属概念図、第5図(b)は第1図(b)のエ
リア定義情報格納状態に対するエリアの所属概念図、第
6図は各処理動作を説明するフローチャート、第7図は
ディレクトリ制御情報登録命令データのフォーマット例
を示す図、第8図はディレクトリ選択命令データのフォ
ーマット例を示す図、第9図はエリア登録命令データの
フォーマット例を示す図、第10図はエリアリンク登録
命令データのフォーマット例を示す図、第11図はエリ
アへの読出し命令データのフォーマット例を示す図、第
12図はエリアへの書込み命令データのフォーマット例
を示す図、第13図はICカードの構成を示すブロック
図、第14図はICカードの機能ブロックを示す図、第
15図は端末装置の構成を示すブロック図である。 1・・・ICカード(携帯可能電子装置)、2・・・カ
ードリーダ・ライタ、15・・・制御素子(制御部)、
16・・・データメモリ(メモリ部)、17・・・プロ
グラムメモリ、18・・・コンタクト部、161・・・
ディレクトリ制御情報格納エリア、162・・・エリア
定義情報格納エリア、163・・・エリア群格納エリア
、164・・・エリア群先端アドレス格納エリア。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図(b) 第 第 に 第 図。 第11 図 第12図 第15図 −−一」 第 13図 第 14@ 手 続 補 正 書 平成元年 1.20 月 日
Claims (1)
- メモリ部と、このメモリ部に対してアクセスを行なう
ための制御部を有し、選択的に外部とのデータの入出力
を行なう携帯可能電子装置であって、前記メモリ部に対
して複数の第1のエリア群を定義する第1のエリア定義
手段と、この第1のエリア定義手段に対応して、その第
1のエリア定義手段で定義される前記第1のエリア群の
共有定義の可否を判定するための共有定義可否情報を記
憶する記憶手段と、前記メモリ部に対して複数の第2の
エリア群を定義する第2のエリア定義手段と、この第2
のエリア定義手段によって前記第1のエリア定義手段で
定義された前記第1のエリア群を共有定義するとき、前
記記憶手段に記憶されている前記共有定義可否情報に基
づきその共有定義の可否を判定する判定手段とを具備し
たことを特徴とする携帯可能電子装置
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63200017A JPH0250286A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 携帯可能電子装置 |
DE68915186T DE68915186T2 (de) | 1988-03-09 | 1989-03-06 | Tragbarer elektronischer Apparat. |
EP89103927A EP0332117B1 (en) | 1988-03-09 | 1989-03-06 | Portable electronic apparatus |
US07/319,729 US5097118A (en) | 1988-03-09 | 1989-03-07 | Portable electronic apparatus for writing and reading data to and from an external device and performing data memory allocation |
KR1019890002891A KR970006646B1 (ko) | 1988-03-09 | 1989-03-09 | 휴대가능전자장치 |
HK98102039A HK1002922A1 (en) | 1988-03-09 | 1998-03-12 | Portable electronic apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63200017A JPH0250286A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 携帯可能電子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0250286A true JPH0250286A (ja) | 1990-02-20 |
Family
ID=16417418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63200017A Pending JPH0250286A (ja) | 1988-03-09 | 1988-08-12 | 携帯可能電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0250286A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04175410A (ja) * | 1990-11-08 | 1992-06-23 | Mitsubishi Motors Corp | 可変バルブタイミング機構のバルブクリアランス調整方法 |
US5388552A (en) * | 1992-09-16 | 1995-02-14 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Valve operating device for an internal combustion engine |
JPH07160547A (ja) * | 1993-12-10 | 1995-06-23 | Toshiba Corp | ファイル管理方式 |
US5845614A (en) * | 1996-11-19 | 1998-12-08 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Valve operating system in internal combustion engine |
EP0887519A1 (en) | 1997-06-24 | 1998-12-30 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Valve operating system in internal combustion engine |
JP2001325580A (ja) * | 2000-05-16 | 2001-11-22 | Glory Ltd | データ記憶装置およびデータ記憶方法、情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体 |
US6412460B1 (en) | 1997-06-24 | 2002-07-02 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Valve operating system in internal combustion engine |
JP2003108530A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-11 | Omc Card Inc | 認証システム |
-
1988
- 1988-08-12 JP JP63200017A patent/JPH0250286A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5515820A (en) * | 1992-09-16 | 1996-05-14 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Valve operating device for an internal combustion engine |
JPH07160547A (ja) * | 1993-12-10 | 1995-06-23 | Toshiba Corp | ファイル管理方式 |
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EP0887519A1 (en) | 1997-06-24 | 1998-12-30 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Valve operating system in internal combustion engine |
US5979379A (en) * | 1997-06-24 | 1999-11-09 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Valve operating system in internal combustion engine |
US6125805A (en) * | 1997-06-24 | 2000-10-03 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Valve operating system in internal combustion engine |
US6412460B1 (en) | 1997-06-24 | 2002-07-02 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Valve operating system in internal combustion engine |
JP2001325580A (ja) * | 2000-05-16 | 2001-11-22 | Glory Ltd | データ記憶装置およびデータ記憶方法、情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体 |
JP4565703B2 (ja) * | 2000-05-16 | 2010-10-20 | グローリー株式会社 | データ記憶装置およびデータ記憶方法 |
JP2003108530A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-11 | Omc Card Inc | 認証システム |
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