JPH02501574A - 増殖過剰性皮膚疾患処置用組成物 - Google Patents
増殖過剰性皮膚疾患処置用組成物Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
増殖過剰性皮膚疾患
処置用組成物
本発明は下記に定める式Ia、IbおよびIcの特定のアザナフタリン類を、哺
乳動物の増殖過剰性皮膚疾患の処置に有用な薬剤組成物の調製に使用することに
関する。
式Ia、IbおよびIcの化合物は既知の化合物である。すなわち化合物Iaお
よびそれらの製法は発行された欧州特許出願第84114974.3号;公開第
0144998号明細書に示されている。
化合物Ibおよびそれらの製法は国際特許U、8.813101518号;公開
WO37100752号明細書に示されている。化合物Icおよびそれらの製法
は公開された欧州特許出願第84105923.1号:公開第0127135号
明細書に示されている。すべての化合物が抗アレルギー、抗炎症および/または
細胞保護作用をもつことが知られている。
本発明者らは意外にも、これらの化合物が増殖過剰性皮膚疾患の処置にも有用で
あることを見出した。ここで用いるこの語は、その症状に落屑、斑、または丘疹
状病変として現われる皮膚細胞産生の促進が含まれるいずれかの症状を意味する
。増殖過剰性皮膚疾患の例には乾せん、湿疹、ふけなどが含まれる。
本発明に用いられる化合物は構造式Ia、IbもしくはIcのアザナフタリン類
またはそれらの溶媒和物:R
3a
〔式中、
環員子a、 b、cおよびdのうち2個はCHまたはNであり、残り2個の員子
はCHを表わし;
Y およびZ は互いに独立にOまたはSを表わし;a a
R3
は1〜6個の炭素原子を含むアルキルを表わす)または水酸基を表わし、ただし
1個の炭素原子には1個の水酸基のみが結合2〜7個の炭素原子を含むカルボン
酸のアシル、1〜6個の炭素原子を含むアルキルスルホニル、2〜7個の炭素原
子を含むカルボアルコキシ、CONH2、フェニルまたはピリジルであり、これ
らのうち後二者は3個までの置換基Q、により置換されていてもよく、その際各
Q は互いに独立に水酸基、1〜6個の炭素原子を含むアルキル、ハロゲン、ニ
トロ、1〜6個の炭素原子を含むアルコキシ、トリフルオルメチル、シアノ、3
〜7個の炭素原子を含むシクロアルキル、3〜6個の炭素原子を含むアルケニル
オキシ、3〜6個の炭素原子を含むアルキニルオキシ、S (0) −R9(n
aは後記に定めna a
炭素原子を含むアルキレンであり、R10は上記に定めたとおりである)または
NHCOR(R11は水素原子、1〜6a a
個の炭素原子を含むアルキル、1〜6個の炭素原子を含むアル素原子、または1
〜6個の炭素原子を含むアルキルである)である)であり:
R5およびR6は同一でも異なってもよく、水素原子、a a
1〜6個の炭素原子を含むアルキル、ハロゲン、ニトロ、1〜6個の炭素原子を
含むアルコキシ、トリフルオルメチル、1〜6個の炭素原子を含むアルキルチオ
、またはシアノであり;naは0. 1または2であり;
raは0.1または2であり;
qaは1〜5の整数であり;そして
A はフェニル、ナフチル、インデニル、インダニル、2−93−もしくは4−
ピリジル、2−.4−.5−もしくは6−ピリミジル、2−もしくは3−ピラジ
ニル、2−もしくは3−フリル、2−もしくは3−チェニル、2−24−もしく
は5−イミダゾリル、2−.4−もしくは5−チアゾリル、または2−24−も
しくは5−オキサシリルであり、これらはいずれも上記に定めた3個までの置換
基Q により置換されていてもよい〕 ;WおよびXは同一でも異なってもよく
、互いに独立に−CH−または−N=を表わし;
Z およびz2は同一かまたは異なり、互いに独立にOまたはSを表わし;
R1、R2、R3、R4およびR5は同一かまたは異なり、互いに独立にH,1
〜12個の炭素原子を含むアルキル、3〜8個の炭素原子を含むアルケニル、3
〜8個の炭素原子を含むアルキニル、そのアルコキシ部分に1〜6個の炭素原子
を含み、アルキル部分に2〜6個の炭素原子を含むアルコキシアルキル、2〜8
個の炭素原子を含むヒドロキシアルキル、3〜8個の炭素原子を含むシクロアル
キル、そのアシルオキシ部分に1〜6個の炭素原子を含み、アルキル部分に2〜
8個の炭素原子を含は1〜6個の炭素原子を含むアルキレン基を表わし、Roは
水素原子、または1〜6個の炭素原子を含むアルキル基を表わす)よりなる群か
ら選ばれ、ただしR1,R2またはR3においてヒドロキシアルキル基のOH,
およびアシルオキシアルキル基のアシルオキシは、R1,R2およびR3が結合
している窒素原子に結合している炭素原子に結合しておらず、かつR1゜R2お
よび/またはR3がアルケニルまたはアルキニルである場合、R1,R2および
R3が結合している窒素原子と炭素−炭素二重結合または三重結合との間に少な
くとも1個の炭素−炭素一重結合があり;
さらにR1,R2またはR3のうち1個はアリール基または芳香族複素環残基で
あってもよく、それらはいずれも後記に定める1〜3個の置換基Yにより置換さ
れていてもよく;さらにR1,R2およびR3のうち2個が互いに連結して、2
〜8個の炭素原子を含む環を表わしていてもよく、数理は−o−、−s−および
/または−NR’−の異種原子基(R’は前記に定めたものである)を含んでい
てもよく、および/または炭素−炭素二重結合を含んでいてもよく、かつ数理は
さらに1〜3個の置換基R7により置換されていてもよく、該置換基は同一でも
異なっていてもよく、互いに独立にOH(ただしOHは既に異種原子に結合して
いる炭素原子上にはない)、1〜6個の炭素原子を含むアシルオキシ、1〜8個
の炭素原子を含むヒドロキシアルキル、そのアルコキシ部分およびアルキル部分
それぞれに1〜6個の炭素原子を含むアルコキシアルキル、1〜6個の炭素原子
を含むアルキル、3〜8個の炭素原子を含むアルケニル、3〜8個の炭素原子を
含むアルキニルから選ばれ、またはいずれか2個の置換基R7が合計4〜8個の
炭素原子を含む炭化水素環を表わしていてもよく;そしてさらに、R1,R2お
よびR3の3個すべてがそれらの結合している窒素原子と共に互いに連結して多
環式環を表わしていてもよく、該多環式環は前記に定めた1〜3個の置換基R7
により置換されていてもよく:
mは0〜3の整数であり;
nは0〜2の整数であり;
Qはアリールまたは芳香族複素環残基を表わし、これらは後記に定める1〜3個
の置換基Yにより置換されていてもよく;そして
各Y置換基は互いに独立に水酸基、1〜6個の炭素原子を含むアルキル、ハロゲ
ン、NO2,1〜6個の炭素原子を含むアルコキシ、トリフルオルメチル、シア
ノ、3〜7個の炭素原子を含むシクロアルキル、3〜6個の炭素原子を含むアル
ケニルオキシ、3〜6個の炭素原子を含むアルキニルオキシ、1〜6個の炭素原
子を含むヒドロキシアルキル、−3(0)−R8(R8は1〜6個の炭素原子を
含むアルキルを表わし、nは前記に定めたとおりである)、づ02NH2゜−C
o−R9(R9はOH,−NH−R8または一〇−R8を表わし、RはfFj&
21こ定めたとおりである)、−0−B−COR9(Bは1〜4個の炭素原子を
含むアルキレン基を表わし、R9は前記に定めたとおりである) 、−NH2,
−NHCHO。
−NH−Co−R9(R9は前記に定めたとおりであるが、ただしこれは水酸基
でない) 、−NH−COCF3゜−NH−3o R8(R8は前記に定めたと
おりである)、およびNH302CF3よりなる群から選ばれる〕またはそれら
の薬剤学的に受容できる塩類、溶媒和物、もしくはエステルを薬剤学的に受容で
きるキャリヤーと組合わせたちの;〔式中、A は
R−R8は同一でも異なってもよく、水素原子、またCC
は1〜6個の炭素原子を含むアルキルであり、または2個の隣接するR −R8
置換基が連結してさらに炭素−炭素結合CC
を形成していてもよく:
rcおよびmcは同一でも異なってもよく、0または1であり;
Q と表示された環はさらに2個までの二重結合を含んでいでもよく:
ncは0,1または2であり;
基、1〜6個の炭素原子を含むアルキル、ハロゲン、ニトロ、1〜6個の炭素原
子を含むアルコキシ、トリフルオルメチル、シアノ、3〜7個の炭素原子を含む
シクロアルキル、3〜6個の炭素原子を含むアルケニルオキシ、3〜6個の炭素
原子を含むアルキニルオキシ、S (0) −R11(pcは0゜pCC
ルである)、NH30R11(R” は上記に定めたもので2c c
基、または1〜6個の炭素原子を含むアルコキシである)またはNHR15(R
15は水素原子、または1〜6個の炭素原子C
を含むアルキルである)である)、またはフェノキシ(ベンゼン環は他の置換基
W およびX のいずれにより置換されてCe
いてもよい)であり;
YoおよびZ。は同一でも異なってもよく、CHまたはNであり:
voはフェニル、ナフチル、インデニル、インダニル、2−93−もしくは4−
ピリジル、2−23−もしくは5−ピリミジニル、2−もしくは3−チェニル、
2−もしくは3−フリル、または2−24−もしくは5−チアゾリルであり、こ
れらはいずれも前記に定めたW。およびXcにより置換されていてもよく;そし
て
RおよびR10は互いに独立に水素原子、1〜6個の炭C
素原子を含むアルキルである〕である。
式Ia、IbおよびIcの化合物は溶媒和しない形、および溶媒和した形−水和
した形を含む−で存在しうる。一般に薬剤学的に受容できる溶剤、たとえば水、
エタノールなどと溶媒和した形のものは、本発明の目的にとって溶媒和していな
い形のものと均等である。
本発明の特定の化合物は異性体の形で存在しうる。本発明は純粋な形および混合
物−ラセミ混合物を含む一双方のこの種の異性体すべてを包含する。
式Iaの化合物のうち好ましい一群の化合物は、Y およびZ が双方とも酸素
原子であるものである。
好ましくはa、 bおよびCはCHを表わし、dはCHまたはNである。さらに
好ましい観点はraがゼロであるもの、すしくはCHまたはOであり、R5およ
びR6は双方とも2 a a
水素原子である。
特に好ましいものは構造式IIaの化合物である。
式中、dはCHまたはNであり、qaは2,3または4であり、A、、V、、R
aおよびR,/ は先に定めたものである。
本明細書および請求の範囲において用いられる下記の語は、特に指示しない限り
下記に定めるものである。
ハロゲン−フッ素、塩素、臭素およびヨウ素からなる;アルキルおよびアルコキ
シ−1〜6個の炭素原子を含む直鎖および分枝鎖炭素鎖からなる;
アルケニルオキシ−3〜6個の炭素原子を含み、炭素−炭素二重結合を含む直鎖
および分枝鎖炭素鎖からなる;ならびにアルキニルオキシ−3〜6個の炭素原子
を含み、炭素−炭素三重結合を含む直鎖および分枝鎖炭素鎖からなる。
R基は互いに独立に変化しうる。たとえばraまたはqaが2である場合、下記
の様式の置換(置換基R8を表わすために水素原子およびCHaを用いる)が考
慮される。すなわち−C(CH”) CH−、−CHC(CH3)2−。
−CH2CH(CH3) −、−CH(CH3)CH2−。
−(C(CH’)H) 2−など。さらにraまたはqaが2である場合、−C
(CH3) 2CH(C2H5)+。
−CH(CH)CB (02H5)などの置換基も考慮される。
安定性の問題のためRおよびR,/基については制限かあることは当業者には自
明である。1つの制限は、いずれのR3も環窒素原子に対しα位の炭素原子に結
合した水酸基ではあり得ないことである。他の制限はRおよびR8′基双方が同
一炭素原子に結合した水酸基ではあり得ないことである。
ある種の化合物は異性体の形で存在しうる。本発明は純粋な形および混合物−ラ
セミ混合物を含む−の形双方のこの種の異性体をすべて包含する。■、がスピロ
環の異種原子を表わす場合、本明細書の構造式1aおよびIIaにおいてV、は
直接にスピロ炭素原子、すなわち構造式Iaにおいて番号3と定められる炭素原
子に結合している。
式Iaの好ましい化合物を要約すると下記のとおりになる。
Y およびZ が双方とも酸素原子であり、および/またはa a
raがゼロであり、および/または
R5およびR6が双方とも水素原子であり、および/まa a
たは
qaが2.3もしくは4であり、および/またはRおよびR′が互いに独立に水
素原子、メチル、エチル、a a
プロピル、イソプロピル、n−ブチルまたはイソブチルであり、および/または
A がフェニル、または1個もしくは2個の置換基Q によa a
り置換されたフェニルであり、および/またはv がo、5(o) もしくはN
−R8、好ましくはOでa na a
あり;
式中のa、 b、c、およびdがすべてCHであるか、またはdがNであり、a
、 bおよびCがCHである。
式Iaの代表的化合物を下記の第1表に例示する。
第 l 表
1 Nc11フ ェ ニ ル000I2トリメf L/ ン174−17112
NC113−ヒドロキシフェニル OOCH2) リ メ チ し ン 21
B−2203NC118−メトキシフェニル 0 0012 ト リ メ チ
し ン 159−160.54cIIcIlフエニル00c112トリメチレ>
168−1885NC118,4−ジクロルフェニル 00CI42ト リ
メ チ し ン 14B−145,56N014−クロルフェニル 000I2
ト リ メ チ し ン16g、)1727 N014−メチルフェニル 0
0 CH2ト リ メ チレン 177−178.58 11cH8−りOルア
zニルOOCH2) !J / f レン165−1879 NC113−クロ
ルフェニル S 0012 ト リ メ チ し :/ 1B11−17010
I C’H7エニk S OCH121”リメチレン18B−189,511
NcH”チ″オキサ゛ノ”00) リ メ チ し ン 1511−160アミ
ノフーニル C112
13NC1+3−7ミノフエニル0OC112ト リ メ チL/ ン200−
20215NC11フ ェ ニ ル00 )リメチレン241°5−2432
(l/3水化物)
16NcHフ ェ ニ ル 0 0 0 エ チ し ン 233−285.6
11NCHフ ェ ニ ル0OS)リメチレン第 1 表 (続 き)
19NO13,4−ジクロルフェニル 0 0 0 テ トラメチレン2ONC
H8−クロルフェニル 000 テトラメチレン 158.5−18021NC
114−クロルフェニル ooo テトラメチレン 229−231.5(1/
2水化物)
22)ICH3−メトキ’/ 7 エニル OOOf トラメチLt ンut−
t。
23NCI+4−メトキシフェニル 00 o テトラメチレン式Ibに含まれ
る好ましい化合物群は、WおよびXのうち少なくとも一方がNである化合物であ
る。より好ましくはWはCHであり、XはNである。さらに、Z およびZ2の
うち少なくとも一方はOであり、mおよびnは好ましくは0である。
さらに好ましい一群の化合物は構造式nbにより表わされる。
式中、R’、R2,R3,Q、Z およびZ2は前記に定めま
たものである。好ましくはZ およびz2のうちの少なくとも一方はOである。
さらにQは好ましくはアリール基であり、これらは所望により1〜3個のY基、
好ましくは1個または2個のY基により置換されていてもよい。
これらの化合物は両性イオンの形である場合、生理的流体、たとえば血液、血漿
、唾液などに、ならびに一般に、これらの化合物を患者に付与するための組成物
に使用できる極性溶剤、たとえば水およびエタノールに良好な溶解性を示す。こ
の特性は、これらの化合物が経口投与された場合に比較的容易に胃腸において吸
収され、従って良好な活性を示すという点で有利である。もちろん他の形の化合
物、たとえばエステルも治療活性をもつ。
プロピニルオキシ、ヒドロキシエチル、メチルチオ、メチルスルホニル、カルボ
キシ、アセトキシ、N−メチルアミノカルこれらの化合物は両性イオンまたは分
子内塩である。すなわちそれらは陽および陰の双方に帯電している。しかしこれ
らの化合物の薬剤学的に受容できる塩類、たとえば薬剤学的に受容できる酸付加
塩または塩基性塩も含まれる。適切な酸付加塩の例にはクロリド(塩酸から)、
メチル硫酸塩(メチル硫酸から)、硫酸塩(硫酸から)およびプロミドが含まれ
る。塩基性塩はR1,R2およびR3のうち少なくとも1個がHである場合に形
成される。適切な塩基性塩の例にはナトリウム塩、カリウム塩またはカルシウム
塩(それらの対応する水酸化物から)が含まれる。さらに両性イオン型化合物の
エステルも本発明の範囲に含まれる。この種のエステルは、たとえば両性イオン
型化合物とハロゲン化アシルを溶剤、たとえば塩化メチレン、および塩基、たと
えばトリエチルアミン中で反応させることにより形成しうる。
式Ibの化合物は溶媒和しない形、および溶媒和した形で存在することかでき、
これには水和された形、たとえば1/2水化物も含まれる。水化物その他の溶媒
和物は、溶媒和されていない形のものを溶剤と接触させることにより形成される
。一般に、薬剤学的に受容できる溶剤、たとえば水、エタノールなどにより形成
された溶媒和された形のものは、本発明の目的にとって溶媒和されていない形の
ものと均等である。
ある種の化合物は異性体および互変異性体の形で存在する可能性がある。本発明
はこの種の異性体および互変異性体−純粋な形および、ラセミ混合物を含めた混
合物の形の異性体双方−を包含する。
式Icの化合物の各群は
B が酸素原子である化合物;
B が酸素原子であり、AcがA。′である化合物;ncがゼロであり、および
/またはY がCHである化合物であり;
式Icの代表的な各群の化合物は下記のものである。
コレラノ式中、W、V X Z、R’ −R8C(’e’e e C’
rcおよびmcは前記に定めたものである;式2の化合物
R3およびR4は水素原子またはメチルである;CC
特に式1の化合物
式中、W X、Z V R’ 〜R8reおよe’e e’e’ e e’
びmcは前記に定めたものであり、
好ましくは
2 はNであり、および/または
rcおよびmcは双方とも0または1であるか、またはrcおよびmcの和が1
であり、および/またはB は酸素原子であり、および/または■ は式7のも
のである:
びX は双方とも水素原子である。
弐3の化合物
式中、W 、X およびR1〜R8は前記に定めたものee e C
であり、好ましくは
残りは水素原子であり、および/またはW は3−クロルであり、X は水素原
子、塩素原子もしくCC
はフッ素原子であるか、またはW。は3−メトキシであり、X は水素原子もし
くはフッ素原子であるか、またはWoおよびX は双方とも水素原子である;
式5の化合物
R4は前記に定めたものである;
弐6の化合物
式中、W X、R、R2R3およびR4はC’Cee’e e
前記に定めたものであり、好ましくは
W は3−クロルであり、Xcは水素原子、塩素原子もしくはフッ素原子である
か、またはW は3−メトキシであり、X は水素原子もしくはフッ素原子であ
るか、またはW。およ(2,3−b)(1,83−ナフチリジン−4(2H)−
オン;式Icの代表的化合物は下記のものである。
3.5−ジヒドロ−5−フェニル−フロ(3,2−c)(1、8)−ナフチリジ
ン−4(2H)−オン;3.5−ジヒドロ−5−フェニル−チェノ(3,2−c
)3.9−ジヒドロ−9−(m−メトキシフェニル)−フロ(2、3−c )
(1、8)−ナフチリジン−4(2H)−オン;3.9−ジヒドロ−9−(m−
メチルチオフェニル)−フロ(3、2−c ) (1、8)−ナフチリジン−4
(2H)−オン;3.5−ジヒドロ−5−(3,5−ジクロルフェニル)−2−
メチル−フロ(3,2−c ) (1,8)−ナフチリジン−4(2H:l −
オン;
3.5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2−ジメチル−フロ(3,2−c)(1
,幻−ナフチリジン−4(2H)−オン;3.5−ジヒドロ−5−(3−メチル
スルホニルアミノフェニル)−2−メチル−フロ(3,2−c) El、8)−
ナフチリジン−4(2H)−オン;
3.5−ジヒドロ−5−(3−メチルスルホニルアミノフェニル)−フロ(3,
2−c) (1,8)−ナフチリジン−4〔2H〕−オン;
3.9−ジヒドロ−9−(3,4−ジクロルフェニル)−フロ(2,3−b)(
1,83−ナフチリジン−4(2H1)−オン;3.9−ジヒドロ−9−(4−
クロルフェニル)−フロ(2,3−b)(1,8)−ナフチリジン−4(2H)
−オン;3.9−ジヒドロ−9−(3−クロルフェニル)−フロ(2,3−b)
(1,8)−ナフチリジン−4(2H)−オン;8.9−ジヒドロ−9−(3−
クロルフェニル)−2−メチル−フロ[2,3−b)[1,8)−ナフチリジン
−4(2H) −オン:
3.9−ジヒドロ−9−(4−フルオルフェニル)−2−メチル−フロ(2,3
−b) [1,8)−ナフチリジン−4[2H)−オン;
3.9−ジヒドロ−9−(3−メトキシフェニル)−2−メチル−フロ(2,3
−b) (1,8)−ナフチリジン−4[2H) −オン;
3.9−ジヒドロ−9−(3,5−ジクロルフェニル)−フロ(2,3−b)
(1,8)−ナフチリジン−4[2H)−オン;3.9−ジヒドロ−9−(3,
5−ジクロルフェニル)−2−メチル−フロ(2,3−b ) (1,8)−ナ
フチリジン−4(2H) −オン;
3.9−ジヒドロ−9−(3−メチルスルホニルアミノフェニル)−2−メチル
−フロ(2,3−b) [1,8]−ナフチリジン−4[2H]−オン;
6−(4−クロルフェニル)−2,3,4,6−テトラヒドロ−5H−ピラノ(
3,2−c ) (1,8)−六フチリジンー5−オン;6− (3,4−ジク
ロルフェニル) −2,3,4,6−テトラヒドロ−5H−ピラノ [3,2−
c ) [1,8)−ナフチリジン−5−オン;6−(4−メトキシフェニル)
−2,3,4,6−テトラヒドロ−5H−ピラノ (3,2−c ) (1,
8)−ナフチリジン−5−オン;6−(4−メチルフェニル)−2,3,4,6
−テトラヒドロ−5H−ピラノ (3,2−c ) (1’、8)−ナフチリジ
ン−5−オン;10− (3,4−ジクロルフェニル) −2,3,4,10−
テトラヒト10− (4−メトキシフェニル) −2,3,4,10−テトラヒ
ドロ−5H−ピラノ(2,3−b ) (1,8)−ナフチリジン−5−オン;
10− (4−クロルフェニル) −2,3,4,10−テトラヒドロ−5H−
ピラノ[2,3−b) [1,8)−ナフチリジン−5−オン:10− (4−
メチルフェニル) −2,3,4,10−テトラヒドロ−5H−ピラノ 〔2,
ビーb) (1,8)−ナフチリジン−5−オン;10−フェニル−2,3,4
,10−テトラヒドロ−5H−ピラノ[2,3−b) El、8)−ナフチリジ
ン−5−オン;7−フェニル−3,4,5,7−テトラヒドローオキセピノ(3
,2−c) (1,8)−六フチリジン−6(2H)−オン;7−(4−クロル
フェニル) −3,4,5,7−チトラヒドローオキセビノ[3,2−C] (
1,8〕−ナフチリジン−6(2H] −オン;
7−(3−クロルフェニル’)−3,4,5,7−テトラヒドローオキセピノ(
3,2−c ) C1,8)−ナフチリジン−6(2H)−オン;
7−(3−メトキシフェニル)−3,4,5,7−チトラヒドローオキセビノ(
3,2−c) (1,8)−ナフチリジン−6〔2H〕−オン;および
7−(3−ヒドロキシフェニル)−3,4,5,7−テトラヒドローオキセピノ
(3,2−c) [1,8)−ナフチリジン−6〔2H〕 −オン。
哺乳動物における増殖過剰性皮膚疾患の処置に対する化合物の有効性は下記のア
ラキドン酸マウス耳試験により証明される。
アラキドン酸マウス耳試験は増殖過剰性皮膚疾患の処置に有効な化合物を評価す
るために認められた様式である。
チャールズ・リバー、雌、CD、(SD)BRマウス、6週令、を8匹/群でケ
ージに入れ、使用前1〜3週間、気候順応させる。
アラキドン酸(AA)を試薬級アセトン(2mg10.01m1)に溶解し、使
用前に最高1週間−20℃に貯蔵する。10μgのAAを一方の耳の両面に施す
ことにより(合計4mg)炎症反応を誘発する。
被験薬物を試薬用のアセトンまたは水性エタノール(アセトンに不溶性である場
合のみ)に、オパス(Opas)ら、Fed。
Proc、43. Abstract 2983. p、1927 (1984
)およびヤング(Young)ら、J、 Invest、 Dermatol、
82. pp、387−371(1984)により選ばれたものと同じ用量で溶
解した。最大の反応を保証するために、かつ水性エタノールビヒクル中で施され
る薬物について起こる可能性のある局所的吸収の差を克服するために、これらの
用量が用いられるる被験薬物はAAによる攻撃の30分前に施される。
炎症の程度は車重量の増加の関数として測定される。AA攻撃の1時間後に6+
nmのパンチバイオプシーを採取し、0.1mgまで正確に秤量する。平均上標
準誤差および可能な比較すべての比較はダンカンのマルチプルレンジ(Mult
iple Range)統計法により行われる。
式Ia、IbおよびIcの代表的な選ばれた化合物についての上記試験の結果を
第■表に示す。
化合物 l 化合物 2
化合物 3 化合物 4
1 1.8 1.33 ± 0.40 821 0.1 2.01 ± 0.6
9 722 1.0 0.6 ± 0.4 902 0.5 1.0 ± 0.
5 763 1.0 0.83 ± 0.34 903 0.1 1.40 ±
0.18 834 0.5 3.01 ± 0.47 614 0.1 4.
35 ± 0.01 43ここで用いた化合物の有効性をたとえば化合物3,9
−ジヒドロ−9−(3−タロルフェニル)−2−メチル−フロ(2,3−b)
(1,8)−ナフチリジン−4(2H)−オンにより証明する。これは有効ii
(ED5o) O,13mgにおいて50%の抑制を与える活性を示す。以上
に基づき、ここで用いた化合物は増殖過剰側皮膚疾患の処置に有効である。試験
結果に基づいて、ここで用いる化合物は増殖過剰性皮膚疾患の処置のために、い
ずれかの連立な経路で、たとえば経口的、局所的、非経口的に、約0.05〜約
50mg/kgの用量において投与できる。
投与量および投与経路は使用する個々の化合物、患者の年令および一般健康状態
、ならびに炎症状態の程度に依存する。
従って最終的に決定される用量は熟練した健康管理の専門家の判定にゆだねられ
ねばならない。
非経口的に、たとえば静脈内に投与する場合、本化合物は約0.01〜10mg
/kg (体重)の用量範囲の1日量で1回または多数回投与される。
本化合物は単位量剤形、たとえば錠剤、カプセル剤、丸薬、散剤、顆粒剤、非経
口用無菌液剤もしくは懸濁剤、坐剤、機械的デリバリ−デバイス(たとえば経皮
用)などの形で投与できる。
本明細書に記載された化合物から薬剤組成物を調製するためには、不活性の薬剤
学的に受容できるキャリヤーは固体または液体のいずれであってもよい。固形製
剤には散剤、錠剤、分散性顆粒剤、カプセル剤、カシェ剤および坐剤が含まれる
。固体キャリヤーは希釈剤、芳香剤、溶解補助剤、滑沢剤、懸濁剤、結合剤、ま
たは錠剤崩解剤として作用しうる物質1種または2種以上であってもよく、対人
材料であってもよい。散剤の場合、キャリヤーは微粉状の有効化合物と混合した
微粉固体である。
錠剤の場合、有効化合物を必要な結合特性をもつキャリヤーと適切な割合で混合
し、目的とする形状および寸法に圧縮成形する。散剤および錠剤は有効成分5ま
たは10〜約70%を含有することが好ましい。適切な固形キャリヤーは炭酸マ
グネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、ショ糖、乳糖、ペクチン、デ
キストリン、デン粉、ゼラチン、トラガカント、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロースナトリウム、低融点ろう、カカオ脂などである。°製剤”とい
う語は対人材料をキャリヤーとして含み、カプセル剤を形成した有効化合物の配
合物であって、有効成分(他のキャリヤーを含むか、または含まない)がキャリ
ヤーにより包囲され、従ってこれが付随するものをも包含するものとする。カシ
ェ剤も含まれる。錠剤、散剤、カシェ剤およびカプセル剤は経口投与に適した固
形用量刑形として使用できる。
増殖過剰性皮膚疾患の処置のために好ましい投与経路は局所的なものである。こ
の好ましい方法においては、有効成分、ならびに通常は約o、ooi〜約10%
、好ましくは約0.1〜約5%の濃度の無毒性の薬剤学的に受容できる局所用キ
ャリヤーからなる薬剤配合物を、1日数回、罹患した皮膚が改善されるまで適用
する。次いで局所適用をより低頻度の間隔(たとえば1日1回)で継続すること
によって症状を抑制する。
本化合物を液体溶剤中で、好ましくは高い溶媒和作用をもつ親水性液体から調製
される水混和性液状キャリヤー、たとえばプロピレングリコールおよびポリエチ
レングリコールからなる溶液中で投与することが好都合である。あるいは本化合
物を乾燥した形で、たとえば散剤として投与することができる。本化合物を局所
的に使用できる他の剤形にはクリーム、ローション、エアゾール、散粉剤、およ
び軟こうが含まれ、これらは局所用の乾燥状、液状、クリーム状およびエアゾー
ル状配合物に慣用される通常の薬剤用希釈剤およびキャリヤーと組合わせること
により調製される。
たとえば軟こうおよびクリームは適切な増粘剤および/またはゲル化剤を添加し
て、水性油基剤を用いて配合できる。この種の基剤にはたとえば水および/また
は油、たとえば流動パラフィンもしくは植物油、たとえば落花生油、もしくはヒ
マシ油が含まれる。基剤の性質に従って使用できる増粘剤には軟質パラフィン、
ステアリン酸アルミニウム、セトステアリルアルコール、プロピレングリコール
、ポリエチレングリコール、羊毛脂、水素化ラノリン、密ろうなどが含まれる。
ローションは水性または油性の基剤を用いて配合することができ、一般に下記の
もの、すなわち安定剤、乳化剤、分散助剤、沈殿防止剤、増粘剤、着色剤、香料
などのうち1種または2種以上をも含有するであろう。
坐剤を調製するためには、低融点ろう、たとえば脂肪酸グリセリドまたはカカオ
脂の混合物をまず溶融し、これに有効成分をたとえば撹拌により均一に分散する
。次いで溶融した均質混合物を適宜な寸法の型に注入し、放冷することにより固
化させ液状製剤には液剤、懸濁剤および乳剤が含まれる。−例としては非経口注
射用の水溶液または水−プロピレングリコール溶液が挙げられる。液状製剤はポ
リエチレングリコール水溶液中の溶液として配合することもできる。経口用とし
て適した水溶液は有効成分を水に添加し、目的に応じて適切な着色剤、芳香剤、
安定剤、甘味剤、溶解補助剤および増粘剤を添加することにより調製できる。経
口用として適した水性懸濁液は微粉状の有効成分を粘稠な物質、たとえば天然ま
たは合成のゴム、樹脂、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリ
ウムおよび他の周知の沈殿防止剤と共に水に分散させることにより調製できる。
使用直前に経口または非経口投与用の液状製剤に変えることを意図した固形製剤
も包含される。この種の液状剤形には液剤、懸濁剤および乳剤が含まれる。これ
らの固形製剤は特に、単位量剤形として供給されるのがきわめて好都合であり、
そのまま液状の1回示単位を得るために使用される。あるいは液状剤形′に変え
たのち、あらかじめ定められた用量の液状剤形をたとえば注射器、茶さじまたは
他の計量容器で計量することにより多数回分の液量を与えるのに十分な固体を供
給してもよい。このように多数回分の液量を調製した場合には、分解の可能性を
遅延させるために上記液量の未使用分を低温(すなわち冷蔵下)に保存すること
が好ましい。液状剤形に変えることを意図した固形製剤は、有効物質のほかに芳
香剤、着色剤、安定剤、緩衝剤、人工および天然の甘味料、分散助剤、増粘剤、
溶解補助剤などを含有しうる。液状製剤を調製するために用いられる溶剤は水、
等張の水、エタノール、グリセリン、プロピレングリコールなど、およびそれら
の混合物である。もちろん、用いられる溶剤は投与経路に関連して選ばれ、たと
えば大量のエタノールを含有する液状製剤は非経口用としては不適当である。
好ましくは製剤は単位量剤形である。この剤形の場合、製剤は適宜な量の有効化
合物を含有する単位量に小分割される。単位量剤形が包装製剤であって別個の量
の製剤を入れたパッケージ、たとえば包装された錠剤、カプセル剤、およびバイ
アルまたはアンプル中の散剤であってもよい。単位量剤形がカプセル剤、カシェ
剤もしくは錠剤自身であるか、またはこれらが適宜な数量包装された形のもので
あってもよい。
単位量製剤中の有効化合物の量は個々の用途および有効成分の効力に従って約0
.1〜約500 mgの範囲で変更および調製される。組成物は所望により他の
治療薬をも含有しうる。
用量は患者の要件、処置される状態の程度、および用いられる個々の化合物に応
じて変えられる。個々の状況に適した用量の決定は当業者が容易になしうる。一
般に処置はその化合物の最適用量より少ない用量から始める。次いで、その状況
下で最適な効果が達成されるまで少量ずつ川沿を増加させる。所望により全1日
量を分割してその日内に少量ずつ投与するのも好都合である。
以下の配合物は若干の周回剤形を例示する。それぞれの場合有効成分は構造式I
a、IbまたはIcで表わされる化合物、たとえば9−(3−クロルフェニル)
−3,9−ジヒドロ−2−メチル−フロ(2,3−b ) [1,8)ナフチ
リジン−4(211) −オンであり、“有効化合物”と呼ばれる。ただし式I
a、IbまたはIeの範囲内にある他の化合物をこれらの代わりに使用すること
もできる。
有効化合物 1.0〜20.0
ベンジルアルコール、 NF 10.0鉱 油、USP 50.0
白色ワセリン、USP 1.Ogとなる量方 法
秤量された白色ワセリン、鉱油、ベンジルアルコールを混合し、65℃に加熱し
、そして50〜55℃に冷却する。有効化合物を鉱油の一部に分散させ、次いで
上記混合物に撹拌下に添加する。
室温に冷却する。
配合物■:クリーム
有効化合物 1.0〜20.0
ステアリン酸、USP 80.0
グリセリルモノステアレート 100.0プロピレングリコール、USP 50
.0ポリエチレンソルビタン
モノパルミテート 50.0
ソルビトール溶液、USP 30.0
ベンジルアルコール、NF 10.0
精製水、USP LOgとなる量
方 法
ステアリン酸、グリセリルモノステアレートおよびポリエチレンソルビタンモノ
パルミテートを70℃に加熱する。別個の容器にソルビトール溶液、ベンジルア
ルコール、水および半量のプロピレングリコールを溶解し、70℃に加熱する。
水相を油相に高速撹拌下に添加する。有効化合物を残量のプロピレングリコール
に溶解し、エマルジョンの温度が37〜40℃に達した時点で上記のエマルジョ
ンに添加する。撹拌下に均一に混合し、室温にまで冷却する。
配合物■ニゲル剤
有効化合物 1.0〜20.0
プロピレングリコール、USP 300.0ブチル化ヒドロキシトルエン 5.
0
カーボマー940 5.0
水酸化ナトリウム(プロピレン
グリコール中の1%v/w溶液
として添加)0.7
プロピレングリコール400. USP ’ 6B9.3〜688.0方 法
プロピレングリコール中の1%溶液を調製し、保存する。残りのプロピレングリ
コールの約1/2およびポリエチレングリコール400を適宜な容器に添加し、
混合する。ブチル化ヒドロキシトルエンをこの混合物に溶解する。カーボマー9
40を上記混合物に激しく撹拌しながら分散させる。水酸化ナトリウム溶液を高
速撹拌下に添加してpH7となし、濃厚なゲルが生成するまで撹拌する。有効化
合物を残りのプロピレングリコールに溶解し、ゲルを連続的に撹拌しながらこれ
を徐々に添加する。
配合物■:ローション
有効化合物 1.0〜20.0
カーボマ−9403,0
水酸化ナトリウム(4%w/v
水溶液として装入) 0.05
イソプロピルアルコール 40.00
精製水、USP 1.0gとなる量
方 法
水中の4%水酸化ナトリウム溶液を調製する。精製水を60℃に加熱する。カー
ボマー940を添加し、分散するまで高速で混合する。上記混合物を室温にまで
冷却し、均質になるまで徐々に水酸化ナトリウムを装入する。これにイソプロピ
ルアルコールの80%を添加混合する。有効化合物を残りのイソプロパツールに
溶解する。これを上記混合物に撹拌下に添加する。必要な場合には水酸化ナトリ
ウムによlりpHを5.0〜5,5に調製する。
配合物V:局所用エアゾール
処 方 mg/g
有効化合物 1.0〜20.0
カプリル/カプリントリグリセリド 50.00鉱 油 20.00
特殊変性アルコール 150.00
炭化水素系エアゾール用噴射剤 LOfとなる量方 法
カプリル/カプリントリグリセリド、鉱油および特殊変性アルコールを適宜な配
合タンク内で添加混合する。有効薬物を添加し、有効化合物が均一に溶解または
分散するまで混合し続ける。この濃厚液を缶に充填し、次いで必要量の炭化水素
系エアゾール噴射剤を充填する。
1、 有効化合物 100 500
2、乳 糖、USP 122 113
3、コーンスターチ、食品用、
精製水中の10%ペーストとして 30404、コーンスターチ、食品用 45
405、ステアリン酸マグネシウム 37
合計 300 700
製造法
成分阻1および2を適宜なミキサー中で1o−15分間混合する。
混合物を成分N(L3と共に顆粒化する。湿潤顆粒を必要に応じ粗い篩(たとえ
ば6.35mm (1/4’ ))を通して微粒化する。湿潤顆粒を乾燥させる
。必要に応じ乾燥顆粒を篩分けし、成分Nα4と混合し、10〜15分間混合す
る。成分Nへ5を添加し、1〜3分間混合する。混合物を適宜な打錠機により適
切な寸法および重量に圧縮成形する。
1、 有効化合物 100 500
2、乳 糖、USP 106 123
3、ツースターチ1食品用 4070
4、ステアリン酸マグネシウム、NF47合計250 700
製造法
成分魔1,2および3を適切なブレングー中でlO〜15分間混合する。成分魔
4を添加し、1〜3分間混合する。混合物を適切なツーピース型ハードゼラチン
カプセルに適宜なカプセル封入機により充填する。
配合物■:非経ロ用
還元(reconstltution)のためには注射用無菌水または注射用静
菌水を添加する。
有効化合物 100
p−ヒドロキシ安息香酸メチル IJ
p−ヒドロキシ安息香酸プロピル 0.2亜硫酸水素ナトリウム 3.2
エデチン酸二ナトリウム 0.1
硫酸ナトリウム 2.6
注射用水 1.0mlとなる量
製造法
1、パラベン類を注射用水の一部(最終容量の85%)に65〜70℃で溶解す
る。
2.25〜35℃に冷却する。亜硫酸水素ナトリウム、ニブチン酸二ナトリウム
および硫酸ナトリウムを装入し、溶解する。
3、薬物を装入し、溶解する。
4、溶液を注射用水の添加により最終容量となす。
5、溶液を0.22メンブレンにより濾過し、適宜な容器に充填する。
6、最後に各単位をオートクレーブ処理により殺菌する。
単位曾製剤中の有効化合物の母は個々の適用法および有効成分の効力に応じて1
〜loOmgの範囲で変更および調整することができる。必要に応じこれらの組
成物は他の治療薬をも含有しうる。
関与する病変に適用される有効化合物の量は患者の要件、処置すべき状態の程度
、および使用する個々の化合物に応じて変えることができる。個々の状況に適し
た用量の決定は当業者が容易になしうる。必要に応じ全1日量を分割してその日
に少量ずつ投与することも好都合である。
補正書の翻訳文提出書
平成 元年 6月 5日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.構造式Ia,IbまたはIcのアザナフタリン類:▲数式、化学式、表等が あります▼Ia〔式中、 環表子a,b,cおよびdのうち2個はCHまたはNであり、残り2個の表子は CHを表わし; YaおよびZaは互いに独立にOまたはSを表わし;VaはO,S(O)N−R 8aまたは▲数式、化学式、表等があります▼を表わし;各Raは互いに独立に 水素原子、1〜6個の炭素原子を含むアルキル、CH2OH,COR7a(R7 aは水素原子、または1〜6個の炭素原子を含むアルキルを表わす)または水酸 基を表わし、ただし1個の炭素原子には1個の水酸基のみが結合でき; 各Ra′は互いに独立に上記Raに関して定めたとおりであり、ただしVaがO ,S(O)naまたはN−R8aを表わす場合、Ra′は水酸基ではなく; R8aは水素原子、1〜6個の炭素原子を含むアルキル、2〜7個の炭素原子を 含むカルボン酸のアシル、1〜6個の炭素原子を含むアルキルスルホニル、2〜 7個の炭素原子を含むカルボアルコキシ、CONH2、フェニルまたはピリジル であり、これらのうち後二者は3個までの置換基Qaにより置換されていてもよ く、その際各Qaは互いに独立に水酸基、1〜6個の炭素原子を含むアルキル、 ハロゲン、ニトロ、1〜6個の炭素原子を含むアルコキシ、トリフルオルメチル 、シアノ、3〜7個の炭素原子を含むシクロアルキル、3〜6個の炭素原子を含 むアルケニルオキシ、3〜6個の炭素原子を含むアルキニルオキシ、S(O)n a−R9{naは後記に定めるとおりであり、R9aは1〜6個の炭素原子を含 むアルキルである}、NHSO2R9a{R9aは上記に定めたものである}、 NHSO2CF3,SO2NH2,COR10a{R10aはOH,NH2また はOR9a(R9aは上記に定めたとおりである)である}、O−Ba−COR 10a{Baは1〜4個の炭素原子を含むアルキレンであり、R10aは上記に 定めたとおりである}またはNHCOR11a{R11aは水素原子、1〜6個 の炭素原子を含むアルキル、1〜6個の炭素原子を含むアルコキシ、COR12 a(R12aは水酸基、または1〜6個の炭素原子を含むアルコキシである)ま たはNHR13a(R13aは水素原子、または1〜6個の炭素原子を含むアル キルである)である1であり; R5aおよびR6aは同一でも異なってもよく、水素原子、1〜6個の炭素原子 を含むアルキル、ハロゲン、ニトロ、1〜6個の炭素原子を含むアルコキシ、ト リフルオルメチル、1〜6個の炭素原子を含むアルキルチオ、またはシアノであ り;naは0,1または2であり; raは0,1または2であり; qaは1〜5の整数であり;そして Aaはフェニル、ナフチル、インデニル、インダニル、2−,3−もしくは4− ピリジル、2−,4−,5−もしくは6−ピリミジル、2−もしくは3−ピラジ ニル、2−もしくは3−フリル、2−もしくは3−チエニル、2−,4−もしく は5−イミダゾリル、2−,4−もしくは5−チアゾリル、または2−,4−も しくは5−オキサゾリルであり、これらはいずれも上記に定めた3個までの置換 基Qaにより置換されていてもよい〕または式Iaの化合物の溶媒和物; ▲数式、化学式、表等があります▼Ib〔式中、 WおよびXは同一でも異なってもよく、互いに独立に−CH=または−N=を表 わし; Z1およびZ2は同一かまたは異なり、互いに独立にOまたはSを表わし; R1,R2,R3,R4およびR5は同一かまたは異なり、互いに独立にH,1 〜12個の炭素原子を含むアルキル、3〜8個の炭素原子を含むアルケニル、3 〜8個の炭素原子を含むアルキニル、そのアルコキシ部分に1〜6個の炭素原子 を含み、アルキル部分に2〜6個の炭素原子を含むアルコキシアルキル、2〜8 個の炭素原子を含むヒドロキシアルキル、3〜8個の炭素原子を含むシクロアル キル、そのアシルオキシ部分に1〜6個の炭素原子を含み、アルキル部分に2〜 8個の炭素原子を含むアシルオキシアルキル、ならびに−R6−CO2R0(R 6は1〜6個の炭素原子を含むアルキレン基を表わし、R0は水素原子、または 1〜6個の炭素原子を含むアルキル基を表わす)よりなる群から選ばれ、ただし R1,R2またはR3においてヒドロキシアルキル基のOH,およびアシルオキ シアルキル基のアシルオキシは、R1,R2およびR3が結合している窒素原子 に結合している炭素原子に結合しておらず、かつR1,R2および/またはR3 がアルケニルまたはアルキニルである場合、R1,R2およびR3が結合してい る窒素原子と炭素−炭素二重結合または三重結合との間に少なくとも1個の炭素 −炭素一重結合があり; さらにR1,R2またはR3のうち1個はアリール基または芳香族複素環残基で あってもよく、それらはいずれも後記に定める1〜3個の置換基Yにより置換さ れていてもよく;さらにR1,R2およびR3のうち2個が互いに連結して、2 〜8個の炭素原子を含む環を表わしていてもよく、該環は−O−,−S−および /または−NR4−の異種原子基(R4は前記に定めたものである)を含んでい てもよく、および/または炭素−炭素二重結合を含んでいてもよく、かつ該環は さらに1〜3個の置換基R7により置換されていてもよく、該置換基は同一でも 異なっていてもよく、互いに独立にOH(ただしOHは既に異種原子に結合して いる炭素原子上にはない)、1〜6個の炭素原子を含むアシルオキシ、1〜8個 の炭素原子を含むヒドロキシアルキル、そのアルコキシ部分およびアルキル部分 それぞれに1〜6個の炭素原子を含むアルコキシアルキル、1〜6個の炭素原子 を含むアルキル、3〜8個の炭素原子を含むアルケニル、3〜8個の炭素原子を 含むアルキニルから選ばれ、またはいずれか2個の置換基R7が合計4〜8個の 炭素原子を含む炭化水素環を表わしていてもよく;そしてさらに、R1,R2お よびR3の3個すべてがそれらの結合している窒素原子と共に互いに連結して多 環式環を表わしていてもよく、該多環式環は前記に定めた1〜3個の置換基R7 により置換されていてもよく; mは0〜3の整数であり; nは0〜2の整数であり; Qはアリールまたは芳香族複素環残基を表わし、これらは後記に定める1〜3個 の置換基Yにより置換されていてもよく;そして 各Y置換基は互いに独立に水酸基、1〜6個の炭素原子を含むアルキル、ハロゲ ン、NO2、1〜6個の炭素原子を含むアルコキシ、トリフルオルメチル、シア ノ、3〜7個の炭素原子を含むシクロアルキル、3〜6個の炭素原子を含むアル ケニルオキシ、3〜6個の炭素原子を含むアルキニルオキシ、1〜6個の炭素原 子を含むヒドロキシアルキル、−S(O)n−R8(R8は1〜6個の炭素原子 を含むアルキルを表わし、nは前記に定めたとおりである)、−SO2NH2′ −CO−R9(R9はOH,−NH−R8または−O−R8を表わし、R8は前 記に定めたとおりである)、−O−B−COR9(Bは1〜4個の炭素原子を含 むアルキレン基を表わし、R9は前記に定めたとおりである)、−NH2′−N HCHO,−NH−CO−R9(R9は前記に定めたとおりであるが、ただしこ れは水酸基でない)、−NH−COCF3, −NH−SO2R8(R8は前記に定めたとおりである)、およびNHSO2C F3よりなる群から選ばれる〕またはそれらの薬剤学的に受容できる塩類、溶媒 和物、もしくはエステルを薬剤学的に受容できるキャリヤーと組合わせたもの; または▲数式、化学式、表等があります▼Ic〔式中、Acは ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼で あり; Bは互いに独立に酸素原子またはイオウ原子であり;R1c〜R8cは同一でも 異なってもよく、水素原子、または1〜6個の炭素原子を含むアルキルであり、 または2個の隣接するR1c〜R8c置換基が連結してさらに炭素−炭素結合を 形成していてもよく; rcおよびmcは同一でも異なってもよく、Oまたは1であり; Qcと表示された環はさらに2個までの二重結合を含んでいてもよく; ncは0,1または2であり; WcおよびXcは同一でも異なってもよく、水素原子、水酸基、1〜6個の炭素 原子を含むアルキル、ハロゲン、ニトロ、1〜6個の炭素原子を含むアルコキシ 、トリフルオルメチル、シアノ、3〜7個の炭素原子を含むシクロアルキル、3 〜6個の炭素原子を含むアルケニルオキシ、3〜6個の炭素原子を含むアルキニ ルオキシ、S(O)pc−R11c{pcは0,1または2であり、R11cは 1〜6個の炭素原子を含むアルキルである}、NHSO2R11c{R11cは 上記に定めたものである}、NHSO2CF3,NHCOCF3,SO2NH2 ,COR12c{R12cはOH,NH2またはOR11c(R11cは上記に 定めたとおりである)である}、O−Dc−COR12c{Dcは1〜4個の炭 素原子を含むアルキレンであり、R12cは前記に定めたとおりである}、また はNHCOR13c{式中R13cは水素原子、1〜6個の炭素原子を含むアル キル、1〜C 6個の炭素原子を含むアルコキシ、COR14c(R14cは水酸基、または1 〜6個の炭素原子を含むアルコキシである)またはNHR15c(R15cは水 素原子、または1〜6個の炭素原子を含むアルキルである)である}、またはフ ェノキシ{ベンゼン環は他の置換基WcおよびXcのいずれにより置換されてい てもよい}であり: YcおよびZcは同一でも異なってもよく、CHまたはNであり; Vcはフェニル、ナフチル、インデニル、インダニル、2−,3−もしくは4− ピリジル、2−,3−もしくは5−ピリミジニル、2−もしくは3−チエニル、 2−もしくは3−フリル、または2−,4−もしくは5−チアゾリルであり、こ れらはいずれも前記に定めたWcおよびXcにより置換されていてもよく;そし て R9cおよびR10cは互いに独立に水素原子、1〜6個の炭素原子を含むアル キルである〕またはその化合物の溶媒和物、の増殖過剰性皮膚疾患の処置用薬剤 製造のための使用。 2.式Iaにおいて、 YaおよびZaが双方とも酸素原子であり、および/またはraがゼロであり、 および/または R5aおよびR6aが双方とも水素原子であり、および/または qaが2,3もしくは4であり、および/またはRaおよびRa′が互いに独立 に水素原子、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチルまたはイソ ブチルであり、および/または Aaがフェニル、または1個もしくは2個の置換基Qaにより置換されたフェニ ルであり、および/またはVaがO,S(O)naもしくはN−R8a,好まし くはOである、 請求の範囲第1項に記載の使用。 3.式Iaにおいて、a,b,cおよびdがすべてCHであるか、 aおよびdが双方ともNであり、bおよびcが双方ともCHであるか、または dがNであり、a,bおよびcがCHである、請求の範囲第1項または第2項に 記載の使用。 4.式Iaの化合物が 1′−フェニル−スピロ〔シクロペンタン−1,3′−(1,8)ナフチリジン 〕−2′,4′−(1′H)−ジオン;1′−フェニル−スピロ〔シクロベンタ ン−1,3′−キノリン〕−2′,4′−(1′H)−ジオン;1′−(4−メ チルフェニル)スピロ〔シクロペンタン−1,3′−(1,8)ナフチリジン〕 −2′,4′−(1′H)−ジオン;1′−(4−クロルフェニル)スピロ〔シ クロペンタン−1,3′−(1,8)ナフチリジン〕−2′,4′−(1′H) −ジオン;1′−(3,4−ジクロルフェニル)スピロ〔シクロペンタン−1, 3′−(1,8)ナフチリジン〕−2′,4′−(1′H)−ジオン;r−(3 −クロルフェニル)スピロ〔シクロペンタン−1,3′−(1,8)ナフチリジ ン〕−21,4′−(1′H)−ジオン;1′−(3−メトキシフェニル)スピ ロ〔シクロペンタン−1,3′−(1,8)ナフチリジン〕−2′,4′−(1 ′H)−ジオン;1′−(3−ヒドロキシフェニル)スピロ〔シクロペンタン− 1.3′−(1,8)ナフチリジン〕−2′,4′−(1′H)−ジオン;1′ −フェニルスピロ〔シクロペンタン−1.3′−キノリン〕−2′,4′−(1 ′H)−ジオン; 1−フェニル−3′,4′,5′,6′−テトラヒドロスピロ〔1,8−ナフチ リジン−3・2′−(2H)ピラン〕−2,4−ジオン;1−(3−メトキシフ ェニル)−3′4′,5′,6′−テトラヒドロスピロ〔1,8−ナフチリジン −3,2′−(2H)ピラン〕−2,4−ジオン; 4,5−ジヒドロ−1′−フェニル−スピロ〔フラン−2(3H),3′(2′ H)(1,8)ナフチリジン〕−2′,4′−(1′H)−ジオン;1−フェニ ル−スピロ〔1,8−ナフチリジン−3,2′−オキセタン〕−2,4−ジオン ;もしくは 1−(3−クロルフェニル)−3′,4′,5′, 6′−テトラヒドロスピロ 〔1,8−ナフチリジン−3,2′−(2H)ピラン〕−2,4−ジオン またはそれらの溶媒和物である、請求の範囲第1項に記載の使用。 5.化合物が ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 WおよびXは同一でも異なってもよく、互いに独立に−CH=または−N=を表 わし、 Z1およびZ2は同一かまたは異なり、互いに独立にOまたはSを表わし; R1,R2,R3,R4およびR5は同一かまたは異なり、互いに独立にH,1 〜12個の炭素原子を含むアルキル、3〜8個の炭素原子を含むアルケニル、3 〜8個の炭素原子を含むアルキニル、そのアルコキシ部分に1〜6個の炭素原子 を含み、アルキル部分に2〜6個の炭素原子を含むアルコキシアルキル、2〜8 個の炭素原子を含むヒドロキシアルキル、3〜8個の炭素原子を含むシクロアル キル、そのアシルオキシ部分に1〜6個の炭素原子を含み、アルキル部分に2〜 8個の炭素原子を含むアシルオキシアルキル、ならびに−R6−CO2R0(R 6は1〜6個の炭素原子を含むアルキレン基を表わし、R0は水素原子、または 1〜6個の炭素原子を含むアルキル基を表わす)よりなる群から選ばれ、ただし R1,R2またはR3においてヒドロキシアルキル基のOH,およびアシルオキ シアルキル基のアシルオキシは、R1,R2およびR3が結合している窒素原子 に結合している炭素原子に結合しておらず、かつR1,R2および/またはR3 がアルケニルまたはアルキニルである場合、R1,R2およびR3が結合してい る窒素原子と炭素−炭素二重結合または三重結合との間に少なくとも1個の炭素 −炭素−重結合があり; さらにR1,R2またはR3のうち1個はアリール基または芳香族複素環残基で あってもよく、それらはいずれも後記に定める1〜3個の置換基Yにより置換さ れていてもよく;さらにR1,R2およびR3のうち2個が互いに連合して、2 〜8個の炭素原子を含む環を表わしていてもよく、該環は−O−,−S−および /または−NR4−の異種原子基(R4は前記に定めたものである)を含んでい てもよく、および/または炭素−炭素二重結合を含んでいてもよく、かつ該環は さらに1〜3個の置換基R7により置換されていてもよく、該置換基は同一でも 異なっていてもよく、互いに独立にOH(ただしOHは既に異種原子に結合して いる炭素原子上にはない)、1〜6個の炭素原子を含むアシルオキシ、1〜8個 の炭素原子を含むヒドロキシアルキル、そのアルコキン部分およびアルキル部分 にそれぞれに1〜6個の炭素原子を含むアルコキシアルキル、1〜6個の炭素原 子を含むアルキル、3〜8個の炭素原子を含むアルケニル、3〜8個の炭素原子 を含むアルキニルから選ばれ、またはいずれか2個の置換基R7が合計4〜8個 の炭素原子を含む炭化水素環を表わしていてもよく;そしてさらに、R1,R2 およびR3の3個すべてがそれらの結合している窒素原子と共に互いに連結して 多環式環を表わしていてもよく、該多環式環は前記に定めた1〜3個の置換基R 7により置換されていてもよく; mは0〜3の整数であり; nは0〜2の整数であり; Qはアリールまたは芳香族複素環残基を表わし、これらは後記に定める1〜3個 の置換基Yにより置換されていてもよく;そして 各Y置換基は互いに独立に水酸基、1〜6個の炭素原子を含むアルキル、ハロゲ ン、NO2、1〜6個の炭素原子を含むアルコキシ、トリフルオルメチル、シア ノ、3〜7個の炭素原子を含むシクロアルキル、3〜6個の炭素原子を含むアル ケニルオキシ、3〜6個の炭素原子を含むアルキニルオキシ、1〜6個の炭素原 子を含むヒドロキシアルキル、−S(O)n−R8(R8は1〜6個の炭素原子 を含むアルキルを表わし、nは前記に定めたとおりである)、−SO2NH2, −CO−R9(R9はOH,−NH−R8または−O−R8を表わし、R8は前 記に定めたとおりである)、−O−B−COR9(Bは1〜4個の炭素原子を含 むアルキレン基を表わし、R9は前記に定めたとおりである)、−NH2,−N HCHO,−NH−CO−R9(R9は前記に定めたものであるが、ただしこれ は水酸基でない)、−NH−COCF3,−NH−SO2R8(R8は前記に定 めたものである)、および−NHSO2CF3よりなる群から選ばれる〕または それらの薬剤学的に受容できる塩類、エステルおよび溶媒和物であり、3−ジメ チルアミノ−4−ヒドロキト−1−フェニル−2−キノロンおよび1−ベンジル −3−ジメチルアミノ−4−ヒドロキシ−1−フェニル−2−キノロンを除く、 請求の範囲第1項に記載の使用。 6.式中のWおよびXのうちの少なくとも一方が−N=である、請求の範囲第5 項に記載の使用。 7.式中のXが−N=であり、Wが−CH=であり、Z1およびZ2が双方とも Oである、請求の範囲第6項に記載の使用。 8.式中のnおよびmが0である、請求の範囲第5項ないし第7項のいずれかに 記載の使用。 9.化合物が 1−(1,2−ジヒドロ−4−ヒドロキシ−1−フェニル−2−オキソ−1,8 −ナフチリジン−3−イル)−1−メチル−ピロリジニウムヒドロキシド、分子 内塩;1−(1,2−ジヒドロ−4−ヒドロキシ−1−フェニル−2−オキソ− 1,8−ナフチリジン−3−イル)一ピロリジニウムヒドロキシド、分子内塩; 1−(1,2−ジヒドロ−4−ヒドロキシ−1−フェニル−2−オキソ−1,8 −ナフチリジン−3−イル)−4−ヒドロキシーピペリジニウムヒドロキシド、 分子内塩;1−(1,2−ジヒドロ−4−ヒドロキシ−1−フェニル−2−オキ ソ−1,8−ナフチリジン−3−イル)−キヌクリジニウムヒドロキシド、分子 内塩; 1−(1,2−ジヒドロ−4−ヒドロキシ−1−フェニル−2−オキソ−1,8 −ナフチリジン−3−イル)−1−メチル−モルホリニウムヒドロキシド、分子 内塩; 1−(1.2−ジヒドロ−4−ヒドロキシ−1−フェニル−2−オキソ−1,8 −ナフチリジン−3−イル)−ピペリジニウムヒドロキシド、分子内塩; もしくは 1−(1,2−ジヒドロ−4−ヒドロキシ−1−フェニル−2−オキソ−1,8 −ナフチリジン−3−イル)−2−ヒドロキシメチルーピペリジニウムヒドロキ シド、分子内塩;またはそれらの薬剤学的に受容できる塩類、エステルおよび溶 媒和物から選ばれる、請求の範囲第5項に記載の使用。 10.化合物が1−(1,2−ジヒドロ−4−ヒドロキシ−1−フェニル−2− オキソ−1,8−ナフチリジン−3−イル)−1−メチルーピロリジニウムヒド ロキシド、分子内塩、およびそれらの薬剤学的に受容できる塩類、エステル、ま たは溶媒和物である、請求の範囲第9項に記載の使用。 11.式Icにおいて ncがゼロであり、および/または YcがCHである、 請求の範囲第1項に記載の使用。 12.式Icの化合物が構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Wc,Xc,Zc,Vc,R1c〜R8c,rcおよびmcは請求の範 囲第1項に定めたものであり;好ましくは ZcはNであり、および/または rcおよびmcは双方とも0もしくは1であるか、またはrcとmcの和が1で あり、および/またはBcは酸素原子であり、および/またはVc▲数式、化学 式、表等があります▼である。)を有する、請求の範囲第1項に記載の使用。 13.式ICの化合物が構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Wc,Xc,R1c,R2c,R3cおよびR4cは請求の範囲第1項 に定めたものであり、好ましくはR1c,R2c,R3cおよびR4cは水素原 子またはメチルである)を有する、請求の範囲第1項に記載の使用。 14.式ICの化合物が構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Wc,XcおよびR1c〜R8cは請求の範囲第1項に定めたものであ り、 好ましくは R1c〜R8cは水素原子もしくはメチル、特に水素原子であるか、またはR1 c〜R8cのうち1個はメチル、残りは水素原子であり、および/または Wcは3−クロルであり、Xc水素原子、塩素原子もしくはフッ素原子であるか 、またはWcは3−メトキシであり、Xcは水素原子もしくはフッ素原子である か、またはWcおよびXcは双方とも水素原子である)を有する、請求の範囲第 1項に記載の使用。 15.式Icの化合物が構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Wc,Xc,Vc,R1c,Rc2,R3cおよびR4cは請求の範囲 第1項に定めたものである)を有する、請C 求の範囲第1項に記載の使用。 16.化合物が構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Wc,Xc,R1c,R2c,R3cおよびR4cは請求の範囲第1項 に定めたものであり、好ましくはWcは3−クロルであり、Xcは水素原子、塩 素原子もしくはフッ素原子であるか、またはWcは3−メトキシであり、Xcは 水素原子もしくはフッ素原子であるか、またはWcおよびXcは双方とも水素原 子である)を有する、請求の範囲第1項に記載の使用。 17.式Icの化合物が 3,5−ジヒドロ−5−フェニル−フロ〔3,2−c〕〔1,8〕−ナフチリジ ン−4〔2H〕−オン; 3,5−ジヒドロ−5−フェニル−チエノ〔3,2−c〕〔1,8〕−ナフチリ ジン−4〔2H〕−オン; 6−フェニル−2,3,4,6−テトラヒドロ−ピラノ〔3,2−c〕〔1,8 〕−ナフチリジン−5−オン;2−メチル−3,5−ジヒドロ−5−フェニル− フロ〔3,2−c〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン;3,9−ジ ヒドロ−9−フェニル−フロ〔2,3−b〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2 H〕−オン;3,9−ジヒドロ−9−(P−メチルフェニル)−フロ〔2,3− b〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン;3,9−ジヒドロ−2−メ チル−9−フェニル−フロ〔2,3−b〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2H 〕−オン;3,5−ジヒドロ−5−(p−メチルフェニル)−フロ〔3,2−c 〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン;3,5−ジヒドロ−5−(p −フルオルフェニル)−フロ〔3,2−c〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2 H〕−オン;3,5−ジヒドロ−5−(m−メトキシフェニル)−フロ〔3,2 −c〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン;3,5−ジヒドロ−5− (m−メチルチオフェニル)−フロ〔3,2−c〕〔1,8〕−ナフチリジン− 4〔2H〕−オン;3,9−ジヒドロ−9−(P−フルオルフェニル)−フロ〔 2,3−b〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン;3,9−ジヒドロ −9−(m−メトキシフェニル)−フロ〔2,3−b〕〔1,8〕−ナフチリジ ン−4〔2H〕−オン;3,9−ジヒドロ−9−(m−メチルチオフェニル)− フロ〔3,2−c〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン;3,5−ジ ヒドロ−5−(3,4−ジクロルフェニル)−フロ〔3,2−c〕〔1,8〕− ナフチリジン−4〔2H〕−オン;3,5−ジヒドロ−5−(3,4−ジクロル フェニル)−2−メチルーフロ〔3,2−c〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔 2H〕−オン; 3,5−ジヒドロ−5−(4−クロルフェニル)−フロ〔3,2−c〕〔1,8 〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン;3,5−ジヒドロ−5−(3−クロルフ ェニル)−フロ〔3,2−c〕〔1.8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン; 3,5−ジヒドロ−5−(3−クロルフェニル)−2−メチル−フロ〔3,2− c〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン; 3,5−ジヒドロ−5−(4−フルオルフェニル)−2−メチルーフロ〔3,2 −c〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン; 3,5−ジヒドロ−5−(3−メトキシフェニル)−2−メチルーフロ〔3,2 −c〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン; 3,5−ジヒドロ−5−(3,5−ジクロルフェニル)−フロ〔3,2−c〕〔 1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン;3,5−ジヒドロ−5−(3,5 −ジクロルフェニル)−2−メチルーフロ〔3,2−c〕〔1,8〕−ナフチリ ジン−4〔2H〕−オン; 3,5−ジヒドロ−5−フェニル−2,2−ジメチル−フロ〔3,2−c〕〔1 ,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン;3,5−ジヒドロ−5−(3−メチ ルスルホニルアミノフェニル)−2−メチル−フロ〔3,2−c〕〔1,8〕− ナフチリジン−4〔2H〕−オン; 3,5−ジヒドロ−5−(3−メチルスルホニルアミノフェニル)−フロ〔3, 2−c〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン; 3,9−ジヒドロ−9−(3,4−ジクロルフェニル)−フロ〔2,3−b〕〔 1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン;3,9−ジヒドロ−9−(4−ク ロルフェニル)−フロ〔2,3−b〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕− オン;3,9−ジヒドロ−9−(3−クロルフェニル)−フロ〔2,3−b〕〔 1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン;3,9−ジヒドロ−9−(3−ク ロルフェニル)−2−メチルーフロ〔2,3−b〕〔1,8〕−ナフチリジン− 4〔2H〕−オン; 3,9−ジヒドロ−9−(4−フルオルフェニル)−2−メチルーフロ〔2,3 −b〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン; 3,9−ジヒドロ−9−(3−メトキシフェニル)−2−メチルーフロ〔2,3 −b〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン; 3,9−ジヒドロ−9−(3,5−ジクロルフェニル)−フロ〔2,3−b〕〔 1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン;3,9−ジヒドロ−9−(3,5 −ジクロルフェニル)−2−メチルーフロ〔2,3−b〕〔1,8〕−ナフチリ ジン−4〔2H〕−オン; 3,9−ジヒドロ−9−(3−メチルスルホニルアミノフェニル)−2−メチル −フロ〔2,3−b〕〔1,8〕−ナフチリジン−4〔2H〕−オン; 6−(4−クロルフェニル)−2,3,4,6−テトラヒドロ−5H−ピラノ〔 3,2−c〕〔1,8〕−ナフチリジン−5−オン;6−(3,4−ジクロルフ ェニル)−2,3,4,6−テトラヒドロー5H−ピラノ〔3,2−c〕〔1, 8〕−ナフチリジン−5−オン; 6−(4−メトキシフェニル)−2,3,4,6−テトラヒドロ−5H−ピラノ 〔3,2−c〕〔1,8〕−ナフチリジン−5−オン;6−(4−メチルフェニ ル)−2,3,4,6−テトラヒドロ−5H−ピラノ〔3,2−c〕〔1,8〕 −ナフチリジン−5−オン;10−(3,4−ジクロルフェニル)−2,3,4 ,10−テトラヒドロ−5H−ピラノ−〔2,3−b〕〔1,8〕−ナフチリジ ン−5−オン; 10−(4−メトキシフェニル)−2,3,4,10−テトラヒドロ−5H−ピ ラノ〔2,3−b〕〔1,8〕−ナフチリジン−5−オン;10−(4−クロル フェニル)−2,3,4,10−テトラヒドロ−5H−ピラノ〔2,3−b〕〔 1,8〕−ナフチリジン−5−オン;10−(4−メチルフェニル)−2,3, 4,10−テトラヒドロ−5H−ピラノ〔2,3−b〕〔⊥,8〕−ナフチリジ ン−5−オン;10−フェニル−2,3,4,10−テトラヒドロ−5H−ピラ ノ〔2,3−b〕〔1,8〕−ナフチリジン−5−オン;7−フェニル−3,4 ,5,7−テトラヒドロ−オキセピノ〔3,2−c〕〔1,8〕−ナフチリジン −6〔2H〕−オン;7−(4−クロルフェニル)−3,4,5,7−テトラヒ ドロ−オキセピノ〔3,2−c〕〔1,8〕−ナフチリジン−6〔2H〕−オン ; 7−(3−クロルフェニル)−3,4,5,7−テトラヒドロ−オキセピノ〔3 ,2−c〕〔1,8〕−ナフチリジン−6〔2H〕−オン; 7−(3−メトキシフェニル)−3,4,5,7−テトラヒドロ−オキセピノ〔 3,2−c〕〔1,8〕−ナフチリジン−6〔2H〕−オン;または 7−(3−ヒドロキシフェニル)−3,4,5,7−テトラヒドローオキセピノ 〔3,2−c〕〔1,8〕−ナフチリジン−6〔2H〕−オン である、請求の範囲第1項に記載の使用。
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