JPH02504020A - 織物用カードスライバーをケンスの中に積み重ねる方法及び装置 - Google Patents
織物用カードスライバーをケンスの中に積み重ねる方法及び装置Info
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- JPH02504020A JPH02504020A JP63505720A JP50572088A JPH02504020A JP H02504020 A JPH02504020 A JP H02504020A JP 63505720 A JP63505720 A JP 63505720A JP 50572088 A JP50572088 A JP 50572088A JP H02504020 A JPH02504020 A JP H02504020A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
織物用カードスライバ−をケンスの中に積み重ねる方法及び装置本発明は、通し
段階において、カードスライバ−を圧縮空気又は真空空気の流れによって積重ね
用管に引き込み、引き続き、積重ね段階において、カードスライバ−を連続的に
ケンス(can)の中に搬送する、織物用カードスライバ−をケンスの中に積み
重ねる方法に関する。
本発明はまた、回転板と、それに関連する積重ね用管と、該積重ね用管の80端
部に配置された絞りローラ対と、前記カードスライバ−を通すための圧縮気体用
インジェクタとから成る、上記方法を実施するための装置に関する。
カードから分離した繊維フリースをカードスライバ−に形成した後、カードスラ
イバ−は、通常、次の工程に先立っていわゆる紡績用ケンスの中に積み重ねられ
る。この型式の装置は、米国特許第4.3]8.206号に知られている。この
知られた装置の回転板は静止したフードで覆われ、フードの下の空間が真空用導
管に接続されている。積重ね用管の出口端部が回転板の平面を貫通して紡績用ケ
ンスの中に突出し、また絞りローラ対が回転板の底側に配置されている。積重ね
用管の出口端部は、絞りローラ対に比較的接近して配置されており、またフード
と回転板との間に画成された空間に開口する比ロポートを備えている。この囲ま
れた空間に真空用導管によって作り出された真空が、カードスライバ−を、積重
ね用管を通って絞りローラの位置まで引き寄せる効果をもつ。
変形例として、圧縮気体用インジェクタを設けることも可能である。
カードスライバ−を積重ね用管に通すとき、真空の流れは、ちりや短繊維を一時
的に排除する効果をもつ。しかしながら、出口ポートは短繊維で比較的速く詰ま
ってしまう。更に、この排出効果は、実質的に通し段階中にしか維持することが
できない。というのは、さもないと、カードスライバ−の一部が絞りローラ間の
隙間から横に引き出される危険があるからである。
従って、本発明の目的は、通し作業を容易にするとともに、カードスライバ−の
積重ね段階中、カードスライバ−からの効果的な除じんも可能であるように、上
述した型式の方法及びそのような方法を実施するための装置を改良することであ
る。
この目的は、本発明により、積重ね段階中、積重ね用管内にカードスライバ−の
供給方向と反対向きの真空空気の流れを発生させることによって達成される。
運転の開始から、この真空空気の流れは、供給のためではなく、はとんど通気の
ため及びちりや短繊維の排出のためにのみ用いられる。この方法では、カードス
ライバ−を積重ね用管内に通すために用いられる空気の流れが、短繊維やちり粒
子に邪魔されることはない。絞りローラ間の隙間に外方に向いた真空空気の流れ
が生じないので、積重ね段階中、真空空気の流れを全強度に維持することもでき
る。
装置の観点では、前述した目的は、本発明により、真空源に接続されるようにな
っており且つ積重ね用管の前記出口端部の上流側の隔たった位置に配置された排
気永−トを設けることによって達成される。それにより、簡単な方法で、積重ね
用管内にカードスライバ−の供給方向と反対向きの真空空気の流れを発生させる
ことができる。
好ましい実施態様によれば、絞りローラ対のすぐ上流側で且つ積重ね用管の出口
端部の下流側に第1の圧縮気体用インジェクタが配置されるとともに、積重ね用
管の出口端部の上流側の隔たりた位置に第2の圧縮気体用インジェクタが配置さ
れ、積重ね用管の出口端部と第1の圧縮気体用インジェクタの入口との間に隙間
が形成される。これにより、カードスライバ−の通し段階中、カードスライバ−
を絞りローラ対の間の隙間に常に確実に導き、積重ね段階中、カードスライバ−
を通すためのなお一層強い搬送空気の流れを達成することが更に可能であるとい
う点で有利になる。
この隙間は2つの機能をもつ。一方では、隙間は、積重ね用アームからの搬送空
気が圧縮気体用インジェクタの入口端部に流入するのを阻止するように、カード
スライバ−の通し段階中、圧力の平衡を確保する。これにより、第1の圧縮気体
用インジェクタにより大きな差圧を形成することができ、それは、2つの絞りロ
ーラ間の隙間へのカードスライバ−の導入を確保する効果がある。
他方では、積重ね段階中、隙間によって、真空空気の流れを発生させるための空
気を積重ね用管に流入させることができる。
積重ね用管の出口端部に配置された第1の圧縮気体用インジェクタの圧縮空気供
給用導管が、第1の回転継手に通されているのが有利である。この方法では、積
重ね用管は、第1の圧縮気体用インジェクタの圧縮空気供給用導管を含めて、回
転継手を中心として回転することができ、同様に回転させるために、回転継手に
外部から連結される圧縮空気供給用導管の部品は必要でない。
構造的に簡単な解決法では、回転継手は、互いに対して回転することができ且つ
外部及び積重ね用管の両方に対して密封された圧縮空気用空間を取り囲む2つの
回転部材を備え、該両回転部材は、各々の圧縮空気供給用導管を圧縮空気用空間
に接続するために、圧縮空気用空間に開口する各々のポートを備えている。
本発明の好ましい実施態様によれば、回転継手の回転部材は、はぼ同軸状に入れ
子になったスリーブとして形成され、該スリーブは、各々の管に連結され、また
軸線方向に隔たった2つの密封された半径方向軸受によって互いに対して回転自
在に取り付けられており、前記半径方向軸受と前記スリーブとの間に圧縮空気用
空間が画成され、外側スリーブの接続ポートが半径方向ボアとして形成されてい
るのに対し、内側スリーブの接続ポートがほぼ軸線方向のボアとして形成されて
いる。この構成により、圧縮空気供給用導管を、特に簡単な方法で且つ圧力損失
を生ずることな(、回転継手に通すことができる。
カードスライバ−の供給管をほぼS形の連結管で第1の回転継手に連結し、この
連結管を、第2の回転継手で供給管の端部に回転自在に連結し且つ第1の回転継
手で積重ね層管に回転自在に連結する型式の装置では、圧縮空気用導管が同様に
第2の回転継手に通されているのが有利である。この型式の装置では、回転板は
、カードスライバ−をケンスの中に積み重ねるために回転板の中心を通る軸線回
りに回転するだけでなく、回転板の中心に関して偏心した位置に配置された軸線
回りにそれ自身回転できるカバーに取り付けられている。変形例として、ケンス
を後者の軸線を中心として回転自在に取り付けてもよい。これにより、カードス
ライバ−を積み重ねるときに、サイクロイド型の積重ねパターンになる。圧縮空
気用導管が第2の回転クラッチに通されているという事実により、第1の圧縮空
気用インジェクタ用の主圧縮空気供給用ポートを供給管に対して一定位置に配置
することができ、どの場合でも、圧縮空気供給用導管の下流側部分は、連結管及
び積重ね層管のような下流側の管部分を含めて一致して回転することができる。
特に有利な実施態様では、真空接続ポートは第2の回転継手のね層管の出口端部
に十分近接して配置されるが、それでも供給管の非回転端部に設けることができ
る。この構成の結果、第2の回転継手の上流側で真空空気の流れがカードスライ
バ−の供給方向に常に作用し、排気の流れがカードスライバ−の供給方向と反対
に向いているのは、この第2の回転継手と積重ね層管の出口端部の間だけである
。
好ましい実施態様によれば、真空空気用のポートが、供給管に連結された第2の
回転継手の部材に形成されている。これは、回転継手の中に延び互いに対して回
転可能であるべき管部分が、その間に小さなスペースをもって常に配置しなけれ
ばならないことから有利である。これにより、所望の真空空気の流れに合わせて
隙間を寸法状めして形成するだけでよいことになる。
真空空気用の接続ポートの特に簡単な構成では、接続ポートが、第2の回転継手
に固定され且つ供給管及び真空用導管が連結されたフランジ部材に形成される。
短繊維及びちり粒子の特に均一な排出は、回転継手に連結された供給管の端部と
回転継手自身の間に隙間を形成し、該隙間がフランジによって外に対して密封さ
れ且つ真空用導管と連通していることによって達成することができる。これは、
この隙間が短繊維及びちり粒子をカードスライバ−の回り中で排出することがで
きる環状隙間の形状を有し、その結果、積重ね層管及び接続管の中にカードスラ
イバ−を取り囲む環状流れのパターンを作ることができるためである。
次に、本発明の実施態様を、添付図面を参照し実施例として更に詳細に説明する
。
第1図は、本発明による装置の一部を切り取った側面図を示す。
第2図は、第1図に示す装置のカードスライバ−の積重ねパターンを示す平面図
である。
第3図は、第1図の■に示した部分の拡大詳細図を示す。
第4図は、第3図の線IV−IVに沿う、装置の部分断面図を示す。
第5図は、第1図の■に示した部分の部分断面図である。
第1図は、織物用カードスライバ−をケンス2の中に積み重ねるための本発明に
よる装置1の一部を断面し及び一部を切り取った側面図を示す。
第1図はケンス2の左上部分のみを示し、ケンス2の下側部分及び主要部分は、
明確化のために切り取っである。
ケンス2の上方には回転板3が配置されており、回転板3は関連する積重ね層管
4を有する。積重ね層管4は回転可能で、その上端部が第1の回転継手5に保持
されているとともに、下端部、即ち出口端部7は回転ディスク6に向いており、
回転ディスク6は、外側リング9に回転自在に取り付けられた、より大きな回転
ディスク8に取り付けられている。
第2図の概略的な図示から明らかなように、小さな回転ディスク6及び大きな回
転ディスク8は両方とも、各々の中心の回りに回転自在に取り付けられている。
出口端部7から出たカードスライバ−は円周方向に進むらせんパターンに積み重
ねられる。
積重ね層管4の出口端部7に隣接して絞りローラ対lOが設けられており、カー
ドスライバ−はそこから小さな回転ディスク6を通過して、絞りローラ対10の
輪郭と同じ形状をもつ放出管11によってケンス2の中に入る。
第1図は積重ね層管4を2つの位置(それぞれ実線と破線で示す)において示す
。
第1図の積重ね層管4の左手位置から、絞りローラ10が、回転ディスク6に取
り付けられ、駆動軸12によって回転することは明らかである。絞りローラ10
及び回転ディスク6.8の駆動機構は、在来型式のものであり、従って図示して
いない。
第1の回転継手5の上方には、積重ね層管4に対して回転することができる、は
ぼS形の連結管13が配置されている。連結管13の上端部は、第2の回転継手
14を介して供給管15に連結されている。
供給管15は、例えば、図示しないカードから装置1に向かって延びている。
装置1の作動の際、一般に知られているように、S形連結管13がケンス2の軸
線16を中心として回転するとともに、積重ね層管4は、小さな回転ディスク6
の軸線17を中心として回転し、同時に軸線16を中心として回転する。2つの
回転継手5及び14の軸線は、それぞれ軸線16及び17と一致している。
第1図に示すように、2つの絞りローラ10間の間隙にカードスライバ−を導入
するために、第1の圧縮気体用インジェクタ18が、出口端部7と絞りローラ対
lOの間に配置されている。
第1の圧縮気体用インジェクタ18の内部は円錐状に収斂する形状をもち、また
2つの絞りローラ10間の間隙を横切って延びる細長い間隙37に終端している
。圧縮空気は環状のノズル間隙を通って内部に供給される(圧縮気体用インジェ
クタ20も同様である)。圧縮気体用インジェクタ18と積重ね層管4の出口端
部7との間には、空気の入口用又は出口用の間隙19が形成されている。
積重ね層管4の出口端部7から供給方向Tに隔たった位置には、第2の圧縮気体
用インジェクタ20が配置されている。より正確には、第2の圧縮気体用インジ
ェクタ20は、供給管15の第2の回転ディスク14の上流側に配置されている
。圧縮空気用インジェツタ20は、環状のジェットノズルとして形成されており
、第1の圧縮気体用インジェクタ18とともに共通の圧縮空気源21に接続され
ている。第1及び第2の供給用導管22及び23が、圧縮空気源21から、それ
ぞれ第1及び第2の圧縮気体用インジェクタ20まで延びている。第2の供給用
導管23が、静止した供給管I5上の固定位置に取り付けられた第2の圧縮気体
用インジェクタ20に直接接続されているのに対して、第1の供給用導管は、第
1の圧縮気体用インジェクタ18に向かう途中で第1及び第2の回転継手14及
び5をそれぞれ通る。
第3図及び第5図により明確に示すように、2つの回転継手5及びI4はほぼ同
一の構成であり、各々が、互いに対して回転することができる2つの回転部材2
4及び25を備えている。2つの回転部材24及び25は、それらの間に圧縮空
気用空間26を取り囲み、各回転部材24.25は、圧縮空気用空間26に開口
する接続ポート27及び28をそれぞれ備えている。2つの回転部材24及び2
5は、関連する管に連結された、はぼ同軸状に入れ子になったスリーブとして形
成されている。外側スリーブ24は、軸線方向に隔たった2つの球軸受29及び
30によって、内側スリーブ25に回転自在に取り付けられている。第5図に特
に示すように、球軸受29及び30は、圧縮空気用空間26に向いているそれら
の側面に設けられた環状のガスケット3]で密封されており、かくして、それぞ
れ内側及び外側スリーブ24及び25と、ガスケット31に協働する球軸受29
及び30とによって、圧縮空気用空間26が画成される。外側スリーブ24の接
続ポート27は半径方向ボアとして形成されているのに対し、内側スリーブ25
の接続ポート28はほぼ軸線方向のボアとして形成されており、また、図面から
、軸線方向ボア28との第1の供給管の接続部も半径方向に向いていることは明
らかである。
第1図を再び参照すると、排気ポート32が第2の回転継手14に隣接した位置
に設けられていることが示されている。より正確には、排気ポート32は、第2
の回転継手14の外側スリーブ24に直接形成され、このスリーブは供給管15
に固定連結されている。
排気ポート32の構成は第3図及び第4図に詳細に示されている。これらの図に
は、供給管15と真空用管34の両方を第2の回転継手14に連結するためにフ
ランジ33が設けられていることが示されている。回転継手14に開口する供給
管15の端部と回転継手自身の間には、フランジ33によって外に対して密封さ
れ且つ真空用管34と連通する隙間35が形成されている。このため、隙間35
は真空用管34より下の位置まで延びている。隙間35は、S形連結管13の内
部と連通しており、また回転継手I4の内側スリーブ25により圧縮空気用空間
26に対して密封されている。
第1図に示すように、真空用管34は供給管15の後ろに配置され、その少し上
に延びている。
次に、本発明の装置の作動を詳細に説明する。
まず、カードスライバ−を装置1及び絞りローラ対10の隙間に通すために、圧
縮空気をそれぞれ供給用導管22及び23を通して圧縮気体用インジェクタ18
及び20に供給すべく圧縮空気源21を作動させる。同時に、2つの回転ディス
ク6及び8をそれらの各々の軸線を中心として回転させ、それにより、これらの
軸線を中心として積重ね層管4及び連結管13を同様に回転させる。この回転に
かかわらず第1の圧縮気体用インジェクタ18に圧縮空気を供給するために、第
1の供給用導管22が各回転継手14及び5を通っている。各接続ポート27及
び28は互いに対して自由に回転することができ、それによって供給用導管22
がねじれることはない。
圧縮気体用インジェクタ18及び20への圧縮空気の供給により、供給管15、
連結管13及び積重ね層管4の中に発生すべき圧縮空気の流れが引き起こされる
。供給方向Tに向いた真空空気の流れが第2の圧縮気体用インジェクタ20の上
流側に形成される。この真空空気の流れは、カードスライバ−の先端部を第2の
圧縮気体用インジェクタ20に引き込む効果をもち、その結果、カードスライバ
−の先端部は、圧縮空気の流れに引きずられ、第2の回転継手14、連結管13
、第1の回転継手5及び積重ね層管4を通って搬送される。積重ね層管4内の圧
縮空気は間隙19を通って逃げることができ、それにより、第2の圧縮気体用イ
ンジェクタの効果を減する第1圧縮気体用インジェクタ18の入口における上昇
圧力の形成を防止する。第1の圧縮気体用インジェクタ18は、カードスライバ
−の先端部を吸い込んで、2つの絞りローラIOが破線の図に示す方向に回転す
るときにカードスライバ−の先端部をローラ10間の間隙に搬送する。カードス
ライバ−は、そこから更に小さな回転ディスク6の放出管11を通ってケンス2
の中に搬送される。
これが通し段階の終わりである。2つの圧縮気体用インジェクタ18及び20は
停止されるが、真空用管34は真空源36に接続されたままである。真空空気の
流れは圧縮空気の流れよりも弱く、それにより、通し段階中、後者が前者に打ち
勝つ。その結果、真空用管34内に真空空気の流れが発生し、この真空空気の流
れは、排気ポート32によって、連結管13及び積重ね管4の中だけでなく、供
給管15の中にも延びる。
真空空気の流れの方向は矢印Sで示される。第1図から明らかなように、排気ポ
ート32の上流側では、真空流れの方向Sが供給方向Tと一致するのに対し、排
気ポート32の下流側では、真空流れの方向Sは供給方向Tと反対に向いている
。このことは、次に開始される積重ね段階において、専ら絞りローラによって搬
送されるカードスライバ−が、反対向きの空気の流れにのって、連結管13及び
積重ね管4を通って進むことを意味する。この反対向きの空気の流れは、出口端
部7と第1の圧縮気体用インジェクタ18との間の隙間19のところで出口端部
に隣接して始まり、排気ポート32のところで終わる。
反対向きの空気の流れは、出口端部7、絞りローラ10及び放出管11の位置に
おいて短繊維やちり粒子の漏れを実質的に阻止する効果をもつ。この構成の結果
、カードスライバ−は、ケンス2の中に積み重ねられるときに短繊維及びちり粒
子はほとんど無いとともに、環境への短繊維及びちり粒子の漏れも同時に避けら
れる。このために、真空装置はフィルタの形態をなす分離器を備えているのがよ
い。
カードスライバ−は、第2図に示すパターンでケンス2の中に積み重ねられる。
放出管11は、好ましくはプラスチック材料で作られ、絞りローラ対10と放出
管11の間に有効なシールを達成するように、絞りローラ対10の輪郭に極めて
接近して配置される。
FIG、3
FIG、5
国際調査報告
国際調査報告
EP 8800622
SA 230BO
Claims (12)
- 1.通し段階中、カードスライバーを圧縮空気又は真空空気の流れによって回転 可能な積重ね用管に引き込み、引き続いて、積重ね段階中、カードスライバーを 前記積重ね用管を通してケンスの中に連続的に搬送する、織物用カードスライバ ーをケンスの中に積み重ねる方法において、 前記積重ね段階中、前記積重ね用管(4)内に、前記カードスライバーの供給方 向(T)と反対向きの真空空気の流れ(S)を作り出すことを特徴とする方法。
- 2.回転板(3)と、それに関連する積重ね用管(4)と、該積重ね用管(4) の出口端部(7)に配置された絞りローラ対(10)と、前記カードスライバー を通すための圧縮気体用インジェクタ(18)とから成る、請求の範囲第1項に 記載の方法を実施するための装置において、 真空源(36)に接続されるように構成され且つ供給方向(T)において前記積 重ね用管(4)の前記出口端部(7)の上流側の隔たった位置に配置された排気 ポート(32)を備えたことを特徴とする装置。
- 3.前記絞りローラ対(10)のすぐ上流側で且つ前記積重ね用管(4)の前記 出口端部(7)の下流側に第1の圧縮気体用インジェクタ(18)が配置され、 供給方向(T)において前記積重ね用管(4)の前記出口端部(7)の上流側の 隔たった位置に第2の圧縮気体用インジェクタ(20)が配置され、前記積重ね 用管(4)の前記出口端部(7)と前記第1の圧縮気体用インジェクタ(18) の入口との間に隙間(19)が形成されていることを特徴とする、請求の範囲第 2項に記載の装置。
- 4.前記積重ね用管(4)が第1の回転継手(5)を介して供給管(15)に連 結されている、請求の範囲第2項及び第3項のいずれかに記載の装置において、 前記第2の圧縮気体用インジェクタ(20)が、前記供給管(15)に、供給方 向(T)において前記第1の回転継手(5)の上流側に配置されていることを特 徴とする装置。
- 5.前記積重ね用管(4)の前記出口端部(7)に配置された前記第1の圧縮気 体用インジェクタ(18)の圧縮空気供給用導管(22)が前記第1の回転継手 (5)に通されていることを特徴とする、請求の範囲第2項乃至第4項のいずれ かに記載の装置。
- 6.前記回転継手(5,14)が、互いに対して回転するように構成され且つ外 部及び前記積重ね用管(4)に対して密封的に閉じられた圧縮空気用空間(26 )を取り囲む2つの回転部材(24,25)を備え、該各回転部材(24,25 )が、前記圧縮空気用空間(26)に開口する圧縮空気供給用導管(22)用の 接続ポート(27,28)を備えていることを特徴とする、請求の範囲第2項乃 至第5項のいずれかに記載の装置。
- 7.前記回転継手(5,14)の回転部材(24,25)が、ほぼ同軸状に整合 して互いに内側で入れ子になっており且つ前記管の関連する一方(それぞれ4, 13及び13,15)に接続されたスリーブとして形成され、該スリーブが、軸 線方向に隔たった2つの密封された半径方向軸受(29,30)によって互いに 対して回転自在に取り付けられ、前記半径方向軸受(29,30)と前記スリー ブ(24,25)との間に前記圧縮空気用空間(26)が画成され、前記外側ス リーブ(24)の前記接続ポート(27)が半径方向ボアとして形成されている のに対し、前記内側スリーブ(25)の前記接続ポート(28)がほぼ軸線方向 のボアとして形成されていることを特徴とする、請求の範囲第2項乃至第6項の いずれかに記載の装置。
- 8.前記供給管(15)と前記第1の回転継手(5)の間にほぼS形の連結管( 13)が配置され、該連結管(13)が、第2の回転継手で前記供給管(15) の端部に連結され且つ前記第1の回転継手(5)で前記積重ね用管(4)に連結 されている、請求の範囲第2項乃至第7項のいずれかに記載の装置において、圧 縮空気供給用導管(22)が同様に前記第2の回転継手(14)に通されている ことを特徴とする装置。
- 9.前記排気ポート(32)が前記第2の回転継手(14)に隣接した位置に配 置されていることを特徴とする、請求の範囲第2項乃至第8項のいずれかに記載 の装置。
- 10.前記排気ポート(32)が、前記供給管(15)に連結された前記第2の 回転継手(14)の部分(33)に形成されていることを特徴とする、請求の範 囲第2項乃至第9項のいずれかに記載の装置。
- 11.前記排気ポート(32)が、前記第2の回転継手(14)に固定され且つ 供給管(15)及び真空用導管(34)が連結されたフランジ(33)に形成さ れていることを特徴とする、請求の範囲第2項乃至第10項のいずれかに記載の 装置。
- 12.前記回転継手(14)に開口する前記供給管(15)の端部と前記第2の 回転継手(14)との間に隙間(35)が形成され、該隙間(35)が、前記フ ランジ(33)によって外部に対して密封され且つ前記真空用導管(34)と連 通していることを特徴とする、請求の範囲第2項乃至第11項のいずれかに記載 の装置。
Applications Claiming Priority (2)
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