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JPH0249230B2 - Waiyashikidotsutopurintahetsudonoinkufuchakukiko - Google Patents

Waiyashikidotsutopurintahetsudonoinkufuchakukiko

Info

Publication number
JPH0249230B2
JPH0249230B2 JP13562180A JP13562180A JPH0249230B2 JP H0249230 B2 JPH0249230 B2 JP H0249230B2 JP 13562180 A JP13562180 A JP 13562180A JP 13562180 A JP13562180 A JP 13562180A JP H0249230 B2 JPH0249230 B2 JP H0249230B2
Authority
JP
Japan
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wire
ink
guide
flow path
ribbon
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP13562180A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5759779A (en
Inventor
Yoshihisa Morita
Yoshifumi Gomi
Masanao Matsuzawa
Yoshito Ikeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP13562180A priority Critical patent/JPH0249230B2/ja
Priority to DE8181302692T priority patent/DE3174800D1/de
Priority to DE8484111360T priority patent/DE3176516D1/de
Priority to EP84111360A priority patent/EP0139238B1/en
Priority to EP81302692A priority patent/EP0042293B1/en
Priority to US06/274,322 priority patent/US4456393A/en
Publication of JPS5759779A publication Critical patent/JPS5759779A/ja
Priority to SG59690A priority patent/SG59690G/en
Publication of JPH0249230B2 publication Critical patent/JPH0249230B2/ja
Priority to HK407/91A priority patent/HK40791A/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/235Print head assemblies
    • B41J2/25Print wires
    • B41J2/255Arrangement of the print ends of the wires
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/235Print head assemblies
    • B41J2/265Guides for print wires
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/305Ink supply apparatus

Landscapes

  • Impact Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ワイヤ式ドツトプリンタに係り、特
に、ワイヤ先端にインクを付着させて印字を行う
インク付着型のワイヤ式ドツトプリンタヘツドに
関するものである。
従来からワイヤを使用したドツトプリンタは広
く使用されてきた。そしてその殆んどのプリンタ
がインクリボンを使用して印字を行つていると言
つても過言では無い。しかしインクリボンを使用
したものはインクリボンを介して印字が行なわれ
る為、文字が不鮮明になるとか、インクリボンを
打撃して印字するためにインクリボンの耐久寿命
が問題にされる。又、ワイヤ径をあまり細くする
と打撃応力の関係からリボンの耐久性が著しく低
下することと、布織技術上あまり織目を細かくで
きない等の理由からワイヤドツトプリンタに使用
されるワイヤ径が制限され、極細ワイヤの使用を
妨たげてきた。更にインクリボンを使用するため
にはインクリボン機構と呼ばれる付加機構が必要
であり、これがプリンタを複雑化し、小型化する
時の障害になつていた。
本発明は、ワイヤ式ドツトプリンタ用ヘツドの
ワイヤが高速で繰返し作動しても、ワイヤの印字
端面に適量のインクを安定して、確実に供給でき
る構造を提供しようとしてなされたものである。
更にワイヤ先端部にインクを安定して供給付着
されるインク付着機構を提供することにより、イ
ンクリボンを使用したワイヤ式ドツトプリンタで
は実現できなかつた極細ワイヤの領域までも使用
範囲を広げて、印字密度の高い、高印字品質印字
可能なワイヤプリンタの実現を計ろうとしてなさ
れたものである。
本発明の更にもう1つの目的は、ワイヤ印字端
面にインクを確実に、安定してインクを付着させ
ることにより、リボンレス化を計り、従来インク
リボンを使用することにより起こつた種々の重大
問題(例えばリボンを打撃することにより起こる
リボンの耐久性、又はインク寿命、ワイヤ径の制
限等)を解決し、信頼性の高いワイヤ式のプリン
タを実現しようとしてなされたものである。
ワイヤ式のドツトプリンタは従来から非常に多
く使用されてきた。ワイヤ式のドツトプリンタは
文字の構成が非常に自由度があり、プリンタを変
えずに用途に応じて文字の種類、字体又は図形等
を自由に組める柔軟性があり、又、限られたドツ
ト数で自由に文字構成ができるため、母形型プリ
ンタと比較して印字スピードも高速化が可能であ
り、更に複写が取れるという利点を有している。
しかし、リボンを介して細いワイヤでリボンを打
撃しながら印字を行うため、リボンの打撃回数が
多くなるとリボンが破損してしまう。又ワイヤ自
体もリボンを打撃しながら長時間使用していると
ワイヤの先端がダレてきたり、又ワイヤの外周を
硬質処理してあるものはワイヤの先端が凹状に摩
耗するため、リボンを打撃する時の応力が増加し
ていき、リボンの破損を早めてしまうと言う欠点
を有していた。又リボンはプリンタに取り付られ
たリボン送り機構によつて送られるため、リボン
の量は制限され、リボンのインク寿命もリボンの
長さにより制限され、あまり長時間の同一リボン
での印字はできないばかりか、プリンタに取り付
られるリボン送り機構の取り付場所にも制限があ
るため、プリンタ自体が大きくなつてしまうと言
う欠点を有している。
更に、例えば漢字を印刷するような多ピンプリ
ンタに於ては、字の大きさを小さくして、1mm当
りの印字密度(1mmに何本の線が描かれるか)を
上げ、印字品質を向上させる試みがなされてい
る。又、ワイヤドツトプリンタは複写の特質を生
かす為に或る一定以上の印字エネルギが要求され
る。従つて、ワイヤ径が細くなると、リボンを打
撃する時の応力が高くなり、リボンが破断されや
すくなる。又、これとは別に、現在使用されてい
る多ピン用リボンに於ても、布織り技術の上から
あまり細かい目地は不可能とされており、布目に
対してワイヤ径が細いと、ワイヤが布目に突き刺
さりワイヤ折れ等のトラブルが発生してしまう。
現在ではこうした関係から、リボンを使用する場
合には、ワイヤの最底径はφ0.2ミリメータ位とさ
れており、線の細い、高密度の高印字品質の印字
が印字しにくく、ワイヤ径により制限されてしま
うと言う欠点を有している。本発明は、こうした
リボンを使用した場合に起こる種々の問題を解決
するために、リボンを使用せず、直接ワイヤの印
字端面に安定、確実にインクを供給するインク付
着機構を提供しようとしてなされたものである。
現在、リボンを使用しないプリンタとして、ノ
ンインパクトプリンタが数多く提供されてきてい
るが、複写が取れないと言う欠点を有しており、
本発明では、ワイヤ式のドツトプリンタの利点で
ある複写の取れる特性を生かしたりボンレスプリ
ンタを実現提供しようとしたものである。
しかし、インクリボンを使用せず、直接ワイヤ
の先端にインクを付着させようと言う試みは、従
来から一部提案されてきた。その従来技術は、実
開昭49−80628、特公昭41−19251、実公昭53−
2652、及び米国特許4194846等がある。しかし、
過去、明記されている様な方法でも実験を試みて
いたが、ワイヤドツトプリンタのワイヤの高速繰
返し動作に追随して、ワイヤの印字端面にインク
を適量、安定、確実に付着させ、むらの無い印字
品質を得る為には明記されている技術内容、構造
等では不充分である。本発明は、ワイヤの高速繰
り返し動作にも、適量のインクがワイヤの印字端
面に確実に追随供給されて付着するインク付着機
構を提供しようとしたものである。
まず最初に、説明の都合上、ワイヤドツトプリ
ンタヘツドの原理を示す第1図の断面図であるa
から説明する。1はワイヤで印字端面1aと作動
板5と係合するようにワイヤ1に固着されたワイ
ヤピン4からなつている。2はワイヤ1を収納す
るためのノーズで、複数のワイヤ1をあらかじめ
決められた配列、形状に案内するためのガイド2
a,2b,2cと、ワイヤの先端部を案内する先
端ガイド3が配置されている。aに示す構造に於
ては、複数のワイヤ1の先端部の配列はワイヤ配
列を示すbの様に9本のワイヤが一列に配列され
ている。6はプランジヤで作動板5に固着されて
いる。7は駆動コイル、8は磁性体からなるフレ
ームで、駆動コイル7が励磁された時にプランジ
ヤ6を吸引するコイルコア部8aと、複数の駆動
コイルが配置されている外周に円筒形に形成され
た継鉄部8bが一体形成されている。9は磁性体
からなるヨーク板で、プランジヤー6が通る穴9
aを有している。10はスペーサ、11は作動板
押え蓋で、円周上に配置された複数の作動板5の
支点近傍を各々独立して押えられる様に花弁状に
形成された弾性腕11aを設け、弾性腕11aの
先端には、前記作動板5を押える突起11bと作
動板5の支点部に設けられた作動板案内穴5aと
係合する突起11cとを有している。更に、作動
板5の待機位置を決める為の度当り部11dを設
けてある。作動板5には、前述の弾性腕11aに
よつて支点近傍を押された時に作動板5の先端
(ワイヤピン4との係合側)に、度当り部11d
に押し付られる復元力が生ずる様図示する如く曲
げられている。12はワイヤ戻しばねでワイヤ1
と作動板5を待機位置に押し戻す如く構成されて
いる。14はインクリボン、13は記録紙、15
はプラテンである。このワイヤ式プリンタのドツ
トヘツドの動作を簡単に説明する。まず外部制御
信号に従つて駆動コイル7に通電されると、破線
で示すループで磁束が流れ、作動板5に固着され
たプランジヤ6が吸引される。作動板5は支点を
中心に回転し、先端部と係合するワイヤピン4、
及びワイヤ1を印字方向に押し出す。押し出され
たワイヤ1は、プラテン15に対して、インクリ
ボン14と記録紙13を打撃して印字が行なわれ
る。この時、インクリボン14に含浸されていた
インクが記録紙13に転写される。その後ワイヤ
1は、ワイヤ戻しばね12により待機位置に戻さ
れ、次の印字信号が出るまで待機する。このイン
クリボンを使用したドツトプリンタヘツドの欠点
は前述してきた。次にインクリボンを使用せず、
直接インクをワイヤの先端に付着させて印字を行
なわせる従来技術の一例を、実公昭53−2652に示
される原理を示した第2図により説明する。第2
図はウイヤドツトヘツドの先端のインク付着機構
部のみを示した図であり、aはワイヤの待機状態
を示す図、bはワイヤが駆動された状態を示す
図。21はワイヤ、22はワイヤ先端ガイドで前
面ガイド22aと後面ガイド22bからなり、そ
の間にインク含浸材23を配置し、インク供給パ
イプ24を通じてインクがインク含浸材23に供
給される。25はワイヤ21が貫通するワイヤ
孔、26は記録紙、27はプラテンである。ワイ
ヤ先端ガイド22はワイヤ21が摺動可能に構成
され、又ワイヤ先端部の摺動面にインク含浸材2
3がワイヤ21が作動する時に接する如く構成さ
れている。印字待機状態の時には、aの様にワイ
ヤ21はインク含浸材23の位置より後退し、ワ
イヤ21の作動時にはbの様にインク含浸材を貫
通し、ワイヤ21の先端部の進出時にインク含浸
材23よりその先端面にインクが供給されて印字
用紙26に当たり印字が行なわれる。このインク
付着機構の欠点の一つは、ワイヤの先端が待機状
態でインク含浸材の後まで後退することである。
ワイヤ式ドツトプリンタの場合にはワイヤの繰返
し動作の応答性が高いことが要求されるため、ワ
イヤのストロークは非常に短かいのが一般的であ
り、0.3mmから長いものでも1mm近辺であり、こ
れを長くすると、たとえワイヤの高応答性が要求
されなくとも、ワイヤドツトを構成する機構は非
常に難かしくなつてしまう。又、インク含浸材に
インクを溜めておき、そのインクをワイヤに付着
させる為、ワイヤの高速な繰り返し動作に追随
し、更に使用環境条件下すべての範囲に渡り、ワ
イヤの先端に均一にインクを付着させることはイ
ンク含浸材の毛管引力の関係から、条件に適合さ
せて選ぶことは非常に難かしく、印字むらの発
生、印字不能等のトラブルが発生してしまう。
又、インク含浸材を使用することにより目詰り現
象も心配される。又インク供給の応答性を上げる
ために、インク供給にだけに圧力を加えて供給し
たりすると、インクが周囲に溢れ出してしまうと
言う重大欠点を有している。従来技術として提案
されている中にも、インク含浸材を先端ガイドの
近傍に配置した例もあるが、また前述の欠点は同
様である。本発明はこうした欠点を解決し、ワイ
ヤの高速動作にも追随し、ワイヤ先端に、いつも
均一にインクが付着されるインク付着機構を提案
するものである。
本発明の説明は、本発明の一具体例を示す第3
図から説明する。aはドツトヘツドの上から見た
インク付着機構の断面図、bはインク付着機構を
印字端面側から見た平面図である。51はワイ
ヤ、52はワイヤの印字端面近傍を案内するワイ
ヤガイド、53はワイヤ後部ガイド、50はワイ
ヤガイド52とワイヤ後部ガイドとの間に形成さ
れ、ワイヤガイド52によつて案内されるワイヤ
51を横切る如く構成されたインク流路、又、ワ
イヤ後部ガイド53の部品図(構成の一例)をd
に示す。57はインク供給パイプ、58はインク
供給パイプに固着されたインク供給管、67はイ
ンク排出パイプ74(図面表現はして無いがイン
ク供給パイプと同様に設けられている)に固着さ
れたインク排出管59はインク供給パイプ57に
通ずるインク供給口、60はインク排出パイプ7
4に通ずるインク排出口、このインク供給口59
とインク排出口60は、ワイヤ配列7本のほゞ中
央のワイヤ列と直角方向に、ワイヤ列を挾んでほ
ぼ対称の位置に配置されている。更に、ワイヤ列
を取り囲む如くインク供給口59とインク排出口
60とを継ぐインクバイパス61,62が設けて
ある。このインクバイパス61,62は、ワイヤ
51を横切る如く構成されたインク流路50より
は流路の幅、又は深さを大としてインクが流れや
すく形成されている。又、インク供給口59から
出たインクは直接ワイヤ51を横切る如く構成さ
れたインク流路50には流入せず、インクバイパ
ス61,62及びワイヤを横切る如く構成された
インク流路50とインク供給口59を継ぐ流路の
壁面66に衝突ささせる様に構成され、その後イ
ンクバイパス61,62、及びワイヤ51を横切
る如く構成されたインク流路50に分流する様に
構成されている。
ワイヤ51とワイヤ後部ガイド53との隙間6
3はワイヤ51とワイヤガイド52との隙間54
よりも大きく設定され、インクの脈流がワイヤ後
方側に逃げる様に構成されている。
56は飛散インク回収板でワイヤ後部ガイド5
3のワイヤガイド部から空間64を介して配置構
成されている。又、この飛散インク回収板56
は、ワイヤ後部ガイド53の後部に重ね合せて配
置されている為、その重ね面に毛管流路68が形
成される。この毛管流路68とインク排出口60
とを結ぶインク回収路65が設けられている。
ワイヤ51の先端部を案内するワイヤガイド5
2の最先端面には細いインク調整回収溝69が設
けてあり、その一部はワイヤガイド52のワイヤ
ガイド孔82に継がつている。又、ワイヤ51の
印字端面は、ワイヤガイド52の最先端表面とイ
ンク回収調整溝69の底部との間に待機してい
る。70はワイヤガイド押えである。
第3図fはワイヤガイド52をインク流路50
側から見た平面図である。ワイヤガイド52、ワ
イヤ後部ガイド53のインク流路50に面した表
面に毛管作用を有するインク供給溝80,84を
設けることにより、インク流路50の表面には、
毛管作用を有する溝が構成されている。なお、イ
ンク供給溝80,84はワイヤ51の方向にイン
クを引きよせる如く構成されている。
本発明の一具体例を示す第3図のインク付着機
構から、インク付着機能と、効果を詳細に述べ
る。まずインク供給管58よりインクが送られ、
インク供給口59に到達する。するとインクは、
インク供給口59と、インクバイパス61,62
及びワイヤを横切る如く構成されたインク流路5
0とを結ぶ流路の壁面66にぶつかり、その後イ
ンクバイパス61,62及びワイヤを横切る如く
構成されたインク流路50に分流し、その後イン
ク排出口60に達する。この時インクの主流はイ
ンクバイパス61,62に流れ、直接、ワイヤを
横切る如く構成されたインク流路50にインクの
主流が流れ込むことは無い。又このワイヤを横切
る如く構成されたインク流路50は、ワイヤガイ
ド52とワイヤ後部ガイド53との間に細い隙間
として構成されている為、毛管引力によつてもイ
ンクが引きよせられ、又インクバイパス61,6
2にインクが流れる時の静圧によつてもインクが
満たされる。このワイヤを横切る如く構成された
インク流路50に保持されたインクは、更にイン
ク供給溝80の毛管作用とワイヤ51の外径と、
ワイヤガイド52のワイヤガイド孔82との隙間
54の毛管作用により、ワイヤ51の印字端面部
まで引き上げられる(ワイヤ作動時にもインクが
先端部に供給されるが後述する)。このワイヤ5
1の印字端面近傍に供給されたインクは、ワイヤ
ガイド52の最先端面に設けられ、一部がワイヤ
ガイド孔と継がつているインク調整回収溝69の
中に入り込む。このインク調整回収溝69の底部
とワイヤガイド52の表面との中間にあるワイヤ
51の先端部及びワイヤガイド52のガイド孔と
の間でワイヤ51の印字端面に付着されるインク
の表面形状が形成され、ワイヤ51の印字端面に
適量のインクをいつも一定量付着させる役目をす
る。
本発明の一具体例を示す第3図のインク付着機
構へのインクの供給を一つの例としてポンプで送
り込んだ場合を述べてみる。インクの流れは、前
述する如くであるが、ポンプを使用する方法とし
ては、インクを間欠的、又は連続的に必要量をイ
ンク付着機構内に送り込む方法が考えられる。ま
ず間欠的にインクが送られた場合を考察すると、
インクは当然大きな脈流となつて送られる。この
脈流となつてインク供給口59に送られたインク
は、まず、インクバイパス61,62とワイヤを
横切る如く構成されたインク流路50とに通ずる
流路の壁面66にぶつかり、その後、主流はイン
クバイパス61,62の方に流れ、ワイヤを横切
る如く構成されたインク流路50には、圧力の下
がつた脈流がわずかに伝わるだけである。この脈
流の影響を防ぐには、インクの含浸部材を使用す
るとある程度防ぐことはできるが前述する如く、
高速なワイヤの動作に追随してワイヤの先端に安
定して適量のインクを付着させることは難かしい
し、又インク含浸材の目詰り等のトラブルが予想
される。前述の説明に戻るが、わずかに残つた脈
流でも無い方が良いことは言うまでも無い。第3
図に於ては、ワイヤを横切る如く構成されたイン
ク流路50の前側のワイヤガイド52とワイヤ5
1との隙間54よりも、ワイヤ後部ガイド53と
ワイヤ51との隙間63を大にしてある。この様
に構成することにより、少し残つた脈流の圧力
は、ワイヤの先端の方には伝わりにくく、ワイヤ
の後方に逃げることになる。又、複数のワイヤの
配列を第3図b,cの様に配列してある場合を観
察してみると、ワイヤの後方に、ポンプの脈流に
従つてワイヤ間のスキマをインクが後方に逃げる
のが良く観察できる。これをワイヤ後部ガイド5
3とワイヤ51との隙間63を小さくすると、こ
の現象がほとんど無くなり、ワイヤ印字端面に脈
流が僅かに観察され、印字を行つてみると少し印
字むらが発生する等の不都合が生じてしまう。
前述の説明ではインクを送るポンプを間欠的に
作動させた場合を説明したが、ポンプを連続的に
作動させ、インクを連続的に送る場合に於ても、
インクの送り量がいつも一定量送り続けることは
難かしく、間欠送りの場合よりは少なくなるが、
やはり脈流は発生してしまう。しかし前述の本発
明のインク付着機構の構造によれば、インクの脈
流は、ほぼ完全に解決できる。
前述の説明では、ポンプを使用した例を述べた
が、ポンプを使用しない方法でも、インクをイン
ク付着機構内に強制的に送り込む場合には、一定
量のインクを常時送ることは難かしい為、本発明
からなる方法により良い結果が期待できることは
理解されよう。
前述する如く、インク供給口に脈流として送り
込まれたインクの動圧を、壁にぶつけ、その主流
をインクバイパスに逃がして、その静圧と毛管作
用によりワイヤを横切る如く構成されたインク流
路50にインクを供給することにより、大きなイ
ンクの脈流を防ぎ、更に僅かに残つた脈流も、ガ
イド孔とワイヤとの隙間をワイヤを横切る如く構
成されたインク流路の前と後とで変えることによ
り、印字端面に現われる脈流を無くし、ワイヤの
先端に安定したインクを供給することが可能にな
り、印字ムラの少ないインク付着機構が提供でき
る。
第3図に示すインク付着機構にインク供給口5
9とインク排出口60を設けたことにより、例え
ばポンプ等でインクをインク付着機構内に送り込
んでも、余分なインクはインク供給口からインク
バイパス61,62を通り、インク排出口60に
達してしまい、印字に悪影響を及ぼさず、ワイヤ
を横切る如く構成されたインク流路50のインク
にも、悪影響を及ぼすことは無い。又、ワイヤを
横切る如く構成されたインク流路50のインクの
保持力は、インクバイパスの流路よりは流れにく
く構成されており、毛管引力の為強く、インク付
着機構内の余分なインクをインク排出口60より
ポンプ等で強制的に排出しても、ワイヤを横切る
如く構成されたインク流路50のインクが排出さ
れることは無く、いつも一定量安定してインクが
保持されていることになる。
更に、インク流路50の表面に、毛管作用を有
するインク供給溝80,84をワイヤ51に向か
う如く設けたことにより、インクがワイヤ51の
周囲に引きよせられる力が強くなり、インクの応
答性が向上し、高速で鮮明な印字が可能となつ
た。なお、第3図fではインク供給溝80をワイ
ヤの数に対応する様に設けてあるが、形状、本数
はこの限りではなく、ワイヤガイド52のインク
流路50に面した表面に、一部ガイド孔82に通
ずる如く形成された溝を有すれば、同様の効果が
得られる。
また、インク供給溝80,84の形状は毛管作
用が強く働くようにV字形状等の表面の寸法より
も底部の寸法が小であることが望ましい。
第3図gは本発明の他の実施例を示すワイヤガ
イド52のインク流路50側から見た平面図で、
ワイヤガイド孔82の周辺にホーニング加工等に
より毛管作用を有する凹凸83を設けてある。作
用、効果はインク供給溝80の場合と同様であ
る。
第3図hは本発明の他の実施例を示すワイヤ後
部ガイド53の部品図で、インク流路50に面し
た表面にホーニング加工等により毛管作用を有す
る凹凸85を設けてある。作用、効果はインク供
給溝84の場合と同様である。
なお、インク流路50の表面の構は、ワイヤガ
イド52、ワイヤ後部ガイド53のどちら側に設
けてもよいが、ワイヤ51とガイド孔との隙間は
前述のように、ワイヤガイド52の方がワイヤ後
部ガイド53より小さくしてある為、ワイヤガイ
ド52の側にインク供給溝80を設けた方がワイ
ヤ51の方向にインクを引きよせる力がより強く
なり望ましい。
ここで、ワイヤ51の印字動作とインク付着機
構のインク付着作用を説明する。ワイヤ51の印
字待機状態は第3図aの状態であり、ワイヤの先
端部を案内するワイヤガイド52の後方に、ワイ
ヤを横切る如く構成されたインク流路50に保持
されたインクは、インク供給溝80の毛管作用に
よりワイヤ51の周囲に引きよせられ、更にワイ
ヤガイド52のワイヤガイド孔とワイヤ51との
隙間54を毛管引力により引き上げられ、ワイヤ
ガイド52の最先端面よりも僅かに入つているワ
イヤ51の印字端面に到達する。更にそこまで到
達したインクは、ワイヤガイドの最先端面に設け
られ、一部がガイド孔に通じている細いインク調
整回収溝69の中にまでも、毛管引力の作用によ
り入り込む。第3図に於ては、説明の為、ワイヤ
の数に対応するように設けてあるが、形状、本数
はこの限りでなく、最端面の表面に、一部がガイ
ド孔に通ずる如く形成された溝を有すれば前述、
後述する効果は同一であることは言うまでもな
い。
こうしてワイヤの印字端面に付着されたインク
は、ワイヤ51が第1図に示す様なワイヤ駆動手
段により作動されると、第3図eに示すようにワ
イヤの印字端面にインクが付着し、これが図示し
てない記録紙に打撃接触して、インクが転写され
印字が行なわれる。
以上説明したように本発明によれば、ワイヤガ
イドとワイヤ後部ガイドとによつて形成されたイ
ンク流路の表面壁に複数の溝を設けているので、
インク流路に供給されたインクはワイヤガイドに
案内されたワイヤの周囲に引き寄せられるように
してワイヤの先端部へ毛管作用によつて付着され
る。したがつて、ワイヤの先端部にはインクの供
給がとぎれることなく供給できるので、高速印字
が可能で鮮明な印字が可能となる。又、ワイヤ先
端部へのインクの供給は毛管作用を有する複数の
溝によつてインクの供給量のコントロールが可能
となるので、常に安定したインク量が供給でき、
インク供給の過不足が解削できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はワイヤドツトプリンタの原理を示す
図。aはその断面図、bはワイヤ配列を示す図。 1……ワイヤ、2……ノーズ、5……作動板、
6……プランジヤー、7……駆動コイル、8……
フレーム、9……ヨーク板、10……スペーサ、
11……作動板押え蓋、12……ワイヤ戻しば
ね、13……記録紙、14……インクリボン、1
5……プラテン。 第2図は従来技術の一つの原理を示したインク
付着機構部を示す図。aはワイヤの待機状態を示
す図。bはワイヤが駆動された状態を示す図。 21……ワイヤ、22……ワイヤ先端ガイド、
22a……前面ガイド、22b……後面ガイド、
23……インク含浸材、24……インク供給パイ
プ、26……記録紙、27……プラテン。 第3図は本発明からなる一具体例を示す図。a
はドツトヘツドの上から見たインク付着機構断面
図、bはインク付着機種の印字端面側から見た平
面図、cはインク付着機構の側面断面図、dはワ
イヤ後部ガイドの構成例を示す部品図、eはワイ
ヤ作動時の模型図、fはワイヤガイドをインク流
路側から見た平面図、gは本発明の他の実施例を
示すワイヤガイドのインク流路側から見た平面
図、hは本発明の他の実施例を示すワイヤ後部ガ
イドの部品図。 51……ワイヤ、52……ワイヤガイド、53
……ワイヤ後部ガイド、50……ワイヤを横切る
如く構成されたインク流路、54……ワイヤガイ
ドとワイヤとの隙間、56……インク回収板、5
7……インク供給パイプ、58……インク供給
管、59……インク供給口、60……インク排出
口、61,62……インクバイパス、64……ワ
イヤ後部ガイドとインク回収板との間に設けられ
た空間、65……インク排出口とインク回収板を
つなぐインク回収流路、66……インク供給口と
インクバイパス及びワイヤを横切る如く構成され
たインク流路をつなぐ流路の壁面、67……イン
ク排出管、68……インク回収板とワイヤ後部ガ
イドとの間の毛管流路、69……インク調整回収
溝、70……ワイヤガイド押え、80,84……
インク供給溝、82……ワイヤガイド孔、83,
85……毛管作用を有する凹凸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ワイヤの先端にインクを付着させて印字を行
    なわせるワイヤ式ドツトプリンタヘツドのインク
    付着機構において、ワイヤと、該ワイヤの印字端
    面近傍を位置決め案内するワイヤガイド孔を有し
    たワイヤガイドと、該ワイヤガイドの後部に設け
    られたワイヤ後部ガイドと、前記ワイヤガイドと
    前記ワイヤ後部ガイドとの間に設けられて前記ワ
    イヤの先端へインクを補給するインク流路とを有
    し、前記ワイヤガイドと前記ワイヤ後部ガイドと
    によつて形成された前記インク流路の表面に複数
    の溝が設けらていることを特徴とするワイヤ式ド
    ツトプリンタヘツドのインク付着機構。
JP13562180A 1980-06-17 1980-09-29 Waiyashikidotsutopurintahetsudonoinkufuchakukiko Expired - Lifetime JPH0249230B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06141253A (ja) * 1992-10-23 1994-05-20 Toshiba Corp 映像検波回路

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JPH06141253A (ja) * 1992-10-23 1994-05-20 Toshiba Corp 映像検波回路

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