JPH0249188Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0249188Y2 JPH0249188Y2 JP9827087U JP9827087U JPH0249188Y2 JP H0249188 Y2 JPH0249188 Y2 JP H0249188Y2 JP 9827087 U JP9827087 U JP 9827087U JP 9827087 U JP9827087 U JP 9827087U JP H0249188 Y2 JPH0249188 Y2 JP H0249188Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- dome
- bell
- support shaft
- striking mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 14
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 14
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自転車に取り付けるベルに関する。
従来の技術
従来の自転車用ベルは、先端に雄螺旋を設けた
支持軸を内側中央に位置して突設した略皿形状の
金属製の基部と、前記基部の支持軸に螺合して支
持されるべく、内側中央に位置して、雌螺旋を設
けた軸受を有する金属製のドーム部と、前記基部
とドーム部で形成された内部に設け、前記ドーム
部を打鈴するための金属製の回転式ハンマー及び
該ハンマーを回転させるためのレバーを備えた打
鈴機構と、から構成されていた。そして、前記基
部に打鈴機構を取り付けてから、前記基部の支持
軸と前記ドーム部の軸受を螺合して組み立てて成
るものであつた。
支持軸を内側中央に位置して突設した略皿形状の
金属製の基部と、前記基部の支持軸に螺合して支
持されるべく、内側中央に位置して、雌螺旋を設
けた軸受を有する金属製のドーム部と、前記基部
とドーム部で形成された内部に設け、前記ドーム
部を打鈴するための金属製の回転式ハンマー及び
該ハンマーを回転させるためのレバーを備えた打
鈴機構と、から構成されていた。そして、前記基
部に打鈴機構を取り付けてから、前記基部の支持
軸と前記ドーム部の軸受を螺合して組み立てて成
るものであつた。
考案が解決しようとする問題点
上記従来の自転車用ベルは、各部材が金属素材
で構成されているため、長期の使用で該各部材に
錆が発生したり、また自転車の転倒等で金属製の
前記支持軸が折れ曲がり、基部とドーム部とが接
触して、ベルが鳴らなくなつてしまうという欠点
があつた。
で構成されているため、長期の使用で該各部材に
錆が発生したり、また自転車の転倒等で金属製の
前記支持軸が折れ曲がり、基部とドーム部とが接
触して、ベルが鳴らなくなつてしまうという欠点
があつた。
本考案は、打鈴機構等に錆が発生せず、かつ支
持軸も折曲しにくいものを提供することを目的と
する。
持軸も折曲しにくいものを提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段
本考案は、上記目的を達成するために、例え
ば、基部1及び打鈴機構を合成樹脂を素材として
構成するとともに、該基部1の外側面部3の全周
にわたつて複数の係止片9・・・からなる係止部
を突設する。
ば、基部1及び打鈴機構を合成樹脂を素材として
構成するとともに、該基部1の外側面部3の全周
にわたつて複数の係止片9・・・からなる係止部
を突設する。
作 用
自転車の転倒等によりドーム部17に衝撃力が
加わると、基部1とドーム部17を連結している
支持軸4は弾力性のある合成樹脂であるため湾曲
して、ドーム部17は、基部1の側面部3に被さ
りながら、基部1に対して斜めに傾き、ドーム本
体19の縁部が係止片9・・・に係止する(第2
図鎖線を参照)。従つて、ドーム部17は基部1
に対してそれ以上傾くことがなく、基部1とドー
ム部17を連結している前記支持軸4が限界以上
に折曲しないから破損しない。また、基部1及び
打鈴機構が合成樹脂で構成してあるから錆の発生
がなく耐久性も向上する。
加わると、基部1とドーム部17を連結している
支持軸4は弾力性のある合成樹脂であるため湾曲
して、ドーム部17は、基部1の側面部3に被さ
りながら、基部1に対して斜めに傾き、ドーム本
体19の縁部が係止片9・・・に係止する(第2
図鎖線を参照)。従つて、ドーム部17は基部1
に対してそれ以上傾くことがなく、基部1とドー
ム部17を連結している前記支持軸4が限界以上
に折曲しないから破損しない。また、基部1及び
打鈴機構が合成樹脂で構成してあるから錆の発生
がなく耐久性も向上する。
実施例
以下に本考案の好適な実施例を添付図面に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は縦断正面図、第2図は部分を縦断し
た側面図、第3図は部分を切り欠き、かつ内部の
一部を省略した平面図であり、第4図は第2実施
例の正面図、第5図は第3実施例の要部の縦断面
図、第6図は第4実施例の平面図である。
し、第1図は縦断正面図、第2図は部分を縦断し
た側面図、第3図は部分を切り欠き、かつ内部の
一部を省略した平面図であり、第4図は第2実施
例の正面図、第5図は第3実施例の要部の縦断面
図、第6図は第4実施例の平面図である。
第1実施例を説明する。
第1図乃至第3図に示すように、全体を合成樹
脂によつて平面形状が円形の略皿形状に形成した
基部1は、該基部1の底部2内側の中央部位に、
該基部1の外側面部3周縁より上方に突出するよ
う設けた支持軸4と、該基部1の底部2内側の中
央より一方にずれた部位に突設し、かつ前記支持
軸4より短い第1突軸5と、該基部1の底部2内
側の中央より他方にずれた部位から外側に向け突
設し、かつ前記第1突軸5より更に短い第2突軸
6と、前記底部2の外面に設け、自転車のハンド
ルに着脱自在に固定するためのクリツプ部7と、
前記側面部3の前記第2突軸6側に設けた切欠部
8と、前記側面部3外周に突設した係止部たる係
止片9…と、を一体形成してある。なお、前記係
止片9…のうち、前記切欠部8の両端に位置する
係止片9a,9aは、後述する打鈴機構のレバー
23が上方にずれることを防ぐためのものであ
る。また、前記クリツプ部7は、自転車ハンドル
にベルを取り付けるためのもので、前記基部1と
一体に形成され、一部分に雌螺旋10を配置した
ビス孔11及びガイド溝12を縦方向に穿設した
根部13と、該根部13からリング状に伸ばすと
ともに、その先端に、前記雌螺旋10に螺合し、
かつビス孔11に挿入しうるビス14及び前記ガ
イド溝12に挿入しうるガイド片15を付設した
リング16と、を一体成形したものである。そし
て、前記リング16を自転車のハンドルに捲いて
から、ビス14をビス孔11に挿入しつつ雌螺旋
10に螺合させて、締めつけ固定するものであ
る。この際、前記ガイド片15とガイド溝12が
設けてあるので、該ビス14を締めつけた時、前
記ガイド片15がガイド溝12に挿入された状態
になり、ビス14にかかる横方向の力を該ガイド
片15で受けて、ハンドルとの固定が緩まないと
いう作用を奏するのである。
脂によつて平面形状が円形の略皿形状に形成した
基部1は、該基部1の底部2内側の中央部位に、
該基部1の外側面部3周縁より上方に突出するよ
う設けた支持軸4と、該基部1の底部2内側の中
央より一方にずれた部位に突設し、かつ前記支持
軸4より短い第1突軸5と、該基部1の底部2内
側の中央より他方にずれた部位から外側に向け突
設し、かつ前記第1突軸5より更に短い第2突軸
6と、前記底部2の外面に設け、自転車のハンド
ルに着脱自在に固定するためのクリツプ部7と、
前記側面部3の前記第2突軸6側に設けた切欠部
8と、前記側面部3外周に突設した係止部たる係
止片9…と、を一体形成してある。なお、前記係
止片9…のうち、前記切欠部8の両端に位置する
係止片9a,9aは、後述する打鈴機構のレバー
23が上方にずれることを防ぐためのものであ
る。また、前記クリツプ部7は、自転車ハンドル
にベルを取り付けるためのもので、前記基部1と
一体に形成され、一部分に雌螺旋10を配置した
ビス孔11及びガイド溝12を縦方向に穿設した
根部13と、該根部13からリング状に伸ばすと
ともに、その先端に、前記雌螺旋10に螺合し、
かつビス孔11に挿入しうるビス14及び前記ガ
イド溝12に挿入しうるガイド片15を付設した
リング16と、を一体成形したものである。そし
て、前記リング16を自転車のハンドルに捲いて
から、ビス14をビス孔11に挿入しつつ雌螺旋
10に螺合させて、締めつけ固定するものであ
る。この際、前記ガイド片15とガイド溝12が
設けてあるので、該ビス14を締めつけた時、前
記ガイド片15がガイド溝12に挿入された状態
になり、ビス14にかかる横方向の力を該ガイド
片15で受けて、ハンドルとの固定が緩まないと
いう作用を奏するのである。
ベル音を発生させるためのドーム部17は、第
1図に示すように、前記基部1の外径より若干大
きい内径を有する円形の平面形状をもつ略倒皿形
状で、中央に透孔18を穿設した金属製のドーム
本体19と、天板20を一体成形して略T字状に
形成するとともに嵌合溝21aを軸心に有する合
成樹脂製の軸受21と、からなり、ドーム本体1
9の外側から透孔18に軸受21を嵌めた後、該
軸受21の外周部に固定リング22を嵌合して、
ドーム部17と軸受21を一体に固定したもので
ある。そして、前記ドーム部17は、前記基部1
の上側に被せる状態で、かつ該基部1の支持軸4
先端と前記軸受21の嵌合溝21aとを嵌合して
連結し、基部1に着脱可能に取り付けるものであ
る。なお、前記軸受21の外周には凸条を、ま
た、固定リング22の内周には凹条が形成してあ
つて、該凹条と凸条が係合することによつて、該
軸受21と固定リング22は強固に固定されてい
るものである。
1図に示すように、前記基部1の外径より若干大
きい内径を有する円形の平面形状をもつ略倒皿形
状で、中央に透孔18を穿設した金属製のドーム
本体19と、天板20を一体成形して略T字状に
形成するとともに嵌合溝21aを軸心に有する合
成樹脂製の軸受21と、からなり、ドーム本体1
9の外側から透孔18に軸受21を嵌めた後、該
軸受21の外周部に固定リング22を嵌合して、
ドーム部17と軸受21を一体に固定したもので
ある。そして、前記ドーム部17は、前記基部1
の上側に被せる状態で、かつ該基部1の支持軸4
先端と前記軸受21の嵌合溝21aとを嵌合して
連結し、基部1に着脱可能に取り付けるものであ
る。なお、前記軸受21の外周には凸条を、ま
た、固定リング22の内周には凹条が形成してあ
つて、該凹条と凸条が係合することによつて、該
軸受21と固定リング22は強固に固定されてい
るものである。
前記打鈴機構は、第1図乃び第3図に示すよう
に、前記基部1と前記ドーム部17で形成される
内部に配置し、該ドーム部17のドーム本体19
を叩いて鳴らすもので、前記切欠部8から外部に
突出させたレバー23と、前記ドーム本体19を
叩くハンマー24と、該レバー23の作動を該ハ
ンマー24に伝達するための中間ピニオン25と
から構成するものである。
に、前記基部1と前記ドーム部17で形成される
内部に配置し、該ドーム部17のドーム本体19
を叩いて鳴らすもので、前記切欠部8から外部に
突出させたレバー23と、前記ドーム本体19を
叩くハンマー24と、該レバー23の作動を該ハ
ンマー24に伝達するための中間ピニオン25と
から構成するものである。
上記打鈴機構の各部材を詳しく述べる。
前記レバー23は、その一方の先端を前記基部
1の切欠部8から外部に突出して摘み26に成形
し、また他方端をラツク27に成形した略扇形状
に形成したもので、前記基部1の第2突軸6に回
転自在に軸支されるとともに、バネ28で水平方
向に付勢されている。前記ハンマー24は、その
中央部を前記基部1の支持軸4に回転自在に軸支
し、前記ドーム本体19の内径より若干短尺の略
アーム状に形成され、かつその両先端に打鈴リン
グ24a,24aを付設するとともに、中央下側
に第1ピニオン29を一体に形成してある。前記
中間ピニオン25は、前記ハンマー24の第1ピ
ニオン29に噛み合う径の大きな第2ピニオン3
0と、前記レバー23のラツク27に噛み合う径
の小さな第3ピニオン31とを備え、前記基部1
の第1突軸5に回転自在に軸支されている。この
ように構成した打鈴機構は、レバー23を第3図
矢印a方向に回転すると、レバー23のラツク2
7、中間ピニオン25の第3ピニオン31、中間
ピニオン25の第2ピニオン30、ハンマー24
の第1ピニオン29を介してその回転がハンマー
24に伝達し、該ハンマー24の回転でドーム部
17のドーム本体19を叩き鳴らすのである。な
お、前記打鈴動作は、ドーム本体19の側部内面
に形成してある突起32を、該ハンマー24の両
先端の打鈴リング24a,24aがハンマー24
の回転時に叩くことによつてなされるのである。
また第3図中、符号33及び34は、前記基部1
内側に一体に突出させて形成したストツパーで、
前記打鈴機構のレバー23が、該基部1の内側面
部に衝突して基部1が破損することを防止するた
めのものである。
1の切欠部8から外部に突出して摘み26に成形
し、また他方端をラツク27に成形した略扇形状
に形成したもので、前記基部1の第2突軸6に回
転自在に軸支されるとともに、バネ28で水平方
向に付勢されている。前記ハンマー24は、その
中央部を前記基部1の支持軸4に回転自在に軸支
し、前記ドーム本体19の内径より若干短尺の略
アーム状に形成され、かつその両先端に打鈴リン
グ24a,24aを付設するとともに、中央下側
に第1ピニオン29を一体に形成してある。前記
中間ピニオン25は、前記ハンマー24の第1ピ
ニオン29に噛み合う径の大きな第2ピニオン3
0と、前記レバー23のラツク27に噛み合う径
の小さな第3ピニオン31とを備え、前記基部1
の第1突軸5に回転自在に軸支されている。この
ように構成した打鈴機構は、レバー23を第3図
矢印a方向に回転すると、レバー23のラツク2
7、中間ピニオン25の第3ピニオン31、中間
ピニオン25の第2ピニオン30、ハンマー24
の第1ピニオン29を介してその回転がハンマー
24に伝達し、該ハンマー24の回転でドーム部
17のドーム本体19を叩き鳴らすのである。な
お、前記打鈴動作は、ドーム本体19の側部内面
に形成してある突起32を、該ハンマー24の両
先端の打鈴リング24a,24aがハンマー24
の回転時に叩くことによつてなされるのである。
また第3図中、符号33及び34は、前記基部1
内側に一体に突出させて形成したストツパーで、
前記打鈴機構のレバー23が、該基部1の内側面
部に衝突して基部1が破損することを防止するた
めのものである。
以上のように構成した第1実施例のベルは、ベ
ル音を出すドーム本体19のみ金属製で、他の基
部1、打鈴機構は合成樹脂製であるから、自転車
の転倒等によりドーム部17に斜め方向の衝撃力
が加わつた時、基部1とドーム部17を連結して
いる支持軸4は弾力性のある合成樹脂であるため
湾曲して、ドーム部17は、基部1の側面部3に
被さりながら、基部1に対して斜めに傾き、ドー
ム本体19の縁部が係止片9…に係止される(第
2図鎖線を参照)。そして、ドーム部17は基部
1に対してそれ以上傾くことがなく、従つて前記
支持軸4が限界以上に折曲して破損することがな
い。そして、前記衝撃力が解除されれば、合成樹
脂製の支持軸4の弾力性によつて元の状態に容易
に復帰する。また、基部1及び打鈴機構の略全体
が合成樹脂で構成してあるから錆の発生がなく、
かつ耐久性も向上し、加えて、きれいなベル音を
奏でうるという効果を有する。
ル音を出すドーム本体19のみ金属製で、他の基
部1、打鈴機構は合成樹脂製であるから、自転車
の転倒等によりドーム部17に斜め方向の衝撃力
が加わつた時、基部1とドーム部17を連結して
いる支持軸4は弾力性のある合成樹脂であるため
湾曲して、ドーム部17は、基部1の側面部3に
被さりながら、基部1に対して斜めに傾き、ドー
ム本体19の縁部が係止片9…に係止される(第
2図鎖線を参照)。そして、ドーム部17は基部
1に対してそれ以上傾くことがなく、従つて前記
支持軸4が限界以上に折曲して破損することがな
い。そして、前記衝撃力が解除されれば、合成樹
脂製の支持軸4の弾力性によつて元の状態に容易
に復帰する。また、基部1及び打鈴機構の略全体
が合成樹脂で構成してあるから錆の発生がなく、
かつ耐久性も向上し、加えて、きれいなベル音を
奏でうるという効果を有する。
第2実施例を示す第4図のものは、係止部を、
前記第1実施例の係止片9…に替えて、基部41
の外側面部42全周にわたつて帯状に伸びる断面
四角形の突条43にしたものである。そして、こ
の係止部たる突条43は前記第1実施例の係止片
9…より丈夫であるという特徴を有するものであ
る。
前記第1実施例の係止片9…に替えて、基部41
の外側面部42全周にわたつて帯状に伸びる断面
四角形の突条43にしたものである。そして、こ
の係止部たる突条43は前記第1実施例の係止片
9…より丈夫であるという特徴を有するものであ
る。
第3実施例を示す第5図のものは、係止部を、
前記第1実施例の係止片9…及び前記第2実施例
の突条43に替えて、基部51の外側面部52全
周にわたつて帯状に伸びる断面L字形の鉤条53
にしたものである。そして、該係止部たる鉤条5
3は前記第1実施例の係止片9…より丈夫である
とともに、ドーム本体54が基部51に対して傾
斜した際、外側面部52と鉤条53とで形成する
凹部55にドーム本体54の縁部が嵌まるから、
ドーム本体54の縁部が鉤条53を越えて更に強
い傾斜状態になるようなことがないという特徴を
有するものである。
前記第1実施例の係止片9…及び前記第2実施例
の突条43に替えて、基部51の外側面部52全
周にわたつて帯状に伸びる断面L字形の鉤条53
にしたものである。そして、該係止部たる鉤条5
3は前記第1実施例の係止片9…より丈夫である
とともに、ドーム本体54が基部51に対して傾
斜した際、外側面部52と鉤条53とで形成する
凹部55にドーム本体54の縁部が嵌まるから、
ドーム本体54の縁部が鉤条53を越えて更に強
い傾斜状態になるようなことがないという特徴を
有するものである。
第4実施例を示す第6図のものは、ドーム本体
61に放射状の合成樹脂製の保護帯62を付設し
たもので、例えば前記第1実施例乃至第3実施例
のものに、この保護帯62を付設して、自転車の
転倒時等に受ける衝撃を緩和することができるも
のである。
61に放射状の合成樹脂製の保護帯62を付設し
たもので、例えば前記第1実施例乃至第3実施例
のものに、この保護帯62を付設して、自転車の
転倒時等に受ける衝撃を緩和することができるも
のである。
なお、本考案の係止部は、上記第1実施例乃至
第3実施例のようなものに限らず他の形状あるい
は構造を有するものでもよく、また他の各部材も
上記各実施例に限定されるものではない。
第3実施例のようなものに限らず他の形状あるい
は構造を有するものでもよく、また他の各部材も
上記各実施例に限定されるものではない。
効 果
本考案は、基部及び打鈴機構を合成樹脂を素材
として形成するとともに、該基部の側面部の全周
にわたつて係止部を突設したので、自転車の転倒
等によりドーム部に斜め方向の力が加わり、ドー
ム部が基部に対して斜めに傾いても、ドーム本体
の縁部が係止部に係止されて、ドーム部はそれ以
上傾くことがないとともに、支持軸は弾力性のあ
る合成樹脂であるため元の状態に容易に復帰しう
るから、該基部、ドーム部及び支持軸が破損しな
い。また、基部及び打鈴機構が合成樹脂で構成し
てあるから錆の発生がなく耐久性も向上し、かつ
きれいなベル音を奏でうる等の効果を有する。
として形成するとともに、該基部の側面部の全周
にわたつて係止部を突設したので、自転車の転倒
等によりドーム部に斜め方向の力が加わり、ドー
ム部が基部に対して斜めに傾いても、ドーム本体
の縁部が係止部に係止されて、ドーム部はそれ以
上傾くことがないとともに、支持軸は弾力性のあ
る合成樹脂であるため元の状態に容易に復帰しう
るから、該基部、ドーム部及び支持軸が破損しな
い。また、基部及び打鈴機構が合成樹脂で構成し
てあるから錆の発生がなく耐久性も向上し、かつ
きれいなベル音を奏でうる等の効果を有する。
添付図面は本考案の好適な実施例を奏すもので
あり、第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を
示し、第1図は縦断正面図、第2図は部分を縦断
した側面図、第3図は部分を切り欠き、かつ内部
の一部を省略した平面図であり、第4図は第2実
施例の正面図、第5図は第3実施例の要部の縦断
面図、第6図は第4実施例の平面図である。 1,41,51……基部、2……底部、3,4
2,52……側面部、4……支持軸、9……係止
片、17……ドーム部、19,54……ドーム本
体、21……軸受、43……突条、53……鉤
条、55……凹部。
あり、第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を
示し、第1図は縦断正面図、第2図は部分を縦断
した側面図、第3図は部分を切り欠き、かつ内部
の一部を省略した平面図であり、第4図は第2実
施例の正面図、第5図は第3実施例の要部の縦断
面図、第6図は第4実施例の平面図である。 1,41,51……基部、2……底部、3,4
2,52……側面部、4……支持軸、9……係止
片、17……ドーム部、19,54……ドーム本
体、21……軸受、43……突条、53……鉤
条、55……凹部。
Claims (1)
- 支持軸を内側中央に位置して突設した略皿形状
の基部と、前記支持軸に対応する内側中央位置に
軸受を設け、内径が前記基部の外径より若干大径
のドーム部と、前記ドーム部を打鈴するための打
鈴機構と、を構成部材とし、前記ドーム部を前記
基部に被せ、かつ該支持軸と軸受を連結するとと
もに、該基部と該ドーム部によつて形成される内
部に前記打鈴機構を取り付けたベルにおいて、前
記基部及び打鈴機構を合成樹脂を素材として形成
するとともに、該基部の外側面部の全周にわたつ
て係止部を突設したことを特徴とする自転車用ベ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9827087U JPH0249188Y2 (ja) | 1987-06-25 | 1987-06-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9827087U JPH0249188Y2 (ja) | 1987-06-25 | 1987-06-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS642681U JPS642681U (ja) | 1989-01-09 |
JPH0249188Y2 true JPH0249188Y2 (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=31324384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9827087U Expired JPH0249188Y2 (ja) | 1987-06-25 | 1987-06-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0249188Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-25 JP JP9827087U patent/JPH0249188Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS642681U (ja) | 1989-01-09 |
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