JPH0248519Y2 - - Google Patents
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- JPH0248519Y2 JPH0248519Y2 JP1982148019U JP14801982U JPH0248519Y2 JP H0248519 Y2 JPH0248519 Y2 JP H0248519Y2 JP 1982148019 U JP1982148019 U JP 1982148019U JP 14801982 U JP14801982 U JP 14801982U JP H0248519 Y2 JPH0248519 Y2 JP H0248519Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- switching valve
- pump
- boom
- arm
- bucket
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 22
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 10
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 16
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は排土板を備えたバツクホーの3ポンプ
油圧システムに関するものである。
油圧システムに関するものである。
従来の3ポンプ式バツクホーにおいては、第1
ポンプにアーム切換弁、旋回切換弁、走行切換弁
(左)を並列に接続し、一方第2ポンプにバケツ
ト切換弁、ブーム切換弁、走行切換弁(右)を並
列に接続し、また第3ポンプに排土板切換弁を独
立して接続するように構成している。このため
〔走行+排土板駆動)の複合動作を行なう場合に
は、第1ポンプの圧油を左の走行モータに、第2
ポンプの圧油を右の走行モータに、また第3ポン
プの圧油を排土板にそれぞれ全量供給することが
でき、排土板操作中でも直進走行ができる。
ポンプにアーム切換弁、旋回切換弁、走行切換弁
(左)を並列に接続し、一方第2ポンプにバケツ
ト切換弁、ブーム切換弁、走行切換弁(右)を並
列に接続し、また第3ポンプに排土板切換弁を独
立して接続するように構成している。このため
〔走行+排土板駆動)の複合動作を行なう場合に
は、第1ポンプの圧油を左の走行モータに、第2
ポンプの圧油を右の走行モータに、また第3ポン
プの圧油を排土板にそれぞれ全量供給することが
でき、排土板操作中でも直進走行ができる。
しかしながら、この構成のものにおいては第1
ポンプまたは第2ポンプ内の2つの動作の複合動
作、即ち〔旋回+アーム駆動)および(バケツト
駆動+ブーム駆動〕は2ポンプ式バツクホーと同
様に迅速かつスムーズには行うことができず、更
に3動作、4動作もスムーズにできないものであ
つた。その上第3ポンプは排土板駆動専用であ
り、排土板作業以外では空回りしているだけで全
く使用されず無駄であり、そのため全体効率は悪
いものであつた。
ポンプまたは第2ポンプ内の2つの動作の複合動
作、即ち〔旋回+アーム駆動)および(バケツト
駆動+ブーム駆動〕は2ポンプ式バツクホーと同
様に迅速かつスムーズには行うことができず、更
に3動作、4動作もスムーズにできないものであ
つた。その上第3ポンプは排土板駆動専用であ
り、排土板作業以外では空回りしているだけで全
く使用されず無駄であり、そのため全体効率は悪
いものであつた。
この問題を解決するものとして3ポンプ式を改
良した油圧システムが知られている。この油圧シ
ステムは基本的には、第1ポンプで旋回、バケツ
ト、ブーム、走行(左)を、第2ポンプでアー
ム、走行(右)を、また第3ポンプで排土板をそ
れぞれ担当し、排土作業以外の時は、第3ポンプ
をブームに合流するように構成する。
良した油圧システムが知られている。この油圧シ
ステムは基本的には、第1ポンプで旋回、バケツ
ト、ブーム、走行(左)を、第2ポンプでアー
ム、走行(右)を、また第3ポンプで排土板をそ
れぞれ担当し、排土作業以外の時は、第3ポンプ
をブームに合流するように構成する。
この油圧システムによれば、第1ポンプ内の2
つの動作、即ち〔旋回+ブーム駆動〕動作を行う
場合に、例えば第1ポンプの圧油が圧力の低い旋
回モータに優先して流れたとしても、第3ポンプ
の圧油をブームに供給できるので、ブームの動作
速度は低下しない。このため第1ポンプ内の2つ
の動作、即ち〔旋回+ブーム駆動〕動作を円滑に
行うことができる。よつて第2ポンプでアーム動
作を行えば〔旋回+ブーム駆動+アーム駆動〕の
3動作も円滑に行える。同様に〔ブーム駆動+バ
ケツト駆動〕、〔ブーム駆動+バケツト駆動+アー
ム駆動〕の2動作、3動作も円滑に行える。
つの動作、即ち〔旋回+ブーム駆動〕動作を行う
場合に、例えば第1ポンプの圧油が圧力の低い旋
回モータに優先して流れたとしても、第3ポンプ
の圧油をブームに供給できるので、ブームの動作
速度は低下しない。このため第1ポンプ内の2つ
の動作、即ち〔旋回+ブーム駆動〕動作を円滑に
行うことができる。よつて第2ポンプでアーム動
作を行えば〔旋回+ブーム駆動+アーム駆動〕の
3動作も円滑に行える。同様に〔ブーム駆動+バ
ケツト駆動〕、〔ブーム駆動+バケツト駆動+アー
ム駆動〕の2動作、3動作も円滑に行える。
しかしながら、第1ポンプ内の〔旋回+バケツ
ト駆動〕の複合動作は前述した理由により動作速
度が低下して円滑に行えないものであつた。この
ため〔旋回+バケツト駆動+ブーム駆動〕、〔旋回
+バケツト駆動+アーム駆動〕および〔旋回+バ
ケツト駆動+ブーム駆動+アーム駆動〕の3動
作、4動作も円滑に行うことができないものであ
つた。
ト駆動〕の複合動作は前述した理由により動作速
度が低下して円滑に行えないものであつた。この
ため〔旋回+バケツト駆動+ブーム駆動〕、〔旋回
+バケツト駆動+アーム駆動〕および〔旋回+バ
ケツト駆動+ブーム駆動+アーム駆動〕の3動
作、4動作も円滑に行うことができないものであ
つた。
一般に排土板を備えたバツクホーにおいては、
〔走行+排土板駆動〕の複合動作と共に、旋回、
アーム、ブーム、バケツトの全ての組合せの2動
作、3動作および4動作を円滑に行えることが望
ましい。
〔走行+排土板駆動〕の複合動作と共に、旋回、
アーム、ブーム、バケツトの全ての組合せの2動
作、3動作および4動作を円滑に行えることが望
ましい。
そこで、第1ポンプに旋回切換弁と左方の走行
切換弁を並列に接続し、旋回モータにバケツト切
換弁を直列に接続し、一方第2ポンプにアーム切
換弁、ブーム切換弁、右方の走行切換弁を並列に
接続し、また第3ポンプに排土板切換弁を接続
し、排土板以外の作業の際は第3ポンプの圧油を
排土板切換弁を介してブーム切換弁に合流するよ
う構成された改良回路も提案されたが、ブーム上
げ時は増速され作業速度が増大して都合良いが、
ブーム下げ時はスピードが早すぎてバツクホー機
体のバランスを著しく悪化させるものであつた。
切換弁を並列に接続し、旋回モータにバケツト切
換弁を直列に接続し、一方第2ポンプにアーム切
換弁、ブーム切換弁、右方の走行切換弁を並列に
接続し、また第3ポンプに排土板切換弁を接続
し、排土板以外の作業の際は第3ポンプの圧油を
排土板切換弁を介してブーム切換弁に合流するよ
う構成された改良回路も提案されたが、ブーム上
げ時は増速され作業速度が増大して都合良いが、
ブーム下げ時はスピードが早すぎてバツクホー機
体のバランスを著しく悪化させるものであつた。
本考案はこれらの諸欠点を排除して、機体の揺
れを最小にし、しかも全体の作業性を向上させる
ために、開発されたもので、第2ポンプに旋回切
換弁、バケツト切換弁及び一方の走行切換弁を並
列に接続し、第1ポンプに他方の走行切換弁及び
アーム切換弁を並列に接続し、且つ、前記ブーム
切換弁をそれぞれ前記アーム切換弁及び排土板切
換弁にそれぞれ直列に接続すると共に、前記ブー
ム切換弁は、ブーム下げ動作に切換えたエキスト
リーム位置で排土板切換弁の中立位置における出
入り口ポートの連通路を介して第3ポンプと連通
し、ブーム上げ動作に切換えたエキストリーム位
置で排土板切換弁及びアーム切換弁の中立位置に
おける出入り口ポートの連通路を介してそれぞれ
第1ポンプ及び第3ポンプとに連通するよう設け
たことを特徴とする。
れを最小にし、しかも全体の作業性を向上させる
ために、開発されたもので、第2ポンプに旋回切
換弁、バケツト切換弁及び一方の走行切換弁を並
列に接続し、第1ポンプに他方の走行切換弁及び
アーム切換弁を並列に接続し、且つ、前記ブーム
切換弁をそれぞれ前記アーム切換弁及び排土板切
換弁にそれぞれ直列に接続すると共に、前記ブー
ム切換弁は、ブーム下げ動作に切換えたエキスト
リーム位置で排土板切換弁の中立位置における出
入り口ポートの連通路を介して第3ポンプと連通
し、ブーム上げ動作に切換えたエキストリーム位
置で排土板切換弁及びアーム切換弁の中立位置に
おける出入り口ポートの連通路を介してそれぞれ
第1ポンプ及び第3ポンプとに連通するよう設け
たことを特徴とする。
上記構成により、従来排土板専用としていた第
3ポンプを、ブーム上げ時には第1ポンプと第3
ポンプの圧油を排土板切換弁及びアーム切換弁の
中立位置における出入り口ポートの連通路を介し
てブーム上げ動作に切り換えたエキストリーム位
置のブーム切換弁によりブームシリンダのブーム
の上昇動作室であるボトム側室に合流せしめ、ブ
ーム下げ時には第3ポンプの圧油のみを排土板切
換弁の中立位置における出入り口ポートの連通路
を介してブーム下げ動作に切り換えたエキストリ
ーム位置のブーム切換弁によつてブームシリンダ
のブームの下降動作室であるロツド側室に供給
し、ブーム上げ時にはブームを第1ポンプ(メイ
ンポンプ)+第3ポンプ合流で駆動させるよう接
続し、ダンプ積作業〔旋回+ブームの複合動作〕
では増速により効率良く、一方掘削作業では掘削
地点へ適度の早さでブームを下げ、戻す時は増速
により円滑に戻すものである。
3ポンプを、ブーム上げ時には第1ポンプと第3
ポンプの圧油を排土板切換弁及びアーム切換弁の
中立位置における出入り口ポートの連通路を介し
てブーム上げ動作に切り換えたエキストリーム位
置のブーム切換弁によりブームシリンダのブーム
の上昇動作室であるボトム側室に合流せしめ、ブ
ーム下げ時には第3ポンプの圧油のみを排土板切
換弁の中立位置における出入り口ポートの連通路
を介してブーム下げ動作に切り換えたエキストリ
ーム位置のブーム切換弁によつてブームシリンダ
のブームの下降動作室であるロツド側室に供給
し、ブーム上げ時にはブームを第1ポンプ(メイ
ンポンプ)+第3ポンプ合流で駆動させるよう接
続し、ダンプ積作業〔旋回+ブームの複合動作〕
では増速により効率良く、一方掘削作業では掘削
地点へ適度の早さでブームを下げ、戻す時は増速
により円滑に戻すものである。
さらに〔アーム+ブーム〕の複合動作を行う時
は、アームを第1ポンプで動作させ、ブームを第
3ポンプで作動させ得るので、ブーム、アーム、
旋回又はバケツトの各作動がそれぞれ第1、第
2、第3ポンプに分散されて3種の複合動作が可
能となるものである。
は、アームを第1ポンプで動作させ、ブームを第
3ポンプで作動させ得るので、ブーム、アーム、
旋回又はバケツトの各作動がそれぞれ第1、第
2、第3ポンプに分散されて3種の複合動作が可
能となるものである。
本考案による一実施例を図を参照して以下詳細
に説明する。
に説明する。
バツクホーは第1図および第2図に示すよう
に、クローラ式走行車体1に旋回台2を全旋回駆
動自在に据付け、この旋回台上にエンジン室3、
運転席4を設けると共に、運転席前方にバケツト
5、アーム6およびブーム7からなるバツクホー
装置8が取付けられている。一方排土板9がクロ
ーラ式走行車体1に取付けられている。
に、クローラ式走行車体1に旋回台2を全旋回駆
動自在に据付け、この旋回台上にエンジン室3、
運転席4を設けると共に、運転席前方にバケツト
5、アーム6およびブーム7からなるバツクホー
装置8が取付けられている。一方排土板9がクロ
ーラ式走行車体1に取付けられている。
バケツト5、アーム6、ブーム7および排土板
9はそれぞれバケツトシリンダ10、アームシリ
ンダ11、ブームシリンダ12および排土板シリ
ンダ13の伸縮により支点を中心として回動し、
旋回台2は旋回モータ14により旋回され、一方
クローラ式走行車体1は左右の走行モータ15,
15′により駆動される。
9はそれぞれバケツトシリンダ10、アームシリ
ンダ11、ブームシリンダ12および排土板シリ
ンダ13の伸縮により支点を中心として回動し、
旋回台2は旋回モータ14により旋回され、一方
クローラ式走行車体1は左右の走行モータ15,
15′により駆動される。
バケツトシリンダ10、アームシリンダ11、
ブームシリンダ12、排土板シリンダ13、旋回
モータ14、および左右の走行モータ15,1
5′はそれぞれエンジンで駆動される3つの油圧
ポンプ16,17,18で駆動され、前記各シリ
ンダおよびモータの駆動、停止は第3図に示すよ
うに前記シリンダおよびモータと油圧ポンプの間
に設けられるバケツト切換弁19、アーム切換弁
20、ブーム切換弁21、排土板切換弁22、旋
回切換弁23、左方の走行切換弁24および右方
の走行切換弁25の切換えにより、各切換弁の各
ポートを介して各ポンプ系の回路と前記シリンダ
等のアクチユエータを連通遮断してそれぞれ制御
される。
ブームシリンダ12、排土板シリンダ13、旋回
モータ14、および左右の走行モータ15,1
5′はそれぞれエンジンで駆動される3つの油圧
ポンプ16,17,18で駆動され、前記各シリ
ンダおよびモータの駆動、停止は第3図に示すよ
うに前記シリンダおよびモータと油圧ポンプの間
に設けられるバケツト切換弁19、アーム切換弁
20、ブーム切換弁21、排土板切換弁22、旋
回切換弁23、左方の走行切換弁24および右方
の走行切換弁25の切換えにより、各切換弁の各
ポートを介して各ポンプ系の回路と前記シリンダ
等のアクチユエータを連通遮断してそれぞれ制御
される。
第3図に示す本考案に係る3ポンプの油圧シス
テムは、第2ポンプ17にバケツト切換弁19、
旋回切換弁23及び左方の走行切換弁24を並列
に接続し、一方第1ポンプ16にアーム切換弁2
0、右方の走行切換弁25を並列に接続し、前記
アーム切換弁20の中立位置における出入り口ポ
ートの連通路を介して、前記排土板切換弁22の
位置に関係なく前記ブーム切換弁を切換えて、第
3図下方の他のエキストリーム位置で前記第1ポ
ンプをブームシリンダ12のブームの上昇動作を
行うため圧油が供給される室すなわち上昇動作室
であるボトム側室aに連通するように構成し、ま
た第3ポンプ18に排土板切換弁22を接続し、
さらにこの排土板切換弁22にブーム切換弁21
を直列に接続し、前記排土板切換弁22の中立位
置における出入り口ポートの連通路を介して、排
土板9以外の作業の際は、前記ブーム切換弁21
を切換えて、第3図下方の他のエキストリーム位
置で第3ポンプ18の圧油を排土板切換弁22を
介して前記ブームシリンダ12のブームの上昇動
作のため圧油が供給される室であるボトム側室a
に供給し、前記アーム切換弁20の中立位置時に
おいて前記ブーム切換弁21の他のエキストリー
ム位置で前記ブームシリンダ12のボトム側室a
に供給される第1ポンプ16の圧油と合流するよ
うになし、前記アーム切換弁20の位置に関係な
く前記排土板切換弁22の中立位置における出入
り口ポートの連通路を介して、ブーム下げ時には
第3ポンプ18の圧油のみをブーム切換弁21の
上方の一のエキストリーム位置を介してブームシ
リンダ12のブームの下降動作室であるロツド側
室bに供給するように構成される。付言するに、
通常エンジン室の馬力との関係から第1、第2ポ
ンプに比し、第3ポンプの容量は小さく設定され
ている。
テムは、第2ポンプ17にバケツト切換弁19、
旋回切換弁23及び左方の走行切換弁24を並列
に接続し、一方第1ポンプ16にアーム切換弁2
0、右方の走行切換弁25を並列に接続し、前記
アーム切換弁20の中立位置における出入り口ポ
ートの連通路を介して、前記排土板切換弁22の
位置に関係なく前記ブーム切換弁を切換えて、第
3図下方の他のエキストリーム位置で前記第1ポ
ンプをブームシリンダ12のブームの上昇動作を
行うため圧油が供給される室すなわち上昇動作室
であるボトム側室aに連通するように構成し、ま
た第3ポンプ18に排土板切換弁22を接続し、
さらにこの排土板切換弁22にブーム切換弁21
を直列に接続し、前記排土板切換弁22の中立位
置における出入り口ポートの連通路を介して、排
土板9以外の作業の際は、前記ブーム切換弁21
を切換えて、第3図下方の他のエキストリーム位
置で第3ポンプ18の圧油を排土板切換弁22を
介して前記ブームシリンダ12のブームの上昇動
作のため圧油が供給される室であるボトム側室a
に供給し、前記アーム切換弁20の中立位置時に
おいて前記ブーム切換弁21の他のエキストリー
ム位置で前記ブームシリンダ12のボトム側室a
に供給される第1ポンプ16の圧油と合流するよ
うになし、前記アーム切換弁20の位置に関係な
く前記排土板切換弁22の中立位置における出入
り口ポートの連通路を介して、ブーム下げ時には
第3ポンプ18の圧油のみをブーム切換弁21の
上方の一のエキストリーム位置を介してブームシ
リンダ12のブームの下降動作室であるロツド側
室bに供給するように構成される。付言するに、
通常エンジン室の馬力との関係から第1、第2ポ
ンプに比し、第3ポンプの容量は小さく設定され
ている。
また、バケツト切換弁19にバケツトシリンダ
10が、アーム切換弁20にアームシリンダ11
が、ブーム切換弁21にブームシリンダ12が、
また排土板切換弁22には排土板シリンダ13が
それぞれ接続され、これらの切換弁を切換えるこ
とにより各シリンダが制御される。更に旋回切換
弁23には旋回モータ14が、左右の走行切換弁
24,25にはそれぞれ左右の走行モータ15,
15′が接続され、切換弁の操作により各モータ
が駆動又は停止される。
10が、アーム切換弁20にアームシリンダ11
が、ブーム切換弁21にブームシリンダ12が、
また排土板切換弁22には排土板シリンダ13が
それぞれ接続され、これらの切換弁を切換えるこ
とにより各シリンダが制御される。更に旋回切換
弁23には旋回モータ14が、左右の走行切換弁
24,25にはそれぞれ左右の走行モータ15,
15′が接続され、切換弁の操作により各モータ
が駆動又は停止される。
従つてブーム上げ時は第1と第3ポンプ16,
18の圧油が合流するため動作が極めて早く、ま
たブーム下げ時は第3ポンプ18の圧油のみでブ
ームを駆動させるため適度の早さで機体の揺れを
少なくしてブームの上下動作を行わしめる。
18の圧油が合流するため動作が極めて早く、ま
たブーム下げ時は第3ポンプ18の圧油のみでブ
ームを駆動させるため適度の早さで機体の揺れを
少なくしてブームの上下動作を行わしめる。
以上のように本考案の3ポンプ油圧システム
は、第2ポンプに旋回切換弁、バケツト切換弁及
び一方の走行切換弁を並列に接続し、第1ポンプ
16に他方の走行切換弁及びアーム切換弁を並列
に接続し、且つ、前記ブーム切換弁21を前記ア
ーム切換弁20及び排土板切換弁22にそれぞれ
直列に接続すると共に、前記ブーム切換弁21
は、ブーム下げ動作に切り換えたエキストリーム
位置で排土板切換弁22の中立位置における出入
り口ポートの連通路を介して第3ポンプ18と連
通し、ブーム上げ動作に切り換えたエキストリー
ム位置で前記アーム切換弁20及び排土板切換弁
22の中立位置における出入り口ポートの連通路
を介して前記第1ポンプ16及び第3ポンプ18
とに連通するよう構成したので、ブーム上げ時に
第1と第3ポンプ16,18との合流した圧油で
ブーム7を駆動し、またブーム下げ時には第3の
ポンプ18の圧油のみでブーム7を駆動させるも
ので、機体の動的バランスが良好である。
は、第2ポンプに旋回切換弁、バケツト切換弁及
び一方の走行切換弁を並列に接続し、第1ポンプ
16に他方の走行切換弁及びアーム切換弁を並列
に接続し、且つ、前記ブーム切換弁21を前記ア
ーム切換弁20及び排土板切換弁22にそれぞれ
直列に接続すると共に、前記ブーム切換弁21
は、ブーム下げ動作に切り換えたエキストリーム
位置で排土板切換弁22の中立位置における出入
り口ポートの連通路を介して第3ポンプ18と連
通し、ブーム上げ動作に切り換えたエキストリー
ム位置で前記アーム切換弁20及び排土板切換弁
22の中立位置における出入り口ポートの連通路
を介して前記第1ポンプ16及び第3ポンプ18
とに連通するよう構成したので、ブーム上げ時に
第1と第3ポンプ16,18との合流した圧油で
ブーム7を駆動し、またブーム下げ時には第3の
ポンプ18の圧油のみでブーム7を駆動させるも
ので、機体の動的バランスが良好である。
さらに、本考案による3ポンプ油圧システム
は、〔アーム+ブーム〕の複合動作を行う時は、
アームを第1ポンプ16で作動させ、ブームを第
3ポンプ18で作動させ得るので〔ブーム+アー
ム+バケツト〕の3動作並びに〔ブーム+アーム
+旋回〕の3動作が可能であり、従つてバツクホ
ーによるならし作業及びダンプ積作業を良好に行
うことができ、作業性も向上し、作業時間を短縮
することができるという利点を有するものであ
る。
は、〔アーム+ブーム〕の複合動作を行う時は、
アームを第1ポンプ16で作動させ、ブームを第
3ポンプ18で作動させ得るので〔ブーム+アー
ム+バケツト〕の3動作並びに〔ブーム+アーム
+旋回〕の3動作が可能であり、従つてバツクホ
ーによるならし作業及びダンプ積作業を良好に行
うことができ、作業性も向上し、作業時間を短縮
することができるという利点を有するものであ
る。
第1図は本考案による油圧システムを内蔵した
排土板をもつバツクホーの正面図、第2図は第1
図に示すバツクホーの平面図及び第3図は本考案
による3ポンプ油圧システムの回路線図である。 1……クローラ式走行車体、2……旋回台、5
……バケツト、6……アーム、7……ブーム、9
……排土板、10……バケツトシリンダ、11…
…アームシリンダ、12……ブームシリンダ、1
3……排土板シリンダ、14……旋回モータ、1
5,15′……走行モータ、16,17,18…
…ポンプ、19……バケツト切換弁、20……ア
ーム切換弁、21……ブーム切換弁、22……排
土板切換弁、23……旋回切換弁、ロツド側室、
24,25……走行切換弁、a……ブームの上昇
動作室(ボトム側室)b……ブームの下降動作室
(ロツド側室)。
排土板をもつバツクホーの正面図、第2図は第1
図に示すバツクホーの平面図及び第3図は本考案
による3ポンプ油圧システムの回路線図である。 1……クローラ式走行車体、2……旋回台、5
……バケツト、6……アーム、7……ブーム、9
……排土板、10……バケツトシリンダ、11…
…アームシリンダ、12……ブームシリンダ、1
3……排土板シリンダ、14……旋回モータ、1
5,15′……走行モータ、16,17,18…
…ポンプ、19……バケツト切換弁、20……ア
ーム切換弁、21……ブーム切換弁、22……排
土板切換弁、23……旋回切換弁、ロツド側室、
24,25……走行切換弁、a……ブームの上昇
動作室(ボトム側室)b……ブームの下降動作室
(ロツド側室)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 第2ポンプに旋回切換弁、バケツト切換弁及び
一方の走行切換弁を接続し、第1のポンプにアー
ム切換弁、ブーム切換弁及び他方の走行切換弁を
接続すると共に、第3のポンプに排土板切換弁を
接続して成る排土板を備えたバツクホーの3ポン
プ油圧システムにおいて、 前記第2ポンプに旋回切換弁、バケツト切換弁
及び一方の走行切換弁を並列に接続し、前記第1
ポンプに他方の走行切換弁及びアーム切換弁を並
列に接続し、且つ、前記ブーム切換弁を前記アー
ム切換弁及び排土板切換弁にそれぞれ直列に接続
すると共に、前記ブーム切換弁は、ブーム下げ動
作に切換えたエキストリーム位置で排土板切換弁
の中立位置における出入り口ポートの連通路を介
して第3ポンプと連通し、ブーム上げ動作に切換
えたエキストリーム位置で排土板切換弁及びアー
ム切換弁の中立位置における出入り口ポートの連
通路を介してそれぞれ第1ポンプ及び第3ポンプ
とに連通するよう設けたことを特徴とする排土板
を備えたバツクホーの3ポンプ油圧システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14801982U JPS5956264U (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | 排土板を備えたバツクホ−の3ポンプ油圧システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14801982U JPS5956264U (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | 排土板を備えたバツクホ−の3ポンプ油圧システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5956264U JPS5956264U (ja) | 1984-04-12 |
JPH0248519Y2 true JPH0248519Y2 (ja) | 1990-12-19 |
Family
ID=30328998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14801982U Granted JPS5956264U (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | 排土板を備えたバツクホ−の3ポンプ油圧システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5956264U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS547702A (en) * | 1977-06-20 | 1979-01-20 | Kayaba Industry Co Ltd | Drive circuit of power shovel |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53165994U (ja) * | 1977-06-01 | 1978-12-26 |
-
1982
- 1982-10-01 JP JP14801982U patent/JPS5956264U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS547702A (en) * | 1977-06-20 | 1979-01-20 | Kayaba Industry Co Ltd | Drive circuit of power shovel |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5956264U (ja) | 1984-04-12 |
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