JPH0245240A - エアバック展開用ガス発生装置 - Google Patents
エアバック展開用ガス発生装置Info
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- JPH0245240A JPH0245240A JP63195406A JP19540688A JPH0245240A JP H0245240 A JPH0245240 A JP H0245240A JP 63195406 A JP63195406 A JP 63195406A JP 19540688 A JP19540688 A JP 19540688A JP H0245240 A JPH0245240 A JP H0245240A
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- 238000007664 blowing Methods 0.000 abstract 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、衝突安全装置用の空気袋等のエアバックをガ
スにより展開するのに使用されるエアバック展開用ガス
発生装置に関する。
スにより展開するのに使用されるエアバック展開用ガス
発生装置に関する。
従来、乗用車において、その衝突時のショックから運転
者を保護するための衝突安全、装置は、例えば、60リ
ツターの容積を持つエアバックと、このエアバックをガ
スにより展開するためのエアバック展開用ガス発生装置
とから構成されており、乗用車の衝突時に、エアパック
展開用ガス発生装置内に充填した火薬類、あるいはその
類似組成物からなるガス発生剤を点火燃焼させ、その発
生ガスによりエアバックを瞬時に展開して、運転者を衝
突から保護し、運転者の重大な負傷を防止するようにな
っている。
者を保護するための衝突安全、装置は、例えば、60リ
ツターの容積を持つエアバックと、このエアバックをガ
スにより展開するためのエアバック展開用ガス発生装置
とから構成されており、乗用車の衝突時に、エアパック
展開用ガス発生装置内に充填した火薬類、あるいはその
類似組成物からなるガス発生剤を点火燃焼させ、その発
生ガスによりエアバックを瞬時に展開して、運転者を衝
突から保護し、運転者の重大な負傷を防止するようにな
っている。
この時に、エアバックの展開に要するガス発生剤の量は
、70〜100gであり、このガス発生剤を収容するガ
ス発生器本体の全重量は、600〜1100gである。
、70〜100gであり、このガス発生剤を収容するガ
ス発生器本体の全重量は、600〜1100gである。
しかしながら、このような従来のエアバック展開用ガス
発生装置では、エアバックの展開をガス発生剤の燃焼に
よる発生ガスのみにより行なうものであるため、60リ
ツターの容積を持つエアバックであっても、その展開に
要するガス発生剤の使用量は、70〜100gと比較的
多く、これに伴いガス発生器本体の燃焼室容積が大きく
なり、ガス発生器が比較的大型かつ重量化してしまう。
発生装置では、エアバックの展開をガス発生剤の燃焼に
よる発生ガスのみにより行なうものであるため、60リ
ツターの容積を持つエアバックであっても、その展開に
要するガス発生剤の使用量は、70〜100gと比較的
多く、これに伴いガス発生器本体の燃焼室容積が大きく
なり、ガス発生器が比較的大型かつ重量化してしまう。
一方、ガス発生剤の使用量を少なくすれば、ガス発生器
の小型化、軽量化が可能であるが、その反面ガス発生量
が減少するため、エアバックの展開が不十分になり、衝
突安全装置としての機能が低下してしまう。従って、そ
の不足分を空気等により補充する必要が生じてくる。
の小型化、軽量化が可能であるが、その反面ガス発生量
が減少するため、エアバックの展開が不十分になり、衝
突安全装置としての機能が低下してしまう。従って、そ
の不足分を空気等により補充する必要が生じてくる。
そこで、高圧ガスにより空気を吸い込む空気エゼクタ、
あるいは蒸気エゼクタをガス発生器に組み込むことが考
えられるが、この種のエゼクタは、その−次高圧ガスの
圧力が10kg/cIj以下と低圧であるため、衝突安
全装置用エアバックのように、数10ミリ秒の間に多量
の空気を吸い込み得るようにするには、エゼクタ自体を
大きくしなければならない。これに伴いガス発生器が大
型かつ重量化してしまい、自動車のエアパック用として
使用することは不可能である。
あるいは蒸気エゼクタをガス発生器に組み込むことが考
えられるが、この種のエゼクタは、その−次高圧ガスの
圧力が10kg/cIj以下と低圧であるため、衝突安
全装置用エアバックのように、数10ミリ秒の間に多量
の空気を吸い込み得るようにするには、エゼクタ自体を
大きくしなければならない。これに伴いガス発生器が大
型かつ重量化してしまい、自動車のエアパック用として
使用することは不可能である。
このような問題を解決するため、本出願人は、特願昭6
2−29339号および特願昭62−29340号にお
いてエアバック展開用ガス発生装置の出願を行なった。
2−29339号および特願昭62−29340号にお
いてエアバック展開用ガス発生装置の出願を行なった。
特願昭62−29339号のエアバック展開用ガス発生
装置は、第7図および第8図に示すように、エアバック
11連結側が開口されたハウジング本体13と、このハ
ウジング本体13内の中央部に形成されガス発生剤を燃
焼することで高圧ガスを発生させる燃焼室15と、ハウ
ジング本体13内の開口側にその内壁から所望間隔離し
て同心に配置することによりリング状の混合室17を形
成するとともに、上記燃焼室15からの高圧ガスを上記
混合室17へ導入するための隔壁19と、上記隔壁19
による混合室17への高圧ガス導入部に設けられ上記混
合室17へ開口側へ向は高圧ガスを高速噴出するリング
状のノズル21と、上記ノズル21に沿って上記ハウジ
ング本体13に形成された空気吸入口23とを備えて成
るものである。
装置は、第7図および第8図に示すように、エアバック
11連結側が開口されたハウジング本体13と、このハ
ウジング本体13内の中央部に形成されガス発生剤を燃
焼することで高圧ガスを発生させる燃焼室15と、ハウ
ジング本体13内の開口側にその内壁から所望間隔離し
て同心に配置することによりリング状の混合室17を形
成するとともに、上記燃焼室15からの高圧ガスを上記
混合室17へ導入するための隔壁19と、上記隔壁19
による混合室17への高圧ガス導入部に設けられ上記混
合室17へ開口側へ向は高圧ガスを高速噴出するリング
状のノズル21と、上記ノズル21に沿って上記ハウジ
ング本体13に形成された空気吸入口23とを備えて成
るものである。
このエアバック展開用ガス発生装置では、空気吸入口2
3を設けたので、エアバックllの展開に支障を来すこ
となくガス発生剤の使用量を減少させることができ、か
つ、小型、軽量で安全性の高いものとなる。
3を設けたので、エアバックllの展開に支障を来すこ
となくガス発生剤の使用量を減少させることができ、か
つ、小型、軽量で安全性の高いものとなる。
しかしながら、このエアバック展開用ガス発生装置では
、ハウジング本体13のエアパックll側となる側面に
吹出口25が開口され、また、ハウジング本体13の外
周にフランジ部27が形成され、このフランジ部27の
取付孔29にエアバック11を取り付けているため、第
9図に矢符で示すように、燃焼ガスがハウジング本体1
3のほぼ軸方向に向けて噴出することとなり、エアバッ
クを迅速に均一展開することができないという問題があ
る。
、ハウジング本体13のエアパックll側となる側面に
吹出口25が開口され、また、ハウジング本体13の外
周にフランジ部27が形成され、このフランジ部27の
取付孔29にエアバック11を取り付けているため、第
9図に矢符で示すように、燃焼ガスがハウジング本体1
3のほぼ軸方向に向けて噴出することとなり、エアバッ
クを迅速に均一展開することができないという問題があ
る。
本発明は、上記のような問題を解決したもので、エアバ
ックを迅速に均一展開することのできるエアバック展開
用ガス発生装置を提供することを目的とする。
ックを迅速に均一展開することのできるエアバック展開
用ガス発生装置を提供することを目的とする。
本発明のエアバック展開用ガス発生装置は、ハウジング
本体の外周にエアバック取付用のフランジ部を形成する
とともに、前記ハウジング本体に、ハウジング本体内で
燃焼した燃焼ガスをエアパック内に噴出する吹出口を開
口してなるエアバック展開用ガス発生装置において、前
記吹出口を前記ハウジング本体の外周面に開口してなる
ものである。
本体の外周にエアバック取付用のフランジ部を形成する
とともに、前記ハウジング本体に、ハウジング本体内で
燃焼した燃焼ガスをエアパック内に噴出する吹出口を開
口してなるエアバック展開用ガス発生装置において、前
記吹出口を前記ハウジング本体の外周面に開口してなる
ものである。
本発明のエアバック展開用ガス発生装置では、吹出口を
ハウジング本体の外周面に開口したので、燃焼ガスがハ
ウジング本体の軸方向に対して大きい角度をもって噴出
することとなる。
ハウジング本体の外周面に開口したので、燃焼ガスがハ
ウジング本体の軸方向に対して大きい角度をもって噴出
することとなる。
すなわち、燃焼ガスが、エアバックの側面に向けて噴出
することとなり、これにより、エアバックの膨張が均一
に行なわれる。
することとなり、これにより、エアバックの膨張が均一
に行なわれる。
以下、本発明の詳細を図面に示す一実施例について説明
する。
する。
第1図は、本発明のエアバック展開用ガス発生装置の一
実施例を示すもので、図において符号35は、ハウジン
グ本体36の中心部に形成され、ガス発生剤が収容され
る燃焼室を示している。
実施例を示すもので、図において符号35は、ハウジン
グ本体36の中心部に形成され、ガス発生剤が収容され
る燃焼室を示している。
この燃焼室35の中央には、ガス発生剤を燃焼するため
の点火器および着火薬が配置されている。
の点火器および着火薬が配置されている。
また、燃焼室35を同心状に囲繞してフィルタ室37お
よび充気室38が、環状に配置されており、燃焼室35
とフィルタ室37とは、第1ノズル39により連通され
ている。
よび充気室38が、環状に配置されており、燃焼室35
とフィルタ室37とは、第1ノズル39により連通され
ている。
フィルタ室37を同心状に囲繞して混合室40が配置さ
れており、充気室3日と混合室40とは、第2ノズル4
1により連通されている。
れており、充気室3日と混合室40とは、第2ノズル4
1により連通されている。
混合室40には、大気中に開口する吸気孔42が形成さ
れている。
れている。
しかして、この実施例では、ハウジング本体36の外周
には、エアバック11取付用のフランジ部43が形成さ
れており、このフランジ部43には、エアバック11を
取り付けるための取付孔44が形成され、この上側にエ
アバック11が取り付けられている。
には、エアバック11取付用のフランジ部43が形成さ
れており、このフランジ部43には、エアバック11を
取り付けるための取付孔44が形成され、この上側にエ
アバック11が取り付けられている。
そして、この実施例では、ハウジング本体36の外周面
46に、混合室40に連通ずる吹出口45が開口されて
いる。
46に、混合室40に連通ずる吹出口45が開口されて
いる。
以上のように構成されたエアバック展開用ガス発生装置
では、燃焼室35内に収容されるガス発生剤が燃焼する
と、燃焼室35内に高圧ガスが発生し、この燃焼ガスは
、燃焼室35とフィルタ室37とを連通ずる第1ノズル
39を通過した後、フィルタ室37を通り充気室38に
流入し、この後、充気室38と混合室40とを連通ずる
第2ノズル41を通過した後、混合室40内に流入し、
この後、吹出口45を通りエアバック11に流出する。
では、燃焼室35内に収容されるガス発生剤が燃焼する
と、燃焼室35内に高圧ガスが発生し、この燃焼ガスは
、燃焼室35とフィルタ室37とを連通ずる第1ノズル
39を通過した後、フィルタ室37を通り充気室38に
流入し、この後、充気室38と混合室40とを連通ずる
第2ノズル41を通過した後、混合室40内に流入し、
この後、吹出口45を通りエアバック11に流出する。
一方、燃焼ガスの混合室40内への流通により混合室4
0内が、負圧状態になると、これにより、大気中の空気
が、吸気孔42から混合室40内に流入し、燃焼ガスと
ともに、吹出口45からエアバック11に流出する。
0内が、負圧状態になると、これにより、大気中の空気
が、吸気孔42から混合室40内に流入し、燃焼ガスと
ともに、吹出口45からエアバック11に流出する。
しかして、以上のように構成されたエアバック展開用ガ
ス発生装置では、吹出口45をハウジング本体36の外
周面46に開口したので、燃焼ガスがハウジング本体3
6の軸方向に対して90度という大きい角度をもって噴
出することとなる。
ス発生装置では、吹出口45をハウジング本体36の外
周面46に開口したので、燃焼ガスがハウジング本体3
6の軸方向に対して90度という大きい角度をもって噴
出することとなる。
すなわち、第2図に示すように、燃焼ガスが、エアバッ
ク11の側面に向けて噴出することとなり、これにより
、エアバック11の膨張が均一に行なわれる。
ク11の側面に向けて噴出することとなり、これにより
、エアバック11の膨張が均一に行なわれる。
従って、以上のように構成されたエアバック展開用ガス
発生装置では、エアバックを迅速に均一展開することが
できる。
発生装置では、エアバックを迅速に均一展開することが
できる。
また、以上のように構成されたエアバック展開用ガス発
生装置では、吸気孔42を設けたので、エアバック11
の展開に支障を来すことなくガス発生剤の使用量を減少
させることができ、かつ、小型、軽量で安全性の高いも
のとなる。
生装置では、吸気孔42を設けたので、エアバック11
の展開に支障を来すことなくガス発生剤の使用量を減少
させることができ、かつ、小型、軽量で安全性の高いも
のとなる。
第3図は、本発明のエアバック展開用ガス発生装置の他
の実施例を示すもので、図において符号47は、ハウジ
ング本体48の中心部に形成され、ガス発生剤が収容さ
れる燃焼室を示している。
の実施例を示すもので、図において符号47は、ハウジ
ング本体48の中心部に形成され、ガス発生剤が収容さ
れる燃焼室を示している。
この燃焼室47の中央には、ガス発生剤を燃焼するため
の点火器および着火薬が配置されている。
の点火器および着火薬が配置されている。
また、燃焼室47を同心状に囲繞してフィルタ室49お
よび充気室50が順次環状に配置されており、燃焼室4
7とフィルタ室49とは、第1ノズル51により連通さ
れ、フィルタ室49と充気室50とは、第2ノズル52
により連通されている。
よび充気室50が順次環状に配置されており、燃焼室4
7とフィルタ室49とは、第1ノズル51により連通さ
れ、フィルタ室49と充気室50とは、第2ノズル52
により連通されている。
しかして、この実施例では、ハウジング本体48の外周
面53には、エアバック11取付用のフランジ部54が
形成されており、このフランジ部54には、エアバック
11を取り付けるための取付孔55が形成され、この上
側にエアバック11が取り付けられている。
面53には、エアバック11取付用のフランジ部54が
形成されており、このフランジ部54には、エアバック
11を取り付けるための取付孔55が形成され、この上
側にエアバック11が取り付けられている。
そして、この実施例では、ハウジング本体48の外周面
53に、第3ノズル56を介して充気室50に連通する
吹出口57が開口されており、この吹出口57には、大
気中に開口する吸気孔58が連通されている。
53に、第3ノズル56を介して充気室50に連通する
吹出口57が開口されており、この吹出口57には、大
気中に開口する吸気孔58が連通されている。
以上のように構成されたエアバック展開用ガス発生装置
では、燃焼室47内に収容されるガス発生剤が燃焼する
と、燃焼室47内に高圧ガスが発生し、この燃焼ガスは
、燃焼室47とフィルタ室49とを連通ずる第1ノズル
51を通過した後、フィルタ室49内に流入し、この後
、フィルタ室49と充気室50とを連通ずる第2ノズル
52を通過した後、充気室50内に流入し、この後、第
3ノズル56を通過し、吹出口57からエアバック11
に流出する。
では、燃焼室47内に収容されるガス発生剤が燃焼する
と、燃焼室47内に高圧ガスが発生し、この燃焼ガスは
、燃焼室47とフィルタ室49とを連通ずる第1ノズル
51を通過した後、フィルタ室49内に流入し、この後
、フィルタ室49と充気室50とを連通ずる第2ノズル
52を通過した後、充気室50内に流入し、この後、第
3ノズル56を通過し、吹出口57からエアバック11
に流出する。
一方、燃焼ガスの吹出口57内への流通により吹出口5
7内が、負圧状態になると、これにより、大気中の空気
が、吸気孔58から吹出口57内に流入し、燃焼ガスと
ともに、吹出口57がらエアバック11に流出する。
7内が、負圧状態になると、これにより、大気中の空気
が、吸気孔58から吹出口57内に流入し、燃焼ガスと
ともに、吹出口57がらエアバック11に流出する。
以上のように構成されたエアバック展開用ガス発生装置
においても、吹出口57をハウジング本体48の外周面
53に開口したので、第1図に示した実施例とほぼ同様
の効果を得ることができる。
においても、吹出口57をハウジング本体48の外周面
53に開口したので、第1図に示した実施例とほぼ同様
の効果を得ることができる。
第4図ないし第6図は、本発明のエアバック展開用ガス
発生装置のさらに他の実施例を示すもので、図において
符号60は、ハウジング本体61の中心部に形成され、
ガス発生剤が収容される燃焼室を示している。
発生装置のさらに他の実施例を示すもので、図において
符号60は、ハウジング本体61の中心部に形成され、
ガス発生剤が収容される燃焼室を示している。
この燃焼室60の中央には、ガス発生剤を燃焼するため
、の点火器および着火薬が配置されている。
、の点火器および着火薬が配置されている。
また、燃焼室60を同心状に囲繞して第1および第2の
フィルタ室62.63が環状に配置されており、これ等
のフィルタ室62.63の外側に、第6図に示すように
、台形形状に仕切られた螺旋状の誘導室65が形成され
ている。
フィルタ室62.63が環状に配置されており、これ等
のフィルタ室62.63の外側に、第6図に示すように
、台形形状に仕切られた螺旋状の誘導室65が形成され
ている。
この誘導室65は、第5図に示すように、充気室66お
よび混合室67とから構成されている。
よび混合室67とから構成されている。
燃焼室60と第1フイルタ室62とは、第1ノズル68
により連通され、第2フイルタ室63と充気室66とは
、第2ノズル67Aにより連通されており、また、充気
室66と混合室67とは第3ノズル69により連通され
ている。
により連通され、第2フイルタ室63と充気室66とは
、第2ノズル67Aにより連通されており、また、充気
室66と混合室67とは第3ノズル69により連通され
ている。
しかして、この実施例では、ハウジング本体61の外周
には、エアバック11取付用のフランジ部70が形成さ
れており、このフランジ部7oには、エアバック11を
取り付けるための取付孔71が形成され、この上側にエ
アバック11が取り付けられている。
には、エアバック11取付用のフランジ部70が形成さ
れており、このフランジ部7oには、エアバック11を
取り付けるための取付孔71が形成され、この上側にエ
アバック11が取り付けられている。
そして、この実施例では、ハウジング本体61の外周面
72に、混合室67に連通ずる吹出ロア3が開口されて
おり、混合室67には、大気中に開口する吸気孔74が
連通されている。
72に、混合室67に連通ずる吹出ロア3が開口されて
おり、混合室67には、大気中に開口する吸気孔74が
連通されている。
以上のように構成されたエアバック展開用ガス発生装置
では、燃焼室60内に収容されるガス発生剤が燃焼する
と、燃焼室60内に高圧ガスが発生し、この燃焼ガスは
、燃焼室60と第1フイルタ室62とを連通ずる第1ノ
ズル68を通過した後、第1フイルタ室62を通り、第
2フイルタ室63に流入し、この後、第2フイルタ室6
3と充気室66とを連通ずる第2ノズル67Aを通過し
た後、充気室66内に流入し、この後、第3ノズル69
を通過し、混合室67内に流入し、吹出ロア3からエア
バック11に流出する。
では、燃焼室60内に収容されるガス発生剤が燃焼する
と、燃焼室60内に高圧ガスが発生し、この燃焼ガスは
、燃焼室60と第1フイルタ室62とを連通ずる第1ノ
ズル68を通過した後、第1フイルタ室62を通り、第
2フイルタ室63に流入し、この後、第2フイルタ室6
3と充気室66とを連通ずる第2ノズル67Aを通過し
た後、充気室66内に流入し、この後、第3ノズル69
を通過し、混合室67内に流入し、吹出ロア3からエア
バック11に流出する。
一方、燃焼ガスの吹出ロア3への流通により混合室67
内が、負圧状態になると、これにより、大気中の空気が
、吸気孔74から混合室67内に流入し、燃焼ガスとと
もに、吹出ロア3がらエアバック11に流出する。
内が、負圧状態になると、これにより、大気中の空気が
、吸気孔74から混合室67内に流入し、燃焼ガスとと
もに、吹出ロア3がらエアバック11に流出する。
以上のように構成されたエアバック展開用ガス発生装置
においても、吹出ロア3をハウジング本体61の外周面
72に開口したので、第1図に示した実施例とほぼ同様
の効果を得ることができる。
においても、吹出ロア3をハウジング本体61の外周面
72に開口したので、第1図に示した実施例とほぼ同様
の効果を得ることができる。
なお、以上述べた実施例では、ハウジング本体36.4
8.61の軸線に対してほぼ90度の角度をもって吹出
口45,57.73を開口した例について述べたが、本
発明はかかる実施例に限定されるものではなく、例えば
、ハウジング本体36.48.61の軸線に対して45
度以上の角度をもって吹出口を開口することにより充分
な効果を得ることが可能である。
8.61の軸線に対してほぼ90度の角度をもって吹出
口45,57.73を開口した例について述べたが、本
発明はかかる実施例に限定されるものではなく、例えば
、ハウジング本体36.48.61の軸線に対して45
度以上の角度をもって吹出口を開口することにより充分
な効果を得ることが可能である。
以上述べたように本発明によれば、吹出口をハウジング
本体の外周面に開口したので、燃焼ガスが、エアバック
の側面に向けて噴出することとなり、これにより、エア
バックの膨張が迅速にかつ均一に行なわれるという利点
がある。
本体の外周面に開口したので、燃焼ガスが、エアバック
の側面に向けて噴出することとなり、これにより、エア
バックの膨張が迅速にかつ均一に行なわれるという利点
がある。
第1図は本発明のエアパック展開用ガス発生装置の一実
施例を示す縦断面図である。 第2図は第1図のエアバック展開用ガス発生装置の燃焼
ガスの吹き出しを説明するための説明図である。 第3図は本発明のエアパック展開用ガス発生装置の他の
実施例を示す縦断面図である。 第4図は本発明のエアパック展開用ガス発生装置のさら
に他の実施例を示す縦断面図である。 第5図は第4図の■−■線に沿う横断面図である。 第6図は第5図の点火器取付蓋を取り除いた状態を示す
斜視図である。 第7図は従来のエアパック展開用ガス発生装置を示す縦
断面図である。 第8図は第7図の上面図である。 第9図は第7図のエアパック展開用ガス発生装置の燃焼
ガスの吹き出しを説明するための説明図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 11・・・エアバック 36・・・ハウジング本体 43・・・フランジ部 45・・・吹出口 46・・・外周面。 特許出願人 本田技研工業株式会社 第1図 第7図 第2図
施例を示す縦断面図である。 第2図は第1図のエアバック展開用ガス発生装置の燃焼
ガスの吹き出しを説明するための説明図である。 第3図は本発明のエアパック展開用ガス発生装置の他の
実施例を示す縦断面図である。 第4図は本発明のエアパック展開用ガス発生装置のさら
に他の実施例を示す縦断面図である。 第5図は第4図の■−■線に沿う横断面図である。 第6図は第5図の点火器取付蓋を取り除いた状態を示す
斜視図である。 第7図は従来のエアパック展開用ガス発生装置を示す縦
断面図である。 第8図は第7図の上面図である。 第9図は第7図のエアパック展開用ガス発生装置の燃焼
ガスの吹き出しを説明するための説明図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 11・・・エアバック 36・・・ハウジング本体 43・・・フランジ部 45・・・吹出口 46・・・外周面。 特許出願人 本田技研工業株式会社 第1図 第7図 第2図
Claims (1)
- (1)ハウジング本体の外周にエアバック取付用のフラ
ンジ部を形成するとともに、前記ハウジング本体に、ハ
ウジング本体内で燃焼した燃焼ガスをエアバック内に噴
出する吹出口を開口してなるエアバック展開用ガス発生
装置において、前記吹出口を前記ハウジング本体の外周
面に開口してなることを特徴とするエアバック展開用ガ
ス発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63195406A JPH0245240A (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | エアバック展開用ガス発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63195406A JPH0245240A (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | エアバック展開用ガス発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0245240A true JPH0245240A (ja) | 1990-02-15 |
Family
ID=16340578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63195406A Pending JPH0245240A (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | エアバック展開用ガス発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0245240A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS5923455B2 (ja) * | 1978-11-06 | 1984-06-02 | 株式会社日立製作所 | 3巻線変圧器 |
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-
1988
- 1988-08-05 JP JP63195406A patent/JPH0245240A/ja active Pending
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