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JPH0234350B2 - HOSETSUKAGOBUTSUOYOBISOREOGANJUSURUSATSUKINZAI - Google Patents

HOSETSUKAGOBUTSUOYOBISOREOGANJUSURUSATSUKINZAI

Info

Publication number
JPH0234350B2
JPH0234350B2 JP3429582A JP3429582A JPH0234350B2 JP H0234350 B2 JPH0234350 B2 JP H0234350B2 JP 3429582 A JP3429582 A JP 3429582A JP 3429582 A JP3429582 A JP 3429582A JP H0234350 B2 JPH0234350 B2 JP H0234350B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oit
cyclodextrin
water
clathrate compound
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3429582A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS58150577A (en
Inventor
Kyoshi Okamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP3429582A priority Critical patent/JPH0234350B2/en
Publication of JPS58150577A publication Critical patent/JPS58150577A/en
Publication of JPH0234350B2 publication Critical patent/JPH0234350B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2−n−オクチル−4−イソチアゾリ
ン−3−オンのシクロデキストリン包接化合物、
およびそれを有効成分として含有する殺菌剤に関
する。 2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−
オン(以下OITと略称することもある)は非医療
用殺菌および殺藻剤として有用な化合物である
(特公昭46−21240)。しかしながら、OITは常温
において油状物質であり、水に非混和性であるの
で、水系製剤を調製するのが困難であり、固状製
剤(例えば粉剤、水和剤、粒剤など)に調製して
も満足すべきものが得られ難い。従来、油状物質
の水系製剤を調製するには非常に多量の界面活性
剤を用いざるを得ず、このような製剤は対象製品
あるいは材料に悪影響をおよぼすため用いられな
かつた。また、油状物質の固型化は、結合剤たと
えばデン粉、乳糖、ゼラチン、デキストリン、ア
ラビアゴム、アルブミン、セルロース誘導体、合
成高分子、無水珪酸、クエン酸カルシウム、合成
珪酸アルミニウム、酸化マグネシウムなどに吸着
させる方法によつていたが、これらの方法で得ら
れた固型物は油状物のしみだしがみられ、長期の
保存に耐えないなどの欠点を有していた。 本発明者は、これらの欠点を改良すべく鋭意研
究を重ねた結果、OITがシクロデキストリンと文
献未載の新規な包接化合物を形成し、その包接化
合物を用いることにより容易に水系製剤(懸濁
剤)を調製することができ、さらに固型化によつ
ても油状物のしみだしはみられず、しかも、徐放
性のためOITよりも効果の持続性に優れ、OIT本
来の殺菌作用をそこなわずに皮膚刺激性をも著し
く軽減することを見い出し、これらに基づいて本
発明を完成した。 即ち、本発明は、 (1) OITのシクロデキストリン包接化合物、 (2) OITのシクロデキストリン包接化合物を有効
成分として含有することを特徴とする殺菌剤、 に関するものである。 本発明で用いるシクロデキストリンは、デン粉
またはデン粉の加水分解物にシクロデキストリン
グリコシルトランスフエラーゼ
(Cyclodextringlycosyl transferase)を作用さ
せて得られる環状のデキストリンである。具体的
にはグルコピラノース基がα−1.4−グルコシド
結合により6個結合したα−シクロデキストリ
ン、7個結合したβ−シクロデキストリンおよび
8個結合したγ−シクロデキストリンの3種があ
るが、本発明においては、これらのシクロデキス
トリンのいずれか一種あるいは二種以上の混合物
が使用される。 OITのシクロデキストリン包接化合物は、OIT
とシクロデキストリンを溶媒中で反応させること
により製造できる。たとえば、シクロデキストリ
ンを適当量の水あるいはメタノール、エタノール
などのアルコール類、アセトンなどの含水有機溶
媒に懸濁あるいは溶解しておき、これにOITをそ
のまゝ、あるいはアルコールまたはグリコール系
有機溶媒(たとえばプロピレングリコール、ジエ
チレングリコールなど)などに溶解した溶液を加
えて数時間撹拌混合したのち、生成した沈澱物を
別、たとえばアセトンなどで洗浄して、未包接
OITを分離後乾燥してOIT包接化合物を粉末とし
て取得することができる。また上記未包接のOIT
を混在させた反応液の形態のまゝで本発明の殺菌
剤原液とすることもできる。かくして得られる本
発明包接化合物はOITを約11.2(±1.5)%含有し
ており、シクロデキストリンと包接化合物を形成
していないOITが混存している場合もあるが、こ
の場合も本発明の範囲内である。 本発明のOITのシクロデキストリン包接化合物
は、殺菌剤として、そのまま適用するか、または
適当な担体に分散させあるいは適当な固体担体と
混合し、要すればさらにこれらにたとえば分散
剤、懸濁剤、展着剤、浸透剤、湿潤剤、粘漿剤、
安定剤などを添加し、常法によりたとえば油剤、
乳剤、水和剤、粉剤、粒剤、微粒剤、錠剤、ペー
スト剤、懸濁剤、噴霧剤などの剤型として使用し
てもよく、また、他の殺菌剤、殺虫剤、劣化防止
剤などと配合して、公知の殺菌剤と同様の使用方
法で使用することができる。 本発明の殺菌剤調製に用いられる液体担体とし
ては、有効成分と反応しない限りいかなる液体で
もよく、たとえば、水、アルコール類(例、メチ
ルアルコール、エチルアルコール、グリコール、
エチレングリコール、グリセリンなど)、ケトン
類(例、アセトン、メチルエチルケトンなど)、
エーテル類(例、ジオキサン、テトラハイドロフ
ラン、セロソルブなど)、脂肪族炭化水素類(例、
ヘキサン、流動パラフイン、ガソリン、ケロセ
ン、灯油、燃料油、機械油など)、芳香族炭化水
素類(例、ベンゼン、トルエン、キシレン、ソル
ベントナフサ、メチルナフタレンなど)やその他
のハロゲン化炭化水素類(例、クロロホルム、四
塩化炭素など)、酸アミド類(例、ジメチルホル
ムアミドなど)、エステル類(例、酢酸エチルエ
ステル、酢酸ブチルエステル、脂肪酸グリセリン
エステルなど)またはニトリル類(例、アセトニ
トリルなど)などが単独であるいは二種以上の混
合物として使用できる。また、固体担体として
は、たとえばデン粉、デキストリン、クレー類
(例、カオリン、ベントナイト、酸性白土など)、
タルク類(例、滑石粉、ロウ石粉など)、シリカ
類(例、珪藻土、無水ケイ酸、雲母粉など)、ア
ルミナ、硫黄粉末、活性炭、炭酸カルシウム、ア
ラビアゴムなどがあげられ、これらを単独で用い
ても、また二種以上を混合して用いてもよい。 また、本発明の殺菌剤を製造するにあたつて
は、たとえば乳化剤、分散剤、懸濁剤、植物油、
鉱物油、高級アルコール、界面活性剤、増粘剤、
流動助剤、酸化防止剤などを適宜添加してもよ
い。用いられる乳化剤、分散剤などとして、たと
えば石けん類、高級アルコールの硫酸エステル、
アルキルスルホン酸、アルキルアリールスルホン
酸、第4級アンモニウム塩、脂肪酸エステル、ポ
リアルキレンオキサイド系またはアンヒドロソル
ビトール系などの界面活性剤などが使用され、該
界面活性剤は一般に有効成分1重量部に対して
0.02〜0.3重量部を使用する、あるいは製剤全量
の5〜80%程度含有させるのが好ましい。また、
これらの界面活性剤の代りにまたはその補助剤と
して必要に応じて、たとえばアルギン酸、寒天、
CMC、ポリビニルアルコール、植物油、ベント
ナイト、クレゾール石けん等を用いることもでき
る。さらにまた、必要に応じ他種の殺菌剤(たと
えば、有機リン酸系殺菌剤、ベンズイミダゾール
系殺菌剤、有機イオウ系殺菌剤、フエノール系殺
菌剤、抗生物質など)、殺虫剤(天然殺虫剤、カ
ーバメート系殺虫剤、有機リン酸系殺虫剤など)、
香料、低分子ないし高分子のリン酸塩などを適宜
混和してもよい。とりわけ、たとえば2−ベンズ
イミダゾールカルバミン酸メチルエステル、2−
(4−チアゾリル)−ベンズイミダゾール、テトラ
クロルイソフタロニトリル、1.2−ベンズイソチ
アゾリン−3−オン、(2−N−メチルベンズア
ミド)ジスルフイド、8−ヒドロキシキノリン銅
などの殺菌剤との混合製剤とするのが有利であ
る。 上記の剤型における本発明殺菌剤中の有効成分
(OITのシクロデキストリン包接化合物)の含有
割合は、その剤型および使用目的などによつても
異なるが、一般的には約5〜100%程度の濃度と
するのが適当であり、たとえば溶液剤の場合約5
〜20%程度、水和剤の場合約10〜80%程度、粉剤
の場合約10〜100%程度、懸濁剤の場合約10〜60
%程度とするのが好ましい。なお、実際の使用時
においては、その使用目的に応じ、これらの剤型
の殺菌剤に適宜溶剤、希釈剤、増量剤などを加え
て、または、これらの殺菌剤の適用物質への添加
量を調節することにより、約0.005〜0.1%好まし
くは0.01〜0.05%程度の有効成分濃度として作用
させるのが好ましい。 本発明の殺菌剤は、一般工業製品たとえば塗
料、木竹製品、皮革、織物類、蛋白質、壁装材、
糊、接着材、テント、ホース、防水布、ワツクス
類、コート紙、繊維助剤、樹脂エマルジヨンなど
あらゆる有機材料からなる工業製品などに適用さ
れ、菌やかびによる品質劣化などを有効に防止す
る。 適用方法としては、対象物、目的などにより、
たとえば塗布法、噴霧法、浸漬法、混合法、混練
法などの方法より適宜選択されてもよい。 一般に対象含水製品に対しては有効成分の最終
濃度が50〜1000ppm程度になるように本発明殺菌
剤を適用するのが好ましい。さらに詳しく述べる
と、たとえば塗料に添加する場合は、たとえばカ
ゼインとホルマリンの共重合体、水溶性ビニール
系ならびにアクリル系重合物、水溶性の植物油な
らびにポリエステル樹脂などの水溶性高分子化合
物または、たとえばアクリル酸メチル−スチレ
ン、酢酸ビニル−スチレン、酢酸ビニル−メタク
リル酸メチル、酢酸ビニル−無水マレイン酸、ス
チレン−ブタジエン、酢酸ビニル−アクリル酸メ
チル、塩化ビニル−酢酸ビニルなどのラテツクス
をベースとした塗料に対して本発明殺菌剤を有効
成分の最終濃度が100〜500ppm程度になるように
添加含有させるのがよい。 また、紡糸油に添加する場合は、たとえばオリ
ーブ油、ヒマシ油、落花生油などの植物油に鉱
油、高級アルコールなどを適宜配合し、必要に応
じさらに非イオンまたは陰イオン性界面活性剤を
加え、均一に混和した紡糸油に対して本発明殺菌
剤を有効成分の最終濃度が50〜200ppm程度にな
るように添加含有させるのがよい。この場合も間
けつ的添加も有効であり、必要に応じて他の殺菌
剤と交互使用ないし併用してもよい。 本発明の殺菌剤は、残留毒性、公害などの恐れ
がなく、対象含水製品に悪影響をおよぼすことも
なく、簡易、安価、適確にすぐれた防腐・防カビ
効果を奏しうるから当業界における有用性はきわ
めて大きい。 以下、実施例および試験例をあげて本発明をさ
らに詳しく説明するが、これらによつて本発明の
範囲が何ら限定されるものではない。 実施例 1 β−シクロデキストリン(セルデツクスN、日
本合成化学工業製)1重量部を水10重量部に均一
に懸濁し、OIT0.2重量部を加えて室温にて4時
間撹拌混合した。遠沈(3000rpm、15分)したの
ち、沈澱物を減圧過し水分除去後、10重量部の
アセトンで3回洗浄、乾燥してOITの包接化合物
を粉末として取得した。生成物中のOIT含有率は
11.2%であつた。 実施例 2 α−、β−、γ−混在シクロデキストリン
(α26%、β11%、γ8%、その他のデキストリン55
%、トヨデリンΡ、東洋醸造製)10gを水76gに
均一に懸濁し、OITのプロピレングリコール溶液
(OIT含量47.6%)10.5gを滴下後室温で4時間撹
拌混合したのち、分散剤としてデモールN(花王
アトラス製)を2g、増粘剤としてセロゲンWS
−C(第一工業製薬製)を1.5g添加して製品(懸
濁剤)とする。使用に際しては、そのまゝあるい
は水で処定の濃度に希釈する。 実施例 3 実施例1で製造したOIT包接化合物20gにクレ
ー75g、ジブチルナフタレンスルホン酸ソーダ3
%、リグニンスルホン酸ソーダ2%を混合粉砕し
て製品(水和剤)とする。使用に際しては、その
まゝあるいは水で処定の濃度に希釈する。 実施例 4 トヨデリンΡ(東洋醸造製)10gを水71.0gに
懸濁し、OITのプロピレングリコール溶液(OIT
含量47.6%)10.5gを滴下、室温で4時間撹拌混
合したのち、2−ベンズイミダゾールカルバミン
酸メチルエステル5g、分散剤としてデモールN
(花王アトラス製)を2g、増粘剤としてセロゲ
ンWS−C(第一工業製薬製)を1.5g添加、微粒
化して製品(懸濁剤)とする。使用に際しては、
そのまゝあるいは水で処定の濃度に希釈する。 実施例 5 実施例1で製造したOIT包接化合物20gに、2
−(4−チアゾリル)−ベンズイミダゾール10g、
クレー65g、ジブチルナフタレンスルホン酸ソー
ダ3%、リグニンスルホン酸ソーダ2%を混合粉
砕して製品(水和剤)とする。使用に際しては、
そのまゝあるいは水で処定の濃度に希釈する。 実施例 6 実施例1で製造したOIT包接化合物40gにテト
ラクロルイソフタロニトリル25g、クレー35gを
加えて撹拌混合して製品(粉剤)とする。使用に
際しては、そのまゝあるいは水で処定の濃度に希
釈する。 実施例 7 実施例1で製造したOIT包接化合物30gに、
1.2−ベンズイソチアゾリン−3−オン10g、ク
レー60gを加えて撹拌混合して製品(粉剤)とす
る。使用に際しては、そのまゝあるいは水で処定
の濃度に希釈する。 実施例 8 実施例1で製造したOIT包接化合物20gに、
(2−N−メチルベンズアミド)ジスルフイド10
g、クレー65g、ジブチルナフタレンスルホン酸
ソーダ3%、リグニンスルホン酸ソーダ2%を混
合粉砕して製品(水和剤)とする。使用に際して
は、そのまゝあるいは水で処定の濃度に希釈す
る。 実施例 9 実施例1で製造したOIT包接化合物20gに8−
ヒドロキシキノリン銅8g、デモールN(花王ア
トラス製)2g、セロゲンWS−C(第一工業製
薬製)1%を加え、混合微粒化して製品(懸濁
剤)とする。使用に際しては、そのまゝあるいは
水で処定の濃度に希釈する。 試験例 本発明の殺菌剤のエマルジヨン塗料に対する防
カビ効果 実施例2により調製した懸濁剤とOIT含量を同
じくするプロピレングリコール溶液について、
JIS規格(Z−2911)の塗料カビ抵抗性試験法に
準じて、塗料に対する防カビ効果を比較した。そ
の試験結果を表に示す。供給塗料は酢酸ビニル系
エマルジヨン塗料(関西ペイント製ビニペイン
ト)およびアクリル系エマルジヨン塗料(関西ペ
イント製ビニデラツクス100番)の2種を用いた。
結果は試料面のカビ繁殖程度を下記の−、+、、
の4段階で示し、かつ、JIS規格のカビ抵抗性
表示法による表示(1、2、3)を併記した。 −:試料面にカビの生育が全く認められないも
の。 +:試料面の約1/3以下にカビの生育が認められ
るもの。 :試料面の約1/3以上にカビの生育が認められ
るもの。 :試料面の全面にカビの生育が認められるも
の。 【表】
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION The present invention provides a cyclodextrin clathrate compound of 2-n-octyl-4-isothiazolin-3-one,
and a bactericide containing the same as an active ingredient. 2-n-octyl-4-isothiazoline-3-
OIT (hereinafter sometimes abbreviated as OIT) is a compound useful as a non-medical bactericidal and algaecide (Japanese Patent Publication No. 46-21240). However, since OIT is an oily substance at room temperature and is immiscible with water, it is difficult to prepare an aqueous formulation, and it is difficult to prepare a solid formulation (e.g., powder, wettable powder, granules, etc.). It is also difficult to find something satisfying. Conventionally, the preparation of aqueous formulations of oily substances requires the use of very large amounts of surfactants, and such formulations have not been used because they have an adverse effect on the target product or material. In addition, solidification of oily substances can be achieved by adsorption to binders such as starch, lactose, gelatin, dextrin, gum arabic, albumin, cellulose derivatives, synthetic polymers, silicic anhydride, calcium citrate, synthetic aluminum silicate, magnesium oxide, etc. However, the solid products obtained by these methods had drawbacks such as oozing of oily substances and not being able to withstand long-term storage. As a result of extensive research in order to improve these drawbacks, the present inventor found that OIT forms a novel clathrate compound with cyclodextrin that has not been described in any literature, and that by using the clathrate compound, it is possible to easily prepare aqueous preparations ( Furthermore, even when solidified, oily substances do not ooze out, and because of its sustained release properties, the effect is more durable than that of OIT, and OIT's original sterilizing effect is superior to that of OIT. It was discovered that skin irritation was significantly reduced without impairing the effect, and the present invention was completed based on these findings. That is, the present invention relates to a bactericide characterized by containing (1) a cyclodextrin clathrate compound of OIT, and (2) a cyclodextrin clathrate compound of OIT as an active ingredient. The cyclodextrin used in the present invention is a cyclic dextrin obtained by allowing cyclodextrin glycosyl transferase to act on starch or a hydrolyzate of starch. Specifically, there are three types of glucopyranose groups: α-cyclodextrin in which 6 glucopyranose groups are bonded through α-1,4-glucosidic bonds, β-cyclodextrin in which 7 glucopyranose groups are bonded, and γ-cyclodextrin in which 8 glucopyranose groups are bonded. In this case, any one type or a mixture of two or more of these cyclodextrins is used. OIT Cyclodextrin Inclusion Compound OIT
It can be produced by reacting cyclodextrin with cyclodextrin in a solvent. For example, cyclodextrin is suspended or dissolved in an appropriate amount of water, an alcohol such as methanol or ethanol, or a water-containing organic solvent such as acetone, and OIT is added to this as is, or an alcohol or glycol-based organic solvent (e.g. After adding a solution dissolved in propylene glycol, diethylene glycol, etc., and stirring and mixing for several hours, the precipitate that is formed is washed separately with, for example, acetone, and the uninclusion is removed.
OIT can be separated and dried to obtain an OIT clathrate compound as a powder. In addition, the above-mentioned uninclusive OIT
The bactericidal stock solution of the present invention can also be prepared in the form of a reaction solution mixed with the following. The clathrate compound of the present invention thus obtained contains approximately 11.2 (±1.5)% OIT, and in some cases OIT that does not form a cyclodextrin and clathrate compound coexists. It is within the scope of the invention. The OIT cyclodextrin clathrate of the present invention can be applied as a disinfectant, or can be dispersed in a suitable carrier or mixed with a suitable solid carrier, and optionally further added with a dispersing agent, a suspending agent, etc. , spreading agent, penetrating agent, wetting agent, mucilage agent,
By adding stabilizers etc., for example, oil agent,
It may be used in dosage forms such as emulsions, wettable powders, powders, granules, fine granules, tablets, pastes, suspensions, and sprays, and may also be used as other fungicides, insecticides, deterioration inhibitors, etc. It can be used in the same way as known disinfectants. The liquid carrier used in the preparation of the disinfectant of the present invention may be any liquid as long as it does not react with the active ingredient, such as water, alcohols (e.g. methyl alcohol, ethyl alcohol, glycol,
(e.g., ethylene glycol, glycerin, etc.), ketones (e.g., acetone, methyl ethyl ketone, etc.),
Ethers (e.g. dioxane, tetrahydrofuran, cellosolve, etc.), aliphatic hydrocarbons (e.g.
hexane, liquid paraffin, gasoline, kerosene, kerosene, fuel oil, machine oil, etc.), aromatic hydrocarbons (e.g. benzene, toluene, xylene, solvent naphtha, methylnaphthalene, etc.) and other halogenated hydrocarbons (e.g. , chloroform, carbon tetrachloride, etc.), acid amides (e.g., dimethylformamide, etc.), esters (e.g., ethyl acetate, butyl acetate, fatty acid glycerin ester, etc.), or nitriles (e.g., acetonitrile, etc.) alone. It can be used alone or as a mixture of two or more. In addition, examples of solid carriers include starch, dextrin, clays (e.g., kaolin, bentonite, acid clay, etc.),
Examples include talc (e.g., talc powder, waxite powder, etc.), silicas (e.g., diatomaceous earth, silicic anhydride, mica powder, etc.), alumina, sulfur powder, activated carbon, calcium carbonate, gum arabic, etc. It may be used or a mixture of two or more types may be used. In addition, in producing the fungicide of the present invention, for example, emulsifiers, dispersants, suspending agents, vegetable oils,
Mineral oil, higher alcohol, surfactant, thickener,
Flow aids, antioxidants, etc. may be added as appropriate. Examples of emulsifiers and dispersants used include soaps, sulfate esters of higher alcohols,
Surfactants such as alkylsulfonic acids, alkylarylsulfonic acids, quaternary ammonium salts, fatty acid esters, polyalkylene oxides, or anhydrosorbitols are used, and these surfactants are generally used per part by weight of the active ingredient. hand
It is preferable to use 0.02 to 0.3 parts by weight, or to contain it in an amount of about 5 to 80% of the total amount of the preparation. Also,
For example, alginic acid, agar,
CMC, polyvinyl alcohol, vegetable oil, bentonite, cresol soap, etc. can also be used. Furthermore, other types of fungicides (for example, organophosphate fungicides, benzimidazole fungicides, organic sulfur fungicides, phenolic fungicides, antibiotics, etc.), insecticides (natural insecticides, carbamate insecticides, organophosphate insecticides, etc.)
Perfumes, low-molecular or high-molecular phosphates, and the like may be mixed as appropriate. In particular, for example 2-benzimidazolecarbamate methyl ester, 2-
(4-thiazolyl)-benzimidazole, tetrachloroisophthalonitrile, 1,2-benzisothiazolin-3-one, (2-N-methylbenzamide) disulfide, 8-hydroxyquinoline copper, etc. as a mixed preparation. is advantageous. The content of the active ingredient (cyclodextrin clathrate compound of OIT) in the fungicide of the present invention in the above dosage form varies depending on the dosage form and purpose of use, but is generally about 5 to 100%. For example, in the case of a solution, it is appropriate to have a concentration of about 5
~20%, approximately 10 to 80% for wettable powders, approximately 10 to 100% for powders, approximately 10 to 60 for suspensions
It is preferable to set it to about %. In addition, during actual use, depending on the purpose of use, appropriate solvents, diluents, fillers, etc. may be added to these dosage forms of disinfectants, or the amount of these disinfectants added to the substance to be applied may be adjusted. It is preferable to adjust the concentration of the active ingredient to about 0.005 to 0.1%, preferably 0.01 to 0.05%. The fungicide of the present invention can be applied to general industrial products such as paints, wood and bamboo products, leather, textiles, proteins, wall covering materials,
It is applied to industrial products made of all organic materials such as glue, adhesives, tents, hoses, waterproof cloth, waxes, coated paper, textile aids, and resin emulsions, and effectively prevents quality deterioration caused by bacteria and mold. The application method depends on the object, purpose, etc.
For example, the method may be appropriately selected from coating methods, spraying methods, dipping methods, mixing methods, kneading methods, and the like. Generally, it is preferable to apply the fungicide of the present invention to the target water-containing product so that the final concentration of the active ingredient is about 50 to 1000 ppm. More specifically, when added to paints, for example, water-soluble polymeric compounds such as casein and formalin copolymers, water-soluble vinyl and acrylic polymers, water-soluble vegetable oils and polyester resins, or, for example, acrylic For paints based on latexes such as methyl styrene, vinyl acetate-styrene, vinyl acetate-methyl methacrylate, vinyl acetate-maleic anhydride, styrene-butadiene, vinyl acetate-methyl acrylate, and vinyl chloride-vinyl acetate. It is preferable to add the fungicide of the present invention so that the final concentration of the active ingredient is about 100 to 500 ppm. In addition, when adding it to spinning oil, for example, mix mineral oil, higher alcohol, etc. with vegetable oil such as olive oil, castor oil, peanut oil, etc., and add a nonionic or anionic surfactant as necessary, so that it is evenly distributed. The fungicide of the present invention is preferably added to the mixed spinning oil so that the final concentration of the active ingredient is about 50 to 200 ppm. In this case, intermittent addition is also effective, and if necessary, it may be used alternately or in combination with other fungicides. The disinfectant of the present invention is useful in the industry because it has no risk of residual toxicity or pollution, does not have any adverse effects on target water-containing products, and can easily, inexpensively, and accurately exhibit excellent antiseptic and antifungal effects. Gender is extremely important. Hereinafter, the present invention will be explained in more detail with reference to Examples and Test Examples, but the scope of the present invention is not limited by these in any way. Example 1 1 part by weight of β-cyclodextrin (Celdex N, manufactured by Nippon Gosei Kagaku Kogyo) was uniformly suspended in 10 parts by weight of water, 0.2 part by weight of OIT was added, and the mixture was stirred and mixed at room temperature for 4 hours. After centrifugation (3000 rpm, 15 minutes), the precipitate was filtered under reduced pressure to remove moisture, washed three times with 10 parts by weight of acetone, and dried to obtain an OIT clathrate compound as a powder. The OIT content in the product is
It was 11.2%. Example 2 α-, β-, γ-mixed cyclodextrin (α26%, β11%, γ8%, other dextrins 55
%, Toyoderin Ρ, manufactured by Toyo Jozo Co., Ltd.) was uniformly suspended in 76 g of water, 10.5 g of a propylene glycol solution of OIT (OIT content 47.6%) was added dropwise, and the mixture was stirred and mixed at room temperature for 4 hours. 2g of Kao Atlas), Celogen WS as a thickener
Add 1.5 g of -C (manufactured by Daiichi Kogyo Seiyaku) to prepare a product (suspension agent). When using, use it as is or dilute it with water to the specified concentration. Example 3 20 g of OIT clathrate compound produced in Example 1, 75 g of clay, and 3 ml of sodium dibutylnaphthalene sulfonate
% and 2% of sodium ligninsulfonate are mixed and ground to form a product (wettable powder). When using, use it as is or dilute it with water to the specified concentration. Example 4 10 g of Toyoderin Ρ (manufactured by Toyo Jozo Co., Ltd.) was suspended in 71.0 g of water, and a propylene glycol solution of OIT (OIT
After dropping 10.5 g of 2-benzimidazole carbamic acid methyl ester (content 47.6%) and stirring at room temperature for 4 hours, Demol N was added as a dispersant.
(manufactured by Kao Atlas) and 1.5 g of Celogen WS-C (manufactured by Daiichi Kogyo Seiyaku) as a thickener were added and atomized to obtain a product (suspension agent). When using,
Either as is or diluted with water to the specified concentration. Example 5 To 20 g of the OIT clathrate compound produced in Example 1, 2
-(4-thiazolyl)-benzimidazole 10g,
A product (wettable powder) is prepared by mixing and pulverizing 65 g of clay, 3% sodium dibutylnaphthalene sulfonate, and 2% sodium lignin sulfonate. When using,
Either as is or diluted with water to the specified concentration. Example 6 25 g of tetrachloroisophthalonitrile and 35 g of clay were added to 40 g of the OIT clathrate compound produced in Example 1 and mixed with stirring to obtain a product (powder). When using, use it as is or dilute it with water to the specified concentration. Example 7 To 30 g of the OIT clathrate compound produced in Example 1,
1. Add 10 g of 2-benzisothiazolin-3-one and 60 g of clay and mix with stirring to obtain a product (powder). When using, use it as is or dilute it with water to the specified concentration. Example 8 To 20 g of the OIT clathrate compound produced in Example 1,
(2-N-methylbenzamide) disulfide 10
g, 65 g of clay, 3% sodium dibutylnaphthalene sulfonate, and 2% sodium lignin sulfonate are mixed and ground to obtain a product (wettable powder). When using, use it as is or dilute it with water to the specified concentration. Example 9 8-
8 g of hydroxyquinoline copper, 2 g of Demol N (manufactured by Kao Atlas Co., Ltd.), and 1% of Celogen WS-C (manufactured by Daiichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd.) are added and mixed and atomized to obtain a product (suspension agent). When using, use it as is or dilute it with water to the specified concentration. Test Example Antifungal effect of the fungicide of the present invention on emulsion paints Regarding a propylene glycol solution having the same OIT content as the suspension prepared in Example 2,
The anti-mold effects on paints were compared according to the JIS standard (Z-2911) paint mold resistance test method. The test results are shown in the table. Two types of paints were used: a vinyl acetate emulsion paint (Vini Paint manufactured by Kansai Paint Co., Ltd.) and an acrylic emulsion paint (Viny Deluxe No. 100 manufactured by Kansai Paint Co., Ltd.).
The results indicate the degree of mold growth on the sample surface as follows: -, +,
The mold resistance is indicated in four stages, and the indications (1, 2, 3) according to the JIS standard mold resistance indication method are also listed. −: No mold growth observed on the sample surface. +: Mold growth is observed on approximately 1/3 or less of the sample surface. : Mold growth is observed on approximately 1/3 or more of the sample surface. : Mold growth is observed on the entire surface of the sample. 【table】

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of drawings]

第1図は実施例1で得られた包接化合物を銅の
Ka線で測定した粉末X線回折図を示す。横線2θ
は回折角度、縦線は回折強度を表わす。
Figure 1 shows the clathrate compound obtained in Example 1 of copper.
A powder X-ray diffraction diagram measured with Ka-ray is shown. Horizontal line 2θ
represents the diffraction angle, and the vertical line represents the diffraction intensity.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3
−オンのシクロデキストリン包接化合物。 2 2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3
−オンのシクロデキストリン包接化合物を有効成
分として含有することを特徴とする殺菌剤。
[Claims] 1 2-n-octyl-4-isothiazoline-3
-one cyclodextrin clathrate. 2 2-n-octyl-4-isothiazoline-3
A bactericide characterized by containing a cyclodextrin clathrate compound of -1 as an active ingredient.
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