JPH0234700A - 液体洗剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、界面活性剤の少なくとも一部が固体粒状物質
を懸濁させ得る構造相（ｓｔｒｕｃｔｕｒｅｄｐｈａｓ
ｅ）を形成するような水性液体洗剤組成物に関する。

前記した洗剤組成物中には、通常セッケン又は非セッケ
ン合成界面活性剤からなる１つ若しくはそれ以上の界面
活性剤が含まれている。セッケンは複数の機能を有し、
洗剤活性物質として、ビルダーとして且つ繊維柔軟剤と
して使用され得る特に有用な物質である。従って、比較
的大量のセッケンを含む液体洗剤を調製することが非常
に望ましい。無機ビルダーを全くもしくは殆ど含まない
等方性液体の場合、セッケン含量を高くすることは比較
的簡単である。しかしながら、上記した水性の構造液体
中に大量のセッケンを配合することは非常に難しい。

固体懸濁能力を有し１つセッケンを含有する水性の構造
液体洗剤はＥＰ−Ａ−３８，１０１、ＥＰ−Ａ−８６，
６１４及び［Ｐ−＾−１５１，８８４の各明細書に記載
されている。

また、本出願人のＥＰ−３０１，８８３及びＥＰ−３０
１、８８４の８明［ＩＩＪ（未公開）にも記載されてい
る。しかしながら、上記した明細書に記載されている組
成物中に配合されているセッケンの情は、秀れた洗浄能
力を確保すべく−ｆ分量の非セッケン合成界面活性剤を
含みながら、繊維柔軟剤として及び／又はビルダーとし
て機能するには十分でない。加えて、これらの組成物は
不安定であるため２５℃で２１日間貯蔵すると２容量％
以上の相分離を生じる他、高粘度であるため注出させる
こともできない。

本発明により提供される水性液体洗剤組成物は７重用％
以上の非セッケン合成界面活性剤及び少なくとも５重量
％のセッケンを含み、更にセッケン及び非セッケン合成
界面活性剤が固体懸濁能力を有するラメラ相を形成する
に十分な量の電解質を含む。また、前記組成物は２５℃
で２１日間貯蔵後２容世％以下の相分離しか示さず、且
つ１２．０未満のｐ８を有する。

本発明において規定する如き量のセッケンと他の成分を
用いて安定で且つ注出可能な（ｐｏｕｒａｂｌｅ）ラメ
ラ構造の液体を調製できることは非常に驚くべきことで
ある。本出願人の知る限り、従来Ｆ記した定性的定量的
要件を満す組成物の調製に成功した例はなかった。

本発明の組成物は安定であり、好ましくは２５℃で２１
日間貯蔵しても２容量％以下の相分離しか示さない。

相分離が生ずると、別個の相が現われたり又は溶解電解
質を含む水性相を主成分とする゛クラック′″が複数形
成される。組成物は２１　ｓｅｃ”の明断速度で測定し
て６Ｐａｓ以下、好ましくは２．５ＰａＳ以下、最も好
ましくは１．５Ｐａｓ以下、特にｌＰａ５以ＩＺの粘度
を有しており、注出可能である。

本発明の組成物は、固体懸濁能力を有するべくセッケン
／界面活性剤によりラメラ相を形成させるに−１分な電
解質を必要とする。所定のセッケン／界面活性剤に適し
た電解質の種類及び渚は当業者に公知の方法を用いて選
択され得る。多数の文献に記載されている各種方法、例
えば雷導率を測定する方法が利用される。上記したラメ
ラ相の存在の検出方法も公知であり、例えば光学電子顕
微鏡検査又はｘ′ｍ回折法により検出され得る。

本明細府中、電解質とは任意の水溶性塩を指す。

電解質の量は、固体懸濁能力を与えるべくセッケン／界
面活性剤によりラメラ相を形成させるにゴ分な吊でなけ
ればならない。組成物は、好ましくは少なくとも１．０
重量％、より好ましくは少なくとも５．０重畑％、最も
好ましくは少なくとも１７．０重量％の電解質を含む。

電解質はトリポリリン酸ｔトリウムビルグーのような洗
浄ビルダーであっても、また硫酸ナトリウムや塩化ナト
リウムのような非＋１能性（ｎｏｎ−４ｕｎｃｔ＋ｏｎ
ａｌ）１解質であッテもよい。好ましくは、無機ビルダ
ーが電解質の少なくとも一部を構成する。

組成物は粒状固体を懸濁させなければならない。

特に好ま１ノくは、粒状固体が実際に懸濁している系で
ある。粒状固体が未溶解の電解質であってもよいし、溶
液中の電解質と同じであっても異なっていてもよい。後
者の場合電解質に飽和されている。更に若しくは或いは
、粒状固体は水に実質的に不溶の物質であってもよい。

実質的に水溶性の物質としては、アルミノケイ酸塩ビル
ダー及びカルサイト研磨剤粒子が例示される。

本発明の組成物は必須成分としてセッケンを含む。セッ
ケンは通常脂肪酸（好ましくは１２〜１８個の炭素原子
を含む脂肪Ｍ）のアルカリ金属セッケンである。前記し
た酸の典型例はオレイン酸、リシノール酸、ひまし油、
菜種油、落花生油、やし油、パーム核油由来の脂肪酸又
はその混合物である。これらの酸のナトリウム又はカリ
ウム石鹸が使用され得るが、カリウム石鹸が好ましい。

本発明の組成物は必須成分として非セッケン合成界面活
性剤を含む。こうした界面活性剤は構造液体を形成する
ための当業界で公知の物質から選択され、通常７ニオン
性、カブ−オン性、ノニオン竹、双イオン性及び両性界
面活性剤の中から選択される。

ａ）ノニオン性界面活性剤及び／又はポリアルコ１ニシ
ル化アニオン性界面活性剤と、 ｂ）非ポリアル］キシル化アニオン性界面活性剤とから
なる非セッケン界面活性剤の組合せが好ましい。

使用するに特に適したノニオン性界面活性剤は、疎水性
基と反応性水素原子を有する化合物（例えば脂肪族アル
コール、酸、アミド又はアルキルフェノール）とアルキ
レンオキシド（特にエチレンオキシド、或いは丁ブーレ
ンオギシト及び１０ピレンオキシドの組合せ）との反応
生成物である。特に好ましいノニオン性洗剤化合物は、
アル１ル（Ｃ６〜Ｃ２２）フェノール−エチレンオキシ
ド縮合物、脂肪族（Ｃ−Ｃ１８）の第一もしくは第二、
直鎖若しくは分岐鎖アルコールとエチレンオキシドとの
縮合物、及びプロピレンオー１−シトとエチレンジアミ
ンの反応生成物にエチレンオキシトを縮合させた縮合物
である。他の所謂ノニオン性洗剤化合物には、長鎖の第
三アミンオキシド、長鎖の第三ボスフィン第４：シト及
びシアルギルスルホキシドが包含される。

アニオン性界面活性剤は通常、炭素数的８〜２２のアル
キル基を有する有機硫酸及びスルホン酸の水溶性アルカ
リ金属塩である。ここのアルキルには高級アシル基のア
ルキル部分も包含される。適当な合成アニオン性洗剤化
合物としては、アルキルＶａ酸ナトリウム及びカリウム
、特に例えば獣脂又はコ］犬ツ油山来の高級（Ｃ−Ｃｉ
ａ）アル゛コ−ルを硫酸化しで得られたちの；アルキル
（Ｃ９〜Ｃ２ｏ）ペンビンスルホン酸ナトリウム及びカ
リウム、特に直鎖第二アルキル（Ｃ１ｏ−０１，）ペン
ビンスルホン酸ナトリウム；アルギルグリセリルエーテ
ル硫酸ナトリウム、特に獣脂又はココナツ油由来の高級
アルコール及び石油由来の合成アル」−ルのＪ−チル；
ココナツ油脂肪ｔノグリセリド硫酸及びスルホン酸のナ
トリウム塩；高級（Ｃ−０１８）脂肪アルコール−アル
キレンオキシト（特にエチレンオキシド）反応生成物の
硫酸エステルのナトリウム及びカリウム塩；脂肪酸の反
応生成物、例えばコ」ナラ脂肪酸をイセチオン酸でエス
テル化し、水酸化ナトリウムで１中和したちの；メチル
タウリン脂肪酸アミドのナトリウム及びカリウム塩；ア
ルカンモノスルホネート、例えばα−オレフィン（Ｃ−
０２□）を重亜硫酸ツートリウムと反応させて得られた
もの及びパラフィンをＳＯ及びＣ１２と反応機ランダム
スルホネートを生成すべく塩基を用いて加水分解して得
られたちの；オレノインスルボネート、即ちオレフィン
特にＣ１ｏ−Ｃ２ｏα−オレフィンをＳＯ３と反応後反
応生成物を中和、加水分解して得られた物質が例示され
る。好ましいアニオン性洗剤化合物はアルキル（Ｃ１１
〜Ｃ１５）ベンゼンスルホン酸ナトリウム及びアルキル
（０１６〜Ｃｌ８）硫酸ナトリウムである。

本発明の組成物にセッケン以外にビルダーを含有させる
のが好ましい。非セッケンビルダーは少なくとも５重量
％存在することが好ましく、好ましい最大量は３０重量
％である。洗剤ビルダーは洗濯液中の遊離カルシウムイ
オン量を低減させ得る物質であればよく、ｐＨをアルカ
リ性にするとか繊維から除去された汚れを懸濁させる等
の他の有利な特性を有する組成物を提供するものが好ま
しい。

洗剤ビルダーは無機物質、有機の非ポリマー物質及び有
機ポリマー物質に分類される。通常、無機ビルダーが電
解質（但し水溶性）の一部若しくは全部を構成するのが
好ましい。

リン含有の無鏝洗剤ビルグーの例には水溶性の塩が包含
され、特にピロリン酸、オルトリン酸。

ポリリン酸及びホスホン酸のアルカリ金属塩が例示され
る。特に好ましい無機リン酸塩ビルダーは、トリポリリ
ン酸、リン酸及びヘキサメタリン酸のナトリウム及びカ
リウム塩である。

無リンの無機洗剤ビルグーの例には炭酸１重炭酸、ケイ
酸並びに結晶質及び非晶質アルミノケイ酸の水溶性アル
カリ金属塩が包含される。特に、（任意にカルザイト種
晶を含む）炭酸ツートリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナ
トリウム、重炭酸カリウム、ケイ酸ノ°トリウム及びケ
イ酸カリウムが例示される。

有機洗浄ごルグーの例にはポリ酢酸、カルボン酸、ポリ
カルボン酸、ポリアセチルカルボン酸及びポリヒドロキ
シスルホン酸のアルカリ金属、アンモニウム及び置換ア
ンモニウム塩が包含される。

特に、エチレンジアミンテトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸
、オキシジコハク酸、メリト酸、ベンゼンポリカルボン
酸及びクエン酸のナトリウム、カリウム、リチウム、ア
ンモニウム及び置換アンモニウム塩が例示される。

本発明の組成物には上記した成分以外に、各種の任意成
分を存在させてもよい。例えば、アルカノールアミド、
特にパーム核脂肪酸及び］コブツ脂肪酸由来のＬノエタ
ノールアミドのような起泡促進剤、起泡抑制剤、過ホウ
酸ナトリウムや過炭酸ブートリウムのような酸素放出型
漂白剤、過酸漂白先駆物質、トリク［］［ｌイソシアヌ
ル酸のような塩素放出型漂白剤、硫酸ナトリウムのよう
な無機塩、並びに通常微量存在させる螢光剤、香料、プ
ロテアーゼやアミラーゼのような酵素、殺菌剤。

着色剤及び繊維柔軟化クレーを存在させてもよい。

組成物のｐＨは好ましくは７．０以上、より好ましくは
７．０〜１２．０、特に好ましくは７．０〜１１．０、
最も好ましくは７．０〜８．０である。

本発明の組成物は、当業界において公知の液体洗剤製品
の一般的な製造方法に従って製造され得る。しかしなが
ら、成分の添加順序は重要である。

好ましくは、混合を継続しながら、可溶性電解質を水に
添加し、次いでアルミノケイ酸塩のような不溶性物質を
添加復活性物質を添加する。その後混合物を３０℃以下
に冷却後、微量の任意成分を添加する。最後に、所要に
より、組成物のｐＨを例えばアルカリ性物質を少量添加
して、調整する。

本発明組成物は通常使用時に水で希釈して、−１−。

２組酸物を好ましくは０．１〜１０＠９１％、より好ま
しくは０．５〜３重同％含有する洗濯液を形成する。

こうして形成された洗濯液は例えば自動洗濯機を使用し
てｌＩＮを洗濯するために使用される。

以下、本発明の非限定的実施例を示す。

友ユｊレ−ΣＵ 友１」Ｌしユ旦 ＊）使用不可 ｍ巳しユ艮 （単位Ｗ／Ｗ） 友Ｊｌ［１７ Ｘｌ」Ｌす Ｈａ−ＬＡＳ Ｓｙｎｐｅｒｏｎｉｃ　　Ａ３ ＳＴＰ オレイン酸Ｋ Ｈａ（１！ グリセロール ボラックス 消泡剤 酵素 螢光剤 ＣＨＣ 水 １靖％ ４．１ ３．０ １５．０ １０．０ ２．０ ４．８５ ３゜１０ ０．２０ ０．５ ０．１ ０．１ 残　　部 Ｈａ−ＬＡＳ ｓｙｎｐｅｒｏｎ＋ｃ　Ａ３ ＳＴＰ オレイン酸Ｋ ＰＥＧ　４００ Ａｌｃｏｓｐｅｒｓｅ　１７５ ＴＳ ａ２Ｓ０４ グリセロール ポラツクス 消泡剤 酵素 螢光剤 ＣＨＣ 水 Ｖ量％ ６．０ ４゜Ｏ １５、Ｏ ｉｏ、。

３．０ １．０ ０．５ ０．５ ４．８５ ３．１０ ０．２ ０．５ ０．１ ０．１ 残　　部 本組成物の粘度は約 った。

８８０１Ｐａｓ　（２１５ｅｃ−’） であ 本組成物の粘度は約８８０ｍＰａ５　（２１５ｅｃ−’
）　’１’あった。

上記実施例における略称及び商品名は次の通りである。

ＬＡＳ　　　　：デドシルベンゼンスルホネートＣＤＥ
Ａ　　　：ココナツジエタノールアミド５ＣＨＣ：ナト
リウムカルボキシメチルセルロース ＳＴＰ　　　　ニトリポリリン酸プトリウムＳＴＳ　　
　　：トルエンスルホン酸犬トリウムＰＥＧ　４００　
：ボリＪチレングリ：１−ル（平均分Ｆ畿４００） Ａｌｃｏｓｐｅｒｓｅ １１５ニ アクリル酸／マレイン＠　（７０／３０）共重合体（分
子量２０，００００Ｘ＾Ｉｃｏ　）Ｓｙｎｐｅｒｏｎｉ
ｃ　　Ａ７　　： アルコキシル化０１２〜Ｃ１３脂肪アルコール（平均７
ＥＯ） ｓｙｎｐｅｒｏｎ＋ｃ Ａ３　： アルコキシル化０１２〜Ｃ１３脂肪アルコール（平均３
Ｅ　Ｏ） Ｎｅｏｄｏｌ　　２３−６．５　　： アルコキシル化Ｃ１２〜Ｃ１３脂肪アルニｌ−ル（平均
６．５ＥＯ） 実施例１〜６の組成物のｐＨは約１０〜１１の間であっ
た。実施例７〜１９の組成物のｌｕｌ＋は所要により約
７〜８に調整した。組成物は全て注出可能であり、室温
で２ケ月貯蔵しても相分離は２容針％未満であった。組
成物に配合したセッケンの量は繊維柔軟剤として及び／
又はビルダーとして機能するのに十分な量であり、且つ
組成物は十分な量の非セッケン合成界面活性剤を含んで
いるので秀れた洗浄能力を有していた。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. （１）７．０重量％以上の非セッケン合成界面活性剤及
   び少なくとも５．０重量％のセッケンを含む水性液体洗
   剤組成物であつて、組成物は更にセッケン及び非セッケ
   ン合成界面活性剤が固体懸濁能力を有するラメラ相を形
   成するに十分な量の電解質を含み、組成物は２５℃で２
   １日間貯蔵後２容量％以下の相分離しか示さず、且つ１
   ２．０未満のｐＨを有することを特徴とする組成物。
2. （２）１重量％以上の電解質を含むことを特徴とする請
   求項１に記載の組成物。
3. （３）５重量％以上の電解質を含むことを特徴とする請
   求項２に記載の組成物。
4. （４）１７重量％以上の電解質を含むことを特徴とする
   請求項３に記載の組成物。
5. （５）少なくとも５重量％の非セッケンビルダーをも含
   むことを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の組
   成物。
6. （６）非セッケンビルダーが無機ビルダーからなること
   を特徴とする請求項５に記載の組成物。
7. （７）無機ビルダーが電解質の一部若しくは全部を含む
   ことを特徴とする請求項６に記載の組成物。
8. （８）２１ｓｅｃ＾−＾１の剪断速度で６．０Ｐａｓ以
   下の粘度を有することを特徴とする請求項１〜７のいず
   れかに記載の組成物。
9. （９）７．０〜１１．０のｐＨを有することを特徴とす
   る請求項１〜８のいずれかに記載の組成物。
10. （１０）請求項１〜９のいずれかに記載の組成物を０．
    １〜１０重量％含む水性液体の、繊維の洗濯における使
    用。