JPH0234434A - 作業車の安全装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は１作業車の安全装置に関するもので、除雪車
、バインダおよび苗植機などに利用できる。

従来の技術、および発明が解決しようとする課題 操縦者が車体後方の操縦ハンドルを持って車体を操向操
作しながら走行して所定の作業を行う形態の作業車にあ
っては、特に除雪機での除雪作業の場合には操縦者が雪
のため転倒することがあり、このようなときには車体を
走行させると危険を伴うことがあるから、非常停止用の
レバーが設けられている。

しかし、緊急の場合にこのレバーの手動操作が間に合わ
ないことがあり、非常停止が的確に行い難いことがあっ
た。

そこでこの発明は、操縦ハンドル部の操縦位置に操縦者
がいなくなったことをセンサで検出して確実に車体を停
止することを目的とする。

課題を解決するための手段 この発明は、車体（１）後方の操縦ハンドル（２）をも
って該車体（１）を操向操作しながら走行作業する作業
車において、この操縦ハンドル部の操縦位置に操縦者が
いなくなったことを検出して該車体（１）の走行を停止
させるセンサ（３）を設けてなる安全装置の構成とする
。

発明の作用、および効果 作業車は、操縦者が車体（１）後方の操縦ハンドル（２
）をもって操向操作しながら走行して所定の作業が行わ
れる。この走行作業中において、例えば苗植機の場合に
は走行土壌面が特に軟弱であるなどの条件によって操縦
者が圃場を歩き難いことがあり、或は、除雪車の場合に
は操縦者が積雪のため滑って転倒することがあり、車体
（１）が後進走行中においては特に危険を伴うことがあ
る。このようなとき、操縦ハンドル部の操縦位置に操縦
者がいなくなったことをセンサ（３）が検出すると、こ
の検出にもとずいて車体（１）の走行が停止する。

センサ（３）によって常に操縦者を検出しているもので
あるから、その信頼性が高く、又、車体（１）の緊急停
止が手動操作ではなく該センサ（３）の検出にもとずい
て自動的に行われるから確実なものとなり、安全性の向
上を図ることができる。

実施例 なお１図例は本発明に係る安全装置を備えた除雪車を示
すもので、走行装置（５）を有する車台上に原動機（６
）を搭載し、この後側にラジェータ（７）を設けている
。

車体（１）の前方に雪掻込オーガ（８）を設け、この後
側に掻込まれた雪をはねあげる揚言ファン（９）を設け
、該揚言ファン（９）の吐出側に放出筒（Ｉｌを立設し
ている。該車体（１）の後方に操縦ハンドル（２］を設
けている。

雪掻込オーガ（８）は移送方向の異なる左右一対のスク
リュｆｌＤを回転自在にオーガケースαりに軸受してい
る。このオーガケース０乃の後側に、雪掻込オーガ（８
）で中央部へ掻込集送された雪をはねあげる揚言ファン
（９）を設け、この揚言ファン（９）の出口側に連通さ
せて放出筒（１［Ｉを放出方向変更自在に設けている。

これら揚言ファン（９）および雪掻込オーガ（８）は原
動機（６）の駆動ブー１月Ｉ３１からベルト伝動される
駆動軸（１４）によって伝動される構成である。この伝
動ベルトにベルトテンションクラッチを設け、このテン
ションクラッチを入切りする作業レバーｆｌ！ｉｌを設
けている。

原動機（６）の駆動ブー１月ゆから伝動機構を経て左右
の走行装置（５）が前後進に変速伝動される構成で、こ
の伝動を入切りする主クラツチレバ−（１６）を設けて
いる。該左右の走行装置（５）への伝動を各々入切りし
て車体（１）の進行方向を左右へ変更する左右操向レバ
ー（功を設けている。

これら作業レバー（１９，主クラツチレバ−（Ｉ［ｉｌ
　、および左右の操向レバー（１７）は操縦ハンドル（
２）前部の操作盤（旧に配設されている。

該操作盤（１Ｆ３にはセンサ（３）を設けている。この
センサ（３）はフォトセンサで、発光素子と受光素子と
を組合わせて後方へ向けて設けており、該操縦ハンドル
部の操縦位置に操縦者がいなくなったことを検出するも
のである。このセンサ（３）の検出結果にもとずいてリ
レーを介して原動機（６）への電源を切って該原動機（
６）を停止させる構成としている。

このセンサ（３）の作動は、主クラツチレバ−（ＩＧ入
り状態のとき作動する構成である。

なお、原動機（６）から走行装置（５）への伝動を人切
りする主クラツチレバ−（ＩＧをソレノイドによって切
りとして車体（１１を停止する構成とするもよい。

（１印は排気マフラである。

原動機（６）を始動して主クラツチレバ−（ＩＢを入り
操作して走行装置（５）を伝動し、車体（１）を走行す
る。

作業レバー（ＩｓＩを入り操作すると、雪掻込オーガ（
８）および揚言ファン（９）が伝動回転する。雪はこの
雪掻込オーガ（８）で掻込まれて中央部へ集送され、揚
言ファン（９）ではねあげられて放出筒（ＩＧから機外
へ放出される。

この除雪作業中において、操縦者は、操縦ハンドル（２
）をもって左右操向レバー（Ｉηを人切り操作して車体
（１）を操向しながら所定の除雪作業を行う。

この操縦者が雪のため滑って転倒すると、センサ（３）
は、操縦者が操縦ハンドル部の操縦位置にいなくなった
ことを検出して、リレーを介して原動機（６）への入力
電源を切り状態として該原動機（６）を停止して車体（
１）の走行が停止する。

車体（１）の後進走行中において操縦者が転倒した場合
は特に危険を伴うことがあるが、このような突嗟の場合
において手動操作を行うことなく車体（１）の走行が停
止するから安全性の向上を図りうる。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は側面
図、第２図は一部破断せる平面図である。 図中、符号（１）は車体、（２）は操縦ハンドル、（３
）はセンサを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車体（１）後方の操縦ハンドル（２）をもって該車体（
   １）を操向操作しながら走行作業する作業車において、
   この操縦ハンドル部の操縦位置に操縦者がいなくなった
   ことを検出して該車体（１）の走行を停止させるセンサ
   （３）を設けてなる安全装置。