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JPH02295913A - 固型粉末化粧料 - Google Patents

固型粉末化粧料

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Publication number
JPH02295913A
JPH02295913A JP11627989A JP11627989A JPH02295913A JP H02295913 A JPH02295913 A JP H02295913A JP 11627989 A JP11627989 A JP 11627989A JP 11627989 A JP11627989 A JP 11627989A JP H02295913 A JPH02295913 A JP H02295913A
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powder
fluorine
resistance
silicone compound
modified silicone
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JP11627989A
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Toshihiro Tanaka
俊宏 田中
Toshio Yoneyama
米山 俊夫
Tsutomu Saito
力 齊藤
Tomiyuki Nanba
富幸 難波
Masato Hatao
正人 畑尾
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明はフッ素変性シリコーン化合物と疎水化処理粉末
を配合することを特徴とした、耐水性、耐汗性、耐皮脂
性に優れた、使用感触や安定性が良好な固型粉末化粧料
に関する。さらに詳しくは、フッ素変性シリコーン化合
物と、シリコーン化合物、有機系高分子化合物、金属石
鹸、親油性ワックス、多価アルコール部分エステル又は
完全エステル等により疎水化処理された粉末を配合した
、使用感触がなめらかで、化粧持ちの優れた固型粉末化
粧料に関する。
[従来の技術1 従来固型粉末化粧料は、タルク、マイカ等の体質顔料、
酸化鉄等の着色顔料、油分、界面活性剤、香料、酸化防
止剤、防腐防黴剤等よりなるが、その機能については、
種々の特性が必要とされてきた。特に、化粧持ちについ
ては最も重要な機能の1つとして従来より、この機能を
高めるべく数多くの研究がなされてきた。例えば、粉末
をシリコーン樹脂により疎水化処理し撥水性を高める方
法や、オイルにジメチルポリシロキサン、メチルフェニ
ルポリシロキサン等のシリコーン油を配合して撥水性を
高める方法、あるいはこの両者を組合せる方法があるが
これらのシリコーン樹脂またはシリコーン油は耐油性に
ついては、必ずしも高いものではなく、すなわち耐皮脂
性については充分なものではなかった。また、油分量を
増減し、耐水性、耐皮脂性を調整したり、揮発性シリコ
ーンに皮膜形成型シリコーン樹脂を溶解し配合すること
で化粧持ちを向上きせる方法もあるが、これらはその処
方幅が限定されてしまい、使用感触も限られたものであ
り、化粧持ちについても決して満足できるものではなか
った。
[発明が解決しようとする手段1 本発明らは、前記従来技術の問題点に鑑み、耐水性、耐
汗性に優れ、ざらに耐皮脂性に優れた、使用感触の良好
な固型粉末化粧料を得るべく鋭意研究を重ねた結果、フ
ッ素変性シリコーン化合物と疎水化処理粉末を配合する
ことによりこの課題を解決しうろことを見出し、本発明
を完成するに至った。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は(A)下記一般式[I]で示される
フッ素変性シリコーン化合物の一種または二種以上と、
(B)疎水化処理粉末の一種または二種以上を配合する
ことを特徴とする固粉末化粧料である。
CI(3CH3CH3CH3 CH3−5i−0−(Si−0)n −(Si−0)m
−3i−CthCH3(Cth )、Rf CH3CH
3[1] (式[I]中nXmは平均数で、nば1〜1501mは
0〜150の数である。aはO〜5の整数であり、Rf
は炭素数1〜8のパーフロロアルキル基を表わす。) 以下、本発明の構成について詳述する。
従来、固型粉末化粧料の耐水、耐汗性を高める目的で用
いられてきたジルチルポリシロキサン、メチルフェニル
ポリシロキサン等は、必ずしも耐油、耐皮脂性に優れた
ものではなかった。
本発明で用いられるフッ素変性シリコーン化合物はジメ
チルポリシロキサンにフルオロアルキル基を導入するこ
とにより耐油、耐皮脂性が高められている。本発明で用
いられるフッ素変性シリコーン化合物はnの割合によフ
て耐油性を付与するためにはn/(n十m)が0.05
〜1であることが好ましく、フッ素変性率が高いと、耐
油、耐皮脂性は、高くなるものの他の油分との相溶性が
悪くなるため、0.1〜0.8がより好ましい。Rfは
炭素数1〜8のパーフロロアルキル基であり直鎖でも分
枝していてもよい、たとえばトリフロロメチル、ペンタ
フロロエチル、ヘプタフロロプロピル、ノナフロロブチ
ル、ヘプタデカフロロオクチルなどがあげられる。これ
らは次に挙げるような市販品として入手することができ
る。すなわちフッ素変性シリコーン化合物を例示すると
信越化学工業(株)製のX−22−819、X−22−
820,X−22−821、X−22−822、FL−
100、トーレシリコーン(株)製のFS 1265等
をあげることが出来る。
フッ素変性シリコーン化合物の配合量は固型粉末化粧料
に配合きれている全油分中の10重置火〜100重景%
を占める範囲で配合されるが、好ましくは、50重量%
以上が望ましい。1゜重置%未満では、フッ素変性シリ
コーン化合物の化粧持ちに対する効果が発現されない。
フッ素変性シリコーン化合物を含む油分の配合量は、固
型粉末化粧料全量中の1〜70%である。70%を超え
ると固型粉末化粧料の肌に対する付着性が低下するとと
もにべとつき感を生じ望ましくなく、1%未満ではフッ
素変性シリコーン化合物と疎水化処理粉末との相互作用
による効果が発現されないため、望ましくない。
本発明のフッ素変性シリコーン化合物以外の油分として
は、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、マイクロ
クリスタリンワックス、オシケライト、セレシン、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、
イソステアリン酸、セチルアルコール、ヘキサデシルア
ルコール、オレイルアルコール、2−エチルヘキサン酸
セチル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、ミリスチ
ン酸〜2−オクチルドデシル、ジー2−エチルヘキサン
酸ネオペンチルグリコール、トリー2−エチルヘキサン
酸グリセロール、オレイン酸−2−オクチルドデシル、
ミリスチン酸イソプロピル、トリイソステアリン酸グリ
セロール、トリヤシ油脂肪酸グリセロール、オリーブ油
、アボガド油、ミツロウ、ミリスチン酸ミリスチル、ミ
ンク油、ラノリン等の各種炭化水素、シリコーン油、高
級脂肪酸、油脂類、エステル類、高級アルコール、ロウ
類を挙げることができる。
これらの中から一種または二種以上が任意に選択されフ
ッ素変性シリコーン化合物と組み合わされて固型粉末化
粧料に配合きれる。なお、本発明においてはフッ素変性
シリコーン化合物のみを用いることも可能である。
本発明に用いられる疎水化処理粉末の粉末は通常化粧品
に用いられている粉末ならば、どんなものでも構わない
。例えばタルク、カオリン、セリサイト、白雲母、合成
雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バーミキ
ュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、珪ソウ
土、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸ア
ルミニウム、ケイ酸バリウム、硫酸バリウム、ケイ酸ス
トロンチウム、タングステン酸金属塩、シリカ、ヒドロ
キシアパタイト、ゼオライト、窒化ホウ素、セラミクス
パウダー等の無機粉末、ナイロンパウダー、ポリエチレ
ンパウダー、ベンゾグアナミンパウダー、四弗化エチレ
ンパウダー、ジスチレンベンゼンビンホールボリマーパ
ウダー 微結晶セルロース等の有機粉体、酸化チタン、
酸化亜鉛等の無機白色顔料、酸化鉄(ベンガラ)、チタ
ン酸鉄等の無機赤色顔料、7−酸化鉄等の無褐色系顔料
、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カー
ボンブラック等の無機黒色系顔料、マンゴバイオレット
、コバルトバイオレット等の無機紫色顔料、酸化クロム
、水酸化クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料
、群青、紺青等の無機青色系顔料、酸化チタンコーテッ
ドオキシ塩化ビスマス、オキシ塩化ビスマス、酸化チタ
ンコーテッドタルク、魚鱗箔、着色酸化チタンコーテッ
ド雲母等のバール顔料、ベントン等の粘土鉱物、アルミ
ニウムパウダー、カッパーパウダー等の金属粉末顔料、
赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色20
5号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤
色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205
号、黄色401号及び青色404号等の有機顔料、赤色
3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤
色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205
号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号
、緑色3号及び青色1号のジルコニウム、バリウム又は
アルミニウムレーキ等の有機顔料、クロロフィル、β−
カロチン等の天然色素等が用いられるが、これに限定さ
れるものではない。
疎水化処理の方法は、メチルハイドロジエンポリシロキ
サン、高粘度シリコーンオイル、シリコーン樹脂等のシ
リコーン化合物による処理、アニオン活性剤、カチオン
活性剤等の界面活性剤による処理、ナイロン、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリエチレン、テフロン、ポリアミ
ノ酸等の高分子化合物による処理、金属石鹸、親油性ワ
ックス、多価アルコール部分エステル又は完全エステル
等による処理等がある。
但し一般に粉末の疎水化処理に適用できる方法であれば
良く、これらの方法に限定されるものではないが本発明
に用いられるフッ素変性シリコーン化合物との親和性を
考えれば、シリコーン化合物による疎水化処理が、粉末
と油分のなじみという観点から見れば、最も好ましい。
本発明に用いられるシリコーン処理粉末は下記一般式I
Iおよび/またはIIIで表されるシリコーン化合物を
用いて焼き付は処理、メカノケミカル処理、気相処理を
単独または複合組合せ(式I■中、Rは水素、低級アル
キル基、フェニル基、RI  R2は水素、低級アルキ
ル基、フェニル基、ベンジル基、シクロヘキシル基、ナ
フチル基、水酸基またはフルフリル基を示し、互いに同
一でも異なっても良<、繰り返し単位で異なってもかま
わない。式III中R3は水素またはメチル基を、R4
はメチル基またはエチル基を示す。nは整数、mは3〜
6の整数である。)本発明のシリコーン処理方法につい
て具体的に述べる。特公昭41−9890は動植物、鉱
物性粉末表面にシリコーン樹脂塗布材を被覆し、乾燥焼
き付けするものである。特公昭45−2915では、タ
ルク、マイカ等の粉末と、分子鎖中にケイ素と直接結合
する水素を有するシリコーンとをブレンダー混合等の単
純付着後、加熱焼き付けするものである。特公昭45−
18999では、タルクにジメチルポリシロキサンまた
はメチルハイドロジエンポリシロキサンを有機溶剤に溶
解後、接触付着させ、その後必要に応じてメチルハイド
ロジエンポリシロキサンの架橋重合触媒として亜鉛オク
タノエートのような物質を加え、焼き付けする技術が開
示されている。特公昭49−1769は二酸化チタンに
各種アルキルポリシロキサンを直接被覆、乳化被覆また
は溶剤溶液被覆させ、必要に応じて総炭素数6以上のエ
ステル化合物を併用し、乾燥後焼き付けするものである
。特公昭56−43264に開示きれている処理方法は
前記粉末の一種または二種以上に金属水酸化物の一種ま
たは二種以上を混合粉砕せしめ、粉末表面に均一に接合
した後、メチルハイドロジエンポリシロキサンをメカノ
ケミカル反応により粉末表面上に均一に架橋重合させる
ものである。特開昭60−163973の処理方法は前
記粉末の一種または二種以上に酸性物質を一種または二
種以上混合し、粉末表面でオルガノハイドロジエンポリ
シロキサンを反応させ架橋重合させるものである。特開
昭61−189211にある処理方法は前記式II中の
RI  R2が低級アルキル基またはフェニル基でnが
300〜2000である高粘度シリコーン油で粉末をメ
カノケミカル処理することによって得られるものである
。特開昭61−268763では粉末表面の活性を利用
し、気相処理により100’ C以下の低温で環状オル
ガノシロキサンを粉末表面上で重合させる技術が開示さ
れている。また、特開昭63−113081.63−1
13082では、5i−H基を少なくとも1個持つシリ
コーン皮膜で粉末を被覆した後、この5i−H基と反応
することのできる化合物を付加反応させてシリコーンポ
リマーにペンダント基を導入させた改質粉体を得る技術
が開示されている。
本発明におけるシリコーン処理は上記方法を単独あるい
は組合せて行なういずれの方法でもかまわない。
本発明において疎水化処理粉末は30〜99重量%の範
囲で使用可能であるが、好ましくは50〜92重量%で
ある。30重量%未満では固型粉末料が著しくべとつき
好ましくない。
本発明の固型粉末化粧料には上記した必須成分に加えて
、必要に応じ適宜、未処理の体質顔料、着色顔料などの
粉末、水、界面活性剤、保湿剤、低級アルコール、増粘
剤、香料、酸化防止剤、防腐防黴剤等、通常化粧料にも
ちいられる成分を発明の効果をそこなわない範囲で配合
することができる。
性にも優れているという特徴をもつ、化粧持ちの総合評
価に優れた固型粉末化粧料であった。
ざらに、その使用感触はなめらかであり、また安定性的
にも非常に優れた固型粉末化粧料であった。
[実施例1 次に実施例を挙げて本発明をざらに詳しく説明するが、
本発明は、これらに限定されるものではない。配合量は
いずれも重量%を表す。なお化粧料の性能は、第1表に
上げた項目について、専門パネル15名による5段階評
価で確認した。
[発明の効果] 本発明のフッ素変性シリコーン化合物の一種または二種
以上と疎水化処理粉末の一種または二種以上を配合する
ことを特徴とした固型粉末化粧料は、耐水性、耐汗性の
みならず、耐皮脂評価結果は、15名の平均値に基づい
て、次の記号により示した。
0・・・・・・・・・4.5以上5.0までO・・・・
・・・・・3.5以上4.5未満△・・・・・・・・・
2.5以上3.5未満× ・・・・・・・・・1.5以
上2.5未満Xx・・・・・・・・・1.0以上1.5
未満実施例1、比較例1〜2 以下の各成分からDry使用、Wet使用どちらにも使
用できる両用タイプパウダーファンデーションを調製し
た。
(以下余白) (製造方法) 成分1〜5をヘンシェルミキサーで混合し、この混合物
に対してして成分6〜11を加熱混合したものを添加し
混合する。このものをバルベライザーで粉砕し、中皿に
加圧成型して、両用タイプパウダーファンデーションを
調製した。
表2より明らか、なように、本発明のフッ素変性シリコ
ーン化合物を配合してなる両用タイプパウダーファンデ
ーション(実施例1)は、取れ、密着感に優れ、耐汗耐
水性と耐皮脂性に優れた化粧持ちの良好な両用ファンデ
ーションであった。一方、本発明のフッ素変性シリコー
ン化合物を用いないで、油分として直鎮ジメチルポリシ
ロキサンを用いた比較例1は、耐汗耐水性については、
実施例1に比較し遜色のないものであったが、耐皮脂性
は充分なものではなく、総合的に見た化粧持ちの評価も
満足できるものではなかった。ざらに、油分に炭化水素
系、及びエステル系油分を組合せて配合した比較例2は
耐汗耐水性、耐皮脂性ともに実施例1に比較し、大きく
劣る結果であった。
実施例2、比較例3 以下の成分から、油性タイプファンデーションを調製し
た。
(製造方法) 成分1〜6をヘンシェルミキサーで混合する。別に、成
分7〜12を70〜80’ Cで加熱融解後混合する。
これに予め混合しておいた1〜6を加え撹拌機で分散す
る。このものをローラーで処理し、練ったものを再加熱
して再溶解する。脱泡後、13を添加し、緩やかに撹拌
操作し混合する。これを85〜90°Cに加熱し、中皿
に流し込んで冷却固化し、固型状(コンパクト状)油性
ファンデーションを調整した。
表3より明らかなように、本発明のフッ素変性シリコー
ン化合物と疎水化処理粉末を配合してなる油性ファンデ
ーションは、油分量が多いにもかかわらず、耐皮脂性に
優れており化粧持ちの良いさっばりとした使用感触の、
さらには経時での色くすみの小ざいファンデーションで
あった。これに対し、本発明のフッ素変性シリコーン化
合物を用いない比較例3は、耐水性、耐汗性はまずまず
の評価であったが、耐皮脂性が悪く、化粧持ちが顕著に
劣るものであった。
ており油性ファンデーションの製造工程および充填成型
工程での加熱工程においても酸化劣化することのない安
定性の良好なものであった。
実施例3、比較例4 以下の各成分から、Dry使用、Wet使用どちらにも
使用できる、両用タイプアイシャドーを調製した。
(以下余白) また、本発明に用いられるフッ素変性シリコーン化合物
は、熱酸化安定性に非常にすぐれ(製造方法) 成分1〜6をヘンシェルミキサーで混合し、この混合物
に対してして成分7〜12を加熱混合したものを添加し
混合する。このものをパルベライザーで粉砕し、中皿に
加圧成型して、両用タイプアイシャドーを調製した。
表4より明らかなように、本発明のフッ素変性シリコー
ン化合物を配合してなる実施例3の両用タイプアイシャ
ドーは、耐水耐汗性、耐皮脂性に優れた安定性の良、好
なアイシャドーであり、総合的な化粧持ちに優れたもの
だった。これに対し、本発明のフッ素変性シリコーン化
合物を用いず、直鎖状のシリコーンオイルと疎水化処理
粉末を組合せて処方構成した比較例4は、耐水耐汗性に
優れていたものの、耐皮脂性が悪く、特に脂性肌パネル
でこの傾向が顕著に認められた。
実施例4、比較例5〜6 以下の各成分から、固型白粉を調製した。
笛ぢ害 (製造方法) 成分1〜5をヘンシェルミキサーで混合し、この混合物
に対してして成分6〜11を加熱混合したものを添加し
混合する。このものをバルベライザーで粉砕し、中皿に
加圧成型して、両用タイプパウダーファンデーションを
調製した。
表5より明らかなように、本発明のフッ素変性シリコー
ン化合物を配合してなる固型白粉は、耐水耐汗性、耐皮
脂性に優れた新しい固型白粉であった。
特許出願人  株式会社 資生堂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)下記一般式[ I ]で示されるフッ素変性
    シリコーン化合物の一種または二種以上と、(B)疎水
    化処理粉末の一種または二種以上を配合することを特徴
    とする固型粉末化粧料。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式[ I ]中n、mは平均数で、nは1〜150、m
    は0〜150の数である。aは0〜5の整数であり、R
    fは炭素数1〜8のパーフロロアルキル基を表わす。)
  2. (2)疎水化処理粉末がシリコーン処理粉末である請求
    項(1)記載の固型粉末化粧料。
JP11627989A 1989-05-10 1989-05-10 固型粉末化粧料 Expired - Lifetime JP2796991B2 (ja)

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