[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH02286614A - アセトアミノフェン製剤 - Google Patents

アセトアミノフェン製剤

Info

Publication number
JPH02286614A
JPH02286614A JP1108596A JP10859689A JPH02286614A JP H02286614 A JPH02286614 A JP H02286614A JP 1108596 A JP1108596 A JP 1108596A JP 10859689 A JP10859689 A JP 10859689A JP H02286614 A JPH02286614 A JP H02286614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antacid
acetaminophen
coated
acetoaminophene
preparation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1108596A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Ito
俊一 伊藤
Naoyuki Uenishi
上西 直幸
Fumio Iwata
岩田 文雄
Shinichiro Hirai
真一郎 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP1108596A priority Critical patent/JPH02286614A/ja
Publication of JPH02286614A publication Critical patent/JPH02286614A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、食品・医薬品などの分野において、アセトア
ミノフェンと制酸剤を配合した固形状製剤の製造に用い
ることができる、アセトアミノフェンと制酸剤との配合
変化を抑制した固形製剤に関する。
特に、アセトアミノフェンと制酸剤を配合することによ
り生じる変色を防止した製剤に関する。
従来の技術 従来から、配合変化を生じる成分を製剤化するには、例
えば錠剤の場合、各成分の群を別々に製造した後、積層
錠や有核錠とし両者を分離するのが一般的であった。
しかしながら、積層錠や有核錠とする製造方法は打錠に
時間がかかるという欠点がある。
更に、製造技術が難しく、また、各成分の郡の重量的な
バランス調整が必要となり必要以上に大きな錠剤となる
ことがあるなど多くの問題点が残っている。
発明が解決しようとする課題 一般に、食品・医薬品などの、製剤分野に於いて、アセ
トアミノフェンは他の薬剤などと共に制酸剤と配合され
ることがある。
アセトアミノフェンを含む各種薬剤成分と制酸剤とを配
合した製剤について本発明者らは鋭意研究したところ、
製剤の保存状態が悪い場合にこの配合製剤が着色するこ
とを知見した。
これを基に更に検討したところ、この着色は配合成分の
うちでも特に、アセトアミノフェンと制酸剤の両者の配
合変化によることが明らかになった。
アセトアミノフェンは、制酸剤の固体塩基度や固体酸度
及び制酸剤の組成を構成している金属類、例えばアルミ
ニウム、マグネシウム及びカルシウムなどと配合変化し
、変色が生じるものと推定される。
本発明の目的は、従来技術に示したような問題点を解消
し、アセトアミノフェンと制酸剤との配合変化が抑えら
れた商品価値の高い製剤を提供することにある。
課皿欠■扱工玉亙及少手且 本発明者等は、アセトアミノフェンと制酸剤を含む製剤
の配合変化(特に着色)の抑制方法を種々検討したとこ
ろ、アセトアミノフェンおよび制酸剤の少なくとも一方
を被覆剤で被覆することにより着色変化が抑えられるこ
とを見出し、さらに検討を加え、本発明を完成するに至
った。
すなわち、本発明はアセトアミノフェンおよび制酸剤の
うち少なくとも一方が被覆剤で被覆された、アセトアミ
ノフェンおよび制酸剤を含む製剤に関する。
本発明で使用することのできるアセトアミノフェンは、
別名パラセタモールと呼ばれる非ピリン系の鎮痛薬(日
本薬局方収載品)である。
一方、制酸剤としては、通常医薬として配合が認められ
ている制酸剤類はいずれも用いることができる。
このような制酸剤としては、例えば、乾燥水酸化アルミ
ニウムゲル、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸マ
グネシウム、合成ケイ酸アルミニウム、合成ヒドロタル
サイト、酸化マグネシウム、水酸化アルミナマグネシウ
ム(水酸化マグネシウム、硫酸アルミニウムカリウムの
共沈生成物)、水酸化アルミニウムゲル、水酸化アルミ
ニウム・炭酸水素ナトリウム共沈生成物[例クムライト
(協和化学工業(株)製)コ、水酸化アルミニウム・炭
酸マグネシウム混合乾燥ゲル、水酸化アルミニウム・炭
酸マグネシウム・炭酸カルシウム共沈生成物、水酸化マ
グネシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸マグネシウム、
沈降炭酸カルシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウ
ム、無水リン酸水素カルシウム、リン酸水素カルシウム
、烏賊骨、石決明、ボレイ、アミノ酢酸、ジヒドロキシ
アルミニウムアミノアセテート(アルミニウムグリシネ
ート)などが挙げられる。
制酸剤は、他の成分との配合性並びに配合量等との関係
から適宜選択され、単独で用いてもまた2種以上を適宜
組み合わせて用いてもよい。
本発明の製剤においては前記制酸剤のうちアルミニウム
、マグネシウム及びカルシウムの金属を1種または2種
以上を含むものが、特に着色しやすいので、被覆剤によ
る配合変化抑制効果が大きい。
本発明の製剤において、アセトアミノフェンに対する制
酸剤の配合量(制酸剤を2種以上を組み合わす場合その
合計ji)は、アセトアミノフェン1重量部に対して、
約0.05重量部以上、通常0.05〜100重量部の
範囲である。
アセトアミノフェンおよび制酸剤のうち少なくとも一方
を被覆する被覆剤はその目的を達成できれば何でもよい
例えば、特開昭51−210012の酸性領域でのみ可
溶な被覆剤で被覆してもよく、特開昭62−27732
2の実施例にある腸溶性の被覆剤で被覆してもよい。
また、人に対する安全性等の面から水溶性の被覆剤で被
覆するのが望ましく、好ましくは水溶性セルロースが用
いられる。
このような被覆剤としては、例えば、ヒドロキシプロピ
ルセルロース(以後、RPCと記載することもある。)
、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(以後、TC−
5と記載することもある。)。
メチルセルロースなどの水溶性セルロースが挙げられる
また、その他のものとしてはゼラチン、エチルセルロー
ス、ヒドロキシブ口ピルメチルセルロースフタレート(
以後、HP−55と記載することもある。)、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、
カルボキシメチルエチルセルロース、酢酸フタル酸セル
ロース、セラック、アルギン酸ナトリウム、アクリル系
コーポリマー、ポリビニルアセタールジエチルアミノア
セテート(以後、AEAと記載することもある。)。
ワックス類等が挙げられる。
これらは単独で用いても、また2種以上を適宜組合せた
り、1層または、多層の被覆剤として用いてもよい。
更に、被覆剤に他の成分例えば被覆助剤(例えば、ポリ
エチレングリコール、硬化ヒマシ油なと)、増量剤(例
えば、乳糖、グラニラ糖、デンプン類など)、着色剤(
例えば、タール色素、カラメル、ベンガラ、酸化チタン
、リボフラビン類など)、矯味剤(例えば、甘味剤、香
料など)等を混入してもよい。
本発明の製剤において、使用する被覆剤の量はアセトア
ミノフェンおよび制酸剤の形状(例えば、粒状か粉末状
か)によって異なってくるが、被覆されるべきアセトア
ミノフェン及び/または制酸剤の通常0.1〜50重量
%、特に0.5〜10重量%が好ましい。
また、−船釣には、アセトアミノフェン及び/または制
酸剤の粒径が小さくなるほど被覆剤の使用量が相対的に
増加する。
被覆剤の量が0.1重量%来溝であれば、被覆効果にバ
ラツキを生じたり、素錠な製造するときの打錠圧により
被覆剤が破壊されその効果を失う場合がある。
他方、50重量%を越えたの場合、その製造コストが高
くなり商品としての価値がなくなることがある。
本発明の製剤は、アセトアミノフェンと制酸剤を含有し
てなる広範囲の医薬品、医薬部外品、食品等に適用され
る。
医薬品としては、例えば、かぜ薬、解熱・鎮痛薬があげ
られる。
例えば、かぜ薬に適用される場合、主薬とじては例えば
、マレイン酸クロルフェニラミン、ノスカピン、リン酸
ジヒドロコデイン、di−塩酸メチルエフェドリン、ク
エン酸チペビジン、カフェイン、ヒベンズ酸チペピジン
、臭化水素酸デキストロメトルファン、L−アスコルビ
ン酸ナトリウム、グアヤコールスルホン酸カリウム、ア
スピリン、葛根湯乾燥エキス、カンゾウエキス等が配合
される。
また、本発明の製剤を製造する際、アセトアミノフェン
および制酸剤の個々の被覆効果を損なわない程度の量で
、通常使われている添加剤、例えば賦形剤(例えば、乳
糖、デンプン類、結晶セルロース、タルク、グラニラ糖
など)、結合剤(例えば、ゼラチン、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
プルランなど)、崩壊剤[例えば、カルボキシメチルセ
ルロースカルシウム、クロスリンクドカルボキシメチル
セルロースナトリウム(例、アクリジル(脂化成製))
クロスリンクドインソルブルポリビニルピロリドン(例
、コリトンCL (BASF製))、部分アルファー化
デンプンなど]、滑沢剤(例えば、ステアリン酸マグネ
シウムなど)、着色剤(例えば、タール色素、カラメル
、ベンガラ、酸化チタン、リボフラビン類など)、矯味
剤(例えば、甘味剤、香料など)を製剤中に自由に配合
してもよい。
本発明の製剤では、少なくとも一方を被膜剤で被膜した
アセトアミノフェンおよび制酸剤を共存させればよく、
常法により両成分を混和等することができる。
本発明の場合、アセトアミノフェンおよび制酸剤を個々
に単独で被覆してもよいが、要すれば適当な段階で、他
の主薬や前記したような添加剤を加えてもよい。
例えば、アセトアミノフェンとノスカピンを、必要なら
ば他の主薬及び添加剤と共に乾燥状態及び/または湿潤
状態で混合したのち、必要ならば他の主薬及び添加剤と
共に造粒する。
一方、制酸剤についても同様に、例えばカフェインと共
に、必要ならば他の主薬及び添加剤と共に乾燥状態及び
/または湿潤状態で混合したのち、必要ならば他の主薬
及び添加剤と共に造粒する。
アセトアミノフェンと制酸剤の各校の一方または両方を
それぞれ前記した被覆剤で被覆し、必要ならば、他の主
薬及び添加剤と共に例えば錠剤とする。
更に、具体的には、本発明の好ましい態様のひとつとし
て、本発明の製剤が即効性のかぜ薬や鎮痛剤の錠剤に適
用される場合、アセトアミノフェンその他の主薬及び崩
壊剤、賦形剤及び結合剤等を適宜添加し、水あるいは適
当な溶媒を加え造粒し、乾燥した顆粒状粉末を作製する
一方、制酸剤を水あるいは適当な溶媒で溶解あるいは分
散した被覆剤により被覆し顆粒状粉末を作製する。
アセトアミノフェンの顆粒状粉末と被覆剤で被覆された
制酸剤の顆粒状粉末に崩壊剤、結合剤及び滑沢剤等を混
合し、打錠(打錠圧:0.5〜3トン/Cイ程度、好ま
しくは約1〜2.5トン/Cη?)を行ない所望の錠剤
を製造することができる。
この場合、内服後10分以内さらには5以内の崩壊時間
の達成も可能である。
また、これらの錠剤に先に記載した本発明に用いること
のできる被覆剤、被覆助剤、着色剤及び矯味剤等により
フィルムコーティング錠とすることもできる。
同様に、ショ糖糖衣液等を用いる糖衣錠や、ゼラチン等
の空カプセルに充填されるカプセル剤、さらには顆粒剤
等においても、本発明の製剤を用いることによりアセト
アミノフェンと制酸剤の配合変化を防止できることはい
うまでもない。
発明の効果 本発明のアセトアミノフェン及び/または制酸剤を個々
に被覆し配合した製剤は安定で、保存中にアセトアミノ
フェンと制酸剤の配合変化が抑制され、品質上の経時変
化が極めて少ない。
また、本発明の製剤は、例えば錠剤の場合では積層錠や
有核錠としなくてよく、製造が簡単で原価が安い。
更に、本発明の製剤はアセトアミノフェンと制酸剤を同
一の系で混合できるため、混合バラツキが小さく、製造
も簡単となる利点がある。
加えて、本発明では制酸剤が配合されていることにより
胃に穏やかなアセトアミノフェン配合製剤が提供できる
という効果も併せて奏する。
大旗± 次に実施例、参考例及び実験例を挙げて本発明をさらに
具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
[実施例1コ 制酸剤として合成ヒドロタルサイトを選び、乳鉢に40
g入れ無水カフェイン8gと共に混合し、別に調製して
いたTC−5の10%水溶液40gで十分に混和する。
得られた練合物を16メツシユ(1000μm)で篩分
し、40 ’Cで16時間真空乾燥した。
得られたTC−5で被覆された合成ヒドロタルサイトと
無水カフェインの組成物は柱状の顆粒であった。
得られた顆粒1gにアセトアミノフェンを9g及びステ
アリン酸マグネシウム0.1 gをポリ袋に入れよく振
り混ぜて混合し、オートグラフ(隔環製作所製、lS−
5000)を用い圧縮圧1トン/ c rt?で成形し
1錠500mg、直径13mmφの錠剤とした。
[参考例1コ 制酸剤として合成ヒドロタルサイトを選び、無水カフェ
イン、アセトアミノフェン及びステアリン酸マグネシウ
ムを実施例1と同じ比率で混合し、実施例1と同じ成形
条件で錠剤を得た。
[実施例2コ 制酸剤として炭酸マグネシウムを選び、バーチカルグラ
ニユレータ(富士産業製)に1800g。
さらにトウモロコシデンプン600g、結晶セルロース
300g、RPC150g及びプルロニック45gを入
れ均一に混合し、水を適宜加えて湿式造粒したのち、造
粒機(菊水製作所製)及びマルメライザー(不二パウダ
ル製)さらに真空乾燥機(楠木機械製)を用い、直径約
0.8mm0球形顆粒を得た。
この顆粒2500gを流動層コーテイング機(富士産業
製)を用いてAEA600g、タルク250g、エチル
アルコール3000g、アセトン3000gをコーテイ
ング液として被覆した。
得られた被覆顆粒は、日本薬局方の顆粒の崩壊試験法に
準じて第1液及び第2液を用いて崩壊試験を行なった結
果、第1液では10分て崩壊し、第2液では2時間でも
崩壊しなかった。
この被覆顆粒300gに別途調製していた下記のアセト
アミノフェンの顆粒を300gと結晶セルロース97g
及びステアリン酸マグネシウム3gをポリ袋で混合し、
ピュアプレス・コレクト19K(菊水製作所製)を用い
、圧縮圧1トン/Cイで打錠し1錠235mg、直径9
mmφの錠剤とした。
錠剤の表面はなめらかで品質上問題のない製品が得られ
た。
(アセトアミノフェンの顆粒) アセトアミノフェン   900g 無水カフェイン      75g 乳糖          325g トウモロコシデンプン  100g HP0          70g 上記成分をバーチカルグラニユレータに入れ、水300
gを添加し練合する。
練合物を流動乾燥機(富士産業製)を用い送風温度70
℃の条件で乾燥した。
乾燥物をパワーミル(昭和化学機械製、1.5m1nφ
パンチングスクリーン付き)で粉砕し顆粒とした。
[参考例2コ 実施例2において製造した制酸剤の被覆していない球形
顆粒250gを用い、他は実施例2と同じ方法で同様の
錠剤を製造した。
[実施例3] ノンバレル(20〜28メツシユ)2100gをCF装
置(フロイント社製)に入れ、室温でHpc水溶液(3
%(W/V))2000mlを25m1/分で噴霧しな
がら、あらかじめ混和して得られた下記組成の散布剤を
15g/分で散布コーティングし、真空乾燥機で乾燥し
、丸部で12〜32メツシユの球形有核顆粒を得た。
(散布剤) アセトアミノフェン   400g 00gグラニラ     400g トウモロコシデンプン  400g 得られた球形有核顆粒から3000gをサンプリングし
、流動層コーテイング機(大川原社製)に入れ、下記の
腸溶性コーテイング液を50m1/分で噴霧して腸溶性
顆粒を得た。
得られた腸溶性顆粒は、コーティング中の粒破壊や粒ど
うしの付着がほとんどなく、均一に腸溶性被膜により被
覆され、第11改正日本薬局方に規定される崩壊試験法
における耐酸性(第1液)及び崩壊性(第2液)試験に
適合した。
(腸溶性コーテイング液) HP−55780g マクロゴール6000    8g セラック        120g アセトン      13000g エタノール      2400g 得られた腸溶性顆粒300gにジヒドロキシアルミニウ
ムアミノアセテート300gと結晶セルロース291g
及びステアリン酸マグネシウム9gをポリ袋で混合し、
ピュアプレス・コレクト19K(菊水製作所製)を用い
、圧縮圧2トン/Cη?で打錠し1錠300mg、直径
10mmφの錠剤とした。
錠剤の表面はなめらかで品質上問題のない製品が得られ
た。
[参考例3コ 実施例3において、製造した腸溶性被膜を施していない
アセトアミノフェンの球形有核顆粒300gを用い、他
は実施例2と同じ方法で同様の錠剤を製造した。
[実施例4] 制酸剤としてクムライトを選び、流動造粒乾燥機(富士
産業製)に1800g入れ別に調製していたRPCの3
%水溶液を20g/分でスプレーしながら流動コーティ
ングし操作時間1及び3時間の被覆検体−1及び−2を
それぞれ作製した。
得られた被覆検体−1及び−2をそれぞれ280gタン
ブラ−ミキサー(昭和化学機械製)にとり、別途調製し
ていたアセトアミノフェンの整粒束1440g、低水分
の結晶セルロース(結晶セルロースを乾燥したもの)!
578g、アクジゾル90g及びステアリン酸マグネシ
ウム12gを追加し混合した。
混合床をピュアプレス・コレクト19Kを用い、圧縮圧
1.5トン/ c tn2で打錠し1錠480 m g
、長径は15mm、短径は6−5mm、厚み6mm、崩
壊時間は1.5分(日本薬局方)のオブコングの錠剤を
得た。
(アセトアミノフェンの整粒束) アセトアミノフェン     900  gノスカビン
          48   gマレイン酸クロルフ
ェニラミン  7.5 gリン酸ジヒドロコデイン  
  24   g塩酸メチルエフェドリン    60
   g無水カフェイン        75   g
結晶セルロース       131.5gトウモロコ
シデンプン     72   gアクジゾル    
      72 3RPC50g 上記成分をバーチカルグラニユレータに入れ、水300
gを添加し練合する。
練合物を流動乾燥機(富士産業製)を用い送風温度70
℃の条件で乾燥した。
乾燥物をパワーミル(昭和化学機械製、1.5mmφパ
ンチングスクリーン付き)で粉砕し整粒束とした。
[参考例4コ 実施例4において被覆した制酸剤(被覆検体−1及び−
2)のかわりに未処理のクムライトをを用い、他は実施
例4と同じ方法で同様の錠剤を製造した。
[実施例5コ 実施例3で得たアセトアミノフェンの腸溶性顆粒と、実
施例4で得たクムライトの被覆検体−2を各100g小
型のV型混合機(自家製)で5分間混合し、該混合粒を
、カプセル充填8N(パークデービス社製)を用いて1
号硬カプセルに各370mg充填しカプセル剤を得た。
得られた硬カプセル剤は日本薬局方のカプセル剤の試験
に合格した。
[参考例5] 実施例3において製造した腸溶性被膜を施していないア
セトアミノフェンの球形顆粒と、未処理のクムライトを
各100g使用し、実施例5の方法で1号硬カプセル剤
を得た。
得られた硬カプセル剤は日本薬局方のカプセル剤の試験
に合格した。
[実施例6] 実施例3において製造した腸溶性被膜を施していないア
セトアミノフェンの球形顆粒と、実施例2で得た炭酸マ
グネシウムのAEA被覆顆粒を各100g小型のV型混
合機で混合した。
得られた混合顆粒剤は、日本薬局方の顆粒剤の試験に合
格した。
[参考例6コ 実施例3において製造した腸溶性被膜を施していないア
セトアミノフェンの球形顆粒 と、実施例2て得た炭酸マグネシウムの被覆していない
球形顆粒を各100g使用し、実施例6の方法で顆粒剤
を得た。
得られた顆粒剤は日本薬局方の顆粒剤の試験に合格した
[実験例1コ 実施例1乃至4及び参考例1乃至40錠剤をシャーレに
とり、キセノンフェトメーター(10万ルクス、スガ試
験機製)照射20時間行ない外観変化を観察した結果、
アセトアミノフェン及び/または制酸剤を被覆した錠剤
はいずれも変色がなく、配合変化防止効果を認めた。そ
の結果を表−1に示す。
表−1 を認めた。その結果を表−2に示す。
表−2 [実験例2コ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)アセトアミノフェンおよび制酸剤のうち少なくとも
    一方が被覆剤で被覆された、アセトアミノフェンおよび
    制酸剤を含む製剤。 2)制酸剤が被覆剤で被覆された請求項1)記載の製剤
    。 3)アセトアミノフェンが被覆剤で被覆された請求項1
    )記載の製剤。 4)アセトアミノフェン及び制酸剤が個々に被覆剤で被
    覆された請求項1)記載の製剤。
JP1108596A 1989-04-26 1989-04-26 アセトアミノフェン製剤 Pending JPH02286614A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1108596A JPH02286614A (ja) 1989-04-26 1989-04-26 アセトアミノフェン製剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1108596A JPH02286614A (ja) 1989-04-26 1989-04-26 アセトアミノフェン製剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02286614A true JPH02286614A (ja) 1990-11-26

Family

ID=14488814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1108596A Pending JPH02286614A (ja) 1989-04-26 1989-04-26 アセトアミノフェン製剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02286614A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05148139A (ja) * 1991-11-29 1993-06-15 Lion Corp イブプロフエン含有解熱鎮痛剤
US5409709A (en) * 1991-11-29 1995-04-25 Lion Corporation Antipyretic analgesic preparation containing ibuprofen
JP2011068584A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Lion Corp アセトアミノフェン含有製剤の製造方法及びアセトアミノフェン含有製剤パッケージ
JP2011111393A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Lion Corp 内服固形製剤
JP2012051831A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Fancl Corp 混合顆粒剤の製造方法
JP2021107337A (ja) * 2019-12-27 2021-07-29 ライオン株式会社 内服医薬製剤及び固形医薬製剤

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05148139A (ja) * 1991-11-29 1993-06-15 Lion Corp イブプロフエン含有解熱鎮痛剤
US5409709A (en) * 1991-11-29 1995-04-25 Lion Corporation Antipyretic analgesic preparation containing ibuprofen
JP2011068584A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Lion Corp アセトアミノフェン含有製剤の製造方法及びアセトアミノフェン含有製剤パッケージ
JP2011111393A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Lion Corp 内服固形製剤
JP2012051831A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Fancl Corp 混合顆粒剤の製造方法
JP2021107337A (ja) * 2019-12-27 2021-07-29 ライオン株式会社 内服医薬製剤及び固形医薬製剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6092936B2 (ja) 口腔内崩壊錠の製造方法
JP4868695B2 (ja) 崩壊性が良好な経口製剤
JP5409382B2 (ja) 口腔内崩壊錠
JPH0251402B2 (ja)
HU228864B1 (en) Flash-melt oral dosage formulation
KR101740105B1 (ko) 경구용 의약 조성물
US5814339A (en) Film coated tablet of paracetamol and domperidone
JP7336388B2 (ja) 錠剤及びその製造方法
JP5201819B2 (ja) 固形組成物
JP2018118966A (ja) 3位が置換されたγ−アミノ酪酸誘導体を含有する圧縮固形医薬組成物。
JP5490347B2 (ja) 経口投与用製剤
JP5663238B2 (ja) 内服固形製剤及びその製造方法
JPH02286614A (ja) アセトアミノフェン製剤
KR101677775B1 (ko) 붕괴성 및 용출성에 우수한 내복용 정제
JP2013216701A (ja) 経口投与用製剤
KR20180098282A (ko) 압축 성형 제제
JP2000063269A (ja) 固形製剤
JP7419057B2 (ja) 錠剤及びコーティング錠
KR20010072577A (ko) 레보시멘단과 알긴산을 포함하는 안정한 조성물
EP0319074A1 (en) Pharmaceutical composition and process for its preparation
JP2017066133A (ja) 安定性及び速効性の高いイブプロフェン含有固形製剤
WO2011040195A1 (ja) 不快味マスキング粒子及びこれを含有する経口製剤
JP7274825B2 (ja) 錠剤及びその製造方法
JP2019019128A (ja) フィルムコーティング錠
JP2003277266A (ja) 分配用混合粉体、及びそれを使用した錠剤またはカプセル