JPH02286195A - 洗濯機の布量検知方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、洗濯運転前の衣類を投入しない状態で布量初
期補正動作を補正ボタンを押すことによって行なわせそ
の補正動作の計測値で通常の布量計測結果を補正するこ
とによって精度の高い洗濯機用の布量検知方式に関する
。

〔従来の技術〕

従来の布量検知方式では、電源スィッチを１人」にした
あと、センサー（標準）ボタンを押してスタートボタン
を押すと一定量給水を行なった後。

布量検知動作を行ない、その計測結果を予めマイコンに
記憶させた基準値と比較し布量の多少を決定する。

またある洗濯機においては１回目の布量検知動作にて水
位を決定し、決定した水位まで給水した状態で再度布量
検知動作を行ない布量の再確認を行なった後、正規の動
作を行なわせるものがある。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来の技術では布量検知時の布の抵抗のバラツキは
ある程度配慮されているが、洗濯機のクラッチ部駆動部
のメカロス、モータ、コンデンサの電気特性等のバラツ
キについては配慮されておらず、洗濯機−合一台のバラ
ツキにより、布量検知の計測値が異なる布量計測の精度
が悪いという問題があった。

本発明の目的は洗濯機毎の布量計測値のバラツキを最小
限とすることにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、洗濯運転ｒｊｌｌ始前に初
期補正動作を行なわしめる補正ボタンを設置し、衣類を
投入する前にこのボタンを押し、布量検知動作を行なわ
せその計ｉ（＋１１結果をマイコンに記憶させ、通常の
布量検知動作時の計測値をその値によって補正してやる
ことによって、各洗濯機の持つ、機械的、電気的なバラ
ツキによる布量検知のバラツキを吸収できる精度の良い
、布量検知を行なうことができる。

〔作用〕

水無しの無負荷状態で初期補正動作を行なった場合の計
測値は、例えば、クラッチ部のロストルクの大きなもの
は、計測値（一実施例の場合のパルカ間時間ｔｓ）は短
くなる。もちろん通常の布量検知時においてもその計測
値ｔ１はロストルクの小さなものに比べ同じ洗濯物を入
れた場合でも短くなる。

従って、補正時の計測値を記憶しておけば、それによっ
て通常布量検知時の計測値を補正することは容易である
。

〔実施例〕

本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

本発明の一実施例を採用した洗濯機は第１図に示すよう
に、鋼板製の外枠１内には吊り捧２およびコイルバネや
弾性ゴムからなる防振装置３によって合成樹脂製の外槽
４を吊架する構成となっている吊り捧２および防振装置
３は４個設ける。

洗濯するための水を溜める外槽４内には、合成樹脂製の
洗濯兼脱水槽５を回転自在に設ける。洗濯兼脱水槽５に
は多数の脱水孔５ａを設け、中央底部にはパルセータ若
しくはアジテータからなる回転体６を回転可能に設ける
、洗い作業、およびすすぎ作業時には洗濯兼脱水槽５を
静止させ回転体６を時計方向および反時計方向に回転さ
せる。

また脱水運転時は洗濯兼脱水槽を一方向に回転させる。

回転体６および、洗濯兼脱水槽の回転は、駆動装置７に
より行なわれる。

駆動装置７はモータ８とこのモータ８の回転を、回転体
６若しくは洗濯兼脱水槽５に伝達するためのプーリ９ａ
やベルト９ｂからなる伝達手段９と洗いおよびすすぎ時
に回転体６のみを回転させたりあるいは、脱水時に洗濯
兼脱水槽５を回転させ・たりするクラッチ装ｒ！ｇｌｏ
とその切換を行なうソレノイド７ａと排水を司る排水装
置１２とからなる。

駆動装置７は外槽４の底面に鋼板製の支持板１５を用い
て固定する。外槽４には外槽４内の水の圧力を水位セン
サー２６に伝達するＰ、Ｓ　チューブ２７を接続する導
入口４ｃが設けである。

外枠１の上部には洗濯物を投入する投入口１９ａとコン
トローラ等の電気部品を収納する操作箱１９ｂとを形成
した合成樹脂製のトップカバー１９が設けである。投入
口１９ａには合成樹脂製のフタ２０を設ける。

操作箱１９ｂの上面には操作パネル２１が取付けてあり
、操作箱１９ｂ内には給水電磁弁２４を設ける。

操作箱１９ｂに配置した水位センサー２６は外槽４内の
水の圧力を検出することにより、規定水位まで水がたま
ったかどうか判定する。水位センサー２６にはコア、コ
イル、ばねなどから構成される。

洗濯、すすぎ、脱水等を制御するコントローラ部は収納
箱３１内に配置する。

操作パネル２１には、電源スイツチボタン２９および外
部操作スイッチ３０が配置されている。

第２図は操作パネル２１を示したものである。

以上の構成において、電源スイツチボタン２９を押して
電源スィッチをＯＮＬ、外部操作スイッチ３０の「セン
サー（標準）」ボタンを押すと、コントローラからの信
号で、給水電磁弁２６に通電され、洗濯兼脱水槽内に給
水される。この時ソレノイド７ａにも通電され脱水状態
となり、モータには０．５秒０Ｎ−４秒ＯＦＦで通電さ
れ洗濯着脱水槽はゆるやかな回転で一方向に回転し、洗
濯物にまんべんなく給水の水が掛かるようにしている。

水位の最低水位までの給水を水位センサーが検知すると
、給水電磁弁２６．ソレノイド７ａへの通電を停止し、
モータ８へ通電し撹拌を行なう。

この時クラッチ装置１０は脱水状態になっているため、
クラッチ装置１０を確実に洗い状態とししかも布を傷め
ないために布量検知撹拌より強く通常の撹拌より弱い反
転撹拌水流０．５　秒０Ｎ−０，５秒０ＦＦ８秒間動作
させた後布量検知撹拌を行なう。

布量検知行程は、０．４　秒０Ｎ−１秒０ＦＦＣ７１反
転撹拌を行なわせ、ＯＦＦ時に回転体６が惰性にて回転
した時のモータ８の逆起電力をモータ８駆動用コンデン
サ８ａの端子電圧にて検知し、これを直流矩形波パルス
に変換し、このパルス間の時間ｔｌｔ−測定して布量を
判定するものである。

すなわち洗濯物が多い場合は回転体６への抵抗が大きい
ため、惰性回転がさまたげられパルス間の時間ｔ１は長
くなり、洗濯物の量が少ない場合には逆にパルス間の時
間ｔ１は短くなる。パルス間の時間の計測は第３図に示
す回路で検出した両波検知のパルスの１発目のパルス（
■）と３発目のパルス（＠）の立上がり時間の幅ｔｌを
計測し、これを２０回繰返し合計の時間を予めマイコン
に記憶した洗濯量と時間の関係と、比較し、洗濯量を決
定し、洗濯量に応じた水位、洗い、脱水時間等を自動的
に設定し以降の運転を行なわせるものである。

また全波検知したパルスの２発目のパルス（））と４発
目のパルス（＠）の立上がり時間ｔ２を計測しても良い
。

本実施例によればパルスの全波検知を行ない１発目と３
発目或は２発目と４発目のパルスの立上がり時間を計測
しているため、パルス変換回路に使用しているツェナー
ダイオード（■）フォトカプラ（θ）等のバラツキによ
るパルス幅のバラツキを小さくすることができる。

更に本実施例では、補正ボタンを設けてあり。

洗濯開始前（洗濯物投入前）にこのボタンを押すことに
より、水がない状態で前述の布量検知行程を行なわせパ
ルス間時間ｔｌを計測し、マイコンに予め記憶させたパ
ルス間時間ｔ１　と比較しくｔｘ’　　　ｔｔ）を補正
時間としてマイコンに記憶し、それ以降の布量検知時の
パルス間時間１１に加えることにより、初期のクラッチ
装置１０．駆動装置７のロストルクのバラツキモータ８
．コンデンサ８ａの電気的特性および、パルス検知のた
めのツェナーダイオード（■）のバラツキ等を補正でき
るため精度の良い布量の計測を行なわせることができる
。この補正ボタンは専用に設けなくても例えばスタート
／−時停止ボタンを３秒以上押すことで兼用しても良い
。

他の実施例として布量検知時のパルス時間ｔ１の計測を
回転体６の時計方向回転と反時計方向回転時の各々で行
ない、各々の計測時間の合計をマイコンに記憶しいずれ
の値も予めマイコンで決められた値以上であれば各位を
合計し計測値とし、決められた値以下の場合には異常と
してブザーランプの点滅により表示することにより安全
性を確保できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば初期補正動作により、各洗濯機の持つ布
量検知の計測値のバラツキの要因を吸収することができ
るため非常に精度の高い布量検知を行なわれることがで
きるという効果がある。

また精度を同じとすれば、製品の部品精度をラフにして
も良く非常に生産性の良い布量検知機能付洗濯機とする
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は全自動洗濯機の断面図、第２図は操作パネル図
、第３図は布量検知の一実施例の回路図。 第４図は第３図で検知した発生パルス図である。 ６・・・回転体、７・・・駆動装置、７ａ・・・ソレノ
イド、８・・・モータ、８ａ・・・コンデンサ、１０・
・・クラッチ装置、２６・・・給水電磁弁、２９・・・
電源スイッチボ第２図 水フ梵切摸

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、洗濯機の回転体を回転させ、その時回転体に加わる
   衣類の抵抗を計測することにより、投入された衣類の布
   量を検知する方式の洗濯機において衣類を投入する前に
   補正ボタンを押すことにより布量初期補正動作を行ない
   、その計測結果により通常の布量検知による計測結果を
   補正することを特徴とした洗濯機の布量検知方式。 ２、第１項において、初期補正計測結果を通常の計測結
   果に加減乗除のいずれかにて補正することを特徴とする
   洗濯機の布量検知方式。 ３、第１項において、補正ボタンを他の操作用ボタンと
   共用したことを特徴とする洗濯機の布量検知方式。