JPH02271637A - 薄膜トランジスタアレイの製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタアレイの製造方法Info
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- JPH02271637A JPH02271637A JP9408289A JP9408289A JPH02271637A JP H02271637 A JPH02271637 A JP H02271637A JP 9408289 A JP9408289 A JP 9408289A JP 9408289 A JP9408289 A JP 9408289A JP H02271637 A JPH02271637 A JP H02271637A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F2201/00—Constructional arrangements not provided for in groups G02F1/00 - G02F7/00
- G02F2201/48—Flattening arrangements
Landscapes
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、液晶デイスプレィ等に用いられる薄膜トラン
ジスタ(以下、TPTという)アレイの製造方法、特に
基板上の複数の膜層からなるトランジスタおいて最も基
板側にゲート膜が形成される逆スタガー型TFTアレイ
の製造方法に関するものである。
ジスタ(以下、TPTという)アレイの製造方法、特に
基板上の複数の膜層からなるトランジスタおいて最も基
板側にゲート膜が形成される逆スタガー型TFTアレイ
の製造方法に関するものである。
(従来の技術)
従来、このような分野としては、例えば第2図のような
ものがあった。以下、その構成を図を用いて説明する。
ものがあった。以下、その構成を図を用いて説明する。
第2図(1)〜(4)は従来のTFTアレイの製造方法
を示す製造工程図である。
を示す製造工程図である。
先ず、第2図(1)において、硝子基板1上にレジスト
(感光性樹脂)を塗布してレジスト膜2を形成し、露光
、現像により複数のゲート配線部3の硝子基板表面を露
出させる。第2図(2)において、各ゲート配線部3を
含むレジスト膜2上にスパッタ法によりゲート配線用の
金属層4を被着する。次に第2図(3)において、発煙
硝酸等によりレジスト膜2とその上の金属層4を除去し
てゲート配線パターンが形成される。その後第2図(4
)において、CVD(化学的気相成長)法により各ゲー
ト配線部3を含む硝子基板1上に絶縁膜5および活性層
6を連続して形成し、ウェットエツチング法により活性
層であるアモルファスシリコン(以下、a−3iという
)層6をパターニングする。さらにパターニングされた
各a−8i6のエツジ部にソースおよびドレイン領域7
゜8を形成した後、眉間絶縁膜9を形成して各ゲート配
線部3に複数のTFTloが配列されたTFTアレイを
得ている。
(感光性樹脂)を塗布してレジスト膜2を形成し、露光
、現像により複数のゲート配線部3の硝子基板表面を露
出させる。第2図(2)において、各ゲート配線部3を
含むレジスト膜2上にスパッタ法によりゲート配線用の
金属層4を被着する。次に第2図(3)において、発煙
硝酸等によりレジスト膜2とその上の金属層4を除去し
てゲート配線パターンが形成される。その後第2図(4
)において、CVD(化学的気相成長)法により各ゲー
ト配線部3を含む硝子基板1上に絶縁膜5および活性層
6を連続して形成し、ウェットエツチング法により活性
層であるアモルファスシリコン(以下、a−3iという
)層6をパターニングする。さらにパターニングされた
各a−8i6のエツジ部にソースおよびドレイン領域7
゜8を形成した後、眉間絶縁膜9を形成して各ゲート配
線部3に複数のTFTloが配列されたTFTアレイを
得ている。
このような製造工程で製造された各TPTIOは、その
高いスイッチング比をもつことなどから特に、微細な画
素を有し、大画面が要望されるアクティブマトリクス方
式の液晶デイスプレィ(以下、LCDという)に敵した
トランジスタとして期待されている。
高いスイッチング比をもつことなどから特に、微細な画
素を有し、大画面が要望されるアクティブマトリクス方
式の液晶デイスプレィ(以下、LCDという)に敵した
トランジスタとして期待されている。
第3図は、第2図のTFTアレイを用いたアクティブマ
トリクス方式のLCDおける等価回路の回路図である。
トリクス方式のLCDおける等価回路の回路図である。
このLCDは走査回路20、ホールド回路30および表
示画面40とを備えている。走査回路20は複数のゲー
ト配線3−1.3−2〜3−nに、ホールド回路30は
複数のドレイン配線30−1゜30−2〜30−nにそ
れぞれ接続されている。
示画面40とを備えている。走査回路20は複数のゲー
ト配線3−1.3−2〜3−nに、ホールド回路30は
複数のドレイン配線30−1゜30−2〜30−nにそ
れぞれ接続されている。
ゲート配線3−1.3−2〜3−nとドレイン配線30
−1.30−2〜30−nとは、表示画面40上におい
て格子状に交差し、そのドレイン配線30−1.30−
2〜30−nとゲート配線3−1.3−2〜3−nとに
囲まれた各画素40a毎に、TPTIOが透明画素電極
(ITO>11および信号蓄精用キャパシタ12と共に
2次元的に配列されている。また、図示しない液晶が表
示画面40に封入されている。
−1.30−2〜30−nとは、表示画面40上におい
て格子状に交差し、そのドレイン配線30−1.30−
2〜30−nとゲート配線3−1.3−2〜3−nとに
囲まれた各画素40a毎に、TPTIOが透明画素電極
(ITO>11および信号蓄精用キャパシタ12と共に
2次元的に配列されている。また、図示しない液晶が表
示画面40に封入されている。
このLCDは次のように動作する。
先ず、走査回路20およびホールド回路30により、例
えばゲート配線3−1およびドレイン配線30−1が選
択され、画素40−1のTPTloがオン状態になると
、画素電極11に所定の電圧が印加される。これにより
、画素40−1に電界が生じ、液晶分子の配列状態が変
化するため、液晶を通過する光の通過率が変化する。そ
して、この様な動作を各画素40a毎に行わせることに
より、文字パターン等の表示が可能となる。
えばゲート配線3−1およびドレイン配線30−1が選
択され、画素40−1のTPTloがオン状態になると
、画素電極11に所定の電圧が印加される。これにより
、画素40−1に電界が生じ、液晶分子の配列状態が変
化するため、液晶を通過する光の通過率が変化する。そ
して、この様な動作を各画素40a毎に行わせることに
より、文字パターン等の表示が可能となる。
しかし、第2図のTFTアレイを第3図のLCDに適用
すると、次のような問題があった。
すると、次のような問題があった。
このLCDはアクティブマトリクス方式で構成されてい
るので、−本のゲート配線に多数のTPTが接続され、
しかも表示画面の大形化、高精細化に1半いゲート配線
3−1.3−2・・・・・・3− nの距離が長くなっ
ている。このため、ゲート配線抵抗が増大してゲート信
号波形に歪みが生じ、ゲート信号供給端側に近い画素で
は充分な表示が行われていても、終端側では表示が不充
分となる場合があった。
るので、−本のゲート配線に多数のTPTが接続され、
しかも表示画面の大形化、高精細化に1半いゲート配線
3−1.3−2・・・・・・3− nの距離が長くなっ
ている。このため、ゲート配線抵抗が増大してゲート信
号波形に歪みが生じ、ゲート信号供給端側に近い画素で
は充分な表示が行われていても、終端側では表示が不充
分となる場合があった。
このような問題は、ゲート配線抵抗の低減を計れば改善
できるが、その方法として、(1)ゲート配線幅を広く
する、(2)ゲート配線に例えば、金(Au)、アルミ
ニューム(Aρ)の低抵抗材料を使用する等が挙げられ
る。しかし、(1)では、開口率(有効表示面積比率)
が充分に確保できなくなり、(2)では、例えば高温処
理をするa−3i層6を形成する際、抵抗材料が拡散あ
るいは変質する虞があり、いずれも上記問題を解決する
方法としては適切ではなかった。
できるが、その方法として、(1)ゲート配線幅を広く
する、(2)ゲート配線に例えば、金(Au)、アルミ
ニューム(Aρ)の低抵抗材料を使用する等が挙げられ
る。しかし、(1)では、開口率(有効表示面積比率)
が充分に確保できなくなり、(2)では、例えば高温処
理をするa−3i層6を形成する際、抵抗材料が拡散あ
るいは変質する虞があり、いずれも上記問題を解決する
方法としては適切ではなかった。
そこで、上記問題に対処するため、テレビジョン学会技
術報告IPD106−1 (1986−3)(株)東芝
・総合研究所「アクティブマトリックス形液晶デイスプ
レィにおけるアドレスライン抵抗の影響J P、51−
55に記載される製造方法が提案された。
術報告IPD106−1 (1986−3)(株)東芝
・総合研究所「アクティブマトリックス形液晶デイスプ
レィにおけるアドレスライン抵抗の影響J P、51−
55に記載される製造方法が提案された。
この提案は、第3図中のゲート配線3−1.32〜3−
nの配線部を硝子基板1上に増大さぜることでゲート配
線抵抗の低減を計っているが、この方法では、ドレイン
配線30−1.30−2〜30−nとの眉間ショートや
トレイン配線30−1.30−2〜30−nの断線の問
題が生じる。
nの配線部を硝子基板1上に増大さぜることでゲート配
線抵抗の低減を計っているが、この方法では、ドレイン
配線30−1.30−2〜30−nとの眉間ショートや
トレイン配線30−1.30−2〜30−nの断線の問
題が生じる。
そのため、この提案はゲート配線3−1.3−2〜3−
nの金属層(タンタル)を−様にテーパーエツチングす
ることにより第1の絶縁膜5のゲート配線パターンエツ
ジにおける耐圧劣化を防止し、上記問題の解決を計って
いる。
nの金属層(タンタル)を−様にテーパーエツチングす
ることにより第1の絶縁膜5のゲート配線パターンエツ
ジにおける耐圧劣化を防止し、上記問題の解決を計って
いる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記の提案のTFTアレイの製造方法で
は、ゲート配線3−1.3−2〜3−nの金属層を一様
にテーパーエツチングする際、高精度の製造技術が要求
され、製造工程が複雑化する。そのため、製造中に微小
物の混入やハンドリング傷等の作業ミスの機会が多くな
りトランジスタの品質の低下および性能の悪化を生じる
虞があった。
は、ゲート配線3−1.3−2〜3−nの金属層を一様
にテーパーエツチングする際、高精度の製造技術が要求
され、製造工程が複雑化する。そのため、製造中に微小
物の混入やハンドリング傷等の作業ミスの機会が多くな
りトランジスタの品質の低下および性能の悪化を生じる
虞があった。
本発明は前期従来技術が持ってした課題として、製造工
程を複雑にすることなく、ゲート配線抵抗を低減するこ
とが困難である点について解決したTFTアレイの製造
方法を提供するものである。
程を複雑にすることなく、ゲート配線抵抗を低減するこ
とが困難である点について解決したTFTアレイの製造
方法を提供するものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は、前記課題を解決するために、基板上に感光性
樹脂を塗布して感光性樹脂膜を形成し、複数のゲート配
線部における前記感光性樹脂膜を選択的に除去する第1
の工程と、前記各ゲート配線部および前記感光性樹脂膜
上にゲート配線用の金属層を被着する第2の工程と、前
記感光性樹脂膜およびその上の前記ゲート配線用の金属
層を除去する第3の工程と、前記各ゲート配線部を含む
前記基板上に第1の絶縁膜を形成し、その第1の絶縁膜
を介して前記各ゲート配線部上に複数の活性層を配列形
成し、その各活性層のエツジ部にソースおよびドレイン
領域をそれぞれ形成する第4の工程とを有する薄膜トラ
ンジスタアレイの製造方法において、次のような手段を
講じたものである。即ち、前記第1の工程後に、前記各
ゲート配線部における前記基板の表面を選択的にエツチ
ングして複数のゲート配線溝を形成し、その各ゲート配
線溝内の底部に、前記第2の工程における金属膜を形成
し、さらに前記第3の工程後の前記第4の工程前に、前
記金属層上において前記基板の表面に達する厚さの第2
の絶縁膜を形成するものである。
樹脂を塗布して感光性樹脂膜を形成し、複数のゲート配
線部における前記感光性樹脂膜を選択的に除去する第1
の工程と、前記各ゲート配線部および前記感光性樹脂膜
上にゲート配線用の金属層を被着する第2の工程と、前
記感光性樹脂膜およびその上の前記ゲート配線用の金属
層を除去する第3の工程と、前記各ゲート配線部を含む
前記基板上に第1の絶縁膜を形成し、その第1の絶縁膜
を介して前記各ゲート配線部上に複数の活性層を配列形
成し、その各活性層のエツジ部にソースおよびドレイン
領域をそれぞれ形成する第4の工程とを有する薄膜トラ
ンジスタアレイの製造方法において、次のような手段を
講じたものである。即ち、前記第1の工程後に、前記各
ゲート配線部における前記基板の表面を選択的にエツチ
ングして複数のゲート配線溝を形成し、その各ゲート配
線溝内の底部に、前記第2の工程における金属膜を形成
し、さらに前記第3の工程後の前記第4の工程前に、前
記金属層上において前記基板の表面に達する厚さの第2
の絶縁膜を形成するものである。
(作用)
本発明によれば、以上のようにTFTアレイの製造方法
を構成したので、各ゲート配線部にゲート配線溝を形成
し、そのゲート配線溝にゲート配線用の金属を積層する
ことは、ゲート配線部を増大するように働き、ゲート配
線部の配線抵抗を低減させる。また、金属層上において
基板の表面に達する厚さの第2の絶縁膜を形成すること
は、ゲート配線部と硝子基板面との段差を解消するよう
に働き、容易に上部配線の断線や層間ショートを防止す
る働きがある。
を構成したので、各ゲート配線部にゲート配線溝を形成
し、そのゲート配線溝にゲート配線用の金属を積層する
ことは、ゲート配線部を増大するように働き、ゲート配
線部の配線抵抗を低減させる。また、金属層上において
基板の表面に達する厚さの第2の絶縁膜を形成すること
は、ゲート配線部と硝子基板面との段差を解消するよう
に働き、容易に上部配線の断線や層間ショートを防止す
る働きがある。
したがって、前記課題を解決することができるのである
。
。
(実施例)
第1図(1)〜(8〉は本発明の一実施例を示すTFT
アレイの製造工程図である。このTFTアレイはアクテ
ィブマトリクス方式のLCD等に用いられるもので、以
下、第1図(1)〜(8)を参照にしつつ各工程を説明
する。
アレイの製造工程図である。このTFTアレイはアクテ
ィブマトリクス方式のLCD等に用いられるもので、以
下、第1図(1)〜(8)を参照にしつつ各工程を説明
する。
(A> 第1図(1)の工程
例えば硝子基板(コーニング社製造、品番7059)5
0上に1.5〜2.0μmの厚さにレジスト(感光性樹
脂)を塗布し、乾燥させてレジスト膜51を形成し、そ
の後、−射的なホトリソグラフィ技術を用いて露光、現
像およびエツチング等を行いゲート配線部52のレジス
ト膜51を選択的に除去して硝子基板50の表面を露出
させる。
0上に1.5〜2.0μmの厚さにレジスト(感光性樹
脂)を塗布し、乾燥させてレジスト膜51を形成し、そ
の後、−射的なホトリソグラフィ技術を用いて露光、現
像およびエツチング等を行いゲート配線部52のレジス
ト膜51を選択的に除去して硝子基板50の表面を露出
させる。
する。
(B) 第1図(2)の工程
沸酸あるいはバッファ沸酸水溶液等を用いゲート配線部
52に露出した硝子基板50の表面を5000人の深さ
にエツチングしてゲート配線溝52aを形成する。
52に露出した硝子基板50の表面を5000人の深さ
にエツチングしてゲート配線溝52aを形成する。
(C) 第1図(3)の工程
ゲート配線溝52aおよびレジスト膜51上に、スパッ
タリング法等によって、Ta(タンタル)を層厚400
0人に被着させ、計の金属層53を形成する。
タリング法等によって、Ta(タンタル)を層厚400
0人に被着させ、計の金属層53を形成する。
(D) 第1図(4)の工程
この金属層53に例えば、発煙硝酸を用いてレジスト膜
51およびその上の金属層53を除去することで、所定
形状のゲート配線パターンが形成される。
51およびその上の金属層53を除去することで、所定
形状のゲート配線パターンが形成される。
(E) 第1図(5)の工程
例えば、1%のリン酸溶液中に金属層(Ta)53浸し
、1%のリン酸溶液中にマイナスの白金電極を設けて金
属層(Ta)53をプラスにして電流を流す陽極酸化を
行うことで金属層(T a )53を酸化さぜ、その上
にT a 205からなる第2の絶縁膜54を形成する
。この際、金属層(Ta)53と第2の絶縁膜54との
合わせた厚さがゲート配線溝52−1の深さである50
00人となるようにして硝子基板50の表面の段差をな
くす。
、1%のリン酸溶液中にマイナスの白金電極を設けて金
属層(Ta)53をプラスにして電流を流す陽極酸化を
行うことで金属層(T a )53を酸化さぜ、その上
にT a 205からなる第2の絶縁膜54を形成する
。この際、金属層(Ta)53と第2の絶縁膜54との
合わせた厚さがゲート配線溝52−1の深さである50
00人となるようにして硝子基板50の表面の段差をな
くす。
(F) 第1図(6)の工程
CVD (Chemical vapor Dep
os i L i on)法等によってシリコン窒化膜
SiNxを被着させ、第1の絶縁膜55を形成する。そ
の後、第1の絶縁膜55上にa−3iを被着させ、活性
層56を形成する。
os i L i on)法等によってシリコン窒化膜
SiNxを被着させ、第1の絶縁膜55を形成する。そ
の後、第1の絶縁膜55上にa−3iを被着させ、活性
層56を形成する。
(G) 第1図(7)の工程
a−8iからなる活性層56をウェットエツチング法に
よりパターニングし、ゲート配線部52上に第1の絶縁
膜55を介して複数の島状の活性層56を配列形成する
。
よりパターニングし、ゲート配線部52上に第1の絶縁
膜55を介して複数の島状の活性層56を配列形成する
。
(H) 第1図(8〉の工程
活性層56上に不純物をドープしてなるn+a−3iを
積層し、オーミック接合層57を形成する。さらに、オ
ーミック接合層57上にAρ等の金属を被着させた後、
その金属およびオーミック接合層57にエツチングを施
して不要部分を除去すれば、ソース電極58およびドレ
イン電極59が形成される。その後、5i02等からな
るパッシベーション膜(保護膜)を被着させる等の必要
な工程を施せば、所望のTFTアレイが得られる。
積層し、オーミック接合層57を形成する。さらに、オ
ーミック接合層57上にAρ等の金属を被着させた後、
その金属およびオーミック接合層57にエツチングを施
して不要部分を除去すれば、ソース電極58およびドレ
イン電極59が形成される。その後、5i02等からな
るパッシベーション膜(保護膜)を被着させる等の必要
な工程を施せば、所望のTFTアレイが得られる。
また、このTFTアレイをLCDに用いる場合には、イ
ンジウム・チタン・オキサイド(ITO)からなる複数
の透明画素電極をソース電極58に接合させてパターニ
ングする。
ンジウム・チタン・オキサイド(ITO)からなる複数
の透明画素電極をソース電極58に接合させてパターニ
ングする。
本実施例では、次のような利点を有している。
(1) 本実施例では、硝子基板50をエツチングして
できたゲート配線溝52aにゲート配線を形成したので
、従来の製造方法に比べ、容易にゲート配線部を増大で
きる。このため、LCDの表示画面が大型化してゲート
配線が長くなっても、ゲート配線抵抗を低く抑えること
ができ、ゲート配線抵抗の増大による表示コントラスト
の悪化を防止できる。
できたゲート配線溝52aにゲート配線を形成したので
、従来の製造方法に比べ、容易にゲート配線部を増大で
きる。このため、LCDの表示画面が大型化してゲート
配線が長くなっても、ゲート配線抵抗を低く抑えること
ができ、ゲート配線抵抗の増大による表示コントラスト
の悪化を防止できる。
(2) 本実施例では、従来のようなテーパエツチング
等の複雑な製造技術を要せずにゲート配線抵抗を低く抑
えることができるので、製造中に微小物の混入やハンド
リング傷等の作業ミスの機会が少なくなりトランジスタ
の品質の向上が計れる。
等の複雑な製造技術を要せずにゲート配線抵抗を低く抑
えることができるので、製造中に微小物の混入やハンド
リング傷等の作業ミスの機会が少なくなりトランジスタ
の品質の向上が計れる。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず、種々の変形
が可能である。例えば、硝子基板50に代えて他の可透
性基板を使用したり、あるいは第1図の製造方法による
TFTアレイは、アクティブマトリクス形のLCDのみ
ならず、例えば単純マトリクス形のLCDやイメージセ
ンサに適用することも可能である。
が可能である。例えば、硝子基板50に代えて他の可透
性基板を使用したり、あるいは第1図の製造方法による
TFTアレイは、アクティブマトリクス形のLCDのみ
ならず、例えば単純マトリクス形のLCDやイメージセ
ンサに適用することも可能である。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、本発明によれば、各ゲート
配線部の基板にエツチングを施してゲート配線溝を形成
し、その各ゲート配線溝内の底部に金属を積層し、その
金属層上において基板の表面に達する厚さの第2の絶縁
膜を形成してゲート配線部を増大したので、従来のよう
にテーパーエツチングなどの高度な製造方法を用いなく
でも、容易にゲート配線抵抗を低く抑えることができ、
安定したゲート信号の伝搬を可能とする。これにより、
本発明のTFTアレイを例えば、複数のゲート配線を有
するアクティブマトリクス形式のLCDに用いれば、複
数のゲート配線抵抗が低減することにより、高品質な画
像を得ることができる。
配線部の基板にエツチングを施してゲート配線溝を形成
し、その各ゲート配線溝内の底部に金属を積層し、その
金属層上において基板の表面に達する厚さの第2の絶縁
膜を形成してゲート配線部を増大したので、従来のよう
にテーパーエツチングなどの高度な製造方法を用いなく
でも、容易にゲート配線抵抗を低く抑えることができ、
安定したゲート信号の伝搬を可能とする。これにより、
本発明のTFTアレイを例えば、複数のゲート配線を有
するアクティブマトリクス形式のLCDに用いれば、複
数のゲート配線抵抗が低減することにより、高品質な画
像を得ることができる。
第1図(1)〜(8)は本発明の実施例を示すTFTア
レイの製造工程図、第2図(1)〜(4)は従来のTF
Tアレイの製造工程図、第3図はアクティブマトリクス
方式のLCDの等価回路図である。 50・・・・・・硝子基板、51・・・・・・レジスト
膜、52・・・・・・ゲート配線部、52a・・・・・
・ゲート配線溝、53・・・・・・金属層、 55.54・・・・・・第1、第2の絶縁膜、56・・
・・・・a−8i活性層、58・・・・・・ソース電極
、59・・・・・・ドレイン電極。
レイの製造工程図、第2図(1)〜(4)は従来のTF
Tアレイの製造工程図、第3図はアクティブマトリクス
方式のLCDの等価回路図である。 50・・・・・・硝子基板、51・・・・・・レジスト
膜、52・・・・・・ゲート配線部、52a・・・・・
・ゲート配線溝、53・・・・・・金属層、 55.54・・・・・・第1、第2の絶縁膜、56・・
・・・・a−8i活性層、58・・・・・・ソース電極
、59・・・・・・ドレイン電極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 基板上に感光性樹脂を塗布して感光性樹脂膜を形成し、
複数のゲート配線部における前記感光性樹脂膜を選択的
に除去する第1の工程と、 前記各ゲート配線部および前記感光性樹脂膜上にゲート
配線用の金属層を被着する第2の工程と、前記感光性樹
脂膜およびその上の前記ゲート配線用の金属層を除去す
る第3の工程と、 前記各ゲート配線部を含む前記基板上に第1の絶縁膜を
形成し、その第1の絶縁膜を介して前記各ゲート配線部
上に複数の活性層を配列形成し、その各活性層のエッジ
部にソースおよびドレイン領域をそれぞれ形成する第4
の工程とを有する薄膜トランジスタアレイの製造方法に
おいて、前記第1の工程後に、前記各ゲート配線部にお
ける前記基板の表面を選択的にエッチングして複数のゲ
ート配線溝を形成し、その各ゲート配線溝内の底部に、
前記第2の工程における金属層を形成し、 前記第3の工程後の前記第4の工程前に、前記金属層上
において前記基板の表面に達する厚さの第2の絶縁膜を
形成することを特徴とする薄膜トランジスタアレイの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9408289A JPH02271637A (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | 薄膜トランジスタアレイの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9408289A JPH02271637A (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | 薄膜トランジスタアレイの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02271637A true JPH02271637A (ja) | 1990-11-06 |
Family
ID=14100557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9408289A Pending JPH02271637A (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | 薄膜トランジスタアレイの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02271637A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7166502B1 (en) | 1999-11-10 | 2007-01-23 | Lg. Philips Lcd Co., Ltd. | Method of manufacturing a thin film transistor |
WO2018029796A1 (ja) * | 2016-08-10 | 2018-02-15 | 日産自動車株式会社 | 半導体装置 |
-
1989
- 1989-04-13 JP JP9408289A patent/JPH02271637A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7166502B1 (en) | 1999-11-10 | 2007-01-23 | Lg. Philips Lcd Co., Ltd. | Method of manufacturing a thin film transistor |
WO2018029796A1 (ja) * | 2016-08-10 | 2018-02-15 | 日産自動車株式会社 | 半導体装置 |
RU2705761C1 (ru) * | 2016-08-10 | 2019-11-11 | Ниссан Мотор Ко., Лтд. | Полупроводниковое устройство |
US10937874B2 (en) | 2016-08-10 | 2021-03-02 | Nissan Motor Co., Ltd. | Semiconductor device |
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