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JPH02252467A - 生体器官拡張器及びカテーテル - Google Patents

生体器官拡張器及びカテーテル

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Publication number
JPH02252467A
JPH02252467A JP1074180A JP7418089A JPH02252467A JP H02252467 A JPH02252467 A JP H02252467A JP 1074180 A JP1074180 A JP 1074180A JP 7418089 A JP7418089 A JP 7418089A JP H02252467 A JPH02252467 A JP H02252467A
Authority
JP
Japan
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dilator
catheter
ring
shape
shaped
Prior art date
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Granted
Application number
JP1074180A
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English (en)
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JP2726696B2 (ja
Inventor
Takashi Kawabata
隆司 川端
Shinichi Miyata
伸一 宮田
Nobuko Saito
斉藤 伸子
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Nippon Zeon Co Ltd filed Critical Nippon Zeon Co Ltd
Priority to JP1074180A priority Critical patent/JP2726696B2/ja
Publication of JPH02252467A publication Critical patent/JPH02252467A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は、生体器官拡張器及びカテーテルに関し、特に
、血管や気管又は気管支等の器官の狭窄(きょうさく)
された部分を永続的に拡張するために用いられる生体器
官拡張器及びこれを具備するカテーテルに関する。
口、従来技術 従来、狭心症や心筋梗塞の治療などのため、例えば生体
心臓の冠状動脈の狭窄された部分にPTCA(経皮的冠
状動脈再建術)カテーテルと称されるカテーテルを挿入
することがある。即ち、冠状動脈の狭窄に伴う病変の処
理として、血栓溶解剤等忙よる処置の他に、PTCAカ
テーテルによって機械的に狭窄部を拡張する方法がある
こうしたカテーテルは一般に、先端部にプラスチックや
ゴム製バルーンを有し、狭窄部に挿入後にそのバルーン
を膨らませ、このバルーンの膨張により、狭窄部分を抑
圧拡張した後、カテーテルを抜去する外科的処置が行わ
れている。この方法の処置は比較的容易であるが、効果
に永続性がなく、時間の経過に伴って組織が元に戻って
再び狭窄を生じ易い欠点がある。
この欠点を改善する方法として、血管内に形状記憶合金
製筒状体を埋め込む(但し、この埋込まれた筒状体は、
その後に生体組織で被覆される)装置が提案されている
。例えば、米国特許第3、868.956号及び特公昭
6に6655号がある。
このうち前者は、予め拡張された状態を記憶させ径を細
くした形状記憶合金製筒状体をカテーテルを介して挿入
し、電気的方法により加熱し、原形状に復帰させ、血管
を拡張するものである。また後者は、形状記憶合金板を
正常な血管内径九円筒状に成形記憶させたものを細径に
加工し、カテーテルを介して血管所望位置に挿入後、レ
ーザ光線或いは高周波誘導加熱の手法により加熱し、原
形状に復帰させるものである。
しかしながら、前者の装置では、形状記憶合金筒状体を
別の発熱体によって、又は形状記憶合金の電気抵抗を利
用してそれ自体を電気的方法により加熱するため、漏電
のおそれや電気シラツクを生ずる危険があり、また装置
も複雑となる。更に後者では、前者の電気加熱方法に代
えて用いられるレーザ光線或いは高周波誘導加熱の装置
は開示されてはいないが、複雑で高価なものとなる。
上述のような血管のほか、気管や気管支に対しても類似
の医療行為が施される。例えば、肺癌等によって気管支
が圧迫されてこれが狭窄した場合呼吸を確保するため、
気管を声帯よりも肺何で切開してカテーテルを挿入する
か、或いは咽頭を経由して気管内カテーテルを挿入する
。即ち、気管支や気管の狭窄を伴う病変に対する処置と
して、これらのカテーテルによって機械的に気道を確保
する方法が一般に採られている。
然し、前者のカテーテルは気管支を切開して挿入するた
め、挿入後には患者は声が出せず、意識のある患者にと
って好ましくない状況にあり、後者のカテーテルは上記
と同様に声が出せないのみならず、異物感が著しく、患
者が覚醒している場合はカテーテルを一週間留置するの
が限度であるという欠点がある。
ハ6発明の背景 そこで、本出願人は、前記方法によらず、操作が容易で
ありかつ施術が非常に安全な狭窄部分の拡張方法を実現
できるカテーテルを特願昭62−97437号として既
に提案した。このカテーテルは、先端部に、生体外から
の操作により血管及び/又は体液の流動を任意に阻止す
る機能を備えた阻止部(例えばバルーン)と、前記阻止
部の後者でカテーテルに外嵌されて転移温度以上で予め
記憶させた形状に復元する形状記憶合金製筒状体と、前
記形状記憶合金製筒状体部分でカテーテル外周部に加温
液を供給する供給手段とを有することを特徴とするもの
である。即ち、予め所望の原形状を記憶させ、細径に加
工した形状記憶合金筒状体を加温された液体により加熱
し、原形状に復帰させるものである。
ところが、上記先願に係るカテーテルについて本発明者
が更に検討した結果、上記の優れた効果を奏するものの
、なお改善すべき点があることを見出した。
第25図は、上記特願昭62−97437号に記載のカ
テーテルを使用して冠状動脈の狭窄部に形状記憶合金の
線を螺旋状に巻いて筒状体とした螺旋筒状体(以下、コ
イルと呼ぶ。)を挿入し、このコイルの原形復帰作用に
よって上記狭窄部を原形状に復帰させようとする状態を
示し、同図囚はコイルの原形復帰前を、同図の)はコイ
ルが原形復帰しようとしている状態を示す。
カテーテルに設けられた細孔、その開口を経由して加温
液を冠状動脈13内に送り込み、形状記憶合金のコイル
88をその原形復帰温度(転移温度)以上に昇温させて
コイル8Bを拡径し、その周囲の狭窄部14を押拡げよ
うとするのであるが、コイル88は拡径時にピッチが変
化せず、従って長さが小さ(なる。そのため、コイル8
8の中央部の位置が狭窄部14の中央位置から少し外れ
ていると、或いはコイルの一方の端部が先に血管13に
当接したりすると、コイル8Bは狭窄部14の全域を拡
張することができず、第25図CB+のように狭窄部1
4の一部(ときには全部)が狭窄された侭残ってしまう
という問題が生じる場合があった。
二0発明の目的 本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、
狭窄部等の処理(特に拡張)その他の補綴を十分にかつ
確実に行え、その再狭窄等を防止でき、かつ操作性の良
好な生体器官拡張器及びこれを用いたカテーテルを提供
することを目的としている。
ホ0発明の構成 第一の発明は、複数のリング状部が互に離間して位置し
、これらリング状部の夫々の周方向を非連結にする自由
端部が前記リング状部に形成され互に隣合うこれらリン
グ状部が生体器官拡張器の長手方向に沿う連結部釦よっ
て連結され、少なくとも前記リング状部が形状記憶合金
の線状体からなっている生体器官拡張器に係る。
第二の発明は、生体器官拡張器を装着したカテの −チルにおいて、前記生体器官拡張器がl複数のリング
状部が互に離間して位置し、これらリング状部の夫々の
周方向を非連結にする自由端部が前記リング状部く形成
され、互に隣合うこれらリング状部が生体器官拡張器の
長手方向に沿う連結部によって連結され、かつ少なくと
も前記リング状部が形状記憶合金の線状体からなってい
ることを特徴とするカテーテルに係る。
へ、実施例 以下、本発明の詳細な説明する。
第1図〜第4図は、本発明のカテーテルの一例を示すも
のである。
この例忙よるPTCAカテーテル1は、ポリエチレン、
塩化ビニル、シリコーンゴムやポリウレタンニジストマ
ー等からなるカテーテル本体2を有し、この本体の先端
部には弾性ゴムやプラスチン5が本体の長さ方向に沿っ
て埋設して形成されている。また、本体2の中心部には
、ガイドワイヤ6を通すためのルーメン7が後端から先
端にまで貫通して形成されている。更に、バルーン3の
少し後方位置には、例えばNi−Tiの形状記憶合金線
を巻回してなる生体器官拡張器(以下、単に拡張器と呼
ぶ。)8が取付けられている。そして、このカテーテル
は、バルーン3の部分を除いて。
例えばポリウレタンエラストマーからなるシース9によ
って本体2のほぼ全体が覆われていて、シース9の後端
側には加温液10を注入する導入口11が分岐して設け
られている。
上記において、拡張器8はその合金の転移温度(Af変
態点)以上の温度で、予め記憶させた形状に復元、即ち
拡張する性質がある。こうした形状記憶合金としては、
生体に挿入されるために、転移温度が体温近辺若しくは
それ以上高いもの(%[30℃〜60℃のもの)がよく
、このような転移温度は形状記憶合金の合金組成を適切
に選ぶことにより得られる。また、シース9の導入口1
1からは、カテーテル本体2とシース9の内面との間を
通して加温液10が筒状体8へと供給されるが、そうし
た加温液としては、輸液、生理食塩水などを用いること
ができ、また液の温度としては、挿入部で血液や体液と
混合して温度が低下することを考慮し、かつ火傷を生じ
ない程度の温度が選ばれる。
なお、上記拡張器8は、予め加熱後に所望拡張径となる
ように形状記憶した線を細径に巻き直し、カテーテル外
周に装着したものであるが、拡張器8がカテーテル管壁
に沿って滑動しないように、カテーテルのその部分2a
の外径を小さくしている。勿論、この部分の外形を小さ
くする代わりに、カテーテルにシリコンゴム等で作られ
た環状のストッパを取り付けてもよい。
本例で注目すべきことは、拡張器8は、第6図(Blに
示すように、例えばNi−Ti合金(50原子%Ni)
線を環状に1巻きしてから径に直角の方向に直線状に向
け、これを数回(この例では4回)繰返して最後は1巻
きの環状部分を形成し、この状態で400〜500℃に
20〜40分間加熱の形状記憶のための熱処理を施し、
次に第6回置のように環状部分を小径に巻き直して成形
しであることである。従って、拡張器8は、複数の環状
部8aとこれら環状部間を連結する複数の直線状連結部
8bとからなっている。なお、第6回置では、環状部8
aは同径で接触するコイル状に巻かれて0る。
上記のように構成されたカテーテル1は、第11図に示
すように、例えば大腿動脈15から生体心臓12の冠状
動脈13に対し、バルーン3側から差し込まれる(但し
、図面は理解容易のために挿入状態を概略図示したにす
ぎない)。この際、カテーテル本体2はシース9によっ
て所定部位まで案内されるが、この案内は上記のガイド
ワイヤ6によって良好になされる。また、この案内のモ
ニタは、カテーテル及び拡張器8をX線撮影装置で観察
して行える。
そして、第5図(8)のように血管13の狭窄部14の
位置までカテーテルを挿入した後、第5図CB)のよう
に、生理食塩水等の送入によってバルーン3を膨らませ
て血管内壁に密着させ、血液又は体液の流動を一時停止
させる。この際、前以て第5装置のように、拡張器8は
シース9から露出するように、カテーテル本体2を前方
へ移動させる。
次いで、第5図(0のように、シース9の導入口11か
ら生理食塩水10を例えば50℃の恒温に調節して送液
する。加熱された生理食塩水10は、第4図に明示する
ように導入口11からシース9内(カテーテル本体外周
)を通って拡張器8側へ導出される。導出された生理食
塩水は当初血液等と混合して温度は低下するが、次第に
温度上昇し、拡張器8を転移点以上に加熱し、原形状の
拡張された形状(第5図(Oの実線、第4図では仮想線
で示す。)に変化させる。この状態で拡張器8は第6図
(B)の原形状忙復帰している。このように、拡張器8
は第6回置の形状から同図(B)の形状へ移行するので
あるが、拡張器8は、コイル状ではなく、長手方向に直
線状の連結部8bを有しているので、長手方向の寸法が
実質的に変化しない。従って、第25図で説明したよう
な形状記憶合金のコイル88を使用した場合のようにコ
イルの長手方向の図(Oのように拡張器8で狭窄部14
の全域を容易にかつ確実に拡張することができる。
次に、バルーン3の生理食塩水を抜き、バルーン3を収
縮させ、第5図の)のようにカテーテルを抜去する。こ
うして、狭窄された部分14を拡張した状態で拡張器8
を血管内に留置し、治療の目的を達成することができる
拡張器8は、線材を加工してなっているので、全体とし
て屈曲性を有する。従って、カテーテル1の先端部を血
管13の狭窄部14の位置迄到達させるに際し、血管の
屈曲部を通るときにこの屈曲に倣って拡張器8が撓むよ
うになり、カテーテル挿通が容易になされる。狭窄部が
血管屈曲部にあるときも同様である。
このように、本実施例のカテーテル1によれば、血管の
狭窄部を容易にかつ確実に拡張し、その再狭窄を確実に
防止できると共に、拡張器の変形のための加温液をカテ
ーテル本体内部を通してではなく、その外周囲でシース
内を通して供給しているために、十分大きな通路を確保
でき、より低温の温度の使用が可能となる。従って、操
作が安全となり、その急速な注入が可能であり、かつカ
テーテル本体自体は細くできる(温液用のルーメンが不
要である)ので、冠状動脈の如き細い血管への挿入が容
易となる。また、拡張器の可撓性及びシースの使用によ
りカテーテルの挿入も容易となり、その挿入操作を確実
に行える。
拡張器8は、第5図■の状態で、複数の環状部8aが連
結部8bによって互に離間されているので、血管13の
内周面をここで露出させて内皮組織が生成されるように
し、これによりて拡張器8が血管13内に埋め込まれ、
長期間に亘りて衛生的に狭窄部の拡張を持続させる効果
をもたらす。
第6図の拡張器は1本の形状記憶合金の線を加工して成
形しているが、形状記憶合金の線を環状に加工したもの
複数個を、直線状の形状記憶合金の線で連結させて拡張
器とすることもできる。第7図及び第8図は、このよう
に成形した拡張器を示し、いずれも囚は原形復帰前の、
(B)は原形復帰後の形状を示す。
拡張器18Aは、複数の環状部18Aaの両端が直線状
の連結部18Abで連結されてなっている。拡張器18
Bは、複数の環状部188aの中央部が直線状の連結部
18Bbで連結されてなっている。拡張器18A、18
B共に、各部は形状記憶合金線からなっていて、例えば
爆接によって組立てられ、原形復帰前では環状部18A
a、18Baは接触する渦巻き状になって径を小さくし
ている。
第9図及び第1.0図は、夫々他の拡張器を示し、いず
れも原形復帰後の形状を示している。
第9図の拡張器18Cは、原形で環状部18Ca、13
ca2.19ca3、l 9Ca 4.19casの径
が小径から順次大径へと変化するように成形し、各環状
部は連結部18Cbによって連結されている。
第10図の拡張器18Dは、原形で小径の環状部18D
alと大径の環状部113Da3と両者の間に位置して
これらの中間の径の環状部18Dazとが、連結部18
Dbによって連結されてなっている。
拡張器18C118D共に、上記以外は第6図の拡張器
8におけると同様である。
第6図〜第8図の拡張器を組付けたカテーテルは、大腿
動脈その他の部分から経皮的に挿入でき閉塞性動脈硬化
症の治療や後述する気管又は気管支の治療等に特に有効
である。第9図、第10図の拡張器を組付けたカテーテ
ルは、例えば血管の分岐部のような血管径が変化する箇
所或いは後述する気管と気管支との接続部の治療に特に
有効である。
第6図〜第10図の拡張器は、環状部8a、18Aa、
18Ba、18Cax 〜18Cas、18 D a 
t 〜18 D a 3のみを形状記憶合金線で成形し
、連結部8b、18Ab、18Bb、18Cb、18D
bは他の適宜の材料とすることができる。特に、第7図
、第8図の拡張器18A、18Bにあっては、このよう
にすることによりて材料費を軽減できる。
カテーテルは、第1図〜第3図の構造のほか、第12図
に拡大平面図で、第13図に拡大断面図で示す構造とす
ることができる。なお、第13図では上下方向を拡大し
て画いである。このカテーテルは、前述のような血管へ
の挿入のほか、気管や気管支、胆道、食道等の管腔臓器
内への挿入をも可能としている。
このカテーテル21は、先端部にバルーン23が設けら
れ、バルーン23に空気24または生理食塩水4を送る
(或いは排出する)ためのルーメン25が本体の長さ方
向に沿って埋設して形成されている。また、本体22の
中心部には、ガイドワイヤ(図示せず)を通すため及び
呼吸を確保するためのルーメン27が後端から先端にま
で貫通して形成されている。更に形状記憶合金が元の形
状に復元するための温水注入用ルーメン29がバルーン
23の少し後方から先端にまで本体の長さ方向に沿って
埋設して形成されている。本体22には、バルーン23
の少し後方位置に、外径が小さくなる小径部22aが設
けられ、小径部22aK形状記憶合金製拡張器28が取
り付けられている。
拡張器28は、第6図の拡張器8と同様の形状を呈して
いて、複数の環状部28aと長手方向の連続部28bと
からなっており、第14図拡大図に示するように、Ni
−Ti形状記憶合金の巌28a、28bの表面に可撓性
材料からなる被覆層28cが例えばディッピングにより
被着されている。被覆層28cの材料としては、例えば
テフロン等の不活性ポリマー、カーデイオサン等の抗血
栓性ポリマー、ヘパリンやウロキナーゼ等の薬剤を徐放
できるポリマー、さらに多孔性ポリテトラフルオロエチ
レンやシリコーン、ポリウレタン、天然ゴム、クロルヒ
ドリンゴム、弗素化ゴム等の弾性を有するもののほか、
ポリエステル織布又は編布等が使用できる。
第15図囚〜■は、第12図〜第14図のカテーテルを
使用して気管支の狭窄部を治療する手順を示し、いずれ
も気管支43のみを断面で示している。
先ず、気管支43の狭窄部44の直前迄カテーテル21
を挿入する。このとき、本体/】−径部22aの後端段
部22bは、拡張器28カ″−/」・径部22aから外
れて後方に残るのを防ぐストツノくとして機能する(第
15装置)。
次に、空気4又は生理食塩水24等でノくルーノ23を
膨らませ、膨らんだノくルーノ23を狭窄部44で繰返
し往復させることによって狭窄部44を拡張させる(第
15図a3))。
次に、カテーテル21を前進させて拡張器28を狭窄部
44内に位置させると共に、空気4又を末生理食塩水2
4を抜いてtXIルーン23を収縮させる(第15図(
C) ’)。
9K、バルーン23を再び膨らませて気管支43内面に
密着させ、次に注入する温水力を肺に内力・つて流出し
ないようにする。引続き、温水10を注入して温水流出
部29aから拡張器28に供給すると、拡張器28は、
形状記憶合金線288力を転移温度以上に昇温して原形
復帰し、拡径して狭窄部44を拡張させる(第15図の
))。
次に、温水10を温水注入用ルーメン(第13図の29
)を経由して排水し、温水力を肺に入らぬようにしてお
いてから、ノくルーノ23を収縮させ、カテーテル本体
22を抜く。かくして、第15図■に示すように、狭窄
部44を拡張した拡張器28が気管支43内に留置され
、治療力’−、!!了する。
被覆層28Cは可撓性材料からなって−するので、拡張
器28が原形復帰するのに支障をきたすことはない。ま
た、被覆層28Cは生体に悪影響のない材料としている
ので、安全である。更に被覆層28Cを設けることによ
り、形状記憶合金素材28aの表面粗さが粗くても差支
えがなくなり、表面仕上げを省略できるので、その製造
原価も低減する。
また、留置性をよくするために表面をわざと凹凸がある
ようにすることも可撓性材料を用(・ることで容易にな
る。また、血管の治療にあって&家、前述した材料で被
覆層28Cを形成して〜・るので、上記の安全性に加え
て、血栓発生等が防止される。
第17図は、体温又はそれ以下の転移温度を有し、かつ
転移温度以上で超弾性を示す形状記憶合金の拡張器を組
付けたカテーテルを示す。
超弾性とは、応力の増大が僅かであっても歪が顕著に増
大する現象を指す。第16図は50原子%NiのTi−
Ni合金線の原形復帰状態での引張試験における歪と引
張応力との関係を示すグラフである。なお、上記原形は
直線である。歪の小さい範囲では、フックの法則に従っ
て両者の関係は直線で示される。歪が所定の値に達した
後は、A、Hのように応力の増大が僅かであっても歪が
増大していく。この現象は超弾性と呼ばれ、所定の組成
のTi−Ni合金に所定の熱処理を施したときに見られ
る現象である。
カテーテル31の本体32には、先端のバルーン33の
後端に接して小径部32aが形成され。
バルーン33に空気4(又は生理食塩水24)を供給す
るルーメン35が設けられている。また、本体の中心部
にはガイドワイヤ(図示せず)を通すため及び呼吸を確
保するためルーメン37が本体の長さ方向にそりて埋設
して設けられている(別紙参照)。小径部32aには形
状記憶合金の拡10.1田 張器38が外嵌し、拡張器38に設けられた’/Mの小
リングl1lAll路の1ipt、y’J’汐6矛めり
313c  K固定用ワイヤ36が挿通されて(・る。
また、固定用ワイヤの先端はリング380力を抜けない
ように少し径が大きくしである。
第18図は拡張器38を示し、同図tA)を末原形復帰
前の形状を、同図CB)は原形復帰後の形状を示す。
拡張器38は、第12図〜第14図の拡張器28と略同
様の構造を有し、複数の環状部38aと長ング38cが
対に設けられて−・て、原形復帰前(第18装置)では
屑嬉痙l中央部とで夫々対の74%リング38C138
Cが互に重なり合うようになっていて、第17図の固定
用ワイヤ36を挿通可能にしている。
第1′9図囚〜■は、第17図のカテーテルを使用して
気管支の狭窄部を治療する手順を示し、(・ずれも気管
支43のみを断面で示して(・る。
先ず、気管支43の狭窄部44の直前迄カテーテル31
を挿入する。このとき、拡張器381、体温によって転
移温度に既に達していて、原形復帰して拡径しようとす
るのであるが、小リング38cに挿通された固定用ワイ
ヤ36によって原形復帰が妨げられ、第18装置の形状
を保持して(・る。
本体小径部32aの後端段部32bは、拡張器38が挿
通時に小径部32aから外れて後方に残るのを防ぐスト
ッパとして機能する(第19図(5))。
次に、空気4又は生理食塩水24等でノイルーン33を
膨らませ、膨らんだノくルーノ33を狭窄部44で繰返
し往復させることによって狭窄部44を拡張させる(第
19図の))。
次に、カテーテル31を前進させて拡張器3Bを狭窄部
44内に位置させると共に、空気4又は生理食塩水24
を抜いてバルーン33を収縮させる(第19図(C) 
)。
次に、バルーン33を再び膨らませて気管支43内面に
密着させ、カテーテル本体32を気管支43に固定させ
ると共に、固定用ワイヤ36を小リング38Cから抜き
取る。このとき、小径部32aの後端段部32bは、拡
張器38がワイヤ36と共に後方へ移動するのを防止す
るストン・(として機能する。ワイヤ36が抜かれると
、拡張器38は自由になって原形復帰し、拡径して狭窄
部44を拡張させる(第19図の))。
次に、バルーン33を収縮させ、カテーテル本体32を
抜く。かくして、第19図(8に示すように、狭窄部4
4を拡張した拡張器38が気管支43内に留置され、治
療が終了する。
なお、固定用ワイヤ36は、カテーテル31の挿入時に
ガイドワイヤを兼ねて使用することができる。このワイ
ヤに超弾性を示す形状記憶合金の直線状線材を使用する
と、気管や血管の曲がりている箇所で容易にこの曲がり
に倣って変形し、直線状の部分では直ちに原形の直線に
戻るようになり、挿通が極めて容易圧なされてガイドワ
イヤとして頗る便利に使用できる。
第18図の拡張器38は、外方に向かって10個の小リ
ング38cを設けてあり、従って、治療後にこれら小リ
ングが気管支の管壁に食い込むようになる。厚肉の気管
や血管の治療には、上記の食い込みによって拡張器38
が管壁に安定に保持される。後述の第21図の拡張器5
8も同様である。
第20図の拡張器48では、その内周側に小リング48
Cを設け、これら小リングが気管支管壁に食い込まぬよ
うにしている。同装置は原形復帰前の形状を、同図(B
)は原形復帰後の形状を示す。
図中、48aは環状部、48bは連結部である。
その他は第18図の拡張器38と異なるところはない。
第21図の拡張器58は、各環状部58aの両端と中央
部とで外方に向く3個゛の小リング58cを設け、各環
状部58aを連結部58bで連結している。第22図、
の拡張器6Bは、各環状部s8aの両端と中央部とで内
方に向く3個の小リング68cを設け、各環状部68a
を連結部68bで連結している。第21図、第22図共
に、原形復帰後の形状を示している。拡張器58.68
共に形状記憶の熱処理後に環状部を小径に加工する際、
この加工が容易である。先ず、環状部の一端の小リング
と中央部の小リングとが互に重なるように形状記憶合金
線を曲げ、次に他の一端の小リングを既に重なり合って
いる小リングに更に重ねるようく形状記憶合金線を曲げ
るようにでき、同じ径の小径環状部とするのが容易であ
る。
第20図の拡張器48、第22図の拡張器68は、内方
に向けて小リング48C168Cが突出しているので、
血管狭窄部の治療圧使用すると、治療後、小リング48
c、68cが血液のスムーズな流通を乱し、抗血栓性被
覆を施したとしても血栓発生のおそれが皆無とは言い切
れない。これを防止するには、第23に内部拡大平面図
で、第24図に拡大断面図(第23図のxxw −XX
F/線断面図)で示すように、拡張器7Bでは、接続部
78bが環状部78aと接続する直前の位置で内側に向
けて彎曲する彎曲部を設け、この彎曲部を小リング支持
部78dとし、別個に製造された小リング78Cを支持
部78dに揺動可能に支持させるようにしている。血液
が血管13内で矢印で示すように流れることにより、小
リング78cは略血液の流れに沿うように倒れ、血液流
通の乱れが小さくなって血栓発生防止に有効であるよう
にしてもよい。
以上、本発明を例示したが、上述の例は本発明の技術的
思想に基づいて更に変形可能である。
例えば、環状部の形状は円形のほか楕円その他の適宜の
形状として良く、その数も適宜の数として良いし、連結
部は必ずしも同じ線上になくても良い。また、全体の形
状は、長手方向に真直のほか、目的に応じて彎曲した形
状としても良い。形状合金線の形状については、上述の
例の如く原形状へ転移後は元へは戻らぬもの(不可逆転
移)がよいが、その転移形状は種々選択できる。また、
使用目的によっては転移が可逆的なものであってもよい
(冷却すると縮小する)。また、形状記憶合金の取付は
位置やそのパターンも上述のものに限定されることはな
い。なお、本発明のカテーテルは、上述した血管や気管
又は気管支等の管腔臓器の狭窄部だけでなく、動静脈瘤
のようにこれら器官が薄くなって破れそうになっている
部位に挿入(即ち補綴)してもよく、その他の部位に挿
入してもよい。
ト1発明の効果 本発明に基く生体器官拡張器は、互に隣合うリング状部
が長手方向になう連結部によって連結され、少なくとも
前記リング状部が形状記憶合金の線状体からなりている
ので、原形復帰前後で、前記連結部の存在により長手方
向の寸法変化が実質的になく、リング状部の外径が変化
するだけである。従って、変形時に血管その他の生体の
治療部分に対して生体器官拡張器を正確に位置させて接
触させることができ、治療部分から外れるおそれがなく
て確実な治療がなさ耗る。更に、生体器官拡張器は、線
状体を上記の形状に加工してなっているので全体として
可撓性を有しており、カテーテルを生体器官に挿通する
際、生体器官に屈曲部があっても上記可撓性の故に屈曲
部に倣って変形するようになり、挿通が容易で操作性が
良好である。また、上記屈曲部を治療することも容易に
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第24図は本発明の実施例を示すものであって
、 第1図はカテーテルの斜視図、 第2図カテーテル本体の断面図、 第3図はシースの斜視図、 第4図は生体器官拡張器の転移状況を示すカテーテルの
断面図、 第5回置、第5図(B)、第5図(0及び第5図の)は
カテーテルを血管内圧挿入して狭窄部を処置する操作な
屓次示す各要部拡大断面図、 図、 第7図は他の例による生体器官拡張器を示し、同装置は
原形状復帰前の斜視図、同図CB)は原形状復帰後の斜
視図、 第8図は更に他の例による生体器官拡張器を示し、同装
置は原形状復帰前の斜視図、同図旧)は原形状復帰後の
斜視図、 第9図及び第10図は更に他の例による形状記憶合金筒
状体の原形状復帰後の斜視図、第11図は冠状動脈への
カテーテル挿入時の概略図、 第12図は他の例によるカテーテルの平面図、第13図
は同じく断面図、 第14図は第12図、第13図のカテーテルに使用する
生体器官拡張器の拡大断面図、第15回置、第15図G
3)、第15図(C’l、第15分断面図、 第16図は形状記憶合金の応力−歪線図、第1T図は更
に他の例によるカテーテルの断面図、 第18図は第17図のカテーテルに使用する生体器官拡
張器を示し、同装置は原形状復帰前の斜視図、同図CB
)は原形状復帰後の斜視図。 図CD)及び第19図(5)は第1H図のカテーテルを
気管支内に挿入して狭窄部を処置する操作を順時示す各
部分断面図、 第20図は更に他の例による生体器官拡張器を示し、同
装置は原形状復帰前の斜視図、同図(B)は原形状復帰
後の斜視図、 第21図及び第22図は更に他の例による生体器官拡張
器の原形状復帰後の斜視図、 第23図は更に他の例による生体器官拡張器の血管内偵
用状態を示す内部拡大部分平面図、第24図は第23図
のxxv−xxv m断面図である。 第25装置及び第25図の)は従来のカテーテルを使用
しての血管内での形状記憶合金コイルの転移状況を示す
拡大断面図である。 なお、図面に示された符号において、 1.21.31・・・・・・カテーテル2.22.32
・・・・・・カテーテル本体3.23.33・・・・・
・バルーン 4・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・生理食
塩水6・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガ
イドワイヤ8.18A、18B、18C118D、2B
、38.48.58.68.78・・・・・・生体器官
拡張器8a、18Aa、18Ba、113cax、18
Ca2.113ca3.18Ca4.18Cas、28
a、38a、48a、58a、68a、78a・・・・
・・・・・環状部 8b、18Ab、18Cb、 18Db、28b、38
b、48b。 58b、68b、78b・・・・・・連結部9・・・・
・・・・・・・・・・・シース10・・・・・・・・・
・・・加温液 13・・・・・・・・・・・・冠状動脈(血管)14.
44・・・狭窄部 28c・・・・・・・・・被覆層 38c、48c、58c、68c、78 c−小リング
43・・・・・・・・・・・・気管支 である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のリング状部が互に離間して位置し、これらリ
    ング状部の夫々の周方向を非連結にする自由端部が前記
    リング状部に形成され、互に隣合うこれらリング状部が
    生体器官拡張器の長手方向に沿う連結部によって連結さ
    れ、少なくとも前記リング状部が形状記憶合金の線状体
    からなっている生体器官拡張器。 2、形状記憶合金線状体の変形を一時的に阻止するため
    の変形阻止手段が設けられている、特許請求の範囲第1
    項に記載の生体器官拡張器。 3、生体器官拡張器を装着したカテーテルにおいて、前
    記生体器官拡張器の複数のリング状部が互に離間して位
    置し、これらリング状部の夫々の周方向を非連結にする
    自由端部が前記リング状部に形成され、互に隣合うこれ
    らリング状部が生体器官拡張器の長手方向に沿う連結部
    によって連結され、かつ、少なくとも前記リング状部が
    形状記憶合金の線状体からなっていることを特徴とする
    カテーテル。
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