JPH02230626A - 電気器具の端子カバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電気器臭において端子部の充電個所を危険か
ら守るため上から覆い被せる端子カバーの構造に関する
， 〔従来の技術〕 電気器具たとえば電磁接触器において、その接点数が足
りなくなった場合に、不足する接点を補充するために補
助接点ユニットを電磁接触器の端子部の上部に取付ける
。この場合には補助接点ユニットの上部端子部の充電個
所を覆うように端子カバーを被せる．この場合の端子カ
バー１の斜視図を第６図に示す．端子カバー１は透明な
短冊状の平板で、中央部に開口部１ａがあり、開口部１
ａの両辺には対向して複数個の取付け凸部１ｂが設けら
れている．第７図はこの端子カバー１が取付けられる電
気器具の斜視図で、！磁接触器２の端子部上部に補助接
点ユニット３が取付けられている．この補助接点ユニッ
ト３のケース中央部分両壁面には複数個の取付け凹部３
ａが設けられている．この取付け凹部３ａには端子カバ
ー１の開口部１ａを補助接点ユニット３のケース中央部
分に嵌込んだとき端子カバー１の取付け凸部１ｂが挿入
される．また３ｂは接点テスト用押しボタンである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の端子カバー１の取付けは端子カバー１の
取付け凸部１ｂを補助接点ユニット３のケース中央部分
両壁面の取付け凹部１ａに嵌め込む構造となっているの
で、端子カバー１の取付けに際しては、端子カバー１を
第８図に示すように湾曲させながら開口部１ａの一方側
の取付け凸部１ｈを補助接点ユニット３の取付け四部３
ａｔ．ご差込みかつ開口部１ａをケース中央部分に嵌め
込み、、さらに端子カバー１を湾曲させて他方側の取付
け凸部ｉｂを取付け凹部３ａに差込み取付けるのでこの
取付け方法は非常に作業がやりにくく、さらには端子カ
バー１に内部応力を残すと、材料によっては使用中にク
ラックが入ることがあって、端子カバー１の品質が不安
定であるという欠点があり、また誤ってこの端子カバー
に触れると簡単に外れることもあって端子部充電個所の
保護用としては不適であるという問題があった． この発明の目的は、上述した問題点に鑑み、補助接点ユ
ニット３上部の端子部充電個所を覆い被せるのが容易で
あり、その際変形させることなく確実に装着できる端子
カバーを提供することにある． 〔課題を解決するための手段〕 この発明では上記目的達成のため端子カバーの構造を次
のようにした。すなわち電気器具の端子部充電個所を覆
う端子カバーにおいて、ｉｘ明な材料を用いて断面コ字
状に形成し、コ字状両側面脚部の先端に係合用鉤状部を
設け、コ字状上面の一方辺に端子部の極間バリアに設け
た切欠部に係合し得る保合凸部を設け、さらにコ字状上
面にチェック用のｗ通孔を設けた． 〔作　用〕 と述した端子カバーは断面コ字状に形成されているので
コ字状両側面脚部は弾性を有し、先端の保合用鉤状部は
僅かの力で外側へ移動でぎ、端子カバーを補助接点ユニ
ット上部端子部の上から被せて下へ押し込めば、端子カ
バーの保合凸部が補助接点ユニット極間バリアの切欠部
に係合すると同時に前記係合用鉤状部が補助接点ユニッ
トケース側面を摺動しながら下降しバリア下端に係合し
て取付けられる． 〔実施例〕 第１図はこの発明の一実施例である電気器具の端子カバ
ー１１の斜視図で、透明な材料により断面コ字状に形成
されており、コ字状両側面の脚部１１ｂの先端に係合用
の鉤状部ｌｉｅを設け、コ字状の上面１１ａの一方辺に
保合凸部ｌｉｄが設けてある．また上面１１ａにはチェ
ック用の貫通孔ｌｉｅを端子数だけ設けてある。

第２図は前記端子カバー１１が取付けられる電気器具の
斜視図で、電磁接触器２の端子部に補助接点ユニット３
が取付けられており、その端子部極間バリア３ｄの一部
には切欠部３ｃが設けられている。

この電気器具に端子カバー１１を取付けるには、第３図
の斜視図で示すように、端子カバー１１を補助接点ユニ
ット３の端子部の上から被せ、端子カハー１１の脚部ｔ
ｉｂ先端の鉤状部１１ｃを補助接点ユニットケース側面
を摺動させながら端子カバー１１を押し下げれば、端子
カバー１１の係合凸部ｌｉｄは補助接点ユニット極間バ
リア３ｄに設けた切欠部３ｃに係合すると同時に鉤状部
１１ｅは極間バリア３ｄ下端の引掛部１１ｆに係合する
ので端子カバー１１は補助接点ユニット３の端子部に取
付けられ充電部を保護する． 第４図は第３図において端子カバー１１が取付けられた
状態でのＰ矢視図、第５図は同上状態でのＱ矢視図であ
る． 〔発明の効果〕 この発明によれば端子カバーは断面コ字状に形成したこ
とによりコ字状両側面脚部は弾性を有するようになり、
端子カバーを補助接点ユニット上部端子部の上から被せ
て下へ押し込めば保合凸部は切欠部に入り込み、鉤状部
は引掛部に係合して取付けられる。すなわら端子カバー
は変形させることなく取付けできるので応力が発生せず
破損を生ずることがなく取付け状態は安定している。ま
た端子カバーは透明であり上面に貫通孔を設けたことに
より端子部充電個所の接続状態などを目視でき、検電棒
によるシーケンスチェックも端子カバーを取外すことな
く行える。コ字状形状なるため補助接点ユニットの端子
部充電個所の保護は勿論、下部の電磁接触器の端子部充
電個所の保護も確実となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例である一対の端子カバーの
斜視図、第２図は第１図に示す端子カバーが取付けられ
る電気器具の斜視図、第３図は第１図に示す端子カバー
を電気器具の端子部に取付けようとする状態の斜視図、
第４図は第３図において端子カバーが取付けられた状態
でのＰ矢視図、第５図は同上状態でのＱ矢視図、第６図
は従来の電気器具の端子カバー、第７図は第６図に示す
端子カバーが取付けられる電気器具の斜視図、第８図は
第６図に示す端子カバーを電気器具の端子部に取付けよ
うとする状態の斜視図である．３：補助接点ユニット、
３ｃ：切欠部、３ｄ：極間バリア、１１：端子カバー、
ｌｌａ　　：上面、ｌｌｂ　８脚部、ｌｌｃ　　：鉤状
部、ｌｉｄ　　ｊ係合凸部．草３図 第４図 第５図 第２図 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）電気器具の端子部充電個所を覆う端子カバーにおい
   て、透明な材料を用いて断面コ字状に形成し、コ字状両
   側面脚部の先端に係合用鉤状部を設け、コ字状上面の一
   方辺に端子部の極間バリアに設けた切欠部に係合し得る
   係合凸部を設け、さらにコ字状上面にチェック用の貫通
   孔を設けたことを特徴とする電気器具の端子カバー。