JPH0221257Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221257Y2 JPH0221257Y2 JP1984195946U JP19594684U JPH0221257Y2 JP H0221257 Y2 JPH0221257 Y2 JP H0221257Y2 JP 1984195946 U JP1984195946 U JP 1984195946U JP 19594684 U JP19594684 U JP 19594684U JP H0221257 Y2 JPH0221257 Y2 JP H0221257Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrates
- protrusions
- boards
- board
- binding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 30
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims description 9
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000010137 moulding (plastic) Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案はバインダー綴具に関し、特にプラスチ
ツク成形バインダー綴具の左右基板の掛止機構に
関する。
ツク成形バインダー綴具の左右基板の掛止機構に
関する。
複数個の綴環を外辺に沿つて定間隔に起立させ
た一対の基板を、内辺において互いに衝合させて
開閉自在としたバインダー綴具は広く用いられて
いる。第1〜5図は本考案の実施例を示す図であ
るが、底面を除けば従来のものと変りがないから
これらを参照して従来技術を説明するに、一対の
基板1,2はその外辺に沿つて定間隔に綴環3,
4を起立しており、これらの基板1,2は内辺で
突き合せ、外辺に形成した縦溝5,6に弾性金属
さや7の両縁8,9を第1図の矢印の方向から押
し込んで両基板を両側から弾性的に押える。両基
板1,2の内辺底部には基板1,2が上方へ移動
したときのストツパーとして働く突起12,13
がそれぞれ一体的に形成されて、第6図に示すよ
うに交互に相手基板の底部へ延びている。従つ
て、第1〜3図のような閉鎖位置から基板両端ま
たは一端に設けたつまみ10,11,10′,1
1′を指で相互の方向へ押すと基板1,2は弾発
的に上方へ移動して綴環3,4を開き、逆に綴環
を指で相互の方向へ押すと基板1,2は弾発的に
下方へ移動して綴環は閉じる。
た一対の基板を、内辺において互いに衝合させて
開閉自在としたバインダー綴具は広く用いられて
いる。第1〜5図は本考案の実施例を示す図であ
るが、底面を除けば従来のものと変りがないから
これらを参照して従来技術を説明するに、一対の
基板1,2はその外辺に沿つて定間隔に綴環3,
4を起立しており、これらの基板1,2は内辺で
突き合せ、外辺に形成した縦溝5,6に弾性金属
さや7の両縁8,9を第1図の矢印の方向から押
し込んで両基板を両側から弾性的に押える。両基
板1,2の内辺底部には基板1,2が上方へ移動
したときのストツパーとして働く突起12,13
がそれぞれ一体的に形成されて、第6図に示すよ
うに交互に相手基板の底部へ延びている。従つ
て、第1〜3図のような閉鎖位置から基板両端ま
たは一端に設けたつまみ10,11,10′,1
1′を指で相互の方向へ押すと基板1,2は弾発
的に上方へ移動して綴環3,4を開き、逆に綴環
を指で相互の方向へ押すと基板1,2は弾発的に
下方へ移動して綴環は閉じる。
綴環を有する左右の基板1,2は同一形状に成
形されることもあるが、大ていは同一ではない。
例えば第1図の場合、基板1,2の外辺の縦溝
5,6はつまみ11の支持板14のところ(矢印
の部分)で開放し(第2図参照)反対側はつまみ
11′の支持端板15で閉じている。これはさや
7の位置ぎめ及び保持(バインダーの運搬中の振
動によるさやのずれの防止)に便利な構造であ
る。ところが、図から明らかなように、基板1同
志は組み合わせることができるので、誤つて組み
合わせることがある。そこで、プラスチツク成形
後に左右基板1,2を仮組み合わせをしてから組
立工場へ運搬する必要があるが、第6図に示すよ
うに、基板1,2の内辺は、単に衝合しているだ
けであるから、運搬中や組立作業中に外れてしま
い、基板1同志を組み合わせてさや7を差し込む
ことがしばしば起きる。
形されることもあるが、大ていは同一ではない。
例えば第1図の場合、基板1,2の外辺の縦溝
5,6はつまみ11の支持板14のところ(矢印
の部分)で開放し(第2図参照)反対側はつまみ
11′の支持端板15で閉じている。これはさや
7の位置ぎめ及び保持(バインダーの運搬中の振
動によるさやのずれの防止)に便利な構造であ
る。ところが、図から明らかなように、基板1同
志は組み合わせることができるので、誤つて組み
合わせることがある。そこで、プラスチツク成形
後に左右基板1,2を仮組み合わせをしてから組
立工場へ運搬する必要があるが、第6図に示すよ
うに、基板1,2の内辺は、単に衝合しているだ
けであるから、運搬中や組立作業中に外れてしま
い、基板1同志を組み合わせてさや7を差し込む
ことがしばしば起きる。
また、左右基板1,2が同一に成形される場合
でも、基板1,2の仮組工程とさや7の差し込み
工程が分離している場合には、両基板が往々にし
て外れて作業性を著しく阻害する。
でも、基板1,2の仮組工程とさや7の差し込み
工程が分離している場合には、両基板が往々にし
て外れて作業性を著しく阻害する。
本考案は、一旦仮組みした綴具基板が安定に保
持され、外れるおそれのないバインダー綴具を提
供することを目的とする。
持され、外れるおそれのないバインダー綴具を提
供することを目的とする。
本考案のバインダー綴具は、綴環を起立した一
対の左右基板を内辺で衝合させ、基板外辺を弾性
さやで押えた構造を有し、特徴として、左右基板
の内辺底部に相手方基板の底面へ突出する突起の
先端部分に、相手基板の突起の先端部分へ掛止す
る掛止突子を設けたものである。
対の左右基板を内辺で衝合させ、基板外辺を弾性
さやで押えた構造を有し、特徴として、左右基板
の内辺底部に相手方基板の底面へ突出する突起の
先端部分に、相手基板の突起の先端部分へ掛止す
る掛止突子を設けたものである。
本考案によると、両基板の仮組みの際に、各基
板の掛止突子は弾発的に相手基板の掛止突子を超
えてはまり、基板を比較的大きな力で外方へ引い
ても容易には外れず、運搬や工程間での仮組みし
た基板の積重ねなどで外れるおそれがなく、不良
発生や作業能率の低下を防ぐことができる。
板の掛止突子は弾発的に相手基板の掛止突子を超
えてはまり、基板を比較的大きな力で外方へ引い
ても容易には外れず、運搬や工程間での仮組みし
た基板の積重ねなどで外れるおそれがなく、不良
発生や作業能率の低下を防ぐことができる。
以下、第1〜5図を参照して本考案を詳しく説
明する。
明する。
従来技術に関連して述べたように、複数の綴環
3,4をそれぞれ外辺に沿つて等間隔に起立させ
ているプラスチツク一体成形の基板1,2はそれ
らの内辺で衝合され、綴環3,4を開閉自在とし
ている。基板1,2の外辺に形成した溝5,6に
はさや7の縁8,9が矢印の方向から差し込まれ
る。手動つまみ10,11,10′,11′が基板
1,2の両端に形成されて基板1,2を上方へ駆
動して綴環を開くことができるようになつてい
る。
3,4をそれぞれ外辺に沿つて等間隔に起立させ
ているプラスチツク一体成形の基板1,2はそれ
らの内辺で衝合され、綴環3,4を開閉自在とし
ている。基板1,2の外辺に形成した溝5,6に
はさや7の縁8,9が矢印の方向から差し込まれ
る。手動つまみ10,11,10′,11′が基板
1,2の両端に形成されて基板1,2を上方へ駆
動して綴環を開くことができるようになつてい
る。
第1図,第3図及び第4図に示すように基板
1,2の内辺底面には突起12,13が相手基板
の底面へ交互に延びて基板1,2の開放時に綴環
3,4の開き及び基板1,2の傾きを定めるスト
ツパーの働きをしている。第4図に示すように、
突起12,13の先端にはそれぞれ基板1,2の
内辺に沿う方向に突出する掛止突子16,17が
形成されている。図では突子16,17は突起1
2,13の両側に形成されているが、何個所かだ
け選択して形成してもよい。これらの突子16,
17は、両基板1,2を内辺で衝合して仮組みす
るときに互いに接触し、さらに基板同志を無理に
押すと突子は相手の突子を超えて相手基板の底面
へ入り込み、基板の内辺は相互に接触する。
1,2の内辺底面には突起12,13が相手基板
の底面へ交互に延びて基板1,2の開放時に綴環
3,4の開き及び基板1,2の傾きを定めるスト
ツパーの働きをしている。第4図に示すように、
突起12,13の先端にはそれぞれ基板1,2の
内辺に沿う方向に突出する掛止突子16,17が
形成されている。図では突子16,17は突起1
2,13の両側に形成されているが、何個所かだ
け選択して形成してもよい。これらの突子16,
17は、両基板1,2を内辺で衝合して仮組みす
るときに互いに接触し、さらに基板同志を無理に
押すと突子は相手の突子を超えて相手基板の底面
へ入り込み、基板の内辺は相互に接触する。
こうして基板1,2が仮組みされると、そのま
ま放置しても、第1図の上側、第3図の上側、或
いは第5図のように、基板は相互に組合つたまま
に保持でき、外力が加わつても容易には外れな
い。従つて、既に述べたように基板同志の外れに
起因する作業能率の低下や、両基板が同一でない
場合における誤組込みなどの問題が防止できる。
ま放置しても、第1図の上側、第3図の上側、或
いは第5図のように、基板は相互に組合つたまま
に保持でき、外力が加わつても容易には外れな
い。従つて、既に述べたように基板同志の外れに
起因する作業能率の低下や、両基板が同一でない
場合における誤組込みなどの問題が防止できる。
第7図は本考案の他の実施例の綴具の底面図で
あり、突起12,13は一対づつ数個所に離間し
て設けられる。掛止突子16,17は前の例と違
つて突起12,13の接近部で互いにしつかりと
掛止するように平らな縁を掛止部としている。
あり、突起12,13は一対づつ数個所に離間し
て設けられる。掛止突子16,17は前の例と違
つて突起12,13の接近部で互いにしつかりと
掛止するように平らな縁を掛止部としている。
第1図は本考案のバインダー綴具の一部分解側
面図、第2図は同端面図、第3図は第1図のA−
A線拡大断面図、第4図は基板の一部の底面分解
図、第5図は仮組合せした基板の斜視図、第6図
は従来の綴具の底面図、及び第7図は本考案の他
の実施例の基板の一部の底面図である。図中主な
部分は次の通りである。 1,2……基板、3,4……綴環、5,6……
縦溝、7……さや、10,11,10′,11′…
…操作つまみ、12,13……突起、16,17
……掛止突子。
面図、第2図は同端面図、第3図は第1図のA−
A線拡大断面図、第4図は基板の一部の底面分解
図、第5図は仮組合せした基板の斜視図、第6図
は従来の綴具の底面図、及び第7図は本考案の他
の実施例の基板の一部の底面図である。図中主な
部分は次の通りである。 1,2……基板、3,4……綴環、5,6……
縦溝、7……さや、10,11,10′,11′…
…操作つまみ、12,13……突起、16,17
……掛止突子。
Claims (1)
- 相互に衝合自在の複数の綴環を起立し且つ内辺
で互いに衝合した一対の基板と、前記基板の両外
辺を拘束する弾性さやと、前記基板の少なくとも
一端に形成されて前記基板を開放させるように作
用する操作つまみとよりなるバインダー綴具に於
て、前記各基板1,2は内辺底部に相手基板の底
面に突出する複数の突起12,13を有し、前記
各基板の前記複数の突起のうちの少なくとも2個
は前記両基板が内辺で衝合されたときに基板の長
手方向に移動しないように相手基板に形成された
突起に対して隣接して形成されており、前記各基
板の前記隣接した突起のうちの少なくとも2つの
先端側面は相手基板の隣接した突起へ向けて突出
する突子16,17を有することを特徴とするバ
インダー綴具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984195946U JPH0221257Y2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984195946U JPH0221257Y2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61111781U JPS61111781U (ja) | 1986-07-15 |
JPH0221257Y2 true JPH0221257Y2 (ja) | 1990-06-08 |
Family
ID=30753573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984195946U Expired JPH0221257Y2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0221257Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2814957B2 (ja) * | 1995-08-09 | 1998-10-27 | コクヨ株式会社 | リングとじ具 |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP1984195946U patent/JPH0221257Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61111781U (ja) | 1986-07-15 |
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