JPH02199679A - ディジタル・テープのサブコード・データ・エラー検出書換回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ＤＡＴ　（ディジタル番オーディオ・テー
プ）やディジタルＶＴ（ビデオ・テープ）等の磁気テー
プ（ディジタル・テープという）に記録されているサブ
コード・データのエラーを検出するとともにエラーのな
いサブコード・データの書換えを行なう回路に関する。

従来の技術 たとえばＤＡＴを例にとると、ＤＡＴには音声等のメイ
ンのディジタル・データが記録されるメイン・データ・
ブロックと、録音の日付、録音経過時間２曲名（曲番号
）等の付属的なデータが記録されてるサブコード・デー
タ・ブロックとがある。メインデータは音声として出力
され、サブコード・データは液晶表示器に可視表示され
て出力される。また、このデータを用いてミュージック
・サーチも行なう。

従来、サブコード・データに関しては誤り訂正処理を行
なっておらず、サブコード・データにエラーがあっても
そのまま出力して表示していた。

発明が解決しようとする課題 したがって、サブコード・データにエラーがあると液晶
表示器等に不正確なデータが表示され。

場合によっては滅茶苦茶な表示が行なわれることとなる
。また間違ったデータにより違う曲をサーチしてしまう
こともある。このためディジタル・オーディオ・テープ
・レコーダによって表示されるディジタル・オーディオ
・テープのサブコード・データの信頼度が低下する。

課題を解決するための手段 この発明によるディジタルΦテープのサブコード・デー
タ・エラー検出書換回路は、ディジタル・テープから読
取られたサブコード・データを入力し、記憶するサブコ
ード・データ用記憶手段、上記サブコード・データ用記
憶手段に記憶されているサブコード・データのエラー判
別を行なうサブコード・データ・エラー判別手段、およ
び上記エラー判別手段によってエラーなしと判別された
サブコード・データのみを正規の順序に並べ換えて上記
サブコード・データ用記憶手段の所定領域に与えるデー
タ転送手段を備えていることを特徴とする。

作　　用 ディジタル・テープから読取られたサブコード・データ
はサブコードφデータ用記憶手段に一時記憶される。−
時記憶されたサブコード・データにエラーがあるかどう
かがエラー判別回路によって判別される。エラーがない
と判別された正確なサブコード・データはデータ転送手
段によって正規の順序に並べ換えられかつデータの種類
ごとに区分けされる。そしてサブコード・データ用記憶
手段の所定領域に記憶され、その後に必要に応じて出力
される。

実施例 以下　この実施例をＤＡＴから読取られたデータに適用
した場合の実施例について詳述する。

第１図はこの発明の実施例を示すブロック図であり、第
２図はＤＡＴの記録領域を表わす図である。

Ｄ　Ａ　Ｔ　２０への記録方式は第２図に示すようにＤ
　Ａ　Ｔ　２０の走行方向に対し斜めに記録する。いわ
ゆるヘリカル記録方式である。そして記録される各ブロ
ックＢのうち中央部分が音声等のメインのディジタル・
データを記録する領域であるメインブロックＭＢであり
、このメインブロックＭＢの両端部の領域が録音の日付
、録音経過時間１曲名（曲番号）等の付属的なデータを
記憶する領域であるサブブロックＳＢである。

第１図を参照して、ＤＡＴ２０に記録されているデータ
（メイン・データおよびサブコード・データ）は磁気ヘ
ッド（図示路）等で読取られた後入力端子に与えられる
。

入力端子に与えられた読出しデータのうちメインデータ
はメインデータ用ラム１Ｂに与えられ記憶される。そし
て必要に応じて音声信号として出力される。サブコード
・データはサブコード・データ用ラム１０に与えられて
記憶される。このサブコード・データ用ラム１０は第３
図にその概略図が示されているように入力端子から入力
した読出しデータのうちのすべてのサブコード・データ
を一時的に記憶しておく領域Ａと、後述するようにエラ
ー判別が行なわれた後、正しいサブコード・データのみ
を記憶する領域Ｂとがある。入力端子から入力するサブ
コード・データはサブコード・データ用ラム１０の領域
Ａに指定されたアドレスに対応して記憶される。

入力端子から入力するサブコード・データはその順序が
不規則であるので、データ・レジスタ１１に与えられて
正規の順序に並べ換えが行なわれる。並べ換えられたサ
ブコード・データは後述するようにエラーのないデータ
のみが抽出されてサブコード・データ用ラム１０に再び
与えられる。

このデータ・レジスタ１１および後述する移動アドレス
回路１４．シンドローム計算用アドレス回路１５には、
メイン・クロックが与えられているクロック発生回路１
７からのクロック信号が与えられておりこのクロック信
号に同期してそれぞれの回路からデータおよび信号が出
力される。このように入力端子から入力するサブコード
・データはサブコード・データ用ラム１０に一時記憶さ
れデータ・レジスタ１１を通って再びサブコード・デー
タ用ラム１０に与えられる。

サブコード・データのエラーのチエツクは次のようにし
て行なわれる。

シンドローム計算用アドレス回路１５のアドレス指定信
号がサブコード・データ用ラム１０およびシンドローム
計算回路１２に与えられている。これによりサブコード
・データ用ラム１０における領域Ａの指定アドレスに一
時的に格納されているサブコード・データが読出されシ
ンドローム計算回路１２に与えられる。そして指定され
たアドレスに格納されているサブコード・データのシン
ドローム計算が行なわれる。

シンドローム計算回路１２によるシンドローム計算の演
算結果はシンドローム・チエツク回路１３に与えられ、
このシンドローム計算の演算結果に基づいたサブコード
・データのエラー判別が行なわれる。シンドローム・チ
エツク回路１３によってサブコードやデータがエラーで
ない正しいデータと判別されるとエラー無を示す信号が
移動アドレス回路１４に与えられる。またサブコード・
データがエラーであると判別されるとエラー有を示す信
号がシンドローム計算用アドレス回路１５に与えられる
。

移動アドレス回路１４にエラー無を示す信号が与えられ
るとこの移動アドレス回路１４によってデータ・レジス
タ１１で並べ換えられたサブコード・データのうちのエ
ラー無を示す信号に該当するサブコード・データのアド
レスが指定され、エラーがないと正しいサブコード・デ
ータのみがサブコード・データ用ラム１０の領域Ｂに格
納され記憶される。エラーであると判定されたサブコー
ド・データは領域Ｂには格納されない。

シンドローム・チエツク回路１３によるサブコード・デ
ータのエラー判別はディジタル・オーディオ・テープ２
０の各サブブロックＳＢごとに行なってもよいし、メイ
ンブロックＭＢの両端に存在する２つのサブブロックＳ
Ｂごとに行なうようにしてもよい。いずれにしてもサブ
コード・データのエラー判別が行なわれればよい。

サブコード・データ用ラム１０のエラー・チエツク後の
データ領域Ｂに記憶された正しいデータは必要に応じて
出力端子に与えられ７デイジタル・オーディオ・テープ
・レコーダの液晶表示器に正確なサブコード・データと
して表示される。またミュージック・サーチにも用いら
れる。

発明の効果 この発明によるとディジタル・テープに記録されている
サブコード・データにエラーがあるかどうかの検出を行
ない、検出されたエラーのサブコード・データは取り除
かれてエラーではない正しいサブコード・データのみが
記憶されることとなる。このためエラーを含むサブコー
ド・データが出力されることによる誤った録音時間等の
表示を°行なうことがなくなり、常に正しいサブコード
・データの表示が可能となり、また正しい曲をサーチす
るのでその信頼度が向上することとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示すブロック図。 第２図はディジタル・オーディオ・テープの記録の領域
を示す図、第３図はサブコード・データ用ラムの記憶領
域を示す図である。 １０・・・サブコード・データ用ラム。 １２・・・シンドローム計算回路。 １３・・・シンドローム・チエツク回路１４・・・移動
アドレス回路。 １５・・・シンドローム計算用アドレス回路。 ２０・・・ディジタル・オーディオ・テープ。 以 上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ディジタル・テープから読取られたサブコード・データ
   を入力し、記憶するサブコード・データ用記憶手段、 上記サブコード・データ用記憶手段に記憶されているサ
   ブコード・データのエラー判別を行なうサブコード・デ
   ータ・エラー判別手段、および上記エラー判別手段によ
   ってエラーなしと判別されたサブコード・データのみを
   正規の順序に並べ換えて上記サブコード・データ用記憶
   手段の所定領域に与えるデータ転送手段、 を備えたディジタル・テープのサブコード・データ・エ
   ラー検出書換回路。