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JPH02194714A - リーキーsaw共振子 - Google Patents

リーキーsaw共振子

Info

Publication number
JPH02194714A
JPH02194714A JP1438489A JP1438489A JPH02194714A JP H02194714 A JPH02194714 A JP H02194714A JP 1438489 A JP1438489 A JP 1438489A JP 1438489 A JP1438489 A JP 1438489A JP H02194714 A JPH02194714 A JP H02194714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film thickness
leaky
resonator
cutting angle
crystal substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1438489A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Morita
孝夫 森田
Yoshitaka Watanabe
渡辺 吉隆
Yuzo Nakazawa
中沢 祐三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority to JP1438489A priority Critical patent/JPH02194714A/ja
Publication of JPH02194714A publication Critical patent/JPH02194714A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はSAW共振子、殊に高周波領域で温度特性が優
れたリーキーSAW共振子に関する。
(従来技術) 従来、VHF〜LIHF 帯の高周波領域において基本
波による直接発振を得るには一般にSTカット水晶基板
を用いたSAW共振子が広く用いられている。
SAW共撫子はIDTの電極周期によって周波数が決ま
るため微細加工技術の進歩によシ高周波化が容易であシ
、又、Qが高く小型化が可能且つ量産性にも優れている
しかしながらSTカット水晶基板を用いたSAW#ci
子は温度特性が2次曲線となるのみならずその2次温度
係数は−3,4X 10−” /”C”と大きく一20
〜+80℃の温度範囲では85ppmも周波数が変化し
、この温度特性は発揚器に使われている一般的なATカ
ット水晶掻動子に比べてかなシ劣っているため、8Tカ
ツト水晶によるSAW共振子の用途は限定されてい次。
これに対して、1sAWと同様にIDTによって励振で
き基板内部にエネルギーを放射しながら伝播するリーキ
ー波については、 −74,3°回転Yカット付近の水
晶基板を用いると極めて温度特性が優れていることが清
水ら〔文献(1)、電子通信学会論文誌、Vol、J6
8  C=Nn8−p。
613(1985)、ノ によって発見され、このよう
なカットの水晶基板を用いたリーキー1SAW共掘子は
一20〜+80℃ の温度範囲で±10ppm以下の周
波数安定度を有し、ATカット水晶振動子並の温度特性
が得られることが判明している。
しかしながら、とのり−キーSAW共振子は基板内部に
エネルギーを放射しながら伝播する波を利用する為0反
射器間にエネルギーが閉じ込もシ難く、従来からQが高
くならないという欠点があった。清水らは180MHz
でQ=22,000を得タカ〔文献(2) 、 IBE
E  LlltrasonicsSymp、  Pro
c、、  pp、  233−236(1987)、〕
、容量比γが3,500と大きい為、フィギュア・オプ
・メリッ?(Q/r)が約6と小さく発振素子として用
いるには不十分であシ、又、T、N、 01iverら
は330MHz  2ボート共振子で挿入損失15dB
、Q=4000  の特性を報告しているが〔文献(3
) 、 40th Freq、  Cont。
Symp、、pp、269−274(1986)、J、
未だ実用に耐え得る特性には至っていなかった。
−万、このリーキーSAW共振子の温度特性は、清水ら
により文献(1)に、−75,3°回転Yカット(オイ
ラー角14.7°)を用い、−20〜+80℃で±10
 p pm以下の温度特性が得られることが示されてい
る。しかし、箪者らが同じ切断角度にて追実験を行った
ところ−75,3°回転Yカットでは9周波数温度特性
は温度係数が正のはソ直線的に変化する特性を示し、−
20〜+80℃の温度範囲では10099m以上の変化
となった。
又、清水、護送による特開昭61−84105において
は−74,3°回転Yカクト(オイラー角15.78)
を用い0.6 p pm/’C(−20〜+80℃で6
0ppmの変化量)の特性が得られることを示している
が。
この周波数変化量ではむしろSTカッ)SAWの温度特
性に近(、A’l’カット水晶並の優れ次温度特性には
とうてい及ばないものであった。
即ち、リーキーSAW共伽子においてその基板の切断角
度と温度特性との関係や、温度特性に及ぼす電極膜厚の
影l#は未だ実験的に明らかにされておらず、メ、AT
カット水晶並の優れた温度特性は得られていなかった。
従ってリーキーSAW共伽子の用途は限定され、高安定
な発掘源として実用に諭し得るものではなかつ次。
(発明の目的) 本発明は上述の如き従来のリーキーSAW共伽子のQが
悪くフィギュア・オブ・メリットが小さく、且つ温度特
性が未だ不十分であるという欠点を解消するためになさ
れたものでおって。
高周波領域に於いてQもフィギュア・オプ・メリットも
高く、且つ、その温度特性がATカット水晶並に優れた
リーキーSAW共伽子el供することを目的とする。
(発明の概要) 上述の目的を達成する為9本発明は水晶基板の切断角度
θを一73°55′±10’とし、且つ。
共掘子t&をH/λ=o、oos±0.001(電極膜
厚H9波長λ)とするものである。
(発明の実施例) 以下1本発明を図面に示した実施例に基づいて詳細に説
明する。
第1図は1ボートのリーキーSAW共振子のパターンを
示した構成図であって1回転Yカット水晶基板1(切断
角度a)の表面にリーキー波を励振するためのIDT2
とリーキー波を閉じ込めて共畿子を形成する為の反射器
3とを波の進行方向に沿って配置する。
本図においてIDT2の周期はL〒、対数N。
反射器30周期はLR,本数は両側共M本であシ、を極
(AI)の膜厚はHである。
先ず、リーキーSAW共伽子のQを高めフィギュア・オ
ブーメリッl−Q大きくする為に、従来公知の一74°
回転Yカット水晶を基板として用い共振子のQと容量比
りに大きく影替を写える電極膜厚とIDT対数および反
射器本数について実験によシ詳細に調べた。実験に用い
次サンプルは共振周波数zsxMHzで、IDTKは高
次横モードを抑圧するためCO8型の重みづけが施して
あシ、交叉長は40λである。
第2図はIDT対数N=150対1反射器本数M=55
0本(両側共)に固定し、電極膜厚を変えてQ及び容量
比γの変化を示したものである。
本実験によシ基準化膜厚H/λは0.4〜0.6%が適
当であろうと推定された。
因みに膜厚0.3%以下ではt&の表面抵抗が大きくな
#)Qが低下し、又、膜厚0.7チ以上では基板内部へ
のバルク放射が太きくなシやはシQが低下する。
次に実験データの提示は省略するが、電極膜厚を上記実
験によって最適と推定されたH/λ=0.005に固定
しIDT対数対数尺射器本数Mとを加え次実効対数N’
(N+M)  とQとの関係を調べると N Iの増加
と共にQが上昇し N Iが約700対で飽和すること
が分った。前述のように、膜厚を厚くして音響的反射を
大きくしようとしても、バルク放射が大きくなシQは逆
に低下してしまう為、IDT対数を多くして反射を大き
くすることが必要である。
第3図は実効対数N′が700対で十分であるのでこれ
を一定とし、そのうちIDT対数N′を変えてQとrの
変化を示した図である。
第3図よシ明らかなようにQは125対で最大となシ、
γは対数の増加と共に減少する。従ってフィギ為ア・オ
ブ・メリットはN=150〜250対で十分太きく、Q
及びフィギュア・オブ・メリットを大きくするにはID
T対数対数尺25対以上とすると良いことが分かりた。
更に共振子のQを高める次めにIDT周期L〒し反射器
周期Lnを変えて両者の周波数を合わせろことを試み友
。その結果、この補正率(Lτ/LR)はH/λ=0.
596 、 N=150では0.998が最適であった
以上の結果をもとに、−74°回転Yカット水晶基板を
用いて共振周波数281MHz(L〒=13゜960#
m、LR=13.988pm)、L〒/Li=0.99
8、N=150 、M=550 、W=40λ、H/λ
=0.5%の条件で試作したリーキーSAW共振子の実
測例を次光に示す。表には前述の文献(2)に記されて
いる共振子の特性例を比較の為併せて示した。
この結果より、従来の共振子に比べ共振周波数が100
MHz高いにもかかわらすQははソ同じで、容量比が丁
と小さい為、フィギュア・オプ・メリットは3倍大きい
値が得られた。
即ち、電極膜厚H/λはo、oos±o、ooiとする
のがフィギュア・オプ・メリットQ/rを高める上で最
適であることが判った。
以上、共振子のQを高めるための電極構成について述べ
たが9次にこれを利用した共振子の温度特性について述
べろ。
温度特性の測定に用いたサンプルは、共振周波fi28
1MHz、N=150.M=550.W=40λでID
TにはCO8型の重みづけがしてあp 、 LT/LR
=0.998であシ、Qの大きいものを選んだ。
第4図は共振子を最適基準化膜厚H/λ=0.5%(7
00A)とし、水晶基板の切断角度を変えて温度特性を
測定した結果を示し友ものである。
本実験の結果切断角度0が一73°46′〜−74゜0
9′の範囲で周波数変化が小さく、明らかに3次温度特
性を示すことが判明した。
メ、変曲点は約−5℃、θが約−74°で3重根を示し
1周波数変化量はθ=−73°54″では−20〜+5
0℃の温度範囲でわずか±3ppmとATカット水晶並
の優れ次温度特性が得られた。
以上の結果をまとめた第5図は3次曲線における極大、
極小の2つの頂点温度Tpを切断角度に対してプロット
したものであシ、その中点が変曲点温度Ti である。
試作したり−キーSAW共振子は基板の表面状態、AI
電極の膜厚および膜質、共振子のQ等によってその温度
特性も変化しバラツキがあったが、第5図から明らかに
3次温度特性を示すことがわかる。
そして、一般によく用いられる温度範囲一20〜+60
℃において共振子の周波数変化量を±10ppm以下と
するには、その切断角度θはθ=−73°55′±10
’ とするとよいことが判り次。
次に、第6図は電極膜厚による温度特性の!化を示した
もので、水晶基板切断角度θを前記最適値−73°55
′に固定して膜厚を変化させた。
場合の実験データである。
第6図から明らかなように、膜厚を厚くすることと基板
切断角度を深くすることとは対応するがこれら相互の変
化率は非常に大きく9例えば0.05%λ(70A)の
膜厚変化が基板切断角度で5〜10′の変化に相当する
。従って、所望の優れた温度特性を再現良く得るには、
基板切断角度の精度のみでなく膜厚も高精度にコントロ
ールすることが必要である。
以上述べてきたように、リーキーSAW共振子のQを高
め、且つ優れ次温度特性を得るには。
膜厚をH/λ=0.005±0.001とし、且つ、水
晶基板の切断角度を一73°55′±10’とすること
が必要であることが明らかとなった。
尚9本発明を1ボートのリーキーSAW共振子について
のみ説明し友が、2ボートのリーキー SAW共振子に
も適用可能である。
(発明の効果) 本発明は以上説明したように構成するので。
リーキーSAW共振子のQを高め、フイギーア・オプ・
メリットを大きくシ、且つ、優れ次温度特性を得る上で
著しい効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るリーキーSAW共振子の電極構成
を示す図、第2図は電極膜厚とQ及び容量比との関係を
示す図、第3図はIDT対数とQ及び容量比との関係を
示す図、第4図は水晶基板の切断角度による周波数温度
特性の変化を示す図、第5図は温度特性における切断角
度と頂点温度との関係を示す図、第6図は電極膜厚によ
る周波数温度特性の変化を示す図である。 1・−・・・・・・・水晶基板、   2・・・・・・
・・・IDT電極。 3・・・・・・・・・反射器。 特許出願人  東洋通信機株式会社 XMCとノ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転Yカット水晶基板上に,基板内部にエネルギ
    ーを放射しながら伝播するリーキー(ieaky)SA
    W波を励振するための少なくとも1対のインタディジタ
    ルトランスジューサ (IDT)電極と,該リーキーSAWを閉じ込めて共振
    子を構成するための反射器をもつリーキーSAW共振子
    において,該水晶基板の切断角度θを θ=−73゜55’±10’ とし,且つ,該電極の膜厚Hを励起したリーキーSAW
    の波長λに対して, H/λ=0.0 05±0.0 01 としたことを特徴とするリーキーSAW共振子。
  2. (2)前記IDTの対数Nが125対以上であることを
    特徴とする請求項(1)記載のリーキーSAW共振子。
JP1438489A 1989-01-24 1989-01-24 リーキーsaw共振子 Pending JPH02194714A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1438489A JPH02194714A (ja) 1989-01-24 1989-01-24 リーキーsaw共振子

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JP1438489A JPH02194714A (ja) 1989-01-24 1989-01-24 リーキーsaw共振子

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JP1438489A Pending JPH02194714A (ja) 1989-01-24 1989-01-24 リーキーsaw共振子

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05251988A (ja) * 1992-03-04 1993-09-28 Toyo Commun Equip Co Ltd 縦結合二重モードリーキーsawフィルタ
US6255916B1 (en) * 1993-05-27 2001-07-03 Fujitsu Limited Resonator-type surface-acoustic-wave filter for reducing the signal strength of a spurious peak

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6419814A (en) * 1987-07-15 1989-01-23 Toyo Communication Equip Leaky saw resonator

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