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JPH02180675A - うずくり調の木目模様を有する化粧材の製造方法 - Google Patents

うずくり調の木目模様を有する化粧材の製造方法

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JPH02180675A
JPH02180675A JP33486688A JP33486688A JPH02180675A JP H02180675 A JPH02180675 A JP H02180675A JP 33486688 A JP33486688 A JP 33486688A JP 33486688 A JP33486688 A JP 33486688A JP H02180675 A JPH02180675 A JP H02180675A
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wood grain
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Ichiro Kawabata
一郎 川幡
Takashi Matano
剛史 俣野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は木目模様が表現されている化粧材の製造方法に
関するものであり、例えば、杉。
松、桧等の印材を研磨し、春材の柔らかな部分を削り落
して各村の硬い部分のみを残すことによって得られる所
謂うずくり調の板目を呈する化粧材の製造方法を提供す
るものである。
〔従来の技術) うずくり調の木目模様を有する化粧材の製造方法には、 1)木目印刷模様層が形成されている化粧材用基材に対
して、前記木目模様層のうちの冬材部を表現する印刷模
様層上に塩ビ系のゾルインキによる肉盛り印刷層を形成
し、その後、必要に応じて、前記木目模様層のうちの冬
材部を表現する印刷模様層上に、マッドインキによる艶
消し印刷層を形成する方法「特開昭56−5786号公
報、特開昭56−5787号公報、特開昭56−578
8号公報」、 2)木目印刷模様層が形成されて(・る化粧材用基材に
対して、前記木目模様層のうちの冬材部を表現する印刷
模様層上に熱硬化型樹脂による各村部柄の肉盛り印刷層
を、グラビア印刷によって形成する方法「特開昭61−
206648号公報」、 等が存する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかして、前記従来のうずくり調を呈する化粧材の製造
方法においては、いずれも、得られる化粧材における春
材部を表現する部分が、外観的にも、また触感的にも平
坦であるため、立体感に乏しく、天然木によるうずくり
調の木目模様に比較した場合に品質性に劣るという欠点
を有している。
これに対して、本発明は、表面光沢を呈する冬材部と、
艶消し状態の春材部とが表現されており、天然木による
うずくり調が忠実に現出されている化粧材を得る方法を
提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
水弟1の発明のうずくり調の木目模様を有する化粧材の
製造方法は、化粧材用基材に対して、春材部と冬材部と
を表現する木目印刷模様層を形成する工程と、前記化粧
材用基材における前記木目印刷模様層のうちの春材部を
表現する印刷模様層上に1発泡剤を含有する印刷インキ
による柄模様層を形成する工程と、前記基材の全表面を
波型するトップコート層を形成する工程とからなるもの
である。
また、水弟2の発明のりずくり調の木目模様を有する化
粧材の製造方法は、化粧材用基材1こ対して、春材部と
冬材部とを表現する木目印刷模様層を形成する工程と、
前記化粧材用基材における前記木目印刷模様層のうちの
春材部を表現する印刷模様層上に、発泡剤を含有する印
刷インキによる柄模様層を、また、冬材部を表現する印
刷模様層上に、光沢を有する肉盛り印刷層をそれぞれ形
成する工程と、前記基材の全表面を被覆するトップコー
ト層を形成する工程とからなるものである。
さらに、水弟3の発明のうずくり調の木目模様を有する
化粧材の製造方法は、前記水弟1あるいは水弟2の発明
のうずくり調の木目模様を有する化粧材の製造方法にお
ける構成を具備するものであり、しかも、発泡剤を含有
する印刷インキによる柄模様層を春材部を表現する印刷
模様層上に形成する際に、ヘアライン状の柄模様層を形
成するものである。
さらにまた、水弟4の発明は、前記本第1〜第3の発明
のうちのいずれかのうずくり調の木目模様を有する化粧
材の製造方法における構成を具備するものであり、しか
も、冬材部を表現する印刷模様層上に形成する肉盛り印
刷層を、塩化ビニルゾルをバインダーとするグラビア印
刷用インキによるゲル化肉盛り印刷層とするものである
また、水弟5の発明のうずくり調の木目模様を有する化
粧材の製造方法は、前記本第1〜第3の発明のうちのい
ずれかのうずくり調の木目模様を有する化粧材の製造方
法における構成を具備するものであり、しかも、冬材部
を表現する印刷模様層上に形成する肉盛り印刷層を、熱
硬化型樹脂をバインダーとするグラビア印刷用インキに
よる肉盛り印刷層とするものである。
前記構成からなる本発明の化粧材の製造方法において、
化粧材用基材には、この種の基材として使用されている
一般のシート状物1例えば、坪量23〜300g程度の
紙質ンートやバルブボードをはじめ、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂製シート、各
種木材や合板等が利用される。
化粧材用基材の表面における木目模様の印刷模様層は、
通常、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体やニトロセルロ
ース等をバインダーとするインキまたは塗料を、例えば
、ロールコート。
グラビアコート、バーコード、エアナイフコート等の通
常のコーティング方法でコートすることにより形成され
ているベースコート層を介して形成さhるのが一般的で
ある。
木目模様の印刷模様層は、例えば、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体やニトロセルロース等からなるビヒクルに
、染料や顔料等の着色剤、場合によっては、バール系顔
料や金属粉顔料を添加し、更に必要に応じて、可塑剤、
安定剤。
ワックス、グリース、乾燥剤、補助乾燥剤、硬化剤、増
粘剤1分散剤、充填剤等の添加剤を添加し、溶剤・稀釈
剤等で充分に混練したインキあるいは塗料を利用し、例
えば、グラビア、オフセット、オフセットグラビア等の
一般の印刷手段で、冬材部と春材部とによる木目模様を
印刷することによって形成されるものであり、特にパー
ルインキ等による光輝性インキを併用して得られる木目
印刷模様層が効果的である。
前記木目模様による印刷模様層のうちの春材部を表現す
る領域上には、前述の通り1発泡剤を含有する印刷イン
キによる柄模様層を形成するものであり、例えば、木質
の繊維状、あるいは、ヘアライン状等を表現する柄模様
層を、発泡剤を含有する印刷インキの塗工、及び発泡工
程によって形成するものである。
前記発泡剤を含有する印刷インキによる柄模様層は、透
明1着色透明、あるいは着色不透明のいずれであっても
良く、例えば、重炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、
ソジウムボロンノ1イドライド、シリコンオキシハイド
ライド等による無機質系発泡剤、アゾジカルボンアミド
アゾビスイソブチロニトリル、ジュトロソベンタメチレ
ンテトラミン、パラメルエンスルホニルヒドラジッF、
 4.4’−オキシビスベンゼンスルホンルヒドラジッ
ド等の有機質系発泡剤、更には、気体または低沸点の有
機溶剤等が内蔵されている合成樹脂製のカプセルからな
るミクロバルーンやミクロフェアー等による発泡剤が、
印刷インキ中のベヒクルの軟化点と発泡剤の発泡温度あ
るいは分解温度とを勘案して、選択。
含有されている印刷インキで形成される。
なお、前記発泡剤を含有する印刷インキによる印刷層は
、印刷層中の発泡剤を発泡させることによって艶消し効
果のある凸状模様に形成さハるが、印刷層中の発泡剤の
発泡工程は、その後に形成されるトップコート層の乾燥
工程中の加熱を利用して行なわれても良く、例えば、熱
風、遠赤外線ヒーター等による加熱によって、艶消し効
果を有する発泡印刷層からなる凸状模様に形成されるも
のである。
水弟2の発明方法において、前記木目模様による印刷模
様層のうちの冬材部を表現する領域上に形成される肉盛
り印刷層は、光沢を有する印刷層として形成されるもの
であり、例えば、塩化ビニルゾルをバインダーとする印
刷インキや、硬化型樹脂をバインダーとする印刷インキ
等によって形成されるものである。
前記肉盛り印刷層の形成を、例えば塩化ビニルゾルなバ
インダーとするグラビア印刷用インキによって形成する
場合には、厚さ50〜150μ程度の印刷層を形成した
後、これに加熱処理を施して、前記印刷層におけるバイ
ンダー成分をゲル化させると共に印刷層表面の艶出しを
行なうことによって、光沢を有する肉盛り印刷層が得ら
れるものである。
また、硬化型樹脂をバインダーとする印刷インキによっ
て前記肉盛り印刷層を形成する場合には、例えば、塩ビ
ボリオール、アクリルポリオール、ポリエステルポリオ
ール、ポリエーテルポリオール、セルーースポリオール
9.これらの誘導体からなるポリオール等のポリオール
成分と、トリレンジイソシアネート、メチレンジイソシ
アネート、キシレンジイソシアネート。
ヘキサメチレンジイソシアネートなどからなるインシア
ネート成分との付加生成体たるウレタン樹脂、グリプタ
ル樹脂等のアルキド樹脂成分と、尿素樹脂やメラミン樹
脂等の7ミノ樹脂酸分とに、パラトルエンスルホン酸等
の酸触媒を添加した反応生成体たる酸硬化アミノアルキ
ド樹脂、エポキシ樹脂成分と、ポリアミド、エチレンジ
アミン、ジエチレントリアミン等のポリアミン成分、ま
たは無水フタル酸等の多塩基酸とからなるエポキシ系樹
脂等の二液硬化タイプの樹脂、あるいはこれらをブロッ
クポリマー化した樹脂等によるベヒクルに、主に、イン
キや塗料中の固形成分割合を上げるために使用される体
質顔料、例えば、パライト、沈降性硫酸バリウム、白亜
、沈降性炭酸カルシウム、胡粉。
石膏、アルミナ白、クレー、滑石粉、珪酸カルシウム、
沈降性炭酸マグネシウム、グロス・ホワイト、サチン白
、ベントナイト等と、必要に応じて、沈降性シリカを焼
成したマイクロシリカやテフロンパウダー等の艶調整剤
あるいはアンチブロッキング剤を添加し、更に、任意の
染料や顔料からなる着色剤、光輝性発色剤、溶剤・稀釈
剤、例えば酢酸メチル、酢酸エチル。
酢酸ブチル等のエステル系、トルエン、キシレン等の芳
香族系、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコ
ール等のアルコール系、メチルエチルケトン、メチルイ
ンブチルケトン、7クロヘキサノン等のケトン系等の各
種溶剤を添加し、充分に混練したグラビア印刷用インキ
が使用される。
前記肉盛り印刷層の形成には、印刷後の乾燥工程を経て
も印刷層に十分な体積が保持され得るように、固形成分
が多く揮発成分の少ない印刷インキを使用することが必
要であり、塩化ビニルゾルをバインダーとする場合は、
例えば、によるインキ組成物が好適であり、必要に応じ
て、透明性のある着色顔料が添加されているインキ組成
物が利用さハ、前記組成成分に着色顔料が添加されてい
る印刷インキを使用することによって飴色の透明感のあ
る肉盛り印刷層が得られる。
また、硬化型樹脂をバインダーとする印刷インキの場合
は、例えば、 に対して、ウレタン系ベヒクルの場合は、ポリオール成
分15〜35重量部とインシアネート成分5〜35重量
部を添加したもの、アミノアルキッド系ベヒクルの場合
は、該ベヒクルを30〜60重量部添加したもの、エポ
キシ系ベヒクルの場合は、該ベヒクルを30〜50重量
部添加したもの等による印刷インキが好適である。
なお、前記硬化型樹脂をバインダーとする印刷インキに
おいて、無機質系の、不透明な顔料を着色剤として利用
する場合には、この顔料がインキ全成分中の2重量%以
下となるようにするのが好ましく、また、無機系の透明
な顔料を使用する場合でも、10%以下に抑えておくこ
とが好ましく、着色剤の配合によって、冬材部を表現す
る木目模様の印刷模様層上に透明感と表面光沢とを兼備
し、かつ、天然木における冬材部が具備している所謂飴
色を呈する肉盛り印刷層を形成し得るものである。
また、前記肉盛り印刷層を形成するための印刷インキ中
に所望に応じて添加する光輝性発色剤は、微粉化した雲
母の表面に酸化チタンや酸化鉄をコーティングし、これ
を薄片状や鱗片状にした粒径5〜60μ程度のパール系
顔料や、ブロンズ粉、アルミ粉、銅粉等の金属粉からな
る金属粉顔料等が利用されるが、この光輝性発色剤もイ
ンキあるいは塗料の全成分中の10%以下に抑えておく
ことが好ましい。
さらに、前記肉盛り印刷層をグラビア印刷法によって形
成する場合には、スクリーン線数20〜1001/1n
ch、のマンセンスクリーン、砂目スクリーン、渦巻き
スクリーン、平行スクリーン等のスクリーンを使用して
得られた製版をさらに腐食することによって、腐食深度
を150μ以上に高めたグラビア印刷版を利用すること
が必要であり、肉盛り効果と十分なシャープ性とを兼備
する肉盛り印刷層を得るために、腐食深度150〜40
0μのものを利用するのが好ましい また、前記したような深度の高いグラビア印刷版を使用
する場合には、前記印刷版における腐食セルの形状と、
印刷適性と、得られる印刷層における肉盛り効果との間
に密接な関係がある、すなわち、セル間口の土手幅に対
する比が、4=1を越えるようになると、得られる肉盛
り印刷層にシャープ性が欠けるようになり、また、1:
1未満になると肉盛り感が十分な印刷層を形成すること
が困難になり、さらに、セル間口の深度に対する比が5
以上になると、印刷面上での印刷インキが流れ出すこと
があり、また2未満の場合には、印刷インキの転移性が
不十分になり易い等によって、品質の良好な肉盛り印刷
層の形成が困難となることがある。
したがって、セル間口の土手幅に対する比が、l:1〜
4:1、セル間口の深度に対する比カ、2:l〜5:1
の範囲内にあるグラビア印刷版を利用することが好まし
い。
表面に、春材部と冬材部とを表現する木目印刷模様層が
形成されている化粧材用基材に対して、所定の発泡剤を
含有する印刷インキによる柄模様層、あるいは、前記柄
模様層と光沢を有する肉盛り印刷層とを形成した後には
、透明な樹脂皮膜形成用の組成物、例えば、透明皮膜形
成能を有する樹脂成分と所要の添加剤と溶剤との混練組
成物からなるコーティング剤を、例えば、ロールコート
、グラビアコート、バーコード、エアナイフフート、フ
ローコート、ティップコート、スプレーコート等の公知
の塗工手段によって塗工し、前記化粧材用基材の全表面
を被覆するトップコート層を形成する。
なお、前記トップコート層は、化粧材用基材における木
目印刷模様層に対して、肉盛り印刷層が形成されていな
い場合には、柄印刷模様層たる発泡印刷模様層の厚さを
大幅に越えることのない程度にすることが好ましい。
前記トップコート層の形成は、−船釣には、液状での塗
工が可能で、塗工後の冷却、溶媒の揮散、架橋等によっ
て、透明〜半透明の皮膜が形成されるようなコーティン
グ剤、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル、ポリアクリル酸エステル、ポリ酢酸ビニル、
セルロース、ポリアミド、ポリアクリルアミド、または
、これらのものの2種以上の共重合体等からなる熱可塑
性樹脂、メラミン・ホルムアルデヒド樹脂、フェノール
・ホルムアルデヒド樹脂、尿素・ホルムアルデヒド樹脂
、アリル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化型樹
脂、アクリル酸エステルのポリマー、オリゴマー、モノ
マー、架橋助剤等による架橋型アクリル樹脂あるいはそ
のウレタン変性体からなる架橋型変性アクリル樹脂、ア
クリルポリオールあるいはポリエステルポリオールとポ
リイソシアネートとを含む架橋型ポリウレタン樹脂、官
能基を有するビニル七ツマ−を含む不飽和ポリエステル
樹脂等の架橋性樹脂によるコーティング剤が利用される
コーティング層を固化する手段は、前記トップコート層
形成用のコーティング剤における樹脂の種類に応じて選
択されるものであり、例えば熱可塑性樹脂によるトップ
コート層の場合には、冷却を、また、熱硬化型樹脂の場
合は、加熱を施すものであり、更には、架橋性樹脂の場
合は、必要に応じて、紫外線や電子線の照射を行なうも
のである。
〔実 施 例〕
以下本発明のうずくり調の木目模様を有する化粧材の製
造方法の具体的な構成を、図面実施例に基づいて説明す
る。
実施例1 坪量24g/イの薄葉紙lに、ニトロセルロース樹脂か
らなるベヒクルと酸化チタン顔料とを固形成分とするグ
ラビア印刷用インキによるベースコート層2を形成し、
次いで、下記組成成分からなるグラビア印刷用インキf
f1Jによって、春材部3,3.3と冬材部4,4.4
とンこよる木目の印刷模様層を形成することにより、表
面に春材部と冬材部とを表現するベタ刷りの木目印刷模
様層が形成されている化粧材用基材5を得た。
グラビア印刷用インキ「I」 次いで、前記木目印刷模様層のうちの春材部3.3.3
を表現している木目印刷模様層上に、下記組成成分から
なるグラビア印刷用インキrllJによって、ヘアライ
ン状す病模様居6.6.6を形成した。
グラビア印刷用インキrnJ しかる後に、前記化粧材用基材の全表面に、下記組成成
分からなるコーティング剤rl[lJを、711 (d
ry)/ rlの割合いに塗工し、さらに、150°C
930秒間の加熱、乾燥を施すことによって、前記ヘア
ライン状の柄模様層6゜6.6における発泡剤の発泡と
、前記コーティング層の乾燥とを同時に行なうことによ
って、表面がトップコート層7で被覆されている本発明
の目的製品である化粧材8を得た6 コーテイング剤rlJ アクリルポリオール・・・・旧旧旧・団・60重量部り
の木目印刷模様層が形成されている化粧材用基材15を
得た。
グラビア印刷用インキ「■」 得られた化粧材8の表面には、微妙な凹凸によって艶消
しされている春材部と、表面光沢に富んだ冬材部との木
目模様がリアルに表現されており、外観的にも、また触
感的にも、天然木によるうずくり調に類似した高品質の
木目模様が表現されていた。
実施例2 坪量241/lriの薄葉紙11に、ニトロセルロース
樹脂からなるベヒクルと酸化チタン顔料とを固形成分と
するグラビア印刷用インキによるベースコート層12を
形成し1次いで、下記組成成分からなるグラビア印刷用
インキrWJによって、春材部13.13.13と冬材
部14.14.14とによる木目の印刷模様層を形成す
ることにより、表面に春材部と冬材部とを表現するベタ
理法いで、前記木目印刷模様層のうちの春材部13、1
3.13を表現している木目印刷模様層上に、下記組成
成分からなるグラビア印刷用インキ「■」によって、ヘ
アライン状の柄模様層16、16.16を形成した。
グラビア印刷用インキrVJ さらに、前記木目印刷模様層のうちの冬材部14、14
.14を表現している木目印刷模様層上に、下記組成成
分からなるグラビア印刷用インキ「■」によって、肉盛
り印刷層19.19.19を形成した。
グラビア印刷用インキ「■」 しかる後に、前記化粧材基材の全表面に、下記組成成分
からなるコーティング剤「■」を、7 g (dry)
/ rr?の割合いに塗工し、さらに、150“C13
0秒間の加熱、乾燥を施すことによって、前記ヘアライ
ン状の柄模様層16.16.16における発泡剤の発泡
と、前記コーティング層の乾燥とを同時に行なうことに
よって、表面がトップコート層17で被覆されている本
発明の目的製品である化粧材18を得た。
コーティング剤「■」 得られた化粧材18の表面には、ヘアライン状の柄によ
る微妙な凹凸によって艶消しされている春材部と、表面
光沢に富み、しかも、盛り上がった状態の冬材部との木
目模様がリアルに表現されており、外観的にも、また触
感的にも、天然木によるうずくり調に酷似した品質の高
い木目模様が表現されていた。
〔発明の作用、効果〕
本発明のうずくり調の木目模様を有する化粧材の製造方
法は、春材部と冬材部とからなる木目印刷模様が表面に
付されている化粧材用基材に対して、前記木目印刷模様
層のうちの春材部を表現する印刷模様層上に、発泡剤を
含有する印刷インキによる柄模様層を形成するか、ある
いは、前記柄模様層と、冬材部を表現する木目印刷模様
層上に光沢を有する肉盛り印刷層との両者を形成する工
程と、前記化粧材用基材の全表面に、トップコート層を
形成する工程とからなるものである。
しかして、前記本発明の化粧材の製造方法においては、
微妙な凹凸によって艶消しされている春材部と、表面光
沢に富んだ冬材部との木目模様がリアルに表現されてい
るか、あるいは、微妙な凹凸によって艶消しされている
春材部と、表面光沢に富み、しかも、盛り上がった状態
の冬材部との木目模様がリアルに表現されている木目模
様を有する化粧材が得られるものであり、外観的にも、
また触感的にも、天然木によるうずくり調に酷似した品
質の高い木目模様を有する化粧材が得られるものである
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明方法の別の実施例で得られ
た化粧材の構成を説明する模型的断面図である。 1.11・・・・・・薄葉紙、 2.12・・・・・・ベースコート層、7.17・・・
・・・ トップコート層、8.18・・・・・・化粧材
、 19・・・・・・・・・・・・肉盛り印刷層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、表面に、春材部と冬材部とを表現する木目印刷模様
    層が形成されている化粧材用基材に対して、前記木目印
    刷模様層のうちの春材部を表現する印刷模様層上に発泡
    剤を含有する印刷インキによる柄模様層を形成し、次い で、前記基材の全表面を被覆するトップコート層を形成
    することを特徴とするうずくり調の木目模様を有する化
    粧材の製造方法。 2、表面に、春材部と冬材部とを表現する木目印刷模様
    層が形成されている化粧材用基材に対して、前記木目印
    刷模様層のうちの春材部を表現する印刷模様層上に発泡
    剤を含有する印刷インキによる柄模様層を、また、冬材
    部を表現する印刷模様層上に光沢を有する肉盛り印刷層
    を形成し、次いで、前記基材の全表面を被覆するトップ
    コート層を形成することを特徴とするうずくり調の木目
    模様を有する化粧材の製造方法。 3、発泡剤を含有する印刷インキによって春材部を表現
    する印刷模様層上に形成する柄模様層が、ヘアライン状
    の柄模様層である特許請求の範囲第1項あるいは第2項
    記載のうずくり調の木目模様を有する化粧材の製造方法
    。 4、冬材部を表現する印刷模様層上に形成する肉盛り印
    刷層が、塩化ビニルゾルをバイン ダーとするグラビア印刷用インキによるゲル化肉盛り印
    刷層である特許請求の範囲第1、第2、あるいは第3項
    記載のうずくり調の木目模様を有する化粧材の製造方法
    。 5、冬材部を表現する印刷模様層上に形成する肉盛り印
    刷層が、熱硬化型樹脂をバインダーとするグラビア印刷
    用インキによる肉盛り印刷層である特許請求の範囲第1
    、第2、あるいは第3項記載のうずくり調の木目模様を
    有する化粧材の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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