JPH02180304A

JPH02180304A - ハンガーブラケット

Info

Publication number: JPH02180304A
Application number: JP1275120A
Authority: JP
Inventors: Eli Polonsky; エリー　ポロンスキー
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-10-24
Filing date: 1989-10-24
Publication date: 1990-07-13
Also published as: US4911396A; EP0365944A3; AU4361589A; AU632509B2; EP0365944A2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は支持固定具に関し、更に具体的に説明すると
、釘、ネジまたは同様の固定手段を十分に支持すること
のできない表面を有する音響学的壁面、タイル、石膏板
のような壁や天井に取り付けられ得るように適用された
ブラケットに関するものである。

［従来の技術］工芸品、植木鉢、装飾品およびその他の同様物を支持す
るために使用される従来のブラケットは通常の場合、支
持表面に挿入される単一の支持釘または適当な取り付け
ボルトを用いる。前記釘またはボルトは支持表面に対し
てある角度を有していてもいなくてもよい。その他の従
来のブラケットは予め支持面に穴を設ける必要がある壁
アンカーによって支持され、前記アンカーは前記穴によ
って所定位置に永久固定されるようになる。

〔発明が解決しようとする課題〕

これら従来のブラケットは永久取り付け手段を必要とす
るが、これは取り外しが非常に困難であり、もし取り外
せたとしても支持面の修理をしなければならない。その
他の従来のハンガーブラケットは米国特許第２，２２６
，１６８号（Ｃａｓｓ　）、同第２，２８８，４３９号
（Ｄａｈａ＋）　、並びにドイツ特許第３８３，１５８
号及び同２５８，４８７号におけるハンガー支持固定具
において示されるような複数個の角度をつけて打ち込ま
れた釘を使用している。

［課題を解決するための手段］この発明は、支持ベースの長さ方向軸に対して角度をも
って配置された側壁を含んでいる前記ベースで形成され
たハンガーブラケットに関わる。

支持面に打ち込まれた釘は前記側壁に係合することによ
り前記ベースを支持面に対して支持し、前記側壁は前記
釘が前記支持面に打ち込まれる角度を決定する。前記側
壁の表面と等しい角度の内壁面を持つカバーが前記釘に
係合して前記釘を前記カバーと前記ベースとの間に固定
保持するので、前記釘は錘を前記ブラケットに取り付け
た時脱落することが防止される。最大限の強度と支持機
能を与える前記ベースの縁部の周囲に複数の前記釘が間
隔をもって配置される。前記カバーは、好ましくは、ネ
ジまたはその他のネジ山つき固定具である前記ベースに
前記カバーを固定するための手段を含む。前記カバーを
ベースに対して締め付けることにより釘が支持面内にそ
れに対してある角度位置で保持される。前記カバーは、
前記ブラケットが使用される環境または場所において適
当な美的効果をもたらすようないかなる形状またはデザ
インを有してもよい。上記のような種類の様々な対象物
が水平支持面上でも鉛直支持面上でも支持可能なように
適当なフックまたはその他の固定手段を前記カバーに連
結してもよ、い。あるいは、任意の被懸垂固定具が前記
カバーの構造を含むようにしてもよい。その場合、前記
固定具が直接前記ベースに固定できるように前記構造は
前記固定具の平坦な壁面の中またはその上に一体化され
ているものとする。

［発明の目的］この発明の目的は、天井にも壁にも懸垂対象物を支持で
きるように適用されたハンガーブラケットを提供するこ
とである。

この発明の別の目的は、種々の個体材料で製作できると
ともに、どのような特定の場所や環境にも適合するよう
に形成され且つ着色し得るハンガーブラケットを提供す
ることである。

この発明の更に別の目的は、ハンガーブラケットを取り
外したことで支持面に永久的傷痕を残さないように、最
小限の大きさの支持面係合固定具を用いるハンガーブラ
ケットを提供することである。

この発明の更に別の目的は、態度りな工具や取り付け方
法を必要とせず便利に使用できると共に、製作費がさし
てかからず設計が簡単でありながら最大限の支持強度を
もたらすハンガーブラケットを提供することにある。

［実施例］第１図及び第２図はこの発明の第１実施例であるハンガ
ーブラケット１０を示す。

ハンガーブラケット１０はベース１２を含む。

ベース１２はその長さ方向軸に対してある角度と壁また
は天井などのブラケット支持表面に対してある角度とを
もって配置される円錐台形側壁１４を有する。側壁１４
の前記支持表面に対する角度は約３０°であることが好
ましいが、その他の角度値でも十分に作動する。釘１６
またはその他の適当な固定具１６が下記に説明するよう
にブラケット１０を前記支持面に固定するために用いら
れる。

ブラケット１０は更にカバー１８を含む。カバー１８は
、ベース１２の側壁１４と同一の角度を持つと共に側壁
１４と相補的な円錐台形内壁２０を有する。ベース１２
の側壁１４．とカバー１８の内壁２０との接触面は、釘
１６がブラケット１０を所定位置に保持するための対向
保持面であるとともにブラケット１０によって懸垂支持
される対象物を支持する面でもある。カバー１８は、カ
バー１８の側壁１４とカバー１８の内壁２０とが互いに
適合するようにネジ２２またはその他の適当な固定具に
よってベース１２に固定される。植物や装飾物などの種
々の固定対象物を保持することのできるハンガーを構成
するために、適切なフック部材２４がブラケット１０に
具備されている。

支持壁または支持天井に打ち込まれた釘１６の角度関係
のせいでベースを支持するベクトル力が発生し、その一
方で、ブラケット１０が支持する対象物の重力に対して
垂直方向に力が生じることにより、釘１６が脱落するこ
とが防止される。ブラケット１０は、釘を簡単に打ち込
めたり引き抜けたりする石膏板製の壁や天井に対して使
用するには理想的に適切なものである。

ブラケット１０を前記支持面から取り外すには、カバー
固定具２２を緩めてカバー１８を取り外すようにする。

そうすると、釘１６は、支持表面を比較的完全な状態で
残しながら、そして、再度使用可能なようにブラケット
をそっくりそのままの状態にしたまま、プライヤーまた
は同様な把持工具によって引き抜かれ得る。

第３図はこの発明の第２実施例であるハンガーブラケッ
ト１００を示す。

ハンガーブラケット１００は、第１図と第２図に示すよ
うな円形の側壁Ｌ４よりももっと平坦な側壁１１４を有
するベース１１２を含む。この実施例の各側壁１１４の
形状は台形であり、側壁１１４は複数個の溝１１３を有
している。これらの溝１１３は釘１１６を側壁１１４の
周縁上で適所に保持するように作用する。図示省略した
カバーが、第１図及び第２図の実施例に関して説明した
ように、該カバーとベース１１２との間に釘１１６を適
所に保持する。

第４図はこの発明の第３実施例であるハンガーブラケッ
ト２００を示す。

この実施例においては、ハンガ７ブラケツト２００のベ
ース２１２は壁表面から上方に延びている複数の肘壷部
材２１５を有する側壁２１４を含む。該肘壷部材２１５
は釘又はその他の細長い固定具を受は入れるように構成
された開口を有する。

内壁２２０を有するカバー２１８は、また、肘壷部材２
１５に対して相補的な複数の支持表面２２１をも有する
。肘壷部材２１５は釘２１６を受は入れ、その位置を定
め、支持表面２２１が釘２１６と係合し部材２１５及び
釘２１６を適所に保持するので、その結果、ブラケット
２００は上述したように固定されるようになる。

第５図は、この発明の第４の実施例であるハンガーブラ
ケットとそれによって支持面に取り付けられる燭台３０
０とを示す。燭台３００はローソク支持部３０２と後壁
３０４とを有する。前記ブラケットは、釘３１６を上記
の実施例のように保持する構造を有する円錐台形側壁３
１４を持つベース３１２が形成されている。この実施例
のカバー３１８は別体として形成するかまたは底面３２
３と円錐台形内壁３２０とを有する凹部として燭台３０
０の後壁３０４と一体的に形成する。側壁３２０はベー
ス３１２に固定すると共に釘３１６を上記実施例のよう
に適所に保持するために、取り付けネジ３２２が用いら
れる。

棚受は部材などをはじめとする種々の対象物を取り付け
るためには、上記実施例のフック部材の代わりのその他
の適当な支持部材を用いてもよい。

特許請求の範囲において定義されたこの発明の分野から
逸脱しない範囲において、多くの別の変形例が可能であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例の水平支持面にあるハン
ガーブラケットの正面図、第２図はこの発明の鉛直支持
面に取り付けられたハンガーブラケットの分解状態を示
す側面図、第３図はこの発明の第２実施例であるハンガ
ーブラケットの部分平面図、第４図はこの発明の第３の
実施例であるハンガーブラケットの部分断面図、第５図
はこの発明の第４の実施例であるハンガーブラケットの
分解斜視図である。ｌＯ・・・ハンガーブラケット、１２・・・ベース、１
４・・・側壁、１６・・・釘、１８・・・カバー、２０
・・・内壁、２２・・・ネジ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）懸垂物を支持するための支持面に固定されるハン
ガーブラケットにおいて、前記支持面に対してある角度
をもって配置される側壁面を有する支持ベースと、前記
ハンガーブラケットをそれに接して支持するたの前記支
持面に挿入されるように構成された固定手段と、前記側
壁面と相補的な内壁面を有するカバーと、重さを有する
対象物を前記ハンガーブラケットに支持するための取り
付け手段とを含み、前記側壁面は前記固定手段のための
位置ぎめ面を構成し、前記側壁面と前記内壁面は前記カ
バーが前記支持ベースに連結された状態において前記固
定手段を前記角度をもって前記支持面内の適所に保持す
るための保持面を構成するようになるハンガーブラケッ
ト。
（２）請求項第１項に記載のハンガーブラケットにおい
て、前記側壁面は円錐台形状を有することを特徴とし、
前記内壁面は前記円錐台形状と相補的な円錐台形状を有
することを特徴とするハンガーブラケット。
（３）請求項第１項に記載のハンガーブラケットにおい
て、前記側壁面は平坦面であることを特徴とし、前記内
壁面は前記平坦面と相補的な平坦面であることを特徴と
するハンガーブラケット。
（４）請求項第１項に記載のハンガーブラケットにおい
て、前記カバーを前記支持ベースに取り外し可能に連結
するための連結手段をさらに含むハンガーブラケット。
（５）請求項第４項に記載のハンガーブラケットにおい
て、重さを有する対象物を支持するための前記取り付け
手段は前記連結手段が一体的に形成されたフックである
ハンガーブラケット。
（６）請求項第１項に記載のハンガーブラケットにおい
て、前記カバーは懸垂物の壁面と一体的に形成されるハ
ンガーブラケット。
（７）懸垂物を支持するための支持体に固定されるハン
ガーブラケットにおいて、前記支持体に対してある角度
をもって配置される円錐台形側壁面を有するベース部材
と、前記ハンガーブラケットをそれに接して支持するた
めの前記支持体に挿入されるように構成された固定手段
と、前記ベース部材を覆うカバーと、重さを有する対象
物を前記ハンガーブラケットに支持するための取り付け
手段とを含み、前記側壁面は前記固定手段を前記支持体
に対してある角度をもって位置ぎめするための手段と前
記固定手段を前記支持体に前記角度をもって挿入するた
めの案内手段とを構成し、前記カバーは前記側壁面の角
度と相補的な角度の円錐台形内壁面を有し、前記側壁面
と前記内壁面は前記カバーが前記ベース部材に連結され
た状態において前記固定手段を前記支持体に対して前記
角度をもって所定位置に保持するための保持手段を構成
するハンガーブラケット。
（８）懸垂物を支持するための支持体に固定されるハン
ガーブラケットにおいて、前記支持体に対してある角度
をもって配置される複数の平坦な側壁面を有するベース
部材と、前記ハンガーブラケットをそれに接して支持す
るための前記支持体に挿入されるように構成された固定
手段と、前記ベース部材を覆うカバーと、重さを有する
対象物を前記ハンガーブラケットに支持するための取り
付け手段とを含み、前記側壁面は前記固定手段を前記支
持体に対してある角度をもって位置ぎめするための手段
と前記固定手段を前記支持体に前記角度をもって挿入す
るための案内手段とを構成し、前記カバーは前記側壁面
の角度と相補的な角度の平坦な内壁面を有し、前記側壁
面と前記内壁面は前記カバーが前記ベース部材に連結さ
れた状態において前記固定手段を前記支持体に対して前
記角度をもって所定位置に保持するための保持手段を構
成するハンガーブラケット。