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JPH02163130A - 半導体用高純度非電解質高分子水溶液の精製方法 - Google Patents

半導体用高純度非電解質高分子水溶液の精製方法

Info

Publication number
JPH02163130A
JPH02163130A JP63318008A JP31800888A JPH02163130A JP H02163130 A JPH02163130 A JP H02163130A JP 63318008 A JP63318008 A JP 63318008A JP 31800888 A JP31800888 A JP 31800888A JP H02163130 A JPH02163130 A JP H02163130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous solution
polymer aqueous
nonelectrolytic
electrolyte polymer
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63318008A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuo Kawada
敦雄 川田
Akihiko Nagata
永田 愛彦
Yoshihiro Kubota
芳宏 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP63318008A priority Critical patent/JPH02163130A/ja
Publication of JPH02163130A publication Critical patent/JPH02163130A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は半導体の製造に使用する非電解質高分子水溶液
を精製する方法に関するものである。
【従来の技術】
半導体の製造工程において、セルロース誘導体やポリビ
ニルアルコール等の非電解質高分子が半導体基板の損傷
を防止する保護膜や、拡散源の保持膜に用いられる。保
持膜に用いる場合は、拡散源粒子を分散または拡散源粒
子と化学結合する結着剤としての機能を果たす、これら
は半導体基板に水溶液の状態でスピナーを用いてスピン
コードされることが一般的である。 半導体の特性は微量の金属によって大きな影響を受ける
ため、製造工程では金属イオンによる汚染が問題になる
。ところが高分子材料は不純物である様々な金属イオン
を含んでおり、使用前にそれらを除去する必要がある。 高分子中の金属イオン濃度は、全金属イオンについて0
.lppm以下で、特にNa、に、Mg、Ca、Cr、
Mn、Fe、Go、Ni、Cuおよび2nイオンについ
ては0.01ppm以下であることが望ましい。
【発明が解決しようとする課題】
従来、不純物である金属イオンを除去するためには、専
ら高分子の水溶液を透析したり連続抽出する方法が採ら
れている1例えばポリビニルアルコールを精製するには
、未精製の材料を水に溶かして完全に中和したのち透析
または電気透析によって電解質を除(1次いで水溶液を
濃縮したのちメタノールまたはアセトン中に徐々に加え
て沈殿させる。ポリビニルアルコール水温液の濃度。 非溶剤の量、滴下の速度などにつき適当な条件で再沈殿
させれば、剥片状ないしは石綿状のポリビニルアルコー
ルが得られる。得られたポリビニルアルコールはメタノ
ールまたはアセトンで良く洗浄し真空乾燥する。 しかしこれらの方法は処理速度が遅く、高分子の損失が
大きいという欠点があり、実用上大きな障害となってい
る。 本発明は前記の課題を解決するためなされたもので、処
理速度が速(高分子の損失が少ない半導体用高純度非電
解質高分子水溶液の精製方法を提供することを目的とす
る。
【課題を解決するための手段] 本発明者は前記の課題を解決するため、高分子水溶液の
精製方法について種々検討を行なった結果、高分子電解
質の精製に用いられているイオン交換法が非電解質高分
子水溶液の精製にも適用可能であることを見出し本発明
の完成に至った。 前記の目的を達成するためになされた本発明の半導体用
高純度非電解質高分子水溶液の精製方法は、半導体製造
工程で半導体基板の表面を覆う高分子膜を形成するため
の非電解質高分子水溶液に含まれる金属イオンを、イオ
ン交換樹脂を用いて除去する。 イオン交換樹脂は、例えばスチレン系強酸性イオン交換
樹脂 や、スチレン系強塩基性イオン交換樹脂が使用出来る。 非電解質高分子は、例えばポリビニルアルコール、酢酸
ビニル部分ケン化ポリビニルアルコールのような・ポリ
ビニルアルコールの誘導体およびメチルセルロース、エ
チルセルロース、ベンジルセルロース、シアノエチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルセルロースのようなセルロース誘導体であ
る。 非電解質高分子水溶液の20℃における粘度は5〜10
000cpsである。この水溶液を半導体基板にスピン
コードする場合、粘度が5cps以下であると膜厚が薄
くなり十分な膜強度が得られない。 100QOcps以上のときは膜厚が厚(なり膜の均一
性が低下する。実用的な処理速度を得るためには水溶液
の粘度を1000cps以下にすることが好ましい。 【発明の作用・効果] 本発明の半導体用高純度非電解質高分子水?8液の精製
方法によれば、半導体基板の保護膜や拡散源の保持膜を
形成するための非電解質高分子水溶液に不純物として含
まれる金属イオンが、イオン交換樹脂に捕捉されて完全
に除去され、純度の高い非電解質高分子水溶液が短時間
で効率良く得られる。また、精製に伴う高分子材料の損
失が極めて少ない、そのため純度の高い半導体用非電解
質高分子水溶液を安価に提供することが可能である。 【実施例】 以下、本発明の詳細な説明する。 イオン交換樹脂として、スチレン系強酸性陽イオン交換
樹脂、三菱化成■製、ダイヤイオンSにIBおよびスチ
レン系強塩基性陰イオン交換樹脂、三菱化成■製、ダイ
ヤイオンSA IOAを使用する6前者をHCI、後者
をNaOHで再生したのち、これら二種類のイオン交換
樹脂を混合し、 14m−φ、長さ9G+amのガラス
カラムに充填した。 実施例1 Naイオン1.Srag/Qを含む部分ケン化ポリビニ
ルアルコール5重量%水溶液を流速360+sl/時で
上記のカラム中を通して精製したところ、投入量と略同
量の水溶液が得られた。得られた水溶液を原子吸光光度
法で分析したところ、溶液中のNaイオン濃度は 0.
旧mg/ l以下であった。この水溶液の20℃におけ
る粘度は8 cpsで、半導体基板にスピンコーティン
グ(回転@30GOrpm、 10秒)したところ、厚
さ0.1B+の均一な塗膜が形成された。 実施例2 Naイオン2.7ag/βを含むヒドロキシプロピルセ
ルロース5重量%水溶液を実施例1と同様にして精製し
、投入量と略同量の水溶液を得た。得られた溶液を原子
吸光光度法で分析したところ、溶液中のNaイオン濃度
は0.01mg/ff以下であった。 この水溶液の20℃における粘度は7 cpsで、半導
体基板にスピンコーティング(回転数300Orpm、
10秒)したところ、厚さ0.2+−の均一な塗膜が形
成された。 この塗膜につき、イオン交換樹脂による精製前後の電気
伝導度および金属イオン濃度を測定したところ、第1表
に示す結果が得られた。 第  1  表 なお、上記の実施例ではイオン交換樹脂として強酸性陽
イオン交換樹脂と強塩基性陰イオン交換樹脂とを混合し
て使用したが、同時に対イオンも除去する場合には、こ
のようにイオン交換樹脂の混合物を通して同時に精製し
ても、夫々のイオン交換樹脂を単独に充填したカラムを
順に通して精製しても良い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体製造工程で半導体基板の表面を覆う高分子膜
    を形成するための非電解質高分子水溶液に含まれる金属
    イオンを、イオン交換樹脂を用いて除去することを特徴
    とする半導体用高純度非電解質高分子水溶液の精製方法
    。 2、前記非電解質高分子水溶液の20℃における粘度が
    、5〜10000cpsであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の半導体用高純度非電解質高分子水
    溶液の精製方法。 3、前記非電解質高分子がポリビニルアルコールおよび
    その誘導体であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の半導体用高純度非電解質高分子水
    溶液の精製方法。 4、前記非電解質高分子がセルロース誘導体であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    半導体用高純度非電解質高分子水溶液の精製方法。
JP63318008A 1988-12-16 1988-12-16 半導体用高純度非電解質高分子水溶液の精製方法 Pending JPH02163130A (ja)

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JP63318008A JPH02163130A (ja) 1988-12-16 1988-12-16 半導体用高純度非電解質高分子水溶液の精製方法

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JPH02163130A true JPH02163130A (ja) 1990-06-22

Family

ID=18094457

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JP63318008A Pending JPH02163130A (ja) 1988-12-16 1988-12-16 半導体用高純度非電解質高分子水溶液の精製方法

Country Status (1)

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JP (1) JPH02163130A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994029357A1 (en) * 1993-06-04 1994-12-22 E.I. Du Pont De Nemours And Company Process for removal of ash-producing residues from vinyl(alcohol)polymers
JPH11302633A (ja) * 1998-04-20 1999-11-02 Toshiba Corp 研磨剤及び半導体基板のポリッシング方法
US6354913B1 (en) 1997-05-07 2002-03-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Abrasive and method for polishing semiconductor substrate
WO2007078414A1 (en) * 2005-12-16 2007-07-12 Celanese International Corporation Method to purify poly (vinyl alcohol)
JP2010062334A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Japan Vam & Poval Co Ltd リン拡散用塗布液
JP2010062223A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Japan Vam & Poval Co Ltd ホウ素拡散用塗布液

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