JPH0216031A - 熱収縮性ポリウレタンフィルム - Google Patents
熱収縮性ポリウレタンフィルムInfo
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- JPH0216031A JPH0216031A JP16411988A JP16411988A JPH0216031A JP H0216031 A JPH0216031 A JP H0216031A JP 16411988 A JP16411988 A JP 16411988A JP 16411988 A JP16411988 A JP 16411988A JP H0216031 A JPH0216031 A JP H0216031A
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Landscapes
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、各種物品の収縮用包材として極めて好適な、
空刺、衝撃等の機械的強度に優れた熱収縮性ポリウレタ
ンフィルムに関する。
空刺、衝撃等の機械的強度に優れた熱収縮性ポリウレタ
ンフィルムに関する。
[従来の技術]
従来より、収縮包装用フィルムとしては、ポリ塩化ビニ
ル系、ポリプロピレン系、ポリエチレン系などの熱収縮
性フィルムが知られ、それぞれの特徴を活した分野で広
く利用されている。
ル系、ポリプロピレン系、ポリエチレン系などの熱収縮
性フィルムが知られ、それぞれの特徴を活した分野で広
く利用されている。
しかしながら、これらのうちポリ塩化ビニル系熱収縮フ
ィルムは、低温収縮性に優れるが、反面熱シールの際に
塩素ガスが発生したり、あるいは可塑剤等の移行による
衛生上の問題に加えて、引張、引裂、空刺、′ag1等
の機械的強度に乏しいといった数多くの欠点を有してい
る。また一方、ポリプロピレン系及びポリエチレン系熱
収縮フィルムはコストが安く汎用されているが、収縮温
度が比較的高い上にこの場合も空刺、衝撃等の強度が弱
く裂けやすいという問題を有するなど、これら既存の収
縮包装用フィルムは、そのいずれをとってみても空刺、
衝撃等に対する抵抗性の点でユーザーの要望に応えられ
るものが見当たらないのが現状である。
ィルムは、低温収縮性に優れるが、反面熱シールの際に
塩素ガスが発生したり、あるいは可塑剤等の移行による
衛生上の問題に加えて、引張、引裂、空刺、′ag1等
の機械的強度に乏しいといった数多くの欠点を有してい
る。また一方、ポリプロピレン系及びポリエチレン系熱
収縮フィルムはコストが安く汎用されているが、収縮温
度が比較的高い上にこの場合も空刺、衝撃等の強度が弱
く裂けやすいという問題を有するなど、これら既存の収
縮包装用フィルムは、そのいずれをとってみても空刺、
衝撃等に対する抵抗性の点でユーザーの要望に応えられ
るものが見当たらないのが現状である。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、かかる事情に鑑みなされたものであり、その
目的とするところは、柔軟で、引張、引裂等の強度が強
く、しかも空刺、衝撃等の外力に対してとりわけ優れた
抵抗性を有する熱収縮性ポリウレタンフィルムを提供す
る点にある。
目的とするところは、柔軟で、引張、引裂等の強度が強
く、しかも空刺、衝撃等の外力に対してとりわけ優れた
抵抗性を有する熱収縮性ポリウレタンフィルムを提供す
る点にある。
[課題を解決するための手段]
本発明者等は、前記目的を達成するために、機械的強度
か強く、しかも柔軟性と弾力性に関してず量れた性質を
有する熱可塑性ポリウレタン樹脂に着目し、該ポリウレ
タン樹脂ベースの熱収縮性フィルムについて鋭意検討し
た結果、特定の結晶性と熱収縮性並びに永久伸びを有す
るポリウレタンフィルムであれは、これまでのポリ塩化
ビニル系樹脂等の熱収縮フィルムには見られなかった優
れた空刺、街7等の機械的強度を有する、収縮用包材と
して好適なフィルムが得られることを見い出し、本発明
を完成させた。
か強く、しかも柔軟性と弾力性に関してず量れた性質を
有する熱可塑性ポリウレタン樹脂に着目し、該ポリウレ
タン樹脂ベースの熱収縮性フィルムについて鋭意検討し
た結果、特定の結晶性と熱収縮性並びに永久伸びを有す
るポリウレタンフィルムであれは、これまでのポリ塩化
ビニル系樹脂等の熱収縮フィルムには見られなかった優
れた空刺、街7等の機械的強度を有する、収縮用包材と
して好適なフィルムが得られることを見い出し、本発明
を完成させた。
即ち、本発明は結晶融解熱0.1乃至3.0caJ2/
gの熱可塑性ポリウレタン樹脂よりなるフィルムであっ
て、該フィルムの 120℃グリセリン浴中での熱ll
!2縮率が長さ及び幅方向の少くともいずれか一方に2
0%以上であり、且つ永久伸びが30%以下であること
を特徴とする熱収縮性ポリウレタンフィルムに係るもの
である。
gの熱可塑性ポリウレタン樹脂よりなるフィルムであっ
て、該フィルムの 120℃グリセリン浴中での熱ll
!2縮率が長さ及び幅方向の少くともいずれか一方に2
0%以上であり、且つ永久伸びが30%以下であること
を特徴とする熱収縮性ポリウレタンフィルムに係るもの
である。
以下、本発明の熱収縮性ポリウレタンフィルムについて
詳しく説明する。
詳しく説明する。
本発明において熱可塑性ポリウレタン樹脂とは、二官能
性ポリオールとジイソシアネート及びグリコールを主原
料としてなる分子構造中にウレタン基を含有するゴム状
弾性高分子のうち、熱可塑性を有するものを総称し、具
体的には使用される前記ポリオール等の原料の種類によ
って区別されるところのアジペートエステル系、ポリエ
ーテル系、カプロラクトンエステル系、ポリ炭酸エステ
ル系等の熱可塑性ポリウレタン樹脂の一種又は二種以上
−からなるものであって、且つその結晶融解熱が 0.
1乃至3.0cal/g、好ましくは 0.5乃至2、
ocaU/gのものである。
性ポリオールとジイソシアネート及びグリコールを主原
料としてなる分子構造中にウレタン基を含有するゴム状
弾性高分子のうち、熱可塑性を有するものを総称し、具
体的には使用される前記ポリオール等の原料の種類によ
って区別されるところのアジペートエステル系、ポリエ
ーテル系、カプロラクトンエステル系、ポリ炭酸エステ
ル系等の熱可塑性ポリウレタン樹脂の一種又は二種以上
−からなるものであって、且つその結晶融解熱が 0.
1乃至3.0cal/g、好ましくは 0.5乃至2、
ocaU/gのものである。
ここで、熱可塑性ポリウレタン樹脂の結晶融解熱がo、
tcaU/g未満の場合は、粘着性が強く、内包する物
品とフィルムとが密着しやすいために、密着した部分が
収縮不足となったり、あるいはひきつり現象を生じて外
観不良を呈するなど、収縮用包材として致命的な問題が
発生するのに対し、結晶融解熱が3.0cal/gより
大きくなると、柔軟性、弾力性、更には熱収縮性等が低
下して、本発明の目的とするような熱収縮性フィルムが
得られない。
tcaU/g未満の場合は、粘着性が強く、内包する物
品とフィルムとが密着しやすいために、密着した部分が
収縮不足となったり、あるいはひきつり現象を生じて外
観不良を呈するなど、収縮用包材として致命的な問題が
発生するのに対し、結晶融解熱が3.0cal/gより
大きくなると、柔軟性、弾力性、更には熱収縮性等が低
下して、本発明の目的とするような熱収縮性フィルムが
得られない。
尚、本発明で使用する熱可塑性ポリウレタン樹脂は、結
晶融解熱が前記条件を満足するものであれば、結晶性を
有する熱可塑性ポリウレタン樹脂と結晶性を持たない通
常の熱可塑性ポリウレタン樹脂をブレンドして用いるこ
とができるほか、その性質を大きく変えない範囲内でポ
リ塩化ビニル系、ポリエステル系、ポリアミド系、アク
リル系、ポリオレフィン系等の熱可塑性樹脂をブレンド
したり、あるいは耐候性、取扱い性等を向上させる目的
で紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色剤、滑剤等を必要に
応じて適宜添加してもさしつかえない。
晶融解熱が前記条件を満足するものであれば、結晶性を
有する熱可塑性ポリウレタン樹脂と結晶性を持たない通
常の熱可塑性ポリウレタン樹脂をブレンドして用いるこ
とができるほか、その性質を大きく変えない範囲内でポ
リ塩化ビニル系、ポリエステル系、ポリアミド系、アク
リル系、ポリオレフィン系等の熱可塑性樹脂をブレンド
したり、あるいは耐候性、取扱い性等を向上させる目的
で紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色剤、滑剤等を必要に
応じて適宜添加してもさしつかえない。
本発明の熱収縮性ポリウレタンフィルムはまた、該フィ
ルムの120℃グリセリン浴中での熱収縮率が長さ及び
幅方向の少なくともいずれか一方に20%以上、好まし
くは30%以上であって、且つ永久伸びが30%以下、
好ましくは20%以下でなければならない。
ルムの120℃グリセリン浴中での熱収縮率が長さ及び
幅方向の少なくともいずれか一方に20%以上、好まし
くは30%以上であって、且つ永久伸びが30%以下、
好ましくは20%以下でなければならない。
なぜなら、本発明者等は、柔軟性と弾力性に特異な性質
を有する熱可塑性ポリウレタンフィルムを収縮用包材と
して用いた場合、比較的低い収縮率でも優れた緊縛性が
得られる点に着目し、該フィルムの収縮率と包装後の緊
縛性並びに空刺、衝2などに対する抵抗性について詳し
く検討した結果、フィルムの収縮率が大きくなると緊縛
性は向上するが、反面分子配向が進みずぎて永久伸びが
増大し、空刺、衝撃等の機械的強度が低下するという現
象がみられるなど、熱収縮率と永久伸びの両者が特定の
条件を満足してはじめてポリウレタンフィルムの収縮用
包材への応用が可能になるからである。
を有する熱可塑性ポリウレタンフィルムを収縮用包材と
して用いた場合、比較的低い収縮率でも優れた緊縛性が
得られる点に着目し、該フィルムの収縮率と包装後の緊
縛性並びに空刺、衝2などに対する抵抗性について詳し
く検討した結果、フィルムの収縮率が大きくなると緊縛
性は向上するが、反面分子配向が進みずぎて永久伸びが
増大し、空刺、衝撃等の機械的強度が低下するという現
象がみられるなど、熱収縮率と永久伸びの両者が特定の
条件を満足してはじめてポリウレタンフィルムの収縮用
包材への応用が可能になるからである。
従って、本発明のポリウレタンフィルムにおいて、 1
20℃グリセリン浴中での熱収縮率が長さ及び幅方向の
少くともいずれか一方に20%未満の場合は、収縮不足
となって包装後の仕上り外観が悪くなる一方、フィルム
の永久伸びが30%より大きくなると空刺、衝繁等の機
械的強度が大幅に低下して、ポリウレタンフィルムの特
性が失われるという不都合な問題が生じる。
20℃グリセリン浴中での熱収縮率が長さ及び幅方向の
少くともいずれか一方に20%未満の場合は、収縮不足
となって包装後の仕上り外観が悪くなる一方、フィルム
の永久伸びが30%より大きくなると空刺、衝繁等の機
械的強度が大幅に低下して、ポリウレタンフィルムの特
性が失われるという不都合な問題が生じる。
尚、本発明において、ポリウレタンフィルムの熱収縮率
をグリセリン浴中での値として表した理由は、収縮包装
の際に通常よく用いられる熱風あるいはスチーム等の熱
媒に比べて、フィルムへの熱伝導が均一で、熱収縮率を
正しく定量評価できるためである。
をグリセリン浴中での値として表した理由は、収縮包装
の際に通常よく用いられる熱風あるいはスチーム等の熱
媒に比べて、フィルムへの熱伝導が均一で、熱収縮率を
正しく定量評価できるためである。
また、本発明の熱収縮性ポリウレタンフィルムの厚さは
、その用途に応じて適宜選択されるもので特に限定する
必要はないが、フィルム強度、緊縛性、経済性、更には
内包される物品へのフィツト感等を考慮した場合、フィ
ルム厚さは、通常10乃至300μのものが好適である
。
、その用途に応じて適宜選択されるもので特に限定する
必要はないが、フィルム強度、緊縛性、経済性、更には
内包される物品へのフィツト感等を考慮した場合、フィ
ルム厚さは、通常10乃至300μのものが好適である
。
[実施例]
以下、本発明の熱収縮性ポリウレタンフィルムについて
、実施例により更に詳しく説明する。
、実施例により更に詳しく説明する。
尚、本発明において行った物性の測定法及び評価方法は
次の如くである。
次の如くである。
(1)結晶融解熱
差動走査熱量計(DSC)に15mgの試料を入れ、こ
れを15℃/minの昇温速度で昇温し、融解時にあら
れれる発熱ピークの面積から発熱量を求め、これを試料
1g当りに換算して求めた。
れを15℃/minの昇温速度で昇温し、融解時にあら
れれる発熱ピークの面積から発熱量を求め、これを試料
1g当りに換算して求めた。
(2) 熱収縮率
試料フィルムを 120℃グリセリン浴中に10秒間浸
漬し、その間の熱収縮率を求めた。
漬し、その間の熱収縮率を求めた。
(3)永久伸び
ダンベル1号形に打抜いた試料フィルムを、標線間の伸
びが100%に相当する長さに引張り、10分間保持し
たのち収縮させ、次式により永久伸びを測定した。
びが100%に相当する長さに引張り、10分間保持し
たのち収縮させ、次式により永久伸びを測定した。
Ll:収縮させた後の標線間距離
(4)空刺強度
直径75φの円筒状リングの断面に、試料フィルムを覆
せて固定した後、該円形フィルム面の中心に先端角53
度の円錐ヘッドを200mm/minの速度で突刺し、
フィルムに穴が開くまでの最大荷重(単位二g)を空刺
強度とした。
せて固定した後、該円形フィルム面の中心に先端角53
度の円錐ヘッドを200mm/minの速度で突刺し、
フィルムに穴が開くまでの最大荷重(単位二g)を空刺
強度とした。
(5)衝γ強度
撮子式衝撃試験m(東洋精機製作所製フィルムインパク
トテスター)を用い、フルスケール30 kg−cm
、衝撃ヘッド 172インチの条件で衝撃強度(単位:
kg−cm)を測定した。
トテスター)を用い、フルスケール30 kg−cm
、衝撃ヘッド 172インチの条件で衝撃強度(単位:
kg−cm)を測定した。
(6)収縮包装後の外観
トンネル内温度約140乃至160℃、通過時間約10
秒に設定した収縮トンネル装置を用いて、試料フィルム
が二軸115!縮性の場合(実施例1〜7、比較例1〜
4)は三方シール包装によって、また試料フィルムが一
軸収縮性の場合(実施例8〜10、比較例5〜6)はス
リーブシール包装によってそれぞれスプレー容器を収縮
包装した。包装後の状態を目視で評価し、緊縛性、外観
共に良好なものを(O)、緊縛性が悪いかあるいは著し
い収縮むらが認められ、たものを(×)とした。
秒に設定した収縮トンネル装置を用いて、試料フィルム
が二軸115!縮性の場合(実施例1〜7、比較例1〜
4)は三方シール包装によって、また試料フィルムが一
軸収縮性の場合(実施例8〜10、比較例5〜6)はス
リーブシール包装によってそれぞれスプレー容器を収縮
包装した。包装後の状態を目視で評価し、緊縛性、外観
共に良好なものを(O)、緊縛性が悪いかあるいは著し
い収縮むらが認められ、たものを(×)とした。
(7)総合評価
空刺強度、;」撃強度及び収縮包装後の外観などの結果
をもどに総合評価したもので、収縮包装用フィルムとし
て好適なものを(○)、不適当なものを(×)とした。
をもどに総合評価したもので、収縮包装用フィルムとし
て好適なものを(○)、不適当なものを(×)とした。
実施例1〜4、比較例1〜2
0径50mmのインフレーション押出成形機を用いて、
第1表に示す如き結晶融解熱の種々異なる熱可塑、性ポ
リウレタン樹脂を 160乃至200℃の温度で溶融混
練し、インフレダイスから押出した後、引続きブローア
ツプ比2.8乃至3.0、引取速度lO乃至12m/m
inの条件でインフレーション成形することによって、
フィルム厚さ30μの熱収縮性ポリウレタンフィルムを
作成した。
第1表に示す如き結晶融解熱の種々異なる熱可塑、性ポ
リウレタン樹脂を 160乃至200℃の温度で溶融混
練し、インフレダイスから押出した後、引続きブローア
ツプ比2.8乃至3.0、引取速度lO乃至12m/m
inの条件でインフレーション成形することによって、
フィルム厚さ30μの熱収縮性ポリウレタンフィルムを
作成した。
これらポリウレタンフィルムについて、熱収縮率、永久
伸び、空刺強度、南軍強度及び収縮包装後の外観等を評
価した結果を第1表に示した。同表より、結晶融解熱、
熱収縮率、永久伸びが共に本発明の範囲にあるものは、
空刺、衝撃等の機械的強度が強く、収縮包装後の外観も
良好であるなど、熱収縮性フィルムとして好適で、更に
これらの性質は参考例として示した市販のポリ塩化ビニ
ル製熱収縮フィルム(参考例1)、及びポリプロピレン
製熱収縮フィルム(参考例2)に比べて、はるかに優れ
たものであることが確認された。
伸び、空刺強度、南軍強度及び収縮包装後の外観等を評
価した結果を第1表に示した。同表より、結晶融解熱、
熱収縮率、永久伸びが共に本発明の範囲にあるものは、
空刺、衝撃等の機械的強度が強く、収縮包装後の外観も
良好であるなど、熱収縮性フィルムとして好適で、更に
これらの性質は参考例として示した市販のポリ塩化ビニ
ル製熱収縮フィルム(参考例1)、及びポリプロピレン
製熱収縮フィルム(参考例2)に比べて、はるかに優れ
たものであることが確認された。
実施例5〜7、比較例3〜4
結晶融解熱0.8caΩ/gの熱可塑性ポリウレタン樹
脂を、口径40mmのインフレーション押出成形機によ
り樹脂温度180℃にて押出した後、ブローアツプ比1
.8乃至4.0、引取速度6乃至20 m/minの条
件でそれぞれインフレーション成形することによって、
長さ及び幅方向の熱収縮率が種々異なる、厚さ30μの
ポリウレタンフィルムを作成した。
脂を、口径40mmのインフレーション押出成形機によ
り樹脂温度180℃にて押出した後、ブローアツプ比1
.8乃至4.0、引取速度6乃至20 m/minの条
件でそれぞれインフレーション成形することによって、
長さ及び幅方向の熱収縮率が種々異なる、厚さ30μの
ポリウレタンフィルムを作成した。
これらのポリウレタンフィルムについて、永久伸び、空
刺強度、南軍強度及び収縮包装後の外観等を評価した結
果を第2表に示したが、同表より熱収縮率と永久伸びが
共に本発明の範囲にあるものは空刺、衝撃等の機械的強
度が強く、しかも収縮包装後の外観も良好であることが
確認された。
刺強度、南軍強度及び収縮包装後の外観等を評価した結
果を第2表に示したが、同表より熱収縮率と永久伸びが
共に本発明の範囲にあるものは空刺、衝撃等の機械的強
度が強く、しかも収縮包装後の外観も良好であることが
確認された。
実施例8〜10、比較例5〜6
結晶融解熱1.5caU/gの熱可塑性ポリウレタン樹
脂を、口径5(1+mのTダイ押出成形機を用いて、樹
脂温度190℃の条件で押出成形した。その際、ダイス
から押出された溶融シートを周速3乃至12m/ff1
inで回転する冷却ロールで引取ることにより、長さ方
向の熱収縮率が種々異なるポリウレタンフィルムを作成
した。
脂を、口径5(1+mのTダイ押出成形機を用いて、樹
脂温度190℃の条件で押出成形した。その際、ダイス
から押出された溶融シートを周速3乃至12m/ff1
inで回転する冷却ロールで引取ることにより、長さ方
向の熱収縮率が種々異なるポリウレタンフィルムを作成
した。
これらポリウレタンフィルムについて、永久伸び、空刺
強度、衝!強度及び収縮包装後の外観等を評価した結果
、第3表に示す如く、熱収縮率と永久伸びが本発明の範
囲にあるものは、空刺、衝撃等の強度が強く、収縮包装
後の外観も良好であることが確認された。
強度、衝!強度及び収縮包装後の外観等を評価した結果
、第3表に示す如く、熱収縮率と永久伸びが本発明の範
囲にあるものは、空刺、衝撃等の強度が強く、収縮包装
後の外観も良好であることが確認された。
[発明の効果]
以上の如く本発明の熱収縮ポリウレタンフィルムは、こ
れまでこの種のフィルムでは持ち合わせることができな
かった、優れた空刺、衝撃等の機械的強度を有するほか
、更にポリウレタン樹脂特有の高度な引張特性と耐摩耗
性、透湿性、柔軟性並びに熱接若性等を兼備するため、
収縮用包材への応用はもちろん、収縮テープ、精密作業
用手袋等の産業用資材にも使用できるなど、その応用範
囲は多岐にわたるものである。
れまでこの種のフィルムでは持ち合わせることができな
かった、優れた空刺、衝撃等の機械的強度を有するほか
、更にポリウレタン樹脂特有の高度な引張特性と耐摩耗
性、透湿性、柔軟性並びに熱接若性等を兼備するため、
収縮用包材への応用はもちろん、収縮テープ、精密作業
用手袋等の産業用資材にも使用できるなど、その応用範
囲は多岐にわたるものである。
Claims (1)
- 結晶融解熱0.1乃至3.0cal/gの熱可塑性ポリ
ウレタン樹脂よりなるフィルムであって、該フィルムの
120℃グリセリン浴中での熱収縮率が長さ及び幅方向
の少くともいずれか一方に20%以上であり、且つ永久
伸びが30%以下であることを特徴とする熱収縮性ポリ
ウレタンフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16411988A JP2552337B2 (ja) | 1988-07-02 | 1988-07-02 | 熱収縮性ポリウレタンフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16411988A JP2552337B2 (ja) | 1988-07-02 | 1988-07-02 | 熱収縮性ポリウレタンフィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0216031A true JPH0216031A (ja) | 1990-01-19 |
JP2552337B2 JP2552337B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=15787111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16411988A Expired - Lifetime JP2552337B2 (ja) | 1988-07-02 | 1988-07-02 | 熱収縮性ポリウレタンフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552337B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6946172B2 (en) | 1996-11-18 | 2005-09-20 | Charles S. Munn | Rubbery products that shrink due to the application of energy and hypo-allergic rubbery products |
US8586938B2 (en) | 2010-03-15 | 2013-11-19 | Seiko Instruments Inc. | Ultraviolet ray measuring apparatus and electronic wristwatch equipped with ultraviolet ray measuring function |
CN109239125A (zh) * | 2018-08-07 | 2019-01-18 | 东旭集团有限公司 | 热收缩率测量装置及其基台、玻璃板和热收缩率测量方法 |
-
1988
- 1988-07-02 JP JP16411988A patent/JP2552337B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6946172B2 (en) | 1996-11-18 | 2005-09-20 | Charles S. Munn | Rubbery products that shrink due to the application of energy and hypo-allergic rubbery products |
US8586938B2 (en) | 2010-03-15 | 2013-11-19 | Seiko Instruments Inc. | Ultraviolet ray measuring apparatus and electronic wristwatch equipped with ultraviolet ray measuring function |
CN109239125A (zh) * | 2018-08-07 | 2019-01-18 | 东旭集团有限公司 | 热收缩率测量装置及其基台、玻璃板和热收缩率测量方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2552337B2 (ja) | 1996-11-13 |
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