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JPH0215301Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0215301Y2
JPH0215301Y2 JP1982071626U JP7162682U JPH0215301Y2 JP H0215301 Y2 JPH0215301 Y2 JP H0215301Y2 JP 1982071626 U JP1982071626 U JP 1982071626U JP 7162682 U JP7162682 U JP 7162682U JP H0215301 Y2 JPH0215301 Y2 JP H0215301Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
core
leg
tightening bolt
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982071626U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58173224U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7162682U priority Critical patent/JPS58173224U/ja
Publication of JPS58173224U publication Critical patent/JPS58173224U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0215301Y2 publication Critical patent/JPH0215301Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はギヤツプが介在した鉄心脚部にコイ
ルが巻回されたリアクトルに関するものである。
第1図〜第3図は従来のリアクトルを示してい
る。図において、1は0.35mm程度の硅素鋼板が積
層されてなる鉄心で、ギヤツプ2が介在した鉄心
脚部1aとこの鉄心脚部1aの上下両端に連結さ
れた継鉄部1bとによつて構成されている。3,
4は上部エンドフレーム及び下部エンドフレーム
で、各継鉄部1bの側面に対向して配置されてい
る。5は両エンドフレーム3,4と継鉄部1bと
の間に配置された鉄心止板、6は締付ボルトで、
鉄心1を硅素鋼板の積層方向に締付けている。7
は固定金具で、ボルト8で上部エンドフレーム3
に固定されている。9はベースで、ボルト10で
下部エンドフレーム4に固定されている。11は
鉄心脚部1aに巻回されたコイル、12はコイル
11と鉄心脚部1aとの間に配置されたスペー
サ、13は締付ボルトで、コイル11の外側に配
置され、両端が両エンドフレーム3,4と連結さ
れている。
このような構成において、鉄心1の積層方向の
広がりは両エンドフレーム3,4を締付ボルト6
で締付けることによつて阻止される。両エンドフ
レーム3,4は固定金具7及びベース9によつて
補強されている。
一方、磁気歪や磁気吸引力などによる騒音を阻
止するために、鉄心1とギヤツプ2とを強固に締
付固定する必要がある。鉄心1とギヤツプ2とは
締付ボルト13で締付固定していた。
締付ボルト13の締付力は、上部エンドフレー
ム3−ボルト8−固定金具7を介して継鉄部1b
の上部に伝達され、下部エンドフレーム4−ボル
ト10−ベース9を介して継鉄部1bの下部に伝
達される。
従来のリアクトルは、締付ボルト13の締付力
が両エンドフレーム3,4を介して鉄心1に伝達
されていたので、鉄心脚部1aに介在したギヤツ
プ2の厚みが各相間において差があると、各相の
鉄心脚部1aとギヤツプ2との締付が均一になら
ないという欠点があつた。また、締付ボルト13
がコイル11の外側にあるので、両エンドフレー
ム3,4などが変形し有効に締付けられないとい
う欠点があつた。
この考案は上記欠点を解消するためになされた
もので、締付ボルトをコイルと鉄心脚部との間に
配置し、鉄心脚部の上部及び下部にそれぞれ鉄心
脚部ごとに配置された固定金具と連結して締付け
ることによつて、鉄心とギヤツプとを均一に強力
に締付けることができるリアクトルを提供する。
以下、図について説明する。第4図〜第6図に
おいて、2〜6は従来と同様である。鉄心1は、
鉄心脚部1aの断面形状が短形になつている。1
4はコイルで、巻回作業の作業性をよくし電磁力
による変形を少なくするため、鉄心1の窓の外側
が半円形状であるこばん形に巻回さされている。
15は鉄心1の鉄心脚部1aの上部にそれぞれ鉄
心脚部1aごとに配置された固定金具、16は同
様に鉄心脚部の下部に鉄心脚部ごとに配置された
固定金具、17はコイル14の半円形部14aと
鉄心脚部1aとの間を貫通した締付ボルトで、両
端が両エンドフレーム3,4に設けられた位置決
め穴3aを貫通して両固定金具15,16と連結
されている。18は締付ボルト17と嵌合した絶
縁管で、コイル14に当接している。19は固定
金具15,16と鉄心1との間に配置され絶縁板
である。
締付ボルト17の締付力は両エンドフレーム
3,4を介さずに鉄心1に伝達されるので、各相
毎に鉄心脚部1aとギヤツプ2との締付けが独立
して行なわれる。このため、ギヤツプ調整などで
各相のギヤツプ2の厚さが異なり、鉄心1の寸法
が変動する場合でも、各相の鉄心脚部1aとギヤ
ツプ2との均一に締付固定することができる。ま
た、締付ボルト17がコイル14の内側に配置さ
れているので、締付ボルト17の位置が鉄心脚部
1aの近くとなり、締付力が有効に作用し強固に
締付けることができる。
鉄心1の積層方向の締付は従来の構造より若干
位置を水平にずらせて設けられたボルト6により
行つている。従つて、積層方向とギヤツプ締付方
向とを各々その機能上独立した部品で行なうこと
ができる構成となつており、締付力の調整は容易
にできる。
また、ギヤツプ締付ボルト17は両エンドフレ
ーム3,4の位置決め穴3aを連通し、コイル1
4の内面と、絶縁管18を介して密着しており、
鉄心1とコイル14との組立位置がずれない構成
としている。一般に締付ボルト17の材質は、空
間磁束密度の高い大容量リアクトルは非磁性体が
使用されるが、温度上昇に問題のない小容量リア
クトルでは鉄材を使用することも可能である。ま
た、締付ボルト17を絶縁管18を介してコイル
14の内面に密着させることにより、コイル14
の外部短絡時等に発生する径方向電磁力の支持部
材として機能させることも可能である。
また、コイル14の半円形部14aにおいて、
鉄心1とコイル内径との空間は広くとれるため、
締付ボルト17をコイル14の径を大きくするこ
となく経済的に挿入することが容易となり、鉄心
1とコイル14の容積を大巾に小さくすることが
可能である。
なお、鉄心巾は一種類のものを示したが、鉄心
占積率を良くするため複数の段数としても良いこ
とは云うまでもない。
以上のようにこの考案によれば、コイルと鉄心
脚部との間隙を貫通した締付ボルトに絶縁管を嵌
合し、該締付ボルトの両端を鉄心の上部及び下部
に配置された固定金具に連結し、上記絶縁管とコ
イル内面とを密着させて締付けるので、鉄心脚部
とギヤツプとを各相毎に独立して締付けることが
でき、締付力が均一となり、リアクトル騒音を小
さく押えることが可能である。また、締付ボルト
はコイルを挿入ガイドとして、また支持材として
の効果を持たせることができる構成であるため、
小形で組立容易となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリアクトルの正面図、第2図は
従来のリアクトルの側面図、第3図は従来のリア
クトルの平面図、第4図はこの考案の一実施例の
正面図、第5図は第4図の側面図、第6図は第4
図の平面図である。 図中、1は鉄心、1aは鉄心脚部、1bは継鉄
部、2はギヤツプ、3は上部エンドフレーム、4
は下部エンドフレーム、14はコイル、15,1
6は固定金具、17は締付ボルトである。なお、
各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コイルが巻回された鉄心の脚部のギヤツプ間
    に絶縁部材を介在させ、上記脚部の上端及び下
    端に連結された継鉄部を側面からエンドフレー
    ムで締付固定したものにおいて、上記鉄心の鉄
    心脚部の上部及び下部に各鉄心脚部ごとに固定
    部材を配置し上記コイルと上記脚部との間隙を
    貫通して上記両固定部材間を連結する締付ボル
    トに、絶縁管を嵌合して該締付ボルトの外周を
    覆い、絶縁管と上記コイルの内面とを密接させ
    た状態で上記締付ボルトを締付したことを特徴
    とするリアクトル。 (2) コイルは半円形部を有するこばん形であるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のリアクトル。
JP7162682U 1982-05-14 1982-05-14 リアクトル Granted JPS58173224U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7162682U JPS58173224U (ja) 1982-05-14 1982-05-14 リアクトル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7162682U JPS58173224U (ja) 1982-05-14 1982-05-14 リアクトル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58173224U JPS58173224U (ja) 1983-11-19
JPH0215301Y2 true JPH0215301Y2 (ja) 1990-04-25

Family

ID=30081233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7162682U Granted JPS58173224U (ja) 1982-05-14 1982-05-14 リアクトル

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JP (1) JPS58173224U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2549628B2 (ja) * 1986-07-04 1996-10-30 株式会社東芝 ギヤツプ付鉄心形リアクトル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516426A (en) * 1978-07-21 1980-02-05 Toshiba Corp Reactor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516426A (en) * 1978-07-21 1980-02-05 Toshiba Corp Reactor

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Publication number Publication date
JPS58173224U (ja) 1983-11-19

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