JPH0214233B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0214233B2 JPH0214233B2 JP57024181A JP2418182A JPH0214233B2 JP H0214233 B2 JPH0214233 B2 JP H0214233B2 JP 57024181 A JP57024181 A JP 57024181A JP 2418182 A JP2418182 A JP 2418182A JP H0214233 B2 JPH0214233 B2 JP H0214233B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- vehicle body
- body structure
- gravity
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 30
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K21/00—Steering devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K11/00—Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車体系構造体の重心位置が車両センタ
線から左右いずれかの方向に偏在している場合
に、前輪或は後輪を車両センタ線に対してオフセ
ツト配置することにより走行時の直立姿勢を確保
できるようにした二輪車に関する。
線から左右いずれかの方向に偏在している場合
に、前輪或は後輪を車両センタ線に対してオフセ
ツト配置することにより走行時の直立姿勢を確保
できるようにした二輪車に関する。
二輪車は、前輪を備えてハンドルやフロントフ
オーク等で構成される操向系構造体と、後輪を備
えて車体フレームやシートで構成される車体系構
造体とからなり、操向系構造体は操向操作できる
ように車体系構造体に左右回動自在に枢着連結で
きるように車体系構造体に左右回動自在に枢着連
結される。車体系構造体に対する操向系構造体の
このような連結は上記車体フレームの前端に固設
したヘツドパイプに上記フロントフオークを上下
に挿通することにより行われるが、二輪車に直進
性を与えるためにヘツドパイプ、フロントフオー
クの軸線は垂直方向に対して傾けられ、これによ
り下端で前輪を軸承するフロントフオークはキヤ
スタ角を有する。
オーク等で構成される操向系構造体と、後輪を備
えて車体フレームやシートで構成される車体系構
造体とからなり、操向系構造体は操向操作できる
ように車体系構造体に左右回動自在に枢着連結で
きるように車体系構造体に左右回動自在に枢着連
結される。車体系構造体に対する操向系構造体の
このような連結は上記車体フレームの前端に固設
したヘツドパイプに上記フロントフオークを上下
に挿通することにより行われるが、二輪車に直進
性を与えるためにヘツドパイプ、フロントフオー
クの軸線は垂直方向に対して傾けられ、これによ
り下端で前輪を軸承するフロントフオークはキヤ
スタ角を有する。
ところで車体系構造体の重心の位置が前・後輪
及びヘツドパイプを通つて二輪車前後方向に延び
る車両センタ線から左右いずれかの方向に偏在し
ている場合がある。このようなことは一例として
二輪車がエンジン動力によつて走行する動力式二
輪車であつて、エンジンがその一部を構成してい
るパワーユニツトが後輪の側部に設けられている
場合に生ずる。このように車体系構造体の重心位
置が車両センタ線からずれていると、重量アンバ
ランスによつて車体系構造体は重量偏在側に倒れ
ようとするが、操向系構造体はその重量偏在側に
回動する所謂切り込みを生じて車体系構造体が倒
れようとするのを阻止する。この切り込み現象は
左方又は右方へ回動するハンドルの切れに相当す
るもので、更に詳しく説明すると、フロントフオ
ークをフレームのヘツドパイプに回動自在に枢着
した際、このヘツドパイプの傾き角であるキヤス
タ角が90゜の場合(即ちヘツドパイプの軸線が鉛
直線と一致する場合)には、前輪の一側が他側よ
り重い重量アンバランスがある場合でも重力が軸
線回りのモーメントとして作用しないため前輪が
傾動する切り込みは発生しない。しかしながらキ
ヤスタ角が0゜の場合(即ちヘツドパイプの軸線が
水平の場合)では、重力が軸線回りのモーメント
として作用するため、前輪な一側が重い方へ傾動
する。
及びヘツドパイプを通つて二輪車前後方向に延び
る車両センタ線から左右いずれかの方向に偏在し
ている場合がある。このようなことは一例として
二輪車がエンジン動力によつて走行する動力式二
輪車であつて、エンジンがその一部を構成してい
るパワーユニツトが後輪の側部に設けられている
場合に生ずる。このように車体系構造体の重心位
置が車両センタ線からずれていると、重量アンバ
ランスによつて車体系構造体は重量偏在側に倒れ
ようとするが、操向系構造体はその重量偏在側に
回動する所謂切り込みを生じて車体系構造体が倒
れようとするのを阻止する。この切り込み現象は
左方又は右方へ回動するハンドルの切れに相当す
るもので、更に詳しく説明すると、フロントフオ
ークをフレームのヘツドパイプに回動自在に枢着
した際、このヘツドパイプの傾き角であるキヤス
タ角が90゜の場合(即ちヘツドパイプの軸線が鉛
直線と一致する場合)には、前輪の一側が他側よ
り重い重量アンバランスがある場合でも重力が軸
線回りのモーメントとして作用しないため前輪が
傾動する切り込みは発生しない。しかしながらキ
ヤスタ角が0゜の場合(即ちヘツドパイプの軸線が
水平の場合)では、重力が軸線回りのモーメント
として作用するため、前輪な一側が重い方へ傾動
する。
即ち前輪の重量アンバランスによる傾動は、キ
ヤスタ角を有することによつて発生することが明
らかとなる。
ヤスタ角を有することによつて発生することが明
らかとなる。
従つて重量アンバランスとともにキヤスタ角を
有する二輪車の操向系構造体は前輪が重量偏在側
へ傾動するという切り込み現象を生じる。
有する二輪車の操向系構造体は前輪が重量偏在側
へ傾動するという切り込み現象を生じる。
上記フロントフオークは、二輪車の直進性を得
るためキヤスタ角をもつて傾斜配置されており、
該キヤスタ角と上記切り込み現象とにより操向系
構造体から車体系構造体にひねり力が作用し、こ
の結果、車両全体に傾き作用が生じる。即ちひね
り力とは車体系構造体の左右傾動現象であり、そ
の発生原因は、操向系構造体は車体系構造体に対
しキヤスタ角及びトレールを有した状態で回動自
在に枢着支持されているため、上述の如き操向系
構造体の左右重量配分が異なることにより切り込
み現象を起こした場合又はハンドルを切つた場合
に、操向系構造体の傾動に対して操向系構造体の
見かけ上の設置点は傾動方向とは逆側に移動する
ことになる。つまりハンドルの回動により前輪は
ヘツドパイプの軸線の回りに回動し、トレールに
よりヘツドパイプの軸線より後方にある設置点は
見かけ上ハンドルの傾斜方向とは逆側に移動す
る。
るためキヤスタ角をもつて傾斜配置されており、
該キヤスタ角と上記切り込み現象とにより操向系
構造体から車体系構造体にひねり力が作用し、こ
の結果、車両全体に傾き作用が生じる。即ちひね
り力とは車体系構造体の左右傾動現象であり、そ
の発生原因は、操向系構造体は車体系構造体に対
しキヤスタ角及びトレールを有した状態で回動自
在に枢着支持されているため、上述の如き操向系
構造体の左右重量配分が異なることにより切り込
み現象を起こした場合又はハンドルを切つた場合
に、操向系構造体の傾動に対して操向系構造体の
見かけ上の設置点は傾動方向とは逆側に移動する
ことになる。つまりハンドルの回動により前輪は
ヘツドパイプの軸線の回りに回動し、トレールに
よりヘツドパイプの軸線より後方にある設置点は
見かけ上ハンドルの傾斜方向とは逆側に移動す
る。
しかし実際には接地点は変化しないので、操向
系構造体を支持している車体系構造体の前端に在
存するヘツドパイプが傾動側と逆方向に移動す
る。
系構造体を支持している車体系構造体の前端に在
存するヘツドパイプが傾動側と逆方向に移動す
る。
従つて車体系構造体のセンタ軸は傾動側と逆方
向にずれるので、車体系構造体の重心は傾動側と
逆方向に移動し、操向系構造体の切り込み方向と
反対側に傾斜することになる。この操向系構造体
の切り込みにより、車体系構造体側に傾動現象を
生じさせる力を所謂ひねり力と称している。
向にずれるので、車体系構造体の重心は傾動側と
逆方向に移動し、操向系構造体の切り込み方向と
反対側に傾斜することになる。この操向系構造体
の切り込みにより、車体系構造体側に傾動現象を
生じさせる力を所謂ひねり力と称している。
以上の説明から明らかな如く、重量アンバラン
スによつて操向系構造体が回動する切り込み現象
を生じる。そしてその切り込み現象とキヤスタ角
により、操向系構造体の前輪接地点のみかけ上の
移動にともなう車体系構造体の操向系構造体枢着
部(即ちヘツドパイプ)の反切り込み側への移動
を生じ、この移動により車体系構造体の傾斜現象
を生じ、このようにしてひねり力の大きさに釣合
う傾動が発生する。そしてこの傾動により車体系
構造体が引き起こされ、重心の位置を左右方向に
修正し、二輪車は動的バランスを保つて走行す
る。
スによつて操向系構造体が回動する切り込み現象
を生じる。そしてその切り込み現象とキヤスタ角
により、操向系構造体の前輪接地点のみかけ上の
移動にともなう車体系構造体の操向系構造体枢着
部(即ちヘツドパイプ)の反切り込み側への移動
を生じ、この移動により車体系構造体の傾斜現象
を生じ、このようにしてひねり力の大きさに釣合
う傾動が発生する。そしてこの傾動により車体系
構造体が引き起こされ、重心の位置を左右方向に
修正し、二輪車は動的バランスを保つて走行す
る。
しかしながら重心位置の修正に伴つて二輪車全
体は若干ではあるが垂直方向に対して傾いてお
り、二輪車は傾斜姿勢のまま走行する。
体は若干ではあるが垂直方向に対して傾いてお
り、二輪車は傾斜姿勢のまま走行する。
本発明は車体系構造体の重心位置が車両センタ
線から偏在している場合に生じる以上の如き点に
鑑み成されたものである。
線から偏在している場合に生じる以上の如き点に
鑑み成されたものである。
本発明の目的は、前輪を備えた操向系構造体が
後輪を備えた車体系構造体に左右回動自在に枢着
連結され、且つ車体系構造体の重心位置が車両セ
ンタ線から左右いずれかの方向に偏在している二
輪車において、前輪若しくは後輪を上記車両セン
タ線からオフセツト配置するだけで直立走行を実
現できるようにした二輪車を提供する処にある。
後輪を備えた車体系構造体に左右回動自在に枢着
連結され、且つ車体系構造体の重心位置が車両セ
ンタ線から左右いずれかの方向に偏在している二
輪車において、前輪若しくは後輪を上記車両セン
タ線からオフセツト配置するだけで直立走行を実
現できるようにした二輪車を提供する処にある。
以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
いて詳述する。
第1図は二輪車の全体側面図で、第2図は正面
図、第3図は模式的平面図である。先ず二輪車の
全体構造を説明すると、前輪1はフロントフエン
ダ2が取り付けられたフロントフオーク3の下端
に軸承され、フロントフオーク3の上端にはハン
ドル4が結合される。これらのフロントフオーク
3、ハンドル4等によつて前輪1を備える操向系
構造体5が構成される。一方、後輪6を備える車
体系構造体7は車体フレーム8、シート9、パワ
−ユニツト10、及びその他の部材によつて構成
され、パワーユニツト10はエンジンと、エンジ
ン動力を後輪6に伝達するチエーン等の伝動部材
を内装したケースとを一体化したものであつて後
部において後輪6を軸承し、連結部材11及び緩
衝器12を介してパワーユニツト10は車体フレ
ーム8に連結されている。車体フレーム8の前端
にはヘツドパイプ13が固設され、該ヘツドパイ
プ13に上記フロントフオーク3が左右回動自在
に上下に挿通しているため、車体系構造体7に操
向系構造体5が操向操作できるように左右回動自
在に枢着連結されている。又、ヘツドパイプ1
3、フロントフオーク3の軸線は上部が後方に倒
れた傾斜角を有し、このためフロントフオーク3
には水平路面に対するキヤスタ角θが与えられて
いる。
図、第3図は模式的平面図である。先ず二輪車の
全体構造を説明すると、前輪1はフロントフエン
ダ2が取り付けられたフロントフオーク3の下端
に軸承され、フロントフオーク3の上端にはハン
ドル4が結合される。これらのフロントフオーク
3、ハンドル4等によつて前輪1を備える操向系
構造体5が構成される。一方、後輪6を備える車
体系構造体7は車体フレーム8、シート9、パワ
−ユニツト10、及びその他の部材によつて構成
され、パワーユニツト10はエンジンと、エンジ
ン動力を後輪6に伝達するチエーン等の伝動部材
を内装したケースとを一体化したものであつて後
部において後輪6を軸承し、連結部材11及び緩
衝器12を介してパワーユニツト10は車体フレ
ーム8に連結されている。車体フレーム8の前端
にはヘツドパイプ13が固設され、該ヘツドパイ
プ13に上記フロントフオーク3が左右回動自在
に上下に挿通しているため、車体系構造体7に操
向系構造体5が操向操作できるように左右回動自
在に枢着連結されている。又、ヘツドパイプ1
3、フロントフオーク3の軸線は上部が後方に倒
れた傾斜角を有し、このためフロントフオーク3
には水平路面に対するキヤスタ角θが与えられて
いる。
第3図においてN−Nはオフセツトされていな
いときの前輪1′及び後輪6′の位置を通り且つヘ
ツドパイプ13を通つて二輪車前後方向に延びる
車両センタ線で、車両センタ線N−Nは二輪車直
進方向と一致している。前記パワーユニツト10
は後輪6の側方に配置され、このため車体系構造
体7の重心G1の位置はパワーユニツト10の偏
位配置と対向した左右いずれかの方向へ車両セン
タ線N−Nから偏在している。
いときの前輪1′及び後輪6′の位置を通り且つヘ
ツドパイプ13を通つて二輪車前後方向に延びる
車両センタ線で、車両センタ線N−Nは二輪車直
進方向と一致している。前記パワーユニツト10
は後輪6の側方に配置され、このため車体系構造
体7の重心G1の位置はパワーユニツト10の偏
位配置と対向した左右いずれかの方向へ車両セン
タ線N−Nから偏在している。
かかる場合において、車体系構造体7には車両
センタ線N−Nからの重心G1の偏在によつて左
右いずれかの側、図示例では左方への倒れモーメ
ントが生じ、この方向へ車体系構造体7が倒れよ
うとするが、このときにヘツドパイプ13廻りに
操向系構造体5に前述の切り込み現象が生じる。
この切り込みに伴い上記キヤスタ角θのために車
体系構造体7にはヘツドパイプ13から前述のひ
ねり力が作用し、車体系構造体7は該ひねり力の
ために重心G1が車両センタ線N−Nに近づく方
向に引き起こされて重心G1の位置修正が成され、
このままの状態で二輪車は動的にバランスして走
行する。しかしながら、重心G1が位置修正され
ている結果、二輪車全体としては垂直方向に対し
て若干ではあるが右方へ傾れたこととなり、二輪
車はこの方向への傾き姿勢を維持して走行するこ
ととなる。
センタ線N−Nからの重心G1の偏在によつて左
右いずれかの側、図示例では左方への倒れモーメ
ントが生じ、この方向へ車体系構造体7が倒れよ
うとするが、このときにヘツドパイプ13廻りに
操向系構造体5に前述の切り込み現象が生じる。
この切り込みに伴い上記キヤスタ角θのために車
体系構造体7にはヘツドパイプ13から前述のひ
ねり力が作用し、車体系構造体7は該ひねり力の
ために重心G1が車両センタ線N−Nに近づく方
向に引き起こされて重心G1の位置修正が成され、
このままの状態で二輪車は動的にバランスして走
行する。しかしながら、重心G1が位置修正され
ている結果、二輪車全体としては垂直方向に対し
て若干ではあるが右方へ傾れたこととなり、二輪
車はこの方向への傾き姿勢を維持して走行するこ
ととなる。
このようなことから本発明では前輪1を車両セ
ンタ線N−Nから重心G1の位置とは逆の左右い
ずれかの方向、即ち図示例によれば右方にオフセ
ツト配置し、本来の前輪1′位置との間にオフセ
ツトl1を設ける。これによつて操向系構造体5の
重心G2を車両センタ線N−Nから偏在させ、重
心G1による車体系構造体7の倒れモーメントを
該重心G2によるモーメントで解消できるように
し、二輪車の直立姿勢を確保できるようにする。
ンタ線N−Nから重心G1の位置とは逆の左右い
ずれかの方向、即ち図示例によれば右方にオフセ
ツト配置し、本来の前輪1′位置との間にオフセ
ツトl1を設ける。これによつて操向系構造体5の
重心G2を車両センタ線N−Nから偏在させ、重
心G1による車体系構造体7の倒れモーメントを
該重心G2によるモーメントで解消できるように
し、二輪車の直立姿勢を確保できるようにする。
車両センタ線N−Nからの重心G1の偏在によ
る車体系構造体7の倒れモーメントの発生は後輪
6をオフセツトしても防止できる。この場合には
車両センタ線N−Nから後輪6を重心G1位置と
同じ左右いずれかの方向、図示例によれば左方に
オフセツト配置し、本来の後輪6′位置との間に
オフセツト量l2を設ける。これによつて後輪6は
重心G1に近づき或はこれと一致し、二輪車の傾
き角度を少なく或は零にすることが可能になる。
る車体系構造体7の倒れモーメントの発生は後輪
6をオフセツトしても防止できる。この場合には
車両センタ線N−Nから後輪6を重心G1位置と
同じ左右いずれかの方向、図示例によれば左方に
オフセツト配置し、本来の後輪6′位置との間に
オフセツト量l2を設ける。これによつて後輪6は
重心G1に近づき或はこれと一致し、二輪車の傾
き角度を少なく或は零にすることが可能になる。
以上述べた車両センタ線N−Nからの前輪1の
重心G1位置とは逆方向へのオフセツト及び後輪
6の重心G1位置と同方向へのオフセツトは夫々
単独に行うばかりでなく、オフセツト量l1,l2を
適度に定めることにより同時に行うことも可能で
ある。
重心G1位置とは逆方向へのオフセツト及び後輪
6の重心G1位置と同方向へのオフセツトは夫々
単独に行うばかりでなく、オフセツト量l1,l2を
適度に定めることにより同時に行うことも可能で
ある。
以上の説明で明らかな如く本発明によれば、車
体系構造体の重心が車両センタ線から左右いずれ
かの方向に二輪車構造上偏在していても、前輪、
後輪をオフセツト配置することにより、二輪車が
垂直方向に対して傾くのを防止できるようにな
り、走行時の直立姿勢を確保することを達成でき
る。
体系構造体の重心が車両センタ線から左右いずれ
かの方向に二輪車構造上偏在していても、前輪、
後輪をオフセツト配置することにより、二輪車が
垂直方向に対して傾くのを防止できるようにな
り、走行時の直立姿勢を確保することを達成でき
る。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は二輪
車の全体側面図、第2図は正面図、第3図は模式
的平面図である。 尚図面中、1は前輪、5は操向系構造体、6は
後輪、7は車体系構造体、G1は車体系構造体の
重心、N−Nは車両センタ線である。
車の全体側面図、第2図は正面図、第3図は模式
的平面図である。 尚図面中、1は前輪、5は操向系構造体、6は
後輪、7は車体系構造体、G1は車体系構造体の
重心、N−Nは車両センタ線である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 前輪を備えた操向系構造体が後輪を備えた車
体系構造体に左右回動自在に枢着連結され、且つ
車体系構造体の重心位置が車両センタ線から左右
いずれかの方向に偏在している二輪車において、
上記前輪を該車両センタ線から上記車体系構造体
の重心位置とは逆の左右いずれかの方向にオフセ
ツト配置したことを特徴とする二輪車。 2 前輪を備えた操向系構造体が後輪を備えた車
体系構造体に左右回動自在に枢着連結され、且つ
車体系構造体の重心位置が車両センタ線から左右
いずれかの方向に偏在している二輪車において、
上記後輪を該車両センタ線から上記車体系構造体
の重心位置と同じ左右いずれかの方向にオフセツ
ト配置したことを特徴とする二輪車。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57024181A JPS58141981A (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 二輪車 |
EP83300565A EP0086603B1 (en) | 1982-02-17 | 1983-02-04 | Two-wheeled vehicles |
DE8383300565T DE3374539D1 (en) | 1982-02-17 | 1983-02-04 | Two-wheeled vehicles |
KR1019830000494A KR860001137B1 (ko) | 1982-02-17 | 1983-02-08 | 2륜차 |
ES519827A ES519827A0 (es) | 1982-02-17 | 1983-02-16 | Un vehiculo de dos ruedas. |
US06/467,208 US4520892A (en) | 1982-02-17 | 1983-02-17 | Two-wheeled vehicle with offset wheel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57024181A JPS58141981A (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 二輪車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58141981A JPS58141981A (ja) | 1983-08-23 |
JPH0214233B2 true JPH0214233B2 (ja) | 1990-04-06 |
Family
ID=12131163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57024181A Granted JPS58141981A (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 二輪車 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4520892A (ja) |
EP (1) | EP0086603B1 (ja) |
JP (1) | JPS58141981A (ja) |
KR (1) | KR860001137B1 (ja) |
DE (1) | DE3374539D1 (ja) |
ES (1) | ES519827A0 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0273454U (ja) * | 1988-11-21 | 1990-06-05 |
Families Citing this family (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2516744B2 (ja) * | 1986-06-06 | 1996-07-24 | ヤマハ発動機株式会社 | スク―タ型自動二輪車 |
DE9403640U1 (de) * | 1994-03-04 | 1994-06-30 | Düwel, Norbert, 32683 Barntrup | Ein- oder beidseitige Radführung für Fahrzeuge mit Bremsnickmomentausgleich |
US6588529B2 (en) * | 2000-07-05 | 2003-07-08 | Yamaha Hatsudoki Kabishuki Kaisha | Body cover and structure for motorcycle |
EP2595830B1 (en) * | 2010-05-27 | 2017-12-20 | Boxx Corp. | Two wheeled vehicle with all wheel drive system |
JP2018140747A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車 |
US10300979B2 (en) | 2017-07-27 | 2019-05-28 | Trvstper, Inc. | Suspension assembly for a bicycle |
US10308312B2 (en) | 2017-07-27 | 2019-06-04 | Trvstper, Inc. | Suspension assembly for a cycle |
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