JPH02147908A - 光ファイバジャイロ - Google Patents
光ファイバジャイロInfo
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- JPH02147908A JPH02147908A JP30354588A JP30354588A JPH02147908A JP H02147908 A JPH02147908 A JP H02147908A JP 30354588 A JP30354588 A JP 30354588A JP 30354588 A JP30354588 A JP 30354588A JP H02147908 A JPH02147908 A JP H02147908A
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Landscapes
- Gyroscopes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、航空機や船舶の慣性航法装置等に用いられる
もので、光ファイバを用いて角速度を検出する能動型構
造の光フアイバジャイロに関するものである。
もので、光ファイバを用いて角速度を検出する能動型構
造の光フアイバジャイロに関するものである。
(従来の技術)
従来、このような分野の技術としては、大越孝敬編著「
光フアイバセンサ」1版(昭6l−7−30)オーム社
、P、212−213に記載されるものがあった。
光フアイバセンサ」1版(昭6l−7−30)オーム社
、P、212−213に記載されるものがあった。
慣性空間に対する回転角速度を検出するための光ジヤイ
ロには、回転を検出する光ループそのものがレーザ発振
器である能動型構成と、光源がセンシングループの外に
あるサグナックの干渉計等のような受動型構成とがある
。
ロには、回転を検出する光ループそのものがレーザ発振
器である能動型構成と、光源がセンシングループの外に
あるサグナックの干渉計等のような受動型構成とがある
。
能動型光ジャイロの特徴は、右回りの光と左回りの光と
の発振周波数差(これをビート周波数という)を検出し
て、そのビート周波数の大きさから回転速度を測定する
方法である。この−構成例を第2図に示す。
の発振周波数差(これをビート周波数という)を検出し
て、そのビート周波数の大きさから回転速度を測定する
方法である。この−構成例を第2図に示す。
第2図は従来のHe −N eガスレーザ型リングレー
ザによる能動型光ジャイロの構成図である。
ザによる能動型光ジャイロの構成図である。
この光ジヤイロは、2枚の反射鏡1.2及び1枚の半透
明鏡3と、3本のHe−Neガスレーザ管4,5.6と
を三角形に配置した構造であり、右回りの光P1と左回
りの光P2が発生できる。
明鏡3と、3本のHe−Neガスレーザ管4,5.6と
を三角形に配置した構造であり、右回りの光P1と左回
りの光P2が発生できる。
光ジヤイロが静止している状態では、両方の光PL、P
2の発振周波数は同一である。ところが、光ジヤイロが
光路を含む平面内で、例えば第2図の矢印で示すように
所定の角速度ωで右回りに回転すると、光路上の同一点
に到達するまでの時間は、右回りに進む光P1が長く、
左回りに進む光が短い。そのため、両方向の光P1..
P2のレーザ共振器の長さが違ったのと同じことになり
、二つの光PL、P2は異なった周波数で発振するよう
になる。この発振周波数の差、つまりビーI・周波数Δ
fは光ジヤイロが回転する角速度ωに比例する。従って
、半透明鏡3から両方向の光P1゜P2を取り出して干
渉させ、そのビート周波数Δfを測定すれば、角速度ω
を検出することができる。そして角速度ωを時間積分す
ることにより、回転角が求められる。
2の発振周波数は同一である。ところが、光ジヤイロが
光路を含む平面内で、例えば第2図の矢印で示すように
所定の角速度ωで右回りに回転すると、光路上の同一点
に到達するまでの時間は、右回りに進む光P1が長く、
左回りに進む光が短い。そのため、両方向の光P1..
P2のレーザ共振器の長さが違ったのと同じことになり
、二つの光PL、P2は異なった周波数で発振するよう
になる。この発振周波数の差、つまりビーI・周波数Δ
fは光ジヤイロが回転する角速度ωに比例する。従って
、半透明鏡3から両方向の光P1゜P2を取り出して干
渉させ、そのビート周波数Δfを測定すれば、角速度ω
を検出することができる。そして角速度ωを時間積分す
ることにより、回転角が求められる。
この種の能動型光ジャイロでは、受動型光ジャイロに比
較して測定感度が高く、飛行機等の飛翔体にも使用され
ている。
較して測定感度が高く、飛行機等の飛翔体にも使用され
ている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記構成の光ジヤイロでは、次のような
課題があった。
課題があった。
■ He−Neガスレーザ管4,5.6を用いているの
で、発熱量が多く、それによって光ジヤイロの温度変動
が大きくなる。その上、光路媒体がガスであるなめ、屈
折率が変動しやすい。従って、ビート周波数が変動して
測定精度が低下するおそれがあった。
で、発熱量が多く、それによって光ジヤイロの温度変動
が大きくなる。その上、光路媒体がガスであるなめ、屈
折率が変動しやすい。従って、ビート周波数が変動して
測定精度が低下するおそれがあった。
■ He−Neガスレーザ管4,5.6を用いているの
で、装置の大型化、高重量化、高消費電力化、及び高コ
スト化という問題もあった。
で、装置の大型化、高重量化、高消費電力化、及び高コ
スト化という問題もあった。
本発明は前記従来技術が持っていた課題とし、て、測定
精度の低下、大型化、高重量化、高消費電力化及び高コ
スト化の点について解決した光フアイバジャイロを提供
するものである。
精度の低下、大型化、高重量化、高消費電力化及び高コ
スト化の点について解決した光フアイバジャイロを提供
するものである。
(課題を解決するための手段)
前記課題を解決するために、請求項1の発明では、能動
型構造の光フアイバジャイロを少なくとも、進行波型光
増幅器及び光フアイバループを有し、単一波長くまたは
多波長)λ1を含む右回りの光と単一波長(または多波
長)λ2を含む左回りの光を発生するリングレーザと、
前記光フアイバループ中における波長λ1とλ2の光を
取り出す第1の光カプラと、前記波長λ1とλ2を合波
する第2の光カプラと、前記第2の光カプラの出力を入
力して前記波長λ1と^2のそれぞれに対応する周波数
ν1とν2の差(シ1−シ2)を検出するビート周波数
検出器とで、構成したものである。
型構造の光フアイバジャイロを少なくとも、進行波型光
増幅器及び光フアイバループを有し、単一波長くまたは
多波長)λ1を含む右回りの光と単一波長(または多波
長)λ2を含む左回りの光を発生するリングレーザと、
前記光フアイバループ中における波長λ1とλ2の光を
取り出す第1の光カプラと、前記波長λ1とλ2を合波
する第2の光カプラと、前記第2の光カプラの出力を入
力して前記波長λ1と^2のそれぞれに対応する周波数
ν1とν2の差(シ1−シ2)を検出するビート周波数
検出器とで、構成したものである。
請求項2の発明では、請求項1.の光フアイバジャイロ
に、前記進行波型光増幅器の温度変動を抑制する温度制
御手段を設けたものである。
に、前記進行波型光増幅器の温度変動を抑制する温度制
御手段を設けたものである。
(作用)
請求項1の発明によれば、以上のように光フアイバジャ
イロを構成したので、リングレーザは、その信号利得が
ループの伝送損失より大きくなると、レーザ発振し、波
長^1を有する右回りの光と、波長^2を有するの左回
りの光とを、光フアイバループ内に発生させる。その波
長λ1.λ2は第1.の光カプラによってループ外に取
り出され、第2の光カプラで合波された後、ビート周波
数検出器に供給される。ビート周波数検出器は波長λ1
とλ2のそれぞれに対応した周波数ν1とν2の差を求
める。この差は角速度に比例するので、光フアイバジャ
イロの角速度が求まる6そして、進行波型光増幅器及び
光フアイバループは、低消費電力、微小温度変動等のた
め、測定精度を向上させると共に、装置の小型、軽量、
低コストを図る働きをする。
イロを構成したので、リングレーザは、その信号利得が
ループの伝送損失より大きくなると、レーザ発振し、波
長^1を有する右回りの光と、波長^2を有するの左回
りの光とを、光フアイバループ内に発生させる。その波
長λ1.λ2は第1.の光カプラによってループ外に取
り出され、第2の光カプラで合波された後、ビート周波
数検出器に供給される。ビート周波数検出器は波長λ1
とλ2のそれぞれに対応した周波数ν1とν2の差を求
める。この差は角速度に比例するので、光フアイバジャ
イロの角速度が求まる6そして、進行波型光増幅器及び
光フアイバループは、低消費電力、微小温度変動等のた
め、測定精度を向上させると共に、装置の小型、軽量、
低コストを図る働きをする。
請求項2の温度制御手段は、進行波型光増幅器の温度変
動を抑制してリングレーザの発振周波数を安定化し、測
定精度をより向上させる働きをする。
動を抑制してリングレーザの発振周波数を安定化し、測
定精度をより向上させる働きをする。
従って、前記課題を解決できるのである。
(実施例)
第1図は本発明の実施例を示す光フアイバジャイロの構
成図である。
成図である。
この光フアイバジャイロは、例えば半導体素子の両端朋
に反射防止膜をコーティング(被着)する方法で製作さ
れた進行波型光増幅器10を有し、その光増幅器10の
入出力端には光フアイバループ20が接続され、それら
によりリングレーザが構成されている。光フアイバルー
プ20には、光分岐用の第1の光カプラ21が挿入され
、その第1の光カプラ21の出力側には光合波用の第2
の光カプラ22、さらにその出力側にビート周波数検出
器23がそれぞれ接続されている。
に反射防止膜をコーティング(被着)する方法で製作さ
れた進行波型光増幅器10を有し、その光増幅器10の
入出力端には光フアイバループ20が接続され、それら
によりリングレーザが構成されている。光フアイバルー
プ20には、光分岐用の第1の光カプラ21が挿入され
、その第1の光カプラ21の出力側には光合波用の第2
の光カプラ22、さらにその出力側にビート周波数検出
器23がそれぞれ接続されている。
ここで、第1−の光カプラ21は、光ファイバループ2
0における波長^1 (=C/ν1、但しCは光速度、
ν1は周波数)を含む右回りの光pHと、波長λ2 (
−C/ν2、但しCは光速度、ν2は周波数)を含む左
回りの光P12のうち、波長λ1とλ2の光を取り出す
機能を有している。第2の光カプラ22は、取り出した
波長λ1とλ2の光を合波する機能を有している。また
、ビート周波数検出器23は、第2の光カプラ22の出
力を入力して波長λ1とλ2のそれぞれに対応する周波
数ν1とν2の差(シ1−シ2)、つまりビート周波数
Δfを検出する機能を有するらので、受光素子等で構成
されている。
0における波長^1 (=C/ν1、但しCは光速度、
ν1は周波数)を含む右回りの光pHと、波長λ2 (
−C/ν2、但しCは光速度、ν2は周波数)を含む左
回りの光P12のうち、波長λ1とλ2の光を取り出す
機能を有している。第2の光カプラ22は、取り出した
波長λ1とλ2の光を合波する機能を有している。また
、ビート周波数検出器23は、第2の光カプラ22の出
力を入力して波長λ1とλ2のそれぞれに対応する周波
数ν1とν2の差(シ1−シ2)、つまりビート周波数
Δfを検出する機能を有するらので、受光素子等で構成
されている。
第3図は、第1図中の進行波型光増幅器10の一構成例
を示す図である。
を示す図である。
この光増幅器10は、モジュール化されており、半導体
レーザの両端面に反射防止膜をコーティングした進行波
型光増幅素子11を有し、その光増幅素子11が温度制
御手段としての機能を有するベルチェ素子(熱電子冷却
素子)12上に固定されている。ペルチェ素子12上に
は、光増幅索子11の温度を検出するサーミスタ等の温
度センサ13が固定されている。図示しないが、温度セ
ンサ13には、その出力に基づきベルチェ素子12を駆
動制御するための制御回路がモジュール外に接続されて
いる。さらに、光増幅素子1−1の両側には、先端が球
状に加工された先球レンズファイバ20a、20bが配
置され、その先球レンズファイバ20a、20bが半田
14等でペルチェ素子1−2上に固定されている。先球
レンズファイバ20a、20bは、光フアイバループ2
0と接続されている。
レーザの両端面に反射防止膜をコーティングした進行波
型光増幅素子11を有し、その光増幅素子11が温度制
御手段としての機能を有するベルチェ素子(熱電子冷却
素子)12上に固定されている。ペルチェ素子12上に
は、光増幅索子11の温度を検出するサーミスタ等の温
度センサ13が固定されている。図示しないが、温度セ
ンサ13には、その出力に基づきベルチェ素子12を駆
動制御するための制御回路がモジュール外に接続されて
いる。さらに、光増幅素子1−1の両側には、先端が球
状に加工された先球レンズファイバ20a、20bが配
置され、その先球レンズファイバ20a、20bが半田
14等でペルチェ素子1−2上に固定されている。先球
レンズファイバ20a、20bは、光フアイバループ2
0と接続されている。
以ヒのように構成される光フアイバジャイロの動作につ
いて説明する。
いて説明する。
光フアイバジャイロに電源を投入すると、第3図に示す
光増幅器10中の光増幅素子11の両端から光が出射さ
れる。光増幅素子11の右端から出た光P1.lは、先
球レンズファイバ20a、第1図の光フアイバループ2
0及び光カプラ21を経由して先球レンズファイバ20
bを通り、効率良・く光増幅索子11に入射する。右回
り光pHは、この光増幅素子11を透過する過程で光増
幅され、その光増幅素子11の右端から放射されて先球
レンズファイバ20aに効率良く伝送される。
光増幅器10中の光増幅素子11の両端から光が出射さ
れる。光増幅素子11の右端から出た光P1.lは、先
球レンズファイバ20a、第1図の光フアイバループ2
0及び光カプラ21を経由して先球レンズファイバ20
bを通り、効率良・く光増幅索子11に入射する。右回
り光pHは、この光増幅素子11を透過する過程で光増
幅され、その光増幅素子11の右端から放射されて先球
レンズファイバ20aに効率良く伝送される。
同様に、光増幅素子11の左端から出た光PL2は、先
球レンズファイバ20b、光フアイバループ20、第1
の光カプラ21、及び先球レンズファイバ20aを経由
して該光増幅索子11の右端から入射し、その光増幅素
子11中で光増幅されて左端から出射される。このよう
に、光増幅器10は右回りの光pHと左回りの光PL2
の両方に対して独立に光増幅を行う。
球レンズファイバ20b、光フアイバループ20、第1
の光カプラ21、及び先球レンズファイバ20aを経由
して該光増幅索子11の右端から入射し、その光増幅素
子11中で光増幅されて左端から出射される。このよう
に、光増幅器10は右回りの光pHと左回りの光PL2
の両方に対して独立に光増幅を行う。
そして、リングレーザの信号利得がループの伝送損失よ
り大きくなると、そのリングレーザがレーザ発振し、波
長λ1 (−C/ν1)を有する右回りの光と、波長λ
2 (−C/ν2)を有する左回りの光P12とが、光
フアイバループ20中に発生する。
り大きくなると、そのリングレーザがレーザ発振し、波
長λ1 (−C/ν1)を有する右回りの光と、波長λ
2 (−C/ν2)を有する左回りの光P12とが、光
フアイバループ20中に発生する。
発生した波長λ1とλ2の光は、゛第1−の光カプラ2
1により取り出され、第2の光カプラ22で合波された
後、ビート周波数検出器23へ供給される。ビート周波
数検出器23では、波長λ1とλ2にそれぞれ対応する
周波数ν1とν2の差(シ1−シ2)を求め、そのビー
ト周波数Δfを出力する。
1により取り出され、第2の光カプラ22で合波された
後、ビート周波数検出器23へ供給される。ビート周波
数検出器23では、波長λ1とλ2にそれぞれ対応する
周波数ν1とν2の差(シ1−シ2)を求め、そのビー
ト周波数Δfを出力する。
光フアイバジャイロが静止している状態では、右回りの
光pHの波長λ1と左回りの光PL2の波長λ2とが等
しいため、二つの光pHとP12のビート周波数Δfは
検出されない。ところが、光フアイバジャイロが、例え
ば第1図の矢印で示すように、角速度ωで右回りに回転
すると、ザブナック(Sagnac )効果により、発
振波長λ1とλ2とが異なってくる。角角度ωの大きさ
とビート周波数Δf(−シ1−シ2)には比例関係が成
立するため、ビート周波数検出器23でビート周波数Δ
fを検出すれば、角速度ωを知ることができる。また、
角速度ωを時間積分することにより、回転角が求められ
る。
光pHの波長λ1と左回りの光PL2の波長λ2とが等
しいため、二つの光pHとP12のビート周波数Δfは
検出されない。ところが、光フアイバジャイロが、例え
ば第1図の矢印で示すように、角速度ωで右回りに回転
すると、ザブナック(Sagnac )効果により、発
振波長λ1とλ2とが異なってくる。角角度ωの大きさ
とビート周波数Δf(−シ1−シ2)には比例関係が成
立するため、ビート周波数検出器23でビート周波数Δ
fを検出すれば、角速度ωを知ることができる。また、
角速度ωを時間積分することにより、回転角が求められ
る。
本実施例では、次のような利点を有している。
< a > 光増幅器として進行波型光増幅器10を
用いているので、従来のガスレーザを用いたものに比べ
て、消費電力が少なくて済み、発熱量が少ないことから
、光増幅器10自体の温度変動が非常に小さい。その上
、小型、軽量、及び低コストという利点もある。
用いているので、従来のガスレーザを用いたものに比べ
て、消費電力が少なくて済み、発熱量が少ないことから
、光増幅器10自体の温度変動が非常に小さい。その上
、小型、軽量、及び低コストという利点もある。
(b) 導光路として光フアイバループ20を用いて
いるので、従来のものに比べて、温度変動や、機械的な
振動による光路長の変動が非常に少ないため、高い測定
精度が得られる。
いるので、従来のものに比べて、温度変動や、機械的な
振動による光路長の変動が非常に少ないため、高い測定
精度が得られる。
(c) ペリチエ素子12を用いて光増幅素子11の
温度変動を0.001℃程度に容易に制御することがで
き、それによってビート周波数Δfの変動をより小さく
して測定精度をより向上させることができる。
温度変動を0.001℃程度に容易に制御することがで
き、それによってビート周波数Δfの変動をより小さく
して測定精度をより向上させることができる。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず、進行波型光
増幅器10を第3図以外のもので構成したり、その進行
波型光増幅器10内に設けられたペルチェ素子12に代
えて、他の温度制御手段を設ける等、種々の変形が可能
である。また、上記実施例では、単一の波長λ1.λ2
で説明したが、それらが多波長であっても、ビート周波
数検出器23で周波数差(シ1−シ2)をとるので、右
回りの光と左回りの光の波長か相殺されるため、上記実
施例とほぼ同様の作用、効果が得られる。
増幅器10を第3図以外のもので構成したり、その進行
波型光増幅器10内に設けられたペルチェ素子12に代
えて、他の温度制御手段を設ける等、種々の変形が可能
である。また、上記実施例では、単一の波長λ1.λ2
で説明したが、それらが多波長であっても、ビート周波
数検出器23で周波数差(シ1−シ2)をとるので、右
回りの光と左回りの光の波長か相殺されるため、上記実
施例とほぼ同様の作用、効果が得られる。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、請求項1の発明によれば、
進行波型光増幅器と光フアイバループとでリングレーザ
を構成したので、消費電力が少なくて済み、発熱量が少
ないので、温度変動が非常に小さくなる。その上、導光
路として光フアイバループを用いているので、温度変動
や、機械的な振動による光路長の変動も非常に少ない。
進行波型光増幅器と光フアイバループとでリングレーザ
を構成したので、消費電力が少なくて済み、発熱量が少
ないので、温度変動が非常に小さくなる。その上、導光
路として光フアイバループを用いているので、温度変動
や、機械的な振動による光路長の変動も非常に少ない。
従って、小型、軽量、低消費電力、低コストで測定精度
の高い能動型光ジャイロが得られる。
の高い能動型光ジャイロが得られる。
また、請求項2の発明では、温度制御手段を設Hたので
、進行波型光増幅器の温度変動が小さくなってリングレ
ーザの発振周波数が安定化し、測定精度がより向上する
。
、進行波型光増幅器の温度変動が小さくなってリングレ
ーザの発振周波数が安定化し、測定精度がより向上する
。
第1図は本発明の実施例を示す光フアイバジャイロの構
成図、第2図は従来の光ジヤイロの構成図、第3図は第
1図中の進行波型光増幅器の構成図である。 10・・・・・・進行波型光増幅器、11・・・・・・
光増幅素子、12・・・・・・ペルチェ素子、13・・
・・・・温度センサ、20・・・・・・光フアイバルー
プ、21.22・・・・・・第1.第2の光カプラ、2
3・・・・・・ビート周波数検出器。
成図、第2図は従来の光ジヤイロの構成図、第3図は第
1図中の進行波型光増幅器の構成図である。 10・・・・・・進行波型光増幅器、11・・・・・・
光増幅素子、12・・・・・・ペルチェ素子、13・・
・・・・温度センサ、20・・・・・・光フアイバルー
プ、21.22・・・・・・第1.第2の光カプラ、2
3・・・・・・ビート周波数検出器。
Claims (2)
- 1.進行波型光増幅器及び光ファイバループを有し、
波長λ1を含む右回りの光と波長λ2を含む左回りの光
とを発生するリングレーザと、 前記光フアイバループ中における波長λ1とλ2の光を
取り出す第1の光カプラと、 前記波長λ1とλ2を合波する第2の光カプラと、 前記第2の光カプラの出力を入力して前記波長λ1とλ
2のそれぞれに対応する周波数ν1とν2の差(ν1−
ν2)を検出するビート周波数検出器とを、 備えたことを特徴とする光ファイバジャイロ。 - 2.請求項1記載の光フアイバジャイロにおいて、前
記進行波型光増幅器の温度変動を抑制する温度制御手段
を設けた光フアイバジャイロ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30354588A JPH02147908A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 光ファイバジャイロ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30354588A JPH02147908A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 光ファイバジャイロ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02147908A true JPH02147908A (ja) | 1990-06-06 |
Family
ID=17922292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30354588A Pending JPH02147908A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 光ファイバジャイロ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02147908A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007071614A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Advanced Telecommunication Research Institute International | 光ジャイロおよびそれを用いたジャイロシステム |
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JP2009042153A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Advanced Telecommunication Research Institute International | 光ファイバジャイロ |
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CN110178061A (zh) * | 2017-03-17 | 2019-08-27 | 集成光纤有限公司 | 用于emr束的非互易透射的方法和装置 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP30354588A patent/JPH02147908A/ja active Pending
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CN110178061B (zh) * | 2017-03-17 | 2020-11-20 | 亚扎拉斯有限公司 | 用于emr束的非互易透射的方法和装置 |
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