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JPH017684Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH017684Y2
JPH017684Y2 JP204981U JP204981U JPH017684Y2 JP H017684 Y2 JPH017684 Y2 JP H017684Y2 JP 204981 U JP204981 U JP 204981U JP 204981 U JP204981 U JP 204981U JP H017684 Y2 JPH017684 Y2 JP H017684Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing
knitted
gore
sides
knitted fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP204981U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57116703U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP204981U priority Critical patent/JPH017684Y2/ja
Publication of JPS57116703U publication Critical patent/JPS57116703U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH017684Y2 publication Critical patent/JPH017684Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は腹巻き兼用のドロワースに係り、更に
詳しくは腹巻きとドロワースが継ぎ目なしで編成
され且つ内面が起毛されてる寒冷地向防寒用下衣
に関するものである。
本考案でいうドロワースとは主としてパンツ、
ズボン下等で、婦人用を主にしたものである。
一般に腹巻きは丸筒状に編んだメリヤス地を二
つ折にして、腹部に嵌め使用するが、分厚いと
か、ずり上り、捲り上り等の欠点がある。
又ドロワースに於いては、近時益々シヨート化
しているため、冷え症、腰痛症、特に寒冷地では
防寒のため、ドロワースの上に更に毛編地の分厚
いパンツ等を重ねて着用することは吾々のしばし
ば体験することであるが、その部厚さから、婦人
用の場合などは、スタイル的に今一歩の感があ
る。
本考案は叙上の実状に鑑み、腹巻き兼用の下衣
で而も継ぎ目なしに編成した物を提供するもので
ある。又モヘア−状の起毛風合とするために、裏
地にループ状のパイルを形成させ、そのパイルを
起毛することにより長い毛足の高級品としたもの
である。
又腹部には、特に異色糸を編み込んで、段柄を
形成させることも好ましい。
更に本考案の腹巻き兼用下衣は、足部より逆編
みされるので、上方腹部の末端が編糸の解れない
よう、普通は布地を折返して縫着するのを肌の接
触感を向上させ、二重の折り返えしによるスタイ
ルを改善して、蛤ミシンにより末端を一重の解れ
止め加工をするようにしたら、装飾をかねて一層
望ましい製品を得ることができる。
又解れ止め加工に際し、数本の輪ゴム又は輪状
スパンデツクス糸を挿入してかがることにより、
更に上部に緊張度を増させることが望ましい。
次に従来一般に防寒用の起毛されたドロワース
は予め起用された布地を裁断し、パロツクミシン
で縫合して製品化していた。そのため縫合部が部
厚くなると共に、布地が厚いため縫製上の加工難
や肌感触においても十分なものとはいえなかつ
た。
本考案はかかる実情に鑑み、編成と同時に起毛
を行い、而も下肢部、腹部、胴部を継ぎ目なしに
連続して編成するものであり、更に最も縫製加工
の厄介な、襠部も同時編成するから、縫製加工の
手段が極端に省け、生産性を高めると共に、ドロ
ワースとしての履心地を一段と向上させたもので
ある。
本考案の構成は、内面に起毛用ループを有する
組織で編成し、編成と同時に該ループを起毛して
なる丸編地を用いたドロワースにおいて、該編地
が下肢部1、腹部2、胴部3を継ぎ目なしに一体
に編成すると共に、さらにに股下部分の襠部4を
も同時に編成したものであり、かつ当該襠部4が
平編を主とした起毛のない薄地からなり、該編地
の前部中央下端から腹部2にかけて裁断して左右
対称な下肢縫着辺S,Tとこれに連続する襠部縫
着辺Q,Rが形成され、他方該編地の後部中央下
端から腹部2にかけて左右対称な下肢縫着辺S′,
T′とこれに連続する襠部縫着辺Q′,R′が形成さ
れ、編地前部の襠部縫着辺Q,Rがその上端にお
いて一点Pで合致し、後部の下肢縫着辺S′,T′が
襠部4の幅を開けて配位され、これに連続する襠
部縫着辺Q′,R′が下肢縫着辺S′,T′の上端から
下方内側に向けて形成され、その下端において一
点P′で合致し、これらの各縫着辺を形成するため
の裁断箇所がコース方向に2〜3ウエール平編と
され、対応する各縫着辺Q,Q′,R,R′,S,
S′,T,T′が夫々縫製されてなり、また上記胴部
3にはスパンデツクス糸等の弾性糸が全面に挿通
されたことを特徴とする腹巻き兼用のドロワース
である。尚、上記において、下肢部1とは脚が挿
入される部分、腹部2とは胴体の股下から腰にか
けてが挿入される部分、胴部3とは胴体の腰付近
が挿入される部分を言い、又、編地の前部、後部
は、構成の説明の便宜上のものであり、いずれを
前にして着用するかは、着用者の自由である。
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
第1図は仕上つた本考案の腹巻き兼用のドロワ
ースの外観を示す正面図で、1は下肢部、2は腹
部、3は胴部、4は襠部であり、5は縫合部、6
は解れ止めの蛤ミシンによるかがり部であり、7
は輪ゴムである。主要編地である起毛部の組織の
拡大図を第3図に示す。
第2図イ,ロは各々丸編機で編成され、後述す
る各縫着辺Q,Q′,R,R′,S,S′,T,T′に
沿つて切断された編地の前部、後部を示す。丸編
機で編成された円筒状の該編地は、前部中央下端
から腹部2にかけて裁断され、左右対称な下肢縫
着辺S,Tとこれに連続する襠部縫着辺Q,Rが
形成される。この襠部縫着辺Q,Rはその上端に
おいて一点Pで合致する。前部の裁断箇所は第4
図に示す組織であり、特に鋏を入れる線を明示す
ると共に、切り離してもスパンデツクスが縮小抜
脱しないようになつている。他方該編地の後部中
央下端から腹部2にかけては、左右対称な下肢縫
着辺S′,T′とこれに連続する襠部縫着辺Q′,
R′が裁断により形成されている。後部の下肢縫
着辺S′,T′は襠部4の幅を開けて配位され、これ
に連続する襠部縫着辺Q′,R′が下肢縫着辺S′,
T′の上端から下方内側に向けて形成され、その
下端において一点P′で合致してなる。そして第2
図ロの鎖線及び襠部縫着辺Q′,R′により囲まれ
た部分が襠部4をなす。
この襠部4は第5図に示す組織となつており、
平編で起毛されていないから通風性に富んだ薄い
編地となつている。
上記編地におい、前部後部の対応する各縫着辺
Q,Q′,R,R′,S,S′,T,T′を夫々縫着す
ることにより、2本の下肢部1,1及び襠部4が
縫製され、第1図に示すドロワースが製造され
る。尚、襠部4の襠部縫着辺Q′,R′で囲われた
部分を第2図ロに示すような形状とすることによ
り、大変履きやすい襠部が形成されるものであ
る。尚当該部分は縫着時において前部に回され点
Pと点P′とが縫合される。
又、第1図における胴部3に異色糸を混入して
段柄模様を出し腹巻き部を形成し、最後の上端部
6では解れ止めとして、編地を折返して縫合せ
ず、蛤ミシンによつて解れ止めしてあるから、布
地が部厚くならず肌触りが良い。
第3図に示す組織は襠部4を除く主要起毛部の
組織を示し、aは紡績糸でbはスパンデツクスで
あり、スパンデツクスの弾性を利用して裏地にル
ープを形成しながら同時にループの上面のみ起毛
すると長い毛足の起毛が得られると共に、糸自体
を損傷してないから編地が脆弱化することがな
い。
第4図は丸編地の前部における裁断箇所周辺の
組織を示すもので、矢印で示す裁断箇所をコース
方向に2〜3ウエールのみ平編とすると平編部は
起毛されず、又スパンデツクスbを把持するため
組織が明示され、鋏を入れる箇所が判然とし、挿
通されてるスパンデツクスが抜けることもなく、
編地の弾力性を失うことがない。
第5図は丸編地の後部における裁断箇周辺の組
織を示すもので、4の襠部約7cm程は平編地と
し、起毛されていない、又矢印は裁断箇所を示
す。cはスパンデツクスの抜け止めのための平編
を示す。従つて襠部は薄地となり加工難と解消さ
せ、股下をむこもこさせずに履き心地の良いよう
にに留意されている。
以上詳記した如く、本腹巻き兼用のドロワース
では、下肢部、腹部、胴部が一体に編成され、同
時に起毛される、又組織の異なる襠部も薄地の編
地で一体に編成されるから、従来の起毛された布
地を裁断して、縫合する製品に較べ、縫製加工が
極めて少なくてすみ、特に腹巻きが継ぎ目なしで
接続されているから、従来の腹巻きの如く、ずり
上つたり、捲り上ることもない。
而も裏地が長い毛足の起毛であるため、十分保
温性があり、布地が部厚くなつて、スタイルを乱
すこともない。
又腹巻き部に柄模様を出し、下肢部を延してズ
ボン状として、パジヤマにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の腹巻き兼用のドロワースの仕
上り製品の正面図、第2図イ,ロは編上りの前
部、後部の正面図、第3図は起毛部の組織図、第
4図は丸編地の前部の裁断箇所周辺の組織図、第
5図は丸編地の後部の裁断箇所周辺の組織図であ
る。 図中:1……下肢部、2……腹部、3……胴
部、4……襠部、P,P′……縫合部、Q,Q′,
R,R′……襠部縫着辺、S,S′,T,T′……下
肢縫着辺、a……紡績糸、b……スパンデツク
ス、c……平編部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 内面に起毛用ループを有する組織で編成し、
    編成と同時に該ループを起毛してなる丸編地を
    用いたドロワースにおいて、該編地が下肢部
    1、腹部2、胴部3を継ぎ目なしに一体に編成
    すると共に、さらに股下部分の襠部4をも同時
    に編成したものであり、かつ当該襠部4が平編
    を主とした起毛のない薄地からなり、該編地の
    前部中央下端から腹部2にかけて裁断して左右
    対称な下肢縫着辺S,Tとこれに連続する襠部
    縫着辺Q,Rが形成され、他方該編地の後部中
    央下端から腹部2にかけて左右対称な下肢縫着
    辺S′,T′とこれに連続する襠部縫着辺Q′,
    R′が形成され、編地前部の襠部縫着辺Q,R
    がその上端において一点Pで合致し、後部の下
    肢縫着辺S′,T′が襠部4の幅を開けて配位さ
    れ、これに連続する襠部縫着辺Q′,R′が下肢
    縫着辺S′,T′の上端から下方内側に向けて形成
    され、その下端において一点P′で合致し、これ
    らの各縫着辺を形成するための裁断箇所がコー
    ス方向に2〜3ウエール平編とされ、対応する
    各縫着辺Q,Q′,R,R′,S,S′,T,T′が
    夫々縫製されてなり、また上記胴部3にはスパ
    ンデツクス糸等の弾性糸が全面に挿通されたこ
    とを特徴とする腹巻き兼用のドロワース。 2 胴部に異色糸を混入して編成し、段柄模様を
    現出させるようにしたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の腹巻き兼用のド
    ロワース。
JP204981U 1981-01-10 1981-01-10 Expired JPH017684Y2 (ja)

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JP204981U JPH017684Y2 (ja) 1981-01-10 1981-01-10

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JPS57116703U JPS57116703U (ja) 1982-07-20
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JP204981U Expired JPH017684Y2 (ja) 1981-01-10 1981-01-10

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JP6359884B2 (ja) * 2014-06-12 2018-07-18 ナカイニット株式会社 筒状編成体及びその編成方法

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