JPH01500758A - 固体燃料からガスを製造する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、固体燃料から空気利用還元法によりガスを製造するための装置であっ て、その際、この装置には、−次空気取り入れ用に設けられた一つの空気取り入 れ口と、収集されたガスを採り出すために設けられた一つのガス送出口と、これ らの空気取れ入れ口ならびにガス送出口の部分において必要な熱量を調節するた めの調ｍ装置と、円形の断面をもった一つの上部室ならびに、この上部室につな がっており、かつ互いにｔなり合った二つの円錐形の部材で、しかもその内の外 側の部材が燃料充填室に溶接固着されている、二つの部材によって取り囲まれて いる一つの円錐形の下部材、からなる一つの燃料充Ｗ４至と、この燃料充填室の 垂直中心線上に配設されていて、かつ、供給された燃料を掻き均らすための、一 つのモータ駆動の回転掻き均らし装置を上部の方に備えた一つの固定部材と、こ の固定部材の中を互いに摺動し合う二つの伸縮自在の部材とからなる、一つのモ ータ駆動の回転層動装ｙと、収集されたガスを送出するために本装置と前述の円 錐形の部分との間に設けられている一つのガス送出装置と、従来通りの形状をも った燃焼用ダンパー装置と、燃料供給装置に対して気密を保つように作られてい る、図示されていない一つの空気取れ入れ口と、供給 される燃料を分配するための一つの供給装置と、操業のために必要な点検用ハツ チとが設けられでおり、かつその際、前述の互いに摺動し合う二つの伸縮自在の 部材の内、モータによって垂直方向の位置を調節し得るようになされている内側 の部材には、その下端部に、燃焼室の底の方でガス化される燃料に空気を供給す るために多数の孔が設けられていると同時に、この燃焼室が、前述の円錐形の部 材の下側で、この円錐形の部材と、その中に差し込まれている前述の互いに摺動 し合う部材との間に設けられていて、この円錐形の部材によって取り囲まれて構 成されており、更にその内部に発生熱量を調節するための操作装置を含んでいる ような、固体燃料から空気利用還元法によりガスを製造するための一つの装置に 関するものである。

これまでにも、−次空気の供給が、加圧法あるいは真空法によって、プロセスの 進行過程の中の正確な位置で行われるような、ガス製造のための上向ぎ流燃焼あ るいは下向き５１燃焼の何れかを備えた、杆々異なった形式のボイラ、ガス発生 装置などの存在が知られている。しかし、もし−次空気の取り入れが幾つかの箇 所で起こると、ガス化原料が完全燃焼してしまうことになり兼ねないのである。

本発明による装置では、−次空気の供給を幾つかの箇所に分けて行いながら、し かもガス化原料が燃焼し切つてしまわないようになされてむり、すなわち、不完 全燃焼を生ぜしめ、それによって、なお充分な可燃性もったガスを更に何等かの 用途のために製造し得るのである。

本ｌ装置には、更にその燃焼室の下方に、一つの特殊な駆動装置によって、振動 を与えられながら回転し、それによってｇ！垂直方向らびに水平方向への燃料の 流れを調整し、燃料の適正な供給とガス化の程度、ならびに灰の排出を調節する ことを目的とした、・一つの装置が設けられている。プロセス内で幾つかの異な った箇所に適正な量のＭ素を調節しながら供給することによって、−ｍ効果的な 酸化の能率を達成することが可能となり、かつその際、原料の湿りの程度や燃料 の質の選定について余り気を使う必要が無くなるのである。また、ある種のガス 化原料、例えば木屑などといったようなものでは、例えば石だとか砂利などの形 で、また塵芥を原料とする場合には、板切れや鉄屑などといった形で、大量の不 純物を含んでいる場合がある。このような原料は在来の火格子燃焼装置を故障さ せるもとになっている０本発明では、このような故障をなくすために、これらの 原料は除外されている。

本発明による装置は、本発明が幾つかの点で、すでに以前に本件出願人によって 出願されている特許出願第ｎｒ８５００８４９−８号を更に発展させたものであ るので、上述の特許出願の請求の範囲の前文の中でもすでに触れられているとこ ろではあるが、後述の本件の請求のＩ！目の中に明らかにされているところを特 徴としているのである。

以下、本発明の装置の縦断面を示す図面を参照しながら、本発明について更に詳 しく説明することとしよう。

図面は、本件出願人によって以前に出願されている特許出願第ｎｒ５８００８４ ９−８号と類似した、一つの装置の下の方の部分を示している。この装置１には 、−次空気を取り入れるための一つの空気取り入れ口２と、生成されたガスを熱 発生用ないしは動力発生用に更に利用すべく収集するためのガス送出口３とが設 けられており、かつその上、空気取り入れ口２およびガス送出口３の部分に要す る熱量を゛調節するために、図示されていない調節装置が設けられている。この 装置Ｆ１には更に、円形の断面をもった一つの上部室５ならびに、この上部室５ につながっており、かつ互いに重り合った二つの円錐形の部材７および８によっ て取り囲まれている一つの円錐形の部材６が設けられており、かつその際、これ ら二つの円錐形部材の内の外側の部材８が燃料充ＩＩＩ室４に溶接固着されてい る一方、セラミック材料で作られることもある内側の部材７の方は外側の部材８ に結合されているか、あるいはできれば外側の部材８に対して位置を調節し得る ように取り付けられているのである。またこの装ｗ１の上部には、図示されては いないが、一つの燃焼空気用ダンパー、燃料供給用の装置に対して気密に作られ ている一つの空気取り入れ口、供給される燃料を分配するための一台の給炭機、 ならびに操業のために必要な幾つかの点検用ハツチ、といったような極く普通の 装訳ガ設けられている＠燃料充填室４の中には、その垂直中心線上を回転しなが ら摺動するーっの摺動装置９が配設されており、かつその際、この装置は、供給 された燃料を掻き均らすための、図示されていない一つの回転掻き均らし装置を その上部に備えている一つの固定部材１゜と、この固定部材１０の中を互いに摺 動し合う二つの伸縮自在の部材１１８よび１２とからなっており、更にこの中の 内側の部材１２は垂直方向の位置を調節し得るようになっているとともに、その 下端部に、燃焼室１４の底の方でガス化される燃料に空気を供給するために多数 の孔１３が設けられていると同時に、この燃焼至内には発生熱量を調節するため の一つの操作装置が含まれているのである。この１！焼空１４は、前述の円錐形 の部材６の下側に位置していて、かつその中に差し込まれている前述の互いに摺 動し合う二つの部材１１および１２と、前述の円錐形の部材６を取り巻いている 円錐形の部材７との間に構成されている。更にこのｌ！δ１と、これに溶接され ている円錐形の部材８との間には、収集されたガスを送出するためのガス送出口 ３につながる一つのガス送出装Ｈ１５が設けられている。掻き均らし装設と摺動 装置１９のための回転運動は掻く七通のモータによって作り出される。また伸縮 自在に摺動し得る部材１２の位置を垂直方向に！整するための運動も掻く普通の モータによって行われる。燃焼室１４にはまた一次空気供給用として少なくとも 二つの調節可能な・−次空気供給装置１６が設けられている。燃焼室１４の下方 には、セラミック材料で作られていて、かつその上にガス化原料を載せて支えて いる、一つの半楕円体状の支持装＠１７がある。

この半楕円体状の支持装置１７は一枚の板１８ないしは類似のもまのの上に載せ られているが、この板には、図ボされてはいないが、燃料の供給およびガス化の 程度、それに灰の排出を適正に行うために、一つの操作装置が取り付けられてい て、それによってこの板が振動しながら回転して、垂直方向および水平方向への 燃料の流れを適正に調整するようになっている。支持装置１７の下方には一つの 灰出し装置２０が設けられているが、この装ａは掻く普通の型のモータを備えた 一つの駆動装δ２１によって操作されるようになっている上に、水冷ジャケット １９によって冷却されるようになっている。灰は、図示されていない一つのスル ース・ゲート装置の中に送り込まれるが、ここには、更に灰を装置外に搬出する ために、一つの灰輸送装置が取り付けられている。この装置１にはまた、−次空 気用の空気取り入れ口２の中に、図示されてはいないが、一つの送風機設備が設 けられている。−次空気は、その一部が前述の醪勤装置９の固定部材１０の、図 示されていない上部に供給される分として、足裏充填室の外側に沿って上向きに 流れ、次いで孔１３の方へ流れるようになされている一方、残りの部分は前述の 調節可能な一次空気供給゛装置１６の方へ送り込まれる。板１８は極く普通の形 のモータを備えた一つの駆動装置２３によって駆動されており、更に灰を掻き取 るための、上下に出入り可能な掻き出し装置２４が設けられている。

本ＩＡ！！は、本件出願人が以前に出願した特許出願の中で詳しく説明したのと 、はぼ同じように機能するのである。しかし、この両者の基本的な差異は、火格 子付きの炉床がなくなって、その代わりにセラミック材で作られた支持装置Ｉ２ １７によって置き換えられている点、ならびに下側に取り付けられている円錐形 の部材６が振動し得るようになっていて、燃焼室１４への燃料、特に湿った原料 、の供給を順調にし得る点にある。

本発明は勿論ここに説明した設計のみに限られるものではなく、本発明の概念の 範囲内で種々の変形があり得るものである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．固体燃料から空気利用還元法によりガスを製造するための装置であって、該 装置（１）が空気の取れ入れならびにガスの送出のための各種の装置（２，３， ４，９，２０，２２）として、在来の極く普通の装置を備えているものにおいて 、 一つの燃焼室（１４）が、一つの二重殻体構造の截頭円錐体の底面を上にした形 に作られており、かつ、燃料充填室（４）の部分に設けられている一つの円錐形 の部材（６）と、この円錐形の部材（６）を取り囲む二つの円錐形の部材（７お よび８）と、セラミツク材料で作られていて、一枚の板（１８）ないしは類似の ものの上に搭載されてあり、かつその上にガス化原料を載せて支えるようになつ ている、一つの支持装置（１７）と、を含んでおり、かつその際、前述の二つの 円錐形の部材の内、内側の円錐形の部材（７）がセラミツク材料で作られている と同時に、外側の円錐形の部材（８）の方は燃料充填室（４）に溶接固着されて むり、更に前述の板は振動しながら回転して、垂直方向および水平方向への燃料 の流れを適正に調整するようになつていること、および該燃焼室（１４）には、 この燃焼室（１４）の外被を貫通して一次空気を取れ入れるために、少なくとも 二つの調節可能な一次空気供給装置（１６）が付設されていること、ならびに 前述の円錐形の部材（６）が２本のシヤフト装置によって垂直方向に振動させら れるようになつていると同時に、ガス化原料を載せて支持している前述の支持装 置と燃焼室を取り囲んでいる円錐形の部材（７および８）の下端部との間の間隔 が、図示されていない一つの操作装置によつて、燃料の供給およびガス化の程度 、それに灰の排出を適正に行うために、調整し得るようになされていること、 を特徴とする、固体燃料から空気利用還元法によりガスを製造するための装置。