[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH0148286B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0148286B2
JPH0148286B2 JP9845081A JP9845081A JPH0148286B2 JP H0148286 B2 JPH0148286 B2 JP H0148286B2 JP 9845081 A JP9845081 A JP 9845081A JP 9845081 A JP9845081 A JP 9845081A JP H0148286 B2 JPH0148286 B2 JP H0148286B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
general formula
atoms
mol
copolymerized
units
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9845081A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS5738807A (en
Inventor
Aruberuto Zurutsubatsuha Rainharuto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPS5738807A publication Critical patent/JPS5738807A/en
Publication of JPH0148286B2 publication Critical patent/JPH0148286B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/02Ethene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F214/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
    • C08F214/18Monomers containing fluorine
    • C08F214/26Tetrafluoroethene
    • C08F214/265Tetrafluoroethene with non-fluorinated comonomers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B3/00Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
    • H01B3/18Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
    • H01B3/30Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes
    • H01B3/44Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes vinyl resins; acrylic resins
    • H01B3/443Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes vinyl resins; acrylic resins from vinylhalogenides or other halogenoethylenic compounds
    • H01B3/445Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes vinyl resins; acrylic resins from vinylhalogenides or other halogenoethylenic compounds from vinylfluorides or other fluoroethylenic compounds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は、テトラフルオルエチレン、エチレ
ン、ヘキサフルオルプロピレンおよびその他の1
種類の単量体の各共重合性単位より構成されてい
る熱可塑性の四元共重合体並びにその用途に関す
る。 テトラフルオルエチレンの単位とエチレンの単
位とから構成された共重合体は久しい以前から公
知である。これらは優れた耐薬品性、高い熱安定
性および良好な電気的性質を示す。これらは、熱
可塑性樹脂にとつて普通である方法によつて溶融
物から加工することができそして電線の絶縁体を
製造する為の原料並びにフイルムおよび射出成形
物を製造する為の原料として適している。 テトラフルオルエチレンとエチレンとより成る
約275℃の融点を有する共重合体は、溶融物から
加工する際にいずれの場合にも通らなければなら
ない150℃以上の温度域に於て悪い延伸特性を示
すという欠点を有している。例えば150℃と200℃
との間の温度範囲で電線被覆は著しく脆弱であ
り、僅かな応力で既に引裂けてしまう。室温で
250%以上であるこの重合体の破断時伸び率は200
℃のもとでは20%以下である。 この欠点を克服する為に、テトラフルオルエチ
レン、エチレンおよびその他の1種類の共重合性
ビニル単量体より成る共重合体が創造された。要
するにこれは三元共重合体である。かゝる三元共
重合体は、米国特許第3624250号、米国特許第
4166165号、ドイツ特許出願公開第2836296号明細
書並びに特開昭50―143888号、同昭50―143889お
よび同昭50―143890号から公知である。テトラフ
ルオルエチレン、エチレンおよびヘキサフルオル
プロピレンより成る三元共重合体は英国特許第
1355595号および米国特許第3960825号明細書から
公知である。 特に米国特許第3624250号明細書から、ターモ
ノマーとして用いられるビニル系単量体によつて
三元共重合体中に少なくとも2個の炭素原子を有
する側鎖を導入した時に、高温のもとでの延伸特
性の著しい改善が達成されることが公知である。
要するに性質の改善には、導入される側鎖の“最
小限の嵩ばり”が必要である。側鎖中に若干のC
―原子しか導入しないターモノマー、例えばヘキ
サフルオルプロピレン、ベルフルオル―(メチル
ビニル)―エーテルまたはイソブチレン等を導入
する場合には、抗張力および破断時伸び率の充分
な改善は、米国特許第3624250号明細書の例
に記述されている様に、得られない。このこと
は、米国特許第3960825号および英国特許第
1355595号明細書に従う、テトラフルオルエチレ
ン、エチレンおよびヘキサフルオルプロピレンよ
り成る三元共重合体にも当て嵌まる。 150℃と200℃との間の温度範囲内でのこの三元
共重合体の引張り―伸び特性(即ち、抗張力およ
び破断時伸び率の値)は、鎖中に導入される“嵩
ばつた”側鎖基の種類および大きさだけによつて
決定されるのではなく、導入される側鎖基の数に
も著しく影響される。要するに、ターモノマーと
して組み入れられるビニル系単量体の量は、一定
の引張り−伸び特性を予め定めた場合に決められ
そしてこの引張り−伸び特性の悪化を伴なつての
み減少させることができる。 共重合性の“嵩ばつた”ターモノマーとして
種々の化合物群が開示されている。即ち、これら
は弗素不含のビニル系単量体、部分的にフルオル
化されたビニル系単量体およびベルフルオル化さ
れたビニル系単量体に分けることができる。一般
に、かゝる三元共重合体の化学的−および熱的安
定性はターモノマーの弗素化度の増加に比例して
著しく増加すると云える。しかしながら、この弗
素化度の増加に比例してターモノマーの製造の為
の費用およびこれに伴なう三元共重合体の為の費
用も著しく増加する。この観点からも、フルオル
化してないまたは部分的にフルオル化されたビニ
ル系化合物を用いても熱的−および化学的安定性
が出来るだけ僅かしか影響を受けないよう、最少
限の量のターモノマーで済ませること並びに高価
なペルフルオル化ビニル系単量体を用いる場合に
は、ターモノマーの費用的割合を出来るだけ少な
くすることが望まれている。 それ故に、フルオル化されてないまたは部分的
にフルオル化されたビニル系化合物をたとえ用い
たとしても熱的安定性および化学的安定性を一方
としそして引張り伸び挙動をもう一方とする満足
な妥協を達成する為に、通例の三元共重合体に比
較した時に引張り−伸び特性を改善する“嵩ばつ
た”ビニル化合物を第三成分として僅かな量でし
か用いずに製造することのできるテトラフルオル
エチレン/エチレン―系共重合体が要求されてい
る。 本発明はこの要求を以下の弗素含有の熱可塑性
四元共重合体によつて満足された:この四元共重
合体は、 a 55〜30モル%の、共重合したテトラフルオル
エチレンの単位、 b 60〜40モル%の、共重合したエチレンの単
位、 c 10〜1.5モル%の、共重合したヘキサフルオ
ルプロピレンの単位、 d 2.5〜0.05モル%の、以下群の内の共重合し
た1種類のビニル単量体の単位 d1 一般式CF2=CF―Rf1(式中、Rf1は2〜10
個のC―原子を有するペルフルオルアルキル
基である。)で表わされるペルフルオル化オ
レフイン、 d2 一般式CF2=CF―O―Rf2、(式中、Rf2は
2〜10個のC―原子を有するペルフルオルア
ルキル基である。)で表わされるペルフルオ
ル化ビニルエーテル、 d3 一般式 (式中、n=1〜4)で表わされるペルフ
ルオル化ビニルエーテル、 d4 一般式 (式中、nは0〜1である。)で表わされ
るペルフルオル化ビニルエーテル、 d5 ペルフルオル―2―メチレン―4―メチル
―1,3―ジオキソラン、 d6 一般式CF2=CF―O―(CF2o―COX1(式
中、X1はF,OH,OR1またはNR2R3であ
り、但し、R1は1〜3個のC―原子を有す
るアルキル基でありそしてR2およびR3はそ
れぞれ水素原子あるいはR1と同じ意味を有
しそしてnは1〜10の数を意味する。)で表
わされるペルフルオル化ビニルエーテル、 d7 一般式 (式中、X2はCOOR4,COOHまたはCN
であり、R4は1〜4個のC―原子を有する
アルキル基でありそしてnは1〜4の数を意
味する。)で表わされるペルフルオル化ビニ
ルエーテル、 d8 一般式CH2=CH―Rf3(式中、Rf3は2〜
10個のC―原子を有するペルフルオルアルキ
ル基である。)で表わされるペルフルオルア
ルキル置換されたビニル化合物、 d9 1,1,1―トリフルオル―2―(トリフ
ルオルメチル)―4―ペンテン―2―オー
ル、 d10 アリル―ヒドロキシヘキサフルオルイソ
プロピリデンエーテル、 d11 一般式CH2=CR5―CH2―O―CF2
CFX3H(式中、X3はF,Clまたはトリフル
オルメチルでありそしてR5はHまたはCH3
である。)で表わされるフルオル化アリルエ
ーテル、 d12 一般式CH2=CH―O―CF2―CFX3H(式
中、X3はF,Clまたはトリフルオルメチル
である。)で表わされるフルオル化ビニルエ
ーテル、 d13 一般式CH2=CR6―CH2―OCO―R7(式
中、R6はHまたはCH3でありそしてR7は1
〜3個のC―原子を有するアルキル基であ
る。)で表わされるアリル―またはメタリル
―エステル、 d14 一般式CH2=CH―O―CO―R8(式中、
R8は1〜3個のC―原子を有するアルキル
基である。)で表わされるビニルエステルよ
り構成され且つ5〜200g/10分のメルトイ
ンデツクス(300℃のもとで11Kgの荷重をか
けることによつて測定する。)を有する。 驚ろくべきことに本発明者は、“嵩ばつた”ビ
ニル系化合物の他に追加的に1.5〜10モル%、殊
に3〜8モル%、特に3〜5モル%の共重合した
ヘキサフルオルピロピレン単位を共重合体中に組
入れた場合に、エチレン/テトラフルオルエチレ
ン―系のかゝる共重合の引張り―伸び挙動―要す
るにその抗張力および特にその破断時伸び率―が
再び本質的に改善され得ることを見出した。この
発見は、公知の三元共重合体の挙動に従えばヘキ
サフルオルプロピレンは“嵩ばり”が欠けている
為に150℃と200℃との間の温度範囲での引張り―
伸び特性の改善に実質的に寄与しないと予想され
たに違いなかつたので、驚ろくべきことである。 “嵩ばつた”ビニル系単量体を量的に等しく組
み入れた場合でも、本発明の四元共重合体は室温
のもとでも並びに150℃と200℃との間の温度範囲
でもその抗張力および破断時伸び率に於て公知の
三元共重合体より優れている。特に、非常に改善
された高温のもとでの破断時伸び率は、本発明の
四元共重合体から製造される成形体、例えば射出
成形物または電線被覆をかゝる温度のもとで高い
機械的応力に曝すことを可能としそしてそれ故に
それらの製造の際および使用時の裂け目の発生を
減少せしめている。 所望の目標として150℃と200℃との間の温度で
の特定の値の破断時伸び率を予め決めた場合、こ
の値は本発明の四元共重合体の場合には僅かな量
の“嵩ばつた”ビニル系単量体にて達成すること
ができる。 この事実は第表の値から明らかである。第
表には、一方は本発明の四元共重合体(実施例1
〜18)にておよびもう一方は、ヘキサフルオルプ
ロピレン単位を含有しておらず且つ同じ範囲内の
メルトインデツクスに調整されている相応する構
成の三元共重合体にて得られた抗張力および波断
時伸び率(23℃および160℃で測定)が記載され
ている。比較する三元共重合体と四元共重合体と
はそれぞれ同じ重合条件のもとで製造されてい
る。第表は、追加的にヘキサフルオルプロピレ
ン単位を含有している本発明の四元共重合体がそ
れぞれに用いられた“嵩ばつた”ビニル系単量体
をほゞ同様に粗み入れた場合に、室温でも160℃
にも、ヘキサフルオルプロピレンを用いてない同
じ構成の相応する三元共重合体よりも、例外なし
に良好な破断時伸び率を与えることを示してい
る。本発明の四元共重合体はもう一方に於ては、
テトラフルオルエチレン、エチレンおよびヘキサ
フルオルプロピレンより構成される公知の三元共
重合よりも非常に良好な引張り−伸び挙動も示す
(第表で実施例4を比較例Eと比較されたし)。 更に第表からは、160℃での一定の破断時伸
び率を達成する為に、ヘキサフルオルプロピレン
を用いずに製造した三元重合体の場合には本発明
の四元共重合体に比較して多数倍の“嵩ばつた”
ビニル系成分を組み入れなければならないことが
判る。 例えば実施例4と第表の比較例Aとを比較す
ると、160℃で500%の破断時伸び率を達成するべ
き時に三元共重合体の場には本発明の四元共重合
体の場合よりも約2.5倍量のペルフルオル―(プ
ロピルビニル)―エーテルを組み入れなければな
らないことが判る。実施例13と第表の比較例I
およびJは、160℃で600%の破断時伸び率を達成
する為には三元共重合体の場合に約2倍量のテト
ラフルオルエチルアリルエーテルを導入しなけれ
ばならないこと並びに同じ量を組み入れた場合に
は160℃で25%の破断時伸び率しか達成されない
ことを示している。 これらの比較は、本発明に従つて共重合体中に
追加的にヘキサフルオルプロピレン単位を組み入
れることによつて驚ろくべきことに“嵩ばつた”
ビニル系化合物の導入量を減少させ得ることおよ
びこの含有量の減少にもかゝわらず、高温での良
好な破断時伸び率を有し且つ脆弱性の僅かな生成
物が得られることを明らかにしている。 本発明の四元共重合を製造する為には“嵩ばつ
た”ビニル系単量体として1つのビニル基を有し
た色々な化合物の種類を用いることができる。
かゝるものには以下の群のビニル系単量体があ
る: d1 式CF2=CF―Rf1(式中、Rf1は2〜10個、殊
に2〜5個のC―原子を有するペルフルオルア
ルキル基である)で表わされるペルフルオル化
オレフイン。特に有利な化合物にはペルフルオ
ルペンテン、ペルフルオルヘキセンおよびペル
フルオルへプテンが挙げられる。かゝる長鎖の
ペルフルオル化オレフインの製法は公知であ
り、例えば米国特許第2668864号明細書に記載
されている。 d2 式CF2=CF―O―Rf2(式中、Rf2は2〜10
個、殊に2〜4個のC―原子を有するペルフル
オルアルキル基である。)で表わされるペルフ
ルオル化ビニルエーテル。ペルフルオル―n―
エチル―、ペルフルオル―n―ブチル―および
特にペルフルオル―n―プロピル基を挙げるこ
とができる。かゝるペルフルオル―(アルキル
ビニル)―エーテルの製法は米国特許第
3180895号明細書から公知である。 d3 (式中、nは1〜4、殊に1または2であ
る。)で表わされるペルフルオル化ビニルエー
テル。かゝるペルフルオル化ビニルエーテルの
製法は米国特許第3450684号明細書から公知で
ある。 d4 (式中、nは0または1、殊に0である。)
で表わされるペルフルオル化ビニルエーテル。
これらの単量体の製法は米国特許第4013689号
明細書に開示されている。 d5 ペルフルオル―2―メチレン―4―メチル―
1,3―ジオキソラン。このものゝ製法は米国
特許第3308107号明細書から公知である。 d6 一般式CF2=CF―O―(CF2o―COX1(式
中、X1はF,OH,OR1またはNR2R3であり、
但しR1は1〜3個のC―原子を有するアルキ
ル基でありそしてR2およびR3はそれぞれ水素
原子またはR1と同じ意味であり、nは1〜10
の数を意味する。)で表わされるペルフルオル
化ビニルエーテル。かゝる単量体の製法は英国
特許第1145445号明細書から公知である。X=
OHまたはOCH3が特に有利である。 d7 (式中、X2はCOOR4,COOHまたはONで
あり、但しR4は1〜3個の炭素原子を有する
アルキル基であり、そしてnは1〜4の整数を
意味する。)で表わされるフルオル化ビニルエ
ーテル。かゝる共重合性単量体の製法は米国特
許第4138426号明細書に開示されている。X2
COOHまたはCOOH3であるのが特に有利であ
る。 d8 式CH2=CH―Rf3(式中、Rf3は2〜10個、
殊に2〜6個の炭素原子を有するペルフルオル
アルキル基である。)で表わされるペルフルオ
ルアルキル置換されたビニル系化合物。かゝる
部分的に弗素化されたオレフインは米国特許第
3535381号明細書に記載されている様に、ペル
フルオルアルキル沃素化物にエチレンを付加し
そして次にアルカリ水酸化物にて脱ハロゲン化
水素化することによつて製造される。 d9 1,1,1―トリフルオル―2―(トリフル
オルメチル)―4―ペンテン―2―オール: このものゝ製法は米国特許第3444148号明細
書から公知である。 d10 アリル―ヒドロキシヘキサフルオルイソプ
ロピリデンエーテル このものはフランス特許第2178724号明細書
に記載されている如く、ヘキサフルオルアセト
ンにアリルアルコールを付加することによつて
得られる。 d11 一般式CH2=CR5―CH2―O―CF2
CFX3H(式中、R5はHまたはCH3でそしてX3
はF,Clまたはトリフルオルメチル、殊にFで
ある。)で表わされる化合物。かゝる単量体は
米国特許第2975161号明細書に記載されている
様に相応したフルオル―またはクロルフルオル
―オレフインをアリルアルコールに付加するこ
とによつて製造できる。 d12 式CH2=CH―O―CF2―CFX3H(式中、X3
はF,Clまたはトリフルオルメチル、殊にFで
ある。)で表わされるフルオル化ビニルエーテ
ル。これらは米国特許第2631975号明細書に従
つて製造できる。 d13 式CH2=CH―CH2―O―CO―R5(式中、R5
は1〜3個のC―原子を有するアルキル基、殊
にメチル基である。)で表わされるアリル―ま
たはメタリルエステル。 d14 一般式CH2=CH―O―CO―R6(式中、R5
は1〜3個のC―原子を有するアルキル基、特
にメチル基である。)で表わされるビニルエス
テル。 上述の各群のうちd1),d8),d9),d11)および
d12)の群、特にd2),d3)およびd4)の群が有利
である。 全体的に見て第四成分を形成するようなかゝる
“嵩ばつた”ビニル系単量体の混合物も、組み入
れることができる。しかしその場合重合体全体は
4種類より多いの単量体より構成されていてもよ
い。 上述の各ビニル系単量体については一般に、テ
ロゲン的に充分に不活性であり、それ故に熱可塑
的に加工するのに適する分子量の範囲内の四元共
重合体が形成されるということが重要である。こ
れらのビニル系単量体によつて導入される側鎖の
嵩ばりによつて、共重合体の結晶化挙動への影響
が必然的に伴なわれる。これは、少なくとも2個
の炭素原子を有する側鎖が導入される場合であ
る。専ばら引張り−伸び挙動の改善に力を入れる
場合には、導入される“嵩ばつた”側鎖の種類お
よび性質に全く臨界がない。共重合体の良好な化
学的および熱的安定性が追加的に必要とされる場
合には、高度に弗素置換されている殊にペルフル
オル化されているビニル系単量体が好ましい。 一般に大抵は、四元共重合体中に3〜5モル%
の、共重合したヘキサフルオルプロピレン単位を
導入することによつて“嵩ばつた”ビニル系単量
体の含有量を相応する三元共重合体に比較して2
〜3.5のフアクターだけ減少させ得ると云える。 本発明の四元共重合体中の“嵩ばつた”ビニル
系単量体の含有量は先ず第1に所望の生成物の性
質によつて決定される。これは、前述の“嵩ばつ
た”ビニル系単量体の内の1種類から誘導される
0.05〜2.5モル%、殊に0.1〜1モル%、特に0.2〜
0.8モル%の共重合した単位である。共重合した
テトラフルオルエチレン単位の含有量は55〜30モ
ル%、殊に55〜40モル%であり、共重合したエチ
レン単位の含有量は60〜40モル%、殊に55〜45モ
ル%である。 本発明の四元共重合体が熱可塑的成形法に従つ
て溶融物から加工できる為には、その分子量を、
300℃で1×105Paの剪断応力のもとで測定した
溶融粘度が4×102〜2×104PaSの範囲にあるよ
うに調整するべきである。重合体の流動性の目安
として一般にはメルトインデツクス(MFI―値)
を使用する。300℃で且つ11Kgの荷重下に測定し
たメルトインデツクスは5〜200g/10分、殊に
10〜100g/10分の範囲内にあるべきである。電
線の被覆物を製造する為には15〜50g/10分のメ
ルトインデツクスを有する共重合体が適してい
る。 本発明の四元共重合体はその化合的構成に依存
して245〜280℃の間の融点(示差熱分析によつて
溶融曲線の極小として測定する)を有している。
共重合したヘキサフルオルプロピレン単位の四元
共重合体中含有量の増加に反比例して融点はこの
範囲内で低下する。 本発明の四元共重合体は公知の重合方法に従つ
て製造することができる。即ち、溶液重合、懸濁
重合、乳化重合の方法によつても、塊状重合また
は気相重合によつても実施できる。有機溶剤中で
の重合によりまたは水性相中での懸濁−または乳
化重合によつて製造するのが有利である。反応媒
体としては有機溶剤や水の他に有機溶剤と水との
混合物も適している。有利な有機溶剤は1〜4個
のC―原子を有するフルオルアルカンまたはクロ
ルフルオルアルカンである。 溶剤としてのクロルフルオルアルカン中での重
合は例えば米国特許第3528954号明細書に、フル
オルアルカンまたはクロルフルオルアルカンと水
との混合物中での重合は特開昭49―11746号およ
び同昭49―24295号公報に開示されている。共重
合は、例えば米国特許第2468664号明細書から公
知のように、第3―ブチルアルコールと水との混
合物中でも実施することができる。純水性反応媒
体中での共重合は米国特許第3859262号から公知
である。 共重合を実施する為の反応条件は選択する重合
方法に依存する。反応温度は通常−50℃〜+150
℃の範囲内、殊に+20℃〜+100℃の範囲内であ
る。 共重合を有機溶剤、例えば特にフルオルアルカ
ンまたはクロルフルオルアルカン中で行なう場合
には、重合開始剤としては殊に通例の、遊離ラジ
カル放出性の有機系過酸化化合物またはアゾ化合
物を使用する。重合をエネルギーの豊富な輻射
線、例えば放射性元素からのガンマー線によつて
開始することも可能である。水性媒体中で共重合
を実施する場合には、通例のラジカル形成性の水
溶性重合開始剤、例えばアンモニウム―ペルサル
フエート等を使用することができる。水性媒体中
での共重合の際の特に有利な開始剤は、米国特許
第3859262号明細書に開示されているマンガンの
酸およびその塩である。 本発明の四元共重合体をもたらす共重合は2〜
50barの通常の範囲内の単量体全体圧のもとで実
施する。重合体の構成は単量体成分相互のモル比
によつて通例のように制御する。重合反応器中に
於ては、テトラフルオルエチレンとヘキサフルオ
ルプロピレンとの合計とエチレンとのモル比は
60:40〜85:15、殊に65:35〜75:25の範囲内に
あるべきである。“嵩ばつた”ビニル系単量体は、
共重合体中に組み入れられる所望量に対して1.05
〜5倍過剰に重合期間に亘つて導入する。四元共
重合体の単一な構成を得る為には、各単量体のル
比を好ましくは全重合期間の間各単量体を配量供
給することによつて一定に維持する。未反応単量
体は共重合後に公知の方法に従つて回収すること
ができる。 分子量あるいはそれから得られるメルトインデ
ツクスを調整する為に通例の連鎖移動剤を共重合
の際に添加する。共重合を有機溶剤あるいはそれ
と水との混合物中で行なう場合には、このものに
は公知の水素含有の有機化合物、例えばシクロヘ
キサンまたはアセトン等がある。水性系で実施す
る場合には、マロン酸のジアルキルエステルが特
に有利である。 共重合を乳化重合法に従つて水性相中で実施す
る場合には、本発明の四元共重合体は、水性媒体
に対して15〜30重量%の重合体固形分含有量を有
するコロイド状水性分散液の状態で生ずる。この
分散粒子は0.05〜0.35μm、殊に0.10〜0.25μmの平
均粒子径を有している。分散粒子の粒度分布は非
常に狭くそして各粒子は球形を有している。更に
このものは2〜4mPasの範囲内の粘度(20℃の
もとで回転式粘度計にて測定)並びに剪断力の影
響に対して極めて高い安定性を有している。かゝ
る分散液から通例の凝固法、例えば撹拌または凝
固剤の添加によりそして次に乾燥処理によつて重
合体固形分を得ることができる。 本発明の四元共重合体は、熱可塑的成形法によ
つて溶融物からフイルム、管、棒、射出成形品お
よびその他の成形体に加工することができる。更
にこのものは、良好な熱的−および化学的安定性
を有する織物に加工され得る良好な機械的性質の
単繊維を製造するのに適している。15〜50g/10
分のメルトインデツクス(荷重11Kg)を有する本
発明の四元共重合体は電気導体用被覆を製造する
のに適している。この四元共重合体から製造され
る電線用被覆は高温のもとでも脆弱でなく且つひ
び割れを形成する傾向も示さない。“嵩ばつた”
ビニル系単量体の含有量が同じ場合でも、本発明
の四元共重合体から製造された電線被覆は、相応
する三元共重合体よりも“応力−ひび割れ”−試
験でより良好な結果を示し且つより大きい破断時
伸び率および抗張力を有する。更に、本発明の四
元共重合体から製造された薄い電線絶縁体は、相
応する三元共重合体から同じ条件で製造された被
覆物よりもきずおよび絶縁破壊が少ない。 本発明の四元共重合体は、ヘキサフルオル―プ
ロピレン不含の相応する三元共重合体と実質的に
その広角−X線スペクトルに於て相違している。
このスペクトルを評価すると、四元共重合体の結
晶構造が三元共重合体のそれと著しく離れている
ことが判る。本発明の四元共重合体の更に有益な
用途工業的性質は、ヘキサフルオルプロピレンを
追加的に組み入れたことによつて生ずる結晶構造
上の変化に帰因している。 本発明の四元共重合体中に通例の填料および/
または顔料を混入してもよい。例えば、該四元共
重合体は、場合によつては予めにシラン結合剤に
よつて処理されているガラス繊維5〜50重量%に
よつて補強することができる。 明細書中および実施例中に記載されている、本
発明の四元共重合体および比較の為に製造した三
元共重合体の特性を示す各パラメーターは、以下
の測定法によつて測定した: 1 弗素含有量 共重合体の弗素含有量(重量%)は、ヴイツク
バルド(Wickbald)装置中で然焼させ、次でポ
テンシオ―グラフ中で硝酸トリウムにて滴定する
ことによつて測定する。 2 ヘキサフルオルプロピレンの含有量 ヘキサフルオルプロピレンの含有量(重量%)
の測定は、280℃のもとでプレス成形した100〜
300μmの厚さのフイルムのIR―分析によつて行
なう。厚さの測定はマイクロメーター・スクリユ
ーにて行なう。分析は、ニコレツト(Nicolet)
社のHX―1型のフロリール・トランスホルム・
IR・スペクトロホトメーター(Fourier―
Transform―IR―Spektrofotometer)にて実施
する。補正する為に、専ばらテトラフルオルエチ
レンとエチレンとから成る共重合体の同様なフイ
ルムを使用する。ν=490cm-1のバンドを評価す
る。ヘキサフルオルプロピレン含有量は次の式に
よつて算出される: ヘキサフルオルプロピレン(重量%) =490cm-1の所での吸光率/厚さ(mm)×3 3 “嵩ばつた”ビニル系単量体の含有量 d1)〜d14)の群の“嵩ばつた”ビニル系単量
体の組み入れ量は、反応器に導入した全体量を測
定しそして反応器中で共重合した後に残る単量体
量を差し引くことによる物質バランスによつて決
められる。 4 テトラフルオルエチレンの含有量 テトラフルオルエチレンの含有量は、分析的に
測定される弗素含有量からヘキサフルオルプロピ
レンおよびその都度の“嵩ばつた”ビニル系単量
体に帰因する弗素の割合を差し引いた弗素の値か
ら得られる。 5 密度 これらの測定は、溶融物から押出成形した2mm
の太さの紐にてDIN規準53479に従つて行なう。 6 メルトインデツクス これらの測定は、2.1cmの直径および8mmの長
さのノズルにて300℃および11Kgの荷重のもとで
DIN規準53735―70に従つて行なう。 7 融点 融点は、“示差走査”―カロリーメーター
(differential scanning calorimeter)を用いて
測定される溶融範囲の最小値として示す。 8 破断時伸び率および抗張力 破断時伸び率と抗張力は、加圧半融化した95×
95×2(mm)の寸法の板から打ち抜かれたASTM
D―1708に従う試験体にて測定する。この板は、
38gの共重合体粉末または溶融状態から得られた
共重合体顆粒を少なくとも1時間300℃に加熱し
そして最高200barの圧力のもとで冷却すること
によつて製造される。200barの圧力は5分間の
間に到達させる。破断時伸び率および抗張力は23
℃および160℃のもとでASTM D―638に従つて
行なう。 9 “応力−ひび割れ”−試験 各共重合体より成る250μmの厚さの被覆を有す
る電線を200℃のもとで3時間に亘つて熱処理す
る。次でこの電線を、それ自身の直径の周りを5
回巻きつける。この様にして5つの平行試験体を
製造する。巻き付けられた電線を更に3時間200
℃のもとで熱処理する。次で、巻いたものを解
き、ひび割れおよび絶縁耐力を試験する。 10 電線被覆の機械的性質の試験 電線被覆の機械的性質の試験は、VDE―試験
規則No.0472およびNo.0881に従つて行なう。 本発明を以下の例によつて更に詳細に説明す
る: 実施例1〜12、比較例A〜H 実施例1〜12の本発明の四元共重合体と比較例
A〜Hの三元共重合体を以下の反応条件のもとで
製造する: バツフルおよび羽根車形撹拌機を備えた全容積
190のエナメル塗装された重合用反応器中に485
gのジアンモニウム―オクザレート―1水和物、
485gのペルフルオルオクタン酸および135gのマ
ロン酸ジエチルエステルが溶解されている120
の脱塩水を充填する。重合用反応器の残りの気体
空間にある空気を、窒素を吹き込みそして次にテ
トラフルオルエチレンを吹き込むことによつて注
意深く排除する。撹拌速度は235回転/分に調整
する。次で実施例1〜4および7〜12の場合には
1500gのヘキサフルオルプロピレンを、実施例5
の場合には400gのそして実施例6の場合には
3000gのヘキサフルオルプロピレンを予め入れて
おく。比較例A〜DおよびF〜Hの場合には、ヘ
キサフルオルプロピレンを添加せずに実施する。
比較例Eの場合には、実施例1〜12の為の処方に
従つて実施するが、この場合にはテトラフルオル
エチレン、エチレンおよびヘキサフルオルプロピ
レン(1500gを予め入れて置く)の他に別の単量
体を添加しない。 次でテトラフルオルエチレンを13.7barの単量
体全体圧まで、次でエチレンを17barの単量体全
体圧まで圧入する。その後に第および表に記
した量のそれぞれの“嵩ばつた”ビニル系単量体
を添加する。次で、1の水当り20gのKMnO4
を含有する過マンガン酸カリウムの溶液を導入す
ることによつて重合を開始する。重合開始後の過
マンガン酸カリウムの供給は約60〜100g/・
時の重合速度が達成されるように調整する。重合
温度は26〜27℃である。生じる重合熱は重合用反
応器の冷却用ジヤケツトを介して冷却媒体にて搬
出する。 17barの単量体全体圧を、1:1のモル比のテ
トラフルオルエチレン/エチレン―混合物の連続
的配量供給によつて維持する。本発明に従う実施
例1〜4および7〜12並びに比較例Eの場合に
は、重合の間に3100gのヘキサフルオルプロピレ
ン(実施例5の場合には1200g、実施例6の場合
には6400gのヘキサフルオルプロピレン)並びに
第表および第表に記載の量のそれぞれのビニ
ル系単量体を連続的に配量供給する。 反応は、水性媒体に対して20〜22重量%の固形
分含有量のもとで、単量体混合物を圧力解放によ
り放出することによつて中止する。重合体は、後
で撹拌することによつて凝固する水性分散物の状
態で生ずる。得られる重合体固形分を液体から分
離し、数回水で洗浄し、次で窒素雰囲気下に200
℃で15時間乾燥しそして次に溶融顆粒化する。そ
れぞれに得られた重合体固形分の量は第表およ
び第表に記載してある。更に第表および第
表には、実施例1〜12の本発明の四元共重合体お
よび比較例A〜Hの共重合体を特徴付ける以下の
パラメーターも記載されている:弗素含有量、
“示差走査―カロリメーター”法による融点並び
に密度。 実施例13〜18、比較例I〜L バツフルおよび羽根車型撹拌機を備えた全容積
18のエナメル塗装された重合用反応器中に、
4.8の1,1,2―トリクロルトリフルオルエ
タンを予め入れて置く。反応容器中の空気をエチ
レンに置換する。撹拌速度は100回転/分である。
反応容器中に以下のものを配量供給する:290g
のヘキサフルオルプロピレン(実施例14および18
では、580g)、第および表にそれぞれに記し
た10gのビニル系単量体(比較例Jでは20g)―
これらは100mlの1,1,2―トリクロルトリフ
ルオルエタンに溶解してある―並びに第および
第表にそれぞれ記した量のシクロヘキサン―こ
れも同様に10mlの1,1,2―トリクロルトリフ
ルオルエタンに溶解してある―。 反応器内容物を65℃に加熱しそして撹拌機回転
数を250回転/分に速める。次でテトラフルオル
エチレンを7.8barの全体圧にまで圧入し、次でエ
チレンを10.7barの全体圧にまで圧入する。その
後に、1gのビス―(4―第3ブチルシクロヘキ
サンペルオキシ―ジカルボナートを300mlの1,
1,2―トリクロルトリフルオルエタンに溶解し
た溶液を配量供給する。重合開始後に反応容器に
エチレンとテトラフルオルエチレンとの1:1の
モル比の混合物を、10.7barの単量体全体圧を一
定に保持しながら供給する。 共重合反応を、用いた1,1,2―トリクロル
トリフルオルエタンに対して約6重量%の共重合
体含有量のもとで中止する。次で反応内容物を約
−5℃に冷却し、未反応単量体を圧力解放により
放出し、反応内容物を流し出しそして溶剤を該溶
剤中に未だに溶解されているビニル系単量体と共
に留去する。得られる共重合体をその後に12時間
窒素雰囲気中で100℃に加熱する。その後に部分
的にケーキ状に成つた生成物をハンマー・ミルで
粉砕して、300〜400μmの粒度の粉末にする。そ
れぞれに得られた共重合体粉末の量(Kg)を第
および第表に示す。更に、第および表に
は、特徴的パラメーターとして弗素含有量、示差
走査―カロリーメーターによる融点および密度も
示してある。 第表には160℃および23℃での抗張力および
破断時伸び率の値が総括してあり、本発明の四元
共重合体をそれぞれ構成的に相応する三元共重合
体と比較してある。比較例Eは、テトラフルオル
エチレン、エチレンおよびヘキサフルオルプロピ
レンより成る三元共重合体の性質を示している。
更に第表には、共重合体の構成(それぞれの単
量体の、共重合的に組み入れられた単位:モル
%)並びにメルトインデツクス―300℃で11Kgの
荷重下に測定―が示されている。
The present invention relates to tetrafluoroethylene, ethylene, hexafluoropropylene and other
The present invention relates to thermoplastic quaternary copolymers composed of copolymerizable units of different types of monomers and their uses. Copolymers composed of units of tetrafluoroethylene and units of ethylene have been known for a long time. They exhibit excellent chemical resistance, high thermal stability and good electrical properties. These can be processed from the melt by methods customary for thermoplastics and are suitable as raw materials for producing wire insulation and as raw materials for producing films and injection moldings. There is. A copolymer of tetrafluoroethylene and ethylene with a melting point of approximately 275°C exhibits poor drawing properties in the temperature range above 150°C, which must be passed in any case when processing from the melt. It has the disadvantage of showing For example 150℃ and 200℃
In the temperature range between at room temperature
The elongation at break of this polymer is more than 250%.
At ℃, it is less than 20%. To overcome this drawback, copolymers consisting of tetrafluoroethylene, ethylene, and one other type of copolymerizable vinyl monomer were created. In essence, this is a terpolymer. Such terpolymers are disclosed in U.S. Pat. No. 3,624,250 and U.S. Pat.
4166165, German Patent Application No. 2836296, and JP-A-50-143888, JP-A-50-143889 and JP-A-50-143890. A terpolymer of tetrafluoroethylene, ethylene and hexafluoropropylene is covered by a British patent no.
No. 1,355,595 and US Pat. No. 3,960,825. In particular, from U.S. Pat. No. 3,624,250, it has been found that when side chains having at least two carbon atoms are introduced into the terpolymer by means of vinyl monomers used as termonomers, It is known that significant improvements in the drawing properties of .
In short, improved properties require "minimal bulk" of the introduced side chains. Some C in the side chain
- In the case of introducing a termonomer into which only atoms are introduced, such as hexafluoropropylene, perfluoro-(methylvinyl)-ether or isobutylene, sufficient improvement in tensile strength and elongation at break can be achieved as described in US Pat. No. 3,624,250. As described in the example in the book, it cannot be obtained. This is reflected in US Patent No. 3960825 and British Patent No.
This also applies to the terpolymers of tetrafluoroethylene, ethylene and hexafluoropropylene according to No. 1355595. The tensile-elongation properties (i.e., tensile strength and elongation at break values) of this terpolymer in the temperature range between 150°C and 200°C are due to the "bulk" introduced into the chains. It is determined not only by the type and size of the side-chain groups, but is also significantly influenced by the number of side-chain groups introduced. In short, the amount of vinylic monomer incorporated as termonomer is determined given a certain predetermined tensile-elongation property and can only be reduced with a deterioration of this tensile-elongation property. Various groups of compounds have been disclosed as copolymerizable "bulky" termonomers. That is, these can be divided into fluorine-free vinyl monomers, partially fluorinated vinyl monomers, and perfluorinated vinyl monomers. In general, it can be said that the chemical and thermal stability of such terpolymers increases significantly in proportion to the increase in the degree of fluorination of the termonomer. However, in proportion to this increase in the degree of fluorination, the costs for the production of the termonomers and the associated costs for the terpolymers also increase significantly. From this point of view as well, a minimum amount of termonomer is required so that the thermal and chemical stability is affected as little as possible even with unfluorinated or partially fluorinated vinyl compounds. In addition to using expensive perfluorinated vinyl monomers, it is desirable to reduce the cost proportion of the termonomer as much as possible. Therefore, even if unfluorinated or partially fluorinated vinyl compounds are used, they do not provide a satisfactory compromise between thermal and chemical stability on the one hand and tensile elongation behavior on the other. To achieve this, tetraflu, which can be prepared using only small amounts of "bulky" vinyl compounds as the third component, has improved tensile-elongation properties when compared to conventional terpolymers. Orethylene/ethylene-based copolymers are required. The present invention has fulfilled this need by means of a fluorine-containing thermoplastic quaternary copolymer which contains from 55 to 30 mol % of copolymerized tetrafluoroethylene units. , b 60 to 40 mol% of copolymerized ethylene units, c 10 to 1.5 mol% of copolymerized hexafluoropropylene units, d 2.5 to 0.05 mol% of copolymerized units of the following groups: Unit of one type of vinyl monomer d 1 General formula CF 2 = CF−Rf1 (in the formula, Rf1 is 2 to 10
perfluoroalkyl group having 5 C-atoms. ) perfluorinated olefins of the general formula CF 2 = CF-O-Rf2, where Rf2 is a perfluoroalkyl group having 2 to 10 C-atoms; vinyl ether, d3 general formula (wherein n=1 to 4) perfluorinated vinyl ether, d4 general formula (wherein, n is 0 to 1), d 5 perfluoro-2-methylene-4-methyl-1,3-dioxolane, d 6 general formula CF 2 =CF-O-( CF 2 ) o —COX 1 (wherein X 1 is F, OH, OR 1 or NR 2 R 3 , with the proviso that R 1 is an alkyl group having 1 to 3 C-atoms and R 2 and R3 each have the same meaning as a hydrogen atom or R1 , and n means a number from 1 to 10), a perfluorinated vinyl ether represented by the general formula d7 (In the formula, X 2 is COOR 4 , COOH or CN
, R 4 is an alkyl group having 1 to 4 C-atoms and n means a number from 1 to 4. ) perfluorinated vinyl ether, d 8 with the general formula CH 2 =CH—Rf3 (wherein Rf3 is 2-
Perfluoroalkyl group with 10 C-atoms. ), d 9 1,1,1-trifluoro-2-(trifluoromethyl)-4-penten-2-ol, d 10 allyl-hydroxyhexafluoroisopropylidene Ether, d 11 General formula CH 2 = CR 5 —CH 2 —O—CF 2
CFX 3 H (wherein X 3 is F, Cl or trifluoromethyl and R 5 is H or CH 3
It is. ) Fluorinated allyl ether represented by d 12 fluorinated vinyl ether represented by the general formula CH 2 = CH-O-CF 2 -CFX 3 H (wherein X 3 is F, Cl or trifluoromethyl) , d 13 General formula CH 2 = CR 6 - CH 2 - OCO - R 7 (wherein R 6 is H or CH 3 and R 7 is 1
It is an alkyl group having ~3 C-atoms. ), d 14 general formula CH 2 =CH—O—CO—R 8 (in the formula,
R 8 is an alkyl group having 1 to 3 C atoms. ) and has a melt index of 5 to 200 g/10 minutes (measured by applying a load of 11 kg at 300° C.). Surprisingly, the inventors have found that, in addition to the "bulky" vinyl compounds, 1.5 to 10 mol %, in particular 3 to 8 mol %, in particular 3 to 5 mol % of copolymerized hexafluor When lupyropyrene units are incorporated into the copolymer, the tensile-elongation behavior of such copolymers of the ethylene/tetrafluoroethylene system, in short its tensile strength and especially its elongation at break, is again substantially improved. I found out that it can be done. This finding suggests that, in accordance with the behavior of known terpolymers, hexafluoropropylene lacks "bulkness" and is therefore able to withstand tensile stress in the temperature range between 150°C and 200°C.
This is surprising since it would have been expected not to contribute substantially to improving elongation properties. Even when the "bulky" vinyl monomers are incorporated in equal amounts, the quaternary copolymers of the present invention exhibit a high tensile strength and It is superior to known terpolymers in terms of elongation at break. In particular, the greatly improved elongation at break at high temperatures can be achieved by moldings, such as injection moldings or wire coatings, produced from the quaternary copolymers of the invention at such temperatures. This allows them to be exposed to high mechanical stresses and therefore reduces the occurrence of tears during their manufacture and use. If we predetermine a specific value of elongation at break at a temperature between 150 and 200 °C as the desired target, this value is determined in the case of the quaternary copolymers of the invention by a small amount of “ This can be achieved using bulky vinyl monomers. This fact is clear from the values in the table. In Table 1, one is the quaternary copolymer of the present invention (Example 1).
~18) and the other are the tensile strength and The elongation at wave break (measured at 23°C and 160°C) is listed. The terpolymer and quaternary copolymer to be compared were produced under the same polymerization conditions. The table shows that the quaternary copolymers of the present invention additionally containing hexafluoropropylene units are coarsely loaded with the "bulky" vinyl monomers used in each case. 160℃ even at room temperature
The results also show that the copolymers invariably give a better elongation at break than corresponding terpolymers of the same composition without hexafluoropropylene. On the other hand, the quaternary copolymer of the present invention is
It also exhibits much better tensile-elongation behavior than known ternary copolymers composed of tetrafluoroethylene, ethylene and hexafluoropropylene (compare Example 4 with Comparative Example E in Table 1). . Furthermore, from the table, in order to achieve a constant elongation at break at 160°C, in the case of a terpolymer produced without using hexafluoropropylene, compared to the quaternary copolymer of the present invention, and many times the “bulk”
It turns out that a vinyl component must be incorporated. For example, when comparing Example 4 and Comparative Example A in Table 1, it is found that when an elongation at break of 500% at 160°C is to be achieved, in the case of the terpolymer, the quaternary copolymer of the present invention It is found that approximately 2.5 times the amount of perfluoro-(propyl vinyl)-ether must be incorporated. Example 13 and Comparative Example I in Table
and J that in order to achieve an elongation at break of 600% at 160°C, approximately twice the amount of tetrafluoroethyl allyl ether must be introduced in the case of a terpolymer, and the same amount. It is shown that when incorporated, only an elongation at break of 25% at 160°C is achieved. These comparisons show that the incorporation of additional hexafluoropropylene units into the copolymer according to the present invention surprisingly makes it more “bulky”.
It has been shown that the amount of vinyl compound introduced can be reduced and that despite this reduction in content, a product with good elongation at break and little brittleness at high temperatures can be obtained. I have to. A wide variety of compounds having one vinyl group can be used as the "bulky" vinyl monomer to prepare the quaternary copolymers of the present invention.
These include the following groups of vinyl monomers: d 1 of the formula CF 2 =CF-Rf1, where Rf1 has 2 to 10, in particular 2 to 5 C-atoms. A perfluorinated olefin represented by a perfluoroalkyl group. Particularly advantageous compounds include perfluoropentene, perfluorohexene and perfluoroheptene. Processes for producing such long-chain perfluorinated olefins are known and are described, for example, in US Pat. No. 2,668,864. d 2 formula CF 2 = CF-O-Rf2 (in the formula, Rf2 is 2 to 10
, especially 2 to 4 C atoms. ) perfluorinated vinyl ether. Perfluor-n-
Mention may be made of the ethyl, perfluoro-n-butyl and especially perfluoro-n-propyl groups. The method for producing such perfluoro-(alkyl vinyl)-ethers is described in U.S. Patent No.
It is known from specification No. 3180895. d type 3 (wherein n is 1 to 4, in particular 1 or 2). A method for preparing such perfluorinated vinyl ethers is known from US Pat. No. 3,450,684. d 4 type (In the formula, n is 0 or 1, especially 0.)
Perfluorinated vinyl ether represented by
Methods for making these monomers are disclosed in US Pat. No. 4,013,689. d 5 perfluoro-2-methylene-4-methyl-
1,3-dioxolane. A method for making this is known from US Pat. No. 3,308,107. d 6 General formula CF 2 = CF - O - (CF 2 ) o - COX 1 (wherein, X 1 is F, OH, OR 1 or NR 2 R 3 ,
However, R 1 is an alkyl group having 1 to 3 C-atoms, R 2 and R 3 are each a hydrogen atom or have the same meaning as R 1 , and n is 1 to 10
means the number of ) perfluorinated vinyl ether. A method for preparing such monomers is known from GB 1145445. X=
Particular preference is given to OH or OCH3 . d 7 type (wherein, X 2 is COOR 4 , COOH or ON, where R 4 is an alkyl group having 1 to 3 carbon atoms, and n means an integer of 1 to 4) Fluorinated vinyl ether. A method for preparing such copolymerizable monomers is disclosed in US Pat. No. 4,138,426. X 2
Particular preference is given to COOH or COOH3 . d 8 formula CH 2 = CH−Rf3 (in the formula, Rf3 is 2 to 10,
In particular perfluoroalkyl radicals having 2 to 6 carbon atoms. ) A perfluoroalkyl-substituted vinyl compound. Such partially fluorinated olefins are disclosed in U.S. Pat.
It is prepared by addition of ethylene to a perfluoroalkyl iodide and subsequent dehydrohalogenation with alkali hydroxide as described in US Pat. No. 3,535,381. d 9 1,1,1-trifluoro-2-(trifluoromethyl)-4-penten-2-ol: A method for making this is known from US Pat. No. 3,444,148. d 10 Allyl-hydroxyhexafluoroisopropylidene ether It is obtained by adding allyl alcohol to hexafluoroacetone, as described in French Patent No. 2,178,724. d 11 General formula CH 2 = CR 5 ―CH 2 ―O―CF 2
CFX 3 H (wherein R 5 is H or CH 3 and X 3
is F, Cl or trifluoromethyl, especially F. ). Such monomers can be prepared by adding the corresponding fluoro- or chlorofluoro-olefin to allyl alcohol as described in US Pat. No. 2,975,161. d Formula 12 CH 2 = CH-O-CF 2 -CFX 3 H (in the formula, X 3
is F, Cl or trifluoromethyl, especially F. ) fluorinated vinyl ether. These can be manufactured according to US Pat. No. 2,631,975. d Formula 13 CH 2 = CH-CH 2 -O-CO-R 5 (In the formula, R 5
is an alkyl group having 1 to 3 C atoms, especially a methyl group. ) Allyl or methallyl ester. d 14 General formula CH 2 = CH-O-CO-R 6 (wherein, R 5
is an alkyl group having 1 to 3 C atoms, especially a methyl group. ) vinyl ester. Among the above groups, d 1 ), d 8 ), d 9 ), d 11 ) and
Preference is given to the group d 12 ), especially the groups d 2 ), d 3 ) and d 4 ). Mixtures of such "bulky" vinyl monomers which collectively form the fourth component can also be incorporated. However, in that case the entire polymer may also consist of more than four types of monomers. Each of the vinyl monomers mentioned above is generally sufficiently telogenically inert to form quaternary copolymers within a molecular weight range suitable for thermoplastic processing. is important. The side chain bulk introduced by these vinyl monomers necessarily affects the crystallization behavior of the copolymer. This is the case if side chains with at least 2 carbon atoms are introduced. If the emphasis is solely on improving the tensile-elongation behavior, there is no criticality in the type and nature of the "bulky" side chains introduced. If good chemical and thermal stability of the copolymer is additionally required, highly fluorine-substituted, especially perfluorinated, vinylic monomers are preferred. Generally, 3 to 5 mol% in the quaternary copolymer
By introducing copolymerized hexafluoropropylene units, the content of "bulky" vinyl monomers can be reduced by 2 compared to the corresponding terpolymer.
It can be said that it can be reduced by a factor of ~3.5. The content of "bulky" vinyl monomers in the quaternary copolymers of the invention is determined first of all by the desired product properties. It is derived from one of the "bulky" vinyl monomers mentioned above.
0.05 to 2.5 mol%, especially 0.1 to 1 mol%, especially 0.2 to 1 mol%
It is 0.8 mol% of copolymerized units. The content of copolymerized tetrafluoroethylene units is 55 to 30 mol%, especially 55 to 40 mol%, and the content of copolymerized ethylene units is 60 to 40 mol%, especially 55 to 45 mol%. It is. In order for the quaternary copolymer of the present invention to be processed from the melt according to thermoplastic molding methods, its molecular weight must be
The melt viscosity measured at 300° C. under a shear stress of 1×10 5 Pa should be adjusted to be in the range of 4×10 2 to 2×10 4 PaS. Melt index (MFI value) is generally used as a measure of polymer fluidity.
use. The melt index measured at 300℃ and under a load of 11Kg is 5 to 200g/10 minutes, especially
It should be within the range of 10-100g/10 minutes. Copolymers with a melt index of 15 to 50 g/10 min are suitable for producing coatings for electric wires. The quaternary copolymers of the invention have melting points (determined as the minimum of the melting curve by differential thermal analysis) between 245 and 280 DEG C., depending on their chemical constitution.
The melting point decreases within this range in inverse proportion to the increase in the content of copolymerized hexafluoropropylene units in the quaternary copolymer. The quaternary copolymer of the present invention can be produced according to known polymerization methods. That is, it can be carried out by solution polymerization, suspension polymerization, emulsion polymerization, bulk polymerization or gas phase polymerization. Preference is given to preparing them by polymerization in organic solvents or by suspension or emulsion polymerization in an aqueous phase. In addition to organic solvents and water, mixtures of organic solvents and water are also suitable as reaction media. Preferred organic solvents are fluoroalkanes or chlorofluoroalkanes having 1 to 4 C atoms. Polymerization in chlorofluoroalkane as a solvent is described, for example, in U.S. Pat. It is disclosed in Publication No. 49-24295. The copolymerization can also be carried out in a mixture of tert-butyl alcohol and water, as is known, for example, from US Pat. No. 2,468,664. Copolymerization in a pure aqueous reaction medium is known from US Pat. No. 3,859,262. The reaction conditions for carrying out the copolymerization depend on the polymerization method chosen. Reaction temperature is usually -50℃~+150℃
℃, especially in the range from +20°C to +100°C. If the copolymerization is carried out in organic solvents, such as in particular fluoroalkanes or chlorofluoroalkanes, the customary free-radical-releasing organic peroxide compounds or azo compounds are particularly used as polymerization initiators. It is also possible to initiate the polymerization by energy-rich radiation, for example gamma radiation from radioactive elements. If the copolymerization is carried out in an aqueous medium, customary radical-forming water-soluble polymerization initiators such as ammonium persulfate can be used. Particularly advantageous initiators for copolymerization in aqueous media are manganese acids and their salts, as disclosed in US Pat. No. 3,859,262. The copolymerization resulting in the quaternary copolymer of the present invention is
It is carried out under a total monomer pressure within the usual range of 50 bar. The composition of the polymer is conventionally controlled by the molar ratios of the monomer components to each other. In the polymerization reactor, the molar ratio of the sum of tetrafluoroethylene and hexafluoropropylene to ethylene is
It should be in the range 60:40 to 85:15, especially 65:35 to 75:25. The “bulky” vinyl monomer is
1.05 for the desired amount incorporated into the copolymer
A ~5-fold excess is introduced over the course of the polymerization. In order to obtain a unitary composition of the quaternary copolymer, the ratio of each monomer is preferably kept constant by metering each monomer during the entire polymerization period. Unreacted monomers can be recovered after copolymerization according to known methods. Customary chain transfer agents are added during the copolymerization in order to adjust the molecular weight or the melt index obtained therefrom. If the copolymerization is carried out in an organic solvent or a mixture thereof with water, these include the known hydrogen-containing organic compounds, such as cyclohexane or acetone. When working in aqueous systems, dialkyl esters of malonic acid are particularly advantageous. If the copolymerization is carried out in an aqueous phase according to an emulsion polymerization method, the quaternary copolymers of the invention are colloidal with a polymer solids content of 15 to 30% by weight relative to the aqueous medium. Occurs in the form of an aqueous dispersion. The dispersed particles have an average particle diameter of 0.05 to 0.35 μm, in particular 0.10 to 0.25 μm. The particle size distribution of the dispersed particles is very narrow and each particle has a spherical shape. Furthermore, it has a viscosity in the range from 2 to 4 mPas (measured with a rotational viscometer at 20 DEG C.) and a very high stability against the influence of shear forces. Polymer solids can be obtained from such dispersions by customary coagulation methods, such as stirring or addition of coagulants and then by drying. The quaternary copolymers of the present invention can be processed from the melt into films, tubes, rods, injection molded articles and other molded bodies by thermoplastic molding methods. Furthermore, they are suitable for producing single fibers with good mechanical properties that can be processed into textiles with good thermal and chemical stability. 15-50g/10
The quaternary copolymers according to the invention having a melt index of 11 kg (11 kg load) are suitable for producing coatings for electrical conductors. Wire coatings made from this quaternary copolymer are not brittle even at high temperatures and do not exhibit a tendency to crack. “Bulk”
Even with the same content of vinyl monomers, wire coatings made from the quaternary copolymers of the invention show better results in the "stress-cracking" test than the corresponding terpolymers. and has higher elongation at break and tensile strength. Furthermore, thin wire insulation made from the quaternary copolymers of the present invention exhibits less flaws and dielectric breakdown than coatings made under the same conditions from corresponding terpolymers. The quaternary copolymers of the present invention differ substantially from the corresponding terpolymers without hexafluoro-propylene in their wide-angle X-ray spectra.
Evaluation of this spectrum reveals that the crystal structure of the quaternary copolymer is significantly different from that of the terpolymer. Further advantageous industrial properties of the quaternary copolymers of the invention are attributable to the changes in crystal structure caused by the additional incorporation of hexafluoropropylene. The fillers and/or fillers customary in the quaternary copolymers of the invention
Alternatively, pigments may be mixed. For example, the quaternary copolymer can be reinforced with 5 to 50% by weight of glass fibers, optionally previously treated with a silane binder. Each parameter indicating the characteristics of the quaternary copolymer of the present invention and the terpolymer produced for comparison, which are described in the specification and examples, was measured by the following measurement method. : 1 Fluorine Content The fluorine content (% by weight) of the copolymer is determined by calcining in a Wickbald apparatus and then titration with thorium nitrate in a potentiograph. 2 Content of hexafluoropropylene Content of hexafluoropropylene (weight%)
The measurements are for 100~
This is done by IR analysis of a 300 μm thick film. Thickness measurements are made with a micrometer screw. Analysis by Nicolet
Company's HX-1 type Floril Transform.
IR spectrophotometer (Fourier)
Performed with Transform-IR-Spektrofotometer). For correction, similar films of copolymers consisting exclusively of tetrafluoroethylene and ethylene are used. Evaluate the band of ν = 490 cm -1 . The hexafluoropropylene content is calculated by the following formula: Hexafluoropropylene (wt%) = Absorbance at 490 cm -1 / Thickness (mm) x 3 3 “Bulk” Vinyl Content of monomers The amount of "bulky" vinyl monomers of groups d1 ) to d14 ) to be incorporated is determined by measuring the total amount introduced into the reactor and determining the amount of monomers copolymerized in the reactor. It is determined by the material balance by subtracting the amount of monomer remaining. 4 Content of tetrafluoroethylene The content of tetrafluoroethylene is calculated from the analytically determined fluorine content, which is based on the fluorine content attributable to hexafluoropropylene and the respective “bulky” vinyl monomers. It is obtained from the value of fluorine by subtracting the percentage of . 5 Density These measurements were made on 2 mm extruded from melt
In accordance with DIN standard 53479 with a cord of thickness. 6 Melt Index These measurements were made at 300°C and a load of 11 kg with a nozzle of 2.1 cm diameter and 8 mm length.
Carry out according to DIN standard 53735-70. 7 Melting Points Melting points are given as the minimum value of the melting range determined using a "differential scanning" calorimeter. 8 Elongation at break and tensile strength The elongation at break and tensile strength are 95 ×
ASTM punched from a board with dimensions of 95 x 2 (mm)
Measured using a test specimen according to D-1708. This board is
It is produced by heating 38 g of copolymer powder or copolymer granules obtained from the melt to 300° C. for at least 1 hour and cooling under a pressure of up to 200 bar. A pressure of 200 bar is reached during 5 minutes. Elongation at break and tensile strength are 23
and 160°C according to ASTM D-638. 9 "Stress-Crack" - Test Electrical wires with a 250 μm thick coating of each copolymer are heat treated at 200° C. for 3 hours. Next, wrap this wire around its own diameter by 5
Wrap it around. Five parallel specimens are produced in this way. 200 for another 3 hours with the wire wrapped around it.
Heat treatment at ℃. The roll is then unwound and tested for cracking and dielectric strength. 10 Testing of the mechanical properties of wire sheathing Tests of the mechanical properties of wire sheathing are carried out in accordance with VDE - Test Regulations No. 0472 and No. 0881. The invention will be explained in more detail by the following examples: Examples 1 to 12, Comparative Examples A to H Quaternary copolymers of the invention of Examples 1 to 12 and ternary copolymers of Comparative Examples A to H The polymer is prepared under the following reaction conditions: total volume equipped with a buffer and an impeller stirrer.
485 in 190 enamelled polymerization reactors
g of diammonium oxalate monohydrate,
120 in which 485 g perfluorooctanoic acid and 135 g malonic acid diethyl ester are dissolved.
Fill with demineralized water. Air in the remaining gas space of the polymerization reactor is carefully eliminated by blowing in nitrogen and then tetrafluoroethylene. The stirring speed is adjusted to 235 rpm. In the case of Examples 1 to 4 and 7 to 12,
Example 5 1500g of hexafluoropropylene
400g in the case of and in the case of Example 6
Add 3000g of hexafluoropropylene in advance. Comparative Examples A to D and F to H are carried out without the addition of hexafluoropropylene.
In the case of Comparative Example E, the recipe for Examples 1 to 12 is followed, but in this case, in addition to tetrafluoroethylene, ethylene and hexafluoropropylene (1500 g pre-charged), No additional monomers added. Tetrafluoroethylene is then injected to a total monomer pressure of 13.7 bar, and then ethylene is injected to a total monomer pressure of 17 bar. Thereafter, the amounts of each of the "bulky" vinyl monomers listed in Sections and Tables are added. 20g of KMnO per 1 water with 4
Polymerization is initiated by introducing a solution of potassium permanganate containing . The supply of potassium permanganate after the start of polymerization is approximately 60 to 100 g/・
Adjust the polymerization rate to achieve the desired polymerization rate. The polymerization temperature is 26-27°C. The heat of polymerization produced is carried away in the form of a cooling medium via a cooling jacket of the polymerization reactor. A total monomer pressure of 17 bar is maintained by continuously metering in a tetrafluoroethylene/ethylene mixture in a molar ratio of 1:1. In the case of Examples 1 to 4 and 7 to 12 according to the invention and Comparative Example E, 3100 g of hexafluoropropylene (1200 g in the case of Example 5 and 6400 g in the case of Example 6) were used during the polymerization. Hexafluoropropylene) and the respective vinyl monomers in the amounts specified in Tables 1 and 2 are metered in continuously. The reaction is stopped at a solids content of 20-22% by weight, based on the aqueous medium, by releasing the monomer mixture by releasing pressure. The polymer is produced in the form of an aqueous dispersion which is subsequently solidified by stirring. The resulting polymer solids were separated from the liquid, washed several times with water, and then incubated under a nitrogen atmosphere for 200 min.
Dry for 15 hours at °C and then melt granulate. The amounts of polymer solids obtained in each case are listed in Tables 1 and 2. Furthermore, Tables 1 and 2 also list the following parameters characterizing the inventive quaternary copolymers of Examples 1 to 12 and the copolymers of Comparative Examples A to H: fluorine content;
Melting point and density by “differential scanning-calorimeter” method. Examples 13-18, Comparative Examples I-L Total volume with buffer and impeller type stirrer
In 18 enamelled polymerization reactors,
Add 1,1,2-trichlorotrifluoroethane (4.8) in advance. The air in the reaction vessel is replaced with ethylene. The stirring speed is 100 revolutions/min.
Dispense the following into the reaction vessel: 290 g
of hexafluoropropylene (Examples 14 and 18)
580g), 10g of the vinyl monomer listed in Section 1 and the table respectively (20g in Comparative Example J) -
These are dissolved in 100 ml of 1,1,2-trichlorotrifluoroethane - and the amounts of cyclohexane given in Tables 1 and 2 respectively - which are also dissolved in 10 ml of 1,1,2-trichlorotrifluoroethane. It's dissolved. The reactor contents are heated to 65° C. and the stirrer speed is increased to 250 revolutions/min. Tetrafluoroethylene is then forced in to a total pressure of 7.8 bar, and then ethylene is forced in to a total pressure of 10.7 bar. Thereafter, 1 g of bis-(4-tert-butylcyclohexane peroxy-dicarbonate) was added to 300 ml of 1,
A solution dissolved in 1,2-trichlorotrifluoroethane is metered in. After the start of the polymerization, a mixture of ethylene and tetrafluoroethylene in a molar ratio of 1:1 is fed into the reaction vessel while maintaining a constant total monomer pressure of 10.7 bar. The copolymerization reaction is stopped at a copolymer content of approximately 6% by weight, based on the 1,1,2-trichlorotrifluoroethane used. The reaction contents are then cooled to about -5°C, unreacted monomers are released by pressure relief, the reaction contents are poured off, and the solvent is removed along with any vinyl monomers still dissolved in the solvent. To leave. The resulting copolymer is then heated to 100° C. in a nitrogen atmosphere for 12 hours. The partially caked product is then ground in a hammer mill to a powder with a particle size of 300-400 μm. The amounts (Kg) of copolymer powder obtained in each case are shown in Tables 1 and 2. In addition, the fluorine content, differential scanning calorimeter melting point and density are also given as characteristic parameters in the table. The table summarizes the tensile strength and elongation at break values at 160°C and 23°C, comparing the quaternary copolymers of the invention with the respective structurally corresponding terpolymers. . Comparative Example E shows the properties of a terpolymer of tetrafluoroethylene, ethylene and hexafluoropropylene.
Furthermore, the table shows the composition of the copolymer (copolymerically incorporated units of each monomer: mole %) and the melt index - measured at 300°C under a load of 11 kg. There is.

【表】【table】

【表】 に対しての重
量%)
[Table] Weight for
amount%)

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】 F113=1,1,2―トリクロルトリフルオ
ルエタン 実施例 19 実施例1の生成物の溶融物から製造した顆粒に
て250μmの厚さの電線被覆を、以下の条件で製造
する: 押出成形機:ゲツトフエルト(Go¨ttfert)社の
エクストリユージヨメーター(Extrusiometer)、
測定温度:340℃、電線材料:銀メツキしたCu―
線(AWG24/1)、電線の予備加熱:80〜150℃、
ノズル直径:5.5mm、マンドレル直径:3.5mm、ノ
ズル温度:340℃、押出速度:36m/分。 得られる外装された電線を200℃のもとで“応
力―ひび割れ”−試験に委ねる。5本の互に平行
的に試験した5本の電線片がこの試験に合格し
た。 この電線被覆を引き抜きそして室温のもとでそ
の抗張力および破断時伸び率の試験を行う。
47N/mm2の抗張力および250%の破断時伸び率が
測定された。 比較例 M 比較例Aに従つて溶融状態から製造された顆粒
から、実施例19に記した如く、250μmの厚さの電
線被覆を製造する。この電線も200℃のもとで
“応力−ひび割れ”−試験に委ねる。平行して試験
した5本の電線片のうちの2本には絶縁材にひび
割れがある。残りの3本の試験体は、電気的試験
の際に絶縁破壊を示した。 引き抜かれた電線被覆は45N/mm2の抗張力およ
び185%の破断時伸び率(23℃で測定)を示す。 実施例19の結果と比較例Mの結果との比較から
判るように、本発明に従う四元共重合体から製造
された電線被覆は、ペルフルオルプロピニルエー
テルを比較可能なように導入した場合でも、相応
する三元共重合体から製造された電線被覆よりも
良好な“応力−ひび割れ”挙動および良好な抗張
力および破断時伸び率を示す。 実施例20および21 実施例20および21に於ては、実施例4および15
の生成物の溶融物から製造した顆粒を以下の条件
のもとで125μmの厚さの電線被覆に加工する:押
出成形機;ゲツトフエルト社のエクストリユージ
ヨメーター(Extrusiometer)、電線材料:銀メ
ツキしたCu−線(AWG24/1)、電線の予備加
熱:80〜150℃、ノズル直径:5.5mm、マンドレル
直径:3.5mm、ノズル温度:34℃、押出速度:60
m/分。 製造直後の電線被覆について8KVの試験用電
圧にて電気的欠陥を試験する。実施例20および21
に従つて製造された電線被覆は1000mの電線の長
さに亘つて絶縁破壊を示さない。 比較例 N エチレンおよびテトラフルオルエチレンの他に
“嵩ばつた”第三成分として なるビニル系単量体を含有しており且つ37g/10
分のメルトインデツクス(300℃、荷重11Kg)、
277℃の融点(示差走査−カロリーメーター)、
60.7%の弗素含有量および1.713の密度を有して
いる市販の三元共重合体を、実施例18および19に
記載の条件下に125μmの厚さの電線被覆に加工し
そして電気的欠陥について試験する。5回試験し
た際に1000m当り40個と140個との間の絶縁破壊
が見つかつた。加工温度を10℃だけ高めてもまた
は下げても、絶縁破壊のない電線被覆は得ること
ができない。 実施例 22 実施例10の四元共重合体から実施例19に従つて
250μmの厚さの電線被覆を製造し、次に該被覆を
引き抜く。このものについて23℃のもとで56N/
mm2の抗張力および215%の破断時伸び率が測定さ
れた。この電線被覆を190℃のもとで10日間貯蔵
した後に、それぞれ23℃のもとで38N/mm2の抗張
力および200%の破断時伸び率が測定された。 200℃での“応力−ひび割れ”−試験において
は、平行して試験した5つの電線片にひび割れも
絶縁破壊も認められなかつた。 更に実施例10の四元共重合体から、実施例20に
従つて125μmの厚さの電線被覆を製造する。この
ものは1000mの長さに亘つていかなる電気的欠陥
も有していなかつた。
[Table] F113 = 1,1,2-trichlorotrifluoroethane Example 19 A wire coating with a thickness of 250 μm is produced from the granules produced from the melt of the product of Example 1 under the following conditions: Extrusion. Molding machine: Go¨ttfert Extrusiometer,
Measurement temperature: 340℃, wire material: silver-plated Cu
Wire (AWG24/1), preheating of electric wire: 80 to 150℃,
Nozzle diameter: 5.5mm, mandrel diameter: 3.5mm, nozzle temperature: 340℃, extrusion speed: 36m/min. The resulting sheathed wire is subjected to a "stress-cracking" test at 200°C. Five pieces of wire tested parallel to each other passed this test. The wire coating is pulled out and tested for tensile strength and elongation at break at room temperature.
A tensile strength of 47 N/mm 2 and an elongation at break of 250% were measured. Comparative Example M From the granules produced from the melt according to Comparative Example A, a wire coating with a thickness of 250 μm is produced as described in Example 19. This wire was also subjected to a "stress-crack" test at 200°C. Two of the five wire pieces tested in parallel had cracks in the insulation. The remaining three specimens exhibited dielectric breakdown during electrical testing. The drawn wire coating exhibits a tensile strength of 45 N/mm 2 and an elongation at break (measured at 23° C.) of 185%. As can be seen from the comparison of the results of Example 19 and Comparative Example M, the wire coating made from the quaternary copolymer according to the invention shows that even when perfluoropropynyl ether is comparatively introduced. , exhibits better "stress-cracking" behavior and better tensile strength and elongation at break than wire coatings made from corresponding terpolymers. Examples 20 and 21 In Examples 20 and 21, Examples 4 and 15
The granules produced from the melt of the product are processed into wire coatings with a thickness of 125 μm under the following conditions: extrusion machine; Gettfeld Extrusiometer; wire material: silver plating. Cu wire (AWG24/1), wire preheating: 80 to 150℃, nozzle diameter: 5.5mm, mandrel diameter: 3.5mm, nozzle temperature: 34℃, extrusion speed: 60
m/min. Electrical defects are tested on the wire sheathing immediately after manufacture at a test voltage of 8KV. Examples 20 and 21
A wire coating produced according to the method shows no dielectric breakdown over a wire length of 1000 m. Comparative Example N As a “bulky” third component in addition to ethylene and tetrafluoroethylene Contains a vinyl monomer of 37g/10
Minute melt index (300℃, load 11Kg),
Melting point of 277°C (differential scanning - calorimeter),
A commercially available terpolymer having a fluorine content of 60.7% and a density of 1.713 was processed into a 125 μm thick wire coating under the conditions described in Examples 18 and 19 and free from electrical defects. test. Between 40 and 140 breakdowns per 1000 m were found during five tests. Even if the processing temperature is increased or decreased by 10°C, it is not possible to obtain a wire coating without dielectric breakdown. Example 22 From the quaternary copolymer of Example 10 to Example 19
A wire coating with a thickness of 250 μm is produced and then the coating is drawn. For this item, 56N/at 23℃
A tensile strength of mm 2 and elongation at break of 215% were determined. After storing this wire coating at 190° C. for 10 days, a tensile strength of 38 N/mm 2 and an elongation at break of 200% were measured at 23° C., respectively. In the "stress-cracking" test at 200 DEG C., no cracks or dielectric breakdown were observed in the five wire pieces tested in parallel. Furthermore, a wire coating with a thickness of 125 μm is produced from the quaternary copolymer of Example 10 according to Example 20. It did not have any electrical defects over a length of 1000 m.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 a 55〜30モル%の、共重合したテトラフル
オルエチレンの単位、 b 60〜40モル%の、共重合したエチレンの単
位、 c 10〜1.5モル%の、共重合したヘキサフルオ
ルプロピレンの単位、 d 2.5〜0.05モル%の、以下の群の内の共重合
した1種類のビニル単量体の単位 d1 一般式CF2=CF―Rf1(式中、Rf1は2〜10
個のC―原子を有するペルフルオルアルキル
基である。)で表わされるペルフルオル化オ
レフイン、 d2 一般式CF2=CF―O―Rf2、(式中、Rf2は
2〜10個のC―原子を有するペルフルオルア
ルキル基である。)で表わされるペルフルオ
ル化ビニルエーテル d3 一般式 (式中、n=1〜4)で表わされるペルフ
ルオル化ビニルエーテル、 d4 一般式 (式中、nは0〜1である。)で表わされ
るペルフルオル化ビニルエーテル、 d5 ペルフルオル―2―メチレン―4―メチル
―1,3―ジオキソラン、 d6 一般式CF2=CF―O―(CF2oCOX1(式
中、X1はF,OH,OR1またはNR2R3であ
り、但し、R1は1〜3個のC―原子を有す
るアルキル基でありそしてR2およびR3はそ
れぞれ水素原子あるいはR1と同じ意味を有
しそしてnは1〜10の数を意味する。)で表
わされるペルフルオル化ビニルエーテル、 d7 一般式 (式中、X2はCOOR4,COOHまたはCN
であり、R4は1〜4個のC―原子を有する
アルキル基でありそしてnは1〜4の数を意
味する。)で表わされるペルフルオル化ビニ
ルエーテル、 d8 一般式CH2=CH―Rf3(式中、Rf3は2〜
10個のC―原子を有するペルフルオルアルキ
ル基である。)で表わされるペルフルオルア
ルキル置換されたビニル化合物、 d9 1,1,1―トリフルオル―2―(トリフ
ルオルメチル)―4―ペンテン―2―オー
ル、 d10 アリル―ヒドロキシヘキサフルオルイソ
プロピリデンエーテル、 d11 一般式CH2=CR5―CH2―O―CF2
CFX3H(式中、X3はF,Clまたはトリフル
オルメチルでありそしてR5はHまたはCH3
である。)で表されるフルオル化アリルエー
テル、 d12 一般式CH2=CH―O―CF2―CFX3H(式
中、X3はF,Clまたはトリフルオルメチル
である。)で表されるフルオル化ビニルエー
テル、 d13 一般式CH2=CR6―CH2―OCO―R7(式
中、R6はHまたはCH3でありそしてR7は1
〜3個のC―原子を有するアルキル基であ
る。)で表されるアリル―またはメタリル―
エステル、 d14 一般式CH2=CH―O―CO―R8(式中、
R8は1〜3個のC―原子を有するアルキル
基である。)で表されるビニルエステル より成り且つ5〜200g/10分のメルトイン
デツクス(300℃のもとで11Kgの荷重をかけ
ることによつて測定する。)を有する弗素含
有の熱可塑性四元共重合体。 2 a 55〜40モル%の、共重合したテトラフル
オルエチレンの単位、 b 55〜45モル%の、共重合したエチレンの単
位、 c 8〜3モル%の、共重合したヘキサフルオル
プロピレンの単位、 d 1〜0.1モル%の、d1)〜d14)の群のうちの
1種類のビニル系単量体の共重合した単位 より成る特許請求の範囲第1項記載の弗素含有の
熱可塑性四元共重合体。 3 a 55〜40モル%の、共重合したテトラフル
オルエチレンの単位、 b 55〜45モル%の、共重合したエチレンの単
位、 c 5〜3モル%の、共重合したヘキサフルオル
プロピレンの単位、 d 0.8〜0.2モル%の、d1)〜d14)の群のうちの
1種類の共重合したビニル単量体の単位 より成る特許請求の範囲第1項記載の弗素含有の
熱可塑性四元共重合体。 4 成分d)が式CF2=CF―Rf1(式中、Rf1が2
〜5個のC―原子を有するペルフルオルアルキル
基を意味する。)で表わされるペルフルオル化オ
レフインである特許請求の範囲第1項から第3項
までのいずれか一つに記載の弗素含有の熱可塑性
四元共重合体。 5 成分d)が式CF2=CF―O―Rf2(式中、Rf2
が2〜4個のC―原子を有するペルフルオルアル
キル基を意味する。)で表わされるペルフルオル
化ビニルエーテルである特許請求の範囲第1項か
ら第3項までのいずれか一つに記載の弗素含有の
熱可塑性四元共重合体。 6 成分d)が式 (式中、nは1または2を意味する。)で表わ
されるペルフルオル化ビニルエーテルである特許
請求の範囲第1項から第3項までのいずれか一つ
に記載の弗素含有の熱可塑性四元共重合体。 7 成分d)が式 で表わされるペルフルオル化ビニルエーテルであ
る特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれ
か一つに記載の弗素含有の熱可塑性四元共重合
体。 8 成分d)が式CH2=CH−Rf3(式中、Rf3は
2〜6個の炭素原子を有するペルフルオルアルキ
ル基を意味する。)で表わされるペルフルオルア
ルキル置換されたビニル化合物である特許請求の
範囲第1項から第3項までのいずれか一つに記載
の弗素含有の四元共重合体。 9 成分d)が1,1,1―トリフルオル―2―
(トリフルオルメチル)―4―ペンテン―2―オ
ールである特許請求の範囲第1項から第3項まで
のいずれか一つに記載の弗素含有の熱可塑性四元
共重合体。 10 成分d)が式CH2=CR5―CH2―O―CF2
―CFX3H(式中、R5はHまたはCH3であり、X3
はF,ClまたはCF3である。)で表されるアリル
エーテルである。)で表されるアリルエーテルで
ある特許請求の範囲第1項から第3項までのいず
れか一つに記載の弗素含有の熱可塑性四元共重合
体。 11 成分d)が式CH2=CH―O―CF2―CF3H
で表されるビニルエーテルである特許請求の範囲
第1項から第3項までのいずれか一つに記載の弗
素含有の熱可塑性四元共重合体。 12 15〜50g/分のメルトインデツクス(300
℃のもとで11Kgの物質で荷重をかけることによつ
て測定する。)を有する特許請求の範囲第1項か
ら第3項までのいずれか一つに記載の弗素含有の
熱可塑性四元共重合体。 13 a 55〜30モル%の、共重合したテトラフ
ルオルエチレンの単位、 b 60〜40モル%の、共重合したエチレンの単
位、 c 10〜1.5モル%の、共重合したヘキサフルオ
ルプロピレンの単位、 d 2.5〜0.05モル%の、以下の群の内の共重合
した1種類のビニル単量体の単位 d1 一般式CF2=CF―Rf1(式中、Rf1は2〜10
個のC―原子を有するペルフルオルアルキル
基である。)で表わされるペルフルオル化オ
レフイン、 d2 一般式CF2=CF―O―Rf2、(式中、Rf2は
2〜10個のC―原子を有するペルフルオルア
ルキル基である。)で表わされるペルフルオ
ル化ビニルエーテル、 d3 一般式 (式中、n=1〜4)で表わされるペルフ
ルオル化ビニルエーテル、 d4 一般式 (式中、nは0〜1である。)で表わされ
るペルフルオル化ビニルエーテル、 d5 ペルフルオル―2―メチレン―4―メチル
―1,3―ジオキソラン、 d6 一般式CF2=CF―O―(CF2o―COX1(式
中、X1はF,OH,OR1またはNR2R3であ
り、但し、R1は1〜3個のC―原子を有す
るアルキル基でありそしてR2およびR3はそ
れぞれ水素原子あるいはR1と同じ意味を有
しそしてnは1〜10の数を意味する。)で表
わされるペルフルオル化ビニルエーテル、 d7 一般式 (式中、X2はCOOR4,COOHまたはON
であり、R4は1〜4個のC―原子を有する
アルキル基でありそしてnは1〜4の数を意
味する。)で表わされるペルフルオル化ビニ
ルエーテル、 d8 一般式CH2=CH―Rf3(式中、Rf3は2〜
10個のC―原子を有するペルフルオルアルキ
ル基である。)で表わされるペルフルオルア
ルキル置換されたビニル化合物、 d9 1,1,1―トリフルオル―2―(トリフ
ルオルメチル)―4―ペンテン―2―オー
ル、 d10 アリル―ヒドロキシヘキサフルオルイソ
プロピリデンエーテル、 d11 一般式CH2=CR5―CH2―O―CF2
CFX3H(式中、X3はF,Clまたはトリフル
オルメチルでありそしてR5はHまたはCH3
である。)で表されるフルオル化アリルエー
テル、 d12 一般式CH2=CH―O―CF2―CFX3H(式
中、X3はF,Clまたはトリフルオルメチル
である。)で表されるフルオル化ビニルエー
テル、 d13 一般式CH2=CR6―CH2―OCO―R7(式
中、R6はHまたはCH3でありそしてR7は1
〜3個のC―原子を有するアルキル基であ
る。)で表されるアリル―またはメタリル―
エステル、 D14 一般式CH2=CH―O―CO―R3(式中、
R3は1〜3個のC―原子を有するアルキル
基である。)で表されるビニルエステル より成り且つ5〜200g/10分のメルトインデツ
クス(300℃のもとで11Kgの荷重をかけることに
よつて測定する。)を有する弗素含有の熱可塑性
四元共重合体を主剤とする電線用被覆剤。
[Scope of Claims] 1 a 55 to 30 mol% of copolymerized tetrafluoroethylene units, b 60 to 40 mol% of copolymerized ethylene units, c 10 to 1.5 mol% of copolymerized units. units of hexafluoropropylene, d 2.5 to 0.05 mol % units of one type of copolymerized vinyl monomer from the following group d 1 General formula CF 2 = CF−Rf1 (wherein Rf1 is 2~10
perfluoroalkyl group having 5 C-atoms. ) perfluorinated olefins of the general formula CF 2 = CF-O-Rf2, where Rf2 is a perfluoroalkyl group having 2 to 10 C-atoms; vinyl ether d 3 general formula (wherein n=1 to 4) perfluorinated vinyl ether, d4 general formula (wherein, n is 0 to 1), d 5 perfluoro-2-methylene-4-methyl-1,3-dioxolane, d 6 general formula CF 2 =CF-O-( CF 2 ) o COX 1 (wherein X 1 is F, OH, OR 1 or NR 2 R 3 , with the proviso that R 1 is an alkyl group having 1 to 3 C-atoms and R 2 and R3 each has the same meaning as a hydrogen atom or R1 , and n means a number from 1 to 10), a perfluorinated vinyl ether represented by the general formula d7 (In the formula, X 2 is COOR 4 , COOH or CN
, R 4 is an alkyl group having 1 to 4 C-atoms and n means a number from 1 to 4. ) perfluorinated vinyl ether, d 8 with the general formula CH 2 =CH—Rf3 (wherein Rf3 is 2-
Perfluoroalkyl group with 10 C-atoms. ), d 9 1,1,1-trifluoro-2-(trifluoromethyl)-4-penten-2-ol, d 10 allyl-hydroxyhexafluoroisopropylidene Ether, d 11 General formula CH 2 = CR 5 —CH 2 —O—CF 2
CFX 3 H (wherein X 3 is F, Cl or trifluoromethyl and R 5 is H or CH 3
It is. ) Fluorinated allyl ether represented by d 12 fluorinated allyl ether represented by the general formula CH 2 = CH-O-CF 2 -CFX 3 H (wherein X 3 is F, Cl or trifluoromethyl) vinyl ether, d 13 general formula CH 2 = CR 6 —CH 2 —OCO—R 7 (wherein R 6 is H or CH 3 and R 7 is 1
It is an alkyl group having ~3 C-atoms. ) Allyl or methallyl
Ester, d 14 general formula CH 2 = CH—O—CO—R 8 (in the formula,
R 8 is an alkyl group having 1 to 3 C atoms. ) and has a melt index of 5 to 200 g/10 minutes (measured by applying a load of 11 kg at 300°C). Polymer. 2 a 55-40 mol% of copolymerized tetrafluoroethylene units, b 55-45 mol% of copolymerized ethylene units, c 8-3 mol% of copolymerized hexafluoropropylene units. The fluorine-containing thermoplastic according to claim 1, which comprises copolymerized units of one type of vinyl monomer from the group d1 ) to d14 ), d1 to 0.1 mol%. Plastic quaternary copolymer. 3 a 55-40 mol% of copolymerized tetrafluoroethylene units, b 55-45 mol% of copolymerized ethylene units, c 5-3 mol% of copolymerized hexafluoropropylene units. The fluorine-containing thermoplastic according to claim 1, comprising units of copolymerized vinyl monomers of one type from the group d1 ) to d14 ), with d ranging from 0.8 to 0.2 mol %. Quaternary copolymer. 4 Component d) is expressed by the formula CF 2 = CF−Rf1 (where Rf1 is 2
means a perfluoroalkyl group having ~5 C-atoms. ) The fluorine-containing thermoplastic quaternary copolymer according to any one of claims 1 to 3, which is a perfluorinated olefin represented by: 5 Component d) is expressed by the formula CF 2 = CF-O-Rf2 (where Rf2
is a perfluoroalkyl group having 2 to 4 C atoms. ) The fluorine-containing thermoplastic quaternary copolymer according to any one of claims 1 to 3, which is a perfluorinated vinyl ether represented by: 6 Component d) is the formula (wherein, n means 1 or 2). Polymer. 7 Component d) is the formula The fluorine-containing thermoplastic quaternary copolymer according to any one of claims 1 to 3, which is a perfluorinated vinyl ether represented by: 8 Component d) is a perfluoroalkyl-substituted vinyl compound of the formula CH 2 =CH-Rf3 (wherein Rf3 means a perfluoroalkyl group having 2 to 6 carbon atoms); A fluorine-containing quaternary copolymer according to any one of claims 1 to 3. 9 Component d) is 1,1,1-trifluoro-2-
The fluorine-containing thermoplastic quaternary copolymer according to any one of claims 1 to 3, which is (trifluoromethyl)-4-penten-2-ol. 10 Component d) has the formula CH 2 = CR 5 -CH 2 -O-CF 2
-CFX 3 H (wherein R 5 is H or CH 3 and X 3
is F, Cl or CF3 . ) is an allyl ether represented by ) The fluorine-containing thermoplastic quaternary copolymer according to any one of claims 1 to 3, which is an allyl ether represented by: 11 Component d) has the formula CH 2 = CH-O-CF 2 -CF 3 H
The fluorine-containing thermoplastic quaternary copolymer according to any one of claims 1 to 3, which is a vinyl ether represented by: 12 15-50 g/min melt index (300
Measured by applying a load of 11 kg of material at ℃. ) The fluorine-containing thermoplastic quaternary copolymer according to any one of claims 1 to 3. 13 a 55-30 mol% of copolymerized tetrafluoroethylene units, b 60-40 mol% of copolymerized ethylene units, c 10-1.5 mol% of copolymerized hexafluoropropylene units. unit, d 2.5 to 0.05 mol % of units of one type of copolymerized vinyl monomer from the following group d 1 General formula CF 2 = CF - Rf1 (wherein Rf1 is 2 to 10
perfluoroalkyl group having 5 C-atoms. ) perfluorinated olefins of the general formula CF 2 = CF-O-Rf2, where Rf2 is a perfluoroalkyl group having 2 to 10 C-atoms; vinyl ether, d3 general formula (wherein n=1 to 4) perfluorinated vinyl ether, d4 general formula (wherein, n is 0 to 1), d 5 perfluoro-2-methylene-4-methyl-1,3-dioxolane, d 6 general formula CF 2 =CF-O-( CF 2 ) o —COX 1 (wherein X 1 is F, OH, OR 1 or NR 2 R 3 , with the proviso that R 1 is an alkyl group having 1 to 3 C-atoms and R 2 and R3 each have the same meaning as a hydrogen atom or R1 , and n means a number from 1 to 10), a perfluorinated vinyl ether represented by the general formula d7 (where X 2 is COOR 4 , COOH or ON
, R 4 is an alkyl group having 1 to 4 C-atoms and n means a number from 1 to 4. ) perfluorinated vinyl ether, d 8 with the general formula CH 2 =CH—Rf3 (wherein Rf3 is 2-
Perfluoroalkyl group with 10 C-atoms. ), d 9 1,1,1-trifluoro-2-(trifluoromethyl)-4-penten-2-ol, d 10 allyl-hydroxyhexafluoroisopropylidene Ether, d 11 General formula CH 2 = CR 5 —CH 2 —O—CF 2
CFX 3 H (wherein X 3 is F, Cl or trifluoromethyl and R 5 is H or CH 3
It is. ) Fluorinated allyl ether represented by d 12 fluorinated allyl ether represented by the general formula CH 2 = CH-O-CF 2 -CFX 3 H (wherein X 3 is F, Cl or trifluoromethyl) vinyl ether, d 13 general formula CH 2 = CR 6 —CH 2 —OCO—R 7 (wherein R 6 is H or CH 3 and R 7 is 1
It is an alkyl group having ~3 C-atoms. ) Allyl or methallyl
Ester, D 14 General formula CH 2 = CH—O—CO—R 3 (wherein,
R 3 is an alkyl group having 1 to 3 C atoms. ) and has a melt index of 5 to 200 g/10 minutes (measured by applying a load of 11 kg at 300°C). A coating material for electric wires whose main ingredient is a polymer.
JP9845081A 1980-06-28 1981-06-26 Quaternary copolymer of tetrafluoroethylene / ethylene and use Granted JPS5738807A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19803024456 DE3024456A1 (en) 1980-06-28 1980-06-28 Quat. copolymer having improved elongation at break - contg. tetra-fluoroethylene, ethylene! hexa-fluoro-propylene and bulky side chain-contg. vinyl! monomer, used in electrical insulation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5738807A JPS5738807A (en) 1982-03-03
JPH0148286B2 true JPH0148286B2 (en) 1989-10-18

Family

ID=6105823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9845081A Granted JPS5738807A (en) 1980-06-28 1981-06-26 Quaternary copolymer of tetrafluoroethylene / ethylene and use

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS5738807A (en)
DE (1) DE3024456A1 (en)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6455658B1 (en) 1966-09-09 2002-09-24 Daikin Industries, Ltd. Fluorocopolymer and film made therefrom
IT1290426B1 (en) * 1997-03-21 1998-12-03 Ausimont Spa THERMO-PROCESSABLE FLUORINATED POLYMERS
DE19964006A1 (en) * 1999-12-30 2001-07-12 Dyneon Gmbh Tetrafluoroethylene copolymers
WO2001053411A1 (en) * 2000-01-18 2001-07-26 Daikin Industries, Ltd. Crosslinking composition
JP2005075880A (en) * 2003-08-29 2005-03-24 Du Pont Mitsui Fluorochem Co Ltd Low-electrostatic heat fusable fluororesin composition
JP4677712B2 (en) * 2003-11-17 2011-04-27 旭硝子株式会社 Film made of fluoropolymer
EP1612236B1 (en) 2004-06-29 2013-01-09 Asahi Glass Company, Limited Fluorocopolymer film and its application
JP4752354B2 (en) * 2004-06-29 2011-08-17 旭硝子株式会社 Fluorine-containing copolymer film, production method thereof, and use thereof

Also Published As

Publication number Publication date
DE3024456A1 (en) 1982-01-21
JPS5738807A (en) 1982-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4381387A (en) Quaterpolymers of the tetrafluoroethylene/ethylene type
US5677404A (en) Tetrafluoroethylene terpolymer
US5703185A (en) Fluoropolymer extrusion process
US8334351B2 (en) FEP pellet
JP5298853B2 (en) Fluorine-containing copolymer and molded product
US4166165A (en) Terpolymers of tetrafluoroethylene, ethylene and fluorovinyl ether and process for producing the same
JP5082180B2 (en) Fluorine-containing copolymer
GB1574975A (en) Tetrafluoroethylene copolymer fine powder resin
US6586546B2 (en) Process for manufacture of a copolymer of tetrafluoroethylene and perfluoro (alkyl vinyl ether)
US4612357A (en) Melt-processible tetrafluoroethylene copolymers and process for preparing them
US4587316A (en) Fluorine-containing copolymers and films thereof
US11905349B2 (en) Ethylene/tetrafluoroethylene copolymer
US7105619B2 (en) Fluorine-containing copolymer
JPH0148286B2 (en)
EP0759446B1 (en) Tetrafluoroethylene terpolymer
JPS643888B2 (en)
US4033939A (en) Stress-crack resistant ethylene-perhaloethylene terpolymers
US4703095A (en) Fluorine-containing copolymer
JP4599041B2 (en) Tetrafluoroethylene copolymer
JPS5934724B2 (en) Aqueous polymer dispersion and its manufacturing method