JPH0143184Y2 - - Google Patents
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- JPH0143184Y2 JPH0143184Y2 JP3129983U JP3129983U JPH0143184Y2 JP H0143184 Y2 JPH0143184 Y2 JP H0143184Y2 JP 3129983 U JP3129983 U JP 3129983U JP 3129983 U JP3129983 U JP 3129983U JP H0143184 Y2 JPH0143184 Y2 JP H0143184Y2
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- Nozzles (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば自動車車体の鋼板継目部に水
漏れシール用の充填剤を塗布するのに用いて好適
な充填剤塗布用ノズルに関するものである。
漏れシール用の充填剤を塗布するのに用いて好適
な充填剤塗布用ノズルに関するものである。
一般に、自動車車体の生産ラインでは鋼板をス
ポツト溶接によつて車体を組立てる。この際、鋼
板継目部の微小間隙から雨水が浸入するのを防止
するために、当該鋼板継目部の角隅に鋼板の板厚
による段差に沿つて充填剤を塗布するようにして
いる。このため、生産ラインに工業用ロボツトを
据付け、該工業用ロボツトのアーム先端に充填剤
塗布用ノズル(以下、「塗布用ノズル」という)
を取付け、所定のプログラムに従つて工業用ロボ
ツトを作動しつつ、該塗布用ノズルから鋼板継目
部に充填剤を塗布するように構成されている。
ポツト溶接によつて車体を組立てる。この際、鋼
板継目部の微小間隙から雨水が浸入するのを防止
するために、当該鋼板継目部の角隅に鋼板の板厚
による段差に沿つて充填剤を塗布するようにして
いる。このため、生産ラインに工業用ロボツトを
据付け、該工業用ロボツトのアーム先端に充填剤
塗布用ノズル(以下、「塗布用ノズル」という)
を取付け、所定のプログラムに従つて工業用ロボ
ツトを作動しつつ、該塗布用ノズルから鋼板継目
部に充填剤を塗布するように構成されている。
ところで、充填剤の塗布方式としては、塗布用
ノズルの口先を鋼板継目部の段差部分に当接ない
し近接させた状態で、当該継目部に沿つて該塗布
用ノズルを動かしつつ充填剤を塗布するエクスト
ルージヨン方式と、塗布用ノズルの口先を鋼板継
目部から離間させ、該塗布用ノズルを動かしつつ
当該継目部に充填剤を吹付けるスプレービード方
式とがある。
ノズルの口先を鋼板継目部の段差部分に当接ない
し近接させた状態で、当該継目部に沿つて該塗布
用ノズルを動かしつつ充填剤を塗布するエクスト
ルージヨン方式と、塗布用ノズルの口先を鋼板継
目部から離間させ、該塗布用ノズルを動かしつつ
当該継目部に充填剤を吹付けるスプレービード方
式とがある。
従来、エクストルージヨン方式として第1図に
示すものが知られている。1,2は鋼板で、該各
鋼板1,2は互いの端部を重ね合せてスポツト溶
接手段により溶接され、一方の鋼板1の板厚分だ
け段差3が形成されている。4は基端部が工業用
ロボツトのアームに取付けられたエクストルージ
ヨン専用のノズル本体で、該ノズル本体4の先端
部4A内には塗布用ノズル5が装着されている。
段差3に充填剤6を充填するには、ノズル本体4
の先端部4Aを段差3に近接ないし当接させ、塗
布用ノズル5から充填剤6を低圧で吐出し、該先
端部4Aで充填剤6を平滑化させる。
示すものが知られている。1,2は鋼板で、該各
鋼板1,2は互いの端部を重ね合せてスポツト溶
接手段により溶接され、一方の鋼板1の板厚分だ
け段差3が形成されている。4は基端部が工業用
ロボツトのアームに取付けられたエクストルージ
ヨン専用のノズル本体で、該ノズル本体4の先端
部4A内には塗布用ノズル5が装着されている。
段差3に充填剤6を充填するには、ノズル本体4
の先端部4Aを段差3に近接ないし当接させ、塗
布用ノズル5から充填剤6を低圧で吐出し、該先
端部4Aで充填剤6を平滑化させる。
ところで、前述したエクストルージヨン方式に
よる塗布用ノズル5は高粘度な充填剤6を比較的
大きな口径(例えば直径3mm)のオリフイスから
低圧で吐出しつつ段差3に該充填剤6を塗布して
いくものであるため、充填剤6の吐出速度は遅
い。このため、塗布用ノズル5に用いるノズルチ
ツプの材質としては耐摩耗性を必要とせず、通常
の鋼製ノズルで構成しうる。
よる塗布用ノズル5は高粘度な充填剤6を比較的
大きな口径(例えば直径3mm)のオリフイスから
低圧で吐出しつつ段差3に該充填剤6を塗布して
いくものであるため、充填剤6の吐出速度は遅
い。このため、塗布用ノズル5に用いるノズルチ
ツプの材質としては耐摩耗性を必要とせず、通常
の鋼製ノズルで構成しうる。
しかし、エクストルージヨン方式に用いる塗布
用ノズル5に充填剤6を高圧供給しても、前述し
た如くノズルチツプのオリフイス口径が大きいた
めに所定の吐出速度(スプレービードによる吐出
速度は例えば10m/sec以上が望ましい)が得ら
れず、従つて該塗布用ノズル5をスプレービード
方式のノズルと兼用されることができない。
用ノズル5に充填剤6を高圧供給しても、前述し
た如くノズルチツプのオリフイス口径が大きいた
めに所定の吐出速度(スプレービードによる吐出
速度は例えば10m/sec以上が望ましい)が得ら
れず、従つて該塗布用ノズル5をスプレービード
方式のノズルと兼用されることができない。
一方、スプレービード方式に用いる塗布用ノズ
ル10として、従来第2図に示すものが知られて
いる。即ち、1はブラケツト12を介して工業用
ロボツトのアームに取付けられたノズル本体で、
該ノズル本体11の先端には超硬合金で製造され
たチツプ本体13が固着されたノズルチツプ14
を有し、該ノズルチツプ14はユニオンナツト1
5によつてノズル本体11に取付けられている。
段差3に充填剤6を充填するには、ノズル本体1
1を段差3から離間させ、チツプ本体13のオリ
フイス13Aから充填剤6を段差3に向けて高圧
で吹付ける。
ル10として、従来第2図に示すものが知られて
いる。即ち、1はブラケツト12を介して工業用
ロボツトのアームに取付けられたノズル本体で、
該ノズル本体11の先端には超硬合金で製造され
たチツプ本体13が固着されたノズルチツプ14
を有し、該ノズルチツプ14はユニオンナツト1
5によつてノズル本体11に取付けられている。
段差3に充填剤6を充填するには、ノズル本体1
1を段差3から離間させ、チツプ本体13のオリ
フイス13Aから充填剤6を段差3に向けて高圧
で吹付ける。
ところで、前述したスプレービード方式による
ものは高粘度な充填剤6を比較的小さな口径(例
えば直径0.6mm)のオリフイス13Aから高圧で
吐出するものであるため、充填剤6の吐出速度が
例えば10m/sec以上となつている。このため、
チツプ本体13に用いる材質としては耐摩耗性の
ある超硬合金、例えばタングステンカーバイド系
の脆性金属が用いられる。
ものは高粘度な充填剤6を比較的小さな口径(例
えば直径0.6mm)のオリフイス13Aから高圧で
吐出するものであるため、充填剤6の吐出速度が
例えば10m/sec以上となつている。このため、
チツプ本体13に用いる材質としては耐摩耗性の
ある超硬合金、例えばタングステンカーバイド系
の脆性金属が用いられる。
しかしながら、スプレービード方式に用いる塗
布用ノズル10を段差3に接触させるエクストル
ージヨン方式として塗布作業を行なうと、チツプ
本体13が直接段差3に接触するため、脆性材料
である該チツプ本体13が衝撃により破損してし
まう。一方、ノズルチツプ14をユニオンナツト
15でノズル本体11に締着するものであるた
め、塗布用ノズル10の形状が大型化してしまい
段差3の如く挾隘な部分での塗布作業が困難であ
る。従つて、塗布用ノズル10をエクストルージ
ヨン方式のノズルと兼用させることができない。
布用ノズル10を段差3に接触させるエクストル
ージヨン方式として塗布作業を行なうと、チツプ
本体13が直接段差3に接触するため、脆性材料
である該チツプ本体13が衝撃により破損してし
まう。一方、ノズルチツプ14をユニオンナツト
15でノズル本体11に締着するものであるた
め、塗布用ノズル10の形状が大型化してしまい
段差3の如く挾隘な部分での塗布作業が困難であ
る。従つて、塗布用ノズル10をエクストルージ
ヨン方式のノズルと兼用させることができない。
本考案は、前述した従来技術によるエクストル
ージヨン方式に用いる塗布用ノズルと、スプレー
ビード方式に用いる塗布用ノズルとが有する問題
点に着目し、同一外形形状で両方式に用いる塗布
用ノズルを構成することができ、かつノズル本体
への着脱が容易な充填剤塗布用ノズルを提供する
ことを目的とするものである。
ージヨン方式に用いる塗布用ノズルと、スプレー
ビード方式に用いる塗布用ノズルとが有する問題
点に着目し、同一外形形状で両方式に用いる塗布
用ノズルを構成することができ、かつノズル本体
への着脱が容易な充填剤塗布用ノズルを提供する
ことを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本考案は、充填剤
吐出用のオリフイスを有する超硬合金からなるチ
ツプ本体と、該チツプ本体が固着され外周面に雄
ねじが刻設された筒状のチツプ台金と、内周面の
一端側に前記チツプ本体のオリフイス先端が隠れ
るまで該チツプ台金を螺入することができる雌ね
じが刻設され、該内周面の他端側にノズル本体先
端に着脱可能に螺着するための雌ねじが刻設され
たスリーブとから構成したことにある。
吐出用のオリフイスを有する超硬合金からなるチ
ツプ本体と、該チツプ本体が固着され外周面に雄
ねじが刻設された筒状のチツプ台金と、内周面の
一端側に前記チツプ本体のオリフイス先端が隠れ
るまで該チツプ台金を螺入することができる雌ね
じが刻設され、該内周面の他端側にノズル本体先
端に着脱可能に螺着するための雌ねじが刻設され
たスリーブとから構成したことにある。
前述の構成により、エクストルージヨン方式に
用いる場合にはオリフイス口径の大きなチツプ本
体を取付けた塗布用ノズルをノズル本体に装着す
ればよく、またこの場合にはチツプ本体のオリフ
イス先端がスリーブの先端より隠れるまでチツプ
台金をスリーブに螺入することができ、該スリー
ブ先端が鋼板継目部の段差に嵌入してもチツプ本
体の破損を防止しうると共に、該スリーブ先端が
段差でのガイドの役割を果し、かつ充填剤を平滑
化させることができる。一方、スプレービード方
式として用いる場合にはオリフイス口径の小さな
チツプ本体を取付けた他の塗布用ノズルをノズル
本体に装着すればよく、かつオリフイスが目詰り
を起した場合にも洗浄のための交換が容易であ
る。
用いる場合にはオリフイス口径の大きなチツプ本
体を取付けた塗布用ノズルをノズル本体に装着す
ればよく、またこの場合にはチツプ本体のオリフ
イス先端がスリーブの先端より隠れるまでチツプ
台金をスリーブに螺入することができ、該スリー
ブ先端が鋼板継目部の段差に嵌入してもチツプ本
体の破損を防止しうると共に、該スリーブ先端が
段差でのガイドの役割を果し、かつ充填剤を平滑
化させることができる。一方、スプレービード方
式として用いる場合にはオリフイス口径の小さな
チツプ本体を取付けた他の塗布用ノズルをノズル
本体に装着すればよく、かつオリフイスが目詰り
を起した場合にも洗浄のための交換が容易であ
る。
以下、本考案について第3図ないし第5図に示
す実施例と共に説明する。
す実施例と共に説明する。
第3図において、21は先端に充填剤吐出用の
オリフイス22を有すると共に充填剤通路23が
形成されたチツプ本体で、該チツプ本体21は超
硬合金、例えばタングステンカーバイド系の合金
が用いられる。そして、チツプ本体21はエクス
トルージヨン用として用いる場合にはオリフイス
22の口径は比較的大径(例えば直径3mm)とさ
れ、スプレービード用として用いる場合にはオリ
フイス22の口径は比較的小径(例えば直径0.6
mm)とされる。
オリフイス22を有すると共に充填剤通路23が
形成されたチツプ本体で、該チツプ本体21は超
硬合金、例えばタングステンカーバイド系の合金
が用いられる。そして、チツプ本体21はエクス
トルージヨン用として用いる場合にはオリフイス
22の口径は比較的大径(例えば直径3mm)とさ
れ、スプレービード用として用いる場合にはオリ
フイス22の口径は比較的小径(例えば直径0.6
mm)とされる。
24は筒状のチツプ台金を示し、該チツプ台金
24の一端側にはオリフイス22が該一端側端面
よりも突出する如くチツプ本体21が嵌合され、
該チツプ本体21とチツプ台金24とは例えばろ
う付等の手段で固着されている。またチツプ台金
24にはチツプ本体21の充填剤通路23と連通
する充填剤通路25が軸方向に形成され、一方該
チツプ台金24の外周面には全周にわたつて雄ね
じ26が刻設されている。
24の一端側にはオリフイス22が該一端側端面
よりも突出する如くチツプ本体21が嵌合され、
該チツプ本体21とチツプ台金24とは例えばろ
う付等の手段で固着されている。またチツプ台金
24にはチツプ本体21の充填剤通路23と連通
する充填剤通路25が軸方向に形成され、一方該
チツプ台金24の外周面には全周にわたつて雄ね
じ26が刻設されている。
さらに、27は鋼材からなるスリーブを示し、
該スリーブ27の内周面には先端部27Aから基
端部27Bに向けて雌ねじ28が刻設され、基端
部27Bには雌ねじ28が刻設されていない嵌合
部29となり、該嵌合部29は第4図または第5
図に示すノズル本体30を嵌合する際のガイドと
なつている。そして、本実施例の場合、雌ねじ2
8は先端部27A側がチツプ本体21のオリフイ
ス22先端が該先端部27Aよりも内側に隠れる
までチツプ台金24を螺入することができる雌ね
じ部28Aと、該雌ねじ部28Aと連続しノズル
本体30の先端外周面に刻設された雄ねじ31と
螺合する雌ねじ部28Bとからなる。
該スリーブ27の内周面には先端部27Aから基
端部27Bに向けて雌ねじ28が刻設され、基端
部27Bには雌ねじ28が刻設されていない嵌合
部29となり、該嵌合部29は第4図または第5
図に示すノズル本体30を嵌合する際のガイドと
なつている。そして、本実施例の場合、雌ねじ2
8は先端部27A側がチツプ本体21のオリフイ
ス22先端が該先端部27Aよりも内側に隠れる
までチツプ台金24を螺入することができる雌ね
じ部28Aと、該雌ねじ部28Aと連続しノズル
本体30の先端外周面に刻設された雄ねじ31と
螺合する雌ねじ部28Bとからなる。
なお、本実施例では雌ねじ部28A,28Bを
連続して刻設することによつて雌ねじ28が形成
されるものとして述べたが、該各雌ねじ部28
A,28B間を所定間隔離間させて別々の雌ねじ
部として形成してもよく、この場合には雌ねじ部
28Aはチツプ台金24螺入用の雌ねじとなり、
雌ねじ部28Bはノズル本体30螺入用の雌ねじ
となる。
連続して刻設することによつて雌ねじ28が形成
されるものとして述べたが、該各雌ねじ部28
A,28B間を所定間隔離間させて別々の雌ねじ
部として形成してもよく、この場合には雌ねじ部
28Aはチツプ台金24螺入用の雌ねじとなり、
雌ねじ部28Bはノズル本体30螺入用の雌ねじ
となる。
本考案は上記のように構成されるが、塗布用ノ
ズルをエクストルージヨン方式として用いる場合
には、第4図に示すようにスリーブ27の先端部
27Aを鋼板1,2の段差3に近接ないし当接さ
せて塗布作業を行なうことができる。この場合に
は、チツプ本体21のオリフイス22は比較的大
径のものが使用され、また該オリフイス22から
は低圧で充填剤6が吐出される。
ズルをエクストルージヨン方式として用いる場合
には、第4図に示すようにスリーブ27の先端部
27Aを鋼板1,2の段差3に近接ないし当接さ
せて塗布作業を行なうことができる。この場合に
は、チツプ本体21のオリフイス22は比較的大
径のものが使用され、また該オリフイス22から
は低圧で充填剤6が吐出される。
一方、塗布用ノズルをスプレービード方式とし
て用いる場合には、第5図に示すようにスリーブ
27の先端部27Aを段差3から離間させて塗布
作業を行なう。この場合にはチツプ本体21のオ
リフイス22は比較的大径なものが使用され、ま
たオリフイス22からは高圧で充填剤6が吐出さ
れる。
て用いる場合には、第5図に示すようにスリーブ
27の先端部27Aを段差3から離間させて塗布
作業を行なう。この場合にはチツプ本体21のオ
リフイス22は比較的大径なものが使用され、ま
たオリフイス22からは高圧で充填剤6が吐出さ
れる。
然るに、本考案においては、塗布用ノズルをい
ずれの方式として用いる場合にも、チツプ台金2
4の外周面の雄ねじ26はスリーブ27内周面の
雌ねじ部28Aに対し、チツプ本体21のオリフ
イス22先端が該スリーブ27の先端部27Aか
ら隠れるまで螺入することができるから、脆性材
料からなるチツプ本体21を衝撃による破損等か
ら保護することができる。従つて、塗布用ノズル
をエクストルージヨン方式として用いることがで
き、またこの場合にはスリーブ27の先端部27
Aが充填剤6を十分に平滑化させることができ
る。
ずれの方式として用いる場合にも、チツプ台金2
4の外周面の雄ねじ26はスリーブ27内周面の
雌ねじ部28Aに対し、チツプ本体21のオリフ
イス22先端が該スリーブ27の先端部27Aか
ら隠れるまで螺入することができるから、脆性材
料からなるチツプ本体21を衝撃による破損等か
ら保護することができる。従つて、塗布用ノズル
をエクストルージヨン方式として用いることがで
き、またこの場合にはスリーブ27の先端部27
Aが充填剤6を十分に平滑化させることができ
る。
また、スリーブ27はその内周面の雌ねじ部2
8Bをノズル本体30先端の雄ねじ31に螺着す
ることによつて着脱自在に取付けられているだけ
であるから、充填剤6に異物が混入してオリフイ
ス22や充填剤通路23,25等に目詰りが生じ
ても、スリーブ27を螺回するだけで塗布用ノズ
ルを取付けることができ、ノズルの洗浄、交換作
業を簡単に行なうことができ、特にスプレービー
ド方式に用いる場合にも支障をきたすことがな
い。
8Bをノズル本体30先端の雄ねじ31に螺着す
ることによつて着脱自在に取付けられているだけ
であるから、充填剤6に異物が混入してオリフイ
ス22や充填剤通路23,25等に目詰りが生じ
ても、スリーブ27を螺回するだけで塗布用ノズ
ルを取付けることができ、ノズルの洗浄、交換作
業を簡単に行なうことができ、特にスプレービー
ド方式に用いる場合にも支障をきたすことがな
い。
さらに、塗布用ノズルはスリーブ27の内周面
に刻設された雌ねじ28によつてチツプ台金24
を取付けると共にノズル本体30に装着されてい
るだけであるから、該塗布用ノズルの形状を小型
化することができ、エクストルージヨン方式によ
つて塗布作業を行なうときにワークの狭小部位ま
で作業が可能であり、一方スプレービード方式に
よる場合も、従来技術の如くロツクリング等が邪
魔となることがない。
に刻設された雌ねじ28によつてチツプ台金24
を取付けると共にノズル本体30に装着されてい
るだけであるから、該塗布用ノズルの形状を小型
化することができ、エクストルージヨン方式によ
つて塗布作業を行なうときにワークの狭小部位ま
で作業が可能であり、一方スプレービード方式に
よる場合も、従来技術の如くロツクリング等が邪
魔となることがない。
本考案に係る充填剤塗布用ノズルは以上詳述し
た如くであつて、塗布用ノズルを交換するだけで
エクストルージヨン方式、スプレービード方式の
いずれにも使用することができ、また塗布用ノズ
ルの交換に際してはスリーブを螺回してノズル本
体から外すだけでよく、作業性を高めることがで
きる。
た如くであつて、塗布用ノズルを交換するだけで
エクストルージヨン方式、スプレービード方式の
いずれにも使用することができ、また塗布用ノズ
ルの交換に際してはスリーブを螺回してノズル本
体から外すだけでよく、作業性を高めることがで
きる。
第1図および第2図は従来技術による塗布用ノ
ズルを示し、第1図はエクストルージヨン方式に
用いる塗布用ノズルの外観図、第2図はスプレー
ビード方式に用いる塗布用ノズルの部分縦断面
図、第3図ないし第5図は本考案に係る塗布用ノ
ズルを示し、第3図はその縦断面図、第4図はエ
クストルージヨン方式とした場合の作動説明図、
第5図はスプレービード方式とした場合の作動説
明図である。 21…チツプ本体、22…オリフイス、24…
チツプ台金、26…雄ねじ、27…スリーブ、2
8…雌ねじ、30…ノズル本体。
ズルを示し、第1図はエクストルージヨン方式に
用いる塗布用ノズルの外観図、第2図はスプレー
ビード方式に用いる塗布用ノズルの部分縦断面
図、第3図ないし第5図は本考案に係る塗布用ノ
ズルを示し、第3図はその縦断面図、第4図はエ
クストルージヨン方式とした場合の作動説明図、
第5図はスプレービード方式とした場合の作動説
明図である。 21…チツプ本体、22…オリフイス、24…
チツプ台金、26…雄ねじ、27…スリーブ、2
8…雌ねじ、30…ノズル本体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 充填剤吐出用のオリフイスを有する超硬合金
からなるチツプ本体と、該チツプ本体が固着さ
れ外周面に雄ねじが刻設された筒状のチツプ台
金と、内周面の一端側に前記チツプ本体のオリ
フイス先端が隠れるまで該チツプ台金を螺入す
ることができる雌ねじが刻設され、該内周面の
他端側にノズル本体先端に着脱可能に螺着する
ための雌ねじが刻設されたスリーブとからなる
充填剤塗布用ノズル。 (2) 前記スリーブ内周面の一端側に刻設された雌
ねじと他端側に刻設された雌ねじとを連続する
1個の雌ねじとして形成してなる実用新案登録
請求の範囲(1)項記載の充填剤塗布用ノズル。 (3) 前記チツプ本体に形成されたオリフイスはエ
クストルージヨン方式またはスプレービード方
式に適した口径に形成してなる実用新案登録請
求の範囲(1)項記載の充填剤塗布用ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3129983U JPS59158452U (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 充填剤塗布用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3129983U JPS59158452U (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 充填剤塗布用ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59158452U JPS59158452U (ja) | 1984-10-24 |
JPH0143184Y2 true JPH0143184Y2 (ja) | 1989-12-14 |
Family
ID=30162151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3129983U Granted JPS59158452U (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 充填剤塗布用ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59158452U (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6024374U (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-19 | ダイハツ工業株式会社 | シ−ラ塗布機のノズル |
JPS60144969U (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-26 | 本田技研工業株式会社 | シ−ル剤塗着装置 |
JPS6115768A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-23 | Fujikura Ltd | 接着剤点塗用ノズル |
GB0213368D0 (en) * | 2002-06-11 | 2002-07-24 | Torres Manel | Non-woven fabric |
JP4785064B2 (ja) * | 2007-06-13 | 2011-10-05 | 武蔵エンジニアリング株式会社 | 機能性液体材料の微量吐出・精密塗布用ノズルユニットの製造方法 |
JP5995263B2 (ja) * | 2012-02-29 | 2016-09-21 | ダイハツ工業株式会社 | シーラ塗布装置 |
-
1983
- 1983-03-04 JP JP3129983U patent/JPS59158452U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59158452U (ja) | 1984-10-24 |
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