JPH0137031B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0137031B2 JPH0137031B2 JP58055053A JP5505383A JPH0137031B2 JP H0137031 B2 JPH0137031 B2 JP H0137031B2 JP 58055053 A JP58055053 A JP 58055053A JP 5505383 A JP5505383 A JP 5505383A JP H0137031 B2 JPH0137031 B2 JP H0137031B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- color
- calculation circuit
- output
- luminance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/10—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof for generating image signals from different wavelengths
- H04N23/12—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof for generating image signals from different wavelengths with one sensor only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、カラービデオカメラの信号処理方式
に関し、特に、補色方式撮像素子を用いたカラー
ビデオカメラの輝度信号S/Nと色再現性の向上
に好適なカラービデオカメラの信号処理方式に関
する。
に関し、特に、補色方式撮像素子を用いたカラー
ビデオカメラの輝度信号S/Nと色再現性の向上
に好適なカラービデオカメラの信号処理方式に関
する。
カラービデオカメラは、まず、赤、緑、青の各
色に感応する3個の撮像管で被写体を撮像し、そ
の出力として、それぞれ赤色信号、緑色信号、青
色信号を取り出し、これら3原色信号にガンマ補
正、白クリツプ、黒クリツプやカラーエンコード
等公知の各種信号処理を施して最終的にはNTSC
信号を出力するのがその基本である。しかし、近
年、家庭用VTRの普及が進むに伴い、カラービ
デオカメラも家庭用としてのニーズが高まり、そ
の簡易化が急速に進んだ。今日では、家庭用カラ
ービデオカメラは、撮像管を1本または固体撮像
素子を1個(1枚)用いた単管式または単板式が
主流であるが、このようなカメラにおいては、撮
像素子(撮像管)から得られる信号は、前述のよ
うなRGB3原色信号ではない場合が多い。そのよ
うな固体撮像素子の一例を第1図に示す。ここに
おいては、できるだけ小さい受光面積の撮像素子
からできるだけ多くの信号をS/N良く取り出す
目的から、色分解光学フイルタに光透過量の小さ
い赤色や青色に代つて光透過量の大きい黄色や、
シアン等のいわゆる補色が用いられている。ここ
で、各信号は、Wは全色受光素子、Yeは黄色受
光素子、Cyはシアン色受光素子で各添字は配置
位置を示す。各受光素子の信号読出し順序は、
W11、Ye12、Cy13、W14……W21、Ye22、C23、
W24……のごとく、各行を左から右へ順序読み出
す。このような読み出しは、各受光素子に1ケず
つ接続されたスイツチ回路とこのスイツチを順次
走査する垂直と水平の走査回路によつて行なわれ
る。そして、W受光素子からの信号はすべてWの
信号線に、Ye受光素子からの信号はすべてYeの
信号線といつた具合に3色の信号線に集めて出力
される。そして、W、Ye、Cyの信号線から得た
3信号から第2図に示す方法により、Y信号(輝
度信号)とR信号(赤色信号)とB信号(青色信
号)が作り出される。
色に感応する3個の撮像管で被写体を撮像し、そ
の出力として、それぞれ赤色信号、緑色信号、青
色信号を取り出し、これら3原色信号にガンマ補
正、白クリツプ、黒クリツプやカラーエンコード
等公知の各種信号処理を施して最終的にはNTSC
信号を出力するのがその基本である。しかし、近
年、家庭用VTRの普及が進むに伴い、カラービ
デオカメラも家庭用としてのニーズが高まり、そ
の簡易化が急速に進んだ。今日では、家庭用カラ
ービデオカメラは、撮像管を1本または固体撮像
素子を1個(1枚)用いた単管式または単板式が
主流であるが、このようなカメラにおいては、撮
像素子(撮像管)から得られる信号は、前述のよ
うなRGB3原色信号ではない場合が多い。そのよ
うな固体撮像素子の一例を第1図に示す。ここに
おいては、できるだけ小さい受光面積の撮像素子
からできるだけ多くの信号をS/N良く取り出す
目的から、色分解光学フイルタに光透過量の小さ
い赤色や青色に代つて光透過量の大きい黄色や、
シアン等のいわゆる補色が用いられている。ここ
で、各信号は、Wは全色受光素子、Yeは黄色受
光素子、Cyはシアン色受光素子で各添字は配置
位置を示す。各受光素子の信号読出し順序は、
W11、Ye12、Cy13、W14……W21、Ye22、C23、
W24……のごとく、各行を左から右へ順序読み出
す。このような読み出しは、各受光素子に1ケず
つ接続されたスイツチ回路とこのスイツチを順次
走査する垂直と水平の走査回路によつて行なわれ
る。そして、W受光素子からの信号はすべてWの
信号線に、Ye受光素子からの信号はすべてYeの
信号線といつた具合に3色の信号線に集めて出力
される。そして、W、Ye、Cyの信号線から得た
3信号から第2図に示す方法により、Y信号(輝
度信号)とR信号(赤色信号)とB信号(青色信
号)が作り出される。
W受光素子はR、G、B光に感応し、Ye受光
素子はRとG光に感応し、Cy受光素子はGとB
光に感応するから、W−Yeの演算によりB光に
感応したB信号を得、W−Cyの演算によりR光
に感応したR信号を得る。また、W+Ye+Cyの
演算により、R、G、B光に対して2:3:2の
割合で感応した信号を得る。B光に対する受光素
子の感応が低いことも考慮に入れると、上記の感
応割合はNTSCの基準であるY=0.3R+0.59G+
0.11Bの輝度信号合成割合に比較的近いことか
ら、上記のW+Ye+Cyの演算処理により得た信
号を簡易的にY信号とすることができる。しか
し、被写体の色彩をより忠実に再現するという観
点においては、W+Ye+Cyの演算で得た信号を
Y信号とすることは適切でなく、適切に定めた係
数a、b、cを用いて Y=aW+bYe+cCy …(1) の演算によつて得られる信号をY信号としなけれ
ばならない。
素子はRとG光に感応し、Cy受光素子はGとB
光に感応するから、W−Yeの演算によりB光に
感応したB信号を得、W−Cyの演算によりR光
に感応したR信号を得る。また、W+Ye+Cyの
演算により、R、G、B光に対して2:3:2の
割合で感応した信号を得る。B光に対する受光素
子の感応が低いことも考慮に入れると、上記の感
応割合はNTSCの基準であるY=0.3R+0.59G+
0.11Bの輝度信号合成割合に比較的近いことか
ら、上記のW+Ye+Cyの演算処理により得た信
号を簡易的にY信号とすることができる。しか
し、被写体の色彩をより忠実に再現するという観
点においては、W+Ye+Cyの演算で得た信号を
Y信号とすることは適切でなく、適切に定めた係
数a、b、cを用いて Y=aW+bYe+cCy …(1) の演算によつて得られる信号をY信号としなけれ
ばならない。
ところで、一方、W、Ye、Cyの各信号には、
当然ながら、途中の増幅器で発生する熱雑音や撮
像素自体で発生する熱雑音などランダム性の雑音
が含まれており、これらの雑音の総和と得られる
信号量とによつてS/Nが定まる。一般に、W、
Ye、Cyの各信号中の雑音は互いに無相関かつ等
量であるが、得られる信号量はたとえば白色被写
体撮像時においてもW、Ye、Cyで等量ではな
く、Wが最も多くCyが最も少ない。このため、
前述の(1)式に示す演算によりY信号を得るとき、
得られるY信号のS/Nは係数a、b、cに無関
係ではない。そして、忠実な色再現の観点から求
まる係数とS/Nを最良にする係数とは一般に一
致せず、色再現を重視すればS/Nが犠牲とな
り、S/Nを重視すれば色再現が犠牲になるのが
通常である。
当然ながら、途中の増幅器で発生する熱雑音や撮
像素自体で発生する熱雑音などランダム性の雑音
が含まれており、これらの雑音の総和と得られる
信号量とによつてS/Nが定まる。一般に、W、
Ye、Cyの各信号中の雑音は互いに無相関かつ等
量であるが、得られる信号量はたとえば白色被写
体撮像時においてもW、Ye、Cyで等量ではな
く、Wが最も多くCyが最も少ない。このため、
前述の(1)式に示す演算によりY信号を得るとき、
得られるY信号のS/Nは係数a、b、cに無関
係ではない。そして、忠実な色再現の観点から求
まる係数とS/Nを最良にする係数とは一般に一
致せず、色再現を重視すればS/Nが犠牲とな
り、S/Nを重視すれば色再現が犠牲になるのが
通常である。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を取
り除き、より忠実な色再現性と、良好な輝度信号
S/Nが同期に得られるカラービデオカメラの信
号処理方式を提供することにある。
り除き、より忠実な色再現性と、良好な輝度信号
S/Nが同期に得られるカラービデオカメラの信
号処理方式を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明において
は、撮像素子の出力信号を輝度信号に変換する2
組の演算回路を備え、その第1の演算回路はS/
Nを重視して設定された演算係数を有し、その演
算出力信号を色差信号を形成する用途以外の用途
に供し、第2の演算回路は色再現性を重視して設
定された演算係数を有し、その演算出力信号を主
として色差信号を形成する用途に供する。
は、撮像素子の出力信号を輝度信号に変換する2
組の演算回路を備え、その第1の演算回路はS/
Nを重視して設定された演算係数を有し、その演
算出力信号を色差信号を形成する用途以外の用途
に供し、第2の演算回路は色再現性を重視して設
定された演算係数を有し、その演算出力信号を主
として色差信号を形成する用途に供する。
以下、本発明を実施例により説明する。
第3図に本発明の第1の実施例を示す。同図に
おいて、1は撮像素子、2〜4はプリアンプ、5
は第1のY信号演算回路、6は第2のY信号演算
回路、7はB信号演算回路、8はR信号演算回
路、9〜12はガンマ補正や、白クリツプ、黒ク
リツプを行なう公知のプロセス回路、13,14
は色差信号演算回路、15はカラーエンコーダ、
16はNTSC信号出力端子である。
おいて、1は撮像素子、2〜4はプリアンプ、5
は第1のY信号演算回路、6は第2のY信号演算
回路、7はB信号演算回路、8はR信号演算回
路、9〜12はガンマ補正や、白クリツプ、黒ク
リツプを行なう公知のプロセス回路、13,14
は色差信号演算回路、15はカラーエンコーダ、
16はNTSC信号出力端子である。
第1のY信号演算回路はW、Ye、Cy信号を入
力信号とし Y1=a1W+b1Ye+c1Cy …(2) の演算式に従つて第1のY信号であるY1信号を
生成する。また、第2のY信号演算回路は、同じ
くW、Ye、Cy信号を入力信号とし、 Y2=a2W+b2Ye+c2Cy …(3) の演算式に従つて第2のY信号であるY2信号を
生成する。Y1信号は、プロセス回路9で公知の
信号処理を受けY1′信号となり、カラーエンコー
ダの輝度信号入力端子に供給される。Y1′信号は、
NTSC信号におけるいわゆるルミナンス信号とし
て用いられ、カラー信号(クロマ信号)の生成に
は供されない。Y2信号はプロセス回路10で公
知の信号処理を受けY2′信号となり、13,14
の色差演算回路に供給され、B′、R′信号ととも
に(B′−Y2′)、(R′−Y2′)の色差信号を生成す
る。色差信号は、カラーエンコーダの色差信号入
力端子に供給され、ここで、NTSC信号のカラー
(クロマ信号)を形成する。すなわち、第2のY
信号演算回路で生成されたY2信号は、NTSC信
号のカラー信号の形成に利用され、ルミナンス信
号には供されない。
力信号とし Y1=a1W+b1Ye+c1Cy …(2) の演算式に従つて第1のY信号であるY1信号を
生成する。また、第2のY信号演算回路は、同じ
くW、Ye、Cy信号を入力信号とし、 Y2=a2W+b2Ye+c2Cy …(3) の演算式に従つて第2のY信号であるY2信号を
生成する。Y1信号は、プロセス回路9で公知の
信号処理を受けY1′信号となり、カラーエンコー
ダの輝度信号入力端子に供給される。Y1′信号は、
NTSC信号におけるいわゆるルミナンス信号とし
て用いられ、カラー信号(クロマ信号)の生成に
は供されない。Y2信号はプロセス回路10で公
知の信号処理を受けY2′信号となり、13,14
の色差演算回路に供給され、B′、R′信号ととも
に(B′−Y2′)、(R′−Y2′)の色差信号を生成す
る。色差信号は、カラーエンコーダの色差信号入
力端子に供給され、ここで、NTSC信号のカラー
(クロマ信号)を形成する。すなわち、第2のY
信号演算回路で生成されたY2信号は、NTSC信
号のカラー信号の形成に利用され、ルミナンス信
号には供されない。
第1のY信号演算回路の演算係数a1、b1、c1
は、得られるY1信号のS/Nを重視して設定さ
れる。W、Ye、Cyの各信号に含まれる雑音は、
互いに無相関かつ等量であり、信号量はWが最も
多くCyが最も少ないから、(2)式で得られるY1信
号は、a1が大きく、C1が小さいほどそのS/Nが
良い。実際の設計においてはa1=b1=c1程度に留
めるのが良い。それは、a1をあまり大きくする
と、たとえY1信号がルミナンス信号としてのみ
使用されるとしても色再現を明度の再現に支障を
きたすからである。
は、得られるY1信号のS/Nを重視して設定さ
れる。W、Ye、Cyの各信号に含まれる雑音は、
互いに無相関かつ等量であり、信号量はWが最も
多くCyが最も少ないから、(2)式で得られるY1信
号は、a1が大きく、C1が小さいほどそのS/Nが
良い。実際の設計においてはa1=b1=c1程度に留
めるのが良い。それは、a1をあまり大きくする
と、たとえY1信号がルミナンス信号としてのみ
使用されるとしても色再現を明度の再現に支障を
きたすからである。
第2のY信号演算回路の演算係数a2、b2、c2
は、色再現性を重視して設定される。W受光素子
はR、G、B光に感応し、Ye受光素子はRとG
光に感応し、Cy受光素子はG光とB光に感応す
るから、Y2=a2W+b2Ye+c2Cyの演算によつて
得られるY2信号は、R、G、B光に対して、 (a2+b2):(a2+b2+c2):(b2+c2) の割合で感応した信号となる。この割合が、
NTSCの基準であるY信号のRGB組成比である
0.3:0.59:0.11に近似させるには、B光に対する
受光素子の感応がR、G光に対するより低いこと
も考慮に入れて、大略、a2=0、b2=1、c2=1
に設定するのが良い。このとき、Y2信号のS/
Nは、前記Y1信号のS/Nに劣るが、Y2信号は、
カラー信号の形成に供されるものであり、ルミナ
ンス信号に供される場合ほどS/Nは要求されな
いから十分である。もちろん、a2、b2、c2の組合
せは、上記以外にも設定の自由度があり、要求さ
れる色再現性とS/Nのかね合いによつて設定す
ればよい。要は、S/Nが重要視されるY1信号
と独立にY2信号のRGB組成比を設定できるとこ
ろに本発明の特長がある。
は、色再現性を重視して設定される。W受光素子
はR、G、B光に感応し、Ye受光素子はRとG
光に感応し、Cy受光素子はG光とB光に感応す
るから、Y2=a2W+b2Ye+c2Cyの演算によつて
得られるY2信号は、R、G、B光に対して、 (a2+b2):(a2+b2+c2):(b2+c2) の割合で感応した信号となる。この割合が、
NTSCの基準であるY信号のRGB組成比である
0.3:0.59:0.11に近似させるには、B光に対する
受光素子の感応がR、G光に対するより低いこと
も考慮に入れて、大略、a2=0、b2=1、c2=1
に設定するのが良い。このとき、Y2信号のS/
Nは、前記Y1信号のS/Nに劣るが、Y2信号は、
カラー信号の形成に供されるものであり、ルミナ
ンス信号に供される場合ほどS/Nは要求されな
いから十分である。もちろん、a2、b2、c2の組合
せは、上記以外にも設定の自由度があり、要求さ
れる色再現性とS/Nのかね合いによつて設定す
ればよい。要は、S/Nが重要視されるY1信号
と独立にY2信号のRGB組成比を設定できるとこ
ろに本発明の特長がある。
本発明の第2の実施例を第4図に示す。各記号
は第3図のそれと同じである。第1の実施列と異
なる点は、第2のY信号演算回路6の入力信号
が、第1のY信号演算回路の出力信号と、B、R
信号演算回路の出力信号とから成ることである。
第2のY信号演算回路は、 Y2=Y1+mR+nB …(4) の演算を行なう。Y1=W+Ye+Cy、R=W−
Cy、B=W−Yeの場合につきY2を求めると(4)式
のように変形され、mとnの選択により、 Y2=(1+m+n)W+(1−m)Ye +(1−n)C1 …(4)′ 前記第(3)式と等価な演算が行なわれることがわ
かる。m=n=−0.5が設計の一例である。この
第2の実施例においても、S/Nが重要視される
Y1信号と独立にY2信号のRGB組成比を設計でき
るという本発明の本質に変りはない。
は第3図のそれと同じである。第1の実施列と異
なる点は、第2のY信号演算回路6の入力信号
が、第1のY信号演算回路の出力信号と、B、R
信号演算回路の出力信号とから成ることである。
第2のY信号演算回路は、 Y2=Y1+mR+nB …(4) の演算を行なう。Y1=W+Ye+Cy、R=W−
Cy、B=W−Yeの場合につきY2を求めると(4)式
のように変形され、mとnの選択により、 Y2=(1+m+n)W+(1−m)Ye +(1−n)C1 …(4)′ 前記第(3)式と等価な演算が行なわれることがわ
かる。m=n=−0.5が設計の一例である。この
第2の実施例においても、S/Nが重要視される
Y1信号と独立にY2信号のRGB組成比を設計でき
るという本発明の本質に変りはない。
以上、W、Ye、Cyの色フイルタについて実施
例を示したが、本発明はどのような色フイルタの
組合わせにも適用することが可能である。たとえ
ば、3色の組合わせでは、 (1)Ye、Cy、G (2)R、G、Cy (3)R、G、B などであり、4色の組合わせでは、 (1)W、Ye、Cy、G (2)Mg(マゼンタ)、Ye、Cy、G などの例がある。
例を示したが、本発明はどのような色フイルタの
組合わせにも適用することが可能である。たとえ
ば、3色の組合わせでは、 (1)Ye、Cy、G (2)R、G、Cy (3)R、G、B などであり、4色の組合わせでは、 (1)W、Ye、Cy、G (2)Mg(マゼンタ)、Ye、Cy、G などの例がある。
以上説明したように、本発明によれば、ルミナ
ンス信号の形成に適したY信号を得る演算係数
と、カラー信号の形成に適したY信号を得る演算
係数を独立に設定でき、したがつて、より忠実な
色再現性と良好な輝度信号S/Nが同時に達成で
きるカラービデオカメラの信号処理方式を提供す
ることができる。
ンス信号の形成に適したY信号を得る演算係数
と、カラー信号の形成に適したY信号を得る演算
係数を独立に設定でき、したがつて、より忠実な
色再現性と良好な輝度信号S/Nが同時に達成で
きるカラービデオカメラの信号処理方式を提供す
ることができる。
第1図は固体撮像素子の受光素子配置の例を示
す摸式図、第2図は従来の信号処理方式を示す説
明図、第3図は本発明の第1の実施例を示すブロ
ツク図、第4図は本発明の第2の一実施例を示す
ブロツク図である。 1……撮像素子、2〜6……プリアンプ、5…
…第1のY信号演算回路、6……第2のY信号演
算回路、7……B信号演算回路、8……R信号演
算回路、9〜12……公知のプロセス回路、1
3,14……色差信号演算回路、15……カラー
エンコーダ、16……NTSC信号出力端子。
す摸式図、第2図は従来の信号処理方式を示す説
明図、第3図は本発明の第1の実施例を示すブロ
ツク図、第4図は本発明の第2の一実施例を示す
ブロツク図である。 1……撮像素子、2〜6……プリアンプ、5…
…第1のY信号演算回路、6……第2のY信号演
算回路、7……B信号演算回路、8……R信号演
算回路、9〜12……公知のプロセス回路、1
3,14……色差信号演算回路、15……カラー
エンコーダ、16……NTSC信号出力端子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 撮影された被写体の映像を複数の電気信号に
変換して出力するカラー撮像素子と、 カラー撮像素子から出力された複数の電気信号
が入力され、入力された複数の電気信号を所定の
演算係数で演算することにより、ノイズが低減さ
れた第1の輝度信号を生成して出力する第1の輝
度信号演算回路と、 カラー撮像素子から出力された複数の電気信号
が入力され、入力された複数の電気信号を所定の
演算係数で演算することにより、良好に色再現さ
れた第2の輝度信号を生成して出力する第2の輝
度信号演算回路と、 カラー撮像素子から出力された複数の電気信号
を演算して色信号を生成して出力する色信号演算
回路と、 第2の輝度信号演算回路から出力された第2の
輝度信号と色信号演算回路から出力された色信号
とから色差信号を生成して出力する色差信号演算
回路とを有し、 前記第1の輝度信号演算回路から出力された第
1の輝度信号は、両像再生用の輝度信号として用
いられることを特徴とするカラービデオカメラの
信号処理回路。 2 前記カラー撮像素子から出力された複数の電
気信号は、全色の情報を含む全色の信号Wと黄色
の情報を含む黄色信号Yeとシアン色の情報を含
むシアン色信号Cyとからなり、前記第1の輝度
信号演算回路は全色の信号Wと黄色信号Yeとシ
アン色信号Cyとを1:1:1の割合で加算して
前記第1の輝度信号を生成し、前記第2の輝度信
号演算回路は全色の信号Wと黄色信号Yeとシア
ン色信号Cyとを0:1:1の割合で加算して第
2の輝度信号を生成することを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のカラービデオカメラの信号
処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58055053A JPS59182691A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | カラービデオカメラの信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58055053A JPS59182691A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | カラービデオカメラの信号処理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59182691A JPS59182691A (ja) | 1984-10-17 |
JPH0137031B2 true JPH0137031B2 (ja) | 1989-08-03 |
Family
ID=12987931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58055053A Granted JPS59182691A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | カラービデオカメラの信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59182691A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03128591A (ja) * | 1989-10-13 | 1991-05-31 | Mitsubishi Electric Corp | カラービデオカメラ |
JP6161923B2 (ja) | 2013-03-12 | 2017-07-12 | 三菱重工業株式会社 | ロータリー圧縮機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741091A (en) * | 1980-08-25 | 1982-03-06 | Hitachi Ltd | Signal processing circuit of color video camera |
-
1983
- 1983-04-01 JP JP58055053A patent/JPS59182691A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741091A (en) * | 1980-08-25 | 1982-03-06 | Hitachi Ltd | Signal processing circuit of color video camera |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59182691A (ja) | 1984-10-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4638352A (en) | Color video camera signal processing circuit | |
JP3263924B2 (ja) | カラー撮像装置 | |
EP0171791B1 (en) | Color video camera | |
US6559886B1 (en) | Video signal processing method and device | |
JPH0352276B2 (ja) | ||
US20090091647A1 (en) | Image sensor apparatus and methods employing unit pixel groups with overlapping green spectral content | |
CN104756488B (zh) | 信号处理设备以及信号处理方法 | |
JPS61218290A (ja) | 固体撮像装置 | |
JP3489118B2 (ja) | 単板カラーカメラ及びその色信号処理回路 | |
JPS6351436B2 (ja) | ||
JP2002271804A (ja) | カラー画像撮像装置 | |
JPH0137031B2 (ja) | ||
JPH0488784A (ja) | カラー撮像素子及び信号処理方式 | |
JPH06339145A (ja) | カラー撮像装置 | |
JPH0823541A (ja) | カラー撮像装置 | |
JPH11177995A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法、並びにカメラ | |
JPH0470827B2 (ja) | ||
JPH11177996A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法、並びにカメラ | |
JP2001189941A (ja) | 固体撮像装置および光学フィルタ | |
JP3049434B2 (ja) | カラー撮像装置 | |
JP3337962B2 (ja) | 映像信号処理方法及び映像信号処理装置 | |
JP2936827B2 (ja) | 2板式撮像装置 | |
JP2004350319A (ja) | 画像信号処理方法およびその方法を用いた画像信号処理装置およびその方法の手順を表すプログラムコードを記録した記録媒体 | |
JP2650062B2 (ja) | カラー撮像装置 | |
JPH089395A (ja) | カラー撮像装置 |