JPH0135111Y2 - - Google Patents
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- JPH0135111Y2 JPH0135111Y2 JP13791885U JP13791885U JPH0135111Y2 JP H0135111 Y2 JPH0135111 Y2 JP H0135111Y2 JP 13791885 U JP13791885 U JP 13791885U JP 13791885 U JP13791885 U JP 13791885U JP H0135111 Y2 JPH0135111 Y2 JP H0135111Y2
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- JP
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- sleeve
- nipple
- ring
- locking groove
- hose
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Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本考案は、スリーブを外側からかしめ付け、ス
リーブとニツプルとでホースの端部を挟圧する構
造のホース用継手に関する。
本考案は、例えば、パワーステアリング、油圧
ブレーキなどに用いられる中高圧ホースのホース
用継手、フユーエルホース、フレオンホースなど
のホース用継手に利用することができる。
[従来の技術]
ホース用継手、特に中高圧ホースに用いられる
ホース用継手では、漏れ圧力の値を向上させるこ
とが強く要請されている。そのため従来より第3
図に示す構造のホース用継手が提供されている。
このホース用継手は、外周面にリング状のスリー
ブ係止溝101及びシール溝102を有する円筒
状のニツプル100と、リング状係合部201と
円筒状のかしめ部202とをもつ金属製のスリー
ブ200とからなる。
このホース用継手をホース300の端部に取着
するにあたつては、スリーブ200のリング状係
合部201をニツプル100のスリーブ係止溝1
01に位置させる。そしてニツプル100の外周
壁とスリーブ200の内周壁との間の空間にホー
ス300の端部を挿入する。その状態で、リング
状係合部201を外周面方向つまり矢印F1方向
より強圧してリング状係合部201の内周壁をス
リーブ係止溝101に密着させて係合する。次に
スリーブ200のかしめ部202を矢印F2方向
及びF3方向から強圧してかしめ付け、これによ
りシール溝102にホース300の内面を密着さ
せ、以てホース用継手をホース300の端部に取
着する。
[考案が解決しようとする問題点]
上記したホース用継手においては、スリーブ2
00とニツプル100とでホース300の端部を
挟圧しているため、漏れ圧力の値をかなり向上さ
せることができる。しかしながら中高圧ホース用
の継手として用いるには漏れ圧力の値の向上には
限界があつた。
即ち、スリーブ200は、リング状係合部20
1をもつ形状であるため、冷間鍛造材料で別途形
成されHv230程度と硬い。一方、ニツプル100
は、比較的単純な形状であるため、市販の継目無
し引抜管で形成され、Hv120程度と硬さは低い。
そのためせつかくスリーブ200のリング状係合
部201を強圧してこれの内周面をニツプル10
0のスリーブ係止溝101の底面に密着させ正確
に係合させようとしても、ニツプル100の硬さ
が低いため、ニツプル100のスリーブ係止溝1
01が陥没しがちである。そのためリング状係合
部201とスリーブ係止溝101との接合性が低
下しがちであつた。その結果、スリーブ係止溝1
01によるシール性は充分でなかつた。故に、ホ
ース300が劣化してシール溝102によるシー
ル性が低下すると、ホース300を流れる流体が
スリーブ係止溝101から洩れやすかつた。
本考案は上記した実情に鑑みなされたものであ
り、その目的は、スリーブ係止溝のシール性を向
上させ、以て漏れ圧力の値を一層向上させたホー
ス用継手を提供するにある。
[問題点を解決するための手段]
本考案に係るホース用継手は、一端から離れた
外周面にこれを一周するリング状のスリーブ係止
溝を有する円筒状のニツプルと、
該スリーブ係止溝に外周面方向より押圧されて
内周面が係合するリング状係合部と、該リング状
係合部の外周部より該ニツプルと同軸的に該ニツ
プルの外周面を覆う円筒状のかしめ部とをもつ金
属製のスリーブと、
からなるホース用継手において、
該ニツプルは、スリーブ係止溝の底面に、該ス
リーブ係止溝が伸びる方向に伸びて該ニツプルを
1周する少なくとも1個の突条部を有し、
該ニツプルの少なくとも該スリーブ係止溝をも
つ部位の硬さはHv140〜250であり、
該スリーブの少なくとも該リング状係合部の硬
さは、Hv90〜120であり、
該ニツプルの該スリーブ係止溝をもつ部位は、
該スリーブの該リング状係合部の硬さよりも
Hv50〜100硬く、
該スリーブ係止溝に該スリーブの該リング状係
合部を強圧することにより、該リング状係合部の
内周面と該突条部とを係合し、スリーブのかしめ
部をかしめつけるようにしたことを特徴とするも
のである。ここでリング状とは、ニツプルやスリ
ーブの周方向へ連続するという意味である。
以下本考案に係るホース用継手の全体構成につ
いて更に説明を加える。
本考案のホース用継手は、ニツプルと、該ニツ
プルと同軸的なスリーブとから構成される。ここ
でニツプルとスリーブとは別体である。
本考案の構成要素であるニツプルは、通常、金
属製であり、ホースの端部の中央孔の内面側に挿
入される円筒状体である。ニツプルは中央貫通孔
を有する。この中央貫通孔に、駆動油やエアなど
の流体が通過する。
ニツプルは、1個の円筒状体から形成してもよ
いし、2個の円筒状体から形成してもよい。ニツ
プルを2個の円筒状体から形成する場合には、径
小の円筒状体と径大の円筒状体とを互いに嵌合し
て固定する。
ニツプルの外周面には、これの一端から離れた
位置に、リング状のスリーブ係止溝が形成されて
いる。スリーブの係止溝の深さ、巾は、スリーブ
やニツプルの材質、要望される漏れ圧力の値等に
応じて適宜選択する。
なおニツプルの外周面には、シール溝が形成さ
れていることが好ましい。このようにシール溝が
形成されている場合には、スリーブのかしめ部を
かしめたときに、このシール溝にホースの内面の
部分が入り込んで密着し、シール性を向上させる
ことができる。
本考案の他の構成要素であるスリーブは、塑性
加工が可能な金属材料例えば鉄鋼材料から作製さ
れた円筒状体である。このスリーブの内径は、ニ
ツプルの外径よりも大きく、よつてニツプルの外
周面をスリーブで覆うことができるようになつて
いる。スリーブは、リング状係合部と、該リング
状係合部の外周部より該スリーブの軸方向に延設
された円筒状のかしめ部とをもつ。リング状係合
部は、スリーブ係止溝に係合する部位であり、通
常、かしめ部よりも内方へ突出している。かしめ
部は、治具などによつてかしめ変形される部位で
ある。
さて本考案のホース用継手の要部構成について
説明する。即ち、該ニツプルのうち少なくとも該
スリーブ係止溝をもつ部位の硬さはHv140〜250
である。一方該スリーブのうち少なくとも該リン
グ状係合部の硬さは、Hv90〜120であり、該ニツ
プルの該スリーブ係止溝をもつ部位は、該スリー
ブの該リング状係合部の硬さよりもHv50〜100以
上硬く設定されている。この場合Hv80以上硬く
設定されていることが好ましい。ここでHvとは
ビツカース硬さをいう。ビツカース硬さ(Hv)
の測定は、荷重300gで行なつた。通常は、ニツ
プルを全体にわたつてほぼ均一な硬さとする。一
方、スリーブも全体にわたつてほぼ均一な硬さと
する。勿論、スリーブはニツプルよりも硬度が低
いものである。具体的には、例えば、ニツプルを
冷間鍛造で形成して硬質のままとし、一方、スリ
ーブを冷間鍛造した後、焼きなまし処理を施して
スリーブ全体を軟質化することによつて形成する
ことができる。
ニツプルのスリーブ係止溝の底面には、スリー
ブ係止溝が伸びる方向に伸びてニツプルを1周す
る突条部が、ニツプルと一体に形成されている。
突条部の数は、ホースに流す流体の種類、ニツプ
ルやスリーブの材質、要請される漏れ圧力の値な
どに応じて適宜設定するが、一般には1〜5個と
することが好ましい。特に2個が好ましい。突条
部の高さは、ニツプルやスリーブの材質等に応じ
て適宜設定するが、スリーブ係止溝の深さ以内と
することが好ましい。
突条部の断面形状は、先端が丸味をもつことが
好ましい。このような構成とすれば、スリーブ係
止溝にリング状係合部を強圧する際に、突条部の
先端の倒れ込みや切損の抑えに有効であり、その
ためスリーブ係止溝とリング状係合部との接合性
を向上させ得るからである。なお場合によつて
は、突条部の先端と嵌合する程度の径小の条溝
を、リング状係合部の内周面に形成しておくこと
もできる。このようにすれば、突条部をリング状
係合部の内周面にくい込ませるのに効果的であ
る。
リング状係合部の内周面は、表面あらさで
25μRz以下の平滑面であることが好ましい。リン
グ状係合部の内周面が平滑である程、スリーブの
リング状係合部とニツプルのスリーブ係止溝表面
との密着性が大となる利点がある。突条部を含む
スリーブ係止溝は、ニツプルの軸芯を通る断面
で、所定の曲率の円弧をもつ円波形状を含む形態
であることが好ましい。曲率は、例えば、半径
0.8ミリメートル程度とすることができる。この
ように円波形状を含む形態とすれば、スリーブ係
止溝に切り欠き等欠陥が生じることを抑えること
ができる。
なお、ホース用継手に取着されるホースは公知
のホース、例えばゴムホース、プラスチツクホー
スなどを用いることができ、補強層を埋設した構
造のものが好ましい。
さて本発明のホース用継手をホースの端部に取
着する代表的な方法を述べる。まず第1工程で
は、ニツプルをスリーブで覆つた状態でニツプル
のスリーブ係止溝にスリーブのリング状係合部を
位置させる。その状態で、従来と同様にニツプル
とスリーブとの間の空間にホースの端部を挿入す
る。
次に第2工程では、治具などによつてリング状
係合部を外周面方向よりスリーブ係止溝に強圧さ
せる。すると、硬質のスリーブ係止溝の底面に形
成されている硬質の突条部が、ニツプルよりも軟
質のリング状係合部の内周面に食いこんで係合す
る。上記のようにリング状係合部の内周面と突条
部とが係合した結果、スリーブのリング状係合部
とニツプルのスリーブ係止溝との接合強度が向上
する。
次に第3工程では、かしめ具などによつてスリ
ーブの向心方向へスリーブのかしめ部を強圧す
る。そしてこの強圧により、スリーブのかしめ部
を塑性変形しスリーブのかしめ部をホースにかし
め付ける。この場合スリーブのかしめ部を2段俵
締めするとよいが、必ずしも、2段俵締めに限ら
れるものではない。
[考案の効果]
本考案のホース用継手を用いれば、前述したよ
うに、該ニツプルの少なくとも該スリーブ係止溝
をもつ部位の硬さはHv140〜250であり、該スリ
ーブの少なくとも該リング状係合部の硬さは、
Hv90〜120であり、該ニツプルの該スリーブ係止
溝をもつ部位は、該スリーブの該リング状係合部
の硬さよりもHv50〜100以上硬く設定されてい
る。そのため、リング状係合部を強圧する際のス
リーブ係止溝の陥没を、従来に比べて抑えること
ができる。また軟質なリング状係合部に硬質な突
条部が食い込んで係合する構造であるため、該食
い込みが効果的になされる。故にスリーブのリン
グ状係合部とニツプルのスリーブ係止溝との間の
シール性を確実に向上させることができる。その
ため、スリーブ係止溝から流体が漏れることを抑
え得、ホース用継手の漏れ圧力の値を向上させる
ことができる。特にリング状係合部とスリーブ係
止溝との硬度差がHv80以上であるときには、漏
れ圧力の値の向上は大きい。
また、スリーブ全体を軟質とした場合には、ス
リーブのかしめ部をかしめ付けたときに、それだ
けかしめ部が変形しやすい。そのためかしめ加工
の際のかしめ方は、スリーブのリング状係合部と
ニツプルのスリーブ係止溝の突条部との接合部分
にはそのまま伝達されない。故に、リング状係合
部とスリーブ係止溝との間の接合性を良好に確保
しうる。よつてスリーブ係止溝によるシール性の
向上に有効である。
また突条部の先端に丸味を形成した場合には、
突条部とリング状係合部とを係合させるとき、該
突条部の先端部の倒れ込み、切損を抑え得、よつ
てシール性向上の面で有利である。
又、後述の実施例で例示したように、突条部を
含むスリーブ係止溝の断面を、円波形状を含む形
態とした場合には、スリーブ係止溝の底面も丸味
をおびる。そのため後述の実施例で詳述するごと
く、スリーブ係止溝とリング状係合部の内周面と
のなじみ性が向上し、シール性をなお一層向上さ
せ得る。勿論、突条部の先端も丸味をもつので、
突条部の倒れ込み、切損を抑えるにも有効であ
る。
[第1実施例]
(第1実施例の構成)
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示
す。第1図はホースに取着する前のニツプル1及
びスリーブ2の上半分を示す断面図であり、第2
図はホースに取着した後の状態の上半分を示す断
面図である。
第1実施例のホース用継手の主構成要素である
ニツプル1について第1図を参照して述べる。ニ
ツプル1は、円筒部を主体とする部材であり、そ
の硬さは、ビツカース硬さ(Hv)で190程度とさ
れており、スリーブ2に比して硬質である。な
お、Hvの測定は荷重300gで行なつた。ニツプル
1の材質は軟鋼である。このニツプル1は駆動油
やエアなどの流体が流れる中央貫通孔10を有す
る。ニツプル1の外周面には、第1図に示すよう
に一端11から離れた位置にリング状のスリーブ
係止溝12が形成されている。このニツプル1に
は、スリーブ係止溝12の他に、軸方向に直列に
複数個のリング状のシール溝13,14,15が
形成されている。なお、11aは一端11に形成
された案内部である。
本実施例のホース用継手を他の構成要素である
スリーブ2は、内径がニツプル1の外径よりも大
である円筒状をなし、ホースをニツプル1にかし
め付けるための部材である。スリーブ2の硬さ
は、ビツカース硬さ(Hv)で110程度とされてい
る。よつてスリーブ2はニツプル1に比べて軟質
である。即ち、本実施例ではニツプル1はスリー
ブ2に対してHv80硬く設定されている。
具体的にはスリーブ2は、素材としての軟鋼を
冷間鍛造した後600〜950℃で約5〜180分間加熱
処理後、徐冷(焼なまし処理)して形成されてい
る。
このスリーブ2は、第1図に示すように厚肉状
のリング状係合部20と、リング状係合部20の
外周部より軸方向に延設された円筒状のかしめ部
21とをもつ。リング状係合部20の内周面20
aは、ニツプル1の軸芯に対してほぼ平行であ
り、内周面20aの表面あらさは5μRz程度とさ
れている。よつて内周面20aは平滑面である。
ニツプル1の前記スリーブ係止溝12の底面に
は、2個の突条部23が該ニツプル1と一体的に
形成されている。この突条部23はニツプル1と
一体的に形成されているため、スリーブ2のリン
グ状係合部20よりも硬質となつている。第4図
は、突条部23を含むスリーブ係止溝12の断面
を模式的に拡大して示した図である。第4図に示
すように、突条部23を含むスリーブ係止溝12
は所定の曲率の円弧をもつ円波形状を含む形態で
ある。ここで突条部23の先端は、半径R1の丸
味をもち、また底面12a,12b,12cは、
半径R2の丸味をもつ。半径R1はほぼ0.1〜0.5
mmであり、半径R2は0.5〜5.0mmである。
なお第1実施例の寸法関係は、第1図に示すご
とく、かしめ部21の厚みをt1、リング状係合
部20の厚みをt3、スリーブ係止溝12の巾を
l1とし、突条部23の高さをhとすると、t1
が1.6mm、t3は3.0mm、l1は3.3mm、hは0.2mm
程度である。ここでニツプル1の内径D1は6.5
mm、外径D2は10.2mm、かしめ部21の内径D3
は20mm、外径D4は21.5mm、リング状係合部20
の内径D5は10.1mmである。
さて本実施例のホース用継手を、補強層31を
埋設したゴムホース3に取着するに当つて述べ
る。まずニツプル1をスリーブ2で覆う。このと
き第1図に示すように、スリーブ2のリング状係
合部20をスリーブ係止溝12に対応させる。と
ともに、ニツプル1とスリーブ2との間の空間2
5に、ゴムホース3の端部3aを挿入する。そし
て図示しない治具などによつてスリーブ2のリン
グ状係合部20を向心方向つまり矢印F1方向へ
強圧する。すると第2図に示すようにリング状係
合部20よりもほぼHv80硬い硬質の突条部23
が軟質のリング状係合部20の内周面20aにく
い込む。この結果、リング状係合部20の内周面
20aと突条部23とが係合する。このように係
合した状態では、スリーブ2のリング状係合部2
0と、ニツプル1のスリーブ係止溝12との間の
シール性は向上する。
次に、その状態で、かしめ具などによつてスリ
ーブ2のかしめ部21を向心方向つまり矢印F2
及びF3方向に強圧する。そしてこの強圧により
かしめ部21を塑性変形し、以て第2図のごとく
スリーブ2のかしめ部21をかしめ付ける。この
ようにかしめ部21をかしめ付ける際には、ニツ
プル1よりもHvで80程度軟質なかしめ部21が
伸びる。そのため、かしめ加工の際のかしめ力
(矢印F1,F2方向のかしめ力)がリング状係
合部20の内周面20aとスリーブ係止溝12の
突条部23との接合部分にそのまま伝達されるこ
とは、抑制される。よつて内周面20aとスリー
ブ係止溝12との間に隙間が生じることは抑制さ
れる。
上記のようにかしめ部21をかしめつけると、
ゴムホース3の端部3aはニツプル1とスリーブ
2とで挟圧される。この状態ではゴムホース3の
端部3aの内周面側の部分は、第2図に示すよう
にその弾性により流動してニツプル1のシール溝
13,14,15内に押し込まれる。
なお本実施例ではホース3の内径は9.7mm、外
径は20.5mmのものを用いた。
(第1実施例の効果)
本実施例のホース用継手を用いれば、前述した
ように軟質なリング状係合部20と硬質な突条部
23とが互いに係合する構造である。そのため、
従来とは異なりスリーブ係止溝12の陥没を抑制
できスリーブ2のリング状係合部20とニツプル
1のスリーブ係止溝12との接合強度を向上させ
ることができる。そのため、スリーブ係止溝12
のシール性を向上させ得、その分漏れ圧力の値を
向上させることができる。
ところでスリーブ係止溝の底面に突条部を形成
する手段としては、第6図に示すように、スリー
ブ係止溝501の平坦な底面501aに突条部5
02を立設させる構成も考えられる。しかしなが
らこの場合には、底面501aが平坦であるた
め、スリーブ係止溝501にリング状係合部60
0を強圧して係合させたとき、第7図に示すよう
に突条部502の根元側に空間503が生じるこ
とが多い。その理由は、第6図に示すように角部
X1,X2,X3,X4,X5と直角に近い部位
の数が多いからである。そのためスリーブ係止溝
501とリング状係合部600とのなじみ性を充
分確保できず、流体漏れが生じやすい不具合があ
る。この点本実施例では、突条部23を含む係止
溝12は、第4図に示すごとく、ニツプル1の軸
芯を含む断面で、所定の曲率の円弧をもつ円波形
状を含む形態とされ、X1〜X5のような角部は
存在しない。よつて第4図のごとく底面12a,
12b,12cの断面は円弧を含む形態とされて
いる。そのため、第6図及び第7図に示す場合と
は異なり、突条部23の根元側に空間503は形
成されないか、あるいはほとんど形成されない。
よつてスリーブ係止溝12とリング状係合部20
とのなじみ性が良好であり、それだけスリーブ係
止溝12のシール性を向上しうる。
(試験)
(A) 第1実施例のホース用継手の漏れ圧力試験
前記した第1実施例で示したホース用継手にお
いて、シール性向上効果を確認するために該ホー
ス用継手をホース3に取着した状態で漏れ圧力の
値を調べた。試験方法は、ゴムホース3を150℃
に72時間保持してある程度劣化させた後、そして
常温下においてゴムホース3内に駆動油を充分充
填した後、ノズルテスターにより加圧した。この
ときニツプル1とホース3の内面との間のシール
力を上回る圧力が加わると、前記したスリーブ係
止溝12から駆動油が漏れる。このように駆動油
の漏れを生じたときのノズルメータのゲージ圧力
の値を漏れ圧力の値とした。なお昇圧速度は1分
間当り1750±700Kg/cm2で行なつ
[Industrial Application Field] The present invention relates to a hose joint having a structure in which a sleeve is caulked from the outside and the end of the hose is compressed between the sleeve and the nipple. The present invention can be used, for example, in hose joints for medium and high pressure hoses used in power steering, hydraulic brakes, etc., fuel hoses, Freon hoses, and the like. [Prior Art] There is a strong demand for hose joints, especially hose joints used for medium and high pressure hoses, to improve leakage pressure values. Therefore, the third
A hose joint having the structure shown in the figure is provided.
This hose joint includes a cylindrical nipple 100 having a ring-shaped sleeve locking groove 101 and a seal groove 102 on the outer circumferential surface, a metal sleeve having a ring-shaped engagement part 201 and a cylindrical caulking part 202. It consists of 200. When attaching this hose joint to the end of the hose 300, the ring-shaped engaging portion 201 of the sleeve 200 is inserted into the sleeve locking groove 1 of the nipple 100.
Position it at 01. Then, the end of the hose 300 is inserted into the space between the outer peripheral wall of the nipple 100 and the inner peripheral wall of the sleeve 200. In this state, the ring-shaped engaging portion 201 is strongly pressed in the direction of the outer circumferential surface, that is, in the direction of arrow F1, so that the inner circumferential wall of the ring-shaped engaging portion 201 is brought into close contact with and engaged with the sleeve locking groove 101. Next, the caulking portion 202 of the sleeve 200 is caulked with strong pressure from the directions of arrows F2 and F3, thereby bringing the inner surface of the hose 300 into close contact with the seal groove 102, thereby attaching the hose joint to the end of the hose 300. do. [Problems to be solved by the invention] In the hose joint described above, the sleeve 2
Since the end of the hose 300 is compressed by the nipple 100 and the nipple 100, the leakage pressure value can be considerably improved. However, there was a limit to the improvement in leakage pressure when used as a joint for medium-high pressure hoses. That is, the sleeve 200 has a ring-shaped engagement portion 20
Since it has a shape with 1, it is made separately from cold forged material and is hard at about Hv230. On the other hand, nipple 100
Because it has a relatively simple shape, it is formed from a commercially available seamless drawn pipe and has a low hardness of about Hv120.
Therefore, the ring-shaped engaging portion 201 of the sleeve 200 is pressed hard and the inner peripheral surface of the sleeve 200 is pressed tightly against the nipple 10.
Even if an attempt is made to bring the nipple 100 into close contact with the bottom surface of the sleeve locking groove 101 of the sleeve locking groove 101, the hardness of the nipple 100 is low.
01 tends to cave in. Therefore, the bondability between the ring-shaped engaging portion 201 and the sleeve locking groove 101 tends to deteriorate. As a result, the sleeve locking groove 1
The sealing performance with 01 was not sufficient. Therefore, when the hose 300 deteriorates and the sealing performance of the seal groove 102 deteriorates, the fluid flowing through the hose 300 tends to leak from the sleeve locking groove 101. The present invention was developed in view of the above-mentioned circumstances, and its purpose is to provide a hose joint that improves the sealing performance of the sleeve locking groove and thereby further improves the leakage pressure value. [Means for Solving the Problems] A hose joint according to the present invention includes: a cylindrical nipple having a ring-shaped sleeve locking groove circumferentially surrounding the outer peripheral surface remote from one end; and the sleeve locking groove. a ring-shaped engaging portion that is pressed from the outer circumferential direction to engage the inner circumferential surface; and a cylindrical caulking portion that covers the outer circumferential surface of the nipple coaxially with the nipple from the outer circumferential portion of the ring-shaped engaging portion. a metal sleeve having a metal sleeve; The nipple has a hardness of at least a portion having the sleeve locking groove of Hv140 to 250, and the hardness of at least the ring-shaped engagement portion of the sleeve is Hv90 to 120. The part of the nipple that has the sleeve locking groove is
The hardness of the ring-shaped engagement part of the sleeve is
Hv50~100 hard, by strongly pressing the ring-shaped engaging part of the sleeve into the sleeve locking groove, the inner circumferential surface of the ring-shaped engaging part and the protruding part are engaged, and the sleeve is caulked. The feature is that the part is caulked. Here, the term "ring-shaped" means continuous in the circumferential direction of the nipple or sleeve. The overall structure of the hose joint according to the present invention will be further explained below. The hose joint of the present invention is composed of a nipple and a sleeve coaxial with the nipple. Here, the nipple and sleeve are separate bodies. The nipple, which is a component of the present invention, is usually made of metal and is a cylindrical body inserted into the inner surface of the central hole at the end of the hose. The nipple has a central through hole. Fluids such as driving oil and air pass through this central through hole. The nipple may be formed from one cylindrical body or from two cylindrical bodies. When the nipple is formed from two cylindrical bodies, the cylindrical body with a small diameter and the cylindrical body with a large diameter are fitted and fixed together. A ring-shaped sleeve locking groove is formed on the outer peripheral surface of the nipple at a position away from one end of the nipple. The depth and width of the locking groove of the sleeve are appropriately selected depending on the material of the sleeve and nipple, the desired leakage pressure value, etc. Note that it is preferable that a seal groove is formed on the outer peripheral surface of the nipple. When the seal groove is formed in this manner, when the sleeve caulking portion is caulked, the inner surface of the hose fits into the seal groove and comes into close contact with the hose, thereby improving sealing performance. The sleeve, which is another component of the present invention, is a cylindrical body made of a metal material, such as a steel material, which can be plastically worked. The inner diameter of this sleeve is larger than the outer diameter of the nipple, so that the sleeve can cover the outer peripheral surface of the nipple. The sleeve has a ring-shaped engaging portion and a cylindrical caulking portion extending in the axial direction of the sleeve from the outer circumference of the ring-shaped engaging portion. The ring-shaped engaging portion is a portion that engages with the sleeve locking groove, and usually projects inwardly from the caulking portion. The caulking portion is a portion that is deformed by caulking using a jig or the like. Now, the main structure of the hose joint of the present invention will be explained. That is, the hardness of at least the portion of the nipple having the sleeve locking groove is Hv140 to 250.
It is. On the other hand, the hardness of at least the ring-shaped engaging portion of the sleeve is Hv90 to 120, and the hardness of the portion of the nipple having the sleeve locking groove is Hv50 higher than the hardness of the ring-shaped engaging portion of the sleeve. ~100 or more is set hard. In this case, it is preferable that the hardness is set to Hv80 or more. Here, Hv refers to Bitker's hardness. Bitkers hardness (Hv)
The measurement was carried out with a load of 300 g. Normally, the nipple should have approximately uniform hardness throughout. On the other hand, the sleeve should also have a substantially uniform hardness throughout. Of course, the sleeve is less hard than the nipple. Specifically, for example, the nipple may be formed by cold forging and remain hard, while the sleeve may be formed by cold forging and then annealing to soften the entire sleeve. can. On the bottom surface of the sleeve locking groove of the nipple, a protrusion that extends in the direction in which the sleeve locking groove extends and goes around the nipple is integrally formed with the nipple.
The number of protrusions is appropriately set depending on the type of fluid flowing through the hose, the material of the nipple or sleeve, the required leakage pressure value, etc., but it is generally preferable to set it to 1 to 5. In particular, two pieces are preferable. The height of the protrusion is appropriately set depending on the material of the nipple and the sleeve, but it is preferably within the depth of the sleeve locking groove. It is preferable that the cross-sectional shape of the protrusion has a rounded tip. This configuration is effective in preventing the tip of the protrusion from collapsing or being cut when the ring-shaped engagement part is strongly pressed against the sleeve engagement groove. This is because the bondability with the joint can be improved. Note that, depending on the case, a groove with a small diameter to fit with the tip of the protruding portion may be formed on the inner circumferential surface of the ring-shaped engagement portion. This is effective in making the protruding portion sink into the inner circumferential surface of the ring-shaped engaging portion. The inner peripheral surface of the ring-shaped engagement part has a surface roughness.
A smooth surface with a resistance of 25 μRz or less is preferable. There is an advantage that the smoother the inner peripheral surface of the ring-shaped engaging part, the greater the adhesion between the ring-shaped engaging part of the sleeve and the surface of the sleeve locking groove of the nipple. It is preferable that the sleeve locking groove including the protrusion has a circular wave shape with a circular arc having a predetermined curvature in a cross section passing through the axis of the nipple. Curvature is, for example, radius
It can be about 0.8mm. If the shape includes a circular wave shape in this way, it is possible to suppress defects such as notches from occurring in the sleeve locking groove. The hose attached to the hose joint may be a known hose, such as a rubber hose or a plastic hose, and preferably has a reinforcing layer embedded therein. Now, a typical method for attaching the hose joint of the present invention to the end of a hose will be described. First, in the first step, the ring-shaped engagement portion of the sleeve is positioned in the sleeve locking groove of the nipple with the nipple covered with the sleeve. In this state, insert the end of the hose into the space between the nipple and the sleeve in the same way as before. Next, in a second step, the ring-shaped engaging portion is strongly pressed against the sleeve locking groove from the direction of the outer circumferential surface using a jig or the like. Then, the hard protruding portion formed on the bottom surface of the hard sleeve locking groove bites into and engages with the inner peripheral surface of the ring-shaped engaging portion, which is softer than the nipple. As a result of the engagement between the inner circumferential surface of the ring-shaped engagement part and the protrusion as described above, the bonding strength between the ring-shaped engagement part of the sleeve and the sleeve locking groove of the nipple is improved. Next, in the third step, the caulking portion of the sleeve is strongly pressed in the centripetal direction of the sleeve using a caulking tool or the like. This strong pressure plastically deforms the caulked portion of the sleeve and caulks the sleeve to the hose. In this case, it is preferable to tighten the caulked portion of the sleeve in two stages, but it is not necessarily limited to two-stage bale tightening. [Effects of the invention] As described above, when the hose joint of the invention is used, the hardness of at least the portion of the nipple having the sleeve locking groove is Hv140 to 250, and that of the sleeve, at least the ring-shaped locking groove. The hardness of the joint is
Hv90-120, and the portion of the nipple having the sleeve locking groove is set to be harder than the ring-shaped engagement portion of the sleeve by Hv50-100 or more. Therefore, depression of the sleeve locking groove when applying strong pressure to the ring-shaped engaging portion can be suppressed compared to the conventional case. Further, since the structure is such that the hard protruding portion bites into and engages with the soft ring-shaped engagement portion, the biting is effectively performed. Therefore, the sealing performance between the ring-shaped engaging portion of the sleeve and the sleeve locking groove of the nipple can be reliably improved. Therefore, leakage of fluid from the sleeve locking groove can be suppressed, and the leakage pressure value of the hose joint can be improved. In particular, when the difference in hardness between the ring-shaped engaging portion and the sleeve locking groove is Hv80 or more, the improvement in the leakage pressure value is large. Furthermore, if the entire sleeve is made soft, the caulked portion of the sleeve is more likely to deform when caulked. Therefore, the caulking method during the caulking process is not directly transmitted to the joint portion between the ring-shaped engaging portion of the sleeve and the protruding portion of the sleeve locking groove of the nipple. Therefore, good connectivity between the ring-shaped engaging portion and the sleeve locking groove can be ensured. Therefore, it is effective in improving the sealing performance of the sleeve locking groove. Also, if the tip of the protrusion is rounded,
When the protruding portion and the ring-shaped engagement portion are engaged, it is possible to prevent the tip of the protruding portion from collapsing and being cut, which is advantageous in terms of improving sealing performance. Further, as exemplified in the embodiments described later, when the cross section of the sleeve locking groove including the protruding portion has a circular wave shape, the bottom surface of the sleeve locking groove also has a rounded shape. Therefore, as will be described in detail in the embodiments below, the fit between the sleeve locking groove and the inner circumferential surface of the ring-shaped engagement portion is improved, and the sealing performance can be further improved. Of course, the tips of the protrusions are also rounded, so
It is also effective in suppressing collapse and breakage of the protrusions. [First Embodiment] (Structure of the First Embodiment) FIGS. 1 and 2 show a first embodiment of the present invention. FIG. 1 is a sectional view showing the upper half of the nipple 1 and sleeve 2 before being attached to the hose, and the second
The figure is a sectional view showing the upper half of the device after it has been attached to a hose. A nipple 1, which is the main component of the hose joint of the first embodiment, will be described with reference to FIG. The nipple 1 is a member mainly having a cylindrical portion, and its hardness is about 190 in terms of Vickers hardness (Hv), which is harder than the sleeve 2. Note that Hv was measured under a load of 300 g. The material of the nipple 1 is mild steel. This nipple 1 has a central through hole 10 through which fluid such as driving oil and air flows. A ring-shaped sleeve locking groove 12 is formed on the outer peripheral surface of the nipple 1 at a position away from one end 11, as shown in FIG. In addition to the sleeve locking groove 12, the nipple 1 is formed with a plurality of ring-shaped seal grooves 13, 14, and 15 arranged in series in the axial direction. Note that 11a is a guide portion formed at one end 11. The sleeve 2, which is another component of the hose joint of this embodiment, has a cylindrical shape with an inner diameter larger than the outer diameter of the nipple 1, and is a member for caulking the hose to the nipple 1. The hardness of the sleeve 2 is approximately 110 in terms of Bitkers hardness (Hv). Therefore, the sleeve 2 is softer than the nipple 1. That is, in this embodiment, the nipple 1 is set to be Hv80 harder than the sleeve 2. Specifically, the sleeve 2 is formed by cold-forging mild steel as a raw material, heat-treating it at 600-950°C for about 5-180 minutes, and then slowly cooling (annealing). As shown in FIG. 1, this sleeve 2 has a thick ring-shaped engagement part 20 and a cylindrical caulking part 21 extending in the axial direction from the outer circumference of the ring-shaped engagement part 20. . Inner peripheral surface 20 of ring-shaped engaging portion 20
a is approximately parallel to the axis of the nipple 1, and the surface roughness of the inner circumferential surface 20a is approximately 5 μRz. Therefore, the inner peripheral surface 20a is a smooth surface. On the bottom surface of the sleeve locking groove 12 of the nipple 1, two protrusions 23 are formed integrally with the nipple 1. Since this protruding portion 23 is formed integrally with the nipple 1, it is harder than the ring-shaped engaging portion 20 of the sleeve 2. FIG. 4 is a schematic enlarged view of a cross section of the sleeve locking groove 12 including the protrusion 23. As shown in FIG. As shown in FIG. 4, the sleeve locking groove 12 including the protrusion 23
is a form including a circular wave shape with an arc of a predetermined curvature. Here, the tip of the protrusion 23 has a rounded shape with a radius R1, and the bottom surfaces 12a, 12b, 12c are as follows.
It has a roundness with a radius of R2. Radius R1 is approximately 0.1 to 0.5
mm, and the radius R2 is 0.5 to 5.0 mm. As shown in FIG. 1, the dimensional relationship of the first embodiment is as follows: the thickness of the caulking part 21 is t1, the thickness of the ring-shaped engaging part 20 is t3, the width of the sleeve locking groove 12 is l1, and the protrusion part If the height of 23 is h, then t1
is 1.6mm, t3 is 3.0mm, l1 is 3.3mm, h is 0.2mm
That's about it. Here, the inner diameter D1 of nipple 1 is 6.5
mm, outer diameter D2 is 10.2 mm, inner diameter D3 of caulking part 21
is 20mm, outer diameter D4 is 21.5mm, ring-shaped engagement part 20
The inner diameter D5 is 10.1 mm. Now, how to attach the hose joint of this embodiment to the rubber hose 3 in which the reinforcing layer 31 is embedded will be described. First, cover the nipple 1 with the sleeve 2. At this time, as shown in FIG. 1, the ring-shaped engaging portion 20 of the sleeve 2 is made to correspond to the sleeve locking groove 12. Also, the space 2 between the nipple 1 and the sleeve 2
Insert the end 3a of the rubber hose 3 into 5. Then, using a jig (not shown) or the like, the ring-shaped engaging portion 20 of the sleeve 2 is strongly pressed in the centripetal direction, that is, in the direction of the arrow F1. Then, as shown in FIG.
is embedded into the inner circumferential surface 20a of the soft ring-shaped engaging portion 20. As a result, the inner circumferential surface 20a of the ring-shaped engaging portion 20 and the protruding portion 23 engage with each other. In this engaged state, the ring-shaped engagement portion 2 of the sleeve 2
0 and the sleeve locking groove 12 of the nipple 1 is improved. Next, in this state, use a caulking tool or the like to rotate the caulking portion 21 of the sleeve 2 in the centripetal direction, that is, arrow F2.
and apply strong pressure in the F3 direction. This strong pressure plastically deforms the caulking portion 21, thereby caulking the caulking portion 21 of the sleeve 2 as shown in FIG. When caulking the caulking portion 21 in this manner, the soft caulking portion 21 stretches by about 80 Hv compared to the nipple 1. Therefore, the caulking force (caulking force in the directions of arrows F1 and F2) during caulking is directly transmitted to the joint between the inner circumferential surface 20a of the ring-shaped engagement portion 20 and the protrusion 23 of the sleeve locking groove 12. things are suppressed. Therefore, generation of a gap between the inner circumferential surface 20a and the sleeve locking groove 12 is suppressed. When the caulking part 21 is caulked as described above,
The end 3a of the rubber hose 3 is compressed between the nipple 1 and the sleeve 2. In this state, the inner peripheral surface side of the end 3a of the rubber hose 3 flows due to its elasticity and is pushed into the seal grooves 13, 14, 15 of the nipple 1, as shown in FIG. In this example, the hose 3 used had an inner diameter of 9.7 mm and an outer diameter of 20.5 mm. (Effects of the first embodiment) If the hose joint of the present embodiment is used, the structure is such that the soft ring-shaped engaging portion 20 and the hard protruding portion 23 engage with each other, as described above. Therefore,
Unlike the prior art, depression of the sleeve locking groove 12 can be suppressed, and the bonding strength between the ring-shaped engaging portion 20 of the sleeve 2 and the sleeve locking groove 12 of the nipple 1 can be improved. Therefore, the sleeve locking groove 12
The sealing performance of the seal can be improved, and the leakage pressure value can be correspondingly improved. By the way, as a means for forming a protrusion on the bottom surface of the sleeve locking groove 501, as shown in FIG.
A configuration in which 02 is installed upright is also conceivable. However, in this case, since the bottom surface 501a is flat, the ring-shaped engaging portion 60 is inserted into the sleeve locking groove 501.
When 0 is strongly pressed and engaged, a space 503 is often created on the root side of the protrusion 502, as shown in FIG. The reason for this is that, as shown in FIG. 6, there are many parts that are close to right angles to the corners X1, X2, X3, X4, and X5. Therefore, the fit between the sleeve locking groove 501 and the ring-shaped engaging portion 600 cannot be ensured sufficiently, and there is a problem that fluid leakage is likely to occur. In this regard, in this embodiment, the locking groove 12 including the protrusion 23 has a cross section including the axis of the nipple 1, and has a circular wave shape with a circular arc of a predetermined curvature, as shown in FIG. and corners like X1 to X5 do not exist. Therefore, as shown in FIG. 4, the bottom surface 12a,
The cross sections of 12b and 12c include arcs. Therefore, unlike the cases shown in FIGS. 6 and 7, the space 503 is not formed on the root side of the protrusion 23, or is hardly formed.
Therefore, the sleeve locking groove 12 and the ring-shaped engaging portion 20
The compatibility with the sleeve locking groove 12 is good, and the sealing performance of the sleeve locking groove 12 can be improved accordingly. (Test) (A) Leakage pressure test of the hose joint of the first embodiment In the hose joint shown in the first example, the hose joint was attached to the hose 3 in order to confirm the sealing performance improvement effect. The leakage pressure value was checked with the product in place. The test method is to heat rubber hose 3 to 150℃.
After holding the rubber hose 3 for 72 hours to cause some degree of deterioration, the rubber hose 3 was sufficiently filled with driving oil at room temperature, and then pressurized using a nozzle tester. At this time, if pressure exceeding the sealing force between the nipple 1 and the inner surface of the hose 3 is applied, driving oil leaks from the sleeve locking groove 12 described above. The value of the gauge pressure of the nozzle meter when the driving oil leaked as described above was taken as the value of the leakage pressure. The pressure increase rate was 1750±700Kg/ cm2 per minute.
【表】【table】
【表】【table】
【表】
た。
試験結果は、第2表に示すように、ホースかし
め率38%のとき400Kgf/cm2以上であつた。ここ
でホースかしめ率とはホース肉厚断面減少率の意
味である。
(B) 第1実施例のホース用継手の繰り返し加圧試
験(インパルス耐久寿命試験)
繰り返し加圧試験(インパルス耐久寿命試験)
は、JISB8360にしたがつて油温を120℃、加圧力
の変動を0105Kg/cm2とし、サイクル70cpmで
行なつた。寿命は、油もれが発生するまでの加圧
回数をもつて判断した。試験結果は第3表に示す
ように、寿命は100万個以上と良好な値が得られ
た。
(C) 比較例のホース用継手
比較例として第1表に示す比較例1、比較例
2、比較例3の3つのホース用継手を準備した。
比較例1〜比較例3のホース用継手は、第1実施
例のホース用継手とほぼ同様な構成であり、ホー
スに取着する方法も基本的には同一とした。
但し突条部の有無、スリーブ係止溝の断面形
状、スリーブ係止溝とリング状係合部との係合状
態、スリーブやニツプルの硬さが第1表に示すよ
うに異なる。
上記した3つの比較例1〜比較例3についても
上記した同様な方法で漏れ圧力試験、繰り返し加
圧試験を行なつた。
試験結果は第2表および第3表に示す。即ち、
比較例1のホース用継手では、ホースかしめ率が
38%のときに、漏れ圧力は220〜250Kgf/cm2であ
り、繰り返し加圧試験での寿命は20万回と少なか
つた。
又比較例2のホース用継手では、ホースかしめ
率が38%のときに、漏れ圧力は250〜300Kgf/cm2
であり、繰り返し試験での寿命は35万回と少なか
つた。
又比較例3のホース用継手では、ホースかしめ
率が38%のときに、漏れ圧力は250〜300Kgf/
cm2、200Kgf/cm2、300Kgf/cm2であり、繰り返し
試験での寿命は70万回であつた。
(D) 評価
第2および第3表に示す試験結果から明らかな
ように、第1実施例に係るホース用継手の漏れ圧
力は400Kgf/cm2以上であり、比較例1〜比較例
3の漏れ圧力の約1.8〜1.3倍程度であり飛躍的に
増大しているのがわかる。又、第1実施例に係る
ホース用継手の寿命は100万回以上であり、比較
例1〜比較例3の4〜1.4倍以上と飛躍的に増大
しているのがわかる。
[第2実施例]
上記した第1実施例では突条部23の先端は丸
味をもつ。しかし第8図に示す第2実施例に係る
スリーブ係止溝80の突条部83では丸味は設け
られていない。[Table] As shown in Table 2, the test results were 400 kgf/cm 2 or more when the hose crimping rate was 38%. Here, the term "hose crimping rate" means the rate of decrease in hose wall thickness in cross section. (B) Repeated pressure test (impulse durability life test) of the hose joint of the first example Repeated pressure test (impulse durability life test)
In accordance with JISB8360, the oil temperature was 120°C, the pressure fluctuation was 0105 kg/cm 2 , and the cycle was 70 cpm. The lifespan was determined by the number of pressurizations until oil leakage occurred. As shown in Table 3, the test results showed a good lifespan of over 1 million units. (C) Hose joints of comparative examples Three hose joints of Comparative Example 1, Comparative Example 2, and Comparative Example 3 shown in Table 1 were prepared as comparative examples.
The hose joints of Comparative Examples 1 to 3 had substantially the same configuration as the hose joint of the first embodiment, and the method of attaching them to the hose was also basically the same. However, the presence or absence of a protrusion, the cross-sectional shape of the sleeve locking groove, the state of engagement between the sleeve locking groove and the ring-shaped engaging portion, and the hardness of the sleeve and nipple differ as shown in Table 1. For the three Comparative Examples 1 to 3 described above, a leak pressure test and a repeated pressurization test were conducted in the same manner as described above. The test results are shown in Tables 2 and 3. That is,
In the hose joint of Comparative Example 1, the hose crimping rate was
At 38%, the leakage pressure was 220 to 250 Kgf/cm 2 , and the life in the repeated pressure test was only 200,000 times. In addition, in the hose joint of Comparative Example 2, the leakage pressure was 250 to 300 Kgf/cm 2 when the hose crimping rate was 38%.
However, the lifespan in repeated tests was only 350,000 times. In addition, in the hose joint of Comparative Example 3, when the hose crimping rate was 38%, the leakage pressure was 250 to 300 kgf/
cm 2 , 200Kgf/cm 2 , and 300Kgf/cm 2 , and the life in the repeated test was 700,000 times. (D) Evaluation As is clear from the test results shown in Tables 2 and 3, the leakage pressure of the hose joint according to the first example was 400 kgf/cm 2 or more, and the leakage pressure of the hose joint according to the first example was 400 kgf/cm 2 or more, and the leakage pressure of the hose joint according to the first example was 400 kgf/cm 2 or more, It can be seen that it is about 1.8 to 1.3 times the pressure and has increased dramatically. Further, it can be seen that the life of the hose joint according to the first example is more than 1 million times, which is 4 to 1.4 times longer than that of Comparative Examples 1 to 3, which is a dramatic increase. [Second Embodiment] In the first embodiment described above, the tip of the protrusion 23 is rounded. However, the protrusion 83 of the sleeve locking groove 80 according to the second embodiment shown in FIG. 8 is not rounded.
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示
し、第1図はニツプルをスリーブで覆つた状態の
要部を示す断面図であり、第2図はゴムホースを
取付けた状態の要部を示す断面図である。第3図
は従来のホース用継手の要部の断面図である。第
4図及び第5図は本考案の第1実施例の主要部を
示し、第4図はスリーブ係止溝を模式的に示した
拡大断面図、第5図はスリーブ係止溝にリング状
係合部を係合した状態を模式的に示した断面図で
ある。第6図及び第7図はスリーブ係止溝の考え
られる形態を示し、第6図はスリーブ係止溝の拡
大断面図、第7図はスリーブ係止溝にリング状係
合部を係合した状態の拡大断面図である。第8図
は本考案の第2実施例に係るスリーブ係止溝付近
の拡大断面図である。
図中、1はニツプル、10は中央貫通孔、11
は一端、12はスリーブ係止溝、2はスリーブ、
20はリング状係合部、20aは内周面、21は
かしめ部、23は突条部、3はゴムホース、3a
はゴムホースの端部をそれぞれ示す。
1 and 2 show a first embodiment of the present invention, FIG. 1 is a cross-sectional view showing the main part with the nipple covered with a sleeve, and FIG. 2 is a main part with the rubber hose attached. FIG. FIG. 3 is a sectional view of the main parts of a conventional hose joint. 4 and 5 show the main parts of the first embodiment of the present invention, FIG. 4 is an enlarged sectional view schematically showing the sleeve locking groove, and FIG. 5 is a ring-shaped sleeve locking groove. FIG. 3 is a cross-sectional view schematically showing a state in which the engaging portions are engaged. Figures 6 and 7 show possible forms of the sleeve locking groove, Figure 6 is an enlarged sectional view of the sleeve locking groove, and Figure 7 is a ring-shaped engaging portion engaged with the sleeve locking groove. It is an enlarged sectional view of the state. FIG. 8 is an enlarged sectional view of the vicinity of the sleeve locking groove according to the second embodiment of the present invention. In the figure, 1 is a nipple, 10 is a central through hole, and 11 is a nipple.
is one end, 12 is a sleeve locking groove, 2 is a sleeve,
20 is a ring-shaped engagement part, 20a is an inner peripheral surface, 21 is a caulking part, 23 is a protruding part, 3 is a rubber hose, 3a
indicate the ends of rubber hoses.
Claims (1)
グ状のスリーブ係止溝を有する円筒状のニツプ
ルと、 該スリーブ係止溝に外周面方向より押圧され
て内周面が係合するリング状係合部と、該リン
グ状係合部の外周部より該ニツプルと同軸的に
該ニツプルの外周面を覆う円筒状のかしめ部と
をもつ金属製のスリーブと、 からなるホース用継手において、 該ニツプルは、スリーブ係止溝の底面に、該
スリーブ係止溝が伸びる方向に伸びて該ニツプ
ルを1周する少なくとも1個の突条部を有し、 該ニツプルの少なくとも該スリーブ係止溝を
もつ部位の硬さはHv140〜250であり、 該スリーブの少なくとも該リング状係合部の
硬さは、Hv90〜120であり、 該ニツプルの該スリーブ係止溝をもつ部位
は、該スリーブの該リング状係合部の硬さより
もHv50〜100以上硬く、 該スリーブ係止溝に該スリーブの該リング状
係合部を強圧することにより、該リング状係合
部の内周面と該突条部とを係合し、スリーブの
かしめ部をかしめつけるようにしたことを特徴
とするホース用継手。 (2) ニツプルのうちスリーブ係止溝をもつ部位
は、スリーブのうちリング状係合部よりも
Hv80以上硬い実用新案登録請求の範囲第1項
記載のホース用継手。 (3) 突条部を含むスリーブ係止溝は、ニツプルの
軸芯を通る断面で、所定の曲率の円弧をもつ円
波形状を含む形態である実用新案登録請求の範
囲第1項記載のホース用継手。 (4) 突条部の先端は、ニツプル軸芯を通る断面
で、丸味をもつ実用新案登録請求の範囲第1項
記載のホース用継手。 (5) 突条部の数は2個であり、該突条部の高さは
スリーブ係止溝の深さ以内である実用新案登録
請求の範囲第1項記載のホース用継手。[Claims for Utility Model Registration] (1) A cylindrical nipple having a ring-shaped sleeve locking groove circumferentially around the outer peripheral surface remote from one end; A metal sleeve having a ring-shaped engaging part with which an inner circumferential surface engages, and a cylindrical caulking part that covers the outer circumferential surface of the nipple coaxially with the nipple from the outer circumferential part of the ring-shaped engaging part. , the nipple has at least one protrusion extending in the direction in which the sleeve locking groove extends and goes around the nipple on the bottom surface of the sleeve locking groove, the nipple The hardness of at least a portion of the sleeve having the sleeve locking groove is Hv140 to 250, the hardness of at least the ring-shaped engagement portion of the sleeve is Hv90 to 120, and The ring-shaped engagement portion is harder than the ring-shaped engagement portion of the sleeve by 50 to 100 Hv or more, and the ring-shaped engagement portion is hardened by strongly pressing the ring-shaped engagement portion of the sleeve into the sleeve locking groove. A joint for a hose, characterized in that the inner circumferential surface of the sleeve is engaged with the protruding portion, and the caulking portion of the sleeve is caulked. (2) The part of the nipple with the sleeve locking groove is closer than the ring-shaped engagement part of the sleeve.
A hose joint as set forth in claim 1 of the utility model registration claim that has a hardness of Hv80 or more. (3) The hose according to claim 1, wherein the sleeve locking groove including the protrusion has a circular wave shape having a predetermined curvature in a cross section passing through the axis of the nipple. Fittings for use. (4) The hose joint according to claim 1, wherein the tip of the protrusion has a rounded cross section passing through the nipple axis. (5) The hose joint according to claim 1, wherein the number of protrusions is two, and the height of the protrusions is within the depth of the sleeve locking groove.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13791885U JPH0135111Y2 (en) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13791885U JPH0135111Y2 (en) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6245495U JPS6245495U (en) | 1987-03-19 |
JPH0135111Y2 true JPH0135111Y2 (en) | 1989-10-25 |
Family
ID=31042421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13791885U Expired JPH0135111Y2 (en) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0135111Y2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008275087A (en) * | 2007-04-30 | 2008-11-13 | Tokai Rubber Ind Ltd | Elastic hose with terminal fitting |
-
1985
- 1985-09-09 JP JP13791885U patent/JPH0135111Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008275087A (en) * | 2007-04-30 | 2008-11-13 | Tokai Rubber Ind Ltd | Elastic hose with terminal fitting |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6245495U (en) | 1987-03-19 |
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