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JPH01313431A - ジルチアゼム・マイクロビーズ、その製法および徐放性医薬組成物 - Google Patents

ジルチアゼム・マイクロビーズ、その製法および徐放性医薬組成物

Info

Publication number
JPH01313431A
JPH01313431A JP1107115A JP10711589A JPH01313431A JP H01313431 A JPH01313431 A JP H01313431A JP 1107115 A JP1107115 A JP 1107115A JP 10711589 A JP10711589 A JP 10711589A JP H01313431 A JPH01313431 A JP H01313431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microbeads
diltiazem
weight
core
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1107115A
Other languages
English (en)
Inventor
Henri Desmolin
アンリ・デスモラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanofi SA
Original Assignee
Sanofi SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanofi SA filed Critical Sanofi SA
Publication of JPH01313431A publication Critical patent/JPH01313431A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/48Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
    • A61K9/50Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals
    • A61K9/5073Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals having two or more different coatings optionally including drug-containing subcoatings
    • A61K9/5078Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals having two or more different coatings optionally including drug-containing subcoatings with drug-free core
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/55Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having seven-membered rings, e.g. azelastine, pentylenetetrazole
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/08Vasodilators for multiple indications

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  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
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  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ここ数年来、アンギーナおよび高血圧の処置
に使用されて来たカルノウ11拮抗剤であるジルチアゼ
ムの徐放性製剤に関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする課題]この
有効成分の半減期は短く、数時間のオーダーであり、ま
た現在、薬剤は錠剤の剤形で、1日に3回または4回投
与されており、これは治療期間が長期間にわたるため、
患者にとって極めて厄介であることはよく知られている
。さらに、この薬剤の投与剤形では、血漿濃度が2回の
投与の間に大きく変化し、治療効果が継続せず、ピーク
濃度での副作用の危険の増大も生じる。
従って、有効成分のほぼ一定の濃度の徐放を生じ、その
結果、薬剤を1日に1回または2回だけ投与すればよい
ような薬剤剤形を使用するのが好ましい。
錠剤の剤形または微粒子顆粒のいずれかの剤形で経口的
に投与できる徐放性製剤として種々の方法が公知であり
、それらはヨーロッパ特許公開第0076428号、ヨ
ーロッパ特許公開第0061217号およびヨーロッパ
特許公開第0216743号に記載されている。
このような方法は、有効成分の徐放の速度、時間および
血漿濃度が、胃腸管内溶解性と安定性を含めた物理化学
的性質および薬動態により変化するので薬剤毎に適合さ
せなければならない。
ジルチアゼムの如き、4−5時間未満のように半減期が
短い化合物にとっては、製剤からのイン・ビボでの放出
期間が胃腸管内薬物の滞留期間、すなわち、胃に到達す
ると同時に放出が始まったとしても最大限8−10時間
以上にならないため、このような剤形の製造は特に困難
である。
さらにこの期間内での放出は、周囲媒体のI)Hが胃で
の1.5がら空腹での69まで変化するにもかかわらず
、はぼ一定であることを要求される。
[課題を解決するための手段] 本発明の目的は、治療の形態に応じて、経口投与で1日
に1回または2回投与で十分なジルチアゼムの徐放性医
薬組成物に関する。それは、背理境内で急速に崩壊し得
るゼラチン、デンプンまたはその他のポリマーのカプセ
ルからなり、微孔性膜により被覆された有効成分を含有
するコアを有する多数のマイクロビーズを含み、この膜
は非水溶性皮膜形成ポリマー、可塑剤お」;び充填祠か
ら構成されている。マイクロビーズの膜の厚さ、コア中
の有効成分の量およびその大きさは、ジルチアゼムが、
I)Hが1.5から7まで変化する人工的な溶解媒体中
で、イン・ビトロでマイクロビーズから、1時間にり短
い潜伏期間の後、少なくとも6時間、実質的に一定な割
合で放出されるように選択する。
コアは、マンニトールなどのポリオール、またはポリグ
リコールなどのポリマーおよびジルチアゼムの水溶性塩
をベースとするプラスチック材から押出/球体成形によ
り製造した微小の球体で構成することもできる。コアは
、賦形剤を構成する不反応性粒子からなり、この不反応
性粒子が有効成分でコーティングされているのが好まし
い。
この不反応性粒子は、砂糖と、アラビアゴム、ゼラチン
、またはデンプンなどのハイドロコロイド、または微結
晶性の、セルローズ、アルキルセルローズ、カルボキシ
メチルセルローズおよびそれらの混合物などの生体適合
性ポリマー、または当業者に周知の他の賦形剤を伴って
いてもよい。
所望によりタルクなどの無機質の充填材を添加すること
ができる。不反応性粒子は、タービン中で標準的な方法
で、またはポリマーから押出/球体成形、または溶融物
を冷却前に振動ノズルを通過させ顆粒化することによっ
て製造することができる。
有効成分を、ジルチアゼム塩の溶液または懸副液と溶媒
の蒸発によるポリマー性結合剤のスプレーによるか、ま
たは結合剤のアルコール性溶液を基材の上にスプレーし
、ついで付着直後の粘稠層上に粉末状のジルチアゼム塩
をスプレーするかのいずれかによって、タービン中、ま
たは流動床中で、1または数層の連続層として結合させ
る。第2の方法は、このようにして得られるコアの凝集
が少なく、より一定であるため、好ましい。
好ましくは、有効成分のかなりの量がイン・ビボで十二
指腸再吸収域を出るときに、マイクロビーズ中に残存し
ないことであり、これは、イン・ビトロでは、8時間以
内に有効成分の少なくとも60%がコアから放出される
のに相当し、コア中の有効成分の濃度はこの相関的要素
として計算する。
通常、技術的な理由から、コア中の有効成分の濃度は3
0−50重量%であることが望ましいが、特に、本発明
による医薬組成物の投与量が高い場合には、コア中の有
効成分の85%までであっても良い。
マイクロビーズは直径0.4−1.4mmを有し、患者
が苦痛なく飲み込み得るカプセルの許容容積中に収容し
得るマイクロビーズの数は100より大で、好ましくは
200−600であることが望ましい。すなわち、有効
成分の投与量および放出の速度は、製造技術による避け
られないマイクロビーズの不均一性にもかかわらず、各
々のカプセルは許容し得る再現性の範囲内にある。この
ような条件下で、コアは、好ましくは、直径0.4−1
.3mmを有する。有効成分が、結合剤によって不反応
性顆粒に結合される場合には、5−20重量%の結合剤
をジルチアゼム塩の重量に関係させて使用する。使用し
得る結合剤は技術的に周知のものであり、メチルセルロ
ーズ、水溶性ポリアクリレート、およびポリビニルピロ
リドンなどのジルチアゼム塩に適合したものである。好
ましくは、プラストンの商標でガフ(西ドイツ)から市
販されている、分子量的50000のポリビニルピロリ
ドン材を使用する。
ジルチアゼム塩として、標準的な塩、すなわち塩酸塩が
通常使用されるが、水に対して、より高い、または小さ
い溶解性を有する他の塩、硫酸塩などの無機酸の塩、ま
たはフマール酸、修酸、コハク酸および類似の化合物の
塩のいずれをも使用することができる。コア中の有効成
分の量および膜の厚さは水性媒体中の塩の溶解性の関数
として決定される。
本発明の基本的な特徴は、コアを包囲する微孔性膜の性
質の選択に存在する。
事実、許容し得るイン・ビボ動態を有する徐放性製剤を
得るためには、I)Hが1.5−7に変化する標準的な
人工の溶解媒体中のマイクロビーズからのジルチアゼム
塩のイン・ビトロ分散速度が少なくとも6時間、好まし
くは8時間、はぼ一定であり、一定速度の分散に達する
に要する時間、すなわち、潜伏期間が1時間より短いこ
とが必要である。
このような条件下で、本発明のマイクロビーズ中に含ま
れる有効成分120mg含有のカプセルを、被験者に1
日2回投与すると、平衡状態で、常に血漿濃度が80 
ng/mlより高く上昇し、6時間内に130 ng/
mlのピーク近くに達する。一方、対照医薬組成物の同
じ量を182回投与すると、急速に、ピーク濃度が18
0ng/mlにまで上昇し、6時間後に50ng/ml
に急速に減少する。
イン・ビボで安定であり、微孔性膜を構成し得る非水溶
性生体適合ポリマーについては、イユードラジット(E
 udragit)・タイプのポリアクリルエステルと
ポリメタアクリルエステル、チローズ(Tylose)
・タイプ(ヘキスト)のメチルセルローズおよびヘルキ
ュレスにより市販されているようなエチルセルローズを
含むアルキルセルローズ、およびセラック樹脂などの天
然ラッカーを挙げることができる。最後に述べたものの
性質はバッチごとの再現がほとんどなく、エチルセルロ
ーズは、その粘度が、アメリカ合衆国国民医薬品集(U
SNational Formulary)の方法によ
り測定すると10−50mPa、s、であり、これは再
現性のある性質であり、また化学的に不活性であるから
好ましい。
ポリマーは膜の崩壊を防止するための可塑剤、および皮
膜の35−751貴%の量の微細粉充填材と結合させる
使用される可塑剤、特に、フタール酸エステル、ポリエ
チレングリコール類、ヒマシ浦およびグリセリンのう・
ち、ヒマシ浦が好ましい。
可塑剤の添加量は使用するタイプによって変化させ、通
常、皮膜形成剤のI O−30重量%を使用する。
充填材が十分量存在することは基本的なことであり、こ
れはイン・ビボでの膨潤時間、従って潜伏期間を短くし
、同時に、有効成分の分散度を極端に増大させないもの
である。分散度の低さは、徐放性製剤にとって必要であ
り、従来の製剤では、皮膜の厚さを大にすることにより
得られるが潜伏期間も同時に増大する。
ジルチアゼムの場合は、生物学的利用能の損失を避け、
マイクロビーズが胃腸管を出る前の短期間で有効成分が
放出するためには、潜伏期間の短いことが基本的に重要
であることが知られている。
それに6かかわらず、この潜伏期間を短くするために、
皮膜の厚さを過度に小さくすることは、製−進中の分散
性を再現するのが困難故にできない。
このようにして得られたビーズの場合に、各バッチ毎に
得られる結果の不均一性は、実際的には、有効成分の放
出率が一定であり、再現性のある医薬組成物の製造を困
難にする。
使用可能であり、皮膜に適用される溶媒に不溶である微
細粉充填材に関して、タルク、シリカ、ケイ酸のA1お
よびMgなどの金属塩、カオリン、粉末ラクトースおよ
びスクロース、チタン酸化物などの金属酸化物、または
これらの混合物が挙げられる。タルクなどの中性の充填
材が好ましい。
本発明の好ましい具体例において、皮膜はエチ−I+− ルセルローズ25−40重量%、ヒマシ油5−10重量
%およびタルク50−70重量%からなろ。
微孔性皮膜は、タービン中、または空気作動流動床中で
、フィルム形成ポリマー、可塑剤、または充填材のアル
コール性、または水−アルコール性の分散剤をスプレー
することによって塗布する。
エチルセルローズ−ベースの皮膜の場合は、その厚さを
、15ミクロメートルから60ミクロメートルの間で変
えることができる。
適切な厚さの皮膜を形成するために、被覆する組成物の
量は、例えば、1.5.485、および7のように1.
5−7まで変化させた種々のl)Hの人工溶解剤を使用
し、所定のコアと連続層中に種々の厚さの皮膜含むマイ
クロビーズから出発して、イン・ビトロでのジルチアゼ
ムの分散率ヲ、アメリカ合衆国薬局方(第21改正アメ
リカ合衆国薬局方、第711章、第1243頁、器具番
号I)の規格条件で測定する、予備試験により決定する
ついで、皮膜の厚さを、1時間以内に分散がほぼ一定に
なるように選択し、この膜の厚さを有するマイクロビー
ズから得られた分散率の値によって、1時間当たり、存
在する有効成分の量の約10%がイン・ビトロで、確実
に放出されるようにコアの容積の大きさを決定する。
事実、イン・ビトロでの放出率は、目的とされる治療に
とって満足なイン・ビボでの血漿濃度を生じさせるのが
観察された。
本発明のマイクロビーズは安定であり、この型の医薬組
成物に見られるような、イン・ビトロでの溶解速度に貯
蔵中の変化が見られない。
本発明の医薬組成物は、従来組成物および、本発明のマ
イクロビーズの100−600、好ましくは200−3
00を含む大きさで、単位投与量がジルチアゼム90m
g −350mgを含有するような、カプセルの剤形に
も使用できる。所望のマイクロビーズの数を、各カプセ
ル中に導入し、同数のマイクロビーズを所定の単位投与
量とは無関係に使用することができるが、極端な投与量
については、特に、カプセル当たりマイクロビーズの数
が300−350の間になるようなマイクロビーズの組
成と大きさを選択するのが好ましい。
これらのマイクロビーズは他の医薬製剤に添加すること
ができる。例えばカソエ剤、分割または非分側錠、全開
および溶液またはゲル懸IlI′8液である。
下記に、マイクロビーズ、それらの製造法および新規な
徐放性医薬組成物の例として本発明の詳細な具体例を記
載する。アメリカ合衆国薬局方の記載により調製された
種々のl)Hの人工媒体に対する溶解曲線を、装置中に
、有効成分の投与量に相当するマイクロビーズの量を溶
媒1リツトルに対して添加し、プロットした。放出され
た塩酸ノルデアゼムを時間の関数として分光光度計で測
定した。
実施例: 顆粒基質約10kgを製造するために、結晶スクロース
を0.500mmのメッシュの篩にかけ、ゴミを除くた
めに0.200mmのメッシュの篩にかけて得られた「
種」約2kgをタービン中に導入ずろ。
水−エチルアルコール混合物(50150−v/■)中
にスクロース(6部)およびボリビドンに30(1部)
を含むアルコール性水溶液、すなわち、スクロース/ポ
リビドン混合物2 、5 kgに対して約5リツトル、
を数回スプレーした。
各スプレー間に、タルク(1部)、トウモロコシでん粉
(1部)およびスクロース(2部)の混合物を振りかけ
て、最終的に直径的0.5−0.6mmの球体を得る。
40℃のインキュベーター中で乾燥後、直径0.600
mm=0.300mmを有する両分を分離する。次に、
これを顆粒基質として使用する。
顆粒基質約1 、5 kgをタービン中に添加し、ポリ
ビドンのI O(wt/v)%アルコール性溶液をスプ
レーし、および各スプレーの間に、前もって0゜5mm
のメッシュの篩にかけた塩酸ジルチアゼムを振りかけ、
その重量を約2倍とし、約2 、5 kgのコアを得る
。インキュベーション中で、40℃にて乾燥する。
有効成分の含量は40重量%のオーダーである。
微小なコアは0 、6 mmメツシュの篩にかけて除去
し、スプレー装置を具備するタービン中に再び導人する
。エチルセルローズ(5部)およびヒマノ油(1部)の
混合物を約12重量%含むアルコール性溶液を各スプレ
ーの間にタルクを振りかけたコアにスプレーする。エチ
ルセルローズの粘度はl8−24 mP a、s、であ
る。
ビーズの重量が10%増加したときに、第1ザンプルA
を採取し、その後、皮膜の被覆を継続し、重量が30%
増加したとき、サンプルBを採取する。サンプルCは重
量が55%増加したとき採取する。これら3グループを
インキュベーター中で40℃にて乾燥する。それらの各
々の溶解速度を、イン・ビトロにて、pH1,5にて測
定し、それによって、一定割合での1時間当たりの放出
(1時間にマイクロビーズから放出される有効成分のパ
ーセント)および潜伏期間を算出することができる。
得られた結果を下記の表に示す; =16− 有効成分120mg         1時間当たりの
に相当する試料  潜伏期間   放出率サンプル A
    0     25    %サンプル B  
 2時間   13.75 %サンプル 0  4時間
    9   %この場合、マイクロビーズBおよび
Cは本発明の特徴を満足しておらず(潜伏期間が長すぎ
る)、皮膜はマイクロビーズAの皮膜(溶解が速すぎる
)よりも厚くなるのが、望ましく、従って、本発明によ
るマイクロビーズを生じさせるように操作条件を修正し
た。
■カプセル当たり250マイクロビーズを有するカプセ
ル番号l中に有効成分120mgの投与量になるように
マイクロビーズを製造した。これらのマイクロビーズは
有効成分48重量%を含み、不反応顆粒がマイクロビー
ズの31重量%であり、一方、皮膜はマイクロビーズの
17.5重量%である。
顆粒支持体がマイクロビーズの最終重量の11%から出
発して、マイクロビーズが、カプセル番号0中に、有効
成分300mgの投与量になるように製造し、このマイ
クロビーズは75%の有効成分を含む。皮膜はマイクロ
ビーズの11重量%である。
このようなマイクロビーズは、イン・ヒドロでは、実際
には潜伏期間を示さず、放出率は一定で、4時間終了後
に放出されたジルチアゼムの量は、総量の約40%であ
り、一方、6時間終了後では、約60%である。
これらの性質は、大気中温度で、少なくとも18月間、
40℃、または55℃で3月間、貯蔵後も何ら変化しな
い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、微孔性皮膜により被覆された、有効成分を含有する
    コアを含むジルチアゼム・マイクロビーズにおいて、上
    記皮膜が、水性媒体に不溶のフィルム形成ポリマー、可
    塑剤および皮膜の35−75重量%の充填材を含み、マ
    イクロビーズが、イン・ビトロで、pH1.5−7間で
    、ほぼ一定の割合で、1時間より短い潜伏期間経過後少
    なくとも6時間、ジルチアゼムを放出することを特徴と
    するマイクロビーズ。 2、直径が0.4−1.4mmである、請求項1記載の
    マイクロビーズ。 3、コアが、結合剤と組み合わせた有効成分の層でコー
    ティングされた不活性粒子物質からなる、請求項1また
    は2のいずれか1項記載のマイクロビーズ。 4、結合剤がポリビニルピロリドンである、請求項3記
    載のマイクロビーズ。 5、フィルム形成ポリマーがエチルセルローズである、
    請求項1−4のいずれか1項記載のマイクロビーズ。 6、エチルセルローズの粘度が10−50mPa.s.
    である、請求項5記載のマイクロビーズ。 7、可塑剤がヒマシ油である、請求項1−6のいずれか
    1項記載のマイクロビーズ。 8、充填材がタルク、カオリン、シリカ、ケイ酸金属塩
    、または金属酸化物から選ばれる、請求項1−7のいず
    れか1項記載のマイクロビーズ。 9、皮膜が、エチルセルローズ25−40重量%、ヒマ
    シ油5−10重量%およびタルク50−70重量%から
    なる、請求項1−8のいずれか1項記載のマイクロビー
    ズ。 10、直径が0.4−1.4mmであり、皮膜の厚さが
    15−60ミクロメートルである、請求項9記載のマイ
    クロビーズ。 11、溶媒中に成分を入れた分散液をスプレーすること
    によって、コアに皮膜を付着させることを特徴とする、
    請求項1−10のいずれか1項記載のマイクロビーズの
    製造方法。12、請求項1−10のいずれか1項記載の
    マイクロビーズを含有するカプセルを含むことを特徴と
    する、ジルチアゼム徐放性医薬組成物。 13、カプセルが100−600のマイクロビーズを含
    有する、請求項12記載の医薬組成物。 14、カプセルがジルチアゼム90−350mgを含有
    する、請求項12または13のいずれか1項記載の医薬
    組成物。
JP1107115A 1988-04-27 1989-04-26 ジルチアゼム・マイクロビーズ、その製法および徐放性医薬組成物 Pending JPH01313431A (ja)

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FR8805629A FR2630647B1 (fr) 1988-04-27 1988-04-27 Microbilles de diltiazem, leur procede de fabrication et compositions pharmaceutiques a liberation prolongee les contenant
FR8805629 1988-04-27

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JP (1) JPH01313431A (ja)
AT (1) ATE72974T1 (ja)
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CA (1) CA1336326C (ja)
DE (1) DE68900903D1 (ja)
ES (1) ES2032125T3 (ja)
FR (1) FR2630647B1 (ja)
GR (1) GR3003988T3 (ja)
MX (1) MX9203020A (ja)
NZ (1) NZ228846A (ja)
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