JPH0129435Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0129435Y2 JPH0129435Y2 JP4094885U JP4094885U JPH0129435Y2 JP H0129435 Y2 JPH0129435 Y2 JP H0129435Y2 JP 4094885 U JP4094885 U JP 4094885U JP 4094885 U JP4094885 U JP 4094885U JP H0129435 Y2 JPH0129435 Y2 JP H0129435Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- shelf
- main body
- heat exchange
- header
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は漁船の船倉に備えられて魚の冷凍保存
に用いられる冷却器として、もしくはその他の熱
交換装置として用いることができる熱交換用管棚
の改良に関する。
に用いられる冷却器として、もしくはその他の熱
交換装置として用いることができる熱交換用管棚
の改良に関する。
(従来の技術)
この種の熱交換用管棚のうち、本考案が関連す
るものは、アルミ押出型材により平行に配置され
た一対の棚板とその間の複数の管が一体に形成さ
れている素子数枚を、各素子の棚板の面が同一面
になるように、側対側に接合された本体を含み、
前記本体の管を通して熱交換媒体を蛇行状に流通
するため、前記本体の両端にはベンド管またはヘ
ツダーが設置された。このような素子を用いるも
のは管の間隔を比較的大きくし、従つて管の本数
を少なくして、熱交換媒体の流速を高めるように
して好適に用いられている。
るものは、アルミ押出型材により平行に配置され
た一対の棚板とその間の複数の管が一体に形成さ
れている素子数枚を、各素子の棚板の面が同一面
になるように、側対側に接合された本体を含み、
前記本体の管を通して熱交換媒体を蛇行状に流通
するため、前記本体の両端にはベンド管またはヘ
ツダーが設置された。このような素子を用いるも
のは管の間隔を比較的大きくし、従つて管の本数
を少なくして、熱交換媒体の流速を高めるように
して好適に用いられている。
(考案が解決しようとする問題点)
第7図に示すようなベンド管21により管棚本
体1の管12の端部を隣接の管の端部に接続する
従来の構造ではベンド管が突出するため無駄な長
さを生じ、空間を無駄に使うという問題点があつ
た。また第8図に示すように管棚本体の端部に共
通のヘツダー2を設置するには従来の構造ではそ
の間に短管22を介在させなければならなかつた
が、そのような短管22を用いることは溶接箇所
が2倍になり且つ短管部の長さ分だけ無駄なスペ
ースを生じ、コンパクト化に反するという問題点
があつた。
体1の管12の端部を隣接の管の端部に接続する
従来の構造ではベンド管が突出するため無駄な長
さを生じ、空間を無駄に使うという問題点があつ
た。また第8図に示すように管棚本体の端部に共
通のヘツダー2を設置するには従来の構造ではそ
の間に短管22を介在させなければならなかつた
が、そのような短管22を用いることは溶接箇所
が2倍になり且つ短管部の長さ分だけ無駄なスペ
ースを生じ、コンパクト化に反するという問題点
があつた。
本考案の目的は上記従来技術の問題点を克服す
ることであつて、それ故、管棚本体の端部にヘツ
ダーを直接溶接し得るようにして、無駄な長さを
生じないようにし、従つてコンパクト化に適合す
る型の熱交換用管棚を提供することである。
ることであつて、それ故、管棚本体の端部にヘツ
ダーを直接溶接し得るようにして、無駄な長さを
生じないようにし、従つてコンパクト化に適合す
る型の熱交換用管棚を提供することである。
(問題点を解決するための手段)
本考案による熱交換用管棚はヘツダーが固定さ
れる管棚本体の端部に特徴を有するものであつ
て、各管の両側に近接する各棚板の部分に切欠部
を形成し、切欠部により本体の各管の端部を全周
にわたつてヘツダーの対応位置に適切に溶接し得
るようにしたことである。
れる管棚本体の端部に特徴を有するものであつ
て、各管の両側に近接する各棚板の部分に切欠部
を形成し、切欠部により本体の各管の端部を全周
にわたつてヘツダーの対応位置に適切に溶接し得
るようにしたことである。
(前記手段の作用)
本体の端部における各素子の一対の棚板には、
それに一体の管の両側に近接して切欠部が在るた
め各管は端部においては単純な管と同じようにヘ
ツダーに容易に溶接され得る。また、各管は独立
の状態で溶接されているため、もれの検査も各管
で独立に行なわれ、従つて欠陥があれば、その位
置も検知することができる。また、寸法的には本
体の端部に直接ヘツダーを固定した型と同じであ
り、無駄なスペースを生じない。
それに一体の管の両側に近接して切欠部が在るた
め各管は端部においては単純な管と同じようにヘ
ツダーに容易に溶接され得る。また、各管は独立
の状態で溶接されているため、もれの検査も各管
で独立に行なわれ、従つて欠陥があれば、その位
置も検知することができる。また、寸法的には本
体の端部に直接ヘツダーを固定した型と同じであ
り、無駄なスペースを生じない。
(実施例)
次に図面を参照のもとに本考案の実施例に関し
説明する。第1図および第2図は本考案の一例に
よる熱交換用管棚の全体を示すものであつて、こ
の実施例では素子10が3枚で一枚の管棚1が構
成されているが、素子の数は管棚の幅寸法によつ
て定められる。通常のものでは、管棚の幅は1〜
2m、長さは3〜6mであり、一枚の管棚には3〜
6枚の素子が含まれる。各素子10はアルミ押出
型材であつて平行な一対の棚板11とその間に一
体に形成された適宜本数の管12からなり、第2
図に示すように各素子の棚板11の面が同一面に
なるように各素子10は相互に接続される。な
お、管12の断面形状は必ずしも円形である必要
はなく、方形、だ円形など、他の形状もとり得る
ことは言うまでもない。本考案による構造では管
棚1の両端に直接ヘツダー2が取付けられ、各ヘ
ツダー内の適当な位置には仕切板が挿入されて管
12およびヘツダー2により蛇行状の流路が構成
される。管棚の端部には冷媒などの熱交換媒体の
入口3および出口4が設けられ、入口3から導入
された媒体は管棚の各通路12を蛇行状に流通し
て出口4から流出し、その上または下に置かれた
物を冷却または加熱する。このような管棚は通
常、適宜枚数が所定間隔で上下に配置され、それ
らの間に冷却される魚などの被保存物が収められ
る。多くの場合、各管棚はその長手方向に適宜間
隔で水平に設けられたチヤンネル材のビームの上
にアルミ製のフラツトバーを介してボルトなどに
より取付けられる。
説明する。第1図および第2図は本考案の一例に
よる熱交換用管棚の全体を示すものであつて、こ
の実施例では素子10が3枚で一枚の管棚1が構
成されているが、素子の数は管棚の幅寸法によつ
て定められる。通常のものでは、管棚の幅は1〜
2m、長さは3〜6mであり、一枚の管棚には3〜
6枚の素子が含まれる。各素子10はアルミ押出
型材であつて平行な一対の棚板11とその間に一
体に形成された適宜本数の管12からなり、第2
図に示すように各素子の棚板11の面が同一面に
なるように各素子10は相互に接続される。な
お、管12の断面形状は必ずしも円形である必要
はなく、方形、だ円形など、他の形状もとり得る
ことは言うまでもない。本考案による構造では管
棚1の両端に直接ヘツダー2が取付けられ、各ヘ
ツダー内の適当な位置には仕切板が挿入されて管
12およびヘツダー2により蛇行状の流路が構成
される。管棚の端部には冷媒などの熱交換媒体の
入口3および出口4が設けられ、入口3から導入
された媒体は管棚の各通路12を蛇行状に流通し
て出口4から流出し、その上または下に置かれた
物を冷却または加熱する。このような管棚は通
常、適宜枚数が所定間隔で上下に配置され、それ
らの間に冷却される魚などの被保存物が収められ
る。多くの場合、各管棚はその長手方向に適宜間
隔で水平に設けられたチヤンネル材のビームの上
にアルミ製のフラツトバーを介してボルトなどに
より取付けられる。
なお、素子10相互の側対側の接合方式は各種
の方式があり、従つて任意の方式を用いることが
できる。本体1の側縁を構成する素子10の側縁
はわん曲状に形成される。
の方式があり、従つて任意の方式を用いることが
できる。本体1の側縁を構成する素子10の側縁
はわん曲状に形成される。
本考案による熱交換用管棚の特徴は、第1図、
第3図および第4図に示すように、管棚本体1の
端部における各素子の各棚板の管12の両側に近
接する部分に切欠部13を形成し、それによつて
ヘツダー2の対応位置に設けられた孔の位置に対
する各管12の端部の溶接を可能にしたことであ
る。切欠部13の形状は任意にとり得るが、一例
では図示のように半だ円形である。従つて、この
管棚では各管12を挟む一対の棚板11における
各管12の端部の両側に切欠部13が在るため、
管12の端部はヘツダー2に対し全周にわたつて
溶接される。管12に平行な方向における切欠部
13の寸法はヘツダー2に対する管12の溶接を
可能にする限り最小の寸法にされるのが好ましい
ことは言うまでもない。
第3図および第4図に示すように、管棚本体1の
端部における各素子の各棚板の管12の両側に近
接する部分に切欠部13を形成し、それによつて
ヘツダー2の対応位置に設けられた孔の位置に対
する各管12の端部の溶接を可能にしたことであ
る。切欠部13の形状は任意にとり得るが、一例
では図示のように半だ円形である。従つて、この
管棚では各管12を挟む一対の棚板11における
各管12の端部の両側に切欠部13が在るため、
管12の端部はヘツダー2に対し全周にわたつて
溶接される。管12に平行な方向における切欠部
13の寸法はヘツダー2に対する管12の溶接を
可能にする限り最小の寸法にされるのが好ましい
ことは言うまでもない。
各切欠部13は第1図のように、互に離れて形
成されてもよいが、場合によつては第5図に示す
ように、互に隣接する管12の間の切欠部を共通
にしてもよい。第5図の13′はそのように共通
した切欠部を示している。
成されてもよいが、場合によつては第5図に示す
ように、互に隣接する管12の間の切欠部を共通
にしてもよい。第5図の13′はそのように共通
した切欠部を示している。
従つて、この管棚ではヘツダー2に対し各管1
2の端部は単純な管と同じように全周にわたる溶
接が困難を伴なうことなく可能である。そして、
本体1の各管12はそれぞれ独立して溶接される
ので、もれの検査も容易であり、もし欠陥があれ
ば、どの位置でもれを生じたかが直ちに解る。
2の端部は単純な管と同じように全周にわたる溶
接が困難を伴なうことなく可能である。そして、
本体1の各管12はそれぞれ独立して溶接される
ので、もれの検査も容易であり、もし欠陥があれ
ば、どの位置でもれを生じたかが直ちに解る。
なお、ヘツダー2の断面形状は第4図に示すよ
うに、正方形であつてもよく、または管12に接
合される側面のみが平面で他が円形の断面でもよ
く、もしくは全周が円形であるなど、任意の形状
であつてよい。
うに、正方形であつてもよく、または管12に接
合される側面のみが平面で他が円形の断面でもよ
く、もしくは全周が円形であるなど、任意の形状
であつてよい。
また、上記のようにヘツダー2が本体1の端部
に直接固定されるので、そのヘツダーを利用して
本体の端部におけるストツパー14を、第6図に
示すように、はめ込みにすることにより容易に且
つ着脱自在に取付けることができる。ヘツダー側
のかん合式部15はヘツダーの成形時に同時に形
成され、それに対するストツパー側のかん合部1
6もストツパーの成形時に形成され得る。
に直接固定されるので、そのヘツダーを利用して
本体の端部におけるストツパー14を、第6図に
示すように、はめ込みにすることにより容易に且
つ着脱自在に取付けることができる。ヘツダー側
のかん合式部15はヘツダーの成形時に同時に形
成され、それに対するストツパー側のかん合部1
6もストツパーの成形時に形成され得る。
(考案の効果)
上記のように本考案によれば、ベンド管を用い
ず、また短管を介挿することなくヘツダーを直接
管棚本体に溶接することができるので、長手方向
の無駄な寸法を生じない。そして、各管の両側の
各棚板の部分に切欠部が在るため各管はそれぞれ
独立の管と同様にヘツダーに溶接されるので適切
且つ容易に溶接作業が出来、且つもれの検査も適
切に行なうことができる。
ず、また短管を介挿することなくヘツダーを直接
管棚本体に溶接することができるので、長手方向
の無駄な寸法を生じない。そして、各管の両側の
各棚板の部分に切欠部が在るため各管はそれぞれ
独立の管と同様にヘツダーに溶接されるので適切
且つ容易に溶接作業が出来、且つもれの検査も適
切に行なうことができる。
第1図は本考案の一例による熱交換用管棚の平
面図、第2図は第1図の線A−A断面図、第3図
はその一部の斜視図、第4図イ,ロはそれぞれ第
3図の線B−B、線C−C断面図、第5図は他の
実施例の平面図、第6図はさらに他の実施例を部
分的に示す斜視図、第7図はベンド管を用いた型
の従来の管棚の一部の斜視図、そして第8図は短
管を介挿した型の従来の管棚の一部の斜視図であ
る。 図中、1…管棚本体、2…ヘツダー、10…素
子、11…棚板、12…管、13…切欠部。
面図、第2図は第1図の線A−A断面図、第3図
はその一部の斜視図、第4図イ,ロはそれぞれ第
3図の線B−B、線C−C断面図、第5図は他の
実施例の平面図、第6図はさらに他の実施例を部
分的に示す斜視図、第7図はベンド管を用いた型
の従来の管棚の一部の斜視図、そして第8図は短
管を介挿した型の従来の管棚の一部の斜視図であ
る。 図中、1…管棚本体、2…ヘツダー、10…素
子、11…棚板、12…管、13…切欠部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 平行な一対の棚板とその間に一体に設けられ
た複数の管からなるアルミ押出型材で形成され
た素子数枚を側対側に接合してなる管棚本体
と、前記本体の両端に固定された一対のヘツダ
ーを含み、前記本体の管および前記ヘツダーに
より熱交換媒体が蛇行状に流通するように構成
され、前記本体の端部における各前記管の両側
に近接する各前記棚板の部分には、各前記管の
端部がその全周にわたつて前記ヘツダーに溶接
され得るように、切欠部が形成されている熱交
換用管棚。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の熱交
換用管棚において、前記棚板の前記管の一方の
側の切欠部はそれに隣接する他の前記管の切欠
部と共通に形成されている熱交換用管棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4094885U JPH0129435Y2 (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4094885U JPH0129435Y2 (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61161578U JPS61161578U (ja) | 1986-10-06 |
JPH0129435Y2 true JPH0129435Y2 (ja) | 1989-09-07 |
Family
ID=30550315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4094885U Expired JPH0129435Y2 (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0129435Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-20 JP JP4094885U patent/JPH0129435Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61161578U (ja) | 1986-10-06 |
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