JPH01278837A - 自動車用ドアおよび自動車の製造方法 - Google Patents
自動車用ドアおよび自動車の製造方法Info
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- JPH01278837A JPH01278837A JP63108535A JP10853588A JPH01278837A JP H01278837 A JPH01278837 A JP H01278837A JP 63108535 A JP63108535 A JP 63108535A JP 10853588 A JP10853588 A JP 10853588A JP H01278837 A JPH01278837 A JP H01278837A
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Landscapes
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「技術分野」
本発明は、自動車用ドアの製造方法およびドアに関連し
た自動車の製造方法に関する。
た自動車の製造方法に関する。
「従来技術およびその問題点」
自動車用ドアは従来、そのアウタパネルとインナパネル
を接合してドア、パネルサブアッシを形成し、このドア
パネルサップアッシを車両ボディに装着した後、塗装ラ
インおよび絹製ラインを経て、アウタパネルとインナパ
ネルの間にドア機能部品を組み込んで形成されていた。
を接合してドア、パネルサブアッシを形成し、このドア
パネルサップアッシを車両ボディに装着した後、塗装ラ
インおよび絹製ラインを経て、アウタパネルとインナパ
ネルの間にドア機能部品を組み込んで形成されていた。
このためインナパネルには、ドア機能部品の挿入穴、組
付作業穴が形成されている。
付作業穴が形成されている。
ところがこの従来の自動車用ドアの製造方法は、車両ボ
ディに取り付けられたドアパネルサブアッシのインナパ
ネルに形成された複数の小さな作業穴を介してドア機能
部品を組込むため、必然的にドアパネルの横方向からの
作業が多くなって作業性が悪い。特にレギュレータ、ウ
ィンドガラスのガイド部材などのガラス昇降機能部品、
ドアチエツク、ドアロック装置等のドア開閉ロック機能
機能部品は、インナパネルの作業穴から挿入する関係上
、予め結合しておける部分が少なく、ドアパネルに組込
んでからの作業が多くなるため、組立作業性が悪く、組
立ロボットによる自動組立化の障害となっていた。
ディに取り付けられたドアパネルサブアッシのインナパ
ネルに形成された複数の小さな作業穴を介してドア機能
部品を組込むため、必然的にドアパネルの横方向からの
作業が多くなって作業性が悪い。特にレギュレータ、ウ
ィンドガラスのガイド部材などのガラス昇降機能部品、
ドアチエツク、ドアロック装置等のドア開閉ロック機能
機能部品は、インナパネルの作業穴から挿入する関係上
、予め結合しておける部分が少なく、ドアパネルに組込
んでからの作業が多くなるため、組立作業性が悪く、組
立ロボットによる自動組立化の障害となっていた。
「発明の目的」
本発明は、このような従来の自動車用ドアおよ、 び自
動車の製造方法についての問題意識に基づき、組立作業
性に優れたドアの製造方法を得ることを目的とする。
動車の製造方法についての問題意識に基づき、組立作業
性に優れたドアの製造方法を得ることを目的とする。
また本発明は、自動車の組立ラインにおいて、ドア開閉
ロック機能部品とガラス昇降機能部品の双方を同一の絹
製ラインでドアパネルサブアッシ内に組み付けることか
ら生じる作業性の問題を解決することを目的とする。
ロック機能部品とガラス昇降機能部品の双方を同一の絹
製ラインでドアパネルサブアッシ内に組み付けることか
ら生じる作業性の問題を解決することを目的とする。
[発明の概要J
本発明は、インナパネルの車内側内面に接合される装飾
用のトリムボードに着目し、このトリムボードにドア機
能部品のうちのガラス昇降機能部品を組み付けておいて
、これを、すでにドア開閉ロック機能部品の組み込まれ
たドアパネルサブアッシに接合することにより、組立作
業性に優れた自動車用ドアの製造方法を得たものである
。
用のトリムボードに着目し、このトリムボードにドア機
能部品のうちのガラス昇降機能部品を組み付けておいて
、これを、すでにドア開閉ロック機能部品の組み込まれ
たドアパネルサブアッシに接合することにより、組立作
業性に優れた自動車用ドアの製造方法を得たものである
。
すなわち本発明は、アウタパネルとインナパネルからな
るドアパネルサブアッシおよびこのドアパネルサブアッ
シのインナパネル側に接合されるトリムボードを備え、
少なくともドア開閉ロック機能部品とガラス昇降機能部
品を有する自動車用ドアにおいて、トリムボードにガラ
ス昇降機能部品を組み付けるとともに、上記ドアパネル
サブアッシ内にドア開閉ロック機能部品を組み込み、そ
の後このトリムボードアツクをドアパネルサブアッシに
接合することを特徴とする。
るドアパネルサブアッシおよびこのドアパネルサブアッ
シのインナパネル側に接合されるトリムボードを備え、
少なくともドア開閉ロック機能部品とガラス昇降機能部
品を有する自動車用ドアにおいて、トリムボードにガラ
ス昇降機能部品を組み付けるとともに、上記ドアパネル
サブアッシ内にドア開閉ロック機能部品を組み込み、そ
の後このトリムボードアツクをドアパネルサブアッシに
接合することを特徴とする。
この方法によると、ドア開閉ロック機能部品はドアパネ
ルサブアッシ内に組み込まれ、ガラス昇降機能部品はト
リムボードに組み付けられるので、ドア機能部品の組み
付は作業性が向上する。
ルサブアッシ内に組み込まれ、ガラス昇降機能部品はト
リムボードに組み付けられるので、ドア機能部品の組み
付は作業性が向上する。
特にガラス昇降機能部品はトリムボードの水平位置での
組み付けも可能であり、作業性が極めてよい、よってド
アの自動組立化に道を開くことができる。
組み付けも可能であり、作業性が極めてよい、よってド
アの自動組立化に道を開くことができる。
次に本発明は、新規な組立ラインによる自動車の製造方
法を提案する。これは、従来組立ラインにおいて、ドア
開閉ロック機能部品とガラス昇降部品を艤装ラインで同
時に組み立てていたのを改め、ガラス昇降機能部品をト
リムボードに組み付けるトリムボードアツク形成ライン
を絹製ラインと別に設け、車両ボディの艤装ラインにお
いてドア開閉ロック機能部品を組み込んだドアパネルサ
ブアッシに、このガラス昇降機能部品を組み付けたトリ
ムボードアツクを接合する方法である。
法を提案する。これは、従来組立ラインにおいて、ドア
開閉ロック機能部品とガラス昇降部品を艤装ラインで同
時に組み立てていたのを改め、ガラス昇降機能部品をト
リムボードに組み付けるトリムボードアツク形成ライン
を絹製ラインと別に設け、車両ボディの艤装ラインにお
いてドア開閉ロック機能部品を組み込んだドアパネルサ
ブアッシに、このガラス昇降機能部品を組み付けたトリ
ムボードアツクを接合する方法である。
この自動車の製造方法は、上記ドアの製造方法によると
、より簡単に実現することができ、蟻装ラインで組み込
むドア機能部品が少なくて済み、組み立てラインを簡素
化することができる。
、より簡単に実現することができ、蟻装ラインで組み込
むドア機能部品が少なくて済み、組み立てラインを簡素
化することができる。
この自動車の製造方法では、ボディとドアの同色性を保
証するため、ドアパネルサブアッシを、車両ボディの塗
装ラインにおいて、ボディと同色に塗装することが好ま
しい。
証するため、ドアパネルサブアッシを、車両ボディの塗
装ラインにおいて、ボディと同色に塗装することが好ま
しい。
「発明の実施例」
以下図示実施例について本発明を説明する。第1図、第
2図は本発明をサツシュなしドア(ハードトップ系の自
動車用)に適用した実施例であって、図は前部右ドアを
示している。自動車用ドアは、ドアパネルサプアッシl
Oとトリムボードアツク30を備えている。
2図は本発明をサツシュなしドア(ハードトップ系の自
動車用)に適用した実施例であって、図は前部右ドアを
示している。自動車用ドアは、ドアパネルサプアッシl
Oとトリムボードアツク30を備えている。
ドアパネルサブアッシ10は、自動車の外面に位置する
アウタパネル11と内面に位置するインナパネル12と
からなる。インナパネル12は、その上縁を除く周縁に
折曲形成された結合フランジi2aと、この結合フラン
ジ12aの内側の偏平な凹部いっばいに形成された部品
組付開口13を備えている。この部品組付開口13は、
ウィンドレギュレータ32、ガラスガイド40.41等
のガラス昇降機能部品を、その組み立て状態において干
渉させることな(挿入できる大きさに形成されている。
アウタパネル11と内面に位置するインナパネル12と
からなる。インナパネル12は、その上縁を除く周縁に
折曲形成された結合フランジi2aと、この結合フラン
ジ12aの内側の偏平な凹部いっばいに形成された部品
組付開口13を備えている。この部品組付開口13は、
ウィンドレギュレータ32、ガラスガイド40.41等
のガラス昇降機能部品を、その組み立て状態において干
渉させることな(挿入できる大きさに形成されている。
また、アウタパネル11には、ドアハンドル開口14が
形成されている。
形成されている。
そしてこのアウタパネル11は、結合フランジ12aを
利用してインナパネル12と接合され、ドアパネルサブ
アツク10として形成される。接合は、プレスによる外
周ヘミング止め、溶接、ボルト締め、接着テープ、接着
剤などの周知の手段、あるいはこれらの併用によって行
なうこともできる。接着による場合は、接着力を考慮し
て、アウタパネル11とインナパネル12の一方を軽量
樹脂材料から形成することが望ましい、アウタパネル1
1またはインチパネル12を樹脂化する場合、その全体
を樹脂から構成してもよいが、インナパネル12の結合
フランジ12a、または(および)結合フランジ12a
に接触するアウタパネル11の部分のみを例えばインサ
ート形式によって樹脂化してもよい。
利用してインナパネル12と接合され、ドアパネルサブ
アツク10として形成される。接合は、プレスによる外
周ヘミング止め、溶接、ボルト締め、接着テープ、接着
剤などの周知の手段、あるいはこれらの併用によって行
なうこともできる。接着による場合は、接着力を考慮し
て、アウタパネル11とインナパネル12の一方を軽量
樹脂材料から形成することが望ましい、アウタパネル1
1またはインチパネル12を樹脂化する場合、その全体
を樹脂から構成してもよいが、インナパネル12の結合
フランジ12a、または(および)結合フランジ12a
に接触するアウタパネル11の部分のみを例えばインサ
ート形式によって樹脂化してもよい。
このドアパネルサブアツク10内には、部品組付開口1
3からドアチエツク15やサイトドアロッタ16等のド
ア開閉ロック機能部品が組み込まれる。
3からドアチエツク15やサイトドアロッタ16等のド
ア開閉ロック機能部品が組み込まれる。
トリムボード31側30は、トリムボード31の内面に
ガラス昇降機能部品を組み付けて成る。トリムボード3
1は本来的には装飾板であり、−IIに強度をもたない
ものであるが、本発明では、このトリムボード31内に
金属板31aをインサート形成してガラス昇降機能部品
の固定用に用いる。
ガラス昇降機能部品を組み付けて成る。トリムボード3
1は本来的には装飾板であり、−IIに強度をもたない
ものであるが、本発明では、このトリムボード31内に
金属板31aをインサート形成してガラス昇降機能部品
の固定用に用いる。
この実施例では、上記ドアパネルサプアツク10に、部
品組付開口13からドア開閉ロック機能部品を組み込ん
だ後、部品組付開口13を利用してトリムボード31側
30を接合する。本発明はトリムボード31に組み付け
るべきガラス昇降機能部品の種類や構造、例えばウィン
ドレギュレータ32がリンク式であるかワイヤ式である
かラック式であるか、その駆動部33が手動であるかパ
ワーであるか、ミラーがドアミラーであるか否か等を問
うものではないが1次に図示例に示されているものを説
明する。
品組付開口13からドア開閉ロック機能部品を組み込ん
だ後、部品組付開口13を利用してトリムボード31側
30を接合する。本発明はトリムボード31に組み付け
るべきガラス昇降機能部品の種類や構造、例えばウィン
ドレギュレータ32がリンク式であるかワイヤ式である
かラック式であるか、その駆動部33が手動であるかパ
ワーであるか、ミラーがドアミラーであるか否か等を問
うものではないが1次に図示例に示されているものを説
明する。
まず、ドアパネルサブアツク10側に組み込まれるドア
開閉ロック機能部品につき説明する。インナパネル12
の凹部の前後には、部品組付開口13を通じて、ドアチ
エツク15とサイドドアロック16が取り付は固定され
る。ドアチエツク15は、車両ボディ側の案内突起と係
合して、ドアの開き角度を規制するものである。インナ
パネル12の凹部の外部には、アッパヒンジ17とロワ
ヒンジ18が固定される。アッパヒンジ17とロワヒン
ジ18は、車両ボディとの接続用で、インチパネル12
の前部において、インナパネル12の凹部の外面に取り
付けられる。また、インナパネル12の凹部の上方前方
には、ドアミラーブラケット19が固定され、このドア
ミラーブラケット19に、ドアミラーブラケットカバー
20が取り付けられる0以上の各ドア開閉ロック機能部
品を取り付けたインナパネル12には、さらにその周縁
に、ウェザ−ストリップ21が装着される。また、アウ
タパネル11には、アウトサイドハンドル22が、ドア
ハンドル開口14から外側に露出させて取り付けられる
。
開閉ロック機能部品につき説明する。インナパネル12
の凹部の前後には、部品組付開口13を通じて、ドアチ
エツク15とサイドドアロック16が取り付は固定され
る。ドアチエツク15は、車両ボディ側の案内突起と係
合して、ドアの開き角度を規制するものである。インナ
パネル12の凹部の外部には、アッパヒンジ17とロワ
ヒンジ18が固定される。アッパヒンジ17とロワヒン
ジ18は、車両ボディとの接続用で、インチパネル12
の前部において、インナパネル12の凹部の外面に取り
付けられる。また、インナパネル12の凹部の上方前方
には、ドアミラーブラケット19が固定され、このドア
ミラーブラケット19に、ドアミラーブラケットカバー
20が取り付けられる0以上の各ドア開閉ロック機能部
品を取り付けたインナパネル12には、さらにその周縁
に、ウェザ−ストリップ21が装着される。また、アウ
タパネル11には、アウトサイドハンドル22が、ドア
ハンドル開口14から外側に露出させて取り付けられる
。
トリムボード31側に取り付けられるガラス昇降機能部
品のうち、ウィンドレギュレータ32は、パワーリング
式のもので、その駆動部33と、ガイドレール34がト
リムボード31内面に固定される。駆動部33の操作部
は、トリムボード31に開けた図示しない穴から車両室
内側に露出する。セクタギヤ35の回動によって昇降す
るガラスブラケット36には、ウィンドガラス37の下
端が固定される。
品のうち、ウィンドレギュレータ32は、パワーリング
式のもので、その駆動部33と、ガイドレール34がト
リムボード31内面に固定される。駆動部33の操作部
は、トリムボード31に開けた図示しない穴から車両室
内側に露出する。セクタギヤ35の回動によって昇降す
るガラスブラケット36には、ウィンドガラス37の下
端が固定される。
ウィンドガラス37は、その下端の前後に被ガイド部3
8.39を有し、トリムボード31内面には、その前と
後にこの被ガイド部38.39を上下方向にガイドする
ガラスガイド40.41が固定される。トリムボード3
1にはまた、車内側に、ドアハンドル開口42を通して
インサイドハンドル43が固定される。このインサイド
ハンドル43は、ドアオーブンコントロールリンク44
およびロッキングコントロールリンク45を介して、ア
ウトサイドハンドル22と連動する。
8.39を有し、トリムボード31内面には、その前と
後にこの被ガイド部38.39を上下方向にガイドする
ガラスガイド40.41が固定される。トリムボード3
1にはまた、車内側に、ドアハンドル開口42を通して
インサイドハンドル43が固定される。このインサイド
ハンドル43は、ドアオーブンコントロールリンク44
およびロッキングコントロールリンク45を介して、ア
ウトサイドハンドル22と連動する。
以上のドアパネルサブアツク10には、その後、上記ガ
ラス昇降機能部品を取り付けたトリムボード31の周縁
がインナパネル12の結合面に接合される。接合は、ボ
ルト締め、クリップ止め等の周知の手段、あるいはこれ
らの併用によって行なうことができる。
ラス昇降機能部品を取り付けたトリムボード31の周縁
がインナパネル12の結合面に接合される。接合は、ボ
ルト締め、クリップ止め等の周知の手段、あるいはこれ
らの併用によって行なうことができる。
次に本発明の自動車の製造方法を第3図に基づいて説明
する。ドアは上記製造方法によって製造するものとする
。なお第4図に従来の自動車の製造方法を対応させて示
した。
する。ドアは上記製造方法によって製造するものとする
。なお第4図に従来の自動車の製造方法を対応させて示
した。
車両ボディ50には、ドア組み付はラインで、そのアッ
パヒンジ17、ロワヒンジ18を利用してドアパネルサ
ブアツク10が装着される。ついで車両ボディ50は、
ドアパネルサブアツク10を装着した状態で、塗装ライ
ンに至る。この塗装ラインにおいては、ドアパネルサブ
アツク10のアウタパネル11も同時に塗装し、車両ボ
ディ50とアウタパネル11の同色性を確保する。車両
ボディ50は次に蟻装ラインに入り、ドアパネルサブア
ツクlO内に部品組付開口13からドア開閉ロック機能
部品が組み込まれる。この絹製ラインにおいてはさらに
、アウトサイドハンドル22をアウタパネル11のドア
ハンドル開口14に取り付け、ドアパネルサブアツクl
Oにウェザ−ストリップ21を取り付ける。
パヒンジ17、ロワヒンジ18を利用してドアパネルサ
ブアツク10が装着される。ついで車両ボディ50は、
ドアパネルサブアツク10を装着した状態で、塗装ライ
ンに至る。この塗装ラインにおいては、ドアパネルサブ
アツク10のアウタパネル11も同時に塗装し、車両ボ
ディ50とアウタパネル11の同色性を確保する。車両
ボディ50は次に蟻装ラインに入り、ドアパネルサブア
ツクlO内に部品組付開口13からドア開閉ロック機能
部品が組み込まれる。この絹製ラインにおいてはさらに
、アウトサイドハンドル22をアウタパネル11のドア
ハンドル開口14に取り付け、ドアパネルサブアツクl
Oにウェザ−ストリップ21を取り付ける。
他方トリムボードアツク形成ラインでは、上記のように
して、トリムボード31にガラス昇降機能部品を組み付
ける。このときウィンドガラス37もトリムボード31
に組み付けておく、そして組付の完了したトリムボード
アツク30を部品組付開口13を利用してドアパネルサ
ブアツクlOに接合(第2図)し、検査を経て完成車と
なる。
して、トリムボード31にガラス昇降機能部品を組み付
ける。このときウィンドガラス37もトリムボード31
に組み付けておく、そして組付の完了したトリムボード
アツク30を部品組付開口13を利用してドアパネルサ
ブアツクlOに接合(第2図)し、検査を経て完成車と
なる。
本発明ラインを示す第3図と、従来のラインを示す第4
図を比較すると、車両ボディ50に、アウタパネルとイ
ンナパネルを接合したドアパネルサブアツク60を取り
付け、塗装ラインで塗装されるまでの過程は同じである
。しかし従来ラインにおいては、絹製ラインにおいて、
ドアパネルサプアツク60に対してインナパネル12に
形成された複数の小さな作業穴からドア開閉ロック機能
部品とガラス昇降機能部品を一度に組み込むために、作
業性が悪い、したがって、組付のための自動化、ロボッ
ト化を導入しにくい、また、特装ラインも長くなり、ラ
インサイドへ部品を置くペイも多くなる。
図を比較すると、車両ボディ50に、アウタパネルとイ
ンナパネルを接合したドアパネルサブアツク60を取り
付け、塗装ラインで塗装されるまでの過程は同じである
。しかし従来ラインにおいては、絹製ラインにおいて、
ドアパネルサプアツク60に対してインナパネル12に
形成された複数の小さな作業穴からドア開閉ロック機能
部品とガラス昇降機能部品を一度に組み込むために、作
業性が悪い、したがって、組付のための自動化、ロボッ
ト化を導入しにくい、また、特装ラインも長くなり、ラ
インサイドへ部品を置くペイも多くなる。
これに比べて本発明によると、ドアパネルサブアツク1
0に絹製する部品が少ないので、組み込み作業が容易と
なるばかりか、ガラス昇降機能部品は別のラインでトリ
ムボード31に組み付けられてトリムボードアツク30
とされ、これが後にドアパネルサブアツク10に装着さ
れる。よって、全体として組立作業性が向上することが
理解される。
0に絹製する部品が少ないので、組み込み作業が容易と
なるばかりか、ガラス昇降機能部品は別のラインでトリ
ムボード31に組み付けられてトリムボードアツク30
とされ、これが後にドアパネルサブアツク10に装着さ
れる。よって、全体として組立作業性が向上することが
理解される。
なお上記実施例は、サツシュレスドアに本発明を適用し
たものであるが、本発明は、サツシェを有するドア(セ
ダン系)、およびパネルドア(セダン、バックドア系)
にも同様に適用できる。
たものであるが、本発明は、サツシェを有するドア(セ
ダン系)、およびパネルドア(セダン、バックドア系)
にも同様に適用できる。
「発明の効果」
以上のように本発明は、ドアの組立に際し、装飾用のト
リムボードを利用して、これにガラス昇降機能部品を組
み付け、ドアパネルサブアツクの方には、ドア開閉ロッ
ク機能部品を組み込み、上記のトリムボードアツクをこ
のドパネルサプアツクに接合するという新しいプロセス
によってドアを製造するため、組立作業性がよく、ロボ
ットによる自動組立が可能である。よって特にトリムボ
ードの水平位置でのガラス昇降機能部品の組み付けも可
能となり、またこの機能部品を予め結合した状態で組み
付けることができるため、組立作業性もさらに向上する
。
リムボードを利用して、これにガラス昇降機能部品を組
み付け、ドアパネルサブアツクの方には、ドア開閉ロッ
ク機能部品を組み込み、上記のトリムボードアツクをこ
のドパネルサプアツクに接合するという新しいプロセス
によってドアを製造するため、組立作業性がよく、ロボ
ットによる自動組立が可能である。よって特にトリムボ
ードの水平位置でのガラス昇降機能部品の組み付けも可
能となり、またこの機能部品を予め結合した状態で組み
付けることができるため、組立作業性もさらに向上する
。
さらに本発明は、特装ラインに対してトリムボードアツ
ク形成ラインを別に設け、このラインでトリムボードに
ガラス昇降機能部品を組み付け、絹製ラインではドアパ
ネルサブアツクにドア開閉ロック機能部品だけを組み込
む様にしだので、補装ラインを短(簡素化でき、ライン
サイドに部品を置くペイを削減することができる。この
自動車の製造方法の発明においてはドアの製造方法は問
わないが、ドアを上記本発明の方法で製造すれば、ドア
の製造作業性を向上させ、全体として優れた自動車の製
造方法が得られる。
ク形成ラインを別に設け、このラインでトリムボードに
ガラス昇降機能部品を組み付け、絹製ラインではドアパ
ネルサブアツクにドア開閉ロック機能部品だけを組み込
む様にしだので、補装ラインを短(簡素化でき、ライン
サイドに部品を置くペイを削減することができる。この
自動車の製造方法の発明においてはドアの製造方法は問
わないが、ドアを上記本発明の方法で製造すれば、ドア
の製造作業性を向上させ、全体として優れた自動車の製
造方法が得られる。
第1図は本発明による自動車用ドアの製造方法の例を示
す、分解斜視図、第2図はドアパネルサブアウタとトリ
ムボードアツクの斜視図、第3図は本発明による自動車
の製造方法を示す組立ラインの説明図、第4は従来の自
動車の組立ラインを示す説明図である。 lO・・・ドアパネルサプアツク、11・・・アウタパ
ネル、12・・・インナパネル、12a・・・結合フラ
ンジインナパネル、13・・・部品組付開口、15・・
・ドアチエツク、16・・・サイトドアロッタ、17・
・・アッパヒンジ、18・・・ロワヒンジ、30・・・
トリムボードアツク、31・・・トリムボード、31a
・・・金属板、32・・・ウィンドレギュレータ、33
・・・駆動部、37・・・ウィンドガラス、50・・・
車両ボディ、60・・・ドアパネルサブアウタ(従来品
によるもの)。 特許出願人 白木金属工業株式会社同代理人
三 浦 邦 夫 同 笹山善美 /−10 t Lf;車 第3図
す、分解斜視図、第2図はドアパネルサブアウタとトリ
ムボードアツクの斜視図、第3図は本発明による自動車
の製造方法を示す組立ラインの説明図、第4は従来の自
動車の組立ラインを示す説明図である。 lO・・・ドアパネルサプアツク、11・・・アウタパ
ネル、12・・・インナパネル、12a・・・結合フラ
ンジインナパネル、13・・・部品組付開口、15・・
・ドアチエツク、16・・・サイトドアロッタ、17・
・・アッパヒンジ、18・・・ロワヒンジ、30・・・
トリムボードアツク、31・・・トリムボード、31a
・・・金属板、32・・・ウィンドレギュレータ、33
・・・駆動部、37・・・ウィンドガラス、50・・・
車両ボディ、60・・・ドアパネルサブアウタ(従来品
によるもの)。 特許出願人 白木金属工業株式会社同代理人
三 浦 邦 夫 同 笹山善美 /−10 t Lf;車 第3図
Claims (4)
- (1)アウタパネルとインナパネルからなるドアパネル
サブアッシおよびこのドアパネルサブアッシのインナパ
ネル側に接合されるトリムボードを備え、少なくともド
ア開閉ロック機能部品とガラス昇降機能部品を有する自
動車用ドアにおいて、上記トリムボードにガラス昇降機
能部品を組み付けるとともに、上記ドアパネルサブアッ
シ内にドア開閉ロック機能部品を組み込み、その後この
トリムボードアッシをドアパネルサブアッシに接合する
ことを特徴とする自動車用ドアの製造方法。 - (2)トリムボード内面には金属板がインサート成形さ
れている請求項1記載の自動車用ドアの製造方法。 - (3)トリムボードにガラス昇降機能部品を組み付ける
トリムボードアッシ形成ラインが車両ボディの艤装ライ
ンと別に設けられ、艤装ラインにおいてドア開閉ロック
機能部品の組み込まれたドアパネルサブアッシに、ガラ
ス昇降機能部品を組み付けたトリムボードアッシが接合
される自動車の製造方法。 - (4)ドアパネルサブアッシは、車両ボディの塗装ライ
ンにおいて、ボディと同時に塗装される請求項3記載の
自動車の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63108535A JPH01278837A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 自動車用ドアおよび自動車の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63108535A JPH01278837A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 自動車用ドアおよび自動車の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01278837A true JPH01278837A (ja) | 1989-11-09 |
Family
ID=14487273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63108535A Pending JPH01278837A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 自動車用ドアおよび自動車の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01278837A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0569864A (ja) * | 1991-09-13 | 1993-03-23 | Toyota Motor Corp | 自動車用ドアの組付治具 |
KR20010060070A (ko) * | 1999-12-31 | 2001-07-06 | 이계안 | 자동차용 도어 어셈블리 |
DE4243952C5 (de) * | 1991-12-28 | 2005-10-06 | Nissan Motor Co., Ltd., Yokohama | Fahrzeugtür mit Scheibenheber-Modul |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5135728A (en) * | 1974-07-05 | 1976-03-26 | Temafa Textilmaschf Meissner | Senizairyono kukiatsushikihansosochi |
US4785585A (en) * | 1987-04-14 | 1988-11-22 | The Budd Company | Vehicle door with separable door hardware module |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP63108535A patent/JPH01278837A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5135728A (en) * | 1974-07-05 | 1976-03-26 | Temafa Textilmaschf Meissner | Senizairyono kukiatsushikihansosochi |
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