JPH01275382A - エレベーター・カーへのホール・コール割り当て方法 - Google Patents
エレベーター・カーへのホール・コール割り当て方法Info
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- JPH01275382A JPH01275382A JP1064920A JP6492089A JPH01275382A JP H01275382 A JPH01275382 A JP H01275382A JP 1064920 A JP1064920 A JP 1064920A JP 6492089 A JP6492089 A JP 6492089A JP H01275382 A JPH01275382 A JP H01275382A
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- Japan
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- elevator car
- time
- door
- eta
- Prior art date
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 claims 4
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 24
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
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- 241000712893 Impatiens necrotic spot virus Species 0.000 description 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B1/00—Control systems of elevators in general
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B1/00—Control systems of elevators in general
- B66B1/24—Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration
- B66B1/2408—Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration where the allocation of a call to an elevator car is of importance, i.e. by means of a supervisory or group controller
- B66B1/2458—For elevator systems with multiple shafts and a single car per shaft
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B2201/00—Aspects of control systems of elevators
- B66B2201/10—Details with respect to the type of call input
- B66B2201/102—Up or down call input
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B2201/00—Aspects of control systems of elevators
- B66B2201/20—Details of the evaluation method for the allocation of a call to an elevator car
- B66B2201/211—Waiting time, i.e. response time
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B2201/00—Aspects of control systems of elevators
- B66B2201/20—Details of the evaluation method for the allocation of a call to an elevator car
- B66B2201/233—Periodic re-allocation of call inputs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Elevator Control (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は液圧式または索引式エレベータ装置のためのカ
ー割り撮り戦略、特に、割り当てるべきホール・コール
が登録されたフロアへのエレベータ・カーの到着時間を
計算して1群のエレベータ・カーにホール・コールを能
率的に割り当てる方法に係わる。
ー割り撮り戦略、特に、割り当てるべきホール・コール
が登録されたフロアへのエレベータ・カーの到着時間を
計算して1群のエレベータ・カーにホール・コールを能
率的に割り当てる方法に係わる。
(背景技術)
1群のエレベータ・カーにホール・コールを割り当てる
のに従来種々の戦略が用いられているが、共通する戦略
としては、割り当てるべき特定ホール・コールに対する
各エレベータ・カーの到着時間(ETA)を概算する。
のに従来種々の戦略が用いられているが、共通する戦略
としては、割り当てるべき特定ホール・コールに対する
各エレベータ・カーの到着時間(ETA)を概算する。
ホール・コールに答える適正なサービス方向で問題のエ
レベータ・カーがホール・コールの登録されたフロアに
到着するのに必要と考えられる時間を表わすカウントを
エレベータ・カーごとに計算し、このETAカウントが
最も低いエレベータ・カーにホール・コールを割り当て
る。
レベータ・カーがホール・コールの登録されたフロアに
到着するのに必要と考えられる時間を表わすカウントを
エレベータ・カーごとに計算し、このETAカウントが
最も低いエレベータ・カーにホール・コールを割り当て
る。
(要約)
本発明はETAの計算にドア・サイクル時間が重要な鍵
であるとの認識に基づく。ドア・サイクル時間とはドア
を開放するための時間中乗客の乗り降りに必要な時間+
ドアを閉めるための時間である。いずれのフロアにおい
てもドア開放時間は一定であるが、乗客が乗り降りする
ためのドアが開放状態に維持される時間は一律ではなく
、ドアを閉めるのに要する時間も、乗客がドア安全エツ
ジを操作することによってドアを再開または停止するこ
とがあるから一定ではない。
であるとの認識に基づく。ドア・サイクル時間とはドア
を開放するための時間中乗客の乗り降りに必要な時間+
ドアを閉めるための時間である。いずれのフロアにおい
てもドア開放時間は一定であるが、乗客が乗り降りする
ためのドアが開放状態に維持される時間は一律ではなく
、ドアを閉めるのに要する時間も、乗客がドア安全エツ
ジを操作することによってドアを再開または停止するこ
とがあるから一定ではない。
そこで、公知のETA戦略において行なわれているよう
に、平均ドア・サイクル時間がどのフロアについても同
じであるとの誤った仮定に基づいてドア・サイクル時間
として一定値を使用するのではなく、本発明はこの可変
性を念頭に置いてもっと正確なドア・サイクル時間を求
める。その結果、従来よりも正確にETA計算値を求め
、エレベータ・カーに対して従来よりも能率的な割り当
てを、従って、エレベータの能率を測る尺度である平均
コール待ち時間の短縮を可能にする。
に、平均ドア・サイクル時間がどのフロアについても同
じであるとの誤った仮定に基づいてドア・サイクル時間
として一定値を使用するのではなく、本発明はこの可変
性を念頭に置いてもっと正確なドア・サイクル時間を求
める。その結果、従来よりも正確にETA計算値を求め
、エレベータ・カーに対して従来よりも能率的な割り当
てを、従って、エレベータの能率を測る尺度である平均
コール待ち時間の短縮を可能にする。
具体的には、フロアごとにそれぞれのエレベータ・カー
についてドア・サイクル時間を測定する。ビル全体の特
徴を解明することによって適当な時間帯における各フロ
アの平均ドア・サイクル時間を作表する。例えば、フロ
ア#2における平均ドア・サイクルは8:30AMから
8 : 45AMまでの時間帯で6秒であるのに対して
、8:45AMから9:OOAMまでの時間帯で9秒に
なることも考えられる。この平均値が記憶され、周期的
に更新され、ETA計算を行なう割り振り機能に利用さ
れる。
についてドア・サイクル時間を測定する。ビル全体の特
徴を解明することによって適当な時間帯における各フロ
アの平均ドア・サイクル時間を作表する。例えば、フロ
ア#2における平均ドア・サイクルは8:30AMから
8 : 45AMまでの時間帯で6秒であるのに対して
、8:45AMから9:OOAMまでの時間帯で9秒に
なることも考えられる。この平均値が記憶され、周期的
に更新され、ETA計算を行なう割り振り機能に利用さ
れる。
本発明の内容は添付図面に沿って以下に詳述する実施例
の説明からさらに明らかになるであろう(好ましい実施
例) 図示の具体的なETA割り振りシステムの実施例に関し
て以下に本発明を説明するが、本発明はいかなるETA
式割り振りシステムに利用してもその機能を高めること
ができる。
の説明からさらに明らかになるであろう(好ましい実施
例) 図示の具体的なETA割り振りシステムの実施例に関し
て以下に本発明を説明するが、本発明はいかなるETA
式割り振りシステムに利用してもその機能を高めること
ができる。
添付図面の第1図には本発明を利用して好ましい効果を
得ることができるエレベータ・システム20を示した。
得ることができるエレベータ・システム20を示した。
このエレベータ・システム20はビル24のハツチウェ
イ22を昇降してフロア1乃至Nにサービスする複数の
エレベータ・カー#O乃至#Nを備えている。これらの
エレベータ・カーは例えばエレベータ・カー0と連携す
るカー・コントローラ26のようにそれぞれカー・コン
トローラを備えている。複数のエレベータ・カー#O乃
至#Nはシステム・プロセッサ28によって一括制御さ
れる。カー・コントローラ26としては、米国特許第3
,750,850号に開示されているようなデータ・リ
ンクをも含むカー・コントローラを、システム・プロセ
ッサによって一括制御されるように構成したものを使用
することができる。本願明細書には本願と共通の譲受人
に譲渡された米国特許第3,750,850号及び第3
,804,209号の内容を引用した。
イ22を昇降してフロア1乃至Nにサービスする複数の
エレベータ・カー#O乃至#Nを備えている。これらの
エレベータ・カーは例えばエレベータ・カー0と連携す
るカー・コントローラ26のようにそれぞれカー・コン
トローラを備えている。複数のエレベータ・カー#O乃
至#Nはシステム・プロセッサ28によって一括制御さ
れる。カー・コントローラ26としては、米国特許第3
,750,850号に開示されているようなデータ・リ
ンクをも含むカー・コントローラを、システム・プロセ
ッサによって一括制御されるように構成したものを使用
することができる。本願明細書には本願と共通の譲受人
に譲渡された米国特許第3,750,850号及び第3
,804,209号の内容を引用した。
カー・コールはエレベータ・カー非0乃至#Nにおいて
例えばカー#0の押しボタン列3oのような該当の押し
ボタン列により入力される。
例えばカー#0の押しボタン列3oのような該当の押し
ボタン列により入力される。
ホール・コールはビル24の各フロアに設置された該当
の押しボタン列、例えば、最下フロア(フロア#1)に
設置されている昇ホール・コール押しボタン32、最上
フロア(フロア#N)に配置されている降ホール・コー
ル押しボタン34、中間フロアのそれぞれに配置されて
いる昇降ホール・コール押しボタン36から入力される
。昇降ホール・コールはシステム・プロセッサ28の入
力インターフニス38へ信号IZ及び2Zとしてそれぞ
れ直列伝送される。個々のエレベータ・カーにおいて入
力されたカー・コールはそれぞれのエレベータ・カーに
関する他の情報と共に信号32として人力インターフニ
ス38に直列伝送される0個々のエレベータ・カーに間
する情報としては、該当カーが稼働中であることを表わ
す信号lN5V 、該当カーが上昇にセットされておれ
ば論理1、降下にセットされておれば一理0となる信号
UPTR;稼働中のエレベータ・カーが静止状態Cあっ
ていつでも割り振りに答えられる、即ち、カー・コール
もホール・コールも受けていないことを表わす信号AV
AS 、該当エレベータ・カーの先行位置を2進法で表
わす信号AVP 、エレベータ・カーがあるフロアから
加速離脱しなければならないことを示す信号ACC、エ
レベータ・カーがターゲット・フロアで停止するため減
速を開始しなければならないことを示す信号DEC。
の押しボタン列、例えば、最下フロア(フロア#1)に
設置されている昇ホール・コール押しボタン32、最上
フロア(フロア#N)に配置されている降ホール・コー
ル押しボタン34、中間フロアのそれぞれに配置されて
いる昇降ホール・コール押しボタン36から入力される
。昇降ホール・コールはシステム・プロセッサ28の入
力インターフニス38へ信号IZ及び2Zとしてそれぞ
れ直列伝送される。個々のエレベータ・カーにおいて入
力されたカー・コールはそれぞれのエレベータ・カーに
関する他の情報と共に信号32として人力インターフニ
ス38に直列伝送される0個々のエレベータ・カーに間
する情報としては、該当カーが稼働中であることを表わ
す信号lN5V 、該当カーが上昇にセットされておれ
ば論理1、降下にセットされておれば一理0となる信号
UPTR;稼働中のエレベータ・カーが静止状態Cあっ
ていつでも割り振りに答えられる、即ち、カー・コール
もホール・コールも受けていないことを表わす信号AV
AS 、該当エレベータ・カーの先行位置を2進法で表
わす信号AVP 、エレベータ・カーがあるフロアから
加速離脱しなければならないことを示す信号ACC、エ
レベータ・カーがターゲット・フロアで停止するため減
速を開始しなければならないことを示す信号DEC。
エレベータ・カーのドアが閉じている□ことを示す信号
DCL 、及びスタート指令である信号ACCXのよう
なカー状態信号が含まれる0個々のエレベータ・カーに
関する情報には、ビル24のどの階に対して該当カーが
サービスできるかを示すフロアサービス可能信号FEN
も含まれる。このフロアサービス可能信号はカー・コン
トローラのメモリ・トラックまたは(図示しないが)ト
ラヒック・ディレクタ・ステーションでセットすること
ができる。
DCL 、及びスタート指令である信号ACCXのよう
なカー状態信号が含まれる0個々のエレベータ・カーに
関する情報には、ビル24のどの階に対して該当カーが
サービスできるかを示すフロアサービス可能信号FEN
も含まれる。このフロアサービス可能信号はカー・コン
トローラのメモリ・トラックまたは(図示しないが)ト
ラヒック・ディレクタ・ステーションでセットすること
ができる。
システム・プロセッサ28は入力インターフニス38の
ほかに、中央処理装置(CPU)40゜読み取り専用メ
モリ42 (ROM)、ランダム・アクセス・メモリ4
4 (RAM)、及び出力ボート46を含む。
ほかに、中央処理装置(CPU)40゜読み取り専用メ
モリ42 (ROM)、ランダム・アクセス・メモリ4
4 (RAM)、及び出力ボート46を含む。
第2及び3図のRAMマツプに示すように、システム・
プロセッサ28はRAM44中の該当テーブル、例えば
、エレベータ・カー状態テーブル48(第2図)やフロ
ア使用可能テーブル50(第3図)に個々のカーに関す
る情報を記憶する。
プロセッサ28はRAM44中の該当テーブル、例えば
、エレベータ・カー状態テーブル48(第2図)やフロ
ア使用可能テーブル50(第3図)に個々のカーに関す
る情報を記憶する。
システム・プロセッサ28はまた、第4図に示すホール
・コiル・テーブル52、第5図に示すカー・テーブル
54、第6図に示す割り当てレジスタ56、及び第7図
に示すトリップ・リスト・テーブル58を作成する。ホ
ール・コール・テーブル52はもし必要なら、レジスタ
56の昇コール部分及び降コール部分における割り当て
ピットノ次に“コール”ビットを付加することによって
割り当てレジスタ56と一体化することができる第8図
は特定のエレベータ・システム2oに固有の、ROMに
記憶されている定数のリストを含むROMマツプ60で
ある。この定数には、ホール・コールに対する最短ET
Aがこのポール・コールに答えるべく既に割り当てられ
たエレベータ・カーのETAよりも所定時間だけ短い場
合に初めて割り当てが別のエレベータ・カーに切り換え
られるという前記所定時間T(秒)が含まれる。
・コiル・テーブル52、第5図に示すカー・テーブル
54、第6図に示す割り当てレジスタ56、及び第7図
に示すトリップ・リスト・テーブル58を作成する。ホ
ール・コール・テーブル52はもし必要なら、レジスタ
56の昇コール部分及び降コール部分における割り当て
ピットノ次に“コール”ビットを付加することによって
割り当てレジスタ56と一体化することができる第8図
は特定のエレベータ・システム2oに固有の、ROMに
記憶されている定数のリストを含むROMマツプ60で
ある。この定数には、ホール・コールに対する最短ET
Aがこのポール・コールに答えるべく既に割り当てられ
たエレベータ・カーのETAよりも所定時間だけ短い場
合に初めて割り当てが別のエレベータ・カーに切り換え
られるという前記所定時間T(秒)が含まれる。
定数にはほかに、システム2oに属する個々のエレベー
タ・カーが各フロアに対して提供すべき稲々の機能を行
なうのに必要な一連の時間をも含む、例えば、フロアか
ら全速まで加速するのに要する時間ACCT 、全速か
らターゲット・フロアでの停止まで減速するのに要する
時間DEC7,1つのフロア・レベルから他のフロア・
レベルまで全速で移動するのに要する時間H5,エレベ
ータ・カーが1フロア分だけ昇降するのに要する時間0
FTT、エレベータ・カーが既に減速段階に入っている
と考えられる場合、ターゲット・フロアに停止するまで
に要する時間ADT、エレベータ・カーのドア及びそれ
と連動するハツチウェイ・ドアが全開するのに要する時
間DOT、及びドア・サイクル時間DYCTなどである
。
タ・カーが各フロアに対して提供すべき稲々の機能を行
なうのに必要な一連の時間をも含む、例えば、フロアか
ら全速まで加速するのに要する時間ACCT 、全速か
らターゲット・フロアでの停止まで減速するのに要する
時間DEC7,1つのフロア・レベルから他のフロア・
レベルまで全速で移動するのに要する時間H5,エレベ
ータ・カーが1フロア分だけ昇降するのに要する時間0
FTT、エレベータ・カーが既に減速段階に入っている
と考えられる場合、ターゲット・フロアに停止するまで
に要する時間ADT、エレベータ・カーのドア及びそれ
と連動するハツチウェイ・ドアが全開するのに要する時
間DOT、及びドア・サイクル時間DYCTなどである
。
ドア・サイクル時間は、第17図のRAMマツプ260
に示すように本発明の原理に従って、個々のビルに固有
の、フロア及び時間帯ごとの平均ドア・サイクル時間を
解明する前に利用される既定値である。ビルの各フロア
における各エレベータ・カーのドア・サイクルをハード
ウェアまたはソフトウェアによってタイミング制御し、
各エレベータ・カーごとにドア・サイクル時間を記憶し
、ビルがエレベータ装置を正常に使用する1日の所定時
間帯に亘って平均する。例えば、1基のエレベータ・カ
ーに関する平均ドア・サイクル時間のRAMマツプ26
0である第17図に示すように、各時間帯は営業日の1
時間ごとに設定してもよいし、1日のピーク時間帯なら
1時間以下、ピークを外れた時間帯なら1時間以上の単
位としてもよい。
に示すように本発明の原理に従って、個々のビルに固有
の、フロア及び時間帯ごとの平均ドア・サイクル時間を
解明する前に利用される既定値である。ビルの各フロア
における各エレベータ・カーのドア・サイクルをハード
ウェアまたはソフトウェアによってタイミング制御し、
各エレベータ・カーごとにドア・サイクル時間を記憶し
、ビルがエレベータ装置を正常に使用する1日の所定時
間帯に亘って平均する。例えば、1基のエレベータ・カ
ーに関する平均ドア・サイクル時間のRAMマツプ26
0である第17図に示すように、各時間帯は営業日の1
時間ごとに設定してもよいし、1日のピーク時間帯なら
1時間以下、ピークを外れた時間帯なら1時間以上の単
位としてもよい。
平均DCYTを計算するための簡単なプログラムを例え
ば、タイマー割り込みによって周期的に実行し、古い平
均値を更新する。エレベータ装置を初期設定するに際し
てはDCYTの既定値を使用し、1基または2基のエレ
ベータ・カーだけが稼働するオフ・アワーに、既定値を
使用すればよい。
ば、タイマー割り込みによって周期的に実行し、古い平
均値を更新する。エレベータ装置を初期設定するに際し
てはDCYTの既定値を使用し、1基または2基のエレ
ベータ・カーだけが稼働するオフ・アワーに、既定値を
使用すればよい。
第9図はROM42に記憶されているポール・コール割
り当てプログラム62の詳細なフローチャートである。
り当てプログラム62の詳細なフローチャートである。
プログラム62は64で開始され、ステップ66が例え
ばテーブル・ポインタを初期位置にセットすることによ
ってシステムを初期設定する。例えば、ステップ66は
プログラムが最下フロアにおける昇ホール・コールの探
索でスタートするようにポインタ68を昇スキャン・ス
ロットの最下段位置にセットする。このポインタを進め
ると、昇ホール・コール・テーブルを上向きに辿ること
になる。もしフロアN−1に対応する昇スキャン・スロ
ットからポインタを進めると、いきなりテーブルの降ホ
ール・コール部分の最上段スキャン・スロットに好打す
る。また、降ホール・コール・テーブルを下向きに辿る
ようにポインタを進める場合、もし最下フロアから2番
目のフロアと対応するスキャン・スロットから進めると
、いきなりテーブルの昇ホール・コール部分の最下段ス
キャン・スロットに戻る。そこで、昇スキャン・スロッ
トにはO乃至N−1の番号を付け、降スキャン・スロッ
トにはN乃至1の番号を付ける。同様にして、第6図に
示す割り当てレジスター56ではポインタ70を昇スキ
ャン・スロットOに初期設定する。ステップ66によっ
て初期設定されるその他のポインタとしては、第3図に
示すフロア使用可能テーブル50に対するポインタ72
や、第5図に示すカー・テーブル54に対するポインタ
74などがある。
ばテーブル・ポインタを初期位置にセットすることによ
ってシステムを初期設定する。例えば、ステップ66は
プログラムが最下フロアにおける昇ホール・コールの探
索でスタートするようにポインタ68を昇スキャン・ス
ロットの最下段位置にセットする。このポインタを進め
ると、昇ホール・コール・テーブルを上向きに辿ること
になる。もしフロアN−1に対応する昇スキャン・スロ
ットからポインタを進めると、いきなりテーブルの降ホ
ール・コール部分の最上段スキャン・スロットに好打す
る。また、降ホール・コール・テーブルを下向きに辿る
ようにポインタを進める場合、もし最下フロアから2番
目のフロアと対応するスキャン・スロットから進めると
、いきなりテーブルの昇ホール・コール部分の最下段ス
キャン・スロットに戻る。そこで、昇スキャン・スロッ
トにはO乃至N−1の番号を付け、降スキャン・スロッ
トにはN乃至1の番号を付ける。同様にして、第6図に
示す割り当てレジスター56ではポインタ70を昇スキ
ャン・スロットOに初期設定する。ステップ66によっ
て初期設定されるその他のポインタとしては、第3図に
示すフロア使用可能テーブル50に対するポインタ72
や、第5図に示すカー・テーブル54に対するポインタ
74などがある。
初期設定ステップ66に続いて、ステップ76が人力さ
れたホール・コールに関してホール・コール・テーブル
52のポインタ68をチエツクする。もしホール・コー
ルが見当たらなければ、ステップ78がテーブル52,
56及び50のポインタ68.70及び72をそれぞれ
進め、プログラムはステップ76に戻る。このようにし
てステップ76が入力された昇または降ホール・コール
を見出すまでプログラムは連続的に昇または降ホール・
コール・テーブルをループ1−る。
れたホール・コールに関してホール・コール・テーブル
52のポインタ68をチエツクする。もしホール・コー
ルが見当たらなければ、ステップ78がテーブル52,
56及び50のポインタ68.70及び72をそれぞれ
進め、プログラムはステップ76に戻る。このようにし
てステップ76が入力された昇または降ホール・コール
を見出すまでプログラムは連続的に昇または降ホール・
コール・テーブルをループ1−る。
ステップ76が入力されたホール・コールを見つけると
、ステップ80がカー・テーブルのポインタ24をチエ
ツクすることによりどのエレベータ・カーがとりあえず
ホール・コールに対応できると考えられているかを判定
し、このエレベータ・カーに関するカー状態情報を第2
図に示すRAMマツプ48から求め、さらに、第3図に
示すフロアサービス可能テーブル50からこのエレベー
タ・カーに関するフロアサービス可能データFENを求
める。
、ステップ80がカー・テーブルのポインタ24をチエ
ツクすることによりどのエレベータ・カーがとりあえず
ホール・コールに対応できると考えられているかを判定
し、このエレベータ・カーに関するカー状態情報を第2
図に示すRAMマツプ48から求め、さらに、第3図に
示すフロアサービス可能テーブル50からこのエレベー
タ・カーに関するフロアサービス可能データFENを求
める。
ステップ82は信号I NSVの論理レベルをチエツク
することにより問題のエレベータ・カーが稼働中かどう
かを判定する。もしこのエレベータ・カーが稼働中でな
ければ、ステップ84がこのエレベータ・カーに対応の
ETA時間を最大値0FFHにセットし、プログラムは
ETAが最大値であるエレベータ・カーを割り当ての対
象として考慮しない。ステップ86は第5図のカー・テ
ーブル54に対するカー・ポインタフ4を進め、ステッ
プ88は問題のコールに関連してカー・テーブル全体が
考慮されたかどうかを判定する。もし単数または複数の
カーが未だ考慮されていないなら、ステップ88はステ
ップ80に戻って新しく選択されたカーに関する情報を
得る。エレベータ・カーのすべてが問題のホール・コー
ルに関連して考慮されたことを確認すると、ステップ9
0においてプログラムがサブルーチンASSIGNを呼
び出す、サブルーチンASSIGNは詳しくは後述する
割り当てプログラム92のフローチャートである第10
図に示す通りである。
することにより問題のエレベータ・カーが稼働中かどう
かを判定する。もしこのエレベータ・カーが稼働中でな
ければ、ステップ84がこのエレベータ・カーに対応の
ETA時間を最大値0FFHにセットし、プログラムは
ETAが最大値であるエレベータ・カーを割り当ての対
象として考慮しない。ステップ86は第5図のカー・テ
ーブル54に対するカー・ポインタフ4を進め、ステッ
プ88は問題のコールに関連してカー・テーブル全体が
考慮されたかどうかを判定する。もし単数または複数の
カーが未だ考慮されていないなら、ステップ88はステ
ップ80に戻って新しく選択されたカーに関する情報を
得る。エレベータ・カーのすべてが問題のホール・コー
ルに関連して考慮されたことを確認すると、ステップ9
0においてプログラムがサブルーチンASSIGNを呼
び出す、サブルーチンASSIGNは詳しくは後述する
割り当てプログラム92のフローチャートである第10
図に示す通りである。
ステップ82に戻って、考慮されているエレベータ・カ
ーが稼働中であることをステップ82が確認すると、ス
テップ94がフロアサービス可能ビットFENをチエツ
クすることによりホール・コールのフロアに対してこの
エレベータ・カーがサービス可能状態にあるかどうかを
判定する。もしこのエレベータ・カーがこのフロアに対
するホール・コールに対応できないなら、ステップ94
がステップ84に戻り、既に述べたステップ86.88
及び90を辿る。
ーが稼働中であることをステップ82が確認すると、ス
テップ94がフロアサービス可能ビットFENをチエツ
クすることによりホール・コールのフロアに対してこの
エレベータ・カーがサービス可能状態にあるかどうかを
判定する。もしこのエレベータ・カーがこのフロアに対
するホール・コールに対応できないなら、ステップ94
がステップ84に戻り、既に述べたステップ86.88
及び90を辿る。
考慮されているエレベータ・カーが問題のホール・コー
ルのフロアに対しサービス可能状態にあることをステッ
プ94が確認すると、ステップ96が信号AVASをチ
エツクすることによってこのエレベータ・カーがコール
に対応するのに忙しいか、あるいは空き状態にあって割
り当てに利用できるかどうかを判定する。もしエレベー
タ・カーガ空き状態なら、ステップ96がステップ98
に進んでサブルーチンETA−Aを呼び出し、このエレ
ベータ・カーがホールに対応するのに要するETA時間
を計算する。第11図はETA−Aサブルーチンを実行
するプログラム100のフローチャートであり、その詳
細は後述)−る。
ルのフロアに対しサービス可能状態にあることをステッ
プ94が確認すると、ステップ96が信号AVASをチ
エツクすることによってこのエレベータ・カーがコール
に対応するのに忙しいか、あるいは空き状態にあって割
り当てに利用できるかどうかを判定する。もしエレベー
タ・カーガ空き状態なら、ステップ96がステップ98
に進んでサブルーチンETA−Aを呼び出し、このエレ
ベータ・カーがホールに対応するのに要するETA時間
を計算する。第11図はETA−Aサブルーチンを実行
するプログラム100のフローチャートであり、その詳
細は後述)−る。
ステップ98はサブルーチンETA−Aの実行後、プロ
グラム・ステップ86に戻り、割り当てまたは再割り当
てすべきコールに関連してすべてのエレベータ・カーが
考慮ずみかどうかを判断する。
グラム・ステップ86に戻り、割り当てまたは再割り当
てすべきコールに関連してすべてのエレベータ・カーが
考慮ずみかどうかを判断する。
考慮されているエレベータ・カーが割り当てに利用でき
る空きエレベータ・カーでないことをステップ96が判
定すると、ステップ102はこのエレベータ・カーがカ
ー・コール3Zを受けているのか、昇または降ホール・
コールIZまたは2Zを割り当てられているのかを判定
する。このエレベータ・カーがカー・コールも受けず、
ホール・コールも割り当てられていなければ利用可能な
エレベータ・カーと同じであると考えることができ、プ
ログラム゛はステップ98においてサブルーチンETA
−Aを呼び出す。
る空きエレベータ・カーでないことをステップ96が判
定すると、ステップ102はこのエレベータ・カーがカ
ー・コール3Zを受けているのか、昇または降ホール・
コールIZまたは2Zを割り当てられているのかを判定
する。このエレベータ・カーがカー・コールも受けず、
ホール・コールも割り当てられていなければ利用可能な
エレベータ・カーと同じであると考えることができ、プ
ログラム゛はステップ98においてサブルーチンETA
−Aを呼び出す。
エレベータ・カーが空き状態でない、即ち・少なくとも
1つのカー・コールまたは少なくとも1つの割り当てホ
ール・コールを受けていることをステップ102が確認
すると、ステップ104はこのエレベータ・カーが割り
当てられた現時点の仕事量をこなすにおいて昇降経路に
おける最遠停止フロア(FCフロア)を検知する。例え
ば、もしエレベータ・カーが上昇中で、その最も高いカ
ー・コールがフロアN−2を目ざすものであり、ほかに
昇降を必要とするホール・コールを割り当てられていな
いなら、FCフロアはN−2である。N−2へのカー・
コールのほかにフロアN−4への降ホール・コールを割
り当てられているなら、FCフロアはN−4である。
1つのカー・コールまたは少なくとも1つの割り当てホ
ール・コールを受けていることをステップ102が確認
すると、ステップ104はこのエレベータ・カーが割り
当てられた現時点の仕事量をこなすにおいて昇降経路に
おける最遠停止フロア(FCフロア)を検知する。例え
ば、もしエレベータ・カーが上昇中で、その最も高いカ
ー・コールがフロアN−2を目ざすものであり、ほかに
昇降を必要とするホール・コールを割り当てられていな
いなら、FCフロアはN−2である。N−2へのカー・
コールのほかにフロアN−4への降ホール・コールを割
り当てられているなら、FCフロアはN−4である。
FCフロアが判明したら、ステップ10BはこのFCフ
ロアがカー・コールに関するものか割り当てホール・コ
ールに関するものかをチエツクする。もしFCフロアが
カー・コール関連なら、ステップ108はエレベータ・
カーの移動方向が第4図に示すホール・コール・テーブ
ル52に対する走査方向と同じかどうかを確認する。も
しエレベータ・カーが昇にセットされており、昇ホール
・コール・テーブル走査方向も上向きなら、またはエレ
ベータ・カーが降にセットされており、降ホール・コー
ル・テーブル走査方向も下向きなら、ステップ108は
ステップ110に進む、スキャン・スロット・フロア(
考慮中のホール・コールのフロア)が先に探知されたF
Cフロアよりもエレベータ・カーのAVPフロアに近い
かどうかをステップ110が確認する。もしエレベータ
・カーがFCフロアよりも先にスキャン・スロット・フ
ロアに到達するなら、ステップ110がステップ98に
進んでサブルーチンETA−Aを呼び出す。逆に、スキ
ャン・スロット・フロアに到達する前にFCフロアに到
着するなら、ステップ110はステップ112に進む。
ロアがカー・コールに関するものか割り当てホール・コ
ールに関するものかをチエツクする。もしFCフロアが
カー・コール関連なら、ステップ108はエレベータ・
カーの移動方向が第4図に示すホール・コール・テーブ
ル52に対する走査方向と同じかどうかを確認する。も
しエレベータ・カーが昇にセットされており、昇ホール
・コール・テーブル走査方向も上向きなら、またはエレ
ベータ・カーが降にセットされており、降ホール・コー
ル・テーブル走査方向も下向きなら、ステップ108は
ステップ110に進む、スキャン・スロット・フロア(
考慮中のホール・コールのフロア)が先に探知されたF
Cフロアよりもエレベータ・カーのAVPフロアに近い
かどうかをステップ110が確認する。もしエレベータ
・カーがFCフロアよりも先にスキャン・スロット・フ
ロアに到達するなら、ステップ110がステップ98に
進んでサブルーチンETA−Aを呼び出す。逆に、スキ
ャン・スロット・フロアに到達する前にFCフロアに到
着するなら、ステップ110はステップ112に進む。
ステップ112がサブルーチンETA−Bを呼び出して
、エレベータ・カーがホール・コール・フロアに達する
のに要するETA時間を計算する。第12図はサブルー
チンETA−8を実行するプログラム114のフローチ
ャートであり、これについては詳しく後述する。サブル
ーチンETA−Bの実行後、ステップ112はステップ
86に戻り、他のエレベータ・カーについてチエツクす
る。
、エレベータ・カーがホール・コール・フロアに達する
のに要するETA時間を計算する。第12図はサブルー
チンETA−8を実行するプログラム114のフローチ
ャートであり、これについては詳しく後述する。サブル
ーチンETA−Bの実行後、ステップ112はステップ
86に戻り、他のエレベータ・カーについてチエツクす
る。
エレベータ・カーの移動方向がホール・コール・テーブ
ル52に対する走査方向と逆であることを発見すると、
ステップ108はステップ112に進んでサブルーチン
ETA−Bを呼び出す。
ル52に対する走査方向と逆であることを発見すると、
ステップ108はステップ112に進んでサブルーチン
ETA−Bを呼び出す。
FCフロアがカー・コールに関連するものでないことを
ステップ106が明らかにすれば、FCフロアはホール
・コール別り当てと関連するものであり、プログラムは
ステップ116へ分岐する。ステップ118はステップ
108と同様にエレベータ・カーの移動方向がホール・
コール・テーブル52に対する走査方向と同じかまたは
逆であるかを判定する。もし移動方向が走査方向と同じ
なら、ステップ118は移動方向UPTRがFCフロア
におけるホール・コールのサービス方向と同じであるか
どうかをチエツクする。もし移動方向が既に割り当てら
れているFCフロアにおけるホール・コールのサービス
方向と同じなら、ステップ118は上述したステップ1
10に戻る。もし移動方向がFCフロアにおけるホール
・コールの方向と逆なら、ステップ1113はステップ
98に進んでサブルーチンETA−Aを呼び出す。
ステップ106が明らかにすれば、FCフロアはホール
・コール別り当てと関連するものであり、プログラムは
ステップ116へ分岐する。ステップ118はステップ
108と同様にエレベータ・カーの移動方向がホール・
コール・テーブル52に対する走査方向と同じかまたは
逆であるかを判定する。もし移動方向が走査方向と同じ
なら、ステップ118は移動方向UPTRがFCフロア
におけるホール・コールのサービス方向と同じであるか
どうかをチエツクする。もし移動方向が既に割り当てら
れているFCフロアにおけるホール・コールのサービス
方向と同じなら、ステップ118は上述したステップ1
10に戻る。もし移動方向がFCフロアにおけるホール
・コールの方向と逆なら、ステップ1113はステップ
98に進んでサブルーチンETA−Aを呼び出す。
エレベータ・カーの移動方向UPTRがホール・コール
・テーブル52に対する走査方向と逆であることを確認
すると、ステップ118はステップ120に進む、ステ
ップ120はエレベータ・カー移動方向UPTRがFC
フロアにおけるホール・コールの方向と同じかどうかを
チエツクする。もし同じなら、ステップ120はステッ
プ122に進み、エレベータ・カーが走査フロアに到着
するのに要するETA時間を計算するためサブルーチン
ETA−Cを呼び出す、第13図はETA−Cサブルー
チンを実行するプログラム124のフローチャートであ
り、これについては詳しく後述する。サブルーチンET
A−Cの実行後、ステップ122はステップ86に戻る
。
・テーブル52に対する走査方向と逆であることを確認
すると、ステップ118はステップ120に進む、ステ
ップ120はエレベータ・カー移動方向UPTRがFC
フロアにおけるホール・コールの方向と同じかどうかを
チエツクする。もし同じなら、ステップ120はステッ
プ122に進み、エレベータ・カーが走査フロアに到着
するのに要するETA時間を計算するためサブルーチン
ETA−Cを呼び出す、第13図はETA−Cサブルー
チンを実行するプログラム124のフローチャートであ
り、これについては詳しく後述する。サブルーチンET
A−Cの実行後、ステップ122はステップ86に戻る
。
エレベータ・カー移動方向UPTRがFCフロアにおけ
るホール・コールの方向と逆であることを確認すると、
ステップ120はステップ126に進み、考慮中のホー
ル・コールの走査フロアが先に探知されたFCフロアよ
りもエレベータ・カーのAVPフロアから遠いかどうか
をチエツクする。
るホール・コールの方向と逆であることを確認すると、
ステップ120はステップ126に進み、考慮中のホー
ル・コールの走査フロアが先に探知されたFCフロアよ
りもエレベータ・カーのAVPフロアから遠いかどうか
をチエツクする。
もしスキャン・スロット・フロアがFCフロアよりもA
VPフロアから遠いなら、ステップ12Bはステップ9
8に進んでサブルーチンETA−Aを呼び出す。もしス
キャン・スロット・フロアがF−CフロアよりもAVP
フロアから遠くないなら、ステップ126はステップ1
12に進んでサブルーチンETA−Bを呼び出す。
VPフロアから遠いなら、ステップ12Bはステップ9
8に進んでサブルーチンETA−Aを呼び出す。もしス
キャン・スロット・フロアがF−CフロアよりもAVP
フロアから遠くないなら、ステップ126はステップ1
12に進んでサブルーチンETA−Bを呼び出す。
サブルーチンETA−A、ETA−B及びETA−Cは
ETA時間を求めるための3通りの想定される移動経路
を設定する。サブルーチンETA−Aは128で始まり
、ステップ130はスキャン・スロット・フロアに対す
る考慮中のエレベータ・カーの先行フロア位置AVPか
らこのエレベータ・カーに関するトリップ・リストを作
成する。第7図はトリップ・リスト58を示し、このよ
うなリストは問題のエレベータ・カーに関連して作成さ
れるものであり、AVPフロアとスキャン・スロット・
フロアの間のすべての停止フロアを列記している。もし
エレベータ・カーのAVPが第2フロア、スキャン・ス
ロット・フロアがN−1なら、この2つのフロア間で義
務づけられているすべての停止フロアが列記される。エ
レベータ・カーがそのトリップ・リストを完全に履行し
、スキャン・スロット・フロアに到着するのに要する時
間をステップ132が計算する。このためステップ13
2は第14図に示すサブルーチンC0MPt1TEを呼
び出す、なお、第14図はETAを計算するためのプロ
グラム134のフローチャートであり、これについては
詳しく後述する0問題のエレベータ・カーに関するET
Aを計算し、記憶したのち、他のエレベータ・カーのE
TAと比較するため、サブルーチンETA−Aは136
においてメイン・プログラムに戻る。
ETA時間を求めるための3通りの想定される移動経路
を設定する。サブルーチンETA−Aは128で始まり
、ステップ130はスキャン・スロット・フロアに対す
る考慮中のエレベータ・カーの先行フロア位置AVPか
らこのエレベータ・カーに関するトリップ・リストを作
成する。第7図はトリップ・リスト58を示し、このよ
うなリストは問題のエレベータ・カーに関連して作成さ
れるものであり、AVPフロアとスキャン・スロット・
フロアの間のすべての停止フロアを列記している。もし
エレベータ・カーのAVPが第2フロア、スキャン・ス
ロット・フロアがN−1なら、この2つのフロア間で義
務づけられているすべての停止フロアが列記される。エ
レベータ・カーがそのトリップ・リストを完全に履行し
、スキャン・スロット・フロアに到着するのに要する時
間をステップ132が計算する。このためステップ13
2は第14図に示すサブルーチンC0MPt1TEを呼
び出す、なお、第14図はETAを計算するためのプロ
グラム134のフローチャートであり、これについては
詳しく後述する0問題のエレベータ・カーに関するET
Aを計算し、記憶したのち、他のエレベータ・カーのE
TAと比較するため、サブルーチンETA−Aは136
においてメイン・プログラムに戻る。
サブルーチンETA−Bは138で始まり、ステップ1
4Gは考慮中のエレベータ・カーに関し、AvPからF
Cフロアまで、及びFCフロアからスキャン・フロアま
でのトリップ・リストを作成する。即ち、エレベータ・
カーからスキャン・フロアまでのトリップ・リストを作
成したETA−Aとは異なり、ETA−Bはエレベータ
・カーから義務づけられている最遠のコール、即ちFC
フロアまでの、次いで、FCCクラら割り当てのため考
慮されているホール・コール・フロア、即ち、走査フロ
アまでのトリップ・リストを作成する。
4Gは考慮中のエレベータ・カーに関し、AvPからF
Cフロアまで、及びFCフロアからスキャン・フロアま
でのトリップ・リストを作成する。即ち、エレベータ・
カーからスキャン・フロアまでのトリップ・リストを作
成したETA−Aとは異なり、ETA−Bはエレベータ
・カーから義務づけられている最遠のコール、即ちFC
フロアまでの、次いで、FCCクラら割り当てのため考
慮されているホール・コール・フロア、即ち、走査フロ
アまでのトリップ・リストを作成する。
ステップ142が第14図に示すサブルーチンCOMP
IJTEを呼び出し、エレベータ・カーがそのトリップ
・リストを完全に履行するのに要する時間を計算し、°
サブルーチン144においてメイン・プログラムに戻る
。
IJTEを呼び出し、エレベータ・カーがそのトリップ
・リストを完全に履行するのに要する時間を計算し、°
サブルーチン144においてメイン・プログラムに戻る
。
サブルーチンETA−CはFCフロアがホール・コール
関連である場合にだけ使用される。サブルーチンETA
−Cは146において始まり、ステップ148は考慮中
のエレベータ・カーに関してAvPフロアからFCフロ
アまで、FCフロアからこのFCフロアにおけるホール
・コールのサービス方向ターミナル・フロアまで、及び
このターミナル・フロアからホール・コール走査フロア
までのトリップ・リストを作成する。即ち、エレベータ
・カーから走査フロアまでのトリップ・リストを作成す
るETA−Aとも、エレベータ・カーから最遠コールの
フロア、即ち、FCフロアまでの、次いでFCフロアか
ら割り当てを考慮中のホール・コールのフロア、即ち、
走査フロアまでのトリップ・リストを作成するETA−
Bとも異なり、ETA−Cはエレベータ・カーからFC
フロアまで、FCフロアからターミナル・フロアまで、
次いでターミナル・フロ゛アから走査フロアまでのトリ
ップ・リストを作成する。ステップ150が第14図に
示すサブルーチンCOMPUTEを呼び出して、エレベ
ータ・カーがそのトリップ・リストを完全に履行するの
に要する時間を計算し、このサブルーチンは152にお
いてメイン・プログラムに戻る。
関連である場合にだけ使用される。サブルーチンETA
−Cは146において始まり、ステップ148は考慮中
のエレベータ・カーに関してAvPフロアからFCフロ
アまで、FCフロアからこのFCフロアにおけるホール
・コールのサービス方向ターミナル・フロアまで、及び
このターミナル・フロアからホール・コール走査フロア
までのトリップ・リストを作成する。即ち、エレベータ
・カーから走査フロアまでのトリップ・リストを作成す
るETA−Aとも、エレベータ・カーから最遠コールの
フロア、即ち、FCフロアまでの、次いでFCフロアか
ら割り当てを考慮中のホール・コールのフロア、即ち、
走査フロアまでのトリップ・リストを作成するETA−
Bとも異なり、ETA−Cはエレベータ・カーからFC
フロアまで、FCフロアからターミナル・フロアまで、
次いでターミナル・フロ゛アから走査フロアまでのトリ
ップ・リストを作成する。ステップ150が第14図に
示すサブルーチンCOMPUTEを呼び出して、エレベ
ータ・カーがそのトリップ・リストを完全に履行するの
に要する時間を計算し、このサブルーチンは152にお
いてメイン・プログラムに戻る。
第14図に示すサブルーチンCOMPUTHのためのプ
ログラム134は154で始まり、このサブルーチンの
目的はこのエレベータ・カーに関して作成された特殊な
トリップ・リストに要するETAを計算することにある
。ステップ158はこのエレベータ・カーが移動中かど
うかをチエツクする。もし信号ACCまたは信号DEC
が真なら、このエレベータ・カーは移動中である。もし
8勤中でなければ、ステップ158が信号DCLに基づ
いてカー・ドアが閉じているかどうかをチエツクする。
ログラム134は154で始まり、このサブルーチンの
目的はこのエレベータ・カーに関して作成された特殊な
トリップ・リストに要するETAを計算することにある
。ステップ158はこのエレベータ・カーが移動中かど
うかをチエツクする。もし信号ACCまたは信号DEC
が真なら、このエレベータ・カーは移動中である。もし
8勤中でなければ、ステップ158が信号DCLに基づ
いてカー・ドアが閉じているかどうかをチエツクする。
もしカー・ドアが閉じているなら、ステップ160がス
タート指令信号ACCXをチエツクすることにより、エ
レベータ・カーが到着したばかりなのか、フロアを離れ
ようとしているのかを確認する。
タート指令信号ACCXをチエツクすることにより、エ
レベータ・カーが到着したばかりなのか、フロアを離れ
ようとしているのかを確認する。
フロアを離れようとしているのではなくフロアに到着し
たばかりか、あるいはドアを閉じた状態でそのフロアに
パーキングしているかであれば、エレベータ・カーが位
置しているフロアが走査フロア、即ち、割り当てるべき
ホール・コールのフロアであるかどうかをステップ16
2が判定する。この場合、エレベータ・カーがフロアに
停止するための減速を開始すれば、ホール・コールがキ
ャンセルされたと考えられるから走査フロアではなく、
ステップ162はステップ164に進み、このエレベー
タ・カーが利用不能な状態にあるか、利用可能な状態に
あるかを、信号AVASに基づいてチエツクする。利用
不能なエレベータ・カーならば、フロアに停止するだけ
であり、ステップ166はこのエレベータ・カーに関し
て計算されたそれまでのETA時間にドア・サイクル時
間DCYTを加算する。
たばかりか、あるいはドアを閉じた状態でそのフロアに
パーキングしているかであれば、エレベータ・カーが位
置しているフロアが走査フロア、即ち、割り当てるべき
ホール・コールのフロアであるかどうかをステップ16
2が判定する。この場合、エレベータ・カーがフロアに
停止するための減速を開始すれば、ホール・コールがキ
ャンセルされたと考えられるから走査フロアではなく、
ステップ162はステップ164に進み、このエレベー
タ・カーが利用不能な状態にあるか、利用可能な状態に
あるかを、信号AVASに基づいてチエツクする。利用
不能なエレベータ・カーならば、フロアに停止するだけ
であり、ステップ166はこのエレベータ・カーに関し
て計算されたそれまでのETA時間にドア・サイクル時
間DCYTを加算する。
本発明では、割り当ての対象として考慮中の特定のエレ
ベータ・カーに関して第17図のRAMマツプ260に
示すように、RAM44からドア・サイクル時間D C
YTを得る。もしエレベータ・システムが初期設定され
たばかりなら、ドア・サイクル時間に関するビルのプロ
フィルが解明されるまで既定DCYT値(ROMマツプ
6〇−第8図)を使用する。ドア・サイクル時間に関す
るビル・プロフィルは個々のエレベータ・カーごとに解
明されるものであるが、各フロアごとに各エレベータ・
カーのドア・サイクル時間を平均し、1基ごとの平均D
CYTの代りにフロアごとの平均値を使用してもよい。
ベータ・カーに関して第17図のRAMマツプ260に
示すように、RAM44からドア・サイクル時間D C
YTを得る。もしエレベータ・システムが初期設定され
たばかりなら、ドア・サイクル時間に関するビルのプロ
フィルが解明されるまで既定DCYT値(ROMマツプ
6〇−第8図)を使用する。ドア・サイクル時間に関す
るビル・プロフィルは個々のエレベータ・カーごとに解
明されるものであるが、各フロアごとに各エレベータ・
カーのドア・サイクル時間を平均し、1基ごとの平均D
CYTの代りにフロアごとの平均値を使用してもよい。
エレベータ・カーが利用可能なら、ドアを開けなくても
そのトリップ・リストを開始できるから、ドア・タイム
は不要である。ステップ166、及びステップ164か
らの“yes”枝はステップ168に進み、トリップ・
リスト中の次の停止フロアが現在位置から1フロアであ
るかどうか、即ち、1フロア昇降かどうかをチエツクす
る。もし1フロア昇降なら、ステップ170はそれまで
のETA計算値に1フロア昇降時間OFTTを加算し、
この新しいETAをRAM中の暫定場所に記憶する。ス
テップ162はこの1フロア昇降でエレベータ・カーが
走査フロアに達するかどうかをチエツクする。もしそう
でなければ、ステップ166はエレベータ・カーのET
Aにドア・サイクル時間DCYTを加算し、ステップ1
68に戻る。もしトリップ・リスト中の次の停止フロア
が1フロア昇降でなければ、ステップ172がエレベー
タ・カーのETAに加速時間ACCTを加算し、ステッ
プ174に進む。ステップ174はトリップ・リスト中
の次の停止フロアに達するまでに定格速度でいくつのフ
ロアを通過するかを計算し、この数に、エレベータ・カ
ーが定格速度で2つのフロア間を穆動するのに必要な時
間H3Tを乗算する。この時間十次の停止フロアまで要
する減速時間DECTをエレベータ・カーのETAに加
算する。ステップ174がステップ162に進み、エレ
ベータ・カーがそのトリップ・リストを完全に履行した
かどうかをチエツクする。問題の停止フロアがスキャン
・スロット・フロアであることをステップ162が確認
すると、ステップ176がスキャン・スロット・フロア
においてドアを開放するのに要する時間り。
そのトリップ・リストを開始できるから、ドア・タイム
は不要である。ステップ166、及びステップ164か
らの“yes”枝はステップ168に進み、トリップ・
リスト中の次の停止フロアが現在位置から1フロアであ
るかどうか、即ち、1フロア昇降かどうかをチエツクす
る。もし1フロア昇降なら、ステップ170はそれまで
のETA計算値に1フロア昇降時間OFTTを加算し、
この新しいETAをRAM中の暫定場所に記憶する。ス
テップ162はこの1フロア昇降でエレベータ・カーが
走査フロアに達するかどうかをチエツクする。もしそう
でなければ、ステップ166はエレベータ・カーのET
Aにドア・サイクル時間DCYTを加算し、ステップ1
68に戻る。もしトリップ・リスト中の次の停止フロア
が1フロア昇降でなければ、ステップ172がエレベー
タ・カーのETAに加速時間ACCTを加算し、ステッ
プ174に進む。ステップ174はトリップ・リスト中
の次の停止フロアに達するまでに定格速度でいくつのフ
ロアを通過するかを計算し、この数に、エレベータ・カ
ーが定格速度で2つのフロア間を穆動するのに必要な時
間H3Tを乗算する。この時間十次の停止フロアまで要
する減速時間DECTをエレベータ・カーのETAに加
算する。ステップ174がステップ162に進み、エレ
ベータ・カーがそのトリップ・リストを完全に履行した
かどうかをチエツクする。問題の停止フロアがスキャン
・スロット・フロアであることをステップ162が確認
すると、ステップ176がスキャン・スロット・フロア
においてドアを開放するのに要する時間り。
Tをエレベータ・カーのETAに加算する。
ドアが開放状態にあることをステップ158が探知する
と、ステップ159はドア・サイクル時間DCYT (
RAMマツプ26〇−第17図)からドア開放時間DO
T (ROMマツプ6〇−第8図)を減算し、この差を
エレベータ・カーのETA値に゛加算する。ステップ1
59はステップ168に進む。
と、ステップ159はドア・サイクル時間DCYT (
RAMマツプ26〇−第17図)からドア開放時間DO
T (ROMマツプ6〇−第8図)を減算し、この差を
エレベータ・カーのETA値に゛加算する。ステップ1
59はステップ168に進む。
トリップ・リストの開始時点でエレベータ・カーが移動
中であることをステップ156が探知した場合、エレベ
ータ・カーは加速中か、既に全速に達しているか、また
は既に減速中である。ステップ186はエレベータ・カ
ーが加速中であるかどうかをチエツクし、もし加速中な
ら、ステップ172が加速時間ACCTをこのエレベー
タ・カーのETAに加算し、既に述べたステップ174
に進む。エレベータ・カーが加速中でなければ、全速答
動中かどうかをステップ188がチエツクする。もし全
速移動中なら、ステップ188はステップ174に進む
。もし加速中でも全速移動中でもなければ、エレベータ
・カーは既に減速段階にあり、ステップ188はステッ
プ190に進み、“既に減速中“時間ADTをエレベー
タ・カーのETAに加算する。
中であることをステップ156が探知した場合、エレベ
ータ・カーは加速中か、既に全速に達しているか、また
は既に減速中である。ステップ186はエレベータ・カ
ーが加速中であるかどうかをチエツクし、もし加速中な
ら、ステップ172が加速時間ACCTをこのエレベー
タ・カーのETAに加算し、既に述べたステップ174
に進む。エレベータ・カーが加速中でなければ、全速答
動中かどうかをステップ188がチエツクする。もし全
速移動中なら、ステップ188はステップ174に進む
。もし加速中でも全速移動中でもなければ、エレベータ
・カーは既に減速段階にあり、ステップ188はステッ
プ190に進み、“既に減速中“時間ADTをエレベー
タ・カーのETAに加算する。
ステップ190はステップ162に進む。このようにし
てトリップ・リスト中のフロア停止がすべて考察された
ところでそのエレベータ・カーのETAは完了したこと
になり、サブルーチンは第9図に示すメイン・プログラ
ム62に戻る。
てトリップ・リスト中のフロア停止がすべて考察された
ところでそのエレベータ・カーのETAは完了したこと
になり、サブルーチンは第9図に示すメイン・プログラ
ム62に戻る。
問題のホール・コールに関連してすべてのエレベータ・
カーのETA時間が計算されたことをプログラム62が
確認すると、ステップ88がステップ90に分岐してサ
ブルーチンASSIGNを呼び出す。サブルーチンAS
SIGNは第10図に示すプログラム92であり、19
2で始まる。ステップ194がすべてのエレベータ・カ
ーのETA値を比較し、どのエレベータ・カー#が最低
ETA値を持つかを判定する。ステップ196は第6図
に示す割り当てレジスター56中の割り当てビットをチ
エツクすることによりこのホール・コールが新しいコー
ルであるか、既にエレベータ・カーに割り当てられたコ
ールであるかを確認する。もし新しいホール・コールな
ら、ステップ!98がこのコールを最低ETAを有する
エレベータ・カーに割り当て、サブルーチンが200で
終ってメイン・プログラムに戻り、ホール・コール・テ
ーブル52中の次のホール・コールを考察する。
カーのETA時間が計算されたことをプログラム62が
確認すると、ステップ88がステップ90に分岐してサ
ブルーチンASSIGNを呼び出す。サブルーチンAS
SIGNは第10図に示すプログラム92であり、19
2で始まる。ステップ194がすべてのエレベータ・カ
ーのETA値を比較し、どのエレベータ・カー#が最低
ETA値を持つかを判定する。ステップ196は第6図
に示す割り当てレジスター56中の割り当てビットをチ
エツクすることによりこのホール・コールが新しいコー
ルであるか、既にエレベータ・カーに割り当てられたコ
ールであるかを確認する。もし新しいホール・コールな
ら、ステップ!98がこのコールを最低ETAを有する
エレベータ・カーに割り当て、サブルーチンが200で
終ってメイン・プログラムに戻り、ホール・コール・テ
ーブル52中の次のホール・コールを考察する。
もしコールが割り当てずみなら、ステップ196がステ
ップ202に進み、コールが割り当てられたエレベータ
・カー#を特定する。ステップ204は最低ETAを有
するエレベータ・カー#がコールが割り当てられたのと
同じエレベータ・カー#であるかどうかをチエツクする
。もし同じエレベータ・カーなら、ステップ19Bが2
00においてメイン・プログラムに戻る。
ップ202に進み、コールが割り当てられたエレベータ
・カー#を特定する。ステップ204は最低ETAを有
するエレベータ・カー#がコールが割り当てられたのと
同じエレベータ・カー#であるかどうかをチエツクする
。もし同じエレベータ・カーなら、ステップ19Bが2
00においてメイン・プログラムに戻る。
最低ETAを有するエレベータ・カーが既に割り当てら
れたエレベータ・カーと同じでなければ、ステップ20
6が2基のエレベータ・カーのETAの差を求め、ステ
ップ208が新しいエレベータ・カーのETA時間が割
り当てずみエレベータ・カーのETA時間よりも所定数
Tだけ低いかどうかを検討する。もし新しいエレベータ
・カーのETAがT秒だけ低くなければ、先行エレベー
タ・カーに対する割り当てがそのまま維持され、ステッ
プ20Bはメイン・プログラムに戻る。もし新しいエレ
ベータ・カーのETAが先行エレベータ・カーのETA
よりもT秒以上低ければ、ステップ210がコールを新
しいエレベータ・カーに割り当て、先行エレベータ・カ
ーの割り当てレジスターから割り当てを削除する。ステ
ップ21Gがメイン・プログラム200に戻る。
れたエレベータ・カーと同じでなければ、ステップ20
6が2基のエレベータ・カーのETAの差を求め、ステ
ップ208が新しいエレベータ・カーのETA時間が割
り当てずみエレベータ・カーのETA時間よりも所定数
Tだけ低いかどうかを検討する。もし新しいエレベータ
・カーのETAがT秒だけ低くなければ、先行エレベー
タ・カーに対する割り当てがそのまま維持され、ステッ
プ20Bはメイン・プログラムに戻る。もし新しいエレ
ベータ・カーのETAが先行エレベータ・カーのETA
よりもT秒以上低ければ、ステップ210がコールを新
しいエレベータ・カーに割り当て、先行エレベータ・カ
ーの割り当てレジスターから割り当てを削除する。ステ
ップ21Gがメイン・プログラム200に戻る。
第15図のチャートはFCフロアがカー・コールと関連
する時の、AVPフロア、スキャン・スロット・フロア
及びFCフロアの種々の相対位置に対応する昇降経路を
例示する。カー・コール・フロアにはサービス方向がな
いから、昇降経路はサブルーチンETA−A及びETA
−Bの昇降経路に簡略化される。
する時の、AVPフロア、スキャン・スロット・フロア
及びFCフロアの種々の相対位置に対応する昇降経路を
例示する。カー・コール・フロアにはサービス方向がな
いから、昇降経路はサブルーチンETA−A及びETA
−Bの昇降経路に簡略化される。
スキャン・スロット・フロアがAVPフロアとFCフロ
アの間に位置するなら、昇降経路、従って、トリップ・
リストは破線212で示すようにA■Pフロアとスキャ
ン・スロット・フロアの間に来る。これはサブルーチン
ンETA−Aによって求められる。その他の例でG大、
昇降経路、従って、トリップ・リストがAVPフロアか
らFCフロアまで、及びFCフロアから走査フロアまで
となり、これはサブルーチンETA−Hによって求めら
れる。
アの間に位置するなら、昇降経路、従って、トリップ・
リストは破線212で示すようにA■Pフロアとスキャ
ン・スロット・フロアの間に来る。これはサブルーチン
ンETA−Aによって求められる。その他の例でG大、
昇降経路、従って、トリップ・リストがAVPフロアか
らFCフロアまで、及びFCフロアから走査フロアまで
となり、これはサブルーチンETA−Hによって求めら
れる。
具体的には、FCフロアがAVPフロアとスキャン・ス
ロット・フロアの間にあれば、エレベータ・カーの移動
方向または走査方向に関係なく、昇降経路はエレベータ
・カーからFCフロアまで、及びFCフロアから走査フ
ロアまでとなる。移動方向と走査方向が同じ場合を昇降
経路214及び216で、移動方向と走査方向が異なる
場合を昇降経路218及び220でそれぞれ図示した。
ロット・フロアの間にあれば、エレベータ・カーの移動
方向または走査方向に関係なく、昇降経路はエレベータ
・カーからFCフロアまで、及びFCフロアから走査フ
ロアまでとなる。移動方向と走査方向が同じ場合を昇降
経路214及び216で、移動方向と走査方向が異なる
場合を昇降経路218及び220でそれぞれ図示した。
走査フロアがAVPフロアとFCフロアの間にあり、走
査方向が移動方向と逆である場合、昇降経路はAVPフ
ロアからFCフロアまでとなり、昇降経路222から明
らかなように、走査フロアをバイパスし、次いで昇降経
路224から明らかなように反転してFCフロアから走
査フロアに至る。
査方向が移動方向と逆である場合、昇降経路はAVPフ
ロアからFCフロアまでとなり、昇降経路222から明
らかなように、走査フロアをバイパスし、次いで昇降経
路224から明らかなように反転してFCフロアから走
査フロアに至る。
FCフロアがAVPフロアの一方の側に、走査フロアが
他方の側にあり、移動方向と走査方向が異なる場合、A
VPフロアからFCフロアに至る昇降経路226と、次
いで反転してFCフロアから走査フロアに至る昇降経路
228が得られる。
他方の側にあり、移動方向と走査方向が異なる場合、A
VPフロアからFCフロアに至る昇降経路226と、次
いで反転してFCフロアから走査フロアに至る昇降経路
228が得られる。
第16図のチャートはFCフロアがホール・コール関連
である場合の、AVPフロア、スキャン・スロット・フ
ロア及びFCフロアの種々の相対位置に対応する昇降経
路を例示する。ホール・コール・フロアにはサービス方
向があるから、サブルーチンETA−A及びETA−B
によって求められる昇降経路のほかに、サブ・ルーチン
ETA−Cによって求められる昇降経路も必要となる。
である場合の、AVPフロア、スキャン・スロット・フ
ロア及びFCフロアの種々の相対位置に対応する昇降経
路を例示する。ホール・コール・フロアにはサービス方
向があるから、サブルーチンETA−A及びETA−B
によって求められる昇降経路のほかに、サブ・ルーチン
ETA−Cによって求められる昇降経路も必要となる。
更に詳細には、もしFCフロアがAVPフロアと走査フ
ロアの間にあり、FCフロアにおけるホール・コールの
サービス方向がエレベータ・カー移動方向と同じなら、
サブルーチンETA−BによってAVPフロアからFC
フロアに至る昇降経路230及びFCフロアから走査フ
ロアに至る昇降経路232を求める。
ロアの間にあり、FCフロアにおけるホール・コールの
サービス方向がエレベータ・カー移動方向と同じなら、
サブルーチンETA−BによってAVPフロアからFC
フロアに至る昇降経路230及びFCフロアから走査フ
ロアに至る昇降経路232を求める。
FCフロアがAVPフロアと走査フロアの間にあり、F
Cフロアにおけるホール・コールのサービス方向がエレ
ベータ・カー移動方向と逆なら、サブルーチンETA−
Aを利用してAVPフロアから走査フロアに至る昇降経
路234を求める。昇降経路を求める過程ではFCフロ
アにおける割り当てずみホール・コールが無視されるが
、その結果、走査フロアにおけるホール・コールがこの
エレベータ・カーに先に割り当てられていた降ホール・
コールは多くの場合別のエレベータ・カーに再び割り当
てられる。
Cフロアにおけるホール・コールのサービス方向がエレ
ベータ・カー移動方向と逆なら、サブルーチンETA−
Aを利用してAVPフロアから走査フロアに至る昇降経
路234を求める。昇降経路を求める過程ではFCフロ
アにおける割り当てずみホール・コールが無視されるが
、その結果、走査フロアにおけるホール・コールがこの
エレベータ・カーに先に割り当てられていた降ホール・
コールは多くの場合別のエレベータ・カーに再び割り当
てられる。
同様に、もし走査フロアがFCフロアよりもA■Pフロ
アに近く、エレベータ・カー移動方向が走査方向と同じ
であり、FCフロアにおけるホール・コールのサービス
方向と逆ならば、AVPフロアから走査フロアに至る昇
降経路236が得られ、FCフロアにおける割り当てず
み降ホール・コールは無視される。この昇降経路はサブ
ルーチンETA−Aを呼び出すことによって求められる
。
アに近く、エレベータ・カー移動方向が走査方向と同じ
であり、FCフロアにおけるホール・コールのサービス
方向と逆ならば、AVPフロアから走査フロアに至る昇
降経路236が得られ、FCフロアにおける割り当てず
み降ホール・コールは無視される。この昇降経路はサブ
ルーチンETA−Aを呼び出すことによって求められる
。
FCフロアが走査フロアよりもAVPフロアに近く、エ
レベータ・カー移動方向がFCフロアにおける割り当て
ずみホール・コールのサービス方向と同じであり、走査
方向と逆ならば、昇降経路はホール・コールに対応する
ためのAVPフロアからFCフロアまでの区間238を
含む。この時点では、昇ホール・コールを登録した乗客
がどのフロアまで昇りたいかは未知であるから、見込み
乗客が最長トリップ、即ち、上方ターミナル・フロアN
までの移動を希望してカー・コールを人力するであろう
と想定してサブルーチンETA−Cを呼び出すことによ
りFCフロアからターミナル・フロアNまでの昇降経路
24G及びターミナル・フロアNから走査フロアまでの
昇降経路242を求める。
レベータ・カー移動方向がFCフロアにおける割り当て
ずみホール・コールのサービス方向と同じであり、走査
方向と逆ならば、昇降経路はホール・コールに対応する
ためのAVPフロアからFCフロアまでの区間238を
含む。この時点では、昇ホール・コールを登録した乗客
がどのフロアまで昇りたいかは未知であるから、見込み
乗客が最長トリップ、即ち、上方ターミナル・フロアN
までの移動を希望してカー・コールを人力するであろう
と想定してサブルーチンETA−Cを呼び出すことによ
りFCフロアからターミナル・フロアNまでの昇降経路
24G及びターミナル・フロアNから走査フロアまでの
昇降経路242を求める。
走査フロアがFCフロアよりもエレベータ・カーに近く
、エレベータ・カー移動方向が走査方向ともFCフロア
におけるホール・コールのサービス方向とも逆ならば、
昇降経路はAVPフロアからFCフロアまでの区間24
4及びFCフロアから走査フロアまでの区間246を有
する。この昇降経路を求めるにはサブルーチンETA−
Bが必要である。
、エレベータ・カー移動方向が走査方向ともFCフロア
におけるホール・コールのサービス方向とも逆ならば、
昇降経路はAVPフロアからFCフロアまでの区間24
4及びFCフロアから走査フロアまでの区間246を有
する。この昇降経路を求めるにはサブルーチンETA−
Bが必要である。
走査フロアがFCフロアよりもAVPフロアに近く、エ
レベータ・カー移動方向が走査方向ともFCフロアにお
けるホール・コールのサービス方向とも逆なら、サブル
ーチンETA−Aを呼び出してAVPフロアから走査フ
ロアに至る昇降経路248を得る。
レベータ・カー移動方向が走査方向ともFCフロアにお
けるホール・コールのサービス方向とも逆なら、サブル
ーチンETA−Aを呼び出してAVPフロアから走査フ
ロアに至る昇降経路248を得る。
エレベータ・カーのAVPフロアが走査フロアとFCフ
ロアの間にあり、エレベータ・カー移動方向が走査方向
ともFCフロアにおけるホール・コールのサービス方向
とも逆なら、昇降経路はAvPフロアからFCフロアま
での区間250と、FCフロアから走査フロアまでの区
間252を含む。
ロアの間にあり、エレベータ・カー移動方向が走査方向
ともFCフロアにおけるホール・コールのサービス方向
とも逆なら、昇降経路はAvPフロアからFCフロアま
での区間250と、FCフロアから走査フロアまでの区
間252を含む。
第1図は本発明のカー割り振り方法を利用できるエレベ
ータ装置の概略図である。 第2図はそれぞれのエレベータ・カーの状態情報を作表
したRAMマツプである。 第3図はそれぞれのエレベータ・カーのフロア利用可能
情報を作表したRAMマツプである。 第4図はホール・コール・テーブルのRAMマツプであ
る。 第5図はエレベータ・カー・テーブルのRAMマツプで
ある。 第6図は割り当てレジスターめRAMマツプである。 第7図はトリップ・リストのRAMマツプである。 第8図はホール・コール割り当てプログラムによって利
用される稙々の時間帯を作表したROMマツプである。 第9図はホール・コールを複数のエレベータ・カーに割
り当てるプログラムのフローチャートである。 第10図はホール・、コールをエレベータ・カーに割り
当てるため第9図に示したプログラムによって呼び出さ
れるサブルーチンASSIGNである。 第11図はホール・コールを割り当てるべきエレベータ
・カーの第1昇降経路を定めるサブルーチンETA−A
のフローチャートである。 第12図はホール・コールを割り当てるべきエレベータ
・カーの第2経路を定めるサブルーチンETA−Bのフ
ローチャートである。 第13図はホール・コールを割り当てるべきエレベータ
・カーの第3経路を定めるサブルーチンETA−Cのフ
ローチャートである。 第14図は任意の昇降経路に関して作成されたトリップ
・リストに従ってエレベータ・カーが昇降するのに必要
なETA昇降時間を計算する際にサブルーチンETA−
A%ETA−B及びETA−Cが利用できるサブルーチ
ンCDMPUTHのフローチャートである。 第15図はカー・コールに対してエレベータ・カーが最
遠フロアでの停止を義務付けられた場合にその昇降経路
を選択するプログラムの動作を示すチャートである。 第16図はホール・コールに対してエレベータ・カーが
最遠フロアでの停止を義務付けられた場合にその昇降経
路を選択するプログラムの動作を示すチャートである。 第17図は第14図に示したETA計算プログラムのた
めに記憶されているドア・サイクル時間(DCYT)に
関するビルのプロフィルを示すRAMマツプである。 20・・・エレベータ装置 26・・・カー・コントローラ 28・・・システム・プロセッサ 30・・・エレベータ・カー 32・・・昇ホールφコール押しボタン出願人: ウ
エスチンクへウス・エレクトリック・コーポレーション
化 理 人:加 藤 紘 一部(ほか1名)FTG、
4 FIG、 5FIG、 7 FIG、 10 FIG、 11 FIG、 12
゜ヨf玉 F’IG、13 FIG、14 FIG、 15 FIG、16
ータ装置の概略図である。 第2図はそれぞれのエレベータ・カーの状態情報を作表
したRAMマツプである。 第3図はそれぞれのエレベータ・カーのフロア利用可能
情報を作表したRAMマツプである。 第4図はホール・コール・テーブルのRAMマツプであ
る。 第5図はエレベータ・カー・テーブルのRAMマツプで
ある。 第6図は割り当てレジスターめRAMマツプである。 第7図はトリップ・リストのRAMマツプである。 第8図はホール・コール割り当てプログラムによって利
用される稙々の時間帯を作表したROMマツプである。 第9図はホール・コールを複数のエレベータ・カーに割
り当てるプログラムのフローチャートである。 第10図はホール・、コールをエレベータ・カーに割り
当てるため第9図に示したプログラムによって呼び出さ
れるサブルーチンASSIGNである。 第11図はホール・コールを割り当てるべきエレベータ
・カーの第1昇降経路を定めるサブルーチンETA−A
のフローチャートである。 第12図はホール・コールを割り当てるべきエレベータ
・カーの第2経路を定めるサブルーチンETA−Bのフ
ローチャートである。 第13図はホール・コールを割り当てるべきエレベータ
・カーの第3経路を定めるサブルーチンETA−Cのフ
ローチャートである。 第14図は任意の昇降経路に関して作成されたトリップ
・リストに従ってエレベータ・カーが昇降するのに必要
なETA昇降時間を計算する際にサブルーチンETA−
A%ETA−B及びETA−Cが利用できるサブルーチ
ンCDMPUTHのフローチャートである。 第15図はカー・コールに対してエレベータ・カーが最
遠フロアでの停止を義務付けられた場合にその昇降経路
を選択するプログラムの動作を示すチャートである。 第16図はホール・コールに対してエレベータ・カーが
最遠フロアでの停止を義務付けられた場合にその昇降経
路を選択するプログラムの動作を示すチャートである。 第17図は第14図に示したETA計算プログラムのた
めに記憶されているドア・サイクル時間(DCYT)に
関するビルのプロフィルを示すRAMマツプである。 20・・・エレベータ装置 26・・・カー・コントローラ 28・・・システム・プロセッサ 30・・・エレベータ・カー 32・・・昇ホールφコール押しボタン出願人: ウ
エスチンクへウス・エレクトリック・コーポレーション
化 理 人:加 藤 紘 一部(ほか1名)FTG、
4 FIG、 5FIG、 7 FIG、 10 FIG、 11 FIG、 12
゜ヨf玉 F’IG、13 FIG、14 FIG、 15 FIG、16
Claims (4)
- (1)ビルの各フロアにエレベータ・サービスを提供す
る過程でフロアに停止するごとにドアが開閉する複数の
エレベータ・カーに、各フロアで登録されたホール・コ
ールを割り当てる方法であって、 ビルの各フロアについてドア・サイクル数及び累計ドア
・サイクル時間を作表し; 累計ドア・サイクル時間をドア・サイクル数で割ること
によってフロアごとの平均ドア・サイクル時間を計算し
; 前記計算から得られた各フロアの平均ドア・サイクル時
間を記憶させ; 割り当てるべきホール・コールが登録されたフロアに対
する各エレベータ・カーの昇降経路を選択し; 選択した昇降経路を利用して各エレベータ・カーのトリ
ップ・リストを作成し; 関連のトリップ・リストに従い、考慮の対象であるホー
ル・コールが登録されたフロアに到着するのに要する各
エレベータ・カーの時間(ETA)を求め、; ETA時間の比較に基づき、それぞれのホール・コール
をエレベータ・カーに割り当てる段階から成り、 各エレベータ・カーのETA時間を求める前記段階に含
まれる段階として、割り当てるべきホール・コールが登
録されたフロアに到着するまでの関連のトリップ・リス
ト上におけるエレベータ・カーの停止ごとのドア・サイ
クル時間を加算し;ドア・サイクル時間を加算する前記
段階において、停止フロアに関して記憶されているドア
・サイクル時間を利用する ことを特徴とするホール・コール割り当て方法。 - (2)フロアごとにドア・サイクル数及び累計ドア・サ
イクル時間を作表し、平均ドア・サイクル時間を計算し
、計算されたドア・サイクル時間を記憶させる段階を繰
り返すことにより、記憶されている平均ドア・サイクル
時間を周期的に更新する段階をも含むことを特徴とする
請求項第(1)項に記載の方法。 - (3)エレベータ・カーの1日の利用時間を所定数の時
間帯に分ける段階をも含み、各時間帯の終りに前記計算
段階が行なわれ、前記記憶段階において時間帯ごとの各
フロアにおける平均ドア・サイクル時間が記憶され、記
憶されている平均ドア・サイクル時間を利用する前記加
算段階において、ETA時間が求められる時刻に関連す
る記憶値が利用されることを特徴とする請求項第(1)
項に記載の方法。 - (4)フロアごとのドア・サイクル数及び累計ドア・サ
イクル時間を作表する前記段階が個々のエレベータ・カ
ーごとに行なわれ、計算及び記憶段階が個々のエレベー
タ・カーごとにかつ個々のフロアごとに行なわれ、記憶
されている平均ドア・サイクル時間を利用する前記加算
段階において、ETA時間が求められるエレベータ・カ
ーに関連する記憶値が利用されることを特徴とする請求
項第(1)項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US169,206 | 1988-03-16 | ||
US07/169,206 US4784240A (en) | 1988-03-16 | 1988-03-16 | Method for using door cycle time in dispatching elevator cars |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01275382A true JPH01275382A (ja) | 1989-11-06 |
Family
ID=22614631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1064920A Pending JPH01275382A (ja) | 1988-03-16 | 1989-03-16 | エレベーター・カーへのホール・コール割り当て方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4784240A (ja) |
JP (1) | JPH01275382A (ja) |
KR (1) | KR960012678B1 (ja) |
AU (1) | AU610352B2 (ja) |
BR (1) | BR8901126A (ja) |
CA (1) | CA1313431C (ja) |
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CN113860097A (zh) * | 2021-09-29 | 2021-12-31 | 无锡英威腾电梯控制技术有限公司 | 一种电梯调度方法、装置、终端设备及存储介质 |
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---|---|---|---|---|
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