JPH0125053Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0125053Y2 JPH0125053Y2 JP1982016816U JP1681682U JPH0125053Y2 JP H0125053 Y2 JPH0125053 Y2 JP H0125053Y2 JP 1982016816 U JP1982016816 U JP 1982016816U JP 1681682 U JP1681682 U JP 1681682U JP H0125053 Y2 JPH0125053 Y2 JP H0125053Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- upstream
- pipe
- suction
- fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 15
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 10
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両の燃料タンク装置の改良に関する
ものである。
ものである。
サクシヨンパイプ式の燃料タンクは第5図に示
される如くで、タンク51の内部にサクシヨンパ
イプ52を臨ませ、パイプ52は上端部52aを
タンク51上に突出し、ポンプ、気化器に連通接
続し、一方のパイプ52の下端部52bは燃料タ
ンク51の底51a上に離間して臨み、下端部5
2b周にはフイルタ53が設けられるとともにフ
ロート式の燃料検出手段52及び残料検出センサ
55がパイプ52の下部に付設される。
される如くで、タンク51の内部にサクシヨンパ
イプ52を臨ませ、パイプ52は上端部52aを
タンク51上に突出し、ポンプ、気化器に連通接
続し、一方のパイプ52の下端部52bは燃料タ
ンク51の底51a上に離間して臨み、下端部5
2b周にはフイルタ53が設けられるとともにフ
ロート式の燃料検出手段52及び残料検出センサ
55がパイプ52の下部に付設される。
以上の燃料タンクにおいて、タンクを車両に組
着したとき、或は気候変化、熱的影響等でタンク
内圧が上昇したり降下した場合にタンクの容量が
変化し、パイプ52の吸入口端52cと底51a
との間のクリアランスSが変化し、これの修正は
実際上難かしく、タンク51内に貯溜された燃料
の無効残量、即ちパイプで吸引することができな
くなつた時のタンク内残燃料がバラつくこととな
る。
着したとき、或は気候変化、熱的影響等でタンク
内圧が上昇したり降下した場合にタンクの容量が
変化し、パイプ52の吸入口端52cと底51a
との間のクリアランスSが変化し、これの修正は
実際上難かしく、タンク51内に貯溜された燃料
の無効残量、即ちパイプで吸引することができな
くなつた時のタンク内残燃料がバラつくこととな
る。
更にタンク内に臨ませたパイプ端部の弾圧付勢
手段、例えばリーフ・スプリングをタンク側に固
定支持した先行技術があるが、この場合リーフ・
スプリングの取付誤差やリーフ・スプリング自体
の加工上のバラツキによつてパイプ吸入端を一定
の位置に維持するのが難しい。
手段、例えばリーフ・スプリングをタンク側に固
定支持した先行技術があるが、この場合リーフ・
スプリングの取付誤差やリーフ・スプリング自体
の加工上のバラツキによつてパイプ吸入端を一定
の位置に維持するのが難しい。
本考案は以上の不都合を改善すべくなされたも
ので、その目的とする処は、サクシヨンパイプの
タンク内に臨む吸入端の下流適所に撓曲部を設
け、撓曲部上流側をタンクの底部上に弾圧する如
くし、吸入端とタンク底部上面との間のクリアラ
ンスをタンク組付、タンク内圧の変化等でタンク
内の容積の変化があつても一定に維持し、燃料の
無効残量のバラつきを防止するようにした車両の
燃料タンク装置を提供するにある。
ので、その目的とする処は、サクシヨンパイプの
タンク内に臨む吸入端の下流適所に撓曲部を設
け、撓曲部上流側をタンクの底部上に弾圧する如
くし、吸入端とタンク底部上面との間のクリアラ
ンスをタンク組付、タンク内圧の変化等でタンク
内の容積の変化があつても一定に維持し、燃料の
無効残量のバラつきを防止するようにした車両の
燃料タンク装置を提供するにある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従つて
詳述する。
詳述する。
第1図は第1実施例の拡大図で、51はタンク
を、又51aはタンクの底の床面を示す、1はサ
クシヨンパイプで、これの上流部2は逆L型に折
曲され、垂下先部2aの上部は側方に折曲2bさ
れ、横向きに所定長さタンク内に延出されて上流
部基部2cを構成する。垂下先部2aの中間下部
乃至上部周には残量検出センサ収納チヤンバ3が
設けられ、チヤンバ3の側部にはフイルタ4の上
半部を収納保持し、フイルタ4は下半部をチヤン
バ3下方に突出し、フイルタ4の下端部4aはパ
イプの垂下先部2a先端の吸入端2dよりも下方
に延出されて床面51a上に当接し、床面51a
と吸入端2cとの間にはクリアランスSを設け
る。
を、又51aはタンクの底の床面を示す、1はサ
クシヨンパイプで、これの上流部2は逆L型に折
曲され、垂下先部2aの上部は側方に折曲2bさ
れ、横向きに所定長さタンク内に延出されて上流
部基部2cを構成する。垂下先部2aの中間下部
乃至上部周には残量検出センサ収納チヤンバ3が
設けられ、チヤンバ3の側部にはフイルタ4の上
半部を収納保持し、フイルタ4は下半部をチヤン
バ3下方に突出し、フイルタ4の下端部4aはパ
イプの垂下先部2a先端の吸入端2dよりも下方
に延出されて床面51a上に当接し、床面51a
と吸入端2cとの間にはクリアランスSを設け
る。
上流部2の基部2c基端部2eをゴムホース5
の先部に嵌合し、タンク外へ基部を導出してポン
プ、燃料供給装置に連通接続するパイプ1の下流
部6の上流端をなす先端部6aをゴムホース5の
基部に嵌合する。そしてゴムホース5の両端部に
はバンド7,7を巻回して相手方に締着し、バン
ド7,7のフランジ部7a,7a間に板バネ8を
架け渡し、板バネ8の両端部をフランジ部7a,
7aにビス9及びナツト10で結着し、板バネ8
で上流部2をゴムホース5からなる可撓部を支点
としてタンク床面51a上に弾圧付勢する。尚図
中11は板バネ8に付設したストツパである。
の先部に嵌合し、タンク外へ基部を導出してポン
プ、燃料供給装置に連通接続するパイプ1の下流
部6の上流端をなす先端部6aをゴムホース5の
基部に嵌合する。そしてゴムホース5の両端部に
はバンド7,7を巻回して相手方に締着し、バン
ド7,7のフランジ部7a,7a間に板バネ8を
架け渡し、板バネ8の両端部をフランジ部7a,
7aにビス9及びナツト10で結着し、板バネ8
で上流部2をゴムホース5からなる可撓部を支点
としてタンク床面51a上に弾圧付勢する。尚図
中11は板バネ8に付設したストツパである。
以上によりサクシヨンパイプ1の上流部2は可
撓部5を支点としてタンク床面51a上に弾圧付
勢され、ストツパをなすフイルタ4の下端部4a
が床面51a上に当り、タンク内圧の変化、車両
へのタンク組み付け等で床面51aが上下しても
フイルタ4はこれに追従して下端部4aが常時床
面51a上に接し、クリアランスSは一定に維持
され、クリアランスSは変化せず一定でこの間の
燃料の無効残量は一定となる。
撓部5を支点としてタンク床面51a上に弾圧付
勢され、ストツパをなすフイルタ4の下端部4a
が床面51a上に当り、タンク内圧の変化、車両
へのタンク組み付け等で床面51aが上下しても
フイルタ4はこれに追従して下端部4aが常時床
面51a上に接し、クリアランスSは一定に維持
され、クリアランスSは変化せず一定でこの間の
燃料の無効残量は一定となる。
第3図は第2実施例を示し、上記実施例と同一
部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略す
る。
部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略す
る。
サクシヨンパイプの上流部102は鉛直に直線
状をなし、これの下流端(上端)をゴム等からな
る蛇腹状のベローズ105先端に嵌合し、横向き
に設けられた上流部106の上流端(先端)をベ
ローズ105後端に嵌合し、下流部106の先部
106aを上方に折曲傾斜せしめ、先部106a
の折曲部を二股逆L字状のバネ108の二股状基
部108aを架け渡してろう付等で結着し、バネ
108の一方の杆部108bをケース3側に、他
方の杆部108cを上流部102の適所にろう付
等で結着する。以上により上流部102は床面5
1a上で弾圧付勢され、フイルタ4の下端部4a
が床面上に当接し、タンク床面51aと吸入端1
02dとの間のクリアランスSは一定に維持され
ることとなる。
状をなし、これの下流端(上端)をゴム等からな
る蛇腹状のベローズ105先端に嵌合し、横向き
に設けられた上流部106の上流端(先端)をベ
ローズ105後端に嵌合し、下流部106の先部
106aを上方に折曲傾斜せしめ、先部106a
の折曲部を二股逆L字状のバネ108の二股状基
部108aを架け渡してろう付等で結着し、バネ
108の一方の杆部108bをケース3側に、他
方の杆部108cを上流部102の適所にろう付
等で結着する。以上により上流部102は床面5
1a上で弾圧付勢され、フイルタ4の下端部4a
が床面上に当接し、タンク床面51aと吸入端1
02dとの間のクリアランスSは一定に維持され
ることとなる。
以上で明らかな如く本考案によれば、サクシヨ
ンパイプの吸入端とタンク底部の床面との間のク
リアランスを一定に維持し、燃料の無効残量のバ
ラつきをなくし、以上のパイプの一部に可撓部を
設け、且つバネを設けるだけで企図することがで
き、構造簡易に上記を図ることができる等多大の
利点を有する。
ンパイプの吸入端とタンク底部の床面との間のク
リアランスを一定に維持し、燃料の無効残量のバ
ラつきをなくし、以上のパイプの一部に可撓部を
設け、且つバネを設けるだけで企図することがで
き、構造簡易に上記を図ることができる等多大の
利点を有する。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はサクシヨンパイプ上流部の側面図、第2図は同
平面図、第3図は他の実施例の第1図と同様の
図、第4図は同平面図、第5図は燃科タンク全体
の説明的縦断側面図である。 尚図面中51は燃料タンク、1はサクシヨンパ
イプ、5は可撓部、8は弾圧手段である。
はサクシヨンパイプ上流部の側面図、第2図は同
平面図、第3図は他の実施例の第1図と同様の
図、第4図は同平面図、第5図は燃科タンク全体
の説明的縦断側面図である。 尚図面中51は燃料タンク、1はサクシヨンパ
イプ、5は可撓部、8は弾圧手段である。
Claims (1)
- タンク内に収容されるサクシヨンパイプを上流
部と下流部とで構成し、両部間を可撓部で連結す
ると共に、前記両部間に設けた弾圧手段により前
記上流部をタンク床面に弾圧付勢し、且つ前記上
流部の吸入口端より下方に前記タンク底面に当接
するストツパー部を設けたことを特徴とする車両
の燃料タンク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1681682U JPS58119419U (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 車両の燃料タンク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1681682U JPS58119419U (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 車両の燃料タンク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58119419U JPS58119419U (ja) | 1983-08-15 |
JPH0125053Y2 true JPH0125053Y2 (ja) | 1989-07-27 |
Family
ID=30029170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1681682U Granted JPS58119419U (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 車両の燃料タンク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58119419U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007153263A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 作業機械の燃料タンク用パイプ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4965820U (ja) * | 1972-09-27 | 1974-06-08 |
-
1982
- 1982-02-08 JP JP1681682U patent/JPS58119419U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58119419U (ja) | 1983-08-15 |
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