JPH012296A - 電界発光灯の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童朶上色科里分互 本発明は電界発光灯の製造方法に関し、詳しくは有機型
電界発光灯における透明電極に集電帯を形成する方法に
関するものである。

堡來ｑ致五 液晶表示装置のバックライトとして有機型電界発光灯〔
以下、有機型ＥＬと称す。〕が使用されている。このＥ
Ｌは液晶表示板の表示面より若干大きな面積の発光面を
有し、少なくとも一方が透明である一対の対向する電極
間に発光層を挟持させ、各電極よりリードを導出させた
ＢＬ素子をそれより大きい寸法の外皮フィルムで上下か
ら挟み、ラミネータを通してＥＬ素子より食み出した外
皮フィルム同士を一部でリードを挟んだ状態で熱圧着し
てＥＬ素子を封止した構造を有する。

上記有機型ＢＬの構造及び製造方法の一部を第４図乃至
第８図を参照して以下示す、第４図は有機型ＥＬ　（１
）の平面図、第５図は第４図Ａ−Ａ線に沿う断面図を示
す、第４図及び第５図において、（２）はＢＬ素子、（
３）（４）はＥＬ素子（２）を上下から挟んで封止した
２枚の樹脂製外皮フィルムである。ＥＬ素子（２）は第
６図に示すように、図面の下層から例えば＾ｌｆａの背
面電極（５）、高誘電率の有機物質（シアノエチルセル
ロースなど）に高反射性高誘電率物質（チタン酸バリウ
ムなど）の粉末を分散させた反射絶縁層（６）、上述同
様な有機物質にＺｎＳ：Ｃｕ等などの蛍光体粉末を分散
させた発光層（７）　、ｔｎ、ｏ、などの透明電極（８
）、透明電極（８）の基材となるポリエステルなどの樹
脂シート（９）の積層体をナイロンなどの吸湿材（１０
）　　（１１）で挟んで構成されている、尚、透明電極
（８）は５００Ω／口程度の抵抗値を有するので、発光
面積が一定以上になると、透明電極（８）に銀ペースト
等を帯状に塗布して集電帯（８ａ）を形成している。背
面電極（５）と集電帯（８ａ）　　（又は透明電極（８
）〕からは、夫々に帯状のリード（１２）　　（１３）
の−端部が電気的機械的に接続されて、リード（１２）
（１３）はＥＬ素子（２）から外部に平行に導出されて
いる。２枚の外皮フィルム（３）（４）は耐湿性の良い
フッ素樹脂フィルムの内面に接着材として低融点のポリ
エチレン樹脂をコーティングしたものなどが使用され、
これはＥＬ素子（２）より一回り大きなサイズで、ＥＬ
素子（２）を上下からサンドインチ式に挟んで、ＥＬ素
子（２）より食み出した部分同士が熱圧着されている。

上記ＥＬ素子（２）の各層を積層・形成するに際しては
、まず第７図に示すように、ロール状に巻かれたアルミ
箔の背面電極（５）の上に高反射性高誘電率物質を分散
させた有機物質及び蛍光体粉末を分散させた有機型物質
を順次、各一定厚に塗布して反射絶縁層（６）及び発光
層（７）を形成しておく、一方、第８図に示すように、
Ｉｎ１０３などの透明電極（８）を表面に被着した樹脂
シート（９）を用意し、更に透明電極（８）上に帯状に
銀ペーストを塗布して集電帯（８ａ）を形成する。そし
て、第７図に示すように、反射絶縁層（６）と発光層（
７）とからなるＥＬ層が形成されたアルミ箔に発光層（
７）と透明電極（８）とを対向させて樹脂シート（９）
を重ね、更に両者を上下より吸湿材（１０）　　（１１
）で挟んでラミネート処理により上記囲者を熱圧着して
貼り合わせ、第６図に示すＥＬ素子（２）を形成する。

が　°しようとする間　点 ところで、上述したＥＬ素子（２）の製造において、透
明電極（８）上に銀ペーストを塗布して集電帯（８ａ）
を形成するに際しては、集電帯（８ａ）の形状に合わせ
た繰り抜きパターンを有するマスクを用いてスクリーン
印刷により行っている。そのため、集電帯の形状、寸法
或いは全体の形状、寸法により多種類のマスクを必要と
し、たとえ少量の品種でもマスクが必要であり、マスク
の保管・管理が面倒である。しかも、品種が変わる毎に
マスクの新たな位置合わせ等が必要で、マスクの取り替
えに時間を要し、しかも集電帯の位置精度が十分に出な
い。又、マスクを繰り返し使用すると、徐々に伸びてき
て寸法が狂ってくるためマスクの反復使用回数に限界が
あり、通常４〜５０００回で使用できなくなる。

５題点を解°するための手 本発明は、背面電極に反射絶縁層と発光層と透明電極と
を順次、積層・形成する電界発光灯の製造工程に於いて
、上記透明電極上に、ｘＹ力方向走査される塗布ノズル
より導電剤を射出して所定パターンの集電帯を形成する
ことを特徴とする。

甘 上記技術的手段によれば、スクリーン印刷によらず、有
機型ＥＬの透明電極に所定パターンの集電帯を形成する
ことができ、マスクが不要となる。

叉施史 本発明に係る電界発光灯の製造方法を、第１図乃至第３
図を参照してその一適用例について以下説明する。第１
図は本発明に係る集電ＩＦ塗布手段（１７）の−具体例
の概略平面回を示し、図において（１４）は銀ペースト
の塗布ノズル、（１５）は塗布ノズル（１４）のＸＹ駆
動機構、（１６）は透明電極フィルムである。上記Ｘ−
Ｙ駆動機構（１５）は、塗布ノズル（１４）を矢印（Ｘ
）方向に往復駆動するＸ−走査機構（１５ａ）と、Ｘ−
走査機構（１５ａ）を矢印（Ｙ）方向に往復駆動するＹ
−走査社構（１５ｂ）とからなり、上記塗布手段（１７
）はデイスペンサ方式、インクジェットプリンタ方式、
或いはプロッタ方式を用いることができる。そして、塗
布ノズル（１４）より銀ペースト等の導電剤を透明電極
フィルム（１６）に射出し、その形式パターンをコンピ
ュータで制御処理することにより、集電帯を塗布する。

即ち、上記構成において、まず第２図に示すように、透
明電極を表面に形成した透明を極フィルム（１６）をロ
ール状で供給し、所望サイズに切断した後、切断辺を基
準にして塗布ノズル（１４）をコンピュータ制御により
ＸＹ力方向走査しながら銀ペーストを射出すると、第３
図に示すように、所定パターンの集電帯（１８）が透明
電極フィルム（１６）上に形成され、その後、ラック内
等に収納して乾燥さゼる。土ｔ、Ｈ果電帝（１８）はコ
ンピュータに入力する情報を変えるだけで、任意の寸法
、形状のものか得られ、１個の装置で多種類の集電帯（
１８）に対応できる。なお、寸法、形状が大幅に違う場
合はノズルを交換してもよい、又、塗布手段（１７）に
より別のノズルで黒点等を透明電極フィルム（１６）又
は集電帯（１８）上にマーキングしておくと、後工程で
この点を自動認識して基準点とすることにより自動的に
カッティング等の作業を行うことができ、作業の自動化
に対応できる。

更に、銀ペースト等の導電剤中に紫外線硬化樹脂をバイ
ンダとして混ぜておくと、透明電極フィルム（１６）に
ロール状のまま集電帯（１８）を塗布した後、そのまま
紫外線を照射して直ちに集電帯（１８）を乾燥させて再
びロール状に巻き取ることが可能になって集電帯形成作
業の自動化も可能になる。この場合、集電帯塗布時に透
明電極フィルム（１６）等にも黒点等をマーキングして
おくと、後工程でこの点を自動認識して暴１！点とする
こ２により、所望サイズに自動的に切断することができ
る。又、ロール状のまま透明電極フィルム（１６）上に
銀ペースト等の導電剤を塗布すると共に黒点等をマーキ
ングしておき、塗布後、黒点を基準に切断して乾燥させ
るようにしてもよく、更にロール状のまま透明電極フィ
ルム（１６）をＸ方向に送ると、塗布ノズル（１４）を
Ｙ方向に走査するだけでよい。

光凱ｑ塾来 本発明によれば、有機型ＥＬの透明電極上に所定パター
ンの集電帯を形成するにあたり、上記透明電極上に、Ｘ
Ｙ力方向走査される塗布ノズルより導電剤を射出して集
電帯を形成するようにしたから、任意の寸法、形状の集
電帯を１個の塗布手段で形成できるようになり作業が大
幅に簡略化され、かつ、寸法精度も向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る電界発光灯の製造方法に用いられ
る集電帯塗布手段の一興体例を示す概略平面図、第２図
は本発明に係るロール状透明電極フィルムの斜視図、第
３図は本発明により集電帯が形成された透明電極の平面
図である。 第４図は有機型ＥＬの一従来例を示す平面図、第５図は
第４図Ａ−Ａ線断面図、第６図はＥＬ素子の側断面図、
第７図は第６図のＥＬ素子製造の一工程を示す側断面図
、第８図は集電帯が形成された透明電極を示す斜視図で
ある。 （１）　−・電界発光灯、（５）−・背面電極、（６）
−・−反射絶縁層、（７）　−発光層、（８）　　（１
６）・・−・透明電極、そのフィルム、（１４）・−塗
布ノズル、（１５）・−・ｘｙ駆動機構、（１Ｂ）−−
一−−集電帯。 特　許　出　願　人　　関西日本電気株式会社代　　　
　理　　　　人　　　江　　原　　省　　　吾１　′−
一−１第１　ｖｒｔ　　　　　　　　、／’２第６ｋ　
　　　ｌ＆ 第７Ｎ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）背面電極に反射絶縁層と発光層と透明電極とを順
   次、積層・形成する電界発光灯の製造工程に於いて、 上記透明電極上に、少なくとも一方向に走査される塗布
   ノズルより導電剤を射出して所定パターンの集電帯を形
   成することを特徴とする電界発光灯の製造方法。