JPH01214567A - 紙葉類堆積装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙葉類堆積装置に関し、特に無端ベルＩ・を使
用する紙葉類堆積機構を有する装置において、安定した
紙葉類の堆積に好適な紙葉類堆積装置に関する。

〔従来の技術〕

従来のこの種の装置としては、例えば、実開昭６２−２
９３５５号公報に開示されている装置が知られている。

この装置は、搬送路後端に設けられた一対の送りローラ
と、該送りローラの一方に係合して回動する無端ベルト
によって、搬送されて来ろ紙葉類を収納部に送り込み、
はたき落として堆積させる構成となっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

」二部従来技術では、搬送されて来ろ紙葉類が上記搬送
路終端に設けられた一対の送りローラによる挟持を離れ
た後、無端ベル１へど紙葉類との接触によって生ずる摩
擦力のみにより収納部に送り込まれ、はたき落とされる
ので、紙葉類が収納部に完全に堆積されるまでの動作時
間が必要である。

また、上記無端ベル１〜は、前記一対の送りローラの一
方に掛けられて回動する構成となっているので、上記搬
送路の送り速度に対して、無端ベルトと周速が遅くなり
、無端ベル１〜によって紙葉類を完全にはたき落とすに
は、−室以上の時間が必要となる。このため、先行する
紙葉類が完全にはたき落とされる前に、後続の紙葉類が
これに追突しないような安定した堆積動作を行うために
は、−枚ずつ搬送されて来ろ紙葉類の間隔を一定以上に
保つ必要があり、前段の搬送間隔異常や、処理速度アッ
プによって紙葉類の搬送間隔が短くなる場合には、動作
の安定に限界があった。

本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、従来の紙葉類堆積装置における上述の如
き問題を解消し、−枚ずつ搬送されて来ろ紙葉類の間隔
が短い場合にも、安定した動作を行うことが可能な紙葉
類堆積装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の上記目的は、紙葉類を搬送する搬送手段の終端
に、前記紙葉類を収納箱に送り込むための無端ベルトを
設けた紙葉類堆積装置において、前記無端ベルトの周速
を、前記搬送手段による送り速度よりも速くなるように
構成したことを特徴とする紙葉類堆積装置によって達成
される。

〔作用〕

本発明に係わる紙葉類堆積装置においては、上記搬送手
段によって搬送されて来る紙葉類は、搬送路の終端で無
端ベルトと係合される。ここで、無端ベルトの周速は上
記搬送路の送り速度よりも速いので、搬送路の送り速度
で進入する紙葉と無端ベル１への接触部分に働く、送り
方向の摩擦力が増大し、紙葉類は無端ベルトによって引
張られる形になる。

これにより、紙葉類の送り方向と直交する折り癖、しわ
等が伸ばされ、かつ、波形に変形させられるので、収納
箱の所定の位置まで安定して送られる。その後、前記搬
送手段による送り込みが終了すると、紙葉類は周速の速
い無端ベルトにより送られるため、送り動作、はたき落
とし動作時間が短くなり、−枚ずつ搬送されて来ろ紙葉
類の間隔が短い場合にも、紙葉類の追突が発生すること
なく、安定した動作を行うことが可能な紙葉類堆積装置
を実現できる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第２図は、本発明の一実施例である紙葉類堆積装置の要
部を示す側断面図、第３図はそのＡ方向一部断面矢視図
である。両図において、１は図示されていない搬送路か
ら搬送されて来る紙葉、２は紙葉の収納部、３は図示さ
れていない駆動源によって回転する送りローラ、４は該
送りローラ３に対向し従動する対向ローラ、５は上記送
りローラ３の回転に伴なって回動する弾性を有する無端
ベルトを示している。

上記無端ベルト５は、第３図に示す如く、送りローラ３
と間および面外側に配されており、無端ベルト５の対向
する位置にはガイド板４１がないので、上記無端ベルト
５は、押圧ローラ６ａ、６ｂによってペルドローラフに
押圧されて、第２図に示す如く、収納部２内上方に、ガ
イド板４１とオーバーラツプして突出した状態で保持さ
れる。

また、上記ベルトローラ７を固定したシャフト８と、送
りローラ３を固定したシャフト９とは、一対のギヤ１０
．１１により連結されており、前記無端ベルト５が、送
りローラ３の回転と一定の速度比で回動する如く構成さ
れている。ここでは、前＝４− 記無端ベルト５の周速が、送りローラ３の周速よりも速
くなるように、上記ギヤ１０．１１の歯数を設定してい
る。

なお、前記対向ローラ４は、ベアリング１２を介してシ
ャフト８に支持されており、ベルトローラ７とは独立に
、対向して対をなす送りローラ３に従動する如く構成さ
れている。また、前記無端ベルト５の剛性は、紙葉類の
それより高く設定されている。

以下、上述の如く構成された本実施例におけろ紙葉堆積
動作を、前出の第２図、第３図および第１図（ａ）〜（
ｄ）により説明する。

第２図に示す如く、矢印ｐ方向に、前段から送り込まれ
て来た紙葉１は、送りローラ３．対向ローラ４に挟持さ
れながら、回動する無端ベルト５の剛性により押上げら
れて、第１図（ａ）および第３図に示す如く、波形に変
形する。この結果、紙葉１は、折り癖、しわ等があって
も、送り方向に関する剛性が高くなって途中で折れ曲が
ることなく、ガイド板４１に沿って第１図（ａ）→同（
ｂ）の如く、送りローラ３と対向ローラ４の挟持から外
れた後も、無端ベルト５によって波形に変形させられな
がら、先端が収納部２の前縁２ａに当接するまで送り込
まれる。

この直後、無端ベルト５は、紙葉１との接触圧によって
生ずる摩擦力により、第１図（ｃ）に示す如く、矢印ａ
側が張り側、矢印す側がたるみ側となって紙葉］の後端
部に乗上げ、第１図（ｄ）に示す如く、紙葉１は既に堆
積されている紙葉群］ａ上に、はたき落とされる。この
際、紙葉１に折り癖、シわ等があると、前述の従来の装
置では、紙葉１の送り込み、はたき落とし動作が遅れた
り不安定となって、後続の紙葉１ｂが紙葉１に追突する
ことがあった。しかし、本実施例に示す装置では、無端
ベル１−５の周速が送りローラ３の速度よりも速いので
、送りローラ３からの周速で進入する紙葉１と無端ベル
１へ５の接触部分に、送り方向に働く摩擦力が増大し、
紙葉１が、しわ、折り癖を伸ばされると同時に、波形に
変形させられる力を受けながら送り込まれ、動作はより
安定する。

更に、無端ベルト５の周速が速いことから、紙葉１の送
りローラ３と対向ローラ４の挟持が外れた後の送り込み
とはたき落としの動作時間が短くなり（第１図（ｃ）→
同（ｄ）参照）、紙葉１と、これに続いて送り込まれろ
紙葉１ｂとの間隔が短くなった場合にも、追突が発生す
ることがなく、安定した堆積動作が行える効果がある。

第４図は、本発明の他の実施例を示す紙葉類堆積装置の
要部を示す側断面図である。この実施例においては、先
に示した実施例に示したガイド板４１の代りに、紙葉１
を収納部２に導くベルト４２を無端ベル１−５と対向し
、かつ、オーバーラツプする如く、送りローラ３に係合
させて回動させる構成としたものである。本実施例の構
成によっても前述の実施例の場合と同様の効果が得られ
る。なお、第４図において、ベル１〜４３．プーリ４４
は、上記ベルト４２と対向して、紙葉１を挟持搬送する
搬送路を構成している。

〔発明の効果〕

以上述べた如く、本発明によれば、紙葉類を搬＝７＝ 送する搬送手段の終端に、前記紙葉類を収納箱に送り込
むための無端ベルトを設けた紙葉類堆積装置において、
前記無端ベルトの周速を、前記搬送手段による送り速度
よりも速くなるように構成したので、−枚ずつ搬送され
て来ろ紙葉類の間隔が短い場合にも、安定した動作を行
うことが可能な紙葉類堆積装置を実現できるという顕著
な効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）〜（ｄ）は本発明の一実施例である紙葉類
堆積装置の動作を示す側断面図、第２図は実施例の紙葉
類堆積装置の要部を示す側断面図、第３図はその六方向
一部断面矢視図、第４図は本発明の他の実施例の要部を
示す側断面図である。 に紙葉、１ａ：既に堆積されている紙葉群、１ｂ：後続
の紙葉、２：収納部、３：送りローラ、４：対向ローラ
、４１ニガイド板、４２：ベルト、５：無端ベルト、６
ａ、６ｂ：押圧ローラ、７：ベルトローラ。 第　　　１ （ａ） ａ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、紙葉類を搬送する搬送手段の終端に、前記紙葉類を
   収納箱に送り込むための無端ベルトを設けた紙葉類堆積
   装置において、前記無端ベルトの周速を、前記搬送手段
   による送り速度よりも速くなるように構成したことを特
   徴とする紙葉類堆積装置。