JPH01197231A - サイロに対する材料の搬入／搬出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、サイロの中央に配置され、底部にはサイロ内
部に保存されている材料を搬出するための搬出開口が備
えられているチューブ即ちパイプと該パイプの内部で回
転される搬出スクリューとを有して構成された上方へ延
在する垂直なスクリューコンベヤ、サイロに保存されて
いる材料を前記搬出開口へ向けて移動させる即ちガイド
するための搬出装置、及び、サイロ内に投入された材料
をサイロの横断面積の全体に拡散させるための分配装置
を含んでなる形式の、パルプ繊維、チップ、ビート、或
いはその他の粉粒材料をサイロに投入し或いはそれらの
材料をサイロから搬出するための装置に関する。

従来の技術及びその間　１、 サイロのための早くから知られている搬入／搬出装置の
欠点は、例えば独国特許２３１５８’３１号に記載され
ているように、サイロ内に保存されるべき材料がサイロ
の上部へ導かれ、又、その下部から搬出されるようにな
っていることである。

このために、サイロに材料を導くためのコンベヤとサイ
ロから拐料を取り出すためのコンベヤとは別々の高さレ
ベルに配置され、又、サイロに保存されている材料の循
環を行うには別のコンベヤシステムが必要となるのであ
る。

１里立旦力 本発明の目的は、上述した独国特許２３１５８３１号に
記載されているような形式の搬入／搬出装置を改良する
ことである。

発明の概要 本発明は、前述した垂直なスクリューコンベヤー　５　
＝ の搬出端部を分配装置よりも高いレベル位置に配置させ
たことを特徴とする。このようにして、サイロ内に給送
されるべき材料は同一のコンベヤによって分配装置の上
に給送され、更に、サイロを通った後の材料が垂直なス
クリューによって分配装置の上へ落下されるのである。

それ故に、このコンベヤシステムは単純化され、又、材
料のバイパス並びに循環が容易に行えるような構造とさ
れるのである。サイロは位置決めが容易となる。何故な
らば、サイロへ材料を給送するコンベヤ、及びサイロか
ら材料を搬出するコンベヤが、同じレベル位置に配置さ
れるからである。

本発明に於る好ましい実施例によれば、垂直なスクリュ
ーの外側パイプはサイロ内に回転可能に配置される。又
、分配装置はこのパイプに取り付けられた給送プレート
を含んでおり、このプレートの外周縁から中心迄の距離
は変化されて、投入された材料がサイロの横断面積に等
しく分散するようになされている。例えば、このプレー
トは四辺形とされるか、或いは偏心される。

搬出装置は、パイプに取り付けられてサイロの下部に沿
って作動可能とされた螺旋形アームを含む。このアーム
がサイロの底部から材料を均等に取り出すのである。

本発明は以下に例として添付図面を参照して更に詳しく
説明される。

ましい実施例の９明 図示された円筒形のサイロ１は、その中央に回転可能に
配置された垂直なパイプ２を有している。

この垂直なパイプの下部は、サイロのテーパー形の底部
４の最下位置に開口３を備えている。この垂直なパイプ
は、その頂端に取り付けられたチェーンホイール５、サ
イロの外側に備えられているモーター６のシャフトに取
り付けられたチェーンホイール７、及びチェーン８によ
って回転されるようになっている。垂直なパイプの頂端
及び下端はベアリング９及び１０によって支持されてい
る。

垂直なパイプの頂端には、四辺形の給送プレート１１が
配備されている。この給送プレートは、四　・角形とし
て示され、事実正方形とされている。この給送プレート
１１はその中心位置から様々な距離の位置に開口１２を
形成されている。給送プレート１１よりも上側のサイロ
の上部には、実質的に水平なスクリューコンベヤフ１３
が配備されている。このスクリューコンベヤ１３のハウ
ジング即ちシュー］−１４は、給送プレート１１の近く
に給送開口１５を備えている。垂直なパイプ２の上端よ
り上側に、延長部分１６が配置されている。こ延長部分
はサイロ本体に固定されている。この延長部分はチャン
ネル１７を通してスクリューコンベヤ１３のシュート１
４と連通されている。シュート１４の他端には、搬出間
口１８が形成されている。

垂直なパイプ２は回転可能なコンベヤスクリュー１９を
備えている。このコンベヤスクリューの上端は延長部分
１６内に位置付けられており、この延長部分はパイプ２
及びスクリュー１９によって形成された垂直なスクリュ
ーコンベヤ３０の搬出端部を形成しているのである。ス
クリューの下端はパイプの開口３に近い位置に位置付け
られている。この間口３は、垂直なスクリューコンベヤ
の入口開口として働く。スクリューの駆動装置は、スク
リューのシャフト２０の上端に取り付けられたベルトプ
ーリー２２、延長部分に固定されているモーター２３、
このモーターシャフトに取り付けられたベルトプーリー
２４、及び、ベルト２５を含んで構成される。

垂直なパイプの下端には、螺旋形の回転する搬出アーム
２６がサイロの底部４の面に沿って移動可能に取り付け
られている。このアームは回転することによって、サイ
ロ内に保存されている材料をパイプ２の下端の開口３へ
向けて推進する、即らガイドするのである。

給送プレート１１の上方には、異なる長さのドクター部
材２７が配備されている。これらのドクター部材はプレ
ート１１の頂面を掻き払うように作動する。プレート１
１の下側には、実質的に半径方向に延在されたブレード
２８が取り付けられている。サイロに投入される材料は
図示されていないコンベＡ７によってサイロ１の上部に
配備された水平なスクリューコンベヤ１３の入口端部へ
送られる。スクリューコンベヤ１３によって送られた材
料は、スクリューコンベヤ１３のハウジング即ちシュー
トに形成されている開口１５を通して、その開口の下方
に位置された給送プレート１１の上に落下される。その
位置から、材料の一部はその縁を越え且つ又開口１２を
通して直接に流下される。ドクター部材２７のそれぞれ
が、このプレートの縁を越えて落下させるようにプレー
ト上に残留する材料を掻き払って調整し、サイロ内にス
タックを形成するのである。プレートの形状、及びそれ
によりプレートの周縁と中心との間の距１ＩＩＩ【が変
化するようになされた半径値のために、スタックは楕円
形となる。ドクター部拐の端部はプレートに形成されて
いる開口１２を通しても材料を掻き払って、サイロ内に
スタックを形成する。これらの開口の下に形成されるス
タックは、プレートが回転するために楕円形となる。プ
レートの形状及び寸法、及び開口の位置は、材料が幾つ
かの小さなスタックとして分かれ、各々のスタックがサ
イロの横断面積に沿って同じ高さとなるように、選定さ
れるのである。給送プレートの下側の１つ又は複数のブ
レード部材は更に、スタックの高さが最大となったとき
にスタックの頂部を掻き払って滑らかな表面となすよう
に作用する。

搬出アーム２６は、サイロの下部に於てその底面全体に
わたって厚さが同じである層をカットして、これにより
サイロ内にほぼ理想的なピストン流れ（ｐｌｕｇｆｌｏ
ｗ　）を形成するように形状を定められている。これは
、例えばサイロが処理装置として作動され、漂白剤のよ
うな厳密に定められた薬剤がパルプに添加されるような
場合に、望まれるのである。ビス１〜ン流れとされるこ
とによって、保持時間を正確に定めることが可能となり
、使用される薬剤の量を最小限に抑えることが可能とな
る。

搬出装置が回転されると、材料は搬出アーム２６の前側
からサイロの中央へ向かって移動し、垂直なスクリュー
コンベヤ３０の入口開口３内に進入する。しかる後、材
料は搬送スクリュー１９によって上昇され、その垂直な
スクリューコンベヤの搬出端部の開口を通してチャンネ
ル１フ内へ搬出され、そこに於てチャンネルの底部３１
に沿って水平なスクリューコンベヤ１３へ流されるので
ある。この底部は、水平なスクリューコンベヤ１３に対
して傾斜されている。このコンベヤは、材料をその端部
に位置された搬出開口１８へ搬送し、そこから次の処理
段階へと搬送されるのである。

例えば、このサイロがイクオライザーや保存用サイロと
して使用されるならば、搬出装置及び給送プレートを停
止させることによってバイパスできるようになされ、こ
れにより給送プレート上の材料の上限レベルは水平なス
クリューコンベヤのシュートに形成されている入口開口
１５の位置に造品めることができる。しかる後、そのス
クリューコンベヤに流入する材料はそのシュートの開口
１５を越えて連続的に搬送されるとともに、その他端の
開口１８を通して搬出されるのである。

乱れやその他の理由によって他の処理装置が停止されね
ばならない場合には、す゛イロに保存されている材料は
、例えばそれが塊となるのを防止するために、循環させ
ることができる。行われている工程又は修理に悪影響を
及ぼすことなく、停止の間に連続して、又は停止の間に
間歇的に、材料を循環させることが可能である。この循
環は、コンベヤスクリューを反対方向へ回転させること
で行われる。これにより、垂直なスクリューによって上
昇されていた材料は、給送開口１５を通して給送プレー
ト上に落下され、そしてサイロに排出されるのである。

この代わりに、シュートはチャンネル１７の付近にプレ
ートで閉じられる開口を形成されることができる。この
場合、循環はその開口を開くことによって行われるので
ある。

本発明の詳細な説明及び添付図面に示した実施例はただ
例を示しているだけであり、多くの変更が特許請求の範
囲の欄に記載された範囲内で実用できることが理解され
よう。

【図面の簡単な説明】

第１図□は、本発明によるサイロの部分的に断面とした
立面図。 第２図は、第１図の線Ａ−Ａに沿う断面図。 １・・・・・・サイロ、２・・・・・・垂直なパイプ、
３・・・・・・搬出開口、４・・・・・・サイロの底部
、１１・・・・・・給送プレート、 １３・・・・・・水平なスクリューコンベヤ、１４・・
・・・・シュート、１５・・・・・・給送開口、１６・
・・・・・搬出端部、 １９・・・・・・コンベヤスクリュー、２６・・・・・
・搬出アーム、２７・・・・・・ドクター部材、３０・
・・・・・垂直なスクリューコンベヤ、３１・・・・・
・ヂャンネル底部

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. （１）サイロの中央に配置され、底部にはサイロ内部に
   保存されている材料を搬出するための搬出開口（３）が
   備えられているチューブ即ちパイプ（２）と該パイプの
   内部で回転される搬送スクリュー（１９）とを有して構
   成された上方へ延在する垂直なスクリューコンベヤ（３
   ０）、サイロに保存されている材料を前記搬出開口へ向
   けて移動させるための搬出装置（２６）、及び、サイロ
   内に投入された材料をサイロの横断面積の全体に分散さ
   せるための分配装置（１１、１５、２７）を含んでなる
   サイロ（１）に材料を搬入し、又サイロから材料を搬出
   するための装置であつて、垂直なスクリューコンベヤ（
   ３０）の搬出端部（１６）が分配装置（１１、１５、２
   ７）よりも高いレベル位置に配置されていることを特徴
   とするサイロに対する材料の搬入／搬出装置。
2. （２）垂直なパイプ（２）がサイロ（１）内に回転可能
   に配置されたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の装置。
3. （３）分配装置が回転可能な垂直なパイプ（２）の上部
   に取り付けられた給送プレート（１１）を含むことを特
   徴とする特許請求の範囲第２項に記載の装置。
4. （４）給送プレート（１１）の外周縁と中心との間の距
   離が一定でないことを特徴とする特許請求の範囲第３項
   に記載の装置。
5. （５）給送プレート（１１）が四辺形、四角形、又は正
   方形であることを特徴とする特許請求の範囲第４項に記
   載の装置。
6. （６）給送プレート（１１）が偏心されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第４項に記載の装置。
7. （７）給送プレート（１１）がその中心から様々な距離
   の位置に開口（１２）を備えていることを特徴とする特
   許請求の範囲第３項から第６項迄の何れか１項に記載の
   装置。
8. （８）搬出装置が、パイプ（２）に取り付けられてサイ
   ロの底部に沿つて移動可能とされている回転可能な螺旋
   形アーム（２６）を含んでいることを特徴とする特許請
   求の範囲第２項に記載の装置。
9. （９）サイロの底部（４）が下方へ向かつてテーパー形
   とされていることを特徴とする特許請求の範囲第１項又
   は第８項に記載の装置。
10. （１０）給送プレート（１１）の上方に、材料を給送し
    搬出するための実質的に水平に配向されたスクリューコ
    ンベヤ（１３）が配備されており、該スクリューコンベ
    ヤのハウジング即ちシュート（１４）には給送プレート
    （１１）よりも上方位置に給送開口（１５）が形成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第３項に記載装
    置。
11. （１１）垂直なスクリューコンベヤ（３０）の搬出端部
    （１６）と水平なスクリューコンベヤ（１３）との間に
    、該水平なスクリユーコンベヤへ向かつて下方へ傾斜し
    た流れ面（３１）が備えられていることを特徴とする特
    許請求の範囲第１０項に記載の装置。
12. （１２）給送プレート（１１）の上面を掻き払うための
    ドクター部材がサイロに備えられていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第３項から第７項迄の何れか１項に記
    載の装置。
13. （１３）給送プレート（１１）の下側に分散用ブレード
    （２８）又はそれと同様な部材が備えられていることを
    特徴とする特許請求の範囲第３項から第７項迄と第１２
    項との何れか１項に記載の装置。