JPH01196666A - 自動遣り取り機用監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の［１的］ （産業上の利用分野） 本発明は、自動金銭支払機、自動金銭預入支払機および
自動窓口機などに用いられる自動遣り取り成用監視装置
に関する。

（従来の技術） 近年、各種の分Ｉ３Ｆにおいて取り引きカードが用いら
れており、そのカードにより所定の遣り取りが行われて
いる。

たとえば銀行などの金融機関においては、金融取引カー
ド（いわゆるキャッシュカード）を利用者（預金者）に
対して発行し、利用者がこのカードを用いて自動金銭支
払機などがら金銭の引き出しを行うなどの各種の取り引
きが行われている。

５′″、のように取り引きカードは、各種の分野におい
て広く用いられているが、その反面、カードによる犯罪
が増えている。たとえば金融機関などでは、他人の金融
取引カードを使用して自動金銭支払機から不正に金銭を
引き出すなどの事件が発生している。

そこで金融機関では、自動金銭支払機などの機器を設置
している室内の天井などに、ビデオカメラを謹直して取
り引きを監視している。

しかしながら、」二連した監視方法では、ビデオカメラ
が自動金銭支払機の動作と無関係に動作されていること
が多く、非効率的であり、また必ずしも利用者を明確に
確認することのできる像を得ることができるとは限らず
、さらにその利用者の遣り取りにおける情報を利用者と
対応させるのが困難であった。

（発明が解決しようとする課題） 上述したように従来の自動遣り取り機を監視する方法で
は、利用者を明確に確認することのできる像を確実に得
ることが困難であり、またその利用者と遣り取りにおけ
る所定の情報とを対応させることが困難であるという課
題があった。

本発明は上述した従来の課題を解決するためのもので、
自動遣り取り機を使用した利用者の特定情報を確実に得
ることができ、またこの利用者における遣り取りの所定
の情報を確実に得ることのできる自動遣り取り桟用監視
装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明の自動遣り取り桟用監視装置は、自動遣り取り機
の利用者から確認することのできない検出部により、自
動遣り取り機の操作部を操作する各逍り取り段階でたと
えば利用者の顔を撮像して利用者の特定情報を得、この
利用者特定情報と自動遣り取り機に用いられる移動記録
媒体からの固有情報および操作部からの入力情報とを対
応させて記憶するものである。

（作　用） かかる本発明によれば、自動遣り取り機にお（する利用
者の各遣り取り段階で、利用者に悟られることのない検
出部でたとえば利用者を明確にする利用者の顔を撮像し
て利用者の特定情報を得、その利用者特定情報と自動遣
り取り機における遣り取りに用いられる固有情報および
入力ｖｔ報とを対応させて記憶させるので、自動遣り取
り機を使用した利用者の特定情報を確実に得ることがで
き、またこの利用者における遣り取りの所定の情報を確
実に得ることができる。

（実施例） 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例の自動遣り取り桟用監視装置
を説明するための概略図である。

同図において、１は自動金銭支払機本体を示しており、
この自動金銭支払機本体１には、各種のメンセージが表
示される表示部と、遣り取りにおいてたとえば暗証番号
などの所定の入力を行うためのキーを有する入力部とが
設けられた操作部２が設けられている。この操作部２は
、利用者が操作しやすい位置に設けられ、また表示部は
利用者が確認しやすい位置とされている。

自動金銭支払機本体１には、移動記録媒体である金融取
引カード（以下、カードという）が挿入されるカード挿
入部が設けられており、このカード挿入部にカードが挿
入されるとそのカードに記憶された口座番号や暗証番号
などの固有の情報が読取られる。

また、自動金銭支払機本体１内には、撮像カメラ３、制
御部４、記憶部５が配設されている。

撮像カメラ３は、操作部２の面と同一の面に設けられて
おり、この撮像カメラ３は、操作部２側からは確認する
ことができないように、いわゆるマジックミラーなどの
半透過型の反射板や半透明板を介して設置されている。

したがって、自動金銭支払機本体１内を暗くし、操作部
２側を明るくすることにより、利用者からは撮像カメラ
３を目視することができなくなっている。

制御部４は、上述したカード挿入部で読取られたカード
の固有情報と繰作部２から入力された暗証番号などの入
力情報との正当性の確認および図示を省略した取引ｍ＜
オンライン網）との所定の情報の遣り取りを行うととも
に、上述した撮像カメラ３を操作部２による各操作の遣
り取り段階で作動させる。

記憶部５は、制御部４において得られた固有情報および
引き出し金額、日付時刻などの遣り取り情報と上述した
撮像カメラ３からの利用者特定悄報である撮像情報とを
対応させて記憶する。

なお、記憶データの概念を第２図に示す。

同図において、Ａ１が固有情報および遣り取り情報が記
憶された取引データ、Ａ２が取引データＡ１に対応する
利用者の特定情報である撮像データである。Ｂｌ　、Ｂ
２は他の利用者の対応する取引データ、撮像データであ
る。

次に、このように構成された自動遣り取り機用碧：ｊ　
ｉ！装置の動０゛について説明する。

まず、利用者が自動金銭支払機１の繰作部２の表示部に
表示されたメツセージに従って繰作部２を繰作し、続い
てカード挿入部に所定のカードを挿入する。カードが挿
入されると、このカードの固有情報（口座番＋３や暗証
番号）が読取られ、その情報が制御部４に出力される。

そして操作部２の表示部に「暗証番号を入力して下さい
。」のメツセージか表示され、利用者が操作部２のキー
により暗証番号を入力する。また、このとき、制御部４
が撮像カメラ３を動作さぜ、撮像カメラ３による撮影が
行われる。なお、この撮影のタイミングは利用者が操作
部のキーを見て暗証番号を人力するので、確実に利用者
の顔の像を得るためである。そして撮像カメラ３からの
撮像データが一旦制御部４に保持される。この後、制御
部４において、カードから読取った暗証番号と操作部２
のキーにより入力された暗証番号とが照合され、番号が
一致すると、操作部２の表示部に［金額を入力して下さ
い。」のメツセージが表示され、利用者が操作部２のキ
ーにより所望の金額を入力する。

そして、制御部４により図示を省略した取引網（オンラ
イン網）と所定の遣り取りが行われて残高が参照され、
確認された後、金銭が支払われる。

この後、上述した取引のたとえばＨ付時刻、口座番号、
氏名、残高などの情報と、」−述した利用者特定情報で
ある撮像データとが対応されて記憶部５に記憶される。

したがって、不正にカードを用いて金銭を引き出すなど
の事件か発生した場合に、記憶部５に記憶された取引デ
ータを検索してこの取引データに対応して記憶されたｌ
ｆｆ１データからその取引きを行った利用者（カードを
不正に使用した者）を断定することができる。

なお、上述した実施例では、特に自動遣り取り機として
自動金銭支払機を用いて説明したが、金銭を取扱う機器
の他に、たとえば物品を取扱うシステムやドアの開閉シ
ステムに適用してもよい。

また、上述の実施例では、利用者を特定する情報として
、撮像カメラを用いて利用者の顔を撮影して撮像情報を
用いたが、この他に音声や指紋による情報により利用者
の情報を得るようにしてもよい。

さらに、撮像カメラを用いて利用者の顔を撮像するとき
、たとえば広角用カメラなどを用いて利用者の顔全体を
確実にｍ像するようにしてもよいし、カメラレンズから
利用者の頭部分までの距離に自動的に焦点が合うように
してもよい、またカメラの角度を制御して画品質の良い
顔画像を撮像するようにしてもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明の自動遣り取り医用監視装置
は、自動遣り取り機を使用した利用者の特定情報を遣り
取りにおける取引情報と対応させて確実に得ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の自動遣り取り医用監視装置
の構成を説明するための図、第２図は第１図の記憶部に
おける記憶データを説明するだめの図である。 １・・・自動金銭支払機本体、２・・・操作部、３・・
・撮像カメラ、４・・・制御部、５・・・記憶部。 出願人　　　　　　株式会社　東芝 代理人　弁理士　　須　山　佐　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）移動記録媒体からの固有情報と操作部からの入力
   情報とに基づいて所定の遣り取りを行う自動遣り取り機
   の前記操作部面と同一面側に設けられ利用者側から確認
   することのできない検出部を有する利用者特定情報検出
   手段と、前記自動遣り取り機の操作部を操作する各遣り
   取り段階で利用者の特定情報を得るように前記利用者特
   定情報検出手段を作動させるよう制御する制御手段と、
   前記自動遣り取り機からの前記固有情報および入力情報
   と前記利用者特定情報検出手段から出力される利用者特
   定情報とを対応させて記憶する記憶手段とを具備したこ
   とを特徴とする自動遣り取り機用監視装置。