JPH01187900A - 電子部品の挿入装置 - Google Patents
電子部品の挿入装置Info
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- JPH01187900A JPH01187900A JP63012150A JP1215088A JPH01187900A JP H01187900 A JPH01187900 A JP H01187900A JP 63012150 A JP63012150 A JP 63012150A JP 1215088 A JP1215088 A JP 1215088A JP H01187900 A JPH01187900 A JP H01187900A
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 34
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 34
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 31
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
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- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電子部品の実装装置、特にプリント配線基板
に対してリードピンを挿通させることにより実装する形
式の実装装置における挿入ヘッドに適用して有効な技術
に関するものである。
に対してリードピンを挿通させることにより実装する形
式の実装装置における挿入ヘッドに適用して有効な技術
に関するものである。
リードピン形式の電子部品をプリント配線基板に実装す
る実装装置の挿入ヘッド構造としては、部品の把持方式
により以下の2種類の技術が知られている。
る実装装置の挿入ヘッド構造としては、部品の把持方式
により以下の2種類の技術が知られている。
第1の技術としては、特公昭60−18159号に記載
されているように、開閉可能なチャック爪により部品の
本体部のみを把持する形式のものであり、電子部品の部
品本体を把持するチャック爪とリードビン挿入ガイドと
を有しており、プリント配線基板上面の所定位置まで上
記挿入ヘッドを下降させた後、上記チャック爪によって
把持された部品のリードビンを上記揮人ガイドに沿って
プリント配線基板のスルーホールに挿入させるものであ
った。
されているように、開閉可能なチャック爪により部品の
本体部のみを把持する形式のものであり、電子部品の部
品本体を把持するチャック爪とリードビン挿入ガイドと
を有しており、プリント配線基板上面の所定位置まで上
記挿入ヘッドを下降させた後、上記チャック爪によって
把持された部品のリードビンを上記揮人ガイドに沿って
プリント配線基板のスルーホールに挿入させるものであ
った。
第2の技術としては、実開昭60−22900号に記載
されているように、部品のリードビンのみを把持する形
式のものであり、部品本体の側面上方より斜め下方に突
出されたチャック爪を有しており、該チャック爪の開閉
によって部品の両端近傍のリードビンをそれぞれ直接把
持してプリント配線基板のスルーホールに挿入させるも
のであった。
されているように、部品のリードビンのみを把持する形
式のものであり、部品本体の側面上方より斜め下方に突
出されたチャック爪を有しており、該チャック爪の開閉
によって部品の両端近傍のリードビンをそれぞれ直接把
持してプリント配線基板のスルーホールに挿入させるも
のであった。
ところが、上記各技術によってもなお以下のような問題
点のあることが本発明者によって明らかにされた。
点のあることが本発明者によって明らかにされた。
すなわち、電子部品のパッケージ構造によっては、モジ
ニール抵抗等のように、その縦断面方向からみてリード
ビンが中心位置よりも偏位した部位から下方に突出され
ている製品があるが、このような製品に対して上記第1
の技術を用いてチャック爪によりパッケージ本体の幅方
向から把持した場合には、チャック爪間のリードビンの
突出位置がその中心位置よりも偏位しているため、プリ
ント配線基板へのリードビンの挿入時にリードビン挿入
ガイドにより常に偏位置だけリードビンを曲げながら挿
入しなくてはならなかった。このため、リードビンがプ
リント配線基板の基板面に対して垂直に下降させること
ができず、挿入不良等の問題を生じることが多かった。
ニール抵抗等のように、その縦断面方向からみてリード
ビンが中心位置よりも偏位した部位から下方に突出され
ている製品があるが、このような製品に対して上記第1
の技術を用いてチャック爪によりパッケージ本体の幅方
向から把持した場合には、チャック爪間のリードビンの
突出位置がその中心位置よりも偏位しているため、プリ
ント配線基板へのリードビンの挿入時にリードビン挿入
ガイドにより常に偏位置だけリードビンを曲げながら挿
入しなくてはならなかった。このため、リードビンがプ
リント配線基板の基板面に対して垂直に下降させること
ができず、挿入不良等の問題を生じることが多かった。
また、当該第1の技術では、パッケージ本体を把持する
ため、レジンモールドパッケージ等ニオいてパッケージ
の加工精度の低い製品についても上記と同様な問題を生
じていた。
ため、レジンモールドパッケージ等ニオいてパッケージ
の加工精度の低い製品についても上記と同様な問題を生
じていた。
さらに、該技術によれば必然的に部品の幅方向からチャ
ック爪で把持することとなるため、部品の実装時におい
ては、このチャック爪を包囲するように配設されたリー
ドビン挿入ガイドを基板面の近接位置まで下降させる必
要があった。そのため、既に基板に並列に実装されたI
C等の間に目的の部品を高密度に実装しようとした場合
に、上記リードビン挿入ガイドがIC等の隣接部品と接
触して目的部品の実装が実質的に困難となったり、ある
いは部品を破損してしまうおそれもあった。
ック爪で把持することとなるため、部品の実装時におい
ては、このチャック爪を包囲するように配設されたリー
ドビン挿入ガイドを基板面の近接位置まで下降させる必
要があった。そのため、既に基板に並列に実装されたI
C等の間に目的の部品を高密度に実装しようとした場合
に、上記リードビン挿入ガイドがIC等の隣接部品と接
触して目的部品の実装が実質的に困難となったり、ある
いは部品を破損してしまうおそれもあった。
一方、第2の技術においては、目的部品のり−ドピンの
みを把持し、パッケージ本体についてはガイドする手段
を有していないため、基板への挿入時に右ける部品の姿
勢保持については配慮されておらず、挿入ヘッド側から
プッシャ等で部品を基板に押し込む際に、プッシャの先
端から部品の頭部が脱落して斜め押し等による挿入不良
が発生する可能性が高かった。
みを把持し、パッケージ本体についてはガイドする手段
を有していないため、基板への挿入時に右ける部品の姿
勢保持については配慮されておらず、挿入ヘッド側から
プッシャ等で部品を基板に押し込む際に、プッシャの先
端から部品の頭部が脱落して斜め押し等による挿入不良
が発生する可能性が高かった。
また、斜め方向から突出されたチャック爪によってリー
ドビンを把持する構造であるため、基板面の実装位置の
側方において、チャック爪を十分に下降させることので
きる所定面積を確保しておく必要があり、上記第1の技
術と同様に、十分な高密度実装が困難となる問題があっ
た。
ドビンを把持する構造であるため、基板面の実装位置の
側方において、チャック爪を十分に下降させることので
きる所定面積を確保しておく必要があり、上記第1の技
術と同様に、十分な高密度実装が困難となる問題があっ
た。
本発明は、上記問題点に着目してなされたものであり、
その目的は目的部品を安定した姿勢で把持し挿入信頼性
を高め、かつ高密度実装を可能とすることのできる技術
を提供することにある。
その目的は目的部品を安定した姿勢で把持し挿入信頼性
を高め、かつ高密度実装を可能とすることのできる技術
を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
。
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、次の通りである。
を簡単に説明すれば、次の通りである。
すなわち、可動ブロックの先端に設けられたチャック爪
の構造を、部品のパッケージ本体を長手方向から把持す
るための第1のガイド凹部と該第1のガイド凹部の延設
先端において部品の長手外方より部品のリードビンを支
持する第2のガイド凹部とが形成された構造とするもの
である。
の構造を、部品のパッケージ本体を長手方向から把持す
るための第1のガイド凹部と該第1のガイド凹部の延設
先端において部品の長手外方より部品のリードビンを支
持する第2のガイド凹部とが形成された構造とするもの
である。
上記した手段によれば、チャック爪の第1および第2の
ガイド凹部によって部品のパッケージ本体とリードピン
とが共に部品の長手外方より支持されるため、部品を安
定した姿勢で基板に挿入することが可能となり、部品の
傾きおよび倒れを防止でき、信頼性の高い実装が実現で
きる。
ガイド凹部によって部品のパッケージ本体とリードピン
とが共に部品の長手外方より支持されるため、部品を安
定した姿勢で基板に挿入することが可能となり、部品の
傾きおよび倒れを防止でき、信頼性の高い実装が実現で
きる。
また、部品をその長手方向から支持する構造であるため
、部品を実装する際の基板面における幅方向の面積が少
なくてすみ、部品の高密度実装を実現できる。
、部品を実装する際の基板面における幅方向の面積が少
なくてすみ、部品の高密度実装を実現できる。
〔実施例1〕
第1図は本発明の一実施例である挿入ヘッドを一部断面
で示した正面図、第2図はその側面図、第3図は基板へ
の挿入状態を示す斜視図、第4図はチャック爪により部
品を把持する状態を示す説明図、第5図は基板の実装状
態を示す斜視図である。
で示した正面図、第2図はその側面図、第3図は基板へ
の挿入状態を示す斜視図、第4図はチャック爪により部
品を把持する状態を示す説明図、第5図は基板の実装状
態を示す斜視図である。
本実施例1の電子部品挿入装置は、第1図に示されるよ
うに、装置本体(図示せず)から突設されたアーム1の
先端において、レール2に沿って上下方向に摺動可能な
挿入へラド3を備えている。
うに、装置本体(図示せず)から突設されたアーム1の
先端において、レール2に沿って上下方向に摺動可能な
挿入へラド3を備えている。
該挿入ヘッド3は、その上端に棒状ギア4を備えており
、該棒状ギア4がモータ5のギア5aと噛み合うことに
よりモータ5の回転運動が直線運動に変換されて該挿入
ヘッド3を上下動させる構造となっている。
、該棒状ギア4がモータ5のギア5aと噛み合うことに
よりモータ5の回転運動が直線運動に変換されて該挿入
ヘッド3を上下動させる構造となっている。
挿入ヘッド3は、チャック本体ブロック6と、このチャ
ック本体ブロック6に対して着脱可能な可動ユニット7
とからなり、この可動ユニット7には第1図において水
平移動可能な一対の開閉ブロック8と、該開閉ブロック
8の先端において該開閉ブロック8と連動して開閉され
るチャック爪10とで構成されている。
ック本体ブロック6に対して着脱可能な可動ユニット7
とからなり、この可動ユニット7には第1図において水
平移動可能な一対の開閉ブロック8と、該開閉ブロック
8の先端において該開閉ブロック8と連動して開閉され
るチャック爪10とで構成されている。
上記チャック本体ブロック6には縦軸方向に移動可能な
シリンダ機構11が内設されており、該シリンダ機構1
1より垂下された状態で下端にいくに従って直径が小と
なる逆円錐形状のピストンロッド12が上記開閉ブロッ
ク8に対して突設されている。上記開閉ブロック8の内
側上端部にはそれぞれ上記ピストンロッド12の円錐面
12aと摺接されるローラ13が備えられており、ピス
トンロッド12の下降に従って両ローラ13が互いに拡
開されることによってガイド軸14に支持された。開閉
ブロック8がガイド軸14に沿って拡開される構造とな
っている。なお、上記開閉ブロック8は通常の状態では
可動ユニット7に対してスプリング15等の付勢手段に
よって互いの方向に付勢された状態となっている。
シリンダ機構11が内設されており、該シリンダ機構1
1より垂下された状態で下端にいくに従って直径が小と
なる逆円錐形状のピストンロッド12が上記開閉ブロッ
ク8に対して突設されている。上記開閉ブロック8の内
側上端部にはそれぞれ上記ピストンロッド12の円錐面
12aと摺接されるローラ13が備えられており、ピス
トンロッド12の下降に従って両ローラ13が互いに拡
開されることによってガイド軸14に支持された。開閉
ブロック8がガイド軸14に沿って拡開される構造とな
っている。なお、上記開閉ブロック8は通常の状態では
可動ユニット7に対してスプリング15等の付勢手段に
よって互いの方向に付勢された状態となっている。
また、上記ピストンロッド12の軸中心にはプッシャロ
ッド16が軸方向に貫通されており、このプッシャロッ
ド16の先端には下方に開口された凹状の、プッシャヘ
ッド17が設けられている。
ッド16が軸方向に貫通されており、このプッシャロッ
ド16の先端には下方に開口された凹状の、プッシャヘ
ッド17が設けられている。
なお、該プッシャヘッド17の上下動は、上記ピストン
ロッド12の上下動とは無関係であり、図示されないエ
アシリンダあるいはステップモータによって独立して上
下動が可能な構造となっている。
ロッド12の上下動とは無関係であり、図示されないエ
アシリンダあるいはステップモータによって独立して上
下動が可能な構造となっている。
上記開閉ブロック8の先端には、チャック基体18が該
開閉ブロック8に対して固定されてふり、このチャック
基体18の先端には板バネ20により互いの方向に対し
て微力で付勢されたチャック爪10が装着されている。
開閉ブロック8に対して固定されてふり、このチャック
基体18の先端には板バネ20により互いの方向に対し
て微力で付勢されたチャック爪10が装着されている。
上記チャック爪10の構造をさらに詳しく説明すると下
記の通りである。
記の通りである。
すなわち、本実施例のチャック爪10は、その対向内側
面に第1のガイド凹部としての溝部21を有しており、
この溝部210幅は収容される部品23のパッケージ厚
に対応しである程度余裕のある状態で形成されている。
面に第1のガイド凹部としての溝部21を有しており、
この溝部210幅は収容される部品23のパッケージ厚
に対応しである程度余裕のある状態で形成されている。
上記溝部21の下部には部品23が下方に脱落するのを
抑止するためにL字状に加工されたストッパ部22が設
けられており該ストッパ部22の先端はパッケージの長
手方向の外方よりリードピン26を支持する第2のガイ
ド凹部としてのスリット24 (切り込み部)を有して
いる。
抑止するためにL字状に加工されたストッパ部22が設
けられており該ストッパ部22の先端はパッケージの長
手方向の外方よりリードピン26を支持する第2のガイ
ド凹部としてのスリット24 (切り込み部)を有して
いる。
上記スリット24の切り込み深さは、たとえば上記溝部
21が部品23のパッケージ本体25を把持した状態で
僅かに余裕を残してリードピン26の根元部分を支持で
きる程度、すなわち第4図においてチャック爪10がパ
ッケージ本体25と当接状態においてA>Bとなるよう
にすることが望ましい。
21が部品23のパッケージ本体25を把持した状態で
僅かに余裕を残してリードピン26の根元部分を支持で
きる程度、すなわち第4図においてチャック爪10がパ
ッケージ本体25と当接状態においてA>Bとなるよう
にすることが望ましい。
上記チャック爪10の構造により、部品23はそのパッ
ケージを溝部21によって支持されるとともに、そのリ
ードピン26はスリット24によって支持される状態と
なる。この結果、部品23はチャック爪10の間におい
て一定の姿勢を維持しながら保持される。
ケージを溝部21によって支持されるとともに、そのリ
ードピン26はスリット24によって支持される状態と
なる。この結果、部品23はチャック爪10の間におい
て一定の姿勢を維持しながら保持される。
なお、上記可動ユニット7は図示されないチャック機構
によりチャック本体ブロック6より着脱可能な構造とさ
れており、チャック爪100間隔、溝部21の幅および
スリット24の切込み深さを異なる規格のものとした他
の可動ユニット7と交換可能である。
によりチャック本体ブロック6より着脱可能な構造とさ
れており、チャック爪100間隔、溝部21の幅および
スリット24の切込み深さを異なる規格のものとした他
の可動ユニット7と交換可能である。
次に、本実施例の作用について説明する。
まず、チャック爪10によって部品23が把持された状
態で装置本体のアーム1が移動されて実装基板27上の
目的部位の上方に位置されると、図示されない制御部の
制御によりモータ5が駆動されて挿入へラド3がレール
2に沿って下降を開始する。このとき、本実施例によれ
ば、部品23はそのパッケージ端部をガイド爪の溝部2
1に支持されると同時に、そのリードピン26の根元部
分をスリット24によって支持されているため、チャッ
ク爪10間における保持状態において、部品23の傾き
が防止され、この結果、リードピン26の折り曲がり等
の変形も有効に防止されている。
態で装置本体のアーム1が移動されて実装基板27上の
目的部位の上方に位置されると、図示されない制御部の
制御によりモータ5が駆動されて挿入へラド3がレール
2に沿って下降を開始する。このとき、本実施例によれ
ば、部品23はそのパッケージ端部をガイド爪の溝部2
1に支持されると同時に、そのリードピン26の根元部
分をスリット24によって支持されているため、チャッ
ク爪10間における保持状態において、部品23の傾き
が防止され、この結果、リードピン26の折り曲がり等
の変形も有効に防止されている。
また、チャック爪10によるパッケージ本体25の保持
は、板バネ20によって微力で付勢されて行われている
ため、リードピン26に対して無理な外力が加わること
なく、保持状態におけるリードピン26の変形等も防止
される。
は、板バネ20によって微力で付勢されて行われている
ため、リードピン26に対して無理な外力が加わること
なく、保持状態におけるリードピン26の変形等も防止
される。
上記チャック爪10により保持された状態の部品23の
リードピン26が実装基板27のスルーホール27aの
直上に位置されると、プッシャヘッド17が垂直下方に
移動されて、部品23のパッケージ本体25が上記実装
基板27の方向へ付勢される。これによって、部品23
のリードビジ26の先端が上記実装基板27のスルーホ
ール27aに挿入を開始されると、シリンダ機構110
作動によりピストンロッド12が下方に付勢され、その
円錐面12aと摺接されるローラ13が拡開方向に移動
されて部品23を支持するチャック爪10が開かれる。
リードピン26が実装基板27のスルーホール27aの
直上に位置されると、プッシャヘッド17が垂直下方に
移動されて、部品23のパッケージ本体25が上記実装
基板27の方向へ付勢される。これによって、部品23
のリードビジ26の先端が上記実装基板27のスルーホ
ール27aに挿入を開始されると、シリンダ機構110
作動によりピストンロッド12が下方に付勢され、その
円錐面12aと摺接されるローラ13が拡開方向に移動
されて部品23を支持するチャック爪10が開かれる。
この状態では、既に゛実装基板27のスルーホール27
aの内部に部品23のリードピン26の大部分が挿入さ
れた状態となっている。したがって、この状態で部品2
3をチャック爪10による支持から解放しても、実装基
板27上での該部品23の倒れ・傾き等は生じない。
aの内部に部品23のリードピン26の大部分が挿入さ
れた状態となっている。したがって、この状態で部品2
3をチャック爪10による支持から解放しても、実装基
板27上での該部品23の倒れ・傾き等は生じない。
ところで、本実施例によれば、チャック爪10による部
品23の保持はパッケージの長手方向より行われており
、上記のようにチャック爪lOが部品23を解放する際
にも、チャック爪10は部品23の長手方向に拡開され
る。したがって、実装時における目的部位の幅方向の必
要面積は従来技術に較べて著しく少なくてすむため、第
5図に示されるように、実装基板27上に既に配設され
ているIC28の間の狭小範囲に部品23を実装するこ
とも可能となる。
品23の保持はパッケージの長手方向より行われており
、上記のようにチャック爪lOが部品23を解放する際
にも、チャック爪10は部品23の長手方向に拡開され
る。したがって、実装時における目的部位の幅方向の必
要面積は従来技術に較べて著しく少なくてすむため、第
5図に示されるように、実装基板27上に既に配設され
ているIC28の間の狭小範囲に部品23を実装するこ
とも可能となる。
以上のようにしてプッシャへラド17が部品23を実装
基板27上に押し込んだ後、モータ5が逆転作動されて
レール2に沿って挿入ヘッド3が上昇されて該挿入へラ
ド3は初期位置に復帰する。
基板27上に押し込んだ後、モータ5が逆転作動されて
レール2に沿って挿入ヘッド3が上昇されて該挿入へラ
ド3は初期位置に復帰する。
このように、本実施例によれば、実装基板27に対して
挿入される部品23は、そのパッケージ本体25とリー
ドピン26とを支持された状態となっているため、挿入
時における部品23の傾きおよびリードピン26の折れ
曲がり等を有効に防止でき、実装基板27に対して確実
な部品23の実装が可能となる。また、部品23のパッ
ケージ本体25に対してその長手方向から部品23を支
持する構造であるため、実装基板27上の狭小範囲にも
他の部品と接触状態とならずに目的の部品23を実装で
き、実装基板27上における高密度実装を実現できる。
挿入される部品23は、そのパッケージ本体25とリー
ドピン26とを支持された状態となっているため、挿入
時における部品23の傾きおよびリードピン26の折れ
曲がり等を有効に防止でき、実装基板27に対して確実
な部品23の実装が可能となる。また、部品23のパッ
ケージ本体25に対してその長手方向から部品23を支
持する構造であるため、実装基板27上の狭小範囲にも
他の部品と接触状態とならずに目的の部品23を実装で
き、実装基板27上における高密度実装を実現できる。
〔実施例2〕
第6図は、本発明の他の実施例であるチャック爪による
部品の挿入状態を示す斜視図である。
部品の挿入状態を示す斜視図である。
本実施例2の挿入ヘッドでは、第6図に示されるチャッ
ク爪tOaを存しており、該チャック爪10aは上記チ
ャック本体ブロック6に対して着脱可能な開閉ブロック
8に装着されている。すなわち、部品23aの規格によ
るチャック爪10aの変更は、開閉ブロック8の単位で
可能な構造となっている。
ク爪tOaを存しており、該チャック爪10aは上記チ
ャック本体ブロック6に対して着脱可能な開閉ブロック
8に装着されている。すなわち、部品23aの規格によ
るチャック爪10aの変更は、開閉ブロック8の単位で
可能な構造となっている。
本実施例2のチャック爪10aは、第1のガイド凹部が
貫通窓21aとして形成されており、該貫通窓21a内
に部品23aのパッケージ本体25aの端部を挿入させ
てパッケージ本体25aを支持する構造となっている。
貫通窓21aとして形成されており、該貫通窓21a内
に部品23aのパッケージ本体25aの端部を挿入させ
てパッケージ本体25aを支持する構造となっている。
なお、該貫通窓21aによるパッケージ本体25aの端
部の支持は幅方向にある程度の余裕をもたせることが望
ましい。
部の支持は幅方向にある程度の余裕をもたせることが望
ましい。
一方、上記貫通窓21aの先端方向には第2のガイド凹
部としてのスリット24aが形成されているが、当該ス
リット構造としては上記実施例1で説明したものと同様
である。
部としてのスリット24aが形成されているが、当該ス
リット構造としては上記実施例1で説明したものと同様
である。
本実施例2で用いる部品23aは、たとえば抵抗モジニ
ールであり、パッケージ本体25aの加工精度が必ずし
も高いものではない。しかし、本実施例2によれば、パ
ッケージ本体25aが貫通窓21aにより支持されてい
るとともに、リードピン26aの根元部分がチャック爪
10aのスリット24aによって位置決めされて支持さ
れている。すなわち、パッケージ本体25aとともに、
比較的高精度のリードフレーム加工技術によって形成さ
れたリードピン26aが支持された状態で実装基vi2
7への実装が可能であるため、高精度な基板実装が実現
できる。また、貫通窓21aによるパッケージ本体25
aの支持によって、チャック爪10aでの部品23aの
保持の際の傾き等を防止できる。
ールであり、パッケージ本体25aの加工精度が必ずし
も高いものではない。しかし、本実施例2によれば、パ
ッケージ本体25aが貫通窓21aにより支持されてい
るとともに、リードピン26aの根元部分がチャック爪
10aのスリット24aによって位置決めされて支持さ
れている。すなわち、パッケージ本体25aとともに、
比較的高精度のリードフレーム加工技術によって形成さ
れたリードピン26aが支持された状態で実装基vi2
7への実装が可能であるため、高精度な基板実装が実現
できる。また、貫通窓21aによるパッケージ本体25
aの支持によって、チャック爪10aでの部品23aの
保持の際の傾き等を防止できる。
以上に説明した実施例2のチャック爪10aは、上記実
施例1と同様の動作によって部品23aを実装基板27
に実装するものである。
施例1と同様の動作によって部品23aを実装基板27
に実装するものである。
したがって、本実施例によればパッケージ本体25aの
加工精度等にかかわらず、実装基板27上での部品23
Hの倒れ等を防止して高精度な実装が可能であるととも
に、上記実施例1と同様に、狭小範囲での部品23aの
実装が可能となり、高密度実装が実現できる。
加工精度等にかかわらず、実装基板27上での部品23
Hの倒れ等を防止して高精度な実装が可能であるととも
に、上記実施例1と同様に、狭小範囲での部品23aの
実装が可能となり、高密度実装が実現できる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
たとえば、部品としてはコンデンサおよび抵抗モジュー
ルを用いた場合について説明したが、これらに限られず
、他の如何なる電子部品であってもよい。
ルを用いた場合について説明したが、これらに限られず
、他の如何なる電子部品であってもよい。
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。
すなわち、チャック爪の第1および第2のガイド凹部に
よって部品のパッケージ本体とリードピンとを共に部品
の長手外方より支持する構造としたため、部品を安定し
た姿勢で基板に挿入することが可能となり、部品の傾き
および倒れを防止でき、信頼性の高い実装が実現できる
とともに、部品の高密度実装を実現できる。
よって部品のパッケージ本体とリードピンとを共に部品
の長手外方より支持する構造としたため、部品を安定し
た姿勢で基板に挿入することが可能となり、部品の傾き
および倒れを防止でき、信頼性の高い実装が実現できる
とともに、部品の高密度実装を実現できる。
第1図は本発明の一実施例である挿入ヘッドを一部断面
で示した正面図、 第2図は上記実施例における挿入ヘッドの側面図、 第3図は実施例における基板への挿入状態を示す斜視図
、 第4図はチャック爪により部品を把持する状態を示す説
明図、 第5図は基板の実装状態を示す斜視図、第6図は本発明
の他の実施例である挿入ヘッドのチャック爪により部品
を把持する状態を示す説明図である。 1・・・アーム、2・・・レール、3・・・挿入ヘッド
、4・・・棒状ギア、5・・・モータ、5a・・・ギア
、6・・・チャック本体ブロック、7・・・可動ユニッ
ト、8・・・開閉ブロック、to、toa・・・チャッ
ク爪、11・・・シリンダ機構、12・・・ピストンロ
ッド、12a・・・円錐面、13・・・ローラ、14・
・・ガイド軸、15・・・スプリング、16・・・プッ
シャロッド、171′。プッシャヘッド、18゛。 ・チャック基体、20・・・板バネ、21・・・溝部、
21a・・・貫通窓、22・・・ストッパ部、23,2
33・・・部品、24.24a・・・スリット、25.
25a・・・パッケージ本体、26.26a・・・リー
ドピン、27・・・実装基板、27a・・・スルーホー
ル、28・・・I代理人 弁理士 筒 井 大 和 第1図 第2図 23智品 第3図 Z’/ 第5図 第4図 第6図
で示した正面図、 第2図は上記実施例における挿入ヘッドの側面図、 第3図は実施例における基板への挿入状態を示す斜視図
、 第4図はチャック爪により部品を把持する状態を示す説
明図、 第5図は基板の実装状態を示す斜視図、第6図は本発明
の他の実施例である挿入ヘッドのチャック爪により部品
を把持する状態を示す説明図である。 1・・・アーム、2・・・レール、3・・・挿入ヘッド
、4・・・棒状ギア、5・・・モータ、5a・・・ギア
、6・・・チャック本体ブロック、7・・・可動ユニッ
ト、8・・・開閉ブロック、to、toa・・・チャッ
ク爪、11・・・シリンダ機構、12・・・ピストンロ
ッド、12a・・・円錐面、13・・・ローラ、14・
・・ガイド軸、15・・・スプリング、16・・・プッ
シャロッド、171′。プッシャヘッド、18゛。 ・チャック基体、20・・・板バネ、21・・・溝部、
21a・・・貫通窓、22・・・ストッパ部、23,2
33・・・部品、24.24a・・・スリット、25.
25a・・・パッケージ本体、26.26a・・・リー
ドピン、27・・・実装基板、27a・・・スルーホー
ル、28・・・I代理人 弁理士 筒 井 大 和 第1図 第2図 23智品 第3図 Z’/ 第5図 第4図 第6図
Claims (4)
- 1.実装基板に対して上下動可能な挿入ヘッドを有して
おり、該挿入ヘッドは開閉可能な一対の可動ブロックと
、該可動ブロックの上方より下方に移動可能なプッシャ
と、該可動ブロックの先端に取付けられ部品のパッケー
ジ本体を長手方向から把持するための第1のガイド凹部
と該第1のガイド凹部の延設先端において部品の長手外
方より部品のリードピンを支持する第2のガイド凹部と
が形成された一対のチャック爪とを備えていることを特
徴とする電子部品の挿入装置。 - 2.上記可動ブロックに対するチャック爪の取付け部分
において、チャック爪を互いに内側方向に微力で付勢す
る弾性手段が介在されていることを特徴とする請求項1
記載の電子部品の挿入装置。 - 3.上記第1のガイド凹部が、部品の長手方向の側端部
を支持する溝形状に形成されていることを特徴とする請
求項1記載の電子部品の挿入装置。 - 4.上記第1のガイド凹部が、部品の長手方向の側把持
部をその外方に突出させた状態で支持する貫通窓状に形
成されていることを特徴とする請求項1記載の電子部品
の挿入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63012150A JPH01187900A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 電子部品の挿入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63012150A JPH01187900A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 電子部品の挿入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01187900A true JPH01187900A (ja) | 1989-07-27 |
Family
ID=11797449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63012150A Pending JPH01187900A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 電子部品の挿入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01187900A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0347789U (ja) * | 1989-09-18 | 1991-05-07 | ||
CN105500397A (zh) * | 2016-01-25 | 2016-04-20 | 嘉兴川页奇精密自动化机电有限公司 | 机械手夹持器 |
CN110024509A (zh) * | 2016-11-30 | 2019-07-16 | 川崎重工业株式会社 | 部件安装装置及其控制方法 |
CN112205099A (zh) * | 2018-05-31 | 2021-01-08 | 川崎重工业株式会社 | 电子部件保持装置 |
-
1988
- 1988-01-22 JP JP63012150A patent/JPH01187900A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0347789U (ja) * | 1989-09-18 | 1991-05-07 | ||
CN105500397A (zh) * | 2016-01-25 | 2016-04-20 | 嘉兴川页奇精密自动化机电有限公司 | 机械手夹持器 |
CN110024509A (zh) * | 2016-11-30 | 2019-07-16 | 川崎重工业株式会社 | 部件安装装置及其控制方法 |
CN110024509B (zh) * | 2016-11-30 | 2021-09-28 | 川崎重工业株式会社 | 部件安装装置及其控制方法 |
CN112205099A (zh) * | 2018-05-31 | 2021-01-08 | 川崎重工业株式会社 | 电子部件保持装置 |
TWI756541B (zh) * | 2018-05-31 | 2022-03-01 | 日商川崎重工業股份有限公司 | 電子零件保持裝置 |
CN112205099B (zh) * | 2018-05-31 | 2022-04-05 | 川崎重工业株式会社 | 电子部件保持装置 |
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