JPH01175526A - 自走式作業車のトランスミツシヨン - Google Patents
自走式作業車のトランスミツシヨンInfo
- Publication number
- JPH01175526A JPH01175526A JP62332757A JP33275787A JPH01175526A JP H01175526 A JPH01175526 A JP H01175526A JP 62332757 A JP62332757 A JP 62332757A JP 33275787 A JP33275787 A JP 33275787A JP H01175526 A JPH01175526 A JP H01175526A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- transmission
- clutch
- pto
- case
- Prior art date
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- Granted
Links
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 33
- 230000008859 change Effects 0.000 claims abstract description 22
- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims description 16
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 8
- 230000009347 mechanical transmission Effects 0.000 claims description 8
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 abstract 3
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/28—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or type of power take-off
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は対地作業とか刈取作業とか運搬車への物品積
込み作業等の作業を行なう自走式作業車において、動力
の伝導を司どるトランスミッションに関するものである
。
込み作業等の作業を行なう自走式作業車において、動力
の伝導を司どるトランスミッションに関するものである
。
よう詳しく言うと、この発明は左右の後輪間に配置し友
ミッションケースに左右の後輪車軸を支架させると共に
、このミッションケースに該ミッションケース内の中間
のレベルから後方へ延出するリヤPTO軸及び下方レベ
ルから前方へ延出するミツドPTO軸を装備させてある
自走式作業車のトランスミッションに係る。
ミッションケースに左右の後輪車軸を支架させると共に
、このミッションケースに該ミッションケース内の中間
のレベルから後方へ延出するリヤPTO軸及び下方レベ
ルから前方へ延出するミツドPTO軸を装備させてある
自走式作業車のトランスミッションに係る。
従来の技術
かかるトランスミッションとしてミッションケース内を
ほぼあまね◇有効に利用し、ミッションケースの小型化
を図ったものが、米国特許N14,57へ183から公
知である。
ほぼあまね◇有効に利用し、ミッションケースの小型化
を図ったものが、米国特許N14,57へ183から公
知である。
本米国特許に開示のトランスミッションはミッションケ
ースの前面にミツドPTO軸よりも上方側で油圧伝導装
置を装着し、油圧伝導装置において下方側に位置させて
ある油圧モータのモータ軸をミッションケース内への走
行動力の入力軸として用い、また油圧伝導装置において
上方側に位置させてある油圧ポンプのポンプ軸をミッシ
ョンケース内方向へと突出させてミッションケース内へ
の作業機駆動力の入力軸として用いている。
ースの前面にミツドPTO軸よりも上方側で油圧伝導装
置を装着し、油圧伝導装置において下方側に位置させて
ある油圧モータのモータ軸をミッションケース内への走
行動力の入力軸として用い、また油圧伝導装置において
上方側に位置させてある油圧ポンプのポンプ軸をミッシ
ョンケース内方向へと突出させてミッションケース内へ
の作業機駆動力の入力軸として用いている。
ミッションケース内の走行系のトランスミッションはミ
ッションケース内の下半部に配置され、上記モータ軸の
下方でミッションケース内の前部に、モータ軸よシギア
伝動を受ける駆動軸とその下方に位置する変速軸と配置
して、該駆動軸と変速軸間に機械式の変速装置を配設し
ている。そしてこの変速装置の後方に変速軸から入力伝
導を受ける差動装置が配置され、該差動装置の左右の出
力軸がそれと同心配置の左右の後輪車軸に対し左右の遊
星歯車式減速機構を介し接続されている。
ッションケース内の下半部に配置され、上記モータ軸の
下方でミッションケース内の前部に、モータ軸よシギア
伝動を受ける駆動軸とその下方に位置する変速軸と配置
して、該駆動軸と変速軸間に機械式の変速装置を配設し
ている。そしてこの変速装置の後方に変速軸から入力伝
導を受ける差動装置が配置され、該差動装置の左右の出
力軸がそれと同心配置の左右の後輪車軸に対し左右の遊
星歯車式減速機構を介し接続されている。
なお上記変速軸により回転駆動を受ける前輪駆動力取出
し軸もミッションケース内の前部下方位置に配置さn、
前記ミツドPTO軸と左右方向で岨酷させてミッション
ケース内から前方向きに延出させてある。
し軸もミッションケース内の前部下方位置に配置さn、
前記ミツドPTO軸と左右方向で岨酷させてミッション
ケース内から前方向きに延出させてある。
他方、ミッションケース内のPTO系のトランスミッシ
ョンは、前記ポンプ軸と同心配置して該ポンプ軸に連結
してある伝動軸1−*動軸として、ミッションケース内
の上半部に配設されている。
ョンは、前記ポンプ軸と同心配置して該ポンプ軸に連結
してある伝動軸1−*動軸として、ミッションケース内
の上半部に配設されている。
上記伝動軸の下方には左右方向でmsさせたクラッチ軸
と中間軸とが設けられ、クラッチ軸上には上記し几伝動
軸とクラッチ軸とを接続する油圧多板式のPTOクラッ
チと、このPTOクラッチが切られたときクラッチ軸の
慣性回転を迅速停止させるためのブレーキと、クラッチ
軸の回転をリヤPTO軸及びミツドPTO軸に対し選択
的に伝達するためのPTO切替えクラッチとが、配設さ
れている。リヤPTO軸はPTO切替えクラッチの−の
クラッチ歯車によって上記中間軸を介し駆動され、また
ミツドPTO軸はPTO切替えクラッチの他のクラッチ
歯車により、ミッションケース内の前部で左右方向の一
側に片寄せて配置されているギヤトレーンを介し駆動さ
れる。
と中間軸とが設けられ、クラッチ軸上には上記し几伝動
軸とクラッチ軸とを接続する油圧多板式のPTOクラッ
チと、このPTOクラッチが切られたときクラッチ軸の
慣性回転を迅速停止させるためのブレーキと、クラッチ
軸の回転をリヤPTO軸及びミツドPTO軸に対し選択
的に伝達するためのPTO切替えクラッチとが、配設さ
れている。リヤPTO軸はPTO切替えクラッチの−の
クラッチ歯車によって上記中間軸を介し駆動され、また
ミツドPTO軸はPTO切替えクラッチの他のクラッチ
歯車により、ミッションケース内の前部で左右方向の一
側に片寄せて配置されているギヤトレーンを介し駆動さ
れる。
米国特許Na4579,183に開示のトランスミッシ
ョンは、ミッションケース内へのPTO系入力軸として
用いられているポンプ軸と走行系入力軸として用いられ
ているモータ軸とが油圧伝導装置において上下に1li
l! シ友関係で設けられていることに対応して、ミッ
ションケース内でPTO系のトランスミッションは上半
部に集約配置し走行系のトランスミッションは下半部に
集約配置していて、コンパクトにまとめられミッション
ケースを小型化するが、なお次の点で改善の余地がある
。
ョンは、ミッションケース内へのPTO系入力軸として
用いられているポンプ軸と走行系入力軸として用いられ
ているモータ軸とが油圧伝導装置において上下に1li
l! シ友関係で設けられていることに対応して、ミッ
ションケース内でPTO系のトランスミッションは上半
部に集約配置し走行系のトランスミッションは下半部に
集約配置していて、コンパクトにまとめられミッション
ケースを小型化するが、なお次の点で改善の余地がある
。
すなわち走行系のトランスミッションについてみると油
圧伝導装置のモータ軸の下方に順次、前記した駆動軸と
変速軸が、モータ軸がミッションケース内に該ケース内
の左右方向の中央位置で突入していることに対応して同
様に中央位置で配置すしており、走行系トランスミッシ
ョンの占める高さスペースが比較的大きい。そうかとい
って駆動軸と変速軸とを左右にamさせ次装置として高
サスペースの圧縮を図ることは、PTO切替えクラッチ
からミツドPTO軸へ伝動する前記ギヤトレーンに制約
されて困難である。また変速軸から入力伝導される差動
装置の左右の出力軸は変速軸と等しい低いレベルをとる
から、該左右の出力軸と左右の後輪車軸間に配置する左
右の最終の歯車減速機構を平歯車の噛合せによ、り減速
を行なうものとすればミッションケースを大きく下方向
きに拡大せねばならず、このため米国特許814,57
9,183のものが実際にそうしているように差動装置
の左右出力軸と左右後輪車軸とを同心配置し左右の最終
の減速機構として高価につく遊星歯車式のものを採用せ
ざるをえない。
圧伝導装置のモータ軸の下方に順次、前記した駆動軸と
変速軸が、モータ軸がミッションケース内に該ケース内
の左右方向の中央位置で突入していることに対応して同
様に中央位置で配置すしており、走行系トランスミッシ
ョンの占める高さスペースが比較的大きい。そうかとい
って駆動軸と変速軸とを左右にamさせ次装置として高
サスペースの圧縮を図ることは、PTO切替えクラッチ
からミツドPTO軸へ伝動する前記ギヤトレーンに制約
されて困難である。また変速軸から入力伝導される差動
装置の左右の出力軸は変速軸と等しい低いレベルをとる
から、該左右の出力軸と左右の後輪車軸間に配置する左
右の最終の歯車減速機構を平歯車の噛合せによ、り減速
を行なうものとすればミッションケースを大きく下方向
きに拡大せねばならず、このため米国特許814,57
9,183のものが実際にそうしているように差動装置
の左右出力軸と左右後輪車軸とを同心配置し左右の最終
の減速機構として高価につく遊星歯車式のものを採用せ
ざるをえない。
次にミッションケース内のPTO系のトランスミッショ
ンについてみると、前記したPTOクラッチとブレーキ
及びPTO切替えクラッチがクラッチ軸上に集約配置さ
れている九め、ミッションケース内へのクラッチ機構の
組込みは容易となっているも、クラッチ軸及びそれに関
連させてある他の軸が長尺のものとなっておシ、そのた
めミッションケースの前後幅が比較的大きい。
ンについてみると、前記したPTOクラッチとブレーキ
及びPTO切替えクラッチがクラッチ軸上に集約配置さ
れている九め、ミッションケース内へのクラッチ機構の
組込みは容易となっているも、クラッチ軸及びそれに関
連させてある他の軸が長尺のものとなっておシ、そのた
めミッションケースの前後幅が比較的大きい。
そこでこの発明はミッションケースをより小型化しつつ
必要な諸機構を設けてあり、且つ、走行系の左右の最終
減速機構として遊星歯車式のものと対比しずっと安価に
つく平歯車噛合せ式のものを採用できる、自走式作業車
の新規なトランスミッションを、提供しようとするもの
である。
必要な諸機構を設けてあり、且つ、走行系の左右の最終
減速機構として遊星歯車式のものと対比しずっと安価に
つく平歯車噛合せ式のものを採用できる、自走式作業車
の新規なトランスミッションを、提供しようとするもの
である。
そのためにこの発明は第1図に例示するように、左右の
後輪12間に配置したミッションケース15に左右の後
輪車軸16を支架させると共に、このミッションケース
15に該ミッションケース内の中間レベルから後方へ延
出するリヤPTO軸18及び下方レベルから前方へ延出
するミツドPTO軸19を装備させてある自走式作業車
において、次のような技術的手段を講じた。
後輪12間に配置したミッションケース15に左右の後
輪車軸16を支架させると共に、このミッションケース
15に該ミッションケース内の中間レベルから後方へ延
出するリヤPTO軸18及び下方レベルから前方へ延出
するミツドPTO軸19を装備させてある自走式作業車
において、次のような技術的手段を講じた。
すなわち第2−4図に示すようにミッションケース内に
該ミッションケース15の前面側から入力伝導する走行
系の第1入力軸28及びPTO系の第2入力軸27を、
第4図に明瞭に示す通シ上下方向でみて$2人入力軸7
を上方側に配置すると共に左右方向でみて第1入力軸2
8をミッションケース内の一端側に片寄せて配置して設
ける。
該ミッションケース15の前面側から入力伝導する走行
系の第1入力軸28及びPTO系の第2入力軸27を、
第4図に明瞭に示す通シ上下方向でみて$2人入力軸7
を上方側に配置すると共に左右方向でみて第1入力軸2
8をミッションケース内の一端側に片寄せて配置して設
ける。
ミッションケース内の走行系トランスミッション機構中
には後述する機械式の変速装置が設けられるが、作業車
の車速をよ〕細分できるようにする上でこの発明の一実
施態様に従いミッションケース15の前面に走行系の主
変速装置14を装着し、この主変速装置14の入力軸及
び変速軸をミッションケース内方向に突出させてそれぞ
れ第2人刃軸28及び第1入力軸27とする構造を採用
するのが好ましい。口側では後述するように第2番目の
発明に従い、走行系の主変速装置を構成する油圧伝導装
置14をミッションケース15の前面に装着し、そのポ
ンプ軸271PTO系の第2入力軸、モータ軸28を走
行系の第1入力軸としている。
には後述する機械式の変速装置が設けられるが、作業車
の車速をよ〕細分できるようにする上でこの発明の一実
施態様に従いミッションケース15の前面に走行系の主
変速装置14を装着し、この主変速装置14の入力軸及
び変速軸をミッションケース内方向に突出させてそれぞ
れ第2人刃軸28及び第1入力軸27とする構造を採用
するのが好ましい。口側では後述するように第2番目の
発明に従い、走行系の主変速装置を構成する油圧伝導装
置14をミッションケース15の前面に装着し、そのポ
ンプ軸271PTO系の第2入力軸、モータ軸28を走
行系の第1入力軸としている。
!1番目の発明はミッションケース15内の走行系のト
ランスミッション機構を、次のように構成する。すなわ
ち第3.4図に示すようにミッションケース内の前部に
前記第1入力軸28と平行させた変速軸30を、左右方
向でみて第1入力軸28とは反対側に片寄せると共に該
第1入力軸28とほぼ等レベルに配置して設け、第1入
力軸28と該変速軸30間に機械式の変速装置31を配
設すると共に、上記変速軸30から久方伝導を受ける差
動装置32を上記変速装置3−1の後方に配置して設け
て、この差動装置32の左右の出方軸33と前記した左
右の後輪車軸16間に左右の歯車減速機構34を、ミッ
ションケース内の左右の端部に位置させて配設する。
ランスミッション機構を、次のように構成する。すなわ
ち第3.4図に示すようにミッションケース内の前部に
前記第1入力軸28と平行させた変速軸30を、左右方
向でみて第1入力軸28とは反対側に片寄せると共に該
第1入力軸28とほぼ等レベルに配置して設け、第1入
力軸28と該変速軸30間に機械式の変速装置31を配
設すると共に、上記変速軸30から久方伝導を受ける差
動装置32を上記変速装置3−1の後方に配置して設け
て、この差動装置32の左右の出方軸33と前記した左
右の後輪車軸16間に左右の歯車減速機構34を、ミッ
ションケース内の左右の端部に位置させて配設する。
またミッションケース15内のPTO系のトランスミッ
ション機構は、第2図及び第5図に例示するように、前
記I!2入力軸刃軸と同心配置して該第2入力軸に連結
した駆動軸38をミッションケース15内に、この駆動
軸38の後端部をミッションケース外へと走出させて設
けると共に、該駆動軸38上に中空のクラッチ軸39を
、ミッションケース内の後部とミッションケース外とに
またがらせて遊嵌設置して、ミッションケース外で上記
駆動軸38とクラッチ軸39間に該両軸間を接続するP
TOクラッチ40を配設する。そしてミッションケース
15内の後部に上記クラッチ軸39と前記リヤPTO軸
18との中間のレベルで第1中間軸41及び第2中間軸
42を、該両中間軸41.42を左右方向でみて互にm
鋸させた配置で設けて、第1中間軸41を上記クラッチ
軸39に対し歯車減速機構43を介し連動連結すると共
に、該第1中間軸41上に、上記第2中間軸42を介し
前記リヤPTO軸18へと接続されている第1クラッチ
歯車44及びリヤPTO軸18上に遊嵌設置し次アイド
ラ歯車45を介し前記ミツドPTO軸19へと接続され
ている第2クラッチ歯車46を軸線方向での間隔をあけ
て遊嵌設置し、該第1クラッチ歯車44と第2クラッチ
歯車46とを選択的に第1中間軸41に対し結合するP
TO9J替えクラッチ47を、該両クラッチ歯車間で第
1中間軸41上に設ける。
ション機構は、第2図及び第5図に例示するように、前
記I!2入力軸刃軸と同心配置して該第2入力軸に連結
した駆動軸38をミッションケース15内に、この駆動
軸38の後端部をミッションケース外へと走出させて設
けると共に、該駆動軸38上に中空のクラッチ軸39を
、ミッションケース内の後部とミッションケース外とに
またがらせて遊嵌設置して、ミッションケース外で上記
駆動軸38とクラッチ軸39間に該両軸間を接続するP
TOクラッチ40を配設する。そしてミッションケース
15内の後部に上記クラッチ軸39と前記リヤPTO軸
18との中間のレベルで第1中間軸41及び第2中間軸
42を、該両中間軸41.42を左右方向でみて互にm
鋸させた配置で設けて、第1中間軸41を上記クラッチ
軸39に対し歯車減速機構43を介し連動連結すると共
に、該第1中間軸41上に、上記第2中間軸42を介し
前記リヤPTO軸18へと接続されている第1クラッチ
歯車44及びリヤPTO軸18上に遊嵌設置し次アイド
ラ歯車45を介し前記ミツドPTO軸19へと接続され
ている第2クラッチ歯車46を軸線方向での間隔をあけ
て遊嵌設置し、該第1クラッチ歯車44と第2クラッチ
歯車46とを選択的に第1中間軸41に対し結合するP
TO9J替えクラッチ47を、該両クラッチ歯車間で第
1中間軸41上に設ける。
第2番目の発明に従ったトランスミッションは、ミッシ
ョンケース15の前面にミツドP T O軸19よりも
上方で油圧伝導装置14を、そのモータ軸28及びポン
プ軸27が前述し次第1入力軸及び第2入力軸を構成す
るように配置して装着し、ミッションケース15内の前
部にモータ軸28と同心配置の走行系駆動軸29を設け
てモータ軸28に連結する。そしてミッションケース1
5内の前部に走行系駆動軸29と略等レベルで変速軸3
0を、モータ軸28とは反対側に片寄せて設けて、これ
らの走行系駆動軸29と変速軸30間に走行系の機械式
変速装置31を配設する。
ョンケース15の前面にミツドP T O軸19よりも
上方で油圧伝導装置14を、そのモータ軸28及びポン
プ軸27が前述し次第1入力軸及び第2入力軸を構成す
るように配置して装着し、ミッションケース15内の前
部にモータ軸28と同心配置の走行系駆動軸29を設け
てモータ軸28に連結する。そしてミッションケース1
5内の前部に走行系駆動軸29と略等レベルで変速軸3
0を、モータ軸28とは反対側に片寄せて設けて、これ
らの走行系駆動軸29と変速軸30間に走行系の機械式
変速装置31を配設する。
本構造によれば後述するように市販の標準的な油圧伝導
装置を、第4図に鎖線図示の油圧伝導装置15のように
傾斜させた姿勢でミッションケース15の前面に装着し
て、利用できることになる。
装置を、第4図に鎖線図示の油圧伝導装置15のように
傾斜させた姿勢でミッションケース15の前面に装着し
て、利用できることになる。
作 用
この発明に係るトランスミッションは自走式作業車にお
いて、左右の後輪12間にミッションケース15を配置
して後輪車軸16を変速回転させ車両を変速駆動するた
めと、車両の後部に連結するロータリ耕耘機とかグラス
コレクタ等の作業機をリヤPTO軸18により駆動する
ためと、車両の下面位に前輪と後輪間で装備させるモア
等のミツトマウント型作業機をミツドPTO軸19によ
り駆動するためとに、用いられる。
いて、左右の後輪12間にミッションケース15を配置
して後輪車軸16を変速回転させ車両を変速駆動するた
めと、車両の後部に連結するロータリ耕耘機とかグラス
コレクタ等の作業機をリヤPTO軸18により駆動する
ためと、車両の下面位に前輪と後輪間で装備させるモア
等のミツトマウント型作業機をミツドPTO軸19によ
り駆動するためとに、用いられる。
路上走行時にはPTOクラッチ40が切られ、またPT
O切替えクラッチ47の操作時にも操作を容易とするよ
うにPTOクラッチ40が切られる。PTO切替えクラ
ッチ47は、各PTO軸18゜19を選択的に回転させ
るために用いられる。
O切替えクラッチ47の操作時にも操作を容易とするよ
うにPTOクラッチ40が切られる。PTO切替えクラ
ッチ47は、各PTO軸18゜19を選択的に回転させ
るために用いられる。
PTOクラッチ40を切つ九ときクラッチ軸39の慣性
回転を速やかに停止させることが望ましいが、図示のP
TOクラッチ40は電磁クラッチに構成され、その切り
状態でスプリング84により作動せしめられてクラッチ
軸39を制動するブレーキ板40c、40dを附設して
あるものとされている。
回転を速やかに停止させることが望ましいが、図示のP
TOクラッチ40は電磁クラッチに構成され、その切り
状態でスプリング84により作動せしめられてクラッチ
軸39を制動するブレーキ板40c、40dを附設して
あるものとされている。
実施例
図示の実施例はこの発明を第1図に示すように、左右1
対宛設けられている前輪11と後輪12間で車両下面位
にミツドマウント型モアMを装備させることとしてある
モアトラクタにおいて、実施した例に係る。
対宛設けられている前輪11と後輪12間で車両下面位
にミツドマウント型モアMを装備させることとしてある
モアトラクタにおいて、実施した例に係る。
第1図に示すように駆動源となるエンジン13は車体前
部に塔載され、このエンジン13から前記した油圧伝導
装置14のポンプ軸27に伝動する伝動軸17が前後方
向に沿わせ設けられている。
部に塔載され、このエンジン13から前記した油圧伝導
装置14のポンプ軸27に伝動する伝動軸17が前後方
向に沿わせ設けられている。
前記ミツドPTO軸19は、伝動軸20を介しモアMの
ギヤボックスMaにモア駆動力を伝達するように用いら
れている。前記したように左右の後輪12を駆動して車
両を走行させる他、必要に応じて左右の前輪11も駆動
して車両走行を行なう几めにミッションケース15内か
ら前方に延出させ次前輪駆動力取出し軸36を設けて伝
動軸24にニジ前輪11方向へ動力を導いている。
ギヤボックスMaにモア駆動力を伝達するように用いら
れている。前記したように左右の後輪12を駆動して車
両を走行させる他、必要に応じて左右の前輪11も駆動
して車両走行を行なう几めにミッションケース15内か
ら前方に延出させ次前輪駆動力取出し軸36を設けて伝
動軸24にニジ前輪11方向へ動力を導いている。
乗用座席21はミッションケース21の上方に設置され
、その前号には左右の前輪11を旋回させて機体操向を
行なうためのステアリング・ホイール22を臨ませであ
る。ミッションケース15の上面上には、機体後部に連
結し前記リヤPTO軸18にて駆動するロータリ耕耘機
とかグラスコレクタ等の作業機を昇降させる、左右のリ
フトアーム49を備える油圧リフト装置48が設置され
ている。
、その前号には左右の前輪11を旋回させて機体操向を
行なうためのステアリング・ホイール22を臨ませであ
る。ミッションケース15の上面上には、機体後部に連
結し前記リヤPTO軸18にて駆動するロータリ耕耘機
とかグラスコレクタ等の作業機を昇降させる、左右のリ
フトアーム49を備える油圧リフト装置48が設置され
ている。
油圧伝導装置14は第2図に示すように、可変容積式の
油圧ポンプ25と定容積式の油圧モータ26とを上下に
配して設けてあるものとされ、モータ軸28とポンプ軸
27とが!4図に図示のような前述配置関係でミッショ
ンケース15内方向に突出するように、第4図に鎖線図
示の傾斜姿勢でミッションケース15ないしその前面カ
ッ<−50上に装着されている。この油圧伝導装置14
としては市販の標準構造のものが利用され、そのために
短長のモータ軸28の長さを補なって前記変速装置31
の駆動軸を形成すぺく、前記した走行系駆動軸29が設
けられている。該駆動軸29は第3図に示すようにモー
タ軸28に対しスプライン嵌めして連結されており、ス
プライン加工を容易とするように中空軸に形成されてい
る。
油圧ポンプ25と定容積式の油圧モータ26とを上下に
配して設けてあるものとされ、モータ軸28とポンプ軸
27とが!4図に図示のような前述配置関係でミッショ
ンケース15内方向に突出するように、第4図に鎖線図
示の傾斜姿勢でミッションケース15ないしその前面カ
ッ<−50上に装着されている。この油圧伝導装置14
としては市販の標準構造のものが利用され、そのために
短長のモータ軸28の長さを補なって前記変速装置31
の駆動軸を形成すぺく、前記した走行系駆動軸29が設
けられている。該駆動軸29は第3図に示すようにモー
タ軸28に対しスプライン嵌めして連結されており、ス
プライン加工を容易とするように中空軸に形成されてい
る。
第2図に示すようにミッションケース15には前記差動
装置32の前後に位置する支壁部51゜52が形成され
、またミッションケース15の後端開口は背面カバー5
3によって覆わせである。
装置32の前後に位置する支壁部51゜52が形成され
、またミッションケース15の後端開口は背面カバー5
3によって覆わせである。
第2.4図に示すように支壁部51よシ前方側に位置す
るミッションケース15の前部は底を浅くされておシ、
ミツドPTO軸19は該前部の下方でミッションケース
15外へ突出するように配置されている。
るミッションケース15の前部は底を浅くされておシ、
ミツドPTO軸19は該前部の下方でミッションケース
15外へ突出するように配置されている。
ミッションケース15内の走行系トランスミッション機
構の具体構造について説明して行くと、先ず機械式の前
記変速装置31は第3.4図に示すように、走行系駆動
軸29に遊嵌し几2個の歯車55.56と前記変速軸3
0に固定した2個の歯車57.58とを噛合せてなる2
列のギヤトレーンを有する。駆動軸29上には両歯車5
5.56間で、各歯車55.56を選択的に駆動軸29
へと結合するシフトスリーブ59を設けてある。シフト
スリーブ59は第4図に示すように、フォークシャフト
60にガイドされたシフタフォーク61を含む変速操作
機構によって変位操作され、2段の変速を行なう。
構の具体構造について説明して行くと、先ず機械式の前
記変速装置31は第3.4図に示すように、走行系駆動
軸29に遊嵌し几2個の歯車55.56と前記変速軸3
0に固定した2個の歯車57.58とを噛合せてなる2
列のギヤトレーンを有する。駆動軸29上には両歯車5
5.56間で、各歯車55.56を選択的に駆動軸29
へと結合するシフトスリーブ59を設けてある。シフト
スリーブ59は第4図に示すように、フォークシャフト
60にガイドされたシフタフォーク61を含む変速操作
機構によって変位操作され、2段の変速を行なう。
第3図に示すように変速軸30の後端には小傘歯車62
を一体形成してあり、この小傘歯車62を差動装置32
の入力大傘歯車63に噛合せて変連軸30から差動装置
32への入力伝導を行なうこととしてある。差動装置3
2において1対のドライブ傘歯車を支承するデプヨーク
軸64は両端で、大傘歯車63のボス部に形成した溝穴
65に嵌入保持させてあって、差動装置32からデフケ
ースが無くされている。ま九ミッションケ―ス15にお
いて入力大傘歯車63をベアリンク66を介し支持する
支壁部分67は、1112図に図示の前記支壁部51.
52間でベアリング66を下方から抱く半筒状に形成さ
れてお〕、その上面に半筒状の別の受金68を1第2.
3図に図示のねじボルト69によって取付けである。
を一体形成してあり、この小傘歯車62を差動装置32
の入力大傘歯車63に噛合せて変連軸30から差動装置
32への入力伝導を行なうこととしてある。差動装置3
2において1対のドライブ傘歯車を支承するデプヨーク
軸64は両端で、大傘歯車63のボス部に形成した溝穴
65に嵌入保持させてあって、差動装置32からデフケ
ースが無くされている。ま九ミッションケ―ス15にお
いて入力大傘歯車63をベアリンク66を介し支持する
支壁部分67は、1112図に図示の前記支壁部51.
52間でベアリング66を下方から抱く半筒状に形成さ
れてお〕、その上面に半筒状の別の受金68を1第2.
3図に図示のねじボルト69によって取付けである。
第3図に示すように差動装置32の左右の各出力軸33
は、ミッションケース15の左右の外面上に一体形成さ
れ友ブレーキケース部70内にまで延出させてある。−
側の出力軸33上には、該出力軸23に対し入力大傘歯
車63f、結合して差動装置32の機能を解除する友め
のデフロック・クラッチ金物71をスプライン嵌めして
設けてある。前記した左右の各歯車減速機構34は、各
出力軸33に一体形成した小平歯車72と各後輪車軸1
6の内端部上に固定設置した大平歯車73とを互に噛合
せて成る。
は、ミッションケース15の左右の外面上に一体形成さ
れ友ブレーキケース部70内にまで延出させてある。−
側の出力軸33上には、該出力軸23に対し入力大傘歯
車63f、結合して差動装置32の機能を解除する友め
のデフロック・クラッチ金物71をスプライン嵌めして
設けてある。前記した左右の各歯車減速機構34は、各
出力軸33に一体形成した小平歯車72と各後輪車軸1
6の内端部上に固定設置した大平歯車73とを互に噛合
せて成る。
第4図に示すように前記した前輪駆動力取出し軸36は
、油圧伝導装置14′ft:前述のように傾斜させるこ
とにより前面側が開放されることとなる部分、つま〕油
圧伝導装置14の傾斜下端側の下端部分の側外方の部分
で、ミッションケース15内の前部に設けられ前方に突
出している。変速軸30と前輪駆動力取出し軸36との
中間のレベルでミッションケース15内の前部には中間
軸37が設けられており、この中間軸37はその上の歯
車74を変速軸30上の歯車75と噛合せて変速軸30
へと接続されている。そして中間軸37上に他1個の歯
車76を設け、この歯車76を前輪駆動力取出し軸36
上に遊嵌設置した歯車77と噛合せている。前輪駆動力
取出し軸36上には歯車77を該軸36に結合する九め
のクラッチ・スリーブ78を摺動のみ自在に設けてあり
、これによ)前輪駆動力を選択的に取出す几めのクラッ
チ機構が構成されている。クラッチ・スリーブ78は第
4図に図示のシフタ79を含む操作機構によって、スラ
イド操作さ詐る。
、油圧伝導装置14′ft:前述のように傾斜させるこ
とにより前面側が開放されることとなる部分、つま〕油
圧伝導装置14の傾斜下端側の下端部分の側外方の部分
で、ミッションケース15内の前部に設けられ前方に突
出している。変速軸30と前輪駆動力取出し軸36との
中間のレベルでミッションケース15内の前部には中間
軸37が設けられており、この中間軸37はその上の歯
車74を変速軸30上の歯車75と噛合せて変速軸30
へと接続されている。そして中間軸37上に他1個の歯
車76を設け、この歯車76を前輪駆動力取出し軸36
上に遊嵌設置した歯車77と噛合せている。前輪駆動力
取出し軸36上には歯車77を該軸36に結合する九め
のクラッチ・スリーブ78を摺動のみ自在に設けてあり
、これによ)前輪駆動力を選択的に取出す几めのクラッ
チ機構が構成されている。クラッチ・スリーブ78は第
4図に図示のシフタ79を含む操作機構によって、スラ
イド操作さ詐る。
第3図に示すように前記した左右のプレー代ケース70
内には、左右の出力軸33を制動する九めの左右のブレ
ーキ36が収容されている。各ブレーキ36は出力軸3
3とブレーキケース70とに一方及び他方の摩擦エレメ
ントを摺動のみ自在に支持させてなる摩擦多板式のもの
とされ、摩擦エレメント群を押圧するためのプレッシャ
プレート35a、プレッシャプレート35aを回転変位
させることによりボール35bを含むカム機構を介しプ
レッシャプレート35aを摩擦エレメント群方向に摺動
変位させる操作軸35c、プレッシャプレート35aを
摩擦エレメント群反対方向に移動附勢するリターンばね
35d等を含む。
内には、左右の出力軸33を制動する九めの左右のブレ
ーキ36が収容されている。各ブレーキ36は出力軸3
3とブレーキケース70とに一方及び他方の摩擦エレメ
ントを摺動のみ自在に支持させてなる摩擦多板式のもの
とされ、摩擦エレメント群を押圧するためのプレッシャ
プレート35a、プレッシャプレート35aを回転変位
させることによりボール35bを含むカム機構を介しプ
レッシャプレート35aを摩擦エレメント群方向に摺動
変位させる操作軸35c、プレッシャプレート35aを
摩擦エレメント群反対方向に移動附勢するリターンばね
35d等を含む。
次にミッションケース15に装備させtPTO系のトラ
ンスミッション機構について、第2図及び第5図を参照
して説明して行く。
ンスミッション機構について、第2図及び第5図を参照
して説明して行く。
第2図に示すように前記し72p’ro系の駆動軸38
はスプライン付きカップリング80によってポンプ軸2
7に連結され、前述のようにミッションケース15(D
背面外にまで延出させてある。前記PTOクラッチ40
は電磁クラッチに構成され、そのケーシング部材40a
は駆動軸38の延出端部上にキー81止めして設置され
ている。ケーシング部材40a内にはコイル40bが設
けられ、またケーシング部材40alC?Ejわせて可
動クラッチ板40cが設けられている。可動クラッチ板
40cは前記し友中空のクラッチ軸39の延出端に一体
形成してある7ランジ部39aにボルト82止めされて
いるディスク83と板ばね84により接続されていて、
該板はね84によりケーシング部材40aから離間する
向きに移動附勢されている。ケーシング部材40aの外
側には位置固定のカバー板85を配置してあシ、このカ
バー板85にボルト86を介し支持させた環状の制動板
40dが可動クラッチ板40cの前面に内周側端部を沿
わせて設けられている。上記ボルト86上にはスプリン
グ87が設けられていると共に制動板40dの前面に衝
合するナツト88を螺合してあって、ナツト88の位置
調整により制動板40dの1前後位置を調整可能とされ
ている。
はスプライン付きカップリング80によってポンプ軸2
7に連結され、前述のようにミッションケース15(D
背面外にまで延出させてある。前記PTOクラッチ40
は電磁クラッチに構成され、そのケーシング部材40a
は駆動軸38の延出端部上にキー81止めして設置され
ている。ケーシング部材40a内にはコイル40bが設
けられ、またケーシング部材40alC?Ejわせて可
動クラッチ板40cが設けられている。可動クラッチ板
40cは前記し友中空のクラッチ軸39の延出端に一体
形成してある7ランジ部39aにボルト82止めされて
いるディスク83と板ばね84により接続されていて、
該板はね84によりケーシング部材40aから離間する
向きに移動附勢されている。ケーシング部材40aの外
側には位置固定のカバー板85を配置してあシ、このカ
バー板85にボルト86を介し支持させた環状の制動板
40dが可動クラッチ板40cの前面に内周側端部を沿
わせて設けられている。上記ボルト86上にはスプリン
グ87が設けられていると共に制動板40dの前面に衝
合するナツト88を螺合してあって、ナツト88の位置
調整により制動板40dの1前後位置を調整可能とされ
ている。
以上によフ電磁式のPTOクラッチ40はコイル40b
の電流導通による励磁によりて可動クラッチ板40cが
ケーシング部材40aに密着されるように吸引され、駆
動軸38と一体回転するケーシング部材40aKJ、り
可動クラッチ板40cが回転せしめられる状襲が得られ
ることによってクラッチ係合し、可動クラッチ板40c
から板ばね84及びディスク83を介しクラッチ軸39
へと回転を伝達する。コイル40aが解磁せしめられる
と板ばね84の附勢力により可動クラッチ板40cが制
動板40dへと係合し、クラッチ軸39の慣性回転が速
やかに停止せしめられる。可動クラッチ板40cと制動
板40dとの組合せから成るブレーキ機構の作動タイミ
ングは、ナツト88による制動板40dの位置変更によ
り調整可能である。
の電流導通による励磁によりて可動クラッチ板40cが
ケーシング部材40aに密着されるように吸引され、駆
動軸38と一体回転するケーシング部材40aKJ、り
可動クラッチ板40cが回転せしめられる状襲が得られ
ることによってクラッチ係合し、可動クラッチ板40c
から板ばね84及びディスク83を介しクラッチ軸39
へと回転を伝達する。コイル40aが解磁せしめられる
と板ばね84の附勢力により可動クラッチ板40cが制
動板40dへと係合し、クラッチ軸39の慣性回転が速
やかに停止せしめられる。可動クラッチ板40cと制動
板40dとの組合せから成るブレーキ機構の作動タイミ
ングは、ナツト88による制動板40dの位置変更によ
り調整可能である。
前記し次第1中間軸41及び第2中間軸42は、第2図
に示すように前記支壁部52と背面カバー53とに支持
させてミッションケース15内の後部に配置されている
。第5図に示すようにクラッチ軸39とリヤPTO軸1
8との中間レベルに配置されている該両中間軸41.4
2のうち、第2中間軸42の方がやや下方のレベルに位
置させてある。クラッチ軸39と第1中間軸41間に配
役する′前記歯車減速機構43は第2.5図に示すよう
に、クラッチ軸39に一体形成した小平歯車89と第1
中間軸41に取付は九人平歯車90とを噛合せて成る。
に示すように前記支壁部52と背面カバー53とに支持
させてミッションケース15内の後部に配置されている
。第5図に示すようにクラッチ軸39とリヤPTO軸1
8との中間レベルに配置されている該両中間軸41.4
2のうち、第2中間軸42の方がやや下方のレベルに位
置させてある。クラッチ軸39と第1中間軸41間に配
役する′前記歯車減速機構43は第2.5図に示すよう
に、クラッチ軸39に一体形成した小平歯車89と第1
中間軸41に取付は九人平歯車90とを噛合せて成る。
小平歯車89の外径は、該歯車89を備えるクラッチ軸
39内端部分を背面カバー53の開口からミッションケ
ース15内に挿通可能とする寸法に設定されている。
39内端部分を背面カバー53の開口からミッションケ
ース15内に挿通可能とする寸法に設定されている。
同様に第2.5図に示すように第1中間軸41上に遊嵌
設置の前記第1.第2クラッチ歯車44゜46のうち第
1クラッチ歯車44は、第2中間軸42上に固定設置の
歯車91と噛合され、第2中間軸42と一体形成しt小
歯車92がリヤPTO軸18上の大歯車93と噛合され
て、第1クラッチ歯車44からリヤPTO軸18に至る
までのギヤトレーンが完成されている。第1中間軸41
上の第2クラッチ歯車46はリヤPTO軸18上の前記
アイドラ歯車45と噛合されており、アイドラ歯車45
と噛合う歯車94をミツドPTO軸19上に固定設置し
て、ミツドPTO軸19に至るまでのギヤトレーンが完
成されている。リヤPTO軸18上の両歯車45.93
は第5図に示すように、前記した左右の走行系太平歯車
73間に位置している。
設置の前記第1.第2クラッチ歯車44゜46のうち第
1クラッチ歯車44は、第2中間軸42上に固定設置の
歯車91と噛合され、第2中間軸42と一体形成しt小
歯車92がリヤPTO軸18上の大歯車93と噛合され
て、第1クラッチ歯車44からリヤPTO軸18に至る
までのギヤトレーンが完成されている。第1中間軸41
上の第2クラッチ歯車46はリヤPTO軸18上の前記
アイドラ歯車45と噛合されており、アイドラ歯車45
と噛合う歯車94をミツドPTO軸19上に固定設置し
て、ミツドPTO軸19に至るまでのギヤトレーンが完
成されている。リヤPTO軸18上の両歯車45.93
は第5図に示すように、前記した左右の走行系太平歯車
73間に位置している。
前記したPTO切替えクラッチ47は第2図に示すよう
に、第1中間軸41上でスライド操作されるクラッチス
リーブ95を備える。PTO切替えクラッチ41の構造
は前述した米国特許N14,579,183に開示のも
のと実質的に同一であり、クララチス11−7”95i
両クラッチ歯車44.46e第1中間軸41に対し結合
する第2図に図示の位置と、それより前方側に変位せし
められて第1クラッチ歯車44のみを′@1中間軸41
に対し結合する位置と、後方側へ変位せしめられて第2
クラッチ歯車46のみを第1中間軸41に対し結合する
位置とに、選択的に移される。第5図において96は、
フォークシャフト97にガイドされクラッチスリーブ9
5に係合させてあるシフトフォークの一部分である。
に、第1中間軸41上でスライド操作されるクラッチス
リーブ95を備える。PTO切替えクラッチ41の構造
は前述した米国特許N14,579,183に開示のも
のと実質的に同一であり、クララチス11−7”95i
両クラッチ歯車44.46e第1中間軸41に対し結合
する第2図に図示の位置と、それより前方側に変位せし
められて第1クラッチ歯車44のみを′@1中間軸41
に対し結合する位置と、後方側へ変位せしめられて第2
クラッチ歯車46のみを第1中間軸41に対し結合する
位置とに、選択的に移される。第5図において96は、
フォークシャフト97にガイドされクラッチスリーブ9
5に係合させてあるシフトフォークの一部分である。
なお第4.5図に示すように左右の後輪車軸16は通例
の如く、ミッションケース15の外面に取付けた左右の
アクスルハウジング98より覆われ、マ九該アクスルハ
ウジング98によって外端側を支持されている。第2図
において99は第1図に図示の前記油圧リフト装置48
のコントロールパルプであり、該リフト装置48のシリ
ンダケースの下面に取付けてミッションケース15内に
臨ませである。まt第2図において100.101はP
TO系の駆動軸38の外端面に沿わせ九押え板及び該外
端に螺着の押えボルトであり、押えボルト101を取外
ζPTOクラッチ40とクラッチ軸39とを駆動軸38
がら取外して外に出し、保守点検を行なう構造とされて
いる。
の如く、ミッションケース15の外面に取付けた左右の
アクスルハウジング98より覆われ、マ九該アクスルハ
ウジング98によって外端側を支持されている。第2図
において99は第1図に図示の前記油圧リフト装置48
のコントロールパルプであり、該リフト装置48のシリ
ンダケースの下面に取付けてミッションケース15内に
臨ませである。まt第2図において100.101はP
TO系の駆動軸38の外端面に沿わせ九押え板及び該外
端に螺着の押えボルトであり、押えボルト101を取外
ζPTOクラッチ40とクラッチ軸39とを駆動軸38
がら取外して外に出し、保守点検を行なう構造とされて
いる。
発明の効果
この発明のトランスミッションはミッションケース15
内のPTO系のトランスミッション機構が、第2図に示
すようにミッションケース15′内の後部に集約配置さ
れて訃り、ミッションケース15内の前部はPTO系の
単一駆動軸38が高レベルで通過しているのみとなって
いる。そして第4図に示すように走行系の第1人刃軸2
8を左右方向でみてミッションケース15内の一端側に
片寄せて配置していることにより、ミッションケース1
5内の前部で第1人刃軸28とは反対側に余裕スペース
が与えられることとしている。したがってそのようが側
でミッションケース15内の前部に変速軸30を第1人
刃軸28と略等レベル(51!施例では第4図に示すよ
うにやや高いレベル)に配置して、第1人刃軸28と変
速軸30間に走行系の機械式変速装置31を配設するこ
とが可能となり、この発明は実際にそのようにして、第
1人刃軸28よ〕下方のレベルに配置して第1入力軸と
連動連結するような走行系の駆動軸を無くし、且つ、走
行系駆動軸30と変速装置31の配置レベルを高めてい
る。
内のPTO系のトランスミッション機構が、第2図に示
すようにミッションケース15′内の後部に集約配置さ
れて訃り、ミッションケース15内の前部はPTO系の
単一駆動軸38が高レベルで通過しているのみとなって
いる。そして第4図に示すように走行系の第1人刃軸2
8を左右方向でみてミッションケース15内の一端側に
片寄せて配置していることにより、ミッションケース1
5内の前部で第1人刃軸28とは反対側に余裕スペース
が与えられることとしている。したがってそのようが側
でミッションケース15内の前部に変速軸30を第1人
刃軸28と略等レベル(51!施例では第4図に示すよ
うにやや高いレベル)に配置して、第1人刃軸28と変
速軸30間に走行系の機械式変速装置31を配設するこ
とが可能となり、この発明は実際にそのようにして、第
1人刃軸28よ〕下方のレベルに配置して第1入力軸と
連動連結するような走行系の駆動軸を無くし、且つ、走
行系駆動軸30と変速装置31の配置レベルを高めてい
る。
したがってこの発明によればミッションケース15の前
部の上下寸法が、前述の従来のものより大きく圧縮され
る。そして変速軸30が高いレベルとされたことにより
、該変速軸30より入力伝導を受ける差動装置32、し
たがってその左右出力軸33が同様に高いレベルをとる
ことからして、第5図に破線図示のように出力軸33と
後輪車軸16間の上下間隔を大きくとり得、安価につく
平歯車噛合せ式の左右の歯車減速機構34を難なく採用
シて、トランスミッションのコストを低減できるのであ
る。
部の上下寸法が、前述の従来のものより大きく圧縮され
る。そして変速軸30が高いレベルとされたことにより
、該変速軸30より入力伝導を受ける差動装置32、し
たがってその左右出力軸33が同様に高いレベルをとる
ことからして、第5図に破線図示のように出力軸33と
後輪車軸16間の上下間隔を大きくとり得、安価につく
平歯車噛合せ式の左右の歯車減速機構34を難なく採用
シて、トランスミッションのコストを低減できるのであ
る。
ま几この発明はそれ自体と関連する機構によってかなり
の前後幅を占めることとなるPTOクラッチ40をミッ
ションケース15の外部に設置して、リヤPTO軸18
とミツドPTO軸19とに作業機駆動力を切替えて伝え
るためのPTO切替えクラッチ47とそれよシ各PTO
軸18 、19へ連らなるギヤトレーンとを上下の配置
でミッションケース15内の後部に設置したから、ミッ
ションケース150前後幅を前述従来構造のものよシ圧
縮するのである。ミッションケース15の背面外に設け
、’7> P’tT Oクラッチ40は、組立ても保守
点検も容易である。ミッションケース15内のPTO系
トランスミッション機構がミッションケース15内の後
部に上下の配置で設けられているといっても、第1中間
軸41と第2中間軸42とを左右にmeさせる配置、及
びミツドPTO軸19に駆動力を伝えるギヤトレーンの
アイドラ歯車45をリヤPTO軸18上に配置する構造
を採用することにより、ミッションケース15の後部の
上下幅の拡大を避けうる。
の前後幅を占めることとなるPTOクラッチ40をミッ
ションケース15の外部に設置して、リヤPTO軸18
とミツドPTO軸19とに作業機駆動力を切替えて伝え
るためのPTO切替えクラッチ47とそれよシ各PTO
軸18 、19へ連らなるギヤトレーンとを上下の配置
でミッションケース15内の後部に設置したから、ミッ
ションケース150前後幅を前述従来構造のものよシ圧
縮するのである。ミッションケース15の背面外に設け
、’7> P’tT Oクラッチ40は、組立ても保守
点検も容易である。ミッションケース15内のPTO系
トランスミッション機構がミッションケース15内の後
部に上下の配置で設けられているといっても、第1中間
軸41と第2中間軸42とを左右にmeさせる配置、及
びミツドPTO軸19に駆動力を伝えるギヤトレーンの
アイドラ歯車45をリヤPTO軸18上に配置する構造
を採用することにより、ミッションケース15の後部の
上下幅の拡大を避けうる。
ミッションケース15の前面に油圧伝導装置14を装着
し、そのモータ軸28をミッションケース15内への走
行系入力軸としポンプ軸27をミッションケース内への
PTO系入力軸として利用することとし定第2番目の発
明において1.モータ軸28と同心配置の走行系駆動軸
29を該モータ軸28に連結して、それと変速軸30間
に走行系の機械式変速装置31を配設する構造を採用し
たことによって、市販の標準的な油圧伝導装置を用いて
もそのモータ軸の長さ不足を補なって女速装置31の設
置が可能とされ、市販の標準的な油圧伝導装置をポンプ
軸27とモータ軸28の配置関係がこの発明に従った配
置関係となるように傾斜させり姿勢でミッションケース
15の前面に装着して用い得、そうすることで特別仕様
の油圧伝導装置を用いずしてトランスミッションのコス
トを大きく低減できる。
し、そのモータ軸28をミッションケース15内への走
行系入力軸としポンプ軸27をミッションケース内への
PTO系入力軸として利用することとし定第2番目の発
明において1.モータ軸28と同心配置の走行系駆動軸
29を該モータ軸28に連結して、それと変速軸30間
に走行系の機械式変速装置31を配設する構造を採用し
たことによって、市販の標準的な油圧伝導装置を用いて
もそのモータ軸の長さ不足を補なって女速装置31の設
置が可能とされ、市販の標準的な油圧伝導装置をポンプ
軸27とモータ軸28の配置関係がこの発明に従った配
置関係となるように傾斜させり姿勢でミッションケース
15の前面に装着して用い得、そうすることで特別仕様
の油圧伝導装置を用いずしてトランスミッションのコス
トを大きく低減できる。
第1図はこの発明の一実施例を装備するモアトラクタの
一部切欠き概略側面図、第2図は同実施例の一部展開縦
断側面図、第3図は同実施例の一部展開横断平面図、1
g4図は第2図のIV−IV線にほぼ沿った一部省略断
面図、第5図は第2図のV−V線にほぼ沿った一部省略
断面図である。 11・・・前輪、12・・・後輪、13・・・エンジン
、14・・・油圧伝導装置、15・・・ミッションケー
ス、16・・・後輪車軸、17・・・伝動軸、18・・
・リヤPTO軸、19・・・ミツドPTO軸、20・・
・伝動軸、24・・・伝動軸、25・・・油圧ポンプ、
26・・・油圧モータ、27・・・ポンプ軸、28−・
・モータ軸、29・・・走行系駆動軸、30・・・変速
軸、31・・・機械式変速装置、32・・・差動装置、
33・・・出力軸、34・・・歯車減速機構、35・・
・ブレーキ、36・・・前輪駆動力取出し軸、37・・
・中間軸、38・・・駆動軸、39・・・クラッチ軸、
40・・・PTOクラッチ、40a・・・ケーシング部
材、40b・・・コイル、40c・・・可動クラッチ板
、40d・・・制動板、41・・・第1中間軸、42・
・・第2中間軸、。 43・・・歯車減速機構、44・・・第1クラッチ歯車
、45・・・アイドラ歯車、46・・・第2クラッチ歯
車、47・−・PTO切替えクラッチ、55,56,5
7゜58・・・歯車、59・・・シフトスリーグ、62
・・・小傘歯車、63・・・入力大傘歯車、72・・・
小平歯車、73・・・大平歯車、84・・・板ばね、8
9・・・小平歯車、90・・・大平歯車、91,92.
93・・・歯車、94・・・歯車、95・・・クラッチ
スリーブ。
一部切欠き概略側面図、第2図は同実施例の一部展開縦
断側面図、第3図は同実施例の一部展開横断平面図、1
g4図は第2図のIV−IV線にほぼ沿った一部省略断
面図、第5図は第2図のV−V線にほぼ沿った一部省略
断面図である。 11・・・前輪、12・・・後輪、13・・・エンジン
、14・・・油圧伝導装置、15・・・ミッションケー
ス、16・・・後輪車軸、17・・・伝動軸、18・・
・リヤPTO軸、19・・・ミツドPTO軸、20・・
・伝動軸、24・・・伝動軸、25・・・油圧ポンプ、
26・・・油圧モータ、27・・・ポンプ軸、28−・
・モータ軸、29・・・走行系駆動軸、30・・・変速
軸、31・・・機械式変速装置、32・・・差動装置、
33・・・出力軸、34・・・歯車減速機構、35・・
・ブレーキ、36・・・前輪駆動力取出し軸、37・・
・中間軸、38・・・駆動軸、39・・・クラッチ軸、
40・・・PTOクラッチ、40a・・・ケーシング部
材、40b・・・コイル、40c・・・可動クラッチ板
、40d・・・制動板、41・・・第1中間軸、42・
・・第2中間軸、。 43・・・歯車減速機構、44・・・第1クラッチ歯車
、45・・・アイドラ歯車、46・・・第2クラッチ歯
車、47・−・PTO切替えクラッチ、55,56,5
7゜58・・・歯車、59・・・シフトスリーグ、62
・・・小傘歯車、63・・・入力大傘歯車、72・・・
小平歯車、73・・・大平歯車、84・・・板ばね、8
9・・・小平歯車、90・・・大平歯車、91,92.
93・・・歯車、94・・・歯車、95・・・クラッチ
スリーブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 左右の後輪間に配置したミッションケースに左右の
後輪車軸を支架させると共に、このミッションケースに
該ミッションケース内の中間レベルから後方へ延出する
リヤPTO軸及び下方レベルから前方へ延出するミツド
PTO軸を装備させてある自走式作業車において、 ミッションケース内に該ミッションケース15の前面側
から入力伝導する走行系の第1入力軸28及びPTO系
の第2入力軸27を、上下方向でみて第2入力軸を上方
側に配置すると共に左右方向でみて第1入力軸をミッシ
ョンケース内の一端側に片寄せて配置して設け、 ミッションケース内の前部に前記第1入力軸28と平行
させた変速軸30を、左右方向でみて第1入力軸とは反
対側に片寄せると共に該第1入力軸とほぼ等レベルに配
置して設け、第1入力軸28と該変速軸30間に機械式
の変速装置31を配設すると共に、上記変速軸30から
入力伝導を受ける差動装置32を上記変速装置31の後
方に配置して設けて、この差動装置32の左右の出力軸
33と前記した左右の後輪車軸16間に左右の歯車減速
機構34を、ミッションケース内の左右の端部に位置さ
せて配設し、 また前記第2入力軸27と同心配置して該第2入力軸に
連結した駆動軸38をミッションケース15内に、この
駆動軸の後端部をミッションケース外へと延出させて設
けると共に、該駆動軸38上に中空のクラッチ軸39を
、ミッションケース内の後部とミッションケース外とに
またがらせて遊嵌設置して、ミッションケース外で上記
駆動軸38とクラッチ軸39間に該両軸間を接続するP
TOクラッチ40を配設する一方、ミッションケース1
5内の後部に上記クラッチ軸39と前記リヤPTO軸1
8との中間のレベルで第1中間軸41及び第2中間軸4
2を、該両中間軸41、42を左右方向でみて互に齟齬
させた配置で設けて、第1中間軸41を上記クラッチ軸
39に対し歯車減速機構43を介し連動連結すると共に
、該第1中間軸41上に、上記第2中間軸42を介し前
記リヤPTO軸18へと接続されている第1クラッチ歯
車44及びリヤPTO軸18上に遊嵌設置したアイドラ
歯車45を介し前記ミツドPTO軸19へと接続されて
いる第2クラッチ歯車46を軸線方向での間隔をあけて
遊嵌設置し、該第1クラッチ歯車44と第2クラッチ歯
車46とを選択的に第1中間軸41に対し結合するPT
O切替えクラッチ47を、該両クラッチ歯車間で第1中
間軸41上に設けてあるトランスミッション。 2、特許請求の範囲第1項に記載のトランスミッション
において、ミッションケース15内の比較的低レベルか
ら前方向きに突出させた前輪駆動力取出し軸36をミッ
ションケース内の前部に設けて、この前輪駆動力取出し
軸36を前記変速軸30に対し、これらの両軸36、3
0間の中間のレベルでミッションケース内の前部に設け
た中間軸37を介し連動連結してあるトランスミッショ
ン。 3、特許請求の範囲第2項に記載のトランスミッション
において、前記ミツドPTO軸19及び前記前輪駆動力
取出し軸36を避けた部分でミッションケース15の前
面に走行系の主変速装置14を装着し、この主変速装置
の入力軸及び変速軸をミッションケース内方向に突出さ
せてそれぞれ前記第2入力軸28及び第1入力軸27に
構成してあるトランスミッション。 4、特許請求の範囲第3項に記載のトランスミツション
において、前記した機械式の変速装置31を、前記第1
入力軸28と同心配置し該第1入力軸28に対し連結し
てミッションケース15内の前部に設けた走行系の駆動
軸29と前記変速軸30との間に配設してあるトランス
ミッション。 5、特許請求の範囲第1項に記載のトランスミッション
において、前記した差動装置32の左右の出力軸33端
に該出力軸33を制動するための左右のブレーキ35を
配設してあるトランスミッション。 6、特許請求の範囲第1項に記載のトランスミッション
において、前記PTOクラッチ40を電磁クラッチに構
成すると共に、このPTOクラッチの切り状態でスプリ
ング84により作動せしめられて前記クラッチ軸39を
制動するブレーキ板40c、40dを、該PTOクラッ
チ40に附設してあるトランスミッション。 7、特許請求の範囲第1項に記載のトランスミッション
において、前記PTO切替えクラッチ47を、前記した
第1クラッチ歯車44及び第2クラッチ歯車46を同時
に前記第1中間軸41に対し結合可能に構成してあるト
ランスミッション。 8、左右の後輪間に配置したミッションケースに左右の
後輪車軸を支架させると共に、このミッションケースに
該ミッションケース内の中間レベルから後方へ延出する
リヤPTO軸及び下方レベルから前方へ延出するミツド
PTO軸を装備させてある自走式作業車において、 ミッションケース15の前面に前記ミツドPTO軸19
よりも上方で油圧伝導装置14を、該油圧伝導装置のモ
ータ軸28及びポンプ軸27を、上下方向でみてポンプ
軸を上方側に配置すると共にモータ軸をミッションケー
ス内の一端側に片寄せて配置してミッションケース内方
向に突出させて装着し、 ミッションケース15内の前部に前記モータ軸28と同
心配置の走行系駆動軸29とそれに平行させた変速軸3
0とを、左右方向でみて変速軸30をモータ軸28とは
反対側に片寄せると共に走行系駆動軸29と変速軸30
とを、ほぼ等レベルに配置して設け、走行系駆動軸29
をモータ軸28に連結して、該走行系駆動軸29と上記
変速軸30間に機械式の変速装置31を配設すると共に
、上記変速軸30から入力伝導を受ける差動装置32を
上記変速装置31の後方に配置して設けて、この差動装
置32の左右の出力軸33と前記した左右の後輪車軸1
6間に左右の歯車減速機構34を、ミッションケース内
の左右の端部に位置させて配設し、 また前記ポンプ軸27と同心配置して該ポンプ軸に連結
したPTO系駆動軸38をミツシヨンケース15内に、
この駆動軸の後端部をミッションケース外へと延出させ
て設けると共に、該駆動軸38上に中空のクラッチ軸3
9を、ミッションケース内の後部とミッションケース外
とにまたがらせて遊嵌設置して、ミッションケース外で
上記駆動軸38とクラッチ軸39間に該両軸間を接続す
るPTOクラッチ40を配設する一方、ミッションケー
ス15内の後部に上記クラッチ軸39の下方で中間軸4
1を設けて、この中間軸41を上記クラッチ軸39に対
し歯車減速機構43を介し連動連結すると共に、該中間
軸41上に軸線方向での間隔をあけた第1クラッチ歯車
44及び第2クラッチ歯車46を遊嵌設置して、第1ク
ラッチ歯車44を前記リヤPTO軸18に、第2クラッ
チ歯車46を前記ミツドPTO軸19に、それぞれ各別
のギヤトレーンにより接続し、該第1クラッチ歯車44
と第2クラッチ歯車46とを選択的に上記中間軸41に
対し結合するPTO切替えクラッチ47を、該両クラッ
チ歯車間で上記中間軸41上に設けてあるトランスミッ
ション。 9、特許請求の範囲第8項に記載のトランスミッション
において、ミッションケース15の前面に前記油圧伝導
装置14を、左右方向で傾斜させた姿勢で装着してある
トランスミッション。 10、特許請求の範囲第9項に記載のトランスミッショ
ンにおいて、前記走行系駆動軸29を、その前端部分で
前記モータ軸28にスプライン嵌めされる中空軸に形成
してあるトランスミッション。 11、特許請求の範囲第9項に記載のトランスミッショ
ンにおいて、前記油圧伝導装置14の傾斜下端側の下端
部分の側外方でミッションケース15内から前方向きに
突出させた前輪駆動力取出し軸36をミッションケース
15内の前部に設け、この前輪駆動力取出し軸36を前
記変速軸30に対し、これらの両軸36、30の中間の
レベルでミッションケース内の前部に設けた中間軸37
を介し連動連結してあるトランスミッション。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62332757A JPH075029B2 (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 | 自走式作業車のトランスミツシヨン |
US07/283,629 US4880070A (en) | 1987-12-29 | 1988-12-13 | Transmission assembly for self-propelled working vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62332757A JPH075029B2 (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 | 自走式作業車のトランスミツシヨン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01175526A true JPH01175526A (ja) | 1989-07-12 |
JPH075029B2 JPH075029B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=18258507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62332757A Expired - Fee Related JPH075029B2 (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 | 自走式作業車のトランスミツシヨン |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4880070A (ja) |
JP (1) | JPH075029B2 (ja) |
Cited By (3)
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EP4212376A1 (en) * | 2022-01-07 | 2023-07-19 | Iseki & Co., Ltd. | Work vehicle |
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-
1987
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-
1988
- 1988-12-13 US US07/283,629 patent/US4880070A/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
US4880070A (en) | 1989-11-14 |
JPH075029B2 (ja) | 1995-01-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |