[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH01159056A - ヒドロキシルアンモニウム塩の製造法およびその触媒 - Google Patents

ヒドロキシルアンモニウム塩の製造法およびその触媒

Info

Publication number
JPH01159056A
JPH01159056A JP63082031A JP8203188A JPH01159056A JP H01159056 A JPH01159056 A JP H01159056A JP 63082031 A JP63082031 A JP 63082031A JP 8203188 A JP8203188 A JP 8203188A JP H01159056 A JPH01159056 A JP H01159056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
platinum
thiosulfate
hydroxylammonium salt
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63082031A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2668927B2 (ja
Inventor
Hiroshi Ichihashi
宏 市橋
Kikuo Takeda
竹田 菊男
Hiroshi Yoshioka
宏 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP63082031A priority Critical patent/JP2668927B2/ja
Priority to EP88114540A priority patent/EP0308719B1/en
Priority to DE8888114540T priority patent/DE3867192D1/de
Publication of JPH01159056A publication Critical patent/JPH01159056A/ja
Priority to US07/446,665 priority patent/US4992252A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2668927B2 publication Critical patent/JP2668927B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/082Compounds containing nitrogen and non-metals and optionally metals
    • C01B21/14Hydroxylamine; Salts thereof
    • C01B21/1409Preparation
    • C01B21/1418Preparation by catalytic reduction of nitrogen oxides or nitrates with hydrogen
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/38Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals
    • B01J23/40Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals of the platinum group metals
    • B01J23/42Platinum

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野) 本発明は、ヒドロキシルアンモニウム塩製造用の白金含
有触媒、およびこの触媒の存在下に一酸化窒素を水素添
加してヒドロキシルアンモニウム塩を製造する方法に関
する。ヒドロキシルアンモニウム塩は、ε−カプロラク
タムの製造における重要な中間原料であるだけでなく、
種々のオキシムの合成、酸化防止剤、染色助剤、写真薬
等に使用される有用な化合物である。
(従来の技術) 触媒の存在下に、例えば硫酸水溶液等の酸性媒体中で一
酸化窒素を水素で接触還元することによりヒドロキシル
アンモニウム塩を製造することは公知である。
触媒としては担体上に担持された白金触媒が用いられ、
白金(Pt)含有触媒の調製に用いる還元剤の種類等に
より、反応の活性、選択性が著しく影響をうけることは
よく知られている。
ヒドロキシルアンモニウム塩製造用触媒の調製方法とし
て以下の方法が知られている。
+1)  担体として活性炭またはグラファイトを用い
て、塩化白金または塩化白金酸等の水溶液中でギ酸また
はホルマリン等の還元剤を加えて、担体上に白金金属を
沈殿させる方法、(米国特許筒2.628.899号) (2)  グラファイトまたは活性炭の存在下、pt(
TV)塩を亜ジチオン酸ナトリウム若しくはその加水分
解物、亜ジチオン酸ナトリウムとホルマリンとの反応生
成物または亜硫酸若しくはその塩から選択された還元剤
を用いてPt(II)に還元し、次にギ酸またはそのナ
トリウム、カルシウム塩を用いて、pt金金属して担体
上に沈殿させる方法。(米国特許第3.060.133
号)(3)炭素系物質存在下の塩化白金または塩化白金
酸の溶液を中性または塩基性となし、ヒドロキシルアン
モニウム塩を添加して該白金化合物を還元する方法。(
特公昭44−8989号公報)(4)耐酸性担体の存在
下、Pt(rV)塩をとドラジンを用いて還元する方法
。(西独特許第2551314号) 〈発明が解決しようとする課題) 酸性媒体として、例えば硫酸水溶液を用いて一酸化窒素
を水素で接触還元する場合、生成物は硫酸ヒドロキシル
アンモニウムのみではなく、副生成物として硫酸アンモ
ニウム、および亜酸化窒素が発生する。これら副生成物
はヒドロキシルアンモニウム塩への選択性を低下させて
経済的に不利益となるばかりでなく、硫酸アンモニウム
はその商品価値が極めて低くいため、できるだけその副
生量を抑える必要があること、また亜酸化窒素は水素及
び−酸化窒素とともに爆発性の混合物を形成するため、
安全保安上の点からもヒドロキシルアンモニウム塩の生
成選択性を向上させることは重要な課題である。
しかしながら、前記従来の方法ではヒドロキシルアンモ
ニウム塩への選択率および収率は低(て不満足であり、
かつ複雑な触媒調製工程を必要とする欠点を有している
かかる事情に鑑み、本発明者等は従来技術の欠点を改良
し、工業的に有利なヒドロキシルアンモニウム塩の製造
方法について鋭意検討した結果、極めて簡略化され、か
つ高選択率でヒドロキシルアンモニウム塩を得るための
新規な触媒調製方法を見い出し、本発明を完成させるに
至った。
く課題を解決するための手段〉 すなわち本発明は、触媒担体の存在下に白金化合物をチ
オ硫酸塩またはチオ硫酸塩とアルカリ金属硫化物により
還元処理して調製したヒドロキシルアンモニウム塩製造
用触媒、およびこの触媒の存在下に酸性媒体中で一酸化
窒素を水素で接触還元することを特徴とするヒドロキシ
ルアンモニウム塩の製造法である。
本発明で用いる触媒の調製に使用する白金化合物として
は塩化白金(■)、塩化白金(IV)、テトラクロロ白
金(II)酸およびその塩、ヘキサクロロ白金(rV)
酸およびその塩、テトラアンミン白金(II)塩化物、
ヘキサアンミン白金(IV)塩化物等があげられる。こ
のうちで塩化白金及びヘキサクロロ白金(IV)酸が容
易に入手できることから良く用いられる。
また白金含有触媒の再生処理に通常採用される方法、す
なわち白金含有触媒を王水中に懸濁して白金金属を溶解
させ、しかる後に溶解白金成分を単離し触媒調製を実施
する方法、またはそのまま担体存在下に触媒再生を実施
する方法においても、本発明の触媒調製方法が好適に用
いられる。
本発明において還元剤として使用するチオ硫酸塩として
はチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム、チオ硫酸バ
リウム、チオ硫酸アンモニウムおよびチオ硫酸アンモニ
ウムナトリウム等が挙げられる。このうち選択率がよい
のでチオ硫酸ナトリウムが好ましく用いられる。
使用するチオ硫酸塩の量は、白金化合物の白金原子(P
t)に対するチオ硫酸塩のイオウ原子(S)の比で表す
と、S/P t =約0.3〜5、好ましくは0.5〜
3の範囲から選ばれる。原子比が約0.3より少ないと
還元が十分に起こらず、Ptが触媒成分として存効に用
いられない。原子比が約5より大きいと、触媒中にSが
大量に残存し、ヒドロキシルアンモニウム塩の生成反応
の触媒活性が低下する。
アルカリ金属硫化物としては硫化ナトリウム、硫化カリ
ウム、硫化リチウム等が挙げられる。
このうちヒドロキシルアンモニウム生成選択率が良好で
、かつ入手が容易である硫化ナトリウムが好ましく用い
られる。
使用するアルカリ金属硫化物の量は、白金化合物の白金
原子(PL)に対するアルカリ金属硫化物のイオウ原子
(S)の比で表すと、S/pt=約0.05〜1、好ま
しくは0.1〜0.8の範囲から選ばれる。原子比が約
0.01より少ないとアンモニウム塩の生成が増加し、
また原子比が約1より大きいと、亜酸化窒素の生成が増
加し、かつ−酸化窒素の反応率が低下する。
また本発明において使用する担体としてはグラファイト
、活性炭、シリカ、アルミナ等、通常貴金属を担持する
際に用いられる担体を使用することができるが、なかで
もグラファイト、活性炭が好ましく用いられる。
白金担持率は約0.01〜10重量%、好ましくは0.
1〜5重量%の範囲から選ばれる。担持率が約0.01
重量%より少ないと、単位触媒量光たりの反応活性が低
下し、また触媒寿命も短かくなる傾向にあるので好まし
くない。また担持率が約10重量%より大きくても単位
触媒量光たりの活性はほぼ一定となり、担持率に見合っ
た効果は得られない。
白金化合物の還元は白金化合物含有液中に担体を懸濁し
た状態で実施される。すなわち白金化合物含有液に担体
を浸漬後、撹拌しながらチオ硫酸塩またはチオ硫酸塩と
アルカリ金属硫化物を添加して行う、チオ硫酸塩とアル
カリ金属硫化物の添加は両者を同時に、または別々に順
次添加しても良い。
還元温度は約50〜150℃、好ましくは80〜100
℃の範囲から選ばれる。
還元時間は白金化合物によっても異なるが、通常約0.
5〜10時間の範囲から選択される。
この場合、上澄み液が無色となる時間を目安としてもよ
い、還元時に、あらかじめ白金化合物含有液のPHを約
1〜11、好ましくは2〜7に調整することによって本
発明の効果がより顕著に発揮できる。
触媒はこのままでもヒドロキシルアンモニウム塩を高選
択率で得ることができるが、更に一般的に用いられる還
元剤により、仕上げの還元処理を実施してもよい。還元
剤としては水素、アルコール、ギ酸、ヒドラジン、水素
化ホウ素ナトリウム等が挙げられる。
また本発明の触媒調製方法は、すでに提案されている第
三成分金属塩の共存下に白金化合物を還元する方法に適
用してもよい、第三成分金属塩としては金、銀、イリジ
ウム、水銀、鉛、砒素、アンチモン、ビスマス、セレン
またはテルル等の金属の塩類が挙げられる。各種金属の
塩類としては塩酸塩、硝酸塩、硫酸塩等が使用される。
使用される量は特に制限されないが、白金に対し金属の
原子比で0.001〜0.2の範囲から選ばれる。(英
国特許772.693号、特公昭39−20156号公
報) 上記の方法で調製した触媒が、ヒドロキシルアンモニウ
ム塩の生成選択性向上に、何故有効であるかは必ずしも
明らかではないが、白金化合物がチオ硫酸塩等により還
元され、極めて微小な粒径を有する白金金属粒子、いわ
ゆる白金コロイド分散液を形成し、これが担体上に吸着
されて高分散な白金担持触媒が得られることが選択性向
上の原因の一つであると考えられる。
また最終触媒中に一部残存するイオウ原子が一酸化窒素
の水素化反応に対して部分的被毒効果を有するものと考
えられ、−酸化窒素の水素化反応を適度に進め、水素化
反応不足による亜酸化窒素の生成および水素化反応のし
すぎによるアンモニアの生成を抑制するためと考えられ
る。
−酸化窒素の水素による接触還元反応は公知の装置及び
操作法により実施することができる。
反応系に導入する一酸化窒素対水素のモル比は約1:l
〜1:6の範囲、好ましくは1:1.5〜1:5の範囲
で実施すると良好な結果が得られる。
また反応時に共存させる酸としては、塩酸、硫酸、硝酸
またはリン酸のごときm酸が使用される0通常、遊離酸
の濃度として約0.1〜5Nの範囲で実施するのが有利
である。
反応温度は約30〜80℃、好ましくは40〜60℃で
行われる。
通常、反応圧力は大気圧で実施されるが、4MPa以下
の加圧下の反応も実施することができる。
酸性媒体中に懸濁させる触媒量は、酸性媒体lβ当り約
5〜800. g、好ましくは10〜500gの範囲か
ら選択される。
また本発明は、すでに提案されている反応系に触媒以外
に第三成分として適当な添加剤を添加して、反応を実施
することも可能である。
添加剤としては鉛、水銀、砒素、アンチモン、ビスマス
、セレンおよびテルル等の金属の化合物が使用される。
(西独特許945,752号、同956.038号) 本発明の反応形式は、1槽または2槽以上の反応槽を用
いて回分式で行うこともできるし、連続的に行うことも
可能であり、特に限定されない。
〈発明の効果) 本発明の触媒は、その調製が簡単であり、この触媒を用
いてヒドロキシルアンモニウム塩を極めて高選択率で得
ることができる。
〈実施例〉 本発明を実施例で更に明確に説明するが、本発明はこれ
らの実施例によって限定されるものではない。
なお、実施例および比較例中に示される転化率及び選択
率は次式によって定義される。
実施例1 容量200−のフラスコにグラファイト5g1ヘキサク
ロロ白金酸(HxP tcis・6H,O)0.067
g、水20dを仕込み、この混合物を90℃まで加熱し
た。フラスコ内をArガスで置換した後、15分間撹拌
した。
次いでチオ硫酸ナトリウム(Na、S、O,・5HzO
) 0.032 gを水5−に溶かした溶液を徐々に添
加し、更に90℃で1時間撹拌した後、濾過洗浄を行っ
た。
かくして得られた白金触媒と4.3N硫酸300 yp
+1をガス導入口およびガス排気口を有する容量500
dの四ツ目フラスコに仕込んだ。該触媒懸濁液を45℃
に加熱した後、懸濁液中にArガスを501R1/mi
nの流速で30分間通気した。次いで、懸濁液中にNO
:Hz−1:4(モル比)の組成の混合ガスをl Q 
Q m17m i nの流速で導入し反応を開始した。
反応温度は45℃である。
8時間後に反応液及び排ガスの分析を行った結果、NO
転化率が56.0%、(NH2OH)2304選択率が
97.8%、(NH4)tso、選択率が0゜5%、(
NtO+Nz)選択率が1.7%であった。
なお、反応液中の硫酸濃度は3,5Nであった。
実施例2 容1200−のフラスコにグラファイト10g1ヘキサ
クロロ白金酸(HzPtCJa・6HzO)0.133
g、水20−を仕込み、この混合物を90℃まで加熱し
た。フラスコ内をArガスで置換した後、15分間撹拌
した。
次いでチオ硫酸ナトリウム(NatStOx・5HzO
) 0.049 gと硫化ナトリウム(NatS・6N
gO)0.038gを水5++dに溶かした溶液を徐々
に添加し、更に90℃で1時間撹拌した後、濾過洗浄を
行った。
かくして得られた白金触媒5gと4.3N硫酸30(l
dをガス導入口およびガス排気口を有する容量500−
の四ツ目フラスコに仕込んだ。
該触媒懸濁液を45℃に加熱した後、懸濁液中にArガ
スを591d/m i nの流速で30分間通気した。
次いで、懸濁液中にNo : Hz = 184(モル
比)の組成の混合ガスをLoom/m l nの流速で
導入し反応を開始した0反応点度は45℃である。
8時間後に反応液及び排ガスの分析を行った結果、NO
転化率カ66.7 %、(NH10HhSO4選択率が
98.0%、(N Hs ) z S Oa選択率が0
゜6%、(N!O+Nt)選択率カ月、4%であった。
なお、反応液中の硫酸濃度は3.4Nであった。
実施例3〜5 チオ硫酸ナトリウムの代わりに、第1表に示すチオ硫酸
塩を用いた以外は実施例1と同様の条件で触媒の調製お
よび反応を行った0反応8時間後に反応液及び排ガスの
分析を行った。結果を第1表に示す。
実施例6〜9 チオ硫酸ナトリウムおよび硫化ナトリウムを第2表に示
した量を用いた以外は実施例2と同様に行った。結果を
第2表に示す。
実施例10 容量200−のフラスコにグラファイト1θg1ヘキサ
クロロ白金酸(HtPtCJi・6HzO)0.133
g、水201dを仕込み、この混合物を90℃まで加熱
した。フラスコ内をArガスで置換した後、15分間撹
拌した。
次いでチオ硫酸ナトリウム(NatSz○、・5HzO
) 0.029 gと硫化ナトリウム(Na、S・6 
HlO) 0.011 gを水5+dに溶かした溶液を
徐々に添加し、更に90℃で1時間撹拌した。次いで1
.75艷の蟻酸を添加し、90℃で3時間攪拌した後、
濾過洗浄した。
かくして得られた白金触媒5gを用いて実施例2と同様
の条件で反応を行った。
8時間後に反応液及び排ガスの分析を行った結果、No
転化率が72,4%、(NH30H)、S04選択率が
98.3%、(N Ha)z S O4選択率が0.5
 %、(NZO+Nt)選択率が1.2%であった。
実施例11〜13 チオ硫酸ナトリウムまたは硫化ナトリウムの代わりに第
3表に示すチオ硫酸塩またはアルカリ金属硫化物を用い
た以外は実施例2と同様の条件で触媒の調整および反応
を行った。結果を第3表に示す。
比較例1 米国特許第3.060.133号に記載された触媒調製
法に従って触媒を製造した。
すなわちグラファイト10 gSHzP t cz。
・6Hz00.133g、水14−136%塩酸0.8
8+dを混合し、これを80℃まで撹拌しつつ加熱した
。この懸濁液を炭酸ナトリウムで中和してP H3,7
とし、0.376 gの酢酸ナトリウム(CHi CO
ONa ・3Ht O)を添加した。次いでPtの■価
が認められなくなるまで2wt%の亜ジチオン酸ナトリ
ウム水溶液を加えた。更に0.61−のギ酸を添加し、
80’Cで2時間撹拌した後、濾過洗浄した。
かくして得られた白金触媒5gを用いて実施例1と同様
の条件で反応を行った。
8時間後に反応液及び排ガスの分析を行った結果、No
転化率が59.8%、(N HsOH)is Os選択
率が93.6%、(Nl−It)130.選択率が2゜
3%、(N z O+ N t>選択率が4.1%であ
った。
なお、反応液中の硫酸濃度は3.5Nであった。
比較例2〜5 チオ硫酸ナトリウムおよび硫化ナトリウムを第4表に示
した量を用いた以外は実施例2と同様に行った。結果を
第4表に示す。
第1表 第2表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、触媒担体の存在下に白金化合物をチオ硫酸塩または
    チオ硫酸塩とアルカリ金属硫化物により還元処理して調
    製したヒドロキシルアンモニウム塩製造用触媒。 2、請求項1記載の触媒の存在下に酸性媒体中で一酸化
    窒素を水素で接触還元することを特徴とするヒドロキシ
    ルアンモニウム塩の製造法。
JP63082031A 1987-09-22 1988-03-31 ヒドロキシルアンモニウム塩の製造法およびその触媒 Expired - Fee Related JP2668927B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63082031A JP2668927B2 (ja) 1987-09-22 1988-03-31 ヒドロキシルアンモニウム塩の製造法およびその触媒
EP88114540A EP0308719B1 (en) 1987-09-22 1988-09-06 Method for production of hydroxylammonium salt
DE8888114540T DE3867192D1 (de) 1987-09-22 1988-09-06 Verfahren zur herstellung von hydroxylammoniumsalz.
US07/446,665 US4992252A (en) 1987-09-22 1989-12-06 Method for production of hydroxylammonium salt

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23818587 1987-09-22
JP62-238185 1987-09-22
JP63082031A JP2668927B2 (ja) 1987-09-22 1988-03-31 ヒドロキシルアンモニウム塩の製造法およびその触媒

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01159056A true JPH01159056A (ja) 1989-06-22
JP2668927B2 JP2668927B2 (ja) 1997-10-27

Family

ID=26423066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63082031A Expired - Fee Related JP2668927B2 (ja) 1987-09-22 1988-03-31 ヒドロキシルアンモニウム塩の製造法およびその触媒

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4992252A (ja)
EP (1) EP0308719B1 (ja)
JP (1) JP2668927B2 (ja)
DE (1) DE3867192D1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4022853A1 (de) * 1990-07-18 1992-01-23 Basf Ag Platin-graphittraeger-katalysatoren und deren verwendung
DE4022851A1 (de) * 1990-07-18 1992-01-23 Basf Ag Platin-graphittraeger-katalysatoren und deren verwendung
DE19502580A1 (de) * 1995-01-27 1996-08-01 Basf Ag Verfahren zur Herstellung eines Hydrierungskatalysators
DE19614153A1 (de) * 1996-04-10 1997-10-16 Basf Ag Verfahren zur Herstellung eines Hydrierungskatalysators
DE102008012227A1 (de) * 2008-03-03 2009-09-17 Basf Se Regenerierung von Hydrierungskatalysatoren auf der Basis eines Platinmetalls
CN112934218B (zh) * 2019-12-10 2023-06-20 中国科学院大连化学物理研究所 一种铂炭催化剂和制备及其应用

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50103494A (ja) * 1974-01-14 1975-08-15
JPS5739821A (en) * 1980-08-21 1982-03-05 Tokyo Electric Co Ltd Lid opening and closing apparatus

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1088037B (de) * 1957-10-23 1960-09-01 Basf Ag Verfahren zur Herstellung und Regenerierung eines Spezial-katalysators fuer die Gewinnung von Hydroxylamin
CH395038A (de) * 1960-03-11 1965-07-15 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Platin-Träger-Katalysatoren für die Synthese von Hydroxylamin aus Stickoxyd und Wasserstoff
FR1550453A (ja) * 1967-11-10 1968-12-20
JPS5511377B2 (ja) * 1975-01-30 1980-03-25
US4136059A (en) * 1977-12-12 1979-01-23 United Technologies Corporation Method for producing highly dispersed catalytic platinum
SU916411A1 (ru) * 1980-04-10 1982-03-30 Boris M Grajver Способ выделения хлорида ίέτрамминдиоксиосмия (vi). из щелочного раствора осмия (viii)1
DE3108257A1 (de) * 1981-03-05 1982-09-16 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur herstellung von hydroxylammoniumsalzen

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50103494A (ja) * 1974-01-14 1975-08-15
JPS5739821A (en) * 1980-08-21 1982-03-05 Tokyo Electric Co Ltd Lid opening and closing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US4992252A (en) 1991-02-12
EP0308719B1 (en) 1991-12-27
JP2668927B2 (ja) 1997-10-27
EP0308719A1 (en) 1989-03-29
DE3867192D1 (de) 1992-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3253319B2 (ja) 白金/グラファイト触媒およびその使用方法
JPS595012B2 (ja) 燃料電池電極用プラチナ触媒の製造法
JP2575175B2 (ja) ヒドロキシルアンモニウム塩の製造方法
US3663166A (en) Platinum catalyst for the production of hydroxylamine
US3720755A (en) Process for preparing a solution containing hydroxyl ammonium phosphate
JPH09183614A (ja) ヒドロキシルアンモニウム塩の調製法
JPH07148431A (ja) 活性炭上白金を含有する硫化触媒及びその製造方法
JPH01159056A (ja) ヒドロキシルアンモニウム塩の製造法およびその触媒
JP2677663B2 (ja) ヒドロキシルアンモニウム塩の製法
US5236685A (en) Preparation of hydroxylammonium salts
JPH04227058A (ja) 白金/グラファイト触媒およびその使用方法
US3956469A (en) Process for preparing catalysts containing platinum metal
CA1043762A (en) Process for preparing platinum metal catalysts
US2245183A (en) Production of olefin oxides by cata
CA2269845A1 (en) Process for preparing hydroxylammonium salts
JPH09271667A (ja) 炭素含有触媒担体の製造法
US3966635A (en) Process for reactivating platinum catalysts used in production of hydroxylammonium salts
JP4976306B2 (ja) 触媒の再生方法
US5560895A (en) Method of use of a hydrogenation catalyst based on a platinum metal partially poisoned with finely divided sulfur
JPS61204039A (ja) 不活性化された被毒白金触媒の再生方法
US4048291A (en) Process for preparing hydroxylammonium salts
JPH07106991B2 (ja) 部分水素化方法
JP3244605B2 (ja) 粒度調整された貴金属炭素触媒
RU2530001C1 (ru) Платиновый катализатор, способ его приготовления, способ его регенерации и способ получения сульфата гидроксиламина
JPH0242541B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees