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JPH0115750B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0115750B2
JPH0115750B2 JP7400282A JP7400282A JPH0115750B2 JP H0115750 B2 JPH0115750 B2 JP H0115750B2 JP 7400282 A JP7400282 A JP 7400282A JP 7400282 A JP7400282 A JP 7400282A JP H0115750 B2 JPH0115750 B2 JP H0115750B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
orifice
electromagnet
rod
conductor plate
energized
Prior art date
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Expired
Application number
JP7400282A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58191380A (ja
Inventor
Kazuo Uematsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP7400282A priority Critical patent/JPS58191380A/ja
Publication of JPS58191380A publication Critical patent/JPS58191380A/ja
Publication of JPH0115750B2 publication Critical patent/JPH0115750B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • F16K31/08Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid using a permanent magnet
    • F16K31/082Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid using a permanent magnet using a electromagnet and a permanent magnet

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Electromagnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なガスバルブに係り、特に核融合
研究における高温プラズマ用中性ガス、またはX
線源として用いるプラズマガンの中性ガス入射装
置として、さらに人工衛星の姿勢制御や主推進に
用いるパルス型電気推進機の推進剤入射装置、ガ
スダイナミツクレーザーにおける中性ガス入射装
置、真空蒸着やスパツタリングにおける雰囲気調
整のためのガス入射装置など、あるいは一般のガ
スバルブ等であつて、速い立上り特性と長い開放
持続特性とを有するガスバルブに関する。
従来、この種のガスバルブは次のものが知られ
ている。第1図に示すごとく、スプリング1によ
りオリフイス2に押し付けられている電歪素子3
をスプリング1の力に抗して変位させて開放する
ようにしたピエゾバルブと称されているもの。第
2図に示すごとく、コイル4に印加するパルス電
流によつてロツド5に設けたデイスク6に誘起さ
れるうず電流と磁場のローレンツ力によりロツド
5をスプリング7に抗して押し上げてオリフイス
8を開くようにしたうず電流バルブと称されるも
の。そして、第3図に示すごとく、ロツド9の一
端側に設けたコイル10とコア11とから成る電
磁石の磁気力によりスプリング12に抗してロツ
ド9を引き上げてオリフイス13を開くようにし
た電磁バルブである。
しかしながら、ピエゾバルブは立上り時間が、
tr<500μSと比較的長く、変化量が微少であるた
め供給料が少なく、又温度変化に弱い。うず電流
バルブは高速応答を得ることができるが、過渡現
象を利用するものであるため開放時間の調整は困
難である。また、電磁バルブは開放時間は調整で
きるものの、立上り時間が遅く数msecを要する
といわれている。さらに、上記三つのバルブは共
にスプリングによりオリフイスを閉じているた
め、起動時の負荷が大きく高速性を損なうばかり
か、オリフイスを閉じるときシール部は強い衝撃
力を受けるために損傷しやすくバルブ寿命の主た
る要因となつている。
そこで、本発明者は従来のガスバルブにおける
問題点に鑑み、これを有効に解決すべく本発明を
創案するに至つたものである。
本発明の目的とするところは、電気入力に呼応
する立上り特性が急峻なガスパルスを得るととも
に任意の開放時間が得られ、且つ小型、軽量、省
力化が計れ寿命の長いガスバルブを提供するにあ
る。
本発明はかかる目的を達成すべく、高速応答を
特徴とするうず電流バルブと、バルブ開放時間を
任意に制御できる電磁バルブとを併用した構成を
基本としたものである。
即ち、ガス流路に連通するオリフイスを閉塞す
る場合にもスプリングを使用しないで電磁力によ
つて行なわせるために、オリフイスを形成してい
るオリフイス部を磁極とする一方の電磁石を形成
してある。そして、この一方の電磁石の磁極と相
対向する位置に磁極を有する他方の電磁石を形成
して、この一対の電磁石の磁極間にオリフイスを
開閉するロツドを介在させてある。ロツドは、永
久磁石を有し電磁石の通電によつて一方の電磁石
により反撥力を受けるとともに他方の電磁石によ
り吸引されて軸方向に移動してオリフイスを開く
一方、逆通電によつてこの移動とは反対方向に動
いてオリフイスを閉じるようになつている。上記
オリフイスの開放は、ロツドに対し一方側からの
電磁石(吸引力)のみならず他方側からの反撥力
も加わつているので高い速度上昇が望めるが、更
に高い高速性が要求されているのでうず電流方式
を付加すべく、ロツドに一体的にうず電流発生用
の鍔状の導体板を設けてある。そして、この導体
板のオリフイス側に導体板と対向して導体板にう
ず電流を発生させる制御コイルが設けられ、該制
御コイルにパルス電流を印加することにより導体
板に発生したうず電流による磁界とパルス電流に
よる磁界との反撥力でロツドを軸方向に移動させ
るようになつている。このバルス電流のタイミン
グは、上記電磁石の通電によつてロツドが移動し
はじめるオリフイスの開き始めに合わされ、電磁
力による軸方向の移動速度に上記反撥力による加
速を付与してロツドを高速移動させ、もつてオリ
フイスを瞬時に開くように構成したものである。
また上記構成に加えて、オリフイスの開放時に
おける速度のみならず閉塞時における速度をも高
速にし、且つこの高速によりもたらされる移動方
向側に存在する電磁石の電極との激突を回避する
ために、もう1個の制御コイルを導体板の反オリ
フイス側に設けてある。この追加された反オリフ
イス側の制御コイルとオリフイス側の制御コイル
とはパルス電流を印加するタイミングを異なら
せ、上記電磁石の通電によるオリフイスの開き始
めにオリフイス側の制御コイルを先ず付勢してう
ず電流を発生させロツドの軸方向の移動速度を加
速するとともに開き終りに反オリフイス側の制御
コイルを次に付勢して減速し、また、逆通電によ
るオリフイスの閉じ始めに上記反オリフイス側の
制御コイルを先ず付勢してロツドの反対方向の移
動速度を加速するとともに閉じ終りにオリフイス
側の制御コイルを次に付勢して減速するように構
成したものである。
以下、本発明に係るガスバルブの好適一実施例
を添付図面に従つて説明する。
第4図に示すごとくバルブケース15は上部が
開口した有底の筒体であり、側部に高圧ガス入口
16が底部に高圧ガス出口となるガス流路17が
設けられている。このガス流路17のオリフイス
18を形成したオリフイス部19は軟鉄等の強磁
性体から成形され、ケース15内に臨んで突設さ
れている。このオリフイス部19はケース15内
底部に設けられる一方の電磁石20aの一極とな
つている。即ち、突出したオリフイス部19を底
部中央に密接嵌合させ、上部中央に円形開口部2
1を形成した薄形の円筒形コア22と、このコア
22の内周面に配設したリング状のコイル23と
から成る一方の電磁石20aは、そのオリフイス
部19と円形開口部21とを磁極となしてケース
15内底部に収納されている。
バルブケース15の上部開口にはケース軸方向
に移動自在となるようにねじ24込み式のカバー
25が嵌め込まれている。このカバー25の内側
頂部であつて上記一方の電磁石20aの磁極、す
なわちオリフイス部19、円形開口部21と相対
向する位置に磁極を有する他方の電磁石20bが
設けられている。この他方の電磁石20bは磁極
を軸方向に向けた柱状コア26と、このコア26
の外周に配設したコイル27とから成り、上記一
方の電磁石20aの磁極と対向する磁極面が円錐
軸受部28となるべく凹面加工されている。この
ように対向して設けられた一対の電磁石20a,
20bは、そのコイル23,27が直列接続され
ているとともに、通電によりオリフイス部19と
円錐軸受部28とに同極性の磁極を形成せしめ、
かつこの磁界を強力なものとし、また周波数応答
を高めるために上記円筒形コア22及び柱状コア
26をフエライトで成形してある。
相対向する磁極となるオリフイス部19と円錐
軸受部28との間には、カバー25を最大にねじ
込んだときに形成される両部間の間隔距離よりも
若干短か目なロツド29がその軸方向を磁極に向
けて遊動自在に介設されている。このロツド29
の両端は同方向で且つ軸方向に着磁された永久磁
石30で構成されており、オリフイス側の永久磁
石30aはオリフイス部19を臨むように円形開
口部21から円筒形コア22内へその一部が挿入
されてその先端にシール材31が貼着されてい
る。また、反オリフイス側の永久磁石30bはそ
の先端が上記円錐軸受部28の凹面に対応すべく
凸面加工されている。従つて、電磁石20a,2
0bの通電により、オリフイス部19がこれと対
向する永久磁石30aの先端磁極の極性と同極性
になれば永久磁石30aに反撥力を付与する一
方、円錐軸受部28がこれと対向する永久磁石3
0bの先端磁極の極性と逆極性となるから永久磁
石を吸引するので、ロツド29は反オリフイス側
の軸方向へ移動しオリフイス18を開く。また、
電磁石20a,20bのコイル23,27に逆方
向に通電すると、反対にオリフイス部19は永久
磁石30aを吸引し、円錐軸受部28は永久磁石
30bに反撥力を与えるからロツド29は逆方向
に移動してオリフイス18を閉塞することとな
る。この場合、一方の電磁石20aの磁極である
円形開口部21は、オリフイス側の永久磁石30
aの外周を囲繞しており、この永久磁石30aに
径方向の反撥力を付与してロツド29の径方向の
ずれを規制するので、ジヤーナル軸受としての機
能を有する。また、他方の電磁石20bの円錐軸
受部28もその凹面に発生する磁界の径方向の成
分が反オリフイス側の永久磁石30bに径方向の
反撥力を与えるのでジヤーナル軸受の機能を発揮
する。
上記ロツド29の高圧ガス入口16を臨むほぼ
中央部にはうず電流駆動を受けるアルミニウム製
の鍔状の導体板32が一体的に設けられている。
導体板32の形状は後述する反撥力を均一に受け
るように円形が望ましい。この導体板32のオリ
フイス側、すなわち導体板32と一方の電磁石2
0aとの空間部には、パルス電流の印加によつて
導体板32にうず電流を発生させるオリフイス側
の制御コイル33aがロツド29外周に沿つて配
設されている。34は制御コイル33aをケース
15内に固定するための固定部材である。また、
導体板32の反オリフイス側、すなわち導体板3
2と他方の電磁石20bとの間であつて、カバー
25下部の空間部にも、同じく導体板32にうず
電流を発生させる反オリフイス側の制御コイル3
3bがロツド29外周に沿うように配設されてい
る。これらの制御コイル33a,33bは必ず時
間差を有するパルス電流で付勢され、同時には付
勢されないようになつている。従つて、オリフイ
ス側の制御コイル33aが付勢されると、制御コ
イル自身が発生する磁界とこの磁界により導体板
32に発生するうず電流が形成する逆方向の磁界
とが反撥することとなつて導体板32に反オリフ
イス側の軸方向の力を付与する。逆に、反オリフ
イス側の制御コイル33bが付勢されると導体板
32はオリフイス側への力を受けることとなる。
なお、図中35及び36は他方の電磁石20b
及び反オリフイス側の制御コイル33bをそれぞ
れカバー25内に固設するための固定部材であ
り、オリフイス側の固定部材34及びバルブケー
ス15とともに非磁性体又は弱磁性体材料を使用
してある。
以上の構成よりなる本ガスバルブの作用につい
て述べる。
先ず、他方の電磁石20bと反オリフイス側の
制御コイル33bを一体としたカバー25を回動
し軸方向に移動させることにより、オリフイス部
19の先端と静止位置におけるロツド29端部す
なわち永久磁石30aとの隙間hを変化させ予め
流量調整を行なう。この流量調整は、仮運転中で
もあるいは運転中においても行なうことができ
る。次いで、双方の電磁石20a,20bのコイ
ル23,27に通電し一定電流を流しておく。こ
こで、この電流Iaの方向は、永久磁石30a,3
0bの着磁を第4図に示すごとく仮定した場合、
オリフイス側の永久磁石30aが吸引され反オリ
フイス側の永久磁石30bが反撥力を受けるよう
な向きに設定し、これを負電流とする。従つてロ
ツド29はオリフイス側へ移動してオリフイス1
8を閉塞する。そして、第6図aに示すごとく電
流の方向を正電流に反転させると、オリフイス部
19はN極からS極に変わつて永久磁石30aに
反撥力を付与し、円錐軸受部28も同様にN極か
らS極に変化して永久磁石30bに吸引力を与え
る。この反撥、吸引力によりロツド29は反オリ
フイス側へ軸方向に移動し始める。このとき、即
ち電流反転と同時に、あるいは少し遅れてオリフ
イス側の制御コイル33aに第6図bのごときパ
ルス電流Ibを引加し導体板32に瞬間的に反撥力
を付与せしめロツド29の移動速度を加速する。
すなわち、電磁石20による場合のみでは第6図
aのごとく電流の立上りが遅くオリフイス18の
開き具合も徐々になされるのでガス流路17から
流出するガス流はその立上りに時間を要するのに
対し、高速応答性の優れたうず電流が相乗的に加
わるのでオリフイス18は瞬時に開きガス流路1
7から立上りが急峻なガス流が噴出することとな
る。
加速されたロツド29はそのまま放置すると他
方の電磁石20bの円錐軸部28に激突すること
となるが、円錐軸部28に到達する直前に反オリ
フイス側の制御コイル33bに第6図cのごとく
パルス電流Icを印加し導体板32に反移動方向に
制動力を与え衝突による衝撃をやわらげる。減速
されたロツド29は円錐軸受の作用により横振れ
することなく円錐軸受部28中央に引き寄せら
れ、一定電流で励磁されている他方の電磁石20
bによりその円錐軸受部28に吸着保持され、も
つてオリフイス18からは一定流量のガスが吐出
する。従つて、ロツド29は開き始めの急速移動
にも拘らず開き終りに加速と同程度の減速を受け
るので反オリフイス側の永久磁石30bおよび円
錐軸受部28を保護しこれらの寿命を向上するこ
とができる。また、この間のロツド29移動は一
方の電磁石20aの円形開口部21及び円錐軸受
部28が径方向の振動を規制するので円滑かつ直
線的に行なわれ高速性を助長することができる。
次に、任意の時間を経た後、第6図aに示すご
とく再び電磁石20の電流Iaを負電流に反転させ
るとロツド29はオリフイス側方向に移動する磁
気力を受ける。この閉じ始めに上述の制御コイル
33a,33bの付勢順序とは逆に、今度は第6
図cのごとく先ず反オリフイス側の制御コイル3
3bを付勢してロツド29を加速する。次いでロ
ツド29がオリフイス部19に到達する寸前に、
同様にして制御コイル33aを第6図bのごとく
付勢してロツド29の加速移動を減速し、電磁石
20aによりロツド29をオリフイス部19に吸
着せしめ、もつてオリフイス18を閉塞する。従
つて、ガス流の立下り時間も立上り時間と同様に
可及的に速くすることができ、矩形波に近いガス
パルスを得ることができる。また、オリフイス部
19に対する衝撃を回避し得るので、突出してい
るがゆえに従来最も壊れ易かつたオリフイス部1
9の寿命を可及的に向上させることができ、さら
に永久磁石30aに設けたシール材31を保護で
きるので、リークを防止し得バルブ寿命を延長で
きる。
一方、ロツド29の両端を永久磁石30a,3
0bとしたことにより中間部は非磁性体でもよ
く、かつロツド29は衝撃力を受けないので構造
材強度に対する制限を緩和できて非金属材料の使
用も可能となり、この結果材料比重を小さくでき
ロツド29の軽量化に役立ち、もつて高速応答性
あるいは省力化を一層促進することができる。ま
た、オリフイス部19を軟鉄等の強磁性体で成形
してあるので、ロツド29先端の永久磁石30a
は電磁石20aに負電流が流れている場合は勿論
のこと非通電時であつても磁気的吸引力によりオ
リフイス18を確実に閉塞保持することができ
る。かかる磁気的吸引力は、従来のスプリングに
よる閉塞保持と比較して、電磁石20aを逆極性
にすることにより完全に零とすることができ開放
時に抵抗力として残存し続けることがないので、
負荷が少なくなり高速化並びに省力化に役立つ。
更に、カバー25の回動によりロツド29静止
位置の制御を行ないオリフイス18とロツド29
との隙間hを変化させて任意の流量調整を行なう
ことができ、また、カバー25の回動をモーター
ドライブ等の機構により電気的に制御することも
可能となる。
以上要するに本発明によれば次のような優れた
効果を発揮する。
(1) 高速応答を特徴とする渦電流方式とバルブ開
放時間を任意に制御できる電磁石方式とを併用
した構成とすることにより従来のガスバルブと
比較して、より矩形波に近いガスバルブを発生
することができる。
(2) 同一方向に磁気力を発生する電磁石間に永久
磁石を有するロツドを介挿したので、ロツドに
オリフイスの開閉の際吸引力のみならず同一方
向の移動速度を促進する反撥力が加わるととも
に、従来のように開放の際のスプリングの抵抗
がないので高速応答性が増加し、電力の省力化
が計れる。また、閉塞は磁気力の吸着力で行な
われているのでオリフイスのシール効果を高め
ることができる。
(3) オリフイスの開き始めにロツドの軸方向の移
動速度を加速する制御コイルを設けたことによ
り、オリフイスから吐出するガス流の立上りを
急峻にすることができる。
(4) ロツドの導体板の両側に制御コイルを設けオ
リフイスの開閉に際して加速と減速を時間差を
与えてロツドに付与するようにしたので、立下
りも急峻となるばかりか、加速による磁極への
激突を回避することができて、より理想的なガ
スパルスを得られ、かつバルブ寿命の延長が計
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は従来のガスバルブ構造を示
す断面図、第4図は本発明に係るガスバルブの好
適一実施例を示す縦断面図、第5図は同要部の拡
大図、第6図は同作動説明図である。 なお、図中17はガス流路、18はオリフイ
ス、19はオリフイス部、20aは一方の電磁
石、20bは他方の電磁石、28は他方の電磁石
の磁極となる円錐軸受部、29はロツド、30
a,30bは永久磁石、32は導体板、33aは
オリフイス側の制御コイル、33bは反オリフイ
ス側の制御コイルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガス流路に連通するオリフイスを形成したオ
    リフイス部と円形開口部とを磁極とする一方の電
    磁石と、上記磁極と相対向する位置に磁極を有す
    る他方の電磁石と、これらの電磁石の磁極間に介
    挿され該電磁石の通電で一方の電磁石により反撥
    され他方の電磁石により吸引されて軸方向に移動
    して上記オリフイスを開き、且つ逆通電で反対方
    向に移動して上記オリフイスを閉塞する永久磁石
    を有するロツドと、該ロツドに一体的に設けた鍔
    状の導体板と、該導体板のオリフイス側に導体板
    と対向すべく設けられ、パルス電流の印加で導体
    板にうず電流を発生させる制御コイルとを備え
    て、上記電磁石の通電によるオリフイスの開き始
    めに上記うず電流を発生させこの発生したうず電
    流による磁界とパルス電流による磁界との反発力
    でロツドの軸方向の移動速度を加速するように構
    成したことを特徴とするガスバルブ。 2 ガス流路に連通するオリフイスを形成したオ
    リフイス部と円形開口部とを磁極とする一方の電
    磁石と、上記磁極と相対向する位置に磁極を有す
    る他方の電磁石と、これらの電磁石の磁極間に介
    在され該電磁石の通電で一方の電磁石により反撥
    され他方の電磁石により吸引されて軸方向に移動
    して上記オリフイスを開き、且つ逆通電で反対方
    向に移動して上記オリフイスを閉塞する永久磁石
    を有するロツドと、該ロツドに一体的に設けた鍔
    状の導体板と、該導体板のオリフイス側及び反オ
    リフイス側に導体板と対向すべく設けられ、時間
    差を与えられたパルス電流の印加で上記導体板対
    向面に前後してうず電流を発生させる制御コイル
    とを備えて、上記電磁石の通電によるオリフイス
    の開き始めに上記オリフイス側の制御コイルを付
    勢してうず電流を発生させロツドの軸方向の移動
    速度を加速するとともに開き終りに反オリフイス
    側の制御コイルを付勢して減速し、逆通電による
    オリフイスの閉じ始めに上記反オリフイス側の制
    御コイルを付勢してロツドの反対方向の移動速度
    を加速するとともに閉じ終りにオリフイス側の制
    御コイルを付勢して減速するように構成したこと
    を特徴とするガスバルブ。
JP7400282A 1982-04-30 1982-04-30 ガスバルブ Granted JPS58191380A (ja)

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JP7400282A JPS58191380A (ja) 1982-04-30 1982-04-30 ガスバルブ

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JPS58191380A JPS58191380A (ja) 1983-11-08
JPH0115750B2 true JPH0115750B2 (ja) 1989-03-20

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JP2010538221A (ja) 2007-09-07 2010-12-09 マイクロシス・テクノロジーズ,インコーポレーテッド 高速開放および高速ガス流が可能なガスバルブ

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JPS58191380A (ja) 1983-11-08

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