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JPH01112382A - ひびわれ画像データ処理方法 - Google Patents

ひびわれ画像データ処理方法

Info

Publication number
JPH01112382A
JPH01112382A JP62270017A JP27001787A JPH01112382A JP H01112382 A JPH01112382 A JP H01112382A JP 62270017 A JP62270017 A JP 62270017A JP 27001787 A JP27001787 A JP 27001787A JP H01112382 A JPH01112382 A JP H01112382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crack
line
determined
starting point
line segment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62270017A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Maruyama
達也 丸山
Toshihiko Fukuhara
敏彦 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP62270017A priority Critical patent/JPH01112382A/ja
Priority to US07/378,522 priority patent/US5046115A/en
Priority to AU26064/88A priority patent/AU600185B2/en
Priority to PCT/JP1988/001087 priority patent/WO1989004018A1/ja
Priority to EP19880909386 priority patent/EP0342242A4/en
Publication of JPH01112382A publication Critical patent/JPH01112382A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、路面計測によって得たひびわれ画像データ
を認識し、ひびわれに対応する線ヒゲメン]・を抽L1
4することによりひびわh発生率等の解析結果を出力す
るまでの一連の処理の効率化に関する。
〔従来の技術] 道路の傷み具合を評価する路面の性状としては、わだち
拙れ、KL11i凹凸、ひびわれの3要素があり、従来
、目視確認によって行なわれていたこれらの計測を自動
化するために各種提案がなされている。
これらの自動化技術では、測定方式としてはスリブ]・
カメラ1J式(特公昭6l−281915Q公報)と、
レーリ”受光方式(15願昭58−2295630、特
願)+fl 59−233023丹)とが主流となって
おり、囮像ノ」メラやレーザ発振其a3よび受光水子等
を車両に搭載し、該計測車が道路を走行することにより
、路面画像データを白9h測定するようにしている。そ
して、これらの提案で・は、路面胴側の際に得た路面画
像データを例えばビデオテープレコーダ(V T R)
等のデータレコーダに記録しておき、その後、この記録
データを解析することにより路面5T価を行なうJ:う
にしている。
ところで、かかる記録データのY(4v7.の際、従来
は、人間による[ニタ表示画面どの対話によって路面1
f価を行なうようにしている。すなわち、レーザ方式を
例にとれば、路面画像データが記録されたテープを再生
機を介してモニタ上に表示し、該表示画面に格子状のメ
ツシュをかけることにより表示画面を複数の正方領域に
分割し、各分1111領域内のひびわれの有無を人間が
目視判断し、その判断結果を例えば○、X等で仕切り線
を伺した方眼状の記録用紙に記入するようにしている。
そして、最終的には、該記録用紙を参照して、ひびわれ
発生率(−ひびわれのあるメツシュ枚/総メツシュ数)
等の評価結果を口出り−る。
〔発明が解決しようとする問題点) このように、従来方法においては、人間がモニタ表示画
面を目視判断することにより、路面画像データに含まれ
る、ひびわれデータを解析処上甲するようにしているた
め、データ処J11!速痘が遅い。
目視確認による誤判定が5”a ’、Lする、笠の問題
sj1を有していた。
この発明はこれらの大間に鑑みてなされ!ζもので、ひ
びわれ画像データの解析処理をコンピュータを用いて仝
て自動化り=ることにより、データ処理の高速化および
正確化を図るようにしたひびわれ画像データ処理方法を
提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段) そこでこの発明では、路面データが記憶された画像メ七
りを複数の領域に分割し、これら複数の分に1領域のな
かから選択した一部の所定の分割領域にひびねれデータ
が存在す′るか否かを各別に判定し、ひひわれが存在す
ると判定された領域を追跡起点として選定し、該選定し
た起点η1域からひびわれに夕・j応ケる線レグメンI
・をイれぞれ抽出するどどもに、抽出された線ゼグメン
トの線IJ向に基づき次の追跡方向を決定し、この追跡
方向に有る隣接分7.11領域にひびわれが存在するか
否かを判定し、ひびわれが有ると判定された領域で線セ
グメントの抽出を行なうといった一連の追跡・抽出処理
を各起点毎に追跡が終了するまで反復して実行するJ:
うにしている。
(作用) すなわらこの光明では、まず、分割領域全部分的に探索
することにより、追跡のための起点を選定する。そして
、該選定した起点を始点として前述の追跡および線セグ
メン1〜抽出処理を繰返し実行することにより、所定領
域内に含まれるひびわれを線セグメントの組合わせとし
て抽出するようにしている。
〔実施例〕
以下、この光明を添付図面に示す実施例にしたがって詳
細に説明する。
第2図にこの発明を実施するための構成例を示す。第2
図にJ3いて、ご−fΔ7−ブ1にはレーザ方式を用い
た路面目測中によって測定した路面画像データが記録さ
れている。変換モジュール2は、ビデオテープに記録さ
れた路面画像データを例えばlll1m×11I111
1の画素単位で8ビアh(256階調)にQ子化し、こ
れを磁気デーゾ3に出込む。なお、レーザ方式を用いて
得られたひびわれデータというのは、シャドウ作用によ
って白から黒の階調画像として表現されるてJ3す、ひ
びわれの有るところは黒(lit!i調O)、ひびわれ
の無い路面(よグレー、白のセンタライン等は白く階3
112255)として表わされる。
コンピュータ4は、磁気テープ3からフレーム単位に転
送されるひびわれデータを記憶する画像メモリをイ」し
ており、このひびねれデータを上述する態揉でデータ処
理し、その処理結果をプリンタ5に出力したり、モニタ
6上に表示したりする。
なJj、この場合、データ処理手順のなかの線セグメン
ト抽出処理(後述する)は専用のプロセッサ7によって
実行するようにしでいる。
以下、この光明にかかる7゛−タ処即手順の一例を第1
図に示すフローブヤート等を参照して順に説明1Jる。
まず、コンピュータ4は磁気7−13に記録している路
面ひびわれデータを同コンピュータ内の画像メモリにフ
レーム単位(例えば512×512画素)に転送させ(
ステップ100)、該転送された画像データについて以
下の解析処理をフレーム単位に実行する。
次にコンピュータ4は第3図に示す1フレーム求め、該
平均値D を用いて、次の起」j1探木処叩で用いるひ
びわれの右前判定用のしきい値0を求める(ステップ1
10)。
次に、コンピュータ4(ま、転送された1フレ一ム分の
画像データにス・1し、例えば第3図に示づような16
X16の正方スリットをかけ、これらスリットで画像を
16X16の正方スリット領域に分割する(ステップ1
20)。この場合、1スリツト領域には32X32画木
の画像データが含まれることになる。
コンピュータ4はこのように分割した画像う“−タにつ
いて、まず、ひびわれの′″起S、π探索″を実行する
。この起点探索は次の追跡処理(上述する)のための始
点を探索するためのものであり、この起点探索処理にJ
3いては1、全てのスリット領域でひびわれの有無を確
atするのではなく、第3図の矢印■、■、■、■が交
差するスリット領域でのみ、矢印の方向に、かつ■、■
、■、■の順にひびわれの有無を判定する。
すなわち、コンピュータ4は各領域で第4図に示すよう
な、階調度と画素数との関係からなるヒストダラムを求
め、該ヒストダラムに基づき前記しきいhliδ以下に
存在する画素数N(第4図のハツチング部分に対応)を
各スリンl−領域毎に求める。そして、コンピュータ4
は、この個数Nが所定の設定個数Na以上のときはひび
ねれ有りと判定し、NくNaのときはひびわれ無しと判
定する(ステップ130)。
この考え方というのは、通常ひびわれはスリット内を第
5図(a)に示すように横切っているので、ひびわれが
スリット領域(32×32)内に存在するときは、濃度
O(黒に対応)に近いご度データを持つ画素が少なくと
も所定値Na<例えば36)以上存在するという理由に
基づいており、このためこの実施例ではスリット内のヒ
ストグラムを作り、このヒストグラムを当該フレーム内
の平均値(または中央値でもよい)等から決定したしき
い値δでしきい値処理ケることにより、該しきい値δ以
下の画素数Nを求め、これを所定値Naと比較すること
によりひびわれの有無を判定している。また、第3図に
示すように、起点探索領域を部分的に制限するようにし
たのは、ひびわれは通常ある程度の長さを持っているた
めであり、第3図の矢印■、■、■、■に対応する領域
に網を張っておけば、いずれかのスリット領域で起点を
検出することができる。
次に、コンピュータ4は前述の起点探索処理によって起
点(ひびわれ)有りと判定された各スリン!・領域で線
セグメントの抽出処理を行なう(ステップ140)。す
なわら、この線セグメント抽出処理においては、成るス
リンl−領域に例えば第5図(a>に示すようなひびわ
れパターンLPが存在している場合、これを同図(b)
に示すような矩形状の纏セグメントパターンSGとしで
抽出し、その抽出結果を同図(C)に示すように、線幅
W、線長し1線方向θ、線セグメントの座標(点PO”
−P4の座標で特定)、線セグメントSGの尾根線SL
の座標(点Qo、Q1の座標で特定)として出力する。
なお、上記線セグメントの抽出処理には、特願昭61−
12490丹の線状パターン認識方法の技術を用いてい
るので、第6図を用いて、その認識方法の一部概略を簡
単に説明しておく、このル名識方法によれば、第3図と
同球に画像データを複数のくこの場合4×4)正方スリ
ブl−領域に分割し、各スリンl−領域のX方向および
X方向についての投影波形を求める(第6図(a)。
(b))。この際の投影波形値Sx、S、としては、投
影方向の画素列(n’)のe度データの平ようにする 次に、各スリット領域の領域中心を回転中心としてスリ
ットをO・−90度の範囲で所定角1αずつ順次回転し
、各回転角度毎の投影波形を求める。
この回転したスリン1投影彩波形を求める方法としでは
、画像を固定してスリットを回転する方法と、スリット
を固定して画像を回転させる方法とがある。
このようにして、各回転角度毎の投影波形を求めるよう
にすると、線状パターンLPに沿った方向の投影波形番
よ、第6図(C)に示づようにある所定の角度O回転し
たときにそのピーク飢1〕が最大となり、これにより線
状パターン存在方向0を求めることができる。
次に、線状パターンの線幅Wは例えば第6図(C)に示
す如く投影波形を所定のしきい値”hdlでしきい値処
理したときのピークの切線の長さWをもって線幅とする
次に、線状パターンの長さしは第6図1>に示すように
スリット領域を幅1ノ向にのみ既にIJられたクラック
幅Wに制限し、該制限されたスリット領域について投影
波形を求め、あるじさ゛い値Thd2でしさ・い値処理
することでスリット領域中に含まれる線長りを決定する
。これは、単なる正方スリットでは、線に沿った方向の
波形は、線のピークが明瞭に現れるが、1鴎の方向の波
形ではピークのコントラス1へが低くなるためである。
このようイ【投影波形解析を行なうことににす、1つの
スリット領域に含まれる線状パターンを第6図(e)に
示すように幅W、長さし、方向0笠が既知の矩形パター
ンとして認識することができる。これを線セグメントと
呼ぶ。そして、このような処1!luを第6図(a)の
各メツシュ領域について行なうと、各メツシュ毎に線状
パターンを幅W、長さし、方向θが既知である線セグメ
ントとして抽出することができる。
ずなわら、かかる起点探索処理においては、矢印■、■
、■、■にしたがって、起点の有無判定→線セグメント
抽出を反復することにより、当該フレーム内の追跡起点
を選定する。
そして、コンピュータ4はこのような起点探索処理によ
って選定したスリット領域に対し連番を付け(ステップ
160)、この番丹順に以下の゛追跡処理″を実行して
いく。
まずNo、1の起点のスリン]・領域で抽出した線セグ
メントの線方向0に基づき追跡方向を決定する(ステッ
プ170.180)。この追跡方向の判定は、例えば第
7図のようにして行なう。
すなわち、第7図にJ3いて、部分ハツチングが施され
た真中のスリットを追跡元のスリン]・とすると、線方
向0が第7図(a>に示すように0°≦θ≦23°、1
58°≦0≦179゛のときには、実線および破線矢印
で示す、真上、真下を除く6つの隣接スリットへ追跡を
行なう。なお、この場合、左側の3スリットから真中の
スリットへ追跡が行なわれていた場合は実線矢印で示す
右側の3スリット領域へのみ次の追跡を行ない、右側の
3スリットから真中のスリットへ追跡がなされていた場
合は破線矢印で示す左側の3スリット領域へのみ次の追
跡を行ない、さらに真下J3よび真上のスリットから真
中のスリットへ追跡が行なわれてきた場合は実FA J
3よび破線矢印で示す6つのスリット領域へ次の追跡を
行なう。また、これと同様に、0が24°≦0≦68°
のときには、第7図(b)に示すように、右下、左上を
除く6スリツト領域、実線矢印で示ず3スリツト領域お
よび破線矢印で示す3スリブ1〜語域のいずれかに次の
追跡を行ない、69°≦θ≦112°のときには同図(
C)に示すように、右、左のスリットを除く6スリツ1
〜領域、実線矢印で示す3スリット領域J3Jζび破線
矢印で示す3スリツト領域のいずれかに次の追跡を行な
い、さらに113°≦0≦157°のときに(よ同図(
d)に示ザように、右上、H下を除く6スリツト領域、
′7′線矢印で示す3スリット領域および破線矢印で示
′Lj−3スリット領域のいずれかに次の追跡を行なう
次に、コンピュータ4はこのようにして決定した追跡方
向の隣接スリット領域内にひびわれが実際に存在ザるか
否かを前記第4図で示した判定方式を用いて判定し、ひ
びわれ有りと判断された当該スリット領域でのみ前述の
投影処理を用いて線セクメントを抽出する(ステップ2
10)。なお、第8図に示す如く1回の追跡で2スリッ
ト領域以上ひひわれがあると判定された場合は「分岐1
と711定し、ひびわれが有る各領域で線セグメントの
抽出を行なう(ステップ230)。追跡方向の1つのス
リン!・領域でしかひびわれが検出されない場合は分岐
なしと判断し、ひびわれが右る1スリット領域でのみ線
セグメントの抽出を行なう(ステップ210)。
コンピュータ4は、このような追跡処理を、追跡領域が
1フレーl\の端部領域まで辻する、または追跡方向に
ひびわれが存在しなくなるまで繰返し実行することによ
り、NO,1の起点を始点とする追跡および線セグメン
ト抽出!Iu 1!J!を実行する。そして、この追跡
が終了するど(ステップ220)、コンピュータ4は抽
出した線セグメントの情報(0,W、L、ゼグメンI−
座標、尾根線座標など)およびスリット連結情報(隣接
するスリット間で線セグメントが連結しているか否かを
示す情報:この場合、隣接スリットで双方クラック有り
のときは連結し−(いると判断する)をメモリに記・眠
しくステップ240> 、その後次のNO12の起点に
ついて面像同様の追跡Jりよび線セグメント抽出処理を
実行する(スゲツブ250)。そして、仝起jj1につ
いCの追跡、仙゛出処Jffjが終了するとくステップ
260)、コンピュータ4はこれら線セグメント情報お
よびスリット連結情報などを用いて当該フレーム(51
2x512)の路面に存在するひびわれの発生率、ひび
われの長さ等の評価データをp出する(ステップ270
)。このようにして、コンピュータ4は当該フレームに
ついてのデータ処理を終了した後、磁気テープ3から再
び次のフレームの路面データを転送しくステップ280
) 、以下前記同様にしで、次のフレーム内のデータ処
理を行なう。
第9図は、このような追跡J3よび線セグメント抽出処
理の一例を示づ−ものであり、この場合はNo、1とN
o、2の2つの起点から追跡、抽出処J!J!が実行さ
れている。
このように、この実施例においては、仝スリット領域で
線セグメントの抽出処理を行なうのではなく、起点探索
→追跡方向判定→ひびわれの有無判定→線セグメント抽
出→追跡方向判定→ひびわれの有無判定→線セグメン]
・抽出→・・・から成る一連の処理を実行することによ
りひびわれ画像に対応する線セグメント情報を得るよう
にしたので、線セグメントの抽出回数が大幅に削減さt
し、データ処理速度を大幅にアップザることができる。
1第10図に、この発明の他の実施例を示す。こ′の第
10図のフローチセ−1・は先の第1図のフ【]−チャ
ートのステップ210とステップ220との間にステッ
プ212、ス戸ツブ214 d3よぴステップ216を
追加挿入したしのであり、この部分のみが先の実施例と
異なる。
すなわら、この第10図に示す処理手順にd3いては、
前記実施例同様、追跡スリット領域を第7図に示す態様
で決定しくステップ180)、該決定したスリット領域
でひびわれの存在を判定しくステップ190> 、該判
定結果に基づき線ログメントの抽出処理を行なった後に
(ステップ210.230)、次のようなノイズ除去処
理および連結性判定処理を実行する。
まず、抽出した線セグメント情報の線長[、線幅WS線
方向θに基づきノイズ除去を行なう(ステップ212)
。すなわち、ステップ210や230で抽出された線セ
グメンI−のうちで、ひびわれに対応するものは、線長
しはある程度長く、線幅Wはあまり太くなく、かつ隣接
セグメントどの相対角1式についてもある程度の直線性
を持っている。これとは逆にノイズに対応する線セグメ
ントは第11図に示すように、長さLが短かく、幅Wが
太く、かつ隣接セグメントとの相対角度についても方向
性を持っていない。したがって、これら判定パラメータ
値、L、W、θにそれぞれ適当なしきい値を設定し、こ
れらの各しきい伯条件を満足しないものを振り落とすこ
とにより、ノイズ成分を除去することができる。
次に、コンピュータ4はこのノイズ除去処j11!で残
った線セグメン(・の連結性を判定する。ケなわも、上
記ノイズ除去処理で残った線セグメント(よ必ずしもひ
びわれデータとは限らず、ノイズ成分であることもある
。そこで、ひびわれデータは隣接スリット間で連結して
いるという性質を用いて上記ノイズ除去処理では取り除
くことができなかったノイズ成分を除去する。
連結性の判定は次のようにして行なう。すなわち、隣接
セグメン1−が第12図に示すように連結している場合
は簡単に連続性を判定することかできるが、線セグメン
トの抽出結果には、第13図(a)に示すように、実際
にはひびわれがスリットを横切っているのにスリットの
四線にかからなかったり、あるいは第13図(b)に示
すように、スリットの四線からはみ出してしまうものが
ある。
<1お、線セグメン1−がスリットの四線からはみ出し
てしまうのは、スリットまたは画像を回転して投影波形
を求める、あるいは、投影波形にピークfifiP(第
6図(C)参照)が存在する場合は倍lナイズ(64X
64)のスリン1〜@用いて聞良1線はグメンi・の抽
出処理を行なうこと等を原因どじている。
このため、このような場合は、第14図に示すように、
抽出した枳セグメントの尾根FAS]−を延長したり、
縮めたりして、これらR+l線SLど両スリットの境界
線どの交点co、c1を求め、これら交点eo、e1間
の距離σを求める。イして、この距離σがある所定値σ
 以内に収まっていれば連続していると判断し、σ〉σ
 のとぎは不運C 続であると判定する(ステップ214)。
そして、この判定によって、連結性が判定された場合は
、当該線セグメン1−がひびねれデータであると判断し
、以下当該線ヒグメントの線方向θに基づく追跡処11
!!を実行していく。しかし、上記判定で、不連続が確
認された場合は、当該線セグメントをノイズとして除去
しくステップ216)、この線セグメントを追跡元とし
たこれ以降の追跡は行なわないようにする。この後の処
理は先の実施例と同様であり、重複する説明は省略する
すなわらこの実施例では、抽出した線セグメントから雑
音成分を除去し、ひびねれデータに対応する線セグメン
トのみに基づく追跡を実行させるようにしたので、不要
な線セグメント抽出処理が実行されるのを防止すること
ができ、ひびわれニ2識率を向−トさせ、誤認識を少な
くすることができる。
〔発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、ひびわれデータ
の抽出処理を全て自動化するようにしたので、誤判断が
少なくなり認識率を向上できるとともに、人員削減によ
る低コスト化を実現できる。また、追跡処理を採用する
ことにより全領域でセグメント抽出を行なわないように
しているので、データ処理速度を大幅にアップさせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すフローチャート、第
2図はこの発明を実施するためのMり成例を示すブロッ
ク図、第3図は起点探素処理の一例を説明するための説
明図、第4図はひびわれの有無の判定方法を説明するた
めのグラフ、第5図は線セグメントの抽出過程を説明り
−るだめの図、第6図は第5図をさらに詳細に説明する
ための図、第7図は追跡処理を説明するための図、第8
図は分岐の一例を示す図、第9図は1フレームにJ3け
る線セグメントの抽出結果を示す図、第10図はこの発
明の他の実施例を示すフローヂャーI・、第11図はノ
イズの線セグメント抽出結果の一例を示す図、第12図
J3よび第13図はそれぞれ各種、腺セグメントの抽出
結果を示す図、第14図は連続性判定方法を説明するた
めの図である。 1・・・ビfオテーブ、2・・・変換モジュール、3・
・・磁気テープ、4・・・コンピュータ、5・・・ブリ
ンク、6・・・−しニタ、7・・・線セグメント抽出プ
ロセッサ、L P・・・ひびわれパターン、SG・・・
線セグメント。 CF) 第1図   dD 第3図 N 第4図 (C) 第5図 第6図 0°5eS23°、+58”!e’+79°     
24°≦e := s8゜(α)(b) 69“≦θ≦412”        113’5θ≦
157’(C)             (d)第7
図 No、2 第8図    第9図 (i 第11図 第12図 第14図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮像した路面データを所定単位ずつ画像メモリに
    記憶し、該記憶された路面データからひびわれデータに
    対応する線セグメントを抽出するひびわれ画像データ処
    理方法において、 前記画像メモリを複数の領域に分割し、これら複数の分
    割領域のなかから選択した一部の所定の分別領域にひび
    われデータが存在するか否かを各別に判定し、ひびわれ
    が存在すると判定された領域を追跡起点として選定し、
    該選定した起点領域からひびわれに対応する線セグメン
    トをそれぞれ抽出するとともに、前記選定した起点領域
    を始点として以下の追跡処理を各起点毎に行なうように
    したことを特徴とするひびわれ画像データ処理方法。 (a)前記抽出した当該起点領域の線セグメントの線方
    向に基づき次の追跡方向を決定する。 (b)該決定した追跡方向に有る隣接分割領域にひびわ
    れデータが存在するか否かを判定し、ひびわれが有ると
    判定された領域でのみ線セグメントの抽出処理を行なう
    。 (c)該抽出された線セグメントの線方向に基づき次の
    追跡方向を決定し、この追跡方向に有る隣接分割領域に
    ひびわれが存在するか否かを判定し、ひびわれが有ると
    判定された領域で線セグメントの抽出を行なう一連の処
    理を追跡が終了するまで反復して実行する。
  2. (2)撮像した路面データを所定単位ずつ画像メモリに
    記憶し、該記憶された路面データからひびわれデータに
    対応する線セグメントを抽出するひびわれ画像データ処
    理方法において、 前記画像メモリを複数の領域に分割し、これら複数の分
    割領域のなかから選択した一部の所定の分割領域にひび
    われデータが存在するか否かを各別に判定し、ひびわれ
    が存在すると判定された領域を追跡起点として選定し、
    該選定した起点領域からひびわれに対応する線セグメン
    トをそれぞれ抽出するとともに、前記選定した起点領域
    を始点として以下の追跡処理を各起点毎に行なうように
    したことを特徴とするひびわれ画像データ処理方法。 (a)前記抽出した当該起点領域の線セグメントの線方
    向に基づき次の追跡方向を決定する。 (b)該決定した追跡方向に有る隣接分割領域にひびわ
    れデータが存在するか否かを判定し、ひびわれが有ると
    判定された領域でのみ線セグメントの抽出処理を行なう
    。 (c)この抽出結果に基づきノイズに対応する線セグメ
    ントを判定し、これを除去する。 (d)前記ノイズ除去処理で残った線セグメントについ
    て、追跡元の線セグメントとの連続性を判定し、連続と
    判定された線セグメントのみを更に抽出する。 (e)該抽出された線セグメントの線方向に基づき次の
    追跡方向を決定し、この追跡方向に有る隣接分割領域に
    ひびわれが存在するか否かを判定し、ひびわれが有ると
    判定された領域で線セグメントの抽出を行ない、更にこ
    の抽出結果に基づきノイズに対応する線セグメントを除
    去し、このノイズ除去で残った線セグメントについて追
    跡元の線セグメントとの連続性を判定し、通続と判定さ
    れた線セグメントのみを更に抽出する一連の処理を追跡
    が終了するまで反復して実行する。
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