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JPH0996939A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成方法

Info

Publication number
JPH0996939A
JPH0996939A JP25294195A JP25294195A JPH0996939A JP H0996939 A JPH0996939 A JP H0996939A JP 25294195 A JP25294195 A JP 25294195A JP 25294195 A JP25294195 A JP 25294195A JP H0996939 A JPH0996939 A JP H0996939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
image
black
image forming
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25294195A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kobayashi
義彰 小林
Akizo Shirase
明三 白勢
Hiroyuki Takagiwa
裕幸 高際
Hiroyuki Moriguchi
博行 森口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP25294195A priority Critical patent/JPH0996939A/ja
Publication of JPH0996939A publication Critical patent/JPH0996939A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Color Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期使用でも画質変化の生じないトナーリサ
イクル機構を搭載したカラー複写機及びカラープリンタ
ーと、それを用いる画像形成方法を提供する。 【構成】 異なる色調のカラートナー及び黒トナーによ
り感光体上に形成された潜像を現像する現像装置と、現
像されたトナー像を記録材に転写する転写装置と、感光
体上の転写残トナーをクリーニングするクリーニング装
置とを有する画像形成装置において、該クリーニング装
置により回収された回収トナーを黒トナーとの供給比率
((回収トナー)×100/(回収トナー+黒トナ
ー))が60wt%以下となるように該現像装置の黒用
現像器に供給する機構を有する画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー複写機及びカラ
ープリンターに用いられるトナーリサイクリング方式の
電子写真画像形成装置及び画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真法においては、光導電
性材料よりなる感光層を有する感光体に均一な静電荷を
与えた後、画像露光を行うことにより当該感光体の表面
に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像剤により現像
してトナー画像を形成する。更に、得られたトナー画像
を紙等の記録材に転写した後、加熱あるいは加圧定着に
より定着し複写画像を形成し、転写されずに感光体上に
残留したトナーはクリーニング装置により除去してい
る。
【0003】クリーニング装置内に回収されたトナーを
廃棄する場合、回収容器が満たされる毎に廃棄する必要
がありそれ自体が繁雑な手間を要すること、廃棄トナー
が環境を汚染する可能性があること、或いは現像剤が有
効に利用されず経済的にも問題を有していることから、
単色の複写機ではクリーニングされたトナーが再度現像
器に供給されるリサイクル機構が提案されている(特開
昭56−21175号等)。
【0004】一方、カラートナーは有害性のある着色剤
を使用していたり、使用トナー量がモノクロ複写機、プ
リンターに比べて多く、回収トナーを廃棄するために貯
蔵しておく容器を大きくしなければならない等、モノク
ロ複写機、モノクロプリンター以上にリサイクルの必要
性を有している。しかし、回収されたトナーは異なる色
のトナーが存在し分離が不可能であることから、未だカ
ラー複写機、カラープリンターのリサイクル機構は実用
化されていない。
【0005】更に、カラー複写機、カラープリンターに
於いては、一般的に複数の基本色を重ね合わせて画像形
成が行われるが、特に、現像剤を感光体に対して非接触
状態で現像し、感光体上に全ての色を重ね合わせた後、
一括して記録材に転写する非接触現像一括転写方式が、
小型化、色ズレ防止に有利であり好ましく用いられる。
【0006】かかるプロセスに於いては、トナー・キャ
リア間の物理的付着力がトナーの現像量を左右するとい
う特有の現象があり、トナー表面の状態が現像されるト
ナーの量に影響を与える。ここで、トナー表面には流動
性改善、帯電量調整を目的として無機微粒子や有機微粒
子を付着させるのが一般的であるが、クリーニング装置
によりクリーニングされたトナーは、クリーニング時の
ストレスにより外添剤がトナー中に埋没した状態とな
り、再度キャリアとの混合を行った時には、キャリアと
の接触面積が増大し、トナー・キャリア間の物理的付着
力が大きくなり、トナーは現像されにくくなる。従っ
て、かかるトナーを再度非接触型の現像器に供給して使
用した場合、選択的に現像機中に残留する。その結果、
長期に亘る使用により回収されたトナーが蓄積し、画像
濃度の低下を引き起こすという問題が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、長期
に使用しても画質変化の生じないトナーリサイクル機構
を搭載したフルカラー複写機及びカラープリンター並び
にそれを用いる画像形成方法を提供することである。す
なわち、本発明の目的は、3種以上の異なる色調のカラ
ートナー及び黒トナーとキャリアよりなる複数の2成分
現像剤を用いて各色毎に感光体上に形成された潜像を順
次重ね合わせて現像する工程、現像されたトナー像を一
括して記録材に転写する工程、感光体上の転写残トナー
をクリーニングする工程を有する画像形成方法に於い
て、長期に使用しても画質変化の生じないトナーリサイ
クル機構を搭載したフルカラー複写機、カラープリンタ
ーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的に対して、発
明者らは鋭意検討した結果、感光体に現像剤層(外見か
ら磁気ブラシともいう)が接触した状態で第1番目に黒
画像用トナーを現像(いわゆる接触現像)し、続いて感
光体に対して現像剤層を非接触状態でカラートナーで現
像し、クリーニング工程により回収されたトナーを黒色
画像用現像器に供給すること、更に好ましくは、回収ト
ナーと黒画像用トナーの混合比率を適正比率にして黒用
現像器に供給することにより、カラー複写機及びカラー
プリンターに於いてもトナーリサイクルが可能であるこ
とを見いだした。
【0009】即ち本発明の目的は下記構成の何れかを採
ることによって達成される。
【0010】(1) 各色毎に感光体上に形成される潜
像を順次現像して多色重ね合わせ画像を得る工程、現像
されたトナー像を一括して記録材に転写する工程、感光
体上の転写残トナーをクリーニングする工程を有する画
像形成方法に於いて、該多色重ね合わせ画像を得る工程
においては、各色現像剤がキャリアとトナーよりなる2
成分現像剤を用い、最初に接触現像法で黒色画像を作
り、以後は非接触現像法にてカラー画像を重ね合わせて
作成し、該クリーニング工程により回収されたトナーを
黒色画像用現像器に供給する事を特徴とする多色重ね合
わせ画像形成方法。 (2) 上記クリーニング工程により回収されたトナー
が黒色画像用現像器に供給される全トナーの60重量%
以下となるように黒色画像用現像器に供給することを特
徴とする(1)に記載の画像形成方法。
【0011】(3) 各色毎に感光体上に形成される潜
像を順次現像して多色重ね合わせ画像を得る手段、現像
されたトナー像を一括して記録材に転写する手段、感光
体上の転写残トナーをクリーニングする手段を有する画
像形成装置に於いて、該多色重ね合わせ画像を得る手段
においては、各色現像剤がキャリアとトナーよりなる2
成分現像剤を用いた複数の現像器を有し、最初に画像を
作る黒色画像用現像器は接触現像法で、以後のカラー画
像用現像器は非接触現像法であり、該クリーニング手段
により回収されたトナーは黒色画像用現像器に供給する
事を特徴とする多色重ね合わせ画像形成装置。
【0012】(4) 上記クリーニング手段により回収
されたトナーが黒色画像用現像器に供給される全トナー
の60重量%以下となるように黒色画像用現像器に供給
する機構を有することを特徴とする(3)に記載の画像
形成装置。
【0013】(5) 樹脂100部に対してカーボンブ
ラックを3〜15部含有する黒トナーを使用することを
特徴とする(1),又は(2)記載の画像形成方法。
【0014】本発明において、接触現像法とは通常良く
用いられている意味であり、現像領域の感光体(像形成
体)と現像スリーブ表面の距離をD1として、スリーブ
表面に形成される現像剤層の投影像(感光体と現像スリ
ーブを結ぶ線に垂直方向からの投影像)の穂立ち最大高
さ(Dh)と最小高さ(Ds)の平均高さ((Dh+D
s)/2)をD2とした時、D1>D2であることを非
接触状態といい、この状態で現像することを非接触現
像、逆にD1<D2の状態で現像することを接触現像と
いう。
【0015】以下、本発明を更に詳細に説明する。
【0016】従来、各構成色が混在した回収トナーは分
離できないため、リサイクルできなかったが、これを望
ましくは一定比率で黒用のトナーとして混合すること、
黒トナーの着色剤を適量以上添加することにより画像形
成上黒用トナーとして使用できる。
【0017】具体的には、クリーニングにより回収され
たトナーの黒トナーに対する重量混合比率((回収トナ
ー)×100/(回収トナー+黒トナー))は60%以
下が好ましく、60Wt%以上では、特定のカラートナ
ーのクリーニング回収比率が大きくなった時に、黒トナ
ーの隠ぺい力でその色の色調を消すことが出来ず、黒画
像が色味のついた画像となったり、黒トナーとの混合性
が悪くなり、文字散りが発生する可能性がある。
【0018】また、隠ぺい性の点から黒トナーの着色剤
としては、カーボンブラックが好ましく用いられ、3〜
15Wt%が好ましい。カーボンブラック添加量が3W
t%未満になると、急激に隠ぺい力が低下し、特定のカ
ラートナーのクリーニング回収比率が大きくなった時
に、十分その色調を打ち消すことが出来ない。また、1
5Wt%を越えると、長期に使用した場合の帯電の安定
性が悪くなり、文字散りが発生する。
【0019】更に、カラー複写機、カラープリンターに
於いては、一般的に複数の基本色を重ね合わせて画像形
成が行われる。特に、現像剤を感光体に対して非接触状
態で現像し、感光体上に全ての色を重ね合わせた後、一
括して記録材に転写する非接触現像一括転写方式が好ま
しい。かかるプロセスに於いては画像乱れを起こさない
ために、2色目以降は感光体に対して非接触で現像する
ことが必須となるが、黒現像器に非接触現像方式を用い
た場合、上記の如くに回収トナーを黒現像器に供給する
と選択的に回収トナーが現像器内に残留し、現像しにく
い回収トナーの比率が増加し、経時的な画像濃度低下を
引き起こす。これに対して、本発明の如く黒用現像器を
一色目に配置して接触現像を行うことにより、かかる濃
度低下を引き起こさずに、重ね合わせ現像一括転写方式
に於けるトナーリサイクル機構を実現出来る。
【0020】以下、本発明に用いられる構成要素の具体
的説明を行う。
【0021】《キャリア》キャリアは、鉄粉、フェライ
ト、マグネタイト及びそれぞれを樹脂コーティングした
ものいずれを用いても良いが、磁気ブラシ穂の均一性、
耐ストレス性の点から、低磁化、低比重、小粒径のキャ
リアが望ましい。
【0022】キャリアコア(磁性粒子)としては、比重
が3〜7、重量平均径が20〜150μm、望ましくは
30〜65μmの磁性粒子を用いる。例えば上記範囲に
入るフェライト粒子、マグネタイト粒子等が好ましく用
いることができる。
【0023】尚、キャリアコア(磁性粒子)の重量平均
径測定には、マイクロトラック SRA MK−II(日
機装(株)製)等を用いることができる。
【0024】コーティング樹脂としては、スチレン系樹
脂、アクリル系樹脂、スチレン−アクリル系樹脂等の樹
脂等を用いることができる。また、コーティング樹脂層
は、耐久性、現像性の観点から、平均膜厚で1.0〜
5.0μmの厚さにコーティングすることが好ましい。
平均膜厚は、マイクロトラック SRA MK−II(日
機装(株)製)により測定されたキャリアコアの重量平
均粒子径をもとに、キャリアコアを真球と仮定し、キャ
リアコア、コーティング材の比重により重量から体積を
計算して算出する。
【0025】コーティング方法は、機械的衝撃力また
は、機械的衝撃力と熱溶融を利用して樹脂を固着させる
方法、溶剤中に樹脂を溶解させて塗布、乾燥させる方法
等いずれでも良い。しかし、溶剤を用いないことからキ
ャリアの造粒率が低いこと、乾燥工程が無いことから製
造時間が短くできること、均一に塗布できること等か
ら、機械的衝撃力または、機械的衝撃力と熱溶融を利用
して樹脂を固着させる方法が好ましい。詳細には、第1
工程は、磁性粒子と樹脂粒子を、通常の撹拌装置等によ
り混合撹拌して、磁性粒子表面に物理的付着力、もしく
は静電的付着力により均一に付着させる。この第1工程
については非加熱下で行っても良いし、樹脂粒子が僅か
に軟化する程度の加熱下で行っても良い。前記第1工程
を遂行する装置としては、種々の混合撹拌装置を用いる
ことができるが、以下に説明する第2工程を連続して遂
行できる装置が好ましい。第2工程においては、第1工
程を経た混合物を、非加熱下でもしくは加熱下で、強い
撹拌力で撹拌して当該混合物に衝撃力を繰り返して付与
することにより磁性粒子の表面に樹脂微粒子を固着させ
て、コーティングキャリアを得る。尚、非加熱下で第2
工程を遂行する場合にも混合物の摩擦による自然発熱に
よって混合物の温度は通常30〜60℃にまで上昇する
場合もある。加熱する場合には60〜120℃が更に好
ましい。加熱温度が過大になると、キャリア粒子同士の
凝集が発生しやすくなる。
【0026】《トナー》一般的なトナーが使用可能であ
るが、流動性の改善による現像性の向上やクリーニング
性の向上が図られる無機微粒子を外添したトナーが好ま
しい。
【0027】外添剤としては、この無機微粒子としては
負帯電性の付与能力や流動性の向上効果から、表面をア
ルキル基含有のカップリング剤等で処理したシリカ微粒
子、チタニア微粒子が好ましく用いられる。
【0028】トナー用バインダー樹脂としては一般に使
用されるものが使用出来るが、現在広く用いられている
負帯電性の感光体で反転現像するためには、負帯電性の
付与能力が高いことから、ポリエステル樹脂が好ましく
用いられる。
【0029】着色剤としても公知の各種染料或いは顔料
が用いられ、例えば黒画像用のカーボンブラックやカラ
ー用着色剤としては、一般的に用いられているカラー顔
料が使用できる。カラー画像の色再現、回収トナーの着
色性の観点からアゾ系のイエロー顔料、キナクリドン系
のマゼンタ顔料、銅フタロシアニン系のシアン顔料が好
ましい。特に、各色の色相の相関関係は重要であり、L
ab空間上での各色の色相間の成す角は90゜以上が好
ましい。ここで言う色相間の成す角はtan-1(b/
a)により算出される角度の差の絶対値を言う。
【0030】そのほか離型剤、荷電制御剤等を必要に応
じて添加することができる。
【0031】次に本発明の画像形成装置について図面を
参照して説明する。図1は、本発明が適用される画像形
成装置の一例を示す概略構成図である。図1において、
1は電荷輸送層を上層とする負帯電有機感光体(OP
C)からなる像形成体であり、矢印方向に回転する。2
は画像入力部であり、この画像入力部2は、照明光源3
と、例えばブルー、グリーン、レッド、NDのフィルタ
ーからなりそれぞれが交換可能な色分解フィルター4
と、反射ミラー5と、レンズ6と、CCDイメージセン
サー7とにより構成されている。8は色分解情報を補色
情報に変換するインバーターを含む画像処理部、9は多
色原稿、Lはレーザー光学系10から出力されるレーザ
ービーム、11はスコトロン帯電極からなる負帯電用帯
電器である。12は転写用コロナ放電器、13は分離電
極で、転写装置を構成している。14は定着器、15は
クリーニング前除電器、16はクリーニング装置であ
り、クリーニング装置16は、クリーニングブレード1
7と、トナー回収ローラ19とにより構成されている。
A1,B1,C1,D1は、それぞれ黒、イエロー、マ
ゼンタ、シアンの各現像剤が収納された反転現像器で、
現像装置を構成している。
【0032】照明光源3を有する画像入力部2が駆動装
置(図示せず)により矢印X方向に移動されることによ
って多色原稿9に光走査され、多色原稿9からの反射光
は、色分解フィルター4により色分解されたうえで、反
射ミラー5及びレンズ6を経た後、CCDイメージセン
サー7により色分解情報が読み取られ、電気信号に変換
される。この電気信号は、画像処理部8で記録に適した
画像データに変換される。
【0033】像形成体1の1回目の回転においては、前
記画像データのうち例えば黒色成分の記録データに従っ
たレーザービームLが、レーザー光学系10によって、
負帯電用帯電器11により表面が均一に負に帯電された
像形成体1上に照射され、像形成体には当該記録データ
に対応した静電潜像が形成される。この静電潜像は、黒
色トナーが収納されている黒画像用現像器A1により現
像処理される。
【0034】像形成体1の2回目の回転においては、黒
色トナーによるトナー像が形成された像形成体1が負帯
電用帯電器11により再び均一に帯電された後、当該像
形成体1上には、別の色成分例えば赤色成分の記録デー
タに従ったレーザービームLが照射され、静電潜像が形
成される。この静電潜像はイエロートナーが収納されて
いるイエロー画像用現像器B1により現像処理され、こ
の結果、像形成体1上には、黒色トナーとイエロートナ
ーによる2色のトナー像が形成される。
【0035】上記と同様にして、像形成体1の3回目及
び4回目の回転において、それぞれ、マゼンタトナーに
よるトナー像、シアントナーによるトナー像が像形成体
1上に形成される。この結果、像形成体1上には、黒
色、イエロー、マゼンタ、シアンのトナー像が重ね合わ
せられて多色カラートナー像が形成される。
【0036】このようにして得られた多色カラートナー
像は、転写用コロナ放電器12により記録紙P上に一括
して転写され、次いで記録紙Pが分離電極13により像
形成体1から分離された後、定着器14により定着処理
されて多色画像が形成される。一方、像形成体1は、多
色カラートナー像の転写後にクリーニング前除電器15
により除電された上で、クリーニング装置16によりク
リーニングされ、次の多色画像の形成に供される。
【0037】クリーニング装置16において、これを構
成するクリーニングブレード17、及びトナー回収ロー
ラ19は、画像形成プロセスの遂行中には像形成体1と
非接触状態に保たれており、像形成体1上に最終的な多
色カラートナー像が形成されると、クリーニングブレー
ド17及びファーブラシ18は像形成体1に接触する。
当該クリーニングブレード17によってトナー像の転写
後に像形成体1上に残留したトナーが掻き取られた後、
クリーニングブレード17が像形成体1から離れ、クリ
ーニングブレード17により掻き取られたトナーは、ト
ナー回収ローラ19により効率よく回収される。
【0038】図2は図1に示す装置に使用することがで
きる多色画像形成装置の現像器の一例を示す概略構成図
である。
【0039】この図において、23は矢印方向に回転す
る現像スリーブで、現像スリーブ23は、銅、アルミニ
ウム、マグネシウム等の非磁石材料により構成されるこ
とが好ましく、現像スリーブ23の表面は必要によりサ
ンドブラスト等により粗面とされ、また、必要により抵
抗が高いものとされる。
【0040】24は、現像スリーブ23内に固定された
磁極であり、磁気ロール24はN極とS極とが現像スリ
ーブ23の内周に沿って交互に配置されてなる構成であ
り、これらの磁極の数は4〜20の範囲で適宜選定され
るが、現像剤をむらなく搬送するためには5以上とされ
ることが好ましい。また、現像剤が現像領域を経た後に
現像スリーブから脱離する部分においては反発磁界が出
来るように反発磁極となっている。
【0041】現像スリーブ23と磁気ロール24の現像
領域K内にある磁極上の磁束密度は、300〜1500
ガウスで、現像領域Kの中心に磁極が配置されていて
も、少々ずれていてもよい。
【0042】25は磁性を有する剛性体よりなる円筒状
の現像剤量規制体であり、磁気吸引力により現像スリー
ブ23に圧接保持されている。現像剤量規制体25によ
って現像スリーブ23にかかる押圧力は0.1〜5g/
cmの範囲で設定されることが好ましく、これにより現
像スリーブ23上には、非接触反転現像に適した20〜
500μmの現像剤の薄層が形成される。
【0043】26は第1の撹拌部材、27は第2の撹拌
部材であり、仕切り板をへだてて矢印で示すように互い
に反対方向に回転する構造である。28はトナー補給容
器、29はトナー補給ローラ、30は現像剤溜り、31
はバイアス電源である。32は現像スリーブ表面に供給
された現像剤を現像終了後に速やかにかきとるためのロ
ーラで33は現像剤を速やかに現像剤規制部に送り込む
ための供給ローラである。
【0044】この現像器においては、現像剤溜り30内
の現像剤は撹拌部材26及び27により充分に撹拌混合
され、矢印方向に回転する現像スリーブ23の搬送力と
現像剤量規制体25と磁極24の層厚規制力により、現
像スリーブ表面に厚さが規制されて薄層とされる。現像
剤量規制体25により薄層とされた現像剤層は、矢印方
向に回転する像形成体1上に形成された静電潜像に対し
て、黒色画像用現像器以外は非接触となるような状態で
現像領域Kに搬送される。現像領域Kにおいて、矢印方
向に回転する像形成体1と現像スリーブ23との間隙
は、現像剤の粒径よりも大きく、また、振動電界下での
非接触反転現像が可能となる範囲で設定され、通常、1
00〜1000μmの範囲内とされる。そして、現像領
域Kにおいて、バイアス電源31により、通常、周波数
が100Hz〜10KHZ、好ましくは2〜8KHZで、
0.2〜3.0kV(P−P)、好ましくは1.5〜
2.5kV(P−P)のバイアス電圧が印加され、ま
た、カブリ除去のため潜像電位に近い直流バイアスが印
加される。このようにして振動電界が形成された状態
で、薄層の現像剤層によって像形成体1上の静電潜像が
現像され、もってトナー像が形成される。
【0045】図3は本発明の画像形成装置の要部の一具
体例を示す概略構成図である。図3に示す以外の部分は
図1におけると同じである。図3において、1は像形成
体、11は負帯電用帯電器、12は転写用コロナ放電
器、13は分離電極、15はクリーニング前除電器、4
0はクリーニング装置、17はクリーニングブレード、
19はトナー回収ローラ、A2,B2,C2,D2はそ
れぞれ黒用、イエロー用、マゼンタ用、シアン用の各現
像器、42a,42b,42c,42dはそれぞれ黒、
イエロー、マゼンタ、シアン各トナーを貯蔵しそこから
それぞれの現像器に供給する貯蔵容器であり、それぞれ
黒トナーホッパー、イエロートナーホッパー、マゼンタ
トナーホッパー、シアントナーホッパーである。42
a,42b,42c,42dはこれらのホッパーから黒
トナー、イエロートナー、マゼンタトナー及びシアント
ナーを上記各現像器へ送るためのスクリューコンベアで
ある。
【0046】44は透明な弾力のあるチューブの内部に
回転軸とこの回転軸に沿ってスパイラル状に設けた羽を
有するスクリューコンベアで、その一端はクリーニング
装置40の回収トナー排出部41に接続され、他の一端
は黒用現像器A2に設けられた黒トナー補給口45aの
直前で黒トナー補給パイプ43aに接続されて本発明の
回収トナーを黒用現像器に供給する機構を構成し、クリ
ーニング装置40で回収された回収トナーをスクリュー
コンベア44で黒用現像器へ送るようになっている。こ
の機構において、クリーニング装置40で回収された回
収トナーの黒用現像器A2への補給は、黒トナー補給パ
イプ43aによる黒トナーの補給と同期させて補給する
機構となっており、黒トナーと回収トナーとの混合比率
はスクリューコンベア43aと44の各スクリューの回
転数で調節するようになっている。
【0047】本発明において、クリーニング装置によっ
て回収された回収トナーの黒トナーに対する混合比率を
60重量%以下とすることが好ましい。該回収トナーの
黒トナーに対する供給比率即ち混合比率((回収トナ
ー)×100/(回収トナー+黒トナー))が60重量
%を超えると、特定のカラートナーのクリーニング回収
比率が大きくなったときに、黒トナーの隠蔽力でその色
の色調を消すことができず、黒画像が色味のついた画像
となったり、黒トナーとの混合性が悪くなり、文字ちり
が発生する。
【0048】回収トナーと黒トナーとの混合比率を調節
するため、図1に示す画像形成装置に、黒トナーと回収
トナーとの黒用現像器A2への供給量をそれぞれのスク
リューコンベア43a、44の回転翼を有する回転軸の
回転数を制御する制御機構(図示せず)を設け、図3に
示す画像形成装置に、黒トナーホッパー42aへ供給す
る黒トナーと回収トナーの供給量を制御する機構(図示
せず)を設け、図3に示す画像形成装置に、黒トナーと
回収トナーとの混合容器への供給量をそれぞれのスクリ
ューコンベアによるトナーの搬送量を制御する機構(図
示せず)を設ける。回収トナーと黒トナーの混合方法に
ついては、混合の安定性及び混合比率の制御性から、回
収トナーを直接黒色画像用現像器に供給するよりも回収
トナーと黒トナーとを一旦撹拌し混合した後に黒色画像
用現像器に供給する機構とすることが好ましい。
【0049】本発明の画像形成装置を用いる画像形成方
法において、隠蔽性の点から黒トナーの着色剤としては
カーボンブラックが好ましく用いられる。黒トナーにお
ける樹脂に対するカーボンブラックの比率が樹脂100
重量部に対してカーボンブラックが3重量部未満だと急
激に隠蔽力が低下し、特定のカラートナーの回収比率が
大きくなったときに十分その色調を打ち消すことができ
ない。また、樹脂100重量部に対してカーボンブラッ
クが15重量部を超えると、黒の中間調の再現性が著し
く低下し、長期に使用した場合の帯電の安定性も悪くな
る。
【0050】
【実施例】
《評価装置、条件》実施例に於いては、画像形成装置と
してKonica9028(コニカ(株)社製)機を用
いて上記主旨で改造を行い実写評価を行った。装置の主
な改造点及び主要な条件は以下の通りである。尚、本文
中「部」とは「重量部」を表す。
【0051】(改造機1) ・トナー回収、リサイクル部 内部にスクリューを通したチューブをクリーニングユニ
ットの回収トナー排出部に接続し、チューブの反対側を
黒色画像用トナーホッパー上部に接続した。黒トナーの
残量検知を2段階とし、第1段の残量検知信号が出た段
階で回収トナーを供給し、第2段の残量検知信号で黒ト
ナーを補給する機構とした。混合比率はスクリュー回転
数で調節した。
【0052】・現像部 第1色目黒画像を露光し、現像するように画像処理を変
更し、黒現像器の磁気ブラシの高さが1.5±0.2m
mとなるように現像剤搬送量を調整した。搬送量は、現
像剤量規制体25を図4の様にスペーサーを設け、スリ
ーブと0.5〜5mm(実施例は1.5mm)の範囲で
離すことで調整した。更に、黒以外の色の現像時に、ド
ラムに接触している黒現像剤により画像が乱されない様
に、現像時のみ黒画像用現像器がスライドして、現像剤
と感光体が接触する様に改造した(図5参照)。ここに
おいてA2−1は現像器を感光体(像形成体)側に押圧
する部材、A2−2は押圧部材を押し出す装置、A2−
3は押圧解除用スプリングである。
【0053】(改造機2:比較例用)トナー回収、リサ
イクル部のみ改造した(現像部は、イエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)、の順に現像
し、かつ4色とも非接触で行った)。
【0054】《評価項目、方法》テストは50000枚
の実写テストを行い、スタート時に対する黒画像の画像
濃度変化、色度変化、帯電量変化、トナー飛散量、画質
を評価した。尚、カラートナーの消費量比率は下に示す
2パターンで行い、消費量比率はオリジナルチャートの
画素率の調整により行った。トータルのトナー消費量は
約100mg/cm2で行った。
【0055】消費パターン パターン1 Y:M:C:K=1:1:1:3 パターン2 Y:M:C:K=1:1:5:3 画像濃度 画像濃度評価用チャートとして、オリジナル濃度1.3
の黒色パッチ(A4の各コーナーから2cmの位置と中
央位置の計5点を中心とした1cm四方の正方形5つ)
を用い、現像し、普通紙に転写、定着して画像を得る。
得られた画像の各正方形の中央部の画像濃度をマクベス
社製の画像濃度計により絶対濃度で測定し、平均化す
る。
【0056】色度 上記画像の各正方形の中央部の色度をミノルタの色彩色
差計でL*、a*、b*値(CIE(国際照明委員会が
1976年に推奨した表色系の表色値)を測定し、平均
化する。
【0057】文字ちり 200μm間隔に、幅200μm長さ1cmのラインを
5本配置したチャートをコピーし、その部分のちりの状
況を目視と顕微鏡の両者で観察し、以下の4ランクに分
類し判定した。
【0058】A;顕微鏡でもライン周辺のちりが観察さ
れない。
【0059】B;目視ではわからないが、顕微鏡では周
辺にちりが観察される。
【0060】C;目視で周辺のちりが観察される。
【0061】D;ライン間の判別が困難なほど激しくち
りが発生。
【0062】《実施サンプル、方法》 黒トナーの製造A ポリエステル樹脂100部、カーボンブラック10部、
ポリプロピレン3部とを、混合、練肉、粉砕、分級し、
平均粒径8.5μmの粉末を得た。更にこの粉末100
部と、シリカ微粒子(粒子径12nm、疎水化度60)
0.7部とをヘンシェルミキサーで混合し、黒トナーA
を得た。
【0063】同様に、カーボンブラックの添加部数を2
部、3部、15部、20部に変えて黒トナーB、C、
D、Eを得た。
【0064】トナー平均粒径はそれぞれ、8.6、8.
5、8.7、8.6μmであった。ここでトナーの平均
粒径は、コールターカウンター TA−II (コールタ
ー社製)により測定した体積平均粒径を用いた。また、
無機微粒子の粒子径は、BET法により求めた比表面積
(m2/g)から、真球で単一粒径と仮定して算出した
粒子径である。
【0065】また、疎水化度は、メタノールウェッタビ
リティの値で定義する。メタノールウェッタビリティと
は、メタノールに対する濡れ性を評価するものである。
この方法は内容量250mlのビーカー中に入れた蒸留
水50mlに、測定対象の無機微粒子を0.2g秤量し
添加する。メタノールを先端が液体中に浸せきされてい
るビュレットから、ゆっくり撹拌した状態で無機微粒子
の全体が濡れるまでゆっくり滴下する。この無機微粒子
を完全に濡らすために必要なメタノールの量をa(m
l)とした場合に、下記式により疎水化度が算出され
る。
【0066】疎水化度={a/(a+50)}×100 イエロートナーの製造 ポリエステル樹脂100部、C.I.Pig.Yell
ow 174 8部、ポリプロピレン3部とを、混合、
練肉、粉砕、分級し、平均粒径8.6μmの粉末を得
た。更にこの粉末100部と、シリカ微粒子(粒子径1
2nm、疎水化度60)1.0部とをヘンシェルミキサ
ーで混合し、イエロートナーを得た。
【0067】マゼンタトナーの製造 ポリエステル樹脂100部、C.I.Pig.Red
122 8部、ポリプロピレン3部とを、混合、練肉、
粉砕、分級し、平均粒径8.7μmの粉末を得た。更に
この粉末100部と、シリカ微粒子(粒子径12nm、
疎水化度60)1.0部とをヘンシェルミキサーで混合
し、マゼンタトナーを得た。
【0068】シアントナーの製造 ポリエステル樹脂100部、C.I.Pig.Blue
15:3 4部、ポリプロピレン3部とを、混合、練
肉、粉砕、分級し、平均粒径8.5μmの粉末を得た。
更にこの粉末100部と、シリカ微粒子(粒子径12n
m、疎水化度60)1.0部とをヘンシェルミキサーで
混合し、シアントナーを得た。
【0069】キャリアの製造例 スチレン/メチルメタクリレート=6/4の共重合体微
粒子40g、比重5.0、重量平均径50μm、100
0エルステッドの外部磁場を印加したときの飽和磁化が
25emu/gのCu−Znフェライト粒子1960g
を高速撹拌型混合機に投入し、品温30℃で15分間混
合した後、品温を105℃に設定し、機械的衝撃力を3
0分間繰り返し付与し、冷却しキャリアを作製した。
【0070】現像剤の作製 上記各キャリア558gと、各トナー42gとをV型混
合機を用いて各テスト環境下で20分間混合し、実写テ
スト用の現像剤を作製した。
【0071】パターン1に於いて 実施例1:混合比率60%、改造機1、黒トナーA 実施例2:混合比率40%、改造機1、 ↑ 実施例3:混合比率20%、改造機1、 ↑ 実施例4:混合比率60%、改造機1、黒トナーC 実施例5:混合比率60%、改造機1、黒トナーD 比較例1:混合比率60%、改造機2、黒トナーA 比較例2:混合比率40%、改造機2、 ↑ 比較例3:混合比率20%、改造機2、 ↑ 実施例7:混合比率70%、改造機1、 ↑ 実施例8:混合比率60%、改造機1、黒トナーB 実施例9:混合比率60%、改造機1、黒トナーE パターン2に於いて 実施例6:混合比率60%、改造機1、黒トナーC 《評価結果》
【0072】
【表1】
【0073】表1に示されるごとく、本発明内の実施例
は何れの特性も良いのに対し、本発明外の比較例は少な
くとも何れかの特性に問題があることが解る。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、長期に使用しても画質
変化の生じないトナーリサイクル機構を搭載したフルカ
ラー複写機及びカラープリンター並びにそれを用いる画
像形成方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置を示す概略構成図であ
る。
【図2】本発明の画像形成装置の現像部分を示す概略構
成図である。
【図3】本発明の画像形成装置の要部を示す概略構成図
である。
【図4】本発明の黒色画像用現像器の現像スリーブと現
像剤規制体の関係を示す概要図。
【図5】本発明に適用される黒色画像用現像器のスライ
ド機構概要図。
【符号の説明】
1 像形成体 12 転写用コロナ放電器 13 分離電極 16,40 クリーニング装置 42a 黒トナーホッパー 42b イエロートナーホッパー 42c マゼンタナーホッパー 42d シアントナーホッパー 43a 黒トナー補給パイプ 44 スクリューコンベア A1,A2 黒用現像器 B1,B2 イエロー用現像器 C1,C2 マゼンタ用現像器 D1,D2 シアン用現像器
フロントページの続き (72)発明者 森口 博行 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各色毎に感光体上に形成される潜像を順
    次現像して多色重ね合わせ画像を得る工程、現像された
    トナー像を一括して記録材に転写する工程、感光体上の
    転写残トナーをクリーニングする工程を有する画像形成
    方法に於いて、該多色重ね合わせ画像を得る工程におい
    ては、各色現像剤がキャリアとトナーよりなる2成分現
    像剤を用い、最初に接触現像法で黒色画像を作り、以後
    は非接触現像法にてカラー画像を重ね合わせて作成し、
    該クリーニング工程により回収されたトナーを黒色画像
    用現像器に供給する事を特徴とする多色重ね合わせ画像
    形成方法。
  2. 【請求項2】 上記クリーニング工程により回収された
    トナーが黒色画像用現像器に供給される全トナーの60
    重量%以下となるように黒色画像用現像器に供給するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 各色毎に感光体上に形成される潜像を順
    次現像して多色重ね合わせ画像を得る手段、現像された
    トナー像を一括して記録材に転写する手段、感光体上の
    転写残トナーをクリーニングする手段を有する画像形成
    装置に於いて、該多色重ね合わせ画像を得る手段におい
    ては、各色現像剤がキャリアとトナーよりなる2成分現
    像剤を用いた複数の現像器を有し、最初に画像を作る黒
    色画像用現像器は接触現像法で、以後のカラー画像用現
    像器は非接触現像法であり、該クリーニング手段により
    回収されたトナーは黒色画像用現像器に供給する事を特
    徴とする多色重ね合わせ画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記クリーニング手段により回収された
    トナーが黒色画像用現像器に供給される全トナーの60
    重量%以下となるように黒色画像用現像器に供給する機
    構を有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 樹脂100部に対してカーボンブラック
    を3〜15部含有する黒トナーを使用することを特徴と
    する請求項1又は2記載の画像形成方法。
JP25294195A 1995-09-29 1995-09-29 画像形成装置及び画像形成方法 Pending JPH0996939A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6625414B2 (en) 2002-01-31 2003-09-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus with recovery device for recovering color developers
US7366457B2 (en) * 2004-07-01 2008-04-29 Canon Kabushiki Kaisha Color image forming apparatus having toner recycling
JP2008170510A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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