JPH0995400A - 給油ノズル - Google Patents
給油ノズルInfo
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- JPH0995400A JPH0995400A JP25303995A JP25303995A JPH0995400A JP H0995400 A JPH0995400 A JP H0995400A JP 25303995 A JP25303995 A JP 25303995A JP 25303995 A JP25303995 A JP 25303995A JP H0995400 A JPH0995400 A JP H0995400A
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- JP
- Japan
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- additive
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- tank
- valve
- flow passage
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- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡易な構造で添加剤が添加された液体燃料と通
常の燃料とを個別に供給できる給油ノズルを提供するこ
と。 【解決手段】内部に添加剤が収納された添加剤タンク5
を本体2に着脱自在に取り付け、この添加剤タンク5の
吐出口5Aに対向する本体2の位置に添加剤タンク5内
の添加剤を流路2Aに導く添加剤流通路2Dを形成し、
この添加剤流通路2Dに添加剤の流路2A内への導入を
許容又は阻止する添加剤用弁16を設け、本体2に設け
られた燃料流量調整弁3と添加剤用弁16とを連動する
連動機構4Bを燃料流量調整弁3を開放操作する操作レ
バー4に設ける。
常の燃料とを個別に供給できる給油ノズルを提供するこ
と。 【解決手段】内部に添加剤が収納された添加剤タンク5
を本体2に着脱自在に取り付け、この添加剤タンク5の
吐出口5Aに対向する本体2の位置に添加剤タンク5内
の添加剤を流路2Aに導く添加剤流通路2Dを形成し、
この添加剤流通路2Dに添加剤の流路2A内への導入を
許容又は阻止する添加剤用弁16を設け、本体2に設け
られた燃料流量調整弁3と添加剤用弁16とを連動する
連動機構4Bを燃料流量調整弁3を開放操作する操作レ
バー4に設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガソリン等の液体
燃料を自動車等に供給するための給油ノズルに関するも
のである。
燃料を自動車等に供給するための給油ノズルに関するも
のである。
【0002】
【背景技術】給油所では、ガソリンや軽油等の液体燃料
の供給のために計量給油装置が使用されている。この計
量給油装置は、地下タンク内の液体燃料をポンプで汲み
上げて装置本体に送り、この装置本体に接続されたホー
スを介して液体燃料を自動車等の給油タンクに供給する
ものであり、ホースの先端には給油タンクの給油口に装
着するための給油ノズルが設けられている。この給油ノ
ズルは、本体の内部に液体燃料が流通される流路を形成
し、この流路内で流通される液体燃料の流量を調整する
燃料流量調整弁を本体に設け、この燃料流量調整弁を駆
動する操作レバーを本体に取り付け、この操作レバーを
操作することにより液体燃料が先端部がら吐出される構
造である。
の供給のために計量給油装置が使用されている。この計
量給油装置は、地下タンク内の液体燃料をポンプで汲み
上げて装置本体に送り、この装置本体に接続されたホー
スを介して液体燃料を自動車等の給油タンクに供給する
ものであり、ホースの先端には給油タンクの給油口に装
着するための給油ノズルが設けられている。この給油ノ
ズルは、本体の内部に液体燃料が流通される流路を形成
し、この流路内で流通される液体燃料の流量を調整する
燃料流量調整弁を本体に設け、この燃料流量調整弁を駆
動する操作レバーを本体に取り付け、この操作レバーを
操作することにより液体燃料が先端部がら吐出される構
造である。
【0003】液体燃料には、オクタン価向上剤、清浄
剤、防錆剤、酸化防止剤等の添加剤が添加されることが
ある。給油所では、消費者のニーズに応じて添加剤が添
加された液体燃料と添加剤が添加されない通常の液体燃
料とを個別に給油したいという要望がある。この要望を
満たすには、地下タンク及び計量給油装置をそれぞれ複
数設ければよいが、それでは、当該油種(例えば、ガソ
リン)の地下タンクが1基しかない給油所では要望を満
たすことが不可能である。
剤、防錆剤、酸化防止剤等の添加剤が添加されることが
ある。給油所では、消費者のニーズに応じて添加剤が添
加された液体燃料と添加剤が添加されない通常の液体燃
料とを個別に給油したいという要望がある。この要望を
満たすには、地下タンク及び計量給油装置をそれぞれ複
数設ければよいが、それでは、当該油種(例えば、ガソ
リン)の地下タンクが1基しかない給油所では要望を満
たすことが不可能である。
【0004】そのため、従来では、計量給油装置のノズ
ルの上流に一定量の液体燃料に対して添加剤を供給する
ためのライン及びポンプを設け、このラインを添加剤が
収納されたタンクに接続した従来例(特開平2-160029
号)や、液体燃料を輸送する輸送管内にルーツ形回転子
を有するモータを設け、このモータにタンクから供給管
を介して輸送管内に助燃料を送るピストンを連結し、輸
送管内の液体燃料を流動圧を利用してピストンを作動さ
せる従来例(実開昭59-188900 号)がある。
ルの上流に一定量の液体燃料に対して添加剤を供給する
ためのライン及びポンプを設け、このラインを添加剤が
収納されたタンクに接続した従来例(特開平2-160029
号)や、液体燃料を輸送する輸送管内にルーツ形回転子
を有するモータを設け、このモータにタンクから供給管
を介して輸送管内に助燃料を送るピストンを連結し、輸
送管内の液体燃料を流動圧を利用してピストンを作動さ
せる従来例(実開昭59-188900 号)がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平2-160029号で示
す従来例では、添加剤が供給されるライン及びポンプ等
の装置を液体燃料自体が供給されるポンプ及びラインと
は別個に設ける必要があり、実開昭59-188900 号で示す
従来例では、助燃料が供給されるモータ、ピストン及び
供給管等の装置を液体燃料自体が供給されるポンプ及び
ラインとは別個に設ける必要がある。これらの従来例で
は、装置が複雑化して取扱いやメンテナンスが困難とな
り、製造コストが高いものになるという問題点がある。
す従来例では、添加剤が供給されるライン及びポンプ等
の装置を液体燃料自体が供給されるポンプ及びラインと
は別個に設ける必要があり、実開昭59-188900 号で示す
従来例では、助燃料が供給されるモータ、ピストン及び
供給管等の装置を液体燃料自体が供給されるポンプ及び
ラインとは別個に設ける必要がある。これらの従来例で
は、装置が複雑化して取扱いやメンテナンスが困難とな
り、製造コストが高いものになるという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、簡易な構造で添加剤が添
加された液体燃料と通常の燃料とを個別に供給できる給
油ノズルを提供することにある。
加された液体燃料と通常の燃料とを個別に供給できる給
油ノズルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、添
加剤タンクを本体に着脱自在に取り付け、本体に形成さ
れた添加剤流通路に添加剤用弁を設け、この添加剤用弁
と液体燃料の流量を調整する燃料流量調整弁とを連動機
構で連動するようにして前記目的を達成しようとするも
のである。具体的には、本発明の給油ノズルは、内部に
液体燃料が流通される流路を形成した本体と、この本体
に設けられ前記流路内で流通される液体燃料の流量を調
整する燃料流量調整弁と、この燃料流量調整弁を駆動す
る操作レバーとを備えた給油ノズルにおいて、内部に添
加剤が収納されこの添加剤を吐出口から吐出する添加剤
タンクを前記本体に着脱自在に取り付け、前記本体の前
記吐出口に対向する位置に前記添加剤タンク内の添加剤
を前記流路に導く添加剤流通路を形成し、この添加剤流
通路に添加剤の前記流路内への導入を許容又は阻止する
添加剤用弁を設け、この添加剤用弁と前記燃料流量調整
弁とを連動する連動機構を前記操作レバーに設けたこと
を特徴とする。
加剤タンクを本体に着脱自在に取り付け、本体に形成さ
れた添加剤流通路に添加剤用弁を設け、この添加剤用弁
と液体燃料の流量を調整する燃料流量調整弁とを連動機
構で連動するようにして前記目的を達成しようとするも
のである。具体的には、本発明の給油ノズルは、内部に
液体燃料が流通される流路を形成した本体と、この本体
に設けられ前記流路内で流通される液体燃料の流量を調
整する燃料流量調整弁と、この燃料流量調整弁を駆動す
る操作レバーとを備えた給油ノズルにおいて、内部に添
加剤が収納されこの添加剤を吐出口から吐出する添加剤
タンクを前記本体に着脱自在に取り付け、前記本体の前
記吐出口に対向する位置に前記添加剤タンク内の添加剤
を前記流路に導く添加剤流通路を形成し、この添加剤流
通路に添加剤の前記流路内への導入を許容又は阻止する
添加剤用弁を設け、この添加剤用弁と前記燃料流量調整
弁とを連動する連動機構を前記操作レバーに設けたこと
を特徴とする。
【0008】本発明における液体燃料は、ガソリン、軽
油、灯油等である。添加剤は、液体燃料がガソリンの場
合には、オクタン価向上剤、清浄剤、防錆剤、酸化防止
剤、着臭剤、金属不活性剤等である。液体燃料が軽油の
場合には、セタン価向上剤、清浄剤、消泡剤、防錆剤、
潤滑性向上剤、流動性向上剤、黒鉛防止剤等である。液
体燃料が灯油の場合には、酸化防止剤、着臭剤、着色剤
等である。
油、灯油等である。添加剤は、液体燃料がガソリンの場
合には、オクタン価向上剤、清浄剤、防錆剤、酸化防止
剤、着臭剤、金属不活性剤等である。液体燃料が軽油の
場合には、セタン価向上剤、清浄剤、消泡剤、防錆剤、
潤滑性向上剤、流動性向上剤、黒鉛防止剤等である。液
体燃料が灯油の場合には、酸化防止剤、着臭剤、着色剤
等である。
【0009】本発明では、添加剤が添加された液体燃料
を給油するため、添加剤の収納された添加剤タンクを本
体に取り付け、操作レバーを操作して燃料流量調整弁を
開放する。燃料流量調整弁の開放操作に伴って添加剤用
弁が連動機構を介して開放される。すると、液体燃料は
流路内を流通するとともに、添加剤タンク内の添加剤は
吐出口から添加剤流通路を通って流路内へ導入され、液
体燃料と添加剤とは渾然一体となって自動車の給油タン
ク等の内部に吐出される。給油操作を終了するには、操
作レバーを操作して燃料流量調整弁を閉塞する。燃料流
量調整弁の閉塞操作に伴って添加剤用弁が連動機構を介
して閉塞され、液体燃料及び添加剤が燃料流量調整弁及
び添加剤用弁から送られない。
を給油するため、添加剤の収納された添加剤タンクを本
体に取り付け、操作レバーを操作して燃料流量調整弁を
開放する。燃料流量調整弁の開放操作に伴って添加剤用
弁が連動機構を介して開放される。すると、液体燃料は
流路内を流通するとともに、添加剤タンク内の添加剤は
吐出口から添加剤流通路を通って流路内へ導入され、液
体燃料と添加剤とは渾然一体となって自動車の給油タン
ク等の内部に吐出される。給油操作を終了するには、操
作レバーを操作して燃料流量調整弁を閉塞する。燃料流
量調整弁の閉塞操作に伴って添加剤用弁が連動機構を介
して閉塞され、液体燃料及び添加剤が燃料流量調整弁及
び添加剤用弁から送られない。
【0010】添加剤が添加されていない通常の液体燃料
を給油するには、添加剤タンクを本体から取り外し、先
程と同様に、操作レバーを操作して燃料流量調整弁を開
放する。すると、液体燃料は流路内を流通して外部に吐
出されるが、添加剤用弁が開放されても添加剤タンクが
本体に取り付けられていないので、添加剤が流路に供給
されることがない。なお、この場合、液体燃料が添加剤
流通路を通って逆流することを防止するため、必要に応
じて添加剤流通路を蓋等で閉塞しておく。
を給油するには、添加剤タンクを本体から取り外し、先
程と同様に、操作レバーを操作して燃料流量調整弁を開
放する。すると、液体燃料は流路内を流通して外部に吐
出されるが、添加剤用弁が開放されても添加剤タンクが
本体に取り付けられていないので、添加剤が流路に供給
されることがない。なお、この場合、液体燃料が添加剤
流通路を通って逆流することを防止するため、必要に応
じて添加剤流通路を蓋等で閉塞しておく。
【0011】ここで、前記添加剤タンクは、前記吐出口
が下方に向いて配置され、前記添加剤タンク内の添加剤
は、その自重により前記流路内へ導入される構造として
もよい。この構造では、添加剤タンクの構造を簡易なも
のにできる。さらに、前記流路は両側部より断面形状の
小さいスロート部を備え、このスロート部に前記添加剤
流通路が開口され、前記添加剤タンク内の添加剤はベン
チュリー効果により前記流路内へ導入される構造として
もよい。この構造では、スロート部を流通する液体燃料
の流速が速くなるので、吸い込み作用に伴って添加剤タ
ンク内の添加剤の吐出が確実に行え、しかも、液体燃料
が添加剤タンクに逆流することを防止できる。
が下方に向いて配置され、前記添加剤タンク内の添加剤
は、その自重により前記流路内へ導入される構造として
もよい。この構造では、添加剤タンクの構造を簡易なも
のにできる。さらに、前記流路は両側部より断面形状の
小さいスロート部を備え、このスロート部に前記添加剤
流通路が開口され、前記添加剤タンク内の添加剤はベン
チュリー効果により前記流路内へ導入される構造として
もよい。この構造では、スロート部を流通する液体燃料
の流速が速くなるので、吸い込み作用に伴って添加剤タ
ンク内の添加剤の吐出が確実に行え、しかも、液体燃料
が添加剤タンクに逆流することを防止できる。
【0012】また、前記添加剤タンクに外気の内部への
流入を許容するとともに内部の流体の外部への流出を阻
止する逆止弁を設けた構造としてもよい。この構造で
は、添加剤タンクの内部から添加剤流通路への添加剤の
流出をスムースに行えるとともに、添加剤タンクを横に
倒した場合でも、添加剤が外部に漏出することがない。
流入を許容するとともに内部の流体の外部への流出を阻
止する逆止弁を設けた構造としてもよい。この構造で
は、添加剤タンクの内部から添加剤流通路への添加剤の
流出をスムースに行えるとともに、添加剤タンクを横に
倒した場合でも、添加剤が外部に漏出することがない。
【0013】さらに、前記流路内に液体燃料と添加剤と
を混合するスタティックミキサを設けた構造でもよい。
ここで、スタティックミキサとは所定角度(例えば、90
度、180 度)捩じったプレート状部材を位相を変えて直
列配置した構造のものである。この構造では、液体燃料
と添加剤とが確実に混合されることになる。
を混合するスタティックミキサを設けた構造でもよい。
ここで、スタティックミキサとは所定角度(例えば、90
度、180 度)捩じったプレート状部材を位相を変えて直
列配置した構造のものである。この構造では、液体燃料
と添加剤とが確実に混合されることになる。
【0014】また、前記添加剤タンクと前記本体とを着
脱機構を介して取り付け、この着脱機構を、前記添加剤
タンクの吐出口に設けられ前記添加剤タンクが前記本体
から取り外されている際に閉塞されるタンク側開閉弁
と、前記添加剤流通路に設けられ前記添加剤タンクが前
記本体から取り外されている際に閉塞される本体側開閉
弁と、前記添加剤タンクが前記本体に装着された際に前
記タンク側開閉弁及び前記本体側開閉弁を開放する開放
部材と、前記添加剤タンクを前記本体に前進させて装着
する際に前記添加剤タンクと前記本体とを係合し前記添
加剤タンクを前記本体から後退させて取り外す際に前記
添加剤タンクと前記本体との係合を解除するばね部材と
を備えた構造でもよい。この構造では、添加剤タンクを
本体に対して前進させるだけて添加剤タンクを本体に確
実に取り付けるとともに添加剤タンクの吐出口、添加剤
流通路及び流路を互いに開放でき、添加剤タンクを本体
に対して後退させるだけて添加剤タンクを本体に確実に
取り外せるとともに添加剤タンクの吐出口、添加剤流通
路及び流路を遮断できる。
脱機構を介して取り付け、この着脱機構を、前記添加剤
タンクの吐出口に設けられ前記添加剤タンクが前記本体
から取り外されている際に閉塞されるタンク側開閉弁
と、前記添加剤流通路に設けられ前記添加剤タンクが前
記本体から取り外されている際に閉塞される本体側開閉
弁と、前記添加剤タンクが前記本体に装着された際に前
記タンク側開閉弁及び前記本体側開閉弁を開放する開放
部材と、前記添加剤タンクを前記本体に前進させて装着
する際に前記添加剤タンクと前記本体とを係合し前記添
加剤タンクを前記本体から後退させて取り外す際に前記
添加剤タンクと前記本体との係合を解除するばね部材と
を備えた構造でもよい。この構造では、添加剤タンクを
本体に対して前進させるだけて添加剤タンクを本体に確
実に取り付けるとともに添加剤タンクの吐出口、添加剤
流通路及び流路を互いに開放でき、添加剤タンクを本体
に対して後退させるだけて添加剤タンクを本体に確実に
取り外せるとともに添加剤タンクの吐出口、添加剤流通
路及び流路を遮断できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1から図3に基づいて説明する。図1は、本実施の形態
の給油ノズル1の全体構成を示す断面図である。図1に
おいて、給油ノズル1は、液体燃料が内部に流通される
流路2Aを形成した本体2と、この本体2に設けられ流
路2A内で流通される液体燃料の流量を調整する燃料流
量調整弁3と、この燃料流量調整弁3を駆動する操作レ
バー4と、本体2に着脱自在に取り付けられた添加剤タ
ンク5と、本体2の先端部に設けられた滑り止めのコイ
ル部材6とを備えて構成されている。
1から図3に基づいて説明する。図1は、本実施の形態
の給油ノズル1の全体構成を示す断面図である。図1に
おいて、給油ノズル1は、液体燃料が内部に流通される
流路2Aを形成した本体2と、この本体2に設けられ流
路2A内で流通される液体燃料の流量を調整する燃料流
量調整弁3と、この燃料流量調整弁3を駆動する操作レ
バー4と、本体2に着脱自在に取り付けられた添加剤タ
ンク5と、本体2の先端部に設けられた滑り止めのコイ
ル部材6とを備えて構成されている。
【0016】流路2Aは、一端が液体燃料を吐出するた
めに開放されており、他端が図示しない計量給油装置本
体に設けられたホースに接続されている。計量給油装置
本体は図示しない地下タンクから液体燃料をポンプで汲
み上げ、かつ、吐出された液体燃料の流量をカウントす
る計量器を有する。流路2Aは,図1中、中央部におい
て、両側部より断面形状の小さいスロート部2Bを備え
て構成されている。燃料流量調整弁3は、鍔部7Aを有
し流路2Aのスロート部2Bより上流側に形成された弁
座2Cに当接可能とされた円柱状の弁体7と、弁体7を
弁座2Cに向かって付勢するばね8と、このばね8の付
勢力に抗して弁体7を弁座2Cに対して近接離隔させる
ように進退させ端部が操作レバー4に回転可能及び操作
レバー4の長手方向に移動可能に設けられたロッド9と
を備え、操作レバー4の回動操作により流路2Aを開放
又は閉塞する構成である。ロッド9と本体2との間には
流路2Aから液体燃料が漏出することを防止するシール
部材10が設けられている。
めに開放されており、他端が図示しない計量給油装置本
体に設けられたホースに接続されている。計量給油装置
本体は図示しない地下タンクから液体燃料をポンプで汲
み上げ、かつ、吐出された液体燃料の流量をカウントす
る計量器を有する。流路2Aは,図1中、中央部におい
て、両側部より断面形状の小さいスロート部2Bを備え
て構成されている。燃料流量調整弁3は、鍔部7Aを有
し流路2Aのスロート部2Bより上流側に形成された弁
座2Cに当接可能とされた円柱状の弁体7と、弁体7を
弁座2Cに向かって付勢するばね8と、このばね8の付
勢力に抗して弁体7を弁座2Cに対して近接離隔させる
ように進退させ端部が操作レバー4に回転可能及び操作
レバー4の長手方向に移動可能に設けられたロッド9と
を備え、操作レバー4の回動操作により流路2Aを開放
又は閉塞する構成である。ロッド9と本体2との間には
流路2Aから液体燃料が漏出することを防止するシール
部材10が設けられている。
【0017】操作レバー4は、本体2に設けられたピン
11を中心に回動可能とされており、ピン11より一側
に握り部4Aが形成されピン11より他側に延長部4B
が形成されている。添加剤タンク5は、内部に添加剤が
収納されこの添加剤を吐出口5Aから吐出するものであ
り、吐出口5Aが下方に向いて配置され、添加剤タンク
内の添加剤は、その自重により流路2A内へ導入される
ようにされている。添加剤タンク5の本体(胴部分)
は、図では円筒状に形成されているが、本実施の形態で
は、添加剤タンク5の高さ寸法を小さくして作業時の安
定を図るために鞍のように本体2の左右両側に振り分け
た構造でもよい。また、操作レバー4の操作に支障を来
さない範囲でホース側に添加剤タンク5を片寄らせても
よい。
11を中心に回動可能とされており、ピン11より一側
に握り部4Aが形成されピン11より他側に延長部4B
が形成されている。添加剤タンク5は、内部に添加剤が
収納されこの添加剤を吐出口5Aから吐出するものであ
り、吐出口5Aが下方に向いて配置され、添加剤タンク
内の添加剤は、その自重により流路2A内へ導入される
ようにされている。添加剤タンク5の本体(胴部分)
は、図では円筒状に形成されているが、本実施の形態で
は、添加剤タンク5の高さ寸法を小さくして作業時の安
定を図るために鞍のように本体2の左右両側に振り分け
た構造でもよい。また、操作レバー4の操作に支障を来
さない範囲でホース側に添加剤タンク5を片寄らせても
よい。
【0018】ここで、本実施の形態における液体燃料
は、ガソリン、軽油、灯油等である。添加剤は、液体燃
料がガソリンの場合には、オクタン価向上剤、清浄剤、
防錆剤、酸化防止剤、着臭剤、金属不活性剤等である。
液体燃料が軽油の場合には、セタン価向上剤、清浄剤、
消泡剤、防錆剤、潤滑性向上剤、流動性向上剤、黒鉛防
止剤等である。液体燃料が灯油の場合には、酸化防止
剤、着臭剤、着色剤等である。
は、ガソリン、軽油、灯油等である。添加剤は、液体燃
料がガソリンの場合には、オクタン価向上剤、清浄剤、
防錆剤、酸化防止剤、着臭剤、金属不活性剤等である。
液体燃料が軽油の場合には、セタン価向上剤、清浄剤、
消泡剤、防錆剤、潤滑性向上剤、流動性向上剤、黒鉛防
止剤等である。液体燃料が灯油の場合には、酸化防止
剤、着臭剤、着色剤等である。
【0019】添加剤タンク5の上部には外気の内部への
流入を許容するとともに内部の流体(添加剤及び空気)
の外部への流出を阻止する逆止弁12が設けられてい
る。この逆止弁12は、添加剤タンク5の上部に形成さ
れた吸気孔5Bと、この吸気孔5Bの端部に形成された
弁座に当接可能とされた弁体13と、この弁体13を弁
座に対して近接離隔させ上端に抜け止めが形成されたロ
ッド14と、このロッド14に取り付けられた弁体13
を弁座に向かって付勢するばね15とを備え、添加剤の
吐出により添加剤タンク5内が大気圧以下になった場合
には、その圧力差によって弁体13がばね15の付勢力
に抗して吸気孔5Bを開放し、圧力がバランスした後
は、ばね15の付勢力によって弁体13が吸気孔5Bを
閉塞し、また、添加剤タンク5が横に配置される際には
ばね15の付勢力により弁体13が吸気孔5Bを閉塞す
る構成である。
流入を許容するとともに内部の流体(添加剤及び空気)
の外部への流出を阻止する逆止弁12が設けられてい
る。この逆止弁12は、添加剤タンク5の上部に形成さ
れた吸気孔5Bと、この吸気孔5Bの端部に形成された
弁座に当接可能とされた弁体13と、この弁体13を弁
座に対して近接離隔させ上端に抜け止めが形成されたロ
ッド14と、このロッド14に取り付けられた弁体13
を弁座に向かって付勢するばね15とを備え、添加剤の
吐出により添加剤タンク5内が大気圧以下になった場合
には、その圧力差によって弁体13がばね15の付勢力
に抗して吸気孔5Bを開放し、圧力がバランスした後
は、ばね15の付勢力によって弁体13が吸気孔5Bを
閉塞し、また、添加剤タンク5が横に配置される際には
ばね15の付勢力により弁体13が吸気孔5Bを閉塞す
る構成である。
【0020】本体2の吐出口5Aに対向する位置に添加
剤タンク5内の添加剤を流路2Aに導く添加剤流通路2
Dが上下に延びて形成されている。この添加剤流通路2
Dは、上端が吐出口5Aに向けて開口され、下端が流路
2Aのスロート部2Bに向けて開口されている。これに
より、スロート部2Bに添加剤タンク5の吐出口5Aが
開口され、添加剤タンク5内の添加剤は、流路2Aを流
れる液体流体の流動圧によるベンチュリー効果によって
流路2A内へ導入される。
剤タンク5内の添加剤を流路2Aに導く添加剤流通路2
Dが上下に延びて形成されている。この添加剤流通路2
Dは、上端が吐出口5Aに向けて開口され、下端が流路
2Aのスロート部2Bに向けて開口されている。これに
より、スロート部2Bに添加剤タンク5の吐出口5Aが
開口され、添加剤タンク5内の添加剤は、流路2Aを流
れる液体流体の流動圧によるベンチュリー効果によって
流路2A内へ導入される。
【0021】添加剤流通路2Dには添加剤の流路2A内
への導入を許容又は阻止する添加剤用弁16が設けられ
ている。添加剤用弁16は、添加剤流通路2Dの下端開
口から形成される弁座を閉塞又は開放する棒状の弁体1
7を備え、この弁体17の下端部は操作レバー4の延長
部4Bに回転可能及び操作レバー4の長手方向に移動可
能に設けられている。弁体17の上端部17Aは円錐状
に形成されており、弁体17の上端部17Aの添加剤流
通路2Dの下端開口に対する上下位置、即ち、添加剤が
流入される開口面積を変えることにより、添加剤の流量
を調整できるようになっている。弁体17と本体2との
間には流路2Aから液体燃料や添加剤を漏出することを
防止するシール部材10が設けられている。ここで、操
作レバー4の延長部4Bは、添加剤用弁16と燃料流量
調整弁3との開放操作及び閉塞操作を連動する連動機構
を構成する。
への導入を許容又は阻止する添加剤用弁16が設けられ
ている。添加剤用弁16は、添加剤流通路2Dの下端開
口から形成される弁座を閉塞又は開放する棒状の弁体1
7を備え、この弁体17の下端部は操作レバー4の延長
部4Bに回転可能及び操作レバー4の長手方向に移動可
能に設けられている。弁体17の上端部17Aは円錐状
に形成されており、弁体17の上端部17Aの添加剤流
通路2Dの下端開口に対する上下位置、即ち、添加剤が
流入される開口面積を変えることにより、添加剤の流量
を調整できるようになっている。弁体17と本体2との
間には流路2Aから液体燃料や添加剤を漏出することを
防止するシール部材10が設けられている。ここで、操
作レバー4の延長部4Bは、添加剤用弁16と燃料流量
調整弁3との開放操作及び閉塞操作を連動する連動機構
を構成する。
【0022】本体2の取付部2Eと添加剤タンク5の取
付部5Cとは着脱機構18を介して取り付けられてい
る。この着脱機構18の構成が図2に詳細に示されてい
る。図2において、着脱機構18は、添加剤タンク5の
吐出口5Aに設けられたタンク側開閉弁19と、添加剤
流通路2Dに設けられた本体側開閉弁20と、添加剤タ
ンク5が本体2に装着された際にタンク側開閉弁19及
び本体側開閉弁20を開放する開放部材21と、添加剤
タンク5を本体2に前進させて装着する際に添加剤タン
ク5と本体2とを係合し添加剤タンク5を本体2から後
退させて取り外す際に添加剤タンク5と本体2との係合
を解除するばね部材22とを備えて構成されている。
付部5Cとは着脱機構18を介して取り付けられてい
る。この着脱機構18の構成が図2に詳細に示されてい
る。図2において、着脱機構18は、添加剤タンク5の
吐出口5Aに設けられたタンク側開閉弁19と、添加剤
流通路2Dに設けられた本体側開閉弁20と、添加剤タ
ンク5が本体2に装着された際にタンク側開閉弁19及
び本体側開閉弁20を開放する開放部材21と、添加剤
タンク5を本体2に前進させて装着する際に添加剤タン
ク5と本体2とを係合し添加剤タンク5を本体2から後
退させて取り外す際に添加剤タンク5と本体2との係合
を解除するばね部材22とを備えて構成されている。
【0023】タンク側開閉弁19は、吐出口5Aの途中
に形成された弁座5Cを閉塞又は開放する略短寸円柱状
の弁体23と、この弁体23を弁座5C側(図中下方)
に付勢するばね24とを備え、添加剤タンク5が本体2
から取り外されている際に閉塞される構成である。本体
側開閉弁20は、添加剤流通路2Dの途中に形成された
弁座2Fを閉塞又は開放する略短寸円柱状の弁体25
と、この弁体25の上端部に固定され添加剤流通路2D
の内部で上下方向移動可能とされたロッド26と、この
ロッド26の上端に固定されタンク側開閉弁19の弁体
23に当接可能とされた略円錐状の当接部材27と、こ
の当接部材27と添加剤流通路2Dの途中に形成された
段部2Gとの間に介装され当接部材27及びロッド26
を介して弁体25を弁座2F側(図中上方)に付勢する
ばね28とを備え、添加剤タンク5が本体2の取付部2
Eから取り外されている際に閉塞される構成である。
に形成された弁座5Cを閉塞又は開放する略短寸円柱状
の弁体23と、この弁体23を弁座5C側(図中下方)
に付勢するばね24とを備え、添加剤タンク5が本体2
から取り外されている際に閉塞される構成である。本体
側開閉弁20は、添加剤流通路2Dの途中に形成された
弁座2Fを閉塞又は開放する略短寸円柱状の弁体25
と、この弁体25の上端部に固定され添加剤流通路2D
の内部で上下方向移動可能とされたロッド26と、この
ロッド26の上端に固定されタンク側開閉弁19の弁体
23に当接可能とされた略円錐状の当接部材27と、こ
の当接部材27と添加剤流通路2Dの途中に形成された
段部2Gとの間に介装され当接部材27及びロッド26
を介して弁体25を弁座2F側(図中上方)に付勢する
ばね28とを備え、添加剤タンク5が本体2の取付部2
Eから取り外されている際に閉塞される構成である。
【0024】ここで、ロッド26及び当接部材27から
開放部材21が構成され、この開放部材21は添加剤タ
ンク5が本体2に装着された際にタンク側開閉弁19の
弁体23及び本体側開閉弁20の弁体25が弁座5C及
び弁座2Fから離れるに十分な長さ寸法を有する。本体
2の取付部2Eは、内周部が添加剤流通路2Dの一部を
構成するとともに上端部外周にテーパ面を有する略円筒
状に形成され、添加剤タンク5の取付部5Cは、取付部
2Eの外周部に当接する内周面5Dを有する。
開放部材21が構成され、この開放部材21は添加剤タ
ンク5が本体2に装着された際にタンク側開閉弁19の
弁体23及び本体側開閉弁20の弁体25が弁座5C及
び弁座2Fから離れるに十分な長さ寸法を有する。本体
2の取付部2Eは、内周部が添加剤流通路2Dの一部を
構成するとともに上端部外周にテーパ面を有する略円筒
状に形成され、添加剤タンク5の取付部5Cは、取付部
2Eの外周部に当接する内周面5Dを有する。
【0025】取付部5Cの内周面5Dには周方向に沿っ
て嵌合溝5Eが形成され、この嵌合溝5EにはCリング
からなるばね部材22が嵌合されている。ばね部材22
は、その内周部分が本体2の取付部2Eに形成された嵌
合溝2Hに嵌合可能である。嵌合溝5Eは、添加剤タン
ク5を本体2に前進又は後退させる際にばね部材22が
口開きするのに十分な深さを有する。
て嵌合溝5Eが形成され、この嵌合溝5EにはCリング
からなるばね部材22が嵌合されている。ばね部材22
は、その内周部分が本体2の取付部2Eに形成された嵌
合溝2Hに嵌合可能である。嵌合溝5Eは、添加剤タン
ク5を本体2に前進又は後退させる際にばね部材22が
口開きするのに十分な深さを有する。
【0026】図1において、流路2A内の下流側には液
体燃料と添加剤とを混合するスタティックミキサ29が
設けられている。このスタティックミキサ29は所定角
度(例えば、90度、180 度)捩じったプレート状部材2
9Aを位相を変えて複数直列配置した構造のものであ
る。なお、本実施の形態では、符号30の想像線で示さ
れる通り、本体2及び添加剤タンク5の外部に作業時の
自動車等への接触の衝撃緩和のためにゴム等の弾性体が
設けられている。
体燃料と添加剤とを混合するスタティックミキサ29が
設けられている。このスタティックミキサ29は所定角
度(例えば、90度、180 度)捩じったプレート状部材2
9Aを位相を変えて複数直列配置した構造のものであ
る。なお、本実施の形態では、符号30の想像線で示さ
れる通り、本体2及び添加剤タンク5の外部に作業時の
自動車等への接触の衝撃緩和のためにゴム等の弾性体が
設けられている。
【0027】次に、本実施の形態の作用を図3に基づい
て説明する。なお、図3では、説明の便宜上、逆止弁1
2のばね15の図示が省略されている。図3において、
添加剤が添加された液体燃料を給油するには、まず、添
加剤の収納された添加剤タンク5を本体2に取り付け
る。そのため、添加剤タンク5の取付部5Cを本体2の
取付部2Eに対して所定の力で前進させる。すると、取
付部5Cに設けられたばね部材22は取付部2E上端部
テーパ面に案内されながら口開きし、その内周部分が嵌
合溝2Hに嵌合される。この状態では、ばね部材22を
介して取付部2E,5C同士が係合されているので、弱
い力で添加剤タンク5を動かしても本体2から誤って外
れることがない。
て説明する。なお、図3では、説明の便宜上、逆止弁1
2のばね15の図示が省略されている。図3において、
添加剤が添加された液体燃料を給油するには、まず、添
加剤の収納された添加剤タンク5を本体2に取り付け
る。そのため、添加剤タンク5の取付部5Cを本体2の
取付部2Eに対して所定の力で前進させる。すると、取
付部5Cに設けられたばね部材22は取付部2E上端部
テーパ面に案内されながら口開きし、その内周部分が嵌
合溝2Hに嵌合される。この状態では、ばね部材22を
介して取付部2E,5C同士が係合されているので、弱
い力で添加剤タンク5を動かしても本体2から誤って外
れることがない。
【0028】添加剤タンク5の本体2に対する前進に伴
って開放部材21はタンク側開閉弁19の弁体23及び
本体側開閉弁20の弁体25を弁座5C及び弁座2Fか
ら離し、両弁19,20を開放操作する。添加剤タンク
5が本体2に装着されたら操作レバー4を回動操作す
る。すると、弁体7及びロッド9がばね8の付勢力に抗
して押し上げられ燃料流量調整弁3が開放され、かつ、
連動機構操である操作レバー4の延長部4Bが添加剤用
弁16の弁体17を後退させ、添加剤流通路2Dの下端
開口の弁座が開放される。
って開放部材21はタンク側開閉弁19の弁体23及び
本体側開閉弁20の弁体25を弁座5C及び弁座2Fか
ら離し、両弁19,20を開放操作する。添加剤タンク
5が本体2に装着されたら操作レバー4を回動操作す
る。すると、弁体7及びロッド9がばね8の付勢力に抗
して押し上げられ燃料流量調整弁3が開放され、かつ、
連動機構操である操作レバー4の延長部4Bが添加剤用
弁16の弁体17を後退させ、添加剤流通路2Dの下端
開口の弁座が開放される。
【0029】これにより、液体燃料は矢印Pに示される
通り、流路2A内を流通するとともに、添加剤タンク5
内の添加剤は矢印Qに示される通り、吐出口5Aから添
加剤流通路2Dを通って流路2A内へ比例導入される。
吐出口5Aから添加剤が吐出されることにより、添加剤
タンク5内が減圧されるが、この減圧に伴って逆止弁1
2が開放され、矢印Rに示される通り、外部の空気が添
加剤タンク5内に流入される。これらの液体燃料と添加
剤とはスタティックミキサ29により攪拌され渾然一体
となって図示しない自動車の給油タンク等の内部に吐出
される。給油操作を終了するには、操作レバー4を操作
して燃料流量調整弁3を閉塞する。燃料流量調整弁3の
閉塞操作に伴ってばね8が弁体7及びロッド9を介して
操作レバー4の握り部4Aを押し下げる。これに伴っ
て、添加剤用弁16は、弁体17が操作レバー4の延長
部4Bを介して押し上げられて閉塞され、液体燃料及び
添加剤が燃料流量調整弁3及び添加剤用弁16から送ら
れない。
通り、流路2A内を流通するとともに、添加剤タンク5
内の添加剤は矢印Qに示される通り、吐出口5Aから添
加剤流通路2Dを通って流路2A内へ比例導入される。
吐出口5Aから添加剤が吐出されることにより、添加剤
タンク5内が減圧されるが、この減圧に伴って逆止弁1
2が開放され、矢印Rに示される通り、外部の空気が添
加剤タンク5内に流入される。これらの液体燃料と添加
剤とはスタティックミキサ29により攪拌され渾然一体
となって図示しない自動車の給油タンク等の内部に吐出
される。給油操作を終了するには、操作レバー4を操作
して燃料流量調整弁3を閉塞する。燃料流量調整弁3の
閉塞操作に伴ってばね8が弁体7及びロッド9を介して
操作レバー4の握り部4Aを押し下げる。これに伴っ
て、添加剤用弁16は、弁体17が操作レバー4の延長
部4Bを介して押し上げられて閉塞され、液体燃料及び
添加剤が燃料流量調整弁3及び添加剤用弁16から送ら
れない。
【0030】添加剤が添加されていない通常の液体燃料
を給油するには、添加剤タンク5を本体2から取り外
す。そのため、添加剤タンク5の取付部5Cを本体2の
取付部2Eに対して所定の力で後退させる。すると、取
付部5Cに設けられたばね部材22は口開きし、添加剤
タンク5と本体2との係合が解除される。添加剤タンク
5の本体2に対する後退に伴ってタンク側開閉弁19の
弁体23及び本体側開閉弁20の弁体25は、ばね2
4,28の付勢力により弁座5C及び弁座2Fに当接さ
れ、両弁19,20は自動的に閉塞操作される。
を給油するには、添加剤タンク5を本体2から取り外
す。そのため、添加剤タンク5の取付部5Cを本体2の
取付部2Eに対して所定の力で後退させる。すると、取
付部5Cに設けられたばね部材22は口開きし、添加剤
タンク5と本体2との係合が解除される。添加剤タンク
5の本体2に対する後退に伴ってタンク側開閉弁19の
弁体23及び本体側開閉弁20の弁体25は、ばね2
4,28の付勢力により弁座5C及び弁座2Fに当接さ
れ、両弁19,20は自動的に閉塞操作される。
【0031】この状態で操作レバー4を操作して燃料流
量調整弁3を開放すると、液体燃料は流路2A内を流通
して外部に吐出されるが、添加剤用弁16が開放されて
も添加剤タンク5が本体2に取り付けられていないので
添加剤が流路2Aに供給されることがなく、しかも、本
体側開閉弁20が閉塞されているので、液体燃料が添加
剤流通路2Dを通って外部へ逆流することがない。
量調整弁3を開放すると、液体燃料は流路2A内を流通
して外部に吐出されるが、添加剤用弁16が開放されて
も添加剤タンク5が本体2に取り付けられていないので
添加剤が流路2Aに供給されることがなく、しかも、本
体側開閉弁20が閉塞されているので、液体燃料が添加
剤流通路2Dを通って外部へ逆流することがない。
【0032】従って、本実施の形態によれば、内部に添
加剤が収納された添加剤タンク5を本体2に着脱自在に
取り付け、この添加剤タンク5の吐出口5Aに対向する
本体2の位置に添加剤タンク5内の添加剤を流路2Aに
導く添加剤流通路2Dを形成し、この添加剤流通路2D
に添加剤の流路2A内への導入を許容又は阻止する添加
剤用弁16を設け、本体2に設けられた燃料流量調整弁
3と添加剤用弁16とを連動する連動機構4Bを燃料流
量調整弁3を開放操作する操作レバー4に設けたから、
液体燃料自体が供給されるポンプ及びラインとは別個に
添加剤を供給するためのライン及びポンプを設ける必要
がなくなり、添加剤が添加された液体燃料と通常の燃料
とを簡易な構造で個別に供給できる。
加剤が収納された添加剤タンク5を本体2に着脱自在に
取り付け、この添加剤タンク5の吐出口5Aに対向する
本体2の位置に添加剤タンク5内の添加剤を流路2Aに
導く添加剤流通路2Dを形成し、この添加剤流通路2D
に添加剤の流路2A内への導入を許容又は阻止する添加
剤用弁16を設け、本体2に設けられた燃料流量調整弁
3と添加剤用弁16とを連動する連動機構4Bを燃料流
量調整弁3を開放操作する操作レバー4に設けたから、
液体燃料自体が供給されるポンプ及びラインとは別個に
添加剤を供給するためのライン及びポンプを設ける必要
がなくなり、添加剤が添加された液体燃料と通常の燃料
とを簡易な構造で個別に供給できる。
【0033】また、本実施の形態では、添加剤タンク5
は、吐出口5Aが下方に向いて配置され、添加剤タンク
5内の添加剤は、その自重により流路2A内へ導入され
る構造としたから、添加剤タンク5の構造を簡易なもの
にできる。さらに、流路2Aは両側部より断面形状の小
さいスロート部2Bを備え、このスロート部2Bに添加
剤流通路2Dが開口され、添加剤タンク5内の添加剤は
ベンチュリー効果により流路2A内へ導入される構造と
したから、スロート部2Bを流通する液体燃料の流速が
速くなるので、吸い込み作用に伴って添加剤タンク5内
の添加剤の吐出が確実に行え、しかも、液体燃料が添加
剤タンク5に逆流することを防止できる。
は、吐出口5Aが下方に向いて配置され、添加剤タンク
5内の添加剤は、その自重により流路2A内へ導入され
る構造としたから、添加剤タンク5の構造を簡易なもの
にできる。さらに、流路2Aは両側部より断面形状の小
さいスロート部2Bを備え、このスロート部2Bに添加
剤流通路2Dが開口され、添加剤タンク5内の添加剤は
ベンチュリー効果により流路2A内へ導入される構造と
したから、スロート部2Bを流通する液体燃料の流速が
速くなるので、吸い込み作用に伴って添加剤タンク5内
の添加剤の吐出が確実に行え、しかも、液体燃料が添加
剤タンク5に逆流することを防止できる。
【0034】また、添加剤タンク5に外気の内部への流
入を許容するとともに内部の流体の外部への流出を阻止
する逆止弁12を設けたから、添加剤タンク5の内部か
ら添加剤流通路2Dへの添加剤の流出をスムースに行え
るとともに、添加剤タンク5が横に倒れても添加剤が誤
って外部に漏出することを防止できる。さらに、流路2
A内に液体燃料と添加剤とを混合するスタティックミキ
サ29を設けたから、液体燃料と添加剤との確実な混合
を簡単な構造で実現できる。また、連動機構を操作レバ
ー4の延長部4Bとしたから、連動機構自体の構造を簡
易なものにできる。
入を許容するとともに内部の流体の外部への流出を阻止
する逆止弁12を設けたから、添加剤タンク5の内部か
ら添加剤流通路2Dへの添加剤の流出をスムースに行え
るとともに、添加剤タンク5が横に倒れても添加剤が誤
って外部に漏出することを防止できる。さらに、流路2
A内に液体燃料と添加剤とを混合するスタティックミキ
サ29を設けたから、液体燃料と添加剤との確実な混合
を簡単な構造で実現できる。また、連動機構を操作レバ
ー4の延長部4Bとしたから、連動機構自体の構造を簡
易なものにできる。
【0035】また、本実施の形態では、添加剤タンク5
と本体2とを着脱機構18を介して取り付け、この着脱
機構18を、添加剤タンク5の吐出口5Aに設けられ添
加剤タンク5が本体2から取り外されている際に閉塞さ
れるタンク側開閉弁19と、添加剤流通路2Dに設けら
れ添加剤タンク5が本体2から取り外されている際に閉
塞される本体側開閉弁20と、添加剤タンク5が本体2
に装着された際にタンク側開閉弁19及び本体側開閉弁
20を開放する開放部材21と、添加剤タンク5を本体
2に前進させて装着する際に添加剤タンク5と本体2と
を係合し添加剤タンク5を本体2から後退させて取り外
す際に添加剤タンク5と本体2との係合を解除するばね
部材22とを備えた構造としたから、添加剤タンク5を
本体2に対して前進させるだけて添加剤タンク5を本体
2に確実に取り付けるとともに添加剤タンク5の吐出口
5A、添加剤流通路2D及び流路2Aを互いに開放で
き、その上、添加剤タンク5を本体2に対して後退させ
るだけて添加剤タンク5を本体2に確実に取り外せると
ともに添加剤タンク5の吐出口5A、添加剤流通路2D
及び流路2Aを遮断できる。従って、これらの一連の操
作をワンタッチで確実に行える。
と本体2とを着脱機構18を介して取り付け、この着脱
機構18を、添加剤タンク5の吐出口5Aに設けられ添
加剤タンク5が本体2から取り外されている際に閉塞さ
れるタンク側開閉弁19と、添加剤流通路2Dに設けら
れ添加剤タンク5が本体2から取り外されている際に閉
塞される本体側開閉弁20と、添加剤タンク5が本体2
に装着された際にタンク側開閉弁19及び本体側開閉弁
20を開放する開放部材21と、添加剤タンク5を本体
2に前進させて装着する際に添加剤タンク5と本体2と
を係合し添加剤タンク5を本体2から後退させて取り外
す際に添加剤タンク5と本体2との係合を解除するばね
部材22とを備えた構造としたから、添加剤タンク5を
本体2に対して前進させるだけて添加剤タンク5を本体
2に確実に取り付けるとともに添加剤タンク5の吐出口
5A、添加剤流通路2D及び流路2Aを互いに開放で
き、その上、添加剤タンク5を本体2に対して後退させ
るだけて添加剤タンク5を本体2に確実に取り外せると
ともに添加剤タンク5の吐出口5A、添加剤流通路2D
及び流路2Aを遮断できる。従って、これらの一連の操
作をワンタッチで確実に行える。
【0036】なお、本発明は前述の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であ
れば次に示す変形例を含むものである。例えば、前記実
施の形態では、添加剤流通路2Dの下端部は流路2Aの
側面に直接開口された構成であるが、本発明では、図4
に示される通り、添加剤流通路2Dの開口部にエルボー
管31を取り付け、このエルボー管31の内部に添加剤
流通路2Dと連通する孔部32Aを有し下端面に弁座が
形成されるパッキン部材32を設け、エルボー管31の
角部一側に添加剤用弁16の円柱状弁体17’が挿通す
る第1挿通孔31Aを上下に形成し、エルボー管31の
角部他側に液体燃料を内部に取り入れる第2挿通孔31
Bを形成してもよい。この構成では、添加剤流通路2D
から送られる添加剤を流路2Aの略中央位置に送り込む
ことができるので、添加剤と液体燃料との混合をより確
実に行える。
れるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であ
れば次に示す変形例を含むものである。例えば、前記実
施の形態では、添加剤流通路2Dの下端部は流路2Aの
側面に直接開口された構成であるが、本発明では、図4
に示される通り、添加剤流通路2Dの開口部にエルボー
管31を取り付け、このエルボー管31の内部に添加剤
流通路2Dと連通する孔部32Aを有し下端面に弁座が
形成されるパッキン部材32を設け、エルボー管31の
角部一側に添加剤用弁16の円柱状弁体17’が挿通す
る第1挿通孔31Aを上下に形成し、エルボー管31の
角部他側に液体燃料を内部に取り入れる第2挿通孔31
Bを形成してもよい。この構成では、添加剤流通路2D
から送られる添加剤を流路2Aの略中央位置に送り込む
ことができるので、添加剤と液体燃料との混合をより確
実に行える。
【0037】また、前記実施の形態では、添加剤タンク
5に逆止弁12を設けたが、本発明では、添加剤タンク
5の上部に通気孔を設ける構成でもよい。さらに、流路
2Aは両側部より断面形状の小さいスロート部2Bを備
え、このスロート部2Bに添加剤流通路2Dを開口し、
添加剤タンク5内の添加剤をベンチュリー効果により流
路2A内へ導入する構造としたが、本発明では、流路2
Aの断面積の大きさを液体燃料の流通方向に沿って同一
としてもよい。この場合でも、添加剤タンク5内の添加
剤は、その自重により流路2A内へ導入される。また、
本発明では、必ずしもスタティックミキサ29を設ける
ことを要しない。さらに、連動機構を操作レバー4とは
別個に設けてもよい。
5に逆止弁12を設けたが、本発明では、添加剤タンク
5の上部に通気孔を設ける構成でもよい。さらに、流路
2Aは両側部より断面形状の小さいスロート部2Bを備
え、このスロート部2Bに添加剤流通路2Dを開口し、
添加剤タンク5内の添加剤をベンチュリー効果により流
路2A内へ導入する構造としたが、本発明では、流路2
Aの断面積の大きさを液体燃料の流通方向に沿って同一
としてもよい。この場合でも、添加剤タンク5内の添加
剤は、その自重により流路2A内へ導入される。また、
本発明では、必ずしもスタティックミキサ29を設ける
ことを要しない。さらに、連動機構を操作レバー4とは
別個に設けてもよい。
【0038】また、本発明では、添加剤タンク5を本体
2に取り付けるための着脱機構をボルト及びナットから
構成してもよい。ボルト及びナットから構成した場合、
添加剤流通路2Dの上端部が開口されることになるの
で、液体燃料の外部への漏出を防止するため蓋を設けて
もよい。仮に、前記実施の形態の着脱機構18を設ける
場合、ばね部材22に変えて本体2の取付部2Eと添加
剤タンク5の取付部5Cとに係合突起と係合溝とを設け
るものでもよい。
2に取り付けるための着脱機構をボルト及びナットから
構成してもよい。ボルト及びナットから構成した場合、
添加剤流通路2Dの上端部が開口されることになるの
で、液体燃料の外部への漏出を防止するため蓋を設けて
もよい。仮に、前記実施の形態の着脱機構18を設ける
場合、ばね部材22に変えて本体2の取付部2Eと添加
剤タンク5の取付部5Cとに係合突起と係合溝とを設け
るものでもよい。
【0039】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、内部に添
加剤が収納された添加剤タンクを本体に着脱自在に取り
付け、この添加剤タンクの吐出口に対向する本体の位置
に添加剤タンク内の添加剤を流路に導く添加剤流通路を
形成し、この添加剤流通路に添加剤の流路内への導入を
許容又は阻止する添加剤用弁を設け、本体に設けられた
燃料流量調整弁と添加剤用弁とを連動する連動機構を燃
料流量調整弁を開放操作する操作レバーに設けたから、
液体燃料自体が供給されるポンプ及びラインとは別個に
添加剤を供給するためのライン及びポンプを設ける必要
がなくなり、添加剤が添加された液体燃料と通常の燃料
とを簡易な構造で個別に供給できる。
加剤が収納された添加剤タンクを本体に着脱自在に取り
付け、この添加剤タンクの吐出口に対向する本体の位置
に添加剤タンク内の添加剤を流路に導く添加剤流通路を
形成し、この添加剤流通路に添加剤の流路内への導入を
許容又は阻止する添加剤用弁を設け、本体に設けられた
燃料流量調整弁と添加剤用弁とを連動する連動機構を燃
料流量調整弁を開放操作する操作レバーに設けたから、
液体燃料自体が供給されるポンプ及びラインとは別個に
添加剤を供給するためのライン及びポンプを設ける必要
がなくなり、添加剤が添加された液体燃料と通常の燃料
とを簡易な構造で個別に供給できる。
【図1】本発明の一実施の形態にかかる給油ノズルの全
体構成を示す断面図である。
体構成を示す断面図である。
【図2】着脱機構の詳細を示す断面図である。
【図3】前記実施の形態の作用を説明する断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の変形例にかかる給油ノズルの要部を示
す断面図である。
す断面図である。
1 給油ノズル 2 本体 2A 流路 2B スロート部 2D 添加剤流通路 3 燃料流量調整弁 4 操作レバー 4B 連動機構を構成する操作レバーの延長部 5 添加剤タンク 5A 吐出口 12 逆止弁 16 添加剤用弁 18 着脱機構 19 タンク側開閉弁 20 本体側開閉弁 21 開放部材 22 ばね部材 29 スタティックミキサ
Claims (6)
- 【請求項1】内部に液体燃料が流通される流路を形成し
た本体と、この本体に設けられ前記流路内で流通される
液体燃料の流量を調整する燃料流量調整弁と、この燃料
流量調整弁を駆動する操作レバーとを備えた給油ノズル
において、内部に添加剤が収納されこの添加剤を吐出口
から吐出する添加剤タンクを前記本体に着脱自在に取り
付け、前記本体の前記吐出口に対向する位置に前記添加
剤タンク内の添加剤を前記流路に導く添加剤流通路を形
成し、この添加剤流通路に添加剤の前記流路内への導入
を許容又は阻止する添加剤用弁を設け、この添加剤用弁
と前記燃料流量調整弁とを連動する連動機構を前記操作
レバーに設けたことを特徴とする給油ノズル。 - 【請求項2】請求項1記載の給油ノズルにおいて、前記
添加剤タンクは、前記吐出口が下方に向いて配置され、
前記添加剤タンク内の添加剤は、その自重により前記流
路内へ導入されることを特徴とする給油ノズル。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の給油ノズルにおい
て、前記流路は両側部より断面形状の小さいスロート部
を備え、このスロート部に前記添加剤流通路が開口さ
れ、前記添加剤タンク内の添加剤はベンチュリー効果に
より前記流路内へ導入されることを特徴とする給油ノズ
ル。 - 【請求項4】請求項1から3にいずれか記載の給油ノズ
ルにおいて、前記添加剤タンクに外気の内部への流入を
許容するとともに内部の流体の外部への流出を阻止する
逆止弁を設けたことを特徴とする給油ノズル。 - 【請求項5】請求項1から4にいずれか記載の給油ノズ
ルにおいて、前記流路内に液体燃料と添加剤とを混合す
るスタティックミキサを設けたことを特徴とする給油ノ
ズル。 - 【請求項6】請求項1から5にいずれか記載の給油ノズ
ルにおいて、前記添加剤タンクと前記本体とを着脱機構
を介して取り付け、この着脱機構を、前記添加剤タンク
の吐出口に設けられ前記添加剤タンクが前記本体から取
り外されている際に閉塞されるタンク側開閉弁と、前記
添加剤流通路に設けられ前記添加剤タンクが前記本体か
ら取り外されている際に閉塞される本体側開閉弁と、前
記添加剤タンクが前記本体に装着された際に前記タンク
側開閉弁及び前記本体側開閉弁を開放する開放部材と、
前記添加剤タンクを前記本体に前進させて装着する際に
前記添加剤タンクと前記本体とを係合し前記添加剤タン
クを前記本体から後退させて取り外す際に前記添加剤タ
ンクと前記本体との係合を解除するばね部材とを備えて
構成したことを特徴とする給油ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25303995A JPH0995400A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 給油ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25303995A JPH0995400A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 給油ノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0995400A true JPH0995400A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17245634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25303995A Withdrawn JPH0995400A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 給油ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0995400A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012523353A (ja) * | 2009-04-08 | 2012-10-04 | ネステク ソシエテ アノニム | 混合ノズル部品および混合液ディスペンサ |
JP2017501333A (ja) * | 2013-12-12 | 2017-01-12 | ソゲフィ・フィルトレイション・フランス | 燃料フィルタおよび内蔵添加剤タンクを備えた燃料フィルタのためのカートリッジ |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP25303995A patent/JPH0995400A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012523353A (ja) * | 2009-04-08 | 2012-10-04 | ネステク ソシエテ アノニム | 混合ノズル部品および混合液ディスペンサ |
JP2017501333A (ja) * | 2013-12-12 | 2017-01-12 | ソゲフィ・フィルトレイション・フランス | 燃料フィルタおよび内蔵添加剤タンクを備えた燃料フィルタのためのカートリッジ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |