JPH0958823A - 物品仕分装置 - Google Patents
物品仕分装置Info
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- JPH0958823A JPH0958823A JP11629896A JP11629896A JPH0958823A JP H0958823 A JPH0958823 A JP H0958823A JP 11629896 A JP11629896 A JP 11629896A JP 11629896 A JP11629896 A JP 11629896A JP H0958823 A JPH0958823 A JP H0958823A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 仕分け物品の増加によっても表示器制御にか
かるコストを抑えつつ処理スピードを低下させない物品
仕分け設備の提供。 【解決手段】 物品の種類ごとに対応して載置棚10に
備えられている表示手段20に接続されて表示状態を制
御し、該表示手段の所定数毎に備えられる第一表示制御
手段31と、載置棚から取り出す物品の情報を有する集
中制御部40からの情報及び指示に対する入出力に応対
し、第一表示制御手段31とセットの第二表示制御部3
2と、第一表示制御部31と前記第二表示制御部32と
の各々に別々に接続して各々の情報を記憶する記憶部3
3とを備え、第一表示制御部の作動と第二表示制御部の
作動との干渉し合わなくする。
かるコストを抑えつつ処理スピードを低下させない物品
仕分け設備の提供。 【解決手段】 物品の種類ごとに対応して載置棚10に
備えられている表示手段20に接続されて表示状態を制
御し、該表示手段の所定数毎に備えられる第一表示制御
手段31と、載置棚から取り出す物品の情報を有する集
中制御部40からの情報及び指示に対する入出力に応対
し、第一表示制御手段31とセットの第二表示制御部3
2と、第一表示制御部31と前記第二表示制御部32と
の各々に別々に接続して各々の情報を記憶する記憶部3
3とを備え、第一表示制御部の作動と第二表示制御部の
作動との干渉し合わなくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品を種類ごとに収容
している各載置棚から、要求された物品を取り出して揃
えるピッキングを行うための物品仕分設備に関する。
している各載置棚から、要求された物品を取り出して揃
えるピッキングを行うための物品仕分設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の物品仕分設備として、傾斜した棚
板の区分けされた各位置に物品を種類ごとに収容した箱
を載置し、各区分け位置に設けられた表示装置によって
取り出すべき物品とその数を示し、作業員がこの表示に
従って物品を揃えていく、いわゆるオーダーピッキング
システムが知られている。
板の区分けされた各位置に物品を種類ごとに収容した箱
を載置し、各区分け位置に設けられた表示装置によって
取り出すべき物品とその数を示し、作業員がこの表示に
従って物品を揃えていく、いわゆるオーダーピッキング
システムが知られている。
【0003】通常の物品仕分設備では、倉庫内などの物
品保管場所において上記のような棚を複数設け、コンピ
ュータによる集中管理システムによって、オーダーリス
トを入力し、このリストに対応する表示を棚の表示部に
自動的に行い、作業員がこの表示を追っていくだけで、
要求された物品の種類と数を揃えられるようになってい
る。即ち、この集中管理システムの例として、例えば、
特公平6−78124号公報に開示された装置がある。
これによると、まずホストコンピュータからの作業情報
を処理する集中制御部を備え、更に物品の載置棚におい
ては、所定数の物品種類の1セットを1つのベイとして
棚を複数ベイに分け、各ベイにはベイ制御部が一個ずつ
配置され、このベイ制御部と集中制御部との間で各物品
の作業データを交換し、オーダーリストの表示とその作
業の完了についての管理を行っている。
品保管場所において上記のような棚を複数設け、コンピ
ュータによる集中管理システムによって、オーダーリス
トを入力し、このリストに対応する表示を棚の表示部に
自動的に行い、作業員がこの表示を追っていくだけで、
要求された物品の種類と数を揃えられるようになってい
る。即ち、この集中管理システムの例として、例えば、
特公平6−78124号公報に開示された装置がある。
これによると、まずホストコンピュータからの作業情報
を処理する集中制御部を備え、更に物品の載置棚におい
ては、所定数の物品種類の1セットを1つのベイとして
棚を複数ベイに分け、各ベイにはベイ制御部が一個ずつ
配置され、このベイ制御部と集中制御部との間で各物品
の作業データを交換し、オーダーリストの表示とその作
業の完了についての管理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、この種
の物品仕分設備では、より多種類の物品に対応すること
が要求されるようになってきている。つまり、上記の表
示部が増えて大量の情報がベイ制御部を通って集中制御
部で処理される状態となっている。このように、上記の
ようなベイ制御部に接続される表示部が増えると、集中
制御部からの指示と表示部からの情報がベイ制御部の処
理能力を越えてしまい、ピッキング作業の遅延につなが
るという問題がある。
の物品仕分設備では、より多種類の物品に対応すること
が要求されるようになってきている。つまり、上記の表
示部が増えて大量の情報がベイ制御部を通って集中制御
部で処理される状態となっている。このように、上記の
ようなベイ制御部に接続される表示部が増えると、集中
制御部からの指示と表示部からの情報がベイ制御部の処
理能力を越えてしまい、ピッキング作業の遅延につなが
るという問題がある。
【0005】またこのように、より多種類の物品に対応
しようとすると、ベイ制御部を増やすことにもなり、情
報往復が頻繁になり、集中制御部内で待ち時間が発生し
たり、ベイ制御部の処理すべき作業を集中制御部にさせ
るといった負担をかけることとなってしまう。一方で、
処理能力の高いCPUの使用、又は、ベイ制御部に接続
する表示部の数量を抑えてベイ制御部自体を増やすとい
う対策は、それに対応して高価となってしまうという問
題がある。
しようとすると、ベイ制御部を増やすことにもなり、情
報往復が頻繁になり、集中制御部内で待ち時間が発生し
たり、ベイ制御部の処理すべき作業を集中制御部にさせ
るといった負担をかけることとなってしまう。一方で、
処理能力の高いCPUの使用、又は、ベイ制御部に接続
する表示部の数量を抑えてベイ制御部自体を増やすとい
う対策は、それに対応して高価となってしまうという問
題がある。
【0006】本発明の目的は上記の問題を解消すること
にあり、より多種類の物品に対応し且つ処理スピードを
低下させない物品仕分設備を提供することにある。
にあり、より多種類の物品に対応し且つ処理スピードを
低下させない物品仕分設備を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、複
数種類の物品を種類ごとに収容する載置棚と、物品の個
数表示部及びランプのセットを含んで物品の種類ごとに
対応して載置棚に備えられている表示手段と、表示手段
に接続されて表示状態を制御するために該表示手段の所
定数毎に備えられる第一表示制御手段と、少なくとも載
置棚から取り出す物品の種類及び数量、グループ分けの
情報を有する集中制御部と、集中制御部からの情報及び
指示に対する入出力を行うために第一表示制御部の数に
対応して設けられている第二表示制御部と、第一表示制
御部と第二表示制御部との各々に接続して各々の情報を
記憶し、且つ、第一表示制御部の数に対応して設けられ
ている記憶部と、を備える構成の物品仕分装置により達
成される。また、集中制御部にバーコード読み取り部を
有する入力手段が接続される構成とすることができる。
数種類の物品を種類ごとに収容する載置棚と、物品の個
数表示部及びランプのセットを含んで物品の種類ごとに
対応して載置棚に備えられている表示手段と、表示手段
に接続されて表示状態を制御するために該表示手段の所
定数毎に備えられる第一表示制御手段と、少なくとも載
置棚から取り出す物品の種類及び数量、グループ分けの
情報を有する集中制御部と、集中制御部からの情報及び
指示に対する入出力を行うために第一表示制御部の数に
対応して設けられている第二表示制御部と、第一表示制
御部と第二表示制御部との各々に接続して各々の情報を
記憶し、且つ、第一表示制御部の数に対応して設けられ
ている記憶部と、を備える構成の物品仕分装置により達
成される。また、集中制御部にバーコード読み取り部を
有する入力手段が接続される構成とすることができる。
【0008】
【作用】本発明に係る物品仕分装置においては、第二表
示制御部によって集中制御部との表示手段に関する情報
交換を行い、且つこの情報を記憶部に記録し、第一表示
制御部によって記憶部の情報を基に表示手段が制御され
る。従って、集中制御部では表示手段の作動が全て成さ
れたかどうかという結果だけが入力するので、データ処
理と表示手段管理を分散化でき、第二表示制御部に接続
する表示手段を増やすことができる。また、集中制御部
にバーコード読み取り部を有する入力手段が接続される
ことで、操作者の手によるキー入力で発生する間違いを
無くし、手軽に素早く、且つ正確なデータ入力を可能に
する。
示制御部によって集中制御部との表示手段に関する情報
交換を行い、且つこの情報を記憶部に記録し、第一表示
制御部によって記憶部の情報を基に表示手段が制御され
る。従って、集中制御部では表示手段の作動が全て成さ
れたかどうかという結果だけが入力するので、データ処
理と表示手段管理を分散化でき、第二表示制御部に接続
する表示手段を増やすことができる。また、集中制御部
にバーコード読み取り部を有する入力手段が接続される
ことで、操作者の手によるキー入力で発生する間違いを
無くし、手軽に素早く、且つ正確なデータ入力を可能に
する。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を基に説明す
る。図1は本発明の一実施例である物品仕分装置の概要
を示す図である。本実施例では、仕分用の棚の一枠1を
示しており、このような枠1を更に複数設けることで実
際の仕分装置が構成されている。この一枠1内で載置棚
10,10,・・・は3段に重ねられ、その3段をそれ
ぞれ有する5つのエリアが備えられている。1つのエリ
ア内の1段の棚には物品の載置用位置が3つに区分けさ
れている。そして、それぞれの物品載置位置の前部端面
に表示器20,20,・・・が備えられている。各棚1
0,10,・・・は前面に向かって傾斜しており、物品
が入った箱を置き、前端の箱が空となってこれを取り除
くと、その後ろの箱がすべって出てくるようになってい
る。また、物品の補給はこの枠1の背面から行われる。
この一枠1の最上部には表示器制御部(アイテム・ユニ
ット・コントローラー)30(以後IUCと呼ぶ)が配
置され、この枠1に備えられた表示器20,20,・・
・全てを後述するように制御する。
る。図1は本発明の一実施例である物品仕分装置の概要
を示す図である。本実施例では、仕分用の棚の一枠1を
示しており、このような枠1を更に複数設けることで実
際の仕分装置が構成されている。この一枠1内で載置棚
10,10,・・・は3段に重ねられ、その3段をそれ
ぞれ有する5つのエリアが備えられている。1つのエリ
ア内の1段の棚には物品の載置用位置が3つに区分けさ
れている。そして、それぞれの物品載置位置の前部端面
に表示器20,20,・・・が備えられている。各棚1
0,10,・・・は前面に向かって傾斜しており、物品
が入った箱を置き、前端の箱が空となってこれを取り除
くと、その後ろの箱がすべって出てくるようになってい
る。また、物品の補給はこの枠1の背面から行われる。
この一枠1の最上部には表示器制御部(アイテム・ユニ
ット・コントローラー)30(以後IUCと呼ぶ)が配
置され、この枠1に備えられた表示器20,20,・・
・全てを後述するように制御する。
【0010】図2は表示器の正面図である。各表示器2
0,20,・・・は同一の構成となっており、その一つ
を説明すると、中央部には取り出し数量を表示する数値
表示部21が配置され、そのサイドには取り出しの現状
を示す表示灯を併せ持ちつつ取り出し完了時に押される
表示機能付リセットボタン22が配置された構成となっ
ている。この内部には、図3に示すような演算処理部
(CPU)25が備えられている。そして、このCPU
25が後述のようにIUC30によって駆動制御され
る。CPU25は、IUC14との間でデータ交換を行
う信号送受信部26を備えており、クロック発振器2
7,電源部28,ブザー29等が接続され、更に、数値
表示部21,リセットボタン22が接続されている。
0,20,・・・は同一の構成となっており、その一つ
を説明すると、中央部には取り出し数量を表示する数値
表示部21が配置され、そのサイドには取り出しの現状
を示す表示灯を併せ持ちつつ取り出し完了時に押される
表示機能付リセットボタン22が配置された構成となっ
ている。この内部には、図3に示すような演算処理部
(CPU)25が備えられている。そして、このCPU
25が後述のようにIUC30によって駆動制御され
る。CPU25は、IUC14との間でデータ交換を行
う信号送受信部26を備えており、クロック発振器2
7,電源部28,ブザー29等が接続され、更に、数値
表示部21,リセットボタン22が接続されている。
【0011】図4は物品仕分装置の概略を示すブロック
図である。上記の表示器(IUとして図示)20,2
0,・・・は各IUC30,30,・・・ごとに所定数
まとめられ、それぞれがつながるIUC30,30,・
・・を通して集中制御部としてのコンピュータ(PCと
して図示)40によって管理されている。即ち、このシ
ステムとしては、図4に示すように、表示器(IU)2
0,20,・・・の所定数をそれぞれでまとめている複
数の枠1,1,・・・に1対1で対応している各IUC
30,30,・・・がコンピュータ40と接続している
ことで、制御が成されるようになっている。
図である。上記の表示器(IUとして図示)20,2
0,・・・は各IUC30,30,・・・ごとに所定数
まとめられ、それぞれがつながるIUC30,30,・
・・を通して集中制御部としてのコンピュータ(PCと
して図示)40によって管理されている。即ち、このシ
ステムとしては、図4に示すように、表示器(IU)2
0,20,・・・の所定数をそれぞれでまとめている複
数の枠1,1,・・・に1対1で対応している各IUC
30,30,・・・がコンピュータ40と接続している
ことで、制御が成されるようになっている。
【0012】図5は表示器制御部(IUC)30の構成
を示すブロック図である。このIUC30では、第一表
示制御部31,第二表示制御部32,及び記憶部33で
構成されている。第一表示制御部31には演算部(CP
U)31aを中心に、表示器(IU)20,20,・・
・側の接続となる信号送受信部31b,状態表示部31
c,表示灯32d,クロック発振部31eが備えられ、
演算部(CPU)31aが記憶部33に接続している。
第二表示制御部32には演算部(CPU)32aを中心
に、コンピュータ40側の接続となる信号送受信部32
b,状態表示部32c,アドレス設定部31d,クロッ
ク発振部32eが備えられ、演算部(CPU)32aが
記憶部33に接続している。
を示すブロック図である。このIUC30では、第一表
示制御部31,第二表示制御部32,及び記憶部33で
構成されている。第一表示制御部31には演算部(CP
U)31aを中心に、表示器(IU)20,20,・・
・側の接続となる信号送受信部31b,状態表示部31
c,表示灯32d,クロック発振部31eが備えられ、
演算部(CPU)31aが記憶部33に接続している。
第二表示制御部32には演算部(CPU)32aを中心
に、コンピュータ40側の接続となる信号送受信部32
b,状態表示部32c,アドレス設定部31d,クロッ
ク発振部32eが備えられ、演算部(CPU)32aが
記憶部33に接続している。
【0013】次に、本発明の装置についてピッキング作
業の流れに関する実施例の説明を行う。図6はピッキン
グ作業の流れを説明するフローチャートである。まず、
ステップS1で開始指示となると、ステップS2におい
て、コンピュータ40に予め入力されているピッキング
データをIUC30,30,・・・の信号送受信部32
bに送信する。このピッキングデータは通常、要求され
た物品の種類とその取り出し数量を基としており、これ
らに対応する物品仕分装置の位置に関するデータも含む
ようになっており、各IUC30,30,・・・のアド
レス情報を含むことで、一回のオーダー量を一度に出力
することができる。そして、入力されたデータは記憶部
33に記録される。
業の流れに関する実施例の説明を行う。図6はピッキン
グ作業の流れを説明するフローチャートである。まず、
ステップS1で開始指示となると、ステップS2におい
て、コンピュータ40に予め入力されているピッキング
データをIUC30,30,・・・の信号送受信部32
bに送信する。このピッキングデータは通常、要求され
た物品の種類とその取り出し数量を基としており、これ
らに対応する物品仕分装置の位置に関するデータも含む
ようになっており、各IUC30,30,・・・のアド
レス情報を含むことで、一回のオーダー量を一度に出力
することができる。そして、入力されたデータは記憶部
33に記録される。
【0014】次に、IUC30,30,・・・はステッ
プS3において、第一表示制御部31の演算部(CP
U)31aがコンピュータ40からのデータ内で各オー
ダーごとにまとめている表示器20,20,・・・のデ
ータのみを記憶部33から抽出する。そして、この演算
部(CPU)31aは、そのデータに対応する表示器2
0,20,・・・で数値表示部21,21,・・・に所
定の数量値を表示させ、ピッキングが未処理であること
を示すためにリセットボタン22,22,・・・の表示
灯を点滅させる。
プS3において、第一表示制御部31の演算部(CP
U)31aがコンピュータ40からのデータ内で各オー
ダーごとにまとめている表示器20,20,・・・のデ
ータのみを記憶部33から抽出する。そして、この演算
部(CPU)31aは、そのデータに対応する表示器2
0,20,・・・で数値表示部21,21,・・・に所
定の数量値を表示させ、ピッキングが未処理であること
を示すためにリセットボタン22,22,・・・の表示
灯を点滅させる。
【0015】ステップS4では、作業員がリセットボタ
ン22,22,・・・の表示灯及び数値表示部21,2
1,・・・の表示に従って、それらに対応する物品を要
求量だけ取り出す。この後、ステップS5では、ピッキ
ング作業が終了した時点で各リセットボタン22を作業
員が操作する。
ン22,22,・・・の表示灯及び数値表示部21,2
1,・・・の表示に従って、それらに対応する物品を要
求量だけ取り出す。この後、ステップS5では、ピッキ
ング作業が終了した時点で各リセットボタン22を作業
員が操作する。
【0016】ステップS6では、このリセットボタン2
2の操作を受けて、表示器20,20,・・・のCPU
25,25,・・・がリセットボタン22の表示灯を消
灯し、同時に数値表示部21,21,・・・の数値も消
灯する。また、このデータはCPU25,25,・・・
によって第一表示制御部31の状態表示部31cに送信
され、記憶部33に記録される。
2の操作を受けて、表示器20,20,・・・のCPU
25,25,・・・がリセットボタン22の表示灯を消
灯し、同時に数値表示部21,21,・・・の数値も消
灯する。また、このデータはCPU25,25,・・・
によって第一表示制御部31の状態表示部31cに送信
され、記憶部33に記録される。
【0017】ステップS7では、第一表示制御部31の
演算部(CPU)31aが枠1,1,・・・内の各表示
器20,20,・・・に対するピッキング作業が終了し
たかどうかを常にチェックしており、完了を確認すると
次のステップへと進む。
演算部(CPU)31aが枠1,1,・・・内の各表示
器20,20,・・・に対するピッキング作業が終了し
たかどうかを常にチェックしており、完了を確認すると
次のステップへと進む。
【0018】ステップS8では、ステップS7でのピッ
キング作業完了状態を受けて、演算部(CPU)31a
が枠1,1,・・・のピッキング完了・進行状態を示す
オーダー表示器(図示せず)を完了表示状態とするので
あるが、その状態としては、オーダー表示器の枠1,
1,・・・に関してのピッキング完了状態表示のため
に、例えば、オーダー表示器に設けた表示灯(図示せ
ず)を緑色に点灯させるようにする。
キング作業完了状態を受けて、演算部(CPU)31a
が枠1,1,・・・のピッキング完了・進行状態を示す
オーダー表示器(図示せず)を完了表示状態とするので
あるが、その状態としては、オーダー表示器の枠1,
1,・・・に関してのピッキング完了状態表示のため
に、例えば、オーダー表示器に設けた表示灯(図示せ
ず)を緑色に点灯させるようにする。
【0019】一方、ステップS9では、ステップS7に
おいて枠1,1,・・・のピッキング作業が完了してい
ない場合、演算部(CPU)31aが上記のオーダー表
示器を完了表示状態としない設定としており、その状態
としては、オーダー表示器の枠1,1,・・・に関して
のピッキング未完了状態表示のために、例えば、オーダ
ー表示器に設けた表示灯(図示せず)を赤色に点灯させ
るようにする。これによって、作業はステップS4に戻
り、ピッキングの終了していない表示器を探し、枠1,
1,・・・のピッキング作業完了を目指すこととなる。
おいて枠1,1,・・・のピッキング作業が完了してい
ない場合、演算部(CPU)31aが上記のオーダー表
示器を完了表示状態としない設定としており、その状態
としては、オーダー表示器の枠1,1,・・・に関して
のピッキング未完了状態表示のために、例えば、オーダ
ー表示器に設けた表示灯(図示せず)を赤色に点灯させ
るようにする。これによって、作業はステップS4に戻
り、ピッキングの終了していない表示器を探し、枠1,
1,・・・のピッキング作業完了を目指すこととなる。
【0020】ステップS10では、ステップS8でのピ
ッキング完了状態表示(例えば上記のように表示灯の緑
色点灯)を受けて、作業員がオーダー表示器のスイッチ
(図示せず)を押し、次のピッキングオーダー送信のス
タートを指示する。
ッキング完了状態表示(例えば上記のように表示灯の緑
色点灯)を受けて、作業員がオーダー表示器のスイッチ
(図示せず)を押し、次のピッキングオーダー送信のス
タートを指示する。
【0021】ステップS11では、ステップS10で演
算部(CPU)31aがピッキングオーダー送信のスタ
ート指示を受けると、このデータは記憶部33に記録さ
れることになり、引き続き演算部(CPU)31aが次
のピッキングオーダーを記憶部33より抽出する。次の
オーダーが無い場合は、そこで終了となる。
算部(CPU)31aがピッキングオーダー送信のスタ
ート指示を受けると、このデータは記憶部33に記録さ
れることになり、引き続き演算部(CPU)31aが次
のピッキングオーダーを記憶部33より抽出する。次の
オーダーが無い場合は、そこで終了となる。
【0022】ここで、上述した一連のピッキング作業の
流れとは別に、第二表示制御部32では演算部(CP
U)32aにおいて、コンピュータ40側の接続となる
信号送受信部32bで常に送受信可能状態であるので、
次のピッキングオーダーがコンピュータ40から送られ
てきた場合に、第一表示制御部31の演算部(CPU)
31aとは関係無しに即座に対応し、このピッキングオ
ーダーを記憶部33に記録する。このピッキングオーダ
ーが第一表示制御部31の演算部(CPU)31aによ
って抽出され、上記のような流れで次のピッキングが開
始される。
流れとは別に、第二表示制御部32では演算部(CP
U)32aにおいて、コンピュータ40側の接続となる
信号送受信部32bで常に送受信可能状態であるので、
次のピッキングオーダーがコンピュータ40から送られ
てきた場合に、第一表示制御部31の演算部(CPU)
31aとは関係無しに即座に対応し、このピッキングオ
ーダーを記憶部33に記録する。このピッキングオーダ
ーが第一表示制御部31の演算部(CPU)31aによ
って抽出され、上記のような流れで次のピッキングが開
始される。
【0023】コンピュータ40では、複数備えられてい
る各IUC30,30,・・・について、上記と同様な
処理が行われており、これらの流れを監視する場合にで
も、各IUC30,30,・・・での各表示器20,2
0,・・・の管理結果が記憶部33にあるので、その結
果のみを入出力すればよい。つまり、いちいち、コンピ
ュータ40の指示を受けてから各表示器20,20,・
・・を調査する様なプログラム実行を伴うこともなく、
従って、コンピュータ40と各IUC30,30,・・
・とのデータ入出力の速度を早くすることができる。
る各IUC30,30,・・・について、上記と同様な
処理が行われており、これらの流れを監視する場合にで
も、各IUC30,30,・・・での各表示器20,2
0,・・・の管理結果が記憶部33にあるので、その結
果のみを入出力すればよい。つまり、いちいち、コンピ
ュータ40の指示を受けてから各表示器20,20,・
・・を調査する様なプログラム実行を伴うこともなく、
従って、コンピュータ40と各IUC30,30,・・
・とのデータ入出力の速度を早くすることができる。
【0024】以上のように本発明によれば、記憶部33
で、各表示器20,20,・・・の最新の状態が第一表
示制御部31の演算部(CPU)31aによって記録さ
れることとなり、この情報を第二表示制御部32の演算
部(CPU)32aがコンピュータ40と交信に利用す
る。一方で、コンピュータ40からの最新の情報が第二
表示制御部32の演算部(CPU)32aによって記憶
部33に記録されるので、この情報を基に第一表示制御
部31の演算部(CPU)31aは各表示器20,2
0,・・・及びその他の接続機器を制御することができ
る。しかも、第一表示制御部31の演算部(CPU)3
1aと第二表示制御部32の演算部(CPU)32aと
は独立しているので、IUC30,30,・・・単体と
して見るときに、同時に2つの処理を行えることとな
り、処理スピードを確実に早くすることができる。上記
のような処理スピードアップは、コンピュータ40から
のどの様なデータに対しても有効である。
で、各表示器20,20,・・・の最新の状態が第一表
示制御部31の演算部(CPU)31aによって記録さ
れることとなり、この情報を第二表示制御部32の演算
部(CPU)32aがコンピュータ40と交信に利用す
る。一方で、コンピュータ40からの最新の情報が第二
表示制御部32の演算部(CPU)32aによって記憶
部33に記録されるので、この情報を基に第一表示制御
部31の演算部(CPU)31aは各表示器20,2
0,・・・及びその他の接続機器を制御することができ
る。しかも、第一表示制御部31の演算部(CPU)3
1aと第二表示制御部32の演算部(CPU)32aと
は独立しているので、IUC30,30,・・・単体と
して見るときに、同時に2つの処理を行えることとな
り、処理スピードを確実に早くすることができる。上記
のような処理スピードアップは、コンピュータ40から
のどの様なデータに対しても有効である。
【0025】ここで、コンピュータ40へのデータ入力
に関して、ピッキング用の物品載置棚の傍にあるコンピ
ュータ40への入力データは、物品の種類、数量、種類
に対する棚番号の対応等の情報入力を必要とし、この入
力装置として、バーコード読み取り部を有し、且つ、ハ
ンディタイプでテンキーを有する入力装置、例えば、松
下電気産業(株)製の「ハンディターミナル」等、を備
えることができる。このような入力装置を備えること
で、操作者の手によってキーボードから入力する場合に
避けることの出来ないミスを無くすことができ、更に
は、入力時間の短縮にもつながる。
に関して、ピッキング用の物品載置棚の傍にあるコンピ
ュータ40への入力データは、物品の種類、数量、種類
に対する棚番号の対応等の情報入力を必要とし、この入
力装置として、バーコード読み取り部を有し、且つ、ハ
ンディタイプでテンキーを有する入力装置、例えば、松
下電気産業(株)製の「ハンディターミナル」等、を備
えることができる。このような入力装置を備えること
で、操作者の手によってキーボードから入力する場合に
避けることの出来ないミスを無くすことができ、更に
は、入力時間の短縮にもつながる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第二表示
制御部によって集中制御部との表示手段に関する情報交
換を行い、且つこの情報を記憶部に記録し、第一表示制
御部によって記憶部の情報を基に表示手段が制御され
る。従って、集中制御部との交信は第二表示制御部が行
って、最新の結果が記憶部に残され、これを利用して第
一表示制御部が表示手段を制御し、一方でこの逆とな
り、第一表示制御部の作動と第二表示制御部作動が干渉
し合うことがなく、従って、データ処理スピードを早く
し、結果として表示手段制御部はより多くの表示手段を
一台でこなすことができる。また、集中制御部にバーコ
ード読み取り部を有する入力手段が接続されることで、
操作者の手によるキー入力で発生する間違いを無くし、
手軽に素早く、且つ正確なデータ入力を可能にする。
制御部によって集中制御部との表示手段に関する情報交
換を行い、且つこの情報を記憶部に記録し、第一表示制
御部によって記憶部の情報を基に表示手段が制御され
る。従って、集中制御部との交信は第二表示制御部が行
って、最新の結果が記憶部に残され、これを利用して第
一表示制御部が表示手段を制御し、一方でこの逆とな
り、第一表示制御部の作動と第二表示制御部作動が干渉
し合うことがなく、従って、データ処理スピードを早く
し、結果として表示手段制御部はより多くの表示手段を
一台でこなすことができる。また、集中制御部にバーコ
ード読み取り部を有する入力手段が接続されることで、
操作者の手によるキー入力で発生する間違いを無くし、
手軽に素早く、且つ正確なデータ入力を可能にする。
【図1】本発明の一実施例である物品仕分装置の概要を
示す図である。
示す図である。
【図2】表示器の正面図である。
【図3】表示器の演算処理部(CPU)を示すブロック
図である。
図である。
【図4】図4は物品仕分装置の概略を示すブロック図で
ある。
ある。
【図5】表示器制御部(IUC)の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図6】ピッキング作業の流れを説明するフローチャー
トである。
トである。
1 枠 10 載置棚 20 表示器(IU) 21 数値表示部 22 表示機能付リセットボタン 25 演算処理部(CPU) 30 表示器制御部(IUC) 31 第一表示制御部 32 第二表示制御部 33 記憶部 40 コンピュータ
Claims (2)
- 【請求項1】 複数種類の物品を種類ごとに収容する載
置棚(10)と、 物品の個数表示部及びランプのセットを含み、前記物品
の種類ごとに対応して前記載置棚(10)に備えられて
いる表示手段(20)と、 前記表示手段に接続されて表示状態を制御し、該表示手
段の所定数毎に備えられる第一表示制御手段(31)
と、 少なくとも前記載置棚から取り出す物品の種類及び数
量、グループ分けの情報を有する集中制御部(40)
と、 前記集中制御部(40)からの情報及び指示に対する入
出力に応対し、前記第一表示制御部(31)の数に対応
して設けられている第二表示制御部(32)と、 前記第一表示制御部(31)と前記第二表示制御部(3
2)との各々に接続して各々の情報を記憶し、前記第一
表示制御部(31)の数に対応して設けられている記憶
部(33)と、を有することを特徴とする物品仕分装
置。 - 【請求項2】 前記集中制御部にバーコード読み取り部
を有する入力手段が備えられていることを特徴とする請
求項1に記載の物品仕分装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11629896A JPH0958823A (ja) | 1995-06-15 | 1996-05-10 | 物品仕分装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-149002 | 1995-06-15 | ||
JP14900295 | 1995-06-15 | ||
JP11629896A JPH0958823A (ja) | 1995-06-15 | 1996-05-10 | 物品仕分装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0958823A true JPH0958823A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=26454662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11629896A Pending JPH0958823A (ja) | 1995-06-15 | 1996-05-10 | 物品仕分装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0958823A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006240772A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Ishida Co Ltd | 仕分けシステム |
-
1996
- 1996-05-10 JP JP11629896A patent/JPH0958823A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006240772A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Ishida Co Ltd | 仕分けシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050719 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051206 |